JP5140204B1 - 感電防止具および感電防止方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通電状態の電気柵を人が所望の位置で通り抜けようとするときに人が感電することを防止できる感電防止具および感電防止方法を提供する。
【解決手段】感電防止具1の金網2を地面に置き、そして、金網2に接続した接続部3のクリップ3Aを、電気柵9の最下段の電線である第3の電線11Cに取付ける。これにより、第1の電線11A、第2の電線11Bおよび第3の電線11Cに加えられていた、衝撃電圧は、あまり衝撃を与えないほどの電圧まで低下する。金網2は電線(11A〜11C)の真下に置く。そして、金網2に両足を乗せ、両足が乗った状態であれば、人が電線上に両足で乗った状態と同じ状態になるので、感電を防止でき、電線(11A〜11C)に触り、電気柵9の電線(11A〜11C)を潜り抜けることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は感電防止具および感電防止方法に関する。詳しくは、例えば野生動物から田畑を守るための電気柵を通り抜ける際に感電しないようにする感電防止具および感電防止方法に係るものである。
山間地域の農村地帯では、鹿や猪などの野生動物が田畑へ侵入することを防止するために、電気柵が多く使用されている。
電気柵は、田畑の周囲に張り巡らせた裸電線に、電源装置内の電圧発生器から発生した電圧が印加され、この裸電線に接触した鹿や猪などの野生動物を、印加された電圧の電撃によって撃退するための柵である。
図6に一般的な電気柵を示す。
図6に示すように、従来の電気柵100は、田畑の周囲に打設された支柱102に取付けられた碍子(101a〜101d)に係止されて張設された裸電線(103a〜103d)を備える。
また、裸電線(103a〜103d)は、約50mごとに裸電線からなる上下結線104で結線される。
さらに、裸電線(103a〜103d)のうち地表に一番近い1段目の裸電線103dは、地表から約20cmの高さに位置しており、2段目の裸電線103cは裸電線103dから上方へ約20cmの高さに位置しており、3段目の裸電線103bは裸電線103cから上方へ約40cmの高さに位置しており、4段目の裸電線103aは裸電線103bから上方へ約50cmの高さに位置する。
また、張設された裸電線(103a〜103d)に印加される所定の電圧を発生する電圧発生器を有する電源装置105が、裸電線103cに電気的に接続されている。
鹿や猪などが、このような電気柵100で囲まれた田畑に侵入しようとして、張設された裸電線(103a〜103d)に接触すると、鹿や猪などには、図6の矢印のように電源装置105の出力端子106、電源装置105の出力線107、裸電線103c、上下結線104、裸電線(103a、103bおよび103d)、鹿や猪などの野生動物108、地中109、アース棒110、アース線111、そしてアース端子112の順路で、動物や人間などに、衝撃を与えることができるほど高い電流(衝撃電流)が流れる。
これによって、鹿や猪などの野生動物108は、電撃を受けて撃退される。
ところで、この電気柵100への通電中に、田畑に人が入る必要が発生する場合がある。それは、除草や施肥、その他の場合である。この場合、通電中の数段の裸電線(103a〜103d)の隙間を掻い潜り、田畑に入らなければならない。しかし、当然ながら図7に示すように、人は裸電線(103a〜103d)に接触するので、電撃を受けてしまい容易に田畑へ入ることができない。
そこで、通電中に人が田畑へ入るために、図8に示すようなゲートと呼ばれる器具が使用される場合がある。
図8に示すように、絶縁性の材料で筒状に形成された器具120の略中央部に長手方向に挿通された導電線の一端は、フック状に加工された金属片121に電気的に接続されている。
また、フック状の金属片121は、受金具125に引っ掛けられて、その受金具125は裸電線126に電気的に接続されている。
また、導電線の他端は、円状に加工された金属片122に電気的に接続されている。また、円状の金属片122には、螺旋状のスプリング123が取付けられ、そのスプリング123には裸電線124が接続されている。
このようにして、裸電線126と裸電線124は、ゲートを介して電気的に接続された状態である。
また、図9に示すように、ゲートは、張設された裸電線(103a〜103d)の各段に取付けられている。
次に、ゲートの使用法は以下のとおりである。
人が田畑に侵入しようとする場合、図10に示すように、絶縁性の材料で筒状に形成された器具120を手で握り、フック状の金属片121を受金具125から取り外し、通電を遮断する。
