JP2004508514A - 送りユニット - Google Patents
送りユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004508514A JP2004508514A JP2002525397A JP2002525397A JP2004508514A JP 2004508514 A JP2004508514 A JP 2004508514A JP 2002525397 A JP2002525397 A JP 2002525397A JP 2002525397 A JP2002525397 A JP 2002525397A JP 2004508514 A JP2004508514 A JP 2004508514A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- feed unit
- bearing
- drive motor
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K7/00—Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
- H02K7/06—Means for converting reciprocating motion into rotary motion or vice versa
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
- F16H2025/2062—Arrangements for driving the actuator
- F16H2025/2075—Coaxial drive motors
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T409/00—Gear cutting, milling, or planing
- Y10T409/30—Milling
- Y10T409/306664—Milling including means to infeed rotary cutter toward work
- Y10T409/307672—Angularly adjustable cutter head
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T409/00—Gear cutting, milling, or planing
- Y10T409/30—Milling
- Y10T409/309576—Machine frame
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/18—Mechanical movements
- Y10T74/18568—Reciprocating or oscillating to or from alternating rotary
- Y10T74/18576—Reciprocating or oscillating to or from alternating rotary including screw and nut
- Y10T74/18648—Carriage surrounding, guided by, and primarily supported by member other than screw [e.g., linear guide, etc.]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/18—Mechanical movements
- Y10T74/18568—Reciprocating or oscillating to or from alternating rotary
- Y10T74/18576—Reciprocating or oscillating to or from alternating rotary including screw and nut
- Y10T74/18664—Shaft moves through rotary drive means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
本発明は、送りユニットであって、ロッド状の操作機構と、駆動モータ(4)とが設けられており、操作機構が、ハウジング(2)内に配置されていて、該ハウジング(2)に対して軸方向に移動可能に案内されており、駆動モータ(4)が、ハウジング(4)内で軸受けに回転可能に保持された駆動装置を介して操作機構を移動させるようになっており、該操作機構が、ねじ山付きスピンドル(1)と、該ねじ山付きスピンドル(1)を取り囲むスピンドルナット(3)とを有している形式のものに関する。本発明によれば、駆動モータ(4)のステータ(5)とロータ(6)とが、ハウジング(2)内に配置されており、スピンドルナット(3)が、ロータ(6)によって取り囲まれて該ロータ(6)に固定された中空軸(7)内に同軸的に配置されていると共に固定されている。
Description
【0001】
