JP2004511671A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 支持ロール（１）によって支持された移動している紙または厚紙のウエブ（２）を被覆するためのまたはフイルム移転プレスのロールを被覆するための方法であって、
   上記ウエブ（２）の表面をまたは上記フイルム移転プレスの上記ロールの表面を手入れし、そして
   上記ウエブ（２）または上記フイルム移転プレスの上記ロールの表面に被覆混合物を付着する工程を含む方法において、
   冷却流体が、被覆混合物付着の開始前に、手入れされるべき上記表面と手入れ素子（３）の出合う個所に当てられ、そして
   冷却流体を当てることは、被覆混合物の付着が始ると直ちに止めること、
   の工程を含むことを特徴とする方法。
2. 冷却流体は流動可能の物質であり、有利には水とすることを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 冷却流体は、手入れの開始前に、ウエブ（２）の表面に当てられることを特徴とする請求項１に記載の方法。
4. ウエブ（２）の表面または上記フイルム移転プレスのロールの表面に当てられる冷却流体は 1 乃至 20 g/m²、有利には、 4 乃至 8 g/m²の量とすることを特徴とする請求項１から３の何れか1項に記載の方法。
5. 支持ロール（１）によって支持された移動している紙または厚紙のウエブ（２）を被覆するための、またはフイルム移転プレスのロールを被覆するための被覆器であって、
   上記ウエブ（２）の表面にまたは上記フイルム移転プレスの上記ロールの表面に被覆混合物の層を付着するための手段と、
   上記ウエブ（２）の表面にまたは上記フイルム移転プレスの上記ロールの表面に付着された上記被覆混合物の層を手入れするのに適したドクター素子（３）を含む被覆器において、
   被覆混合物の付着の開始前に、手入れされるべき上記表面（２）と手入れ素子（３）の出合う個所に冷却流体を当てるための手段（５）を含み、上記手段（５）は手入れすべき上記表面（２）の機械横方向の幅を越えて延び、かつドクター素子（３）の上流側に配置されていることを特徴とする被覆器。
6. 上記ドクター素子はドクターブレード（３）または平滑化ロールとすることを特徴とする請求項５に記載の被覆器。
7. 上記冷却手段は、上記ウエブ（２）の進行方向でまたは上記フイルム移転プレスの上記ロールの回転方向で上記ドクター素子（３）の前で作動するようにされるジェットノズル（５）を含むことを特徴とする請求項５に記載の被覆器。
8. 上記冷却手段（５）はドクター素子（３）と関連して作動するようにされることを特徴とする請求項５に記載の被覆器。
9. 上記被覆器のウエブ速度は 1500 m/min より大きいことを特徴とする請求項５に記載の被覆器。
10. 上記被覆器は機内搭載型(on-machine)の被覆器であることを特徴とする請求項５に記載の被覆器。