そして、図10に示すように、ゲートが取外された場所から、人は田畑へ侵入する。
また、例えば特許文献1には、図11に示すような電気柵の出入り口が記載されている。即ち、特許文献1に記載された電気柵の出入り口の構成は、次のとおりである。
一対の本体支柱(203A、203B)の一方の本体支柱203Aに、ネット202を張った本体枠(201A〜201D)を構成する左右枠の一方の枠201Cを蝶着部(204A、204B)により開閉可能に支持し、他方の本体支柱203Bに、左右枠の他方の枠201Aを固定する手段205が設けられている。
また、左右枠(201A、201C)の上部の裸電線(208A〜208D)は、蝶着部(204A、204B)を設けた左右枠の一方の枠201C側の裸電線(209A〜209D)と給電用電線(210A〜210D)によって電気的に接続する。
また、特許文献1に記載の電気柵の出入り口の使用法は以下のとおりである。
本体枠201Aを固定する手段205の固定を解除し、本体枠を手前に引けば、蝶着部(204A、204B)を軸に本体枠201が開き、自由に出入りができる。閉めるときは、本体枠201を閉じた後、本体枠201Aを再度、固定する手段205で固定する。
特開平11−206305号公報
このように、電気柵では、ゲートを取外したり、本体枠を開いたりして、電気柵で囲まれた田畑に人が感電することなく侵入できるが、感電せずに侵入できるのは、ゲートや出入り口(以下、「ゲート等」)の設置場所からだけであり、任意の場所から田畑へ侵入することができなかった。
また、周囲500mに張り巡らされた電気柵において、ゲート等の設置箇所は通常2〜3箇所である。
この場合、田畑の任意の場所に侵入するには、ゲート等の設置箇所まで移動し、ゲートの接続を図10のように解除したり、本体枠の固定を解除したりして、その位置から田畑に侵入し、除草等の作業終了後、ゲート等から電気柵の外に出て、再び、ゲートの接続や本体枠の固定を行なわなければならない。
従って、電気柵で囲まれた田畑への侵入に時間と労力がかかり、不便である。
また、ゲート等の設置箇所を増やすことも考えられるが、ゲート等の設置箇所を増やすと、費用が増大してしまい、さらに、碍子(101a〜101d)に裸電線(103a〜103d)を係止する場合に比べて、ゲート等の設置には多くの手間がかかる。
また、ゲート等を全く使用しない場合もあり、この場合はさらに不便である。
この場合、田畑の任意の場所に侵入するには、電気柵100の裸電線(103a〜103d)に沿って、電源装置105の設置場所まで移動し、電源装置105の電源スイッチをオフにして通電を止める。
その後、侵入すべき場所に戻り、数段の裸電線(103a〜103d)の隙間を掻い潜り、田畑へ侵入する。除草作業等の終了後、再び数段の裸電線(103a〜103d)の隙間を掻い潜り、電気柵100の外に出て、更に、電源装置105の設置場所まで移動し、電源装置105の電源スイッチをオンにしなければならない。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、通電状態の電気柵を人が所望の位置で通り抜けようとするときに人が感電することを防止できる感電防止具および感電防止方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の感電防止具は、導電性の本体と、該本体が地面に接触したときに同本体を電気柵の電線と電気的に接続可能に構成された導電性の接続部とを備える。
本発明で言う「地面に接触」とは、人が本体の上に両足で乗ることができる程度に地面に接触していることを意味する。
ここで、導電性の本体が地面に接触したときに本体を電気柵の電線と電気的に接続可能に構成された導電性の接続部によって、本体が接続部を介して電気柵の電線と電気的に接続した状態で、導電性の本体が地面に置かれるなど地面と接触できるので、この状態が一種のアース状態であり、この時点で電気柵の電線に流れる電圧が大きく低下し、また、本体が接続部を介して電気柵の電線と電気的に接続しているときに、地面に置かれた本体に人が両足で乗って、電線に人が乗った状態と同じ状態にすることができる。
また、本発明の感電防止具において、本体は、金網であり、金網に着脱可能に取付けられ、金網の一辺の長さよりも長い絶縁性の棒状物を備える場合、例えば電気柵の電線付近に雑草が生えていても、絶縁性の棒状物は金網の一辺の長さよりも長いので、金網から突き出た棒状物の部分を掴んで、棒状物で雑草を押しのけながら金網を地面に置くことができる。