本発明は、送りユニットであって、ロッド状の操作機構と、駆動モータとが設けられており、操作機構が、ハウジング内に配置されていて、該ハウジングに対して軸方向に移動可能に案内されており、駆動モータが、ハウジング内で軸受けに回転可能に保持された駆動装置を介して操作機構を移動させるようになっており、該操作機構が、ねじ山付きスピンドルと、該ねじ山付きスピンドルを取り囲むスピンドルナットとを有している形式のものに関する。
【0002】
送りユニットは、2つのジョイント点の間の剛性的なかつ長さ可変な結合のために使用することができる。送りユニットは、種々異なる技術分野で使用可能であり、たとえば通称「パラレルメカニズム」(PKM)で知られている工作機械でも使用可能である。組み込まれた駆動装置と、測定システムとによって、送りユニットの長さを適切に変えることができる。送りユニットの作用は、走出可能なブレースの作用と比較可能である。パラレルメカニズムは3つもしくは6つのこのようなユニットを備えて形成されていてよい。
【0003】
ドイツ連邦共和国特許第3642938号明細書に基づき、冒頭で述べた形式の送りユニットが公知である。この公知の送りユニットは、トラックのドライバキャブ傾倒装置(運転室傾倒装置)に用いられる、持上げ機構を備えた力操作装置として設けられている。持上げ機構には、モータを備えた回転駆動伝動装置機構が対応配置されている。この場合、モータは操作機構のためのハウジングの外部に位置している。したがって、この装置は複雑な構造を有していて、遊びなしに形成されていないと共に軸方向で僅かに剛性的であり、さらに、送りユニットを工作機械に使用するためには不適切となる大きな構成スペースを必要としている。
【0004】
本発明の課題は、組付け準備されたコンパクトな構成部材を成す単純に形成された送りユニットを提供することである。
【0005】
この課題は、本発明によれば、駆動モータのステータとロータとが、ハウジング内に配置されており、スピンドルナットが、ロータによって取り囲まれて該ロータに固定された中空軸内に同軸的に配置されていると共に固定されていることによって解決される。こうして、構造的に手間のかかる回転駆動伝動装置機構を省略することができる。ハウジングスペースに対して付加的な、駆動モータのための構成スペースは不要となる。ねじ山付きスピンドルはハウジングに対して走出可能に移動可能であり、これによって、直接操作機構として作用する。
【0006】
中空軸は、スピンドルナットの領域で不動軸受けにかつハウジングの一方の端部領域で可動軸受けに回転可能に配置されていてよい。この場合、不動軸受けは、スラストアンギュラ玉軸受けとして形成されていてよく、所定のジョイント軸線の領域にハウジングに対して軸方向で支持されていてよい。ハウジングは、フランジボディを有していてよく、中空軸は、不動軸受けを軸方向で支持するために、一体成形されたフランジをゆうしていてよい。可動軸受けは、ころ軸受けとして形成されていてよい。
【0007】
本発明による送りユニットでは、駆動モータとねじ山付きスピンドルとの支承装置が1つのユニットを形成していて、最適な力伝達を可能にしている。この場合、支承装置は熱的に中立に形成されているので、送りユニットの一方のジョイント点に対する他方のジョイント点の間隔にはモータ熱によって影響は与えられない。ユニットの構造は、ジョイント軸線を中心としたモーメントを最小限に抑えるために、ユニットの重心がユニットのジョイント軸線に位置するように選択することができる。
【0008】
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0009】
図1に示した、モジュールとも呼ばれる本発明による送りユニットはねじ山付きスピンドル1を有している。このねじ山付きスピンドル1は部分的にハウジング2内に位置していて、そこで、このハウジング2から走出可能に長手方向移動可能に案内されている。ハウジング2内では、ねじ山付きスピンドル1がスピンドルナット3によって取り囲まれている。このスピンドルナット3は駆動モータ4によって駆動される。この駆動モータ4は、ハウジング壁に固定されたステータ5と、このステータ5の内部に配置されたロータ6とを有している。このロータ6は中空軸7を同心的に取り囲んでいて、この中空軸7に固定されている。
【0010】
中空軸7およびロータ6と共にスピンドルナット3は固定側の不動軸受け8に回転可能に支承されている。この不動軸受け8はスラストアンギュラ玉軸受けとして形成されている。この軸受けはスピンドルナット3に対して同心的にかつ送りユニットのジョイント軸線9に対して対称的に位置している。このジョイント軸線9はねじ山付きスピンドル1の長手方向軸線に対して直角に延びている。不動軸受け8はハウジング2のフランジボディ10に固定されている。さらに、不動軸受け8のインナレースは軸方向で中空スピンドル7のフランジ11に接触している。フランジボディ10は、ショルダジョイントの軸ピンを収容するための孔を有している。
【0011】