また、本体が金網であるときに、金網は、所定の力で折り畳み可能な柔軟性を有する場合、所定の力例えば人が手で加えることができる力で金網を折り畳むことができるので、持ち運びに便利である。
また、本発明の感電防止具において、本体は、直径1〜20mmの金属線である場合、本体が金網であるときよりも持ち運びやすい。
また、本発明の感電防止具において、本体は、複数の構成体と、構成体を互いに回動可能に連結する連結部とを有する場合、本体が人の手では曲げられないような硬さを有し、さらに持ち運び難い大きさを有していても、連結部を中心に構成体を回動させて折り畳むことができるので、持ち運びやすくすることができる。
また、本体は、複数の構成体と、構成体を互いに回動可能に連結する連結部とを有するときに、複数の構成体は、互いに略同じ形状を有する縦長のものであり、第1の構成体の一方の端部と、第1の構成体に隣接する第2の構成体の端部が連結され、第1の構成体の他方の端部と、第1の構成体に隣接する第3の構成体の端部が連結されたものとすることができる。
また、本発明の感電防止具において、本体は、伸縮可能に構成されたものとすることができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の感電防止方法は、導電性の本体を有する感電防止具の同本体を地面に接触させる工程と、導電性の本体を有する感電防止具の同本体を電気柵の電線と電気的に接続する工程と、地面に接触した前記本体に乗る工程とを備える。
ここで、本体が電気柵の電線と電気的に接続しているときに、地面に接触させた、すなわち地面に置かれた本体に人が両足で乗ることで、電線に人が乗った状態と同じ状態にすることができる。
本発明に係る感電防止具は、通電状態の電気柵を人が所望の位置で通り抜けようとするときに人が感電することを防止できる。
本発明に係る感電防止方法は、通電状態の電気柵を人が所望の位置で通り抜けようとするときに人が感電することを防止できる。
本発明を適用した感電防止具の第1の実施態様を示す概略図である。 本発明を適用した感電防止具の第2の実施態様を示す概略図である。 本発明を適用した感電防止具の第3の実施態様を示す概略図である。 本発明を適用した感電防止具の第4の実施態様を示す、概略側面図(a)、概略平面図(b)および、連結部を中心に回動させた状態の概略平面図(c)ある。 本発明を適用した感電防止具を電気柵に使用した例を示す概略図である。 電気柵の設置態様を示す概略図である。 人が通電中の電気柵を掻い潜る様子を示す概略図である。 電気柵に使用されるゲートの構成を示す概略図である。 図8に示されたゲートを使用した電気柵を示す概略図である。 電気柵のゲートが取外された状態を示す概略図である。 電気柵の従来の出入り口の構成を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は、本発明を適用した感電防止具の第1の実施態様を示す概略図である。
図1に示す本発明の感電防止具1は、金網(本体の一例である。)2と、金網2が地面に接触したときに金網2を電気柵の電線と電気的に接続可能に構成された導電性の接続部3と、金網2に着脱可能に取付けられ、金網2の一辺の長さよりも長い絶縁棒(絶縁性の棒状物の一例である。)4とを備える。
ここで、接続部3は、金網2が地面に接触したときに金網2を電気柵の電線と電気的に接続可能に構成されたものだが、これはすなわち、電気柵の最下段の電線と、人が両足で乗ることができる程度に地面に置かれた本体(金網)とを電気的に接続できるほどの長さを有するということである。この点は、他の実施態様でも同じである。
また、金網2は、所定の力例えば人が手で加えることができる力で折り畳み可能な柔軟性を有する。
また、絶縁棒4は、金網2の複数の穴に通されており、これにより絶縁棒4は、金網2に着脱可能に取付けられている。
また、接続部3は、電気柵の電線を挟んで取付け可能なクリップ3Aと、クリップ3Aに接続された導線3Bとを有しており、導線3Bが、金網2に接続されている。
また、クリップ3Aの表面はプラスチックなど絶縁性の物質で構成されているが、内部は導電性の物質で構成されている。
ここで、本発明の感電防止具が、導電性の本体と、本体が地面に接触したときに本体を電気柵の電線と電気的に接続可能に構成された導電性の接続部とを備えていれば、必ずしも絶縁棒を備えていなくてもよい。
しかし、本発明の感電防止具が絶縁棒を備えていれば、例えば電気柵の電線付近に雑草が生えていても、絶縁棒は金網の一辺の長さよりも長いので、金網から突き出た絶縁棒の部分を掴んで、絶縁棒で雑草を押しのけながら金網を地面に置くことができるので好ましい。