ねじ山付きスピンドル1を介してハウジング2内に導入された軸方向力は、スピンドルナット3から中空軸7に導入され、さらに、不動軸受け8とジョイント軸線9とに導入される。したがって、最大の剛性で最適なパワーフローもしくは力伝達が保証されている。スピンドルナット3と不動軸受け8とは、予荷重もしくはプレロードがかけられたユニットである。さらに、駆動モータ4と、この駆動モータ4から突出した中空軸7とに対して、ハウジング2内に自由側の可動軸受け12が配置されている。この可動軸受け12はころ軸受けとして形成されていて、ハウジング2の一方の端部でこのハウジング2内に配置されている。これに相応して、モータから取り込まれた熱に基づく中空軸7の熱膨張によってモジュールの位置決め精度には影響は与えられない。
【0012】
不動軸受け8とジョイント軸線9とは、この装置では、モジュールとも呼ばれる送りユニットの重心に位置決めすることができる。これによって、ジョイント軸線9を中心とした回転時に不平衡が回避される。ジョイント軸線9の領域でのスピンドルナット3への直接的な軸受け配置と、これにより達成された高い剛性とによって、システムの高い固有周波数と、低い運転騒音とに対する出発条件も付与されている。
【0013】
多重支承によって、すなわち、モータ支承に対しても不動軸受け8を使用することによって、小さな構成スペースで高い出力密度が得られる。不動軸受け8と可動軸受け12とは同時に、駆動モータ4のロータ6と、ねじ山付きスピンドル1を案内するスピンドルナット3とを支承するために働く。モジュールは、モータと、ブレーキと、測定システムと、支承装置とを備えた完成ユニットとしてパラレルメカニズム(Parallel−Kinematik−Maschine)に対して組付け準備されている。
【0014】
図2に示した、パラレルメカニズムとして形成された工作機械13では、工具取付け部14が空間内の所望の各位置に運動することができる。この機械は複数の送りユニットを備えている。これらの送りユニットは、それぞれ内外に差し込まれた管15,16から形成された走出可能なアーム17から成っている。このアーム17は、一方の端部でフレーム18にジョイント結合されていて、他方の端部で工具取付け部14にジョイント結合されている。この工具取付け部14は工具(図示せず)を備えている。この工具はモータ19によって駆動される。1つまたはそれ以上のアーム17の走入もしくは走出によって、工具取付け部14は空間内の所望の各位置に運動することができる。この機械では、本発明による送りユニットを、走出可能なアームとして使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による送りユニットの縦断面図である。
【図2】
本発明による送りユニットを組み込むことができる工作機械の概略図である。
【符号の説明】
1 ねじ山付きスピンドル、 2 ハウジング、 3 スピンドルナット、 4 駆動モータ、 5 ステータ、 6 ロータ、 7 中空軸、 8 不動軸受け、 9 ジョイント軸線、 10 フランジボディ、 11 フランジ、 12 可動軸受け、 13 工作機械、 14 工具取付け部、 15 管、 16 管、 17 アーム、 18 フレーム、 19 モータ
本発明は、送りユニットであって、ロッド状の操作機構と、駆動モータとが設けられており、操作機構が、ハウジング内に配置されていて、該ハウジングに対して軸方向に移動可能に案内されており、駆動モータが、ハウジング内で軸受けに回転可能に保持された駆動装置を介して操作機構を移動させるようになっており、該操作機構が、ねじ山付きスピンドルと、該ねじ山付きスピンドルを取り囲むスピンドルナットとを有している形式のものに関する。
【0002】
送りユニットは、2つのジョイント点の間の剛性的なかつ長さ可変な結合のために使用することができる。送りユニットは、種々異なる技術分野で使用可能であり、たとえば通称「パラレルメカニズム」(PKM)で知られている工作機械でも使用可能である。組み込まれた駆動装置と、測定システムとによって、送りユニットの長さを適切に変えることができる。送りユニットの作用は、走出可能なブレースの作用と比較可能である。パラレルメカニズムは3つもしくは6つのこのようなユニットを備えて形成されていてよい。
【0003】
ドイツ連邦共和国特許第3642938号明細書に基づき、冒頭で述べた形式の送りユニットが公知である。この公知の送りユニットは、トラックのドライバキャブ傾倒装置(運転室傾倒装置)に用いられる、持上げ機構を備えた力操作装置として設けられている。持上げ機構には、モータを備えた回転駆動伝動装置機構が対応配置されている。この場合、モータは操作機構のためのハウジングの外部に位置している。したがって、この装置は複雑な構造を有していて、遊びなしに形成されていないと共に軸方向で僅かに剛性的であり、さらに、送りユニットを工作機械に使用するためには不適切となる大きな構成スペースを必要としている。
【0004】
本発明の課題は、組付け準備されたコンパクトな構成部材を成す単純に形成された送りユニットを提供することである。
【0005】
この課題は、本発明によれば、駆動モータのステータとロータとが、ハウジング内に配置されており、スピンドルナットが、ロータによって取り囲まれて該ロータに固定された中空軸内に同軸的に配置されていると共に固定されていることによって解決される。こうして、構造的に手間のかかる回転駆動伝動装置機構を省略することができる。ハウジングスペースに対して付加的な、駆動モータのための構成スペースは不要となる。ねじ山付きスピンドルはハウジングに対して走出可能に移動可能であり、これによって、直接操作機構として作用する。