また、本発明の感電防止具が、導電性の本体と、本体が地面に接触したときに本体を電気柵の電線と電気的に接続可能に構成された導電性の接続部とを備えていれば、必ずしも金網は、所定の力で折り畳み可能な柔軟性を有するものでなくてもよい。
しかし、金網が、所定の力で折り畳み可能な柔軟性を有していれば、所定の力例えば人が手で加えることができる力で金網を折り畳むことができるので、持ち運びに便利であり好ましい。
また、図1に示す例では、接続部3は1つであるが、2つ以上であってもよいし、また、絶縁棒3は2つであるが、どちらか片方だけでもよい。
また、接続部は、本体が地面に接触したときに本体を電気柵の電線と電気的に接続可能に構成された導電性のものであれば、必ずしもクリップを有していなくてもよいが、クリップを有していれば、電線に接続しやすいので好ましい。
図2は、本発明を適用した感電防止具の第2の実施態様を示す概略図である。
図2に示す本発明の感電防止具1は、金網2と、金網2に接続された導電性の接続部3を備えているが、この金網2は、第1の金網構成体2Aと、第2の金網構成体2Bと、第3の金網構成体2Cで構成されている。
また、第1の金網構成体2Aと、第2の金網構成体2Bと、第3の金網構成体2Cは互いに略同じ大きさである。
また、図2に示す本発明の感電防止具1は、第1の金網構成体2Aと、第2の金網構成体2Bと、第3の金網構成体2Cとを互いに回動可能に連結するヒンジ(連結部の一例である。)5を備える。
また、接続部3は、第1の実施態様と同様にクリップ3Aと、クリップ3Aに接続された導線3Bとを有しており、導線3Bが、金網2(第2の金網構成体2B)に接続されている。
ここで、金網2を構成する構成体は3つであるが、必ずしも3つでなくてもよく、2つでもよいし、また、4つ以上でもよい。
図3は、本発明を適用した感電防止具の第3の実施態様を示す概略図である。
図3に示す本発明の感電防止具1は、金属線(本体の一例である。)6と、金属線6に接続された導電性の接続部3とを備える。
また、金属線6の長さ、および直径は特に限定されないが、直径は例えば1〜20mmとすることができる。
また、第3の実施態様の第1の変形例として、金属線の代わりに、金属製のチェーン(鎖)を用いることもできる。
また、第3の実施態様の第2の変形例として、金属線の代わりに、互いに径が異なる複数の筒状体をスライド可能に互いに連結させて、本体を伸縮可能に構成することもできる。
図4は、本発明を適用した感電防止具の第4の実施態様を示す、概略側面図(a)、概略平面図(b)および、連結部を中心に回動させた状態の概略平面図(c)ある。
図4に示す本発明の感電防止具1は、金属プレート(本体の一例である。)7と、金属プレート7に接続された導電性の接続部3を備えている。
ここで、金属プレート7は、第1のプレート構成体7Aと、第2のプレート構成体7Bと、第3のプレート構成体7Cで構成されている。
また、第1のプレート構成体7Aと、第2のプレート構成体7Bと、第3のプレート構成体7Cは、互いに略同じ形状を有する縦長のものであり、互いに略同じ大きさを有する。
また、図4(a)および図4(b)に示すように、第1のプレート構成体7Aの一方の端部の上面と、第1のプレート構成体7Aに隣接する第2のプレート構成体7Bの端部の下面が、ねじ(連結部の一例である。)8で連結されている。
また、図4(a)および図4(b)に示すように、第1のプレート構成体7Aの他方の端部の下面と、第1のプレート構成体7Aに隣接する第3のプレート構成体7Cの端部の上面が、ねじ8で連結されている。
また、図4(c)に示すように、ねじ8を中心に、第1のプレート構成体7Aと、第2のプレート構成体7Bと、第3のプレート構成体7Cは互いに回動することができ、折り畳み式定規のように、ねじ8を中心に回動させて、第1のプレート構成体7Aと、第2のプレート構成体7Bと、第3のプレート構成体7Cを重ねてコンパクトにすることができる。
図5は、本発明を適用した感電防止具を電気柵に使用した例を示す概略図である。
ここで、図5に示す例は、本発明を適用した第1の実施態様の感電防止具1を使用した例である。
また、本発明を適用した感電防止具の使用方法は、本発明を適用した感電防止方法にも相当する。
ここで、電気柵9は一般的な電気柵であり、田畑の周囲に打設された支柱10と、支柱10に取付けられた第1の碍子12A、第2の碍子12Bおよび第3の碍子12Cと、第1の碍子12A、第2の碍子12Bおよび第3の碍子12Cにそれぞれ係止されて張設された、第1の電線11A、第2の電線11Bおよび第3の電線11Cを備える。
また、第1の電線11A、第2の電線11Bおよび第3の電線11Cは、裸電線からなる上下結線13で結線されている。