【0006】
中空軸は、スピンドルナットの領域で不動軸受けにかつハウジングの一方の端部領域で可動軸受けに回転可能に配置されていてよい。この場合、不動軸受けは、スラストアンギュラ玉軸受けとして形成されていてよく、所定のジョイント軸線の領域にハウジングに対して軸方向で支持されていてよい。ハウジングは、フランジボディを有していてよく、中空軸は、不動軸受けを軸方向で支持するために、一体成形されたフランジをゆうしていてよい。可動軸受けは、ころ軸受けとして形成されていてよい。
【0007】
本発明による送りユニットでは、駆動モータとねじ山付きスピンドルとの支承装置が1つのユニットを形成していて、最適な力伝達を可能にしている。この場合、支承装置は熱的に中立に形成されているので、送りユニットの一方のジョイント点に対する他方のジョイント点の間隔にはモータ熱によって影響は与えられない。ユニットの構造は、ジョイント軸線を中心としたモーメントを最小限に抑えるために、ユニットの重心がユニットのジョイント軸線に位置するように選択することができる。
【0008】
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0009】
図1に示した、モジュールとも呼ばれる本発明による送りユニットはねじ山付きスピンドル1を有している。このねじ山付きスピンドル1は部分的にハウジング2内に位置していて、そこで、このハウジング2から走出可能に長手方向移動可能に案内されている。ハウジング2内では、ねじ山付きスピンドル1がスピンドルナット3によって取り囲まれている。このスピンドルナット3は駆動モータ4によって駆動される。この駆動モータ4は、ハウジング壁に固定されたステータ5と、このステータ5の内部に配置されたロータ6とを有している。このロータ6は中空軸7を同心的に取り囲んでいて、この中空軸7に固定されている。
【0010】
中空軸7およびロータ6と共にスピンドルナット3は固定側の不動軸受け8に回転可能に支承されている。この不動軸受け8はスラストアンギュラ玉軸受けとして形成されている。この軸受けはスピンドルナット3に対して同心的にかつ送りユニットのジョイント軸線9に対して対称的に位置している。このジョイント軸線9はねじ山付きスピンドル1の長手方向軸線に対して直角に延びている。不動軸受け8はハウジング2のフランジボディ10に固定されている。さらに、不動軸受け8のインナレースは軸方向で中空スピンドル7のフランジ11に接触している。フランジボディ10は、ショルダジョイントの軸ピンを収容するための孔を有している。
【0011】
ねじ山付きスピンドル1を介してハウジング2内に導入された軸方向力は、スピンドルナット3から中空軸7に導入され、さらに、不動軸受け8とジョイント軸線9とに導入される。したがって、最大の剛性で最適なパワーフローもしくは力伝達が保証されている。スピンドルナット3と不動軸受け8とは、予荷重もしくはプレロードがかけられたユニットである。さらに、駆動モータ4と、この駆動モータ4から突出した中空軸7とに対して、ハウジング2内に自由側の可動軸受け12が配置されている。この可動軸受け12はころ軸受けとして形成されていて、ハウジング2の一方の端部でこのハウジング2内に配置されている。これに相応して、モータから取り込まれた熱に基づく中空軸7の熱膨張によってモジュールの位置決め精度には影響は与えられない。
【0012】
不動軸受け8とジョイント軸線9とは、この装置では、モジュールとも呼ばれる送りユニットの重心に位置決めすることができる。これによって、ジョイント軸線9を中心とした回転時に不平衡が回避される。ジョイント軸線9の領域でのスピンドルナット3への直接的な軸受け配置と、これにより達成された高い剛性とによって、システムの高い固有周波数と、低い運転騒音とに対する出発条件も付与されている。
【0013】
多重支承によって、すなわち、モータ支承に対しても不動軸受け8を使用することによって、小さな構成スペースで高い出力密度が得られる。不動軸受け8と可動軸受け12とは同時に、駆動モータ4のロータ6と、ねじ山付きスピンドル1を案内するスピンドルナット3とを支承するために働く。モジュールは、モータと、ブレーキと、測定システムと、支承装置とを備えた完成ユニットとしてパラレルメカニズム(Parallel−Kinematik−Maschine)に対して組付け準備されている。
【0014】
図2に示した、パラレルメカニズムとして形成された工作機械13では、工具取付け部14が空間内の所望の各位置に運動することができる。この機械は複数の送りユニットを備えている。これらの送りユニットは、それぞれ内外に差し込まれた管15,16から形成された走出可能なアーム17から成っている。このアーム17は、一方の端部でフレーム18にジョイント結合されていて、他方の端部で工具取付け部14にジョイント結合されている。この工具取付け部14は工具(図示せず)を備えている。この工具はモータ19によって駆動される。1つまたはそれ以上のアーム17の走入もしくは走出によって、工具取付け部14は空間内の所望の各位置に運動することができる。この機械では、本発明による送りユニットを、走出可能なアームとして使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による送りユニットの縦断面図である。
【図2】
本発明による送りユニットを組み込むことができる工作機械の概略図である。
【符号の説明】
1 ねじ山付きスピンドル、 2 ハウジング、 3 スピンドルナット、 4 駆動モータ、 5 ステータ、 6 ロータ、 7 中空軸、 8 不動軸受け、 9 ジョイント軸線、 10 フランジボディ、 11 フランジ、 12 可動軸受け、 13 工作機械、 14 工具取付け部、 15 管、 16 管、 17 アーム、 18 フレーム、 19 モータ
Claims (6)
- 送りユニットであって、ロッド状の操作機構と、駆動モータ(4)とが設けられており、操作機構が、ハウジング(2)内に配置されていて、該ハウジング(2)に対して軸方向に移動可能に案内されており、駆動モータ(4)が、ハウジング(4)内で軸受けに回転可能に保持された駆動装置を介して操作機構を移動させるようになっており、該操作機構が、ねじ山付きスピンドル(1)と、該ねじ山付きスピンドル(1)を取り囲むスピンドルナット(3)とを有している形式のものにおいて、駆動モータ(4)のステータ(5)とロータ(6)とが、ハウジング(2)内に配置されており、スピンドルナット(3)が、ロータ(6)によって取り囲まれて該ロータ(6)に固定された中空軸(7)内に同軸的に配置されていると共に固定されていることを特徴とする、送りユニット。
- 当該送りユニットの重心を通って延びるジョイント軸線(9)が設けられている、請求項1記載の送りユニット。
- 中空軸(7)が、スピンドルナット(3)の領域で不動軸受け(8)にかつハウジング(2)の一方の端部領域で可動軸受け(12)に回転可能に配置されている、請求項1記載の送りユニット。
- 不動軸受け(8)が、スラストアンギュラ玉軸受けとして形成されていて、所定のジョイント軸線(9)の領域にハウジング(2)に対して軸方向で支持されている、請求項3記載の送りユニット。
- ハウジング(2)が、フランジボディ(10)を有しており、中空軸(7)が、不動軸受け(8)を軸方向で支持するために、一体成形されたフランジ(11)を有している、請求項4記載の送りユニット。
- 可動軸受け(12)が、ころ軸受けとして形成されている、請求項3記載の送りユニット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10044733A DE10044733A1 (de) | 2000-09-09 | 2000-09-09 | Vorschubeinheit |
PCT/EP2001/008689 WO2002021019A1 (de) | 2000-09-09 | 2001-07-27 | Vorschubeinheit |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004508514A true JP2004508514A (ja) | 2004-03-18 |
Family
ID=7655711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002525397A Pending JP2004508514A (ja) | 2000-09-09 | 2001-07-27 | 送りユニット |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7047833B2 (ja) |
EP (1) | EP1315920B1 (ja) |
JP (1) | JP2004508514A (ja) |
DE (2) | DE10044733A1 (ja) |
WO (1) | WO2002021019A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019519382A (ja) * | 2016-05-09 | 2019-07-11 | ライシャウァー アーゲー | 歯合せ装置を備える歯車機械加工装置 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030065091A (ko) * | 2002-01-29 | 2003-08-06 | 박정근 | 센서와 전자브레이크를 구비한 자체 신축방식의전기액추에이터 |
US7389709B2 (en) * | 2004-06-30 | 2008-06-24 | Moog Inc. | Reverse transfer system ball-screw, and electro-mechanical actuator employing same |
DE102008051544B4 (de) * | 2008-10-14 | 2012-12-27 | Continental Automotive Gmbh | Spindeltrieb mit Verdrehsicherung |