本発明の感電防止具1の金網2を地面に置き、そして、金網2に接続した接続部3のクリップ3Aを、電気柵9の最下段の電線である第3の電線11Cに取付ける。
なお、接続部3のクリップ3Aを第3の電線11Cに取付けてから、本発明の感電防止具1の金網2を地面に置くこともできる。
これにより、第1の電線11A、第2の電線11Bおよび第3の電線11Cに加えられていた、動物や人に衝撃を与えることができるほど高い電圧(衝撃電圧)は、あまり衝撃を与えないほどの電圧まで低下する。
また、人が電気柵9の電線(11A〜11C)を潜り抜け始めてから潜り抜け終わるまで、人の足が金網2の上にあることが好ましいので、金網2は電線(11A〜11C)の真下に置く。
そして、金網2に両足を乗せ、両足が乗った状態であれば、人が電線上に両足で乗った状態と同じ状態になるので、感電を防止でき、電線(11A〜11C)に触り、電気柵9の電線(11A〜11C)を潜り抜けることができる。
以上のように、本発明の感電防止具は、導電性の本体が地面に接触したときに本体を電気柵の電線と電気的に接続可能に構成された導電性の接続部によって、本体が接続部を介して電気柵の電線と電気的に接続した状態で、導電性の本体が地面に置かれるなど地面と接触できるので、この状態が一種のアース状態であり、この時点で電気柵の電線に流れる電圧が大きく低下し、また、本体が接続部を介して電気柵の電線と電気的に接続しているときに、地面に置かれた本体に人が両足で乗って、電線に人が乗った状態と同じ状態にすることができる。
従って、本発明の感電防止具は、通電状態の電気柵を人が所望の位置で通り抜けようとするときに人が感電することを防止できる。
よって、本発明の感電防止具を用いれば、通電状態の電気柵の所望の位置を出入り口にすることができる。
また、本発明の感電防止方法も、本体が電気柵の電線と電気的に接続しているときに、地面に接触させた、すなわち地面に置かれた本体に人が両足で乗ることで、電線に人が乗った状態と同じ状態にすることができるので、通電状態の電気柵を人が所望の位置で通り抜けようとするときに人が感電することを防止できる。
1 感電防止具
2 金網
2A 第1の金網構成体
2B 第2の金網構成体
2C 第3の金網構成体
3 接続部
3A クリップ
3B 導線
4 絶縁棒
5 ヒンジ
6 金属線
7 金属プレート
7A 第1のプレート構成体
7B 第2のプレート構成体
7C 第3のプレート構成体
8 ねじ
9 電気柵
10 支柱
11A 第1の電線
11B 第2の電線
11C 第3の電線
12A 第1の碍子
12B 第2の碍子
12C 第3の碍子
13 上下結線

Claims (8)

  1. 人が両足で乗ることができる程度以上の大きさであり導電性の本体と、
    該本体が地面に接触したときに同本体を電気柵の電線と電気的に接続可能に構成された導電性の接続部とを備える
    感電防止具。
  2. 前記本体は、金網であり、
    該金網に着脱可能に取付けられ、前記金網の一辺の長さよりも長い絶縁性の棒状物を備える
    請求項1に記載の感電防止具。
  3. 前記金網は、所定の力で折り畳み可能な柔軟性を有する
    請求項2に記載の感電防止具。
  4. 前記本体は、直径1〜20mmの金属線である
    請求項1に記載の感電防止具。
  5. 前記本体は、複数の構成体と、
    該構成体を互いに回動可能に連結する連結部とを有する
    請求項1〜4のいずれか1つに記載の感電防止具。
  6. 複数の前記構成体は、互いに略同じ形状を有する縦長のものであり、
    第1の構成体の一方の端部と、該第1の構成体に隣接する第2の構成体の端部が連結され、同第1の構成体の他方の端部と、同第1の構成体に隣接する第3の構成体の端部が連結された
    請求項5に記載の感電防止具。
  7. 前記本体は、伸縮可能に構成された
    請求項1に記載の感電防止具。
  8. 人が両足で乗ることができる程度以上の大きさであり導電性の本体を有する感電防止具の同本体を地面に接触させる工程と、
    人が両足で乗ることができる程度以上の大きさであり導電性の本体を有する感電防止具の同本体を電気柵の電線と電気的に接続する工程と、
    地面に接触した前記本体に乗る工程とを備える
    感電防止方法。
JP2012195494A 2012-09-05 2012-09-05 感電防止具および感電防止方法 Expired - Fee Related JP5140204B1 (ja)

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