KR101028247B1 (ko) | 2008-10-14 | 2011-04-11 | 엘지이노텍 주식회사 | 스텝 액츄에이터 |
KR101543673B1 (ko) * | 2009-04-08 | 2015-08-12 | 엘지이노텍 주식회사 | 리니어 스텝모터 |
JP4982593B2 (ja) * | 2010-07-09 | 2012-07-25 | 日本ムーグ株式会社 | リニアアクチュエータ及び鉄道車両用の揺動制御装置 |
WO2019191105A1 (en) | 2018-03-27 | 2019-10-03 | Quio Technologies Llc | Systems and methods for automatically removing a needle cap of an autoinjector |
CN109128872B (zh) * | 2018-09-26 | 2019-09-17 | 燕山大学 | 一种能够实现多方向定点转动的对称三轴并联主轴头 |
DE102022115934B3 (de) | 2022-06-27 | 2023-10-19 | Carl Zeiss Smt Gmbh | Schraubgetriebeantrieb sowie Retikel-Stage und Vermessungsvorrichtung für Halbleiter-Lithografie-Anwendungen |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2307317A (en) * | 1938-01-12 | 1943-01-05 | Konig Carl | Means for obtaining relative movement of aircraft parts |
US2791128A (en) * | 1954-04-01 | 1957-05-07 | Gen Motors Corp | Rotary actuator |
US3336925A (en) * | 1965-07-09 | 1967-08-22 | Iii Lawrence K Thompson | Controlled medical injection apparatus |
US3691858A (en) * | 1969-10-10 | 1972-09-19 | Richard Wilke | Electromotive adjusting device |
DK105977A (da) * | 1977-03-11 | 1978-09-12 | P U Poulsen | Mekanisme til omdannelse af en roterende bevaegelse til en frem- og tilbagegaaende bevaegelse og omvendt |
US4463291A (en) * | 1979-12-31 | 1984-07-31 | Andale Company | Automatic control system and valve actuator |
DE3507497C1 (de) * | 1985-03-02 | 1986-07-31 | PROMA Produkt- und Marketing-Gesellschaft mbH, 7310 Plochingen | Mechanische Linearantriebseinheit |
DE3690461T1 (ja) * | 1985-09-07 | 1987-10-08 | ||
US4747319A (en) * | 1985-12-16 | 1988-05-31 | Jidosha Kiki Co., Ltd. | Actuator |
US5099161A (en) * | 1990-10-16 | 1992-03-24 | Savair Inc. | Compact electric linear actuator with tubular rotor |
JPH06300106A (ja) | 1993-04-10 | 1994-10-28 | T H K Kk | 電動アクチュエータ |
US6362547B1 (en) * | 1994-05-23 | 2002-03-26 | Tri-Tech, Inc. | Linear/rotary motor and method of use |
US5639065A (en) * | 1995-09-18 | 1997-06-17 | Lin; Ching-Chung | Vehicle jack |
JPH10184844A (ja) * | 1996-12-25 | 1998-07-14 | Smc Corp | 電動アクチュエータ |
US5895084A (en) * | 1997-02-19 | 1999-04-20 | Mauro; George | Cam operated microgripper |
JP3108389B2 (ja) * | 1997-07-08 | 2000-11-13 | アイシン精機株式会社 | 後輪操舵装置 |
JPH11299169A (ja) * | 1998-04-10 | 1999-10-29 | Yaskawa Electric Corp | リニアアクチュエータ |
JP4489199B2 (ja) * | 1999-01-29 | 2010-06-23 | オリエンタルモーター株式会社 | リニアアクチュエータ |
DE19904702B4 (de) * | 1999-02-05 | 2008-06-05 | Schaeffler Kg | Parallel-Kinematik-Maschine |
EP1089019B1 (de) * | 1999-09-30 | 2004-03-31 | Danaher Motion GmbH | Linearstellglied |
JP4491702B2 (ja) * | 2000-12-04 | 2010-06-30 | Smc株式会社 | リニアアクチュエータ |
-
2000
- 2000-09-09 DE DE10044733A patent/DE10044733A1/de not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-07-27 US US10/380,019 patent/US7047833B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-07-27 EP EP01969531A patent/EP1315920B1/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-07-27 WO PCT/EP2001/008689 patent/WO2002021019A1/de active IP Right Grant
- 2001-07-27 DE DE50102160T patent/DE50102160D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-07-27 JP JP2002525397A patent/JP2004508514A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019519382A (ja) * | 2016-05-09 | 2019-07-11 | ライシャウァー アーゲー | 歯合せ装置を備える歯車機械加工装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7047833B2 (en) | 2006-05-23 |
DE50102160D1 (de) | 2004-06-03 |
EP1315920A1 (de) | 2003-06-04 |
WO2002021019A1 (de) | 2002-03-14 |
DE10044733A1 (de) | 2002-03-21 |
EP1315920B1 (de) | 2004-04-28 |
US20030167866A1 (en) | 2003-09-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004508514A (ja) | 送りユニット | |
JP2008520448A5 (ja) | ||
BR0318473A (pt) | conjunto de acionamento para rotação e translação de um eixo | |
JPH11122866A (ja) | アクチュエータ | |
JP2009515738A (ja) | プラスチック射出成形機 | |
JPH11198828A (ja) | 電気式動力操舵装置 | |
JP4918234B2 (ja) | リニアアクチュエータおよびリニアアクチュエータ装置 | |
JP4437844B2 (ja) | 工作機械用スピンドル駆動機構 | |
JP2001516456A (ja) | 回転軸のトルク測定装置 | |
US4878394A (en) | Drive mechanism for tiltable steering column | |
JP6725594B2 (ja) | 主軸装置 | |
JP2006149139A (ja) | 中空アクチュエータ | |
JP2001132810A (ja) | アクチュエータ | |
JP3454458B2 (ja) | 電動アクチュエータ | |
JP2001004005A (ja) | 多自由度機構 | |
JP2003232424A (ja) | 直動軸装置 | |
JP2021145822A (ja) | 切削加工機 | |
JP2666573B2 (ja) | 多軸ロボットの手首駆動装置 | |
JP2003014069A (ja) | 単軸ロボットにおける軸連結構造 | |
JP2925953B2 (ja) | 研削盤における砥石のスライド装置 | |
CN218816733U (zh) | 一种设有轴体支撑结构的高稳定型液压马达 | |
RU2759940C2 (ru) | Компактный электрошпиндель | |
JPH11300560A (ja) | 移動体の駆動機構 | |
JPH11122865A (ja) | モータ付ボールねじ装置 | |
JPH0541268Y2 (ja) |