JP2021145822A - 切削加工機 - Google Patents

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数人 宮本
和秀 ▲浜▼松
和秀 ▲浜▼松
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Abstract

【課題】駆動軸を高い回転数で駆動できる切削加工機を提供する。【解決手段】デンタル材料を加工する先端工具24を装着可能な一端部、及び他端部を有する駆動軸212と、前記他端部よりも前記一端部の近傍にそれぞれ配置されて前記駆動軸を回転可能に保持するとともに、それぞれ転動体を転動可能に有する、複数のベアリング216、217と、を備え、前記駆動軸は、毎分80000回転以上で回転する、切削加工機。【選択図】図6

Description

本発明は、切削加工機に関する。
先端工具を保持する駆動軸と、駆動軸を保持するベアリングとを備え、駆動軸によって先端工具を回転駆動することにより、被加工材を加工する切削加工機が知られている(特許文献1)。
特開平09−123104号公報
上記のような切削加工機においては、駆動軸を高回転で駆動することができれば、被加工材を精細に加工することができる。また、効率よく加工作業を実行することができる。
しかし、駆動軸の回転数を増加させると、ベアリングに生じる遠心力も増大してしまう。この遠心力をベアリングの耐荷重よりも小さく抑える必要があるため、駆動軸を高い回転数で駆動することは困難であった。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、駆動軸を高い回転数で駆動できる切削加工機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は一態様として、デンタル材料を加工する先端工具を装着可能な一端部、及び他端部を有する駆動軸と、前記他端部よりも前記一端部の近傍にそれぞれ配置されて前記駆動軸を回転可能に保持するとともに、それぞれ転動体を転動可能に有する、複数のベアリングと、を備え、前記駆動軸は、毎分80000回転以上で回転する、切削加工機を提供する。
本発明によれば、駆動軸を高い回転数で駆動できる切削加工機を提供できる。
本実施形態に係る加工装置を示す外観斜視図である。 本実施形態に係る加工装置の内部構造を示す斜視図である。 本実施形態に係る加工装置の断面図である。 本実施形態に係る取付部であり、被加工材を装着した状態を示す図である。 本実施形態に係るモータの側面図である。 本実施形態に係るモータの縦断面図である。 本実施形態に係るベアリングの上面図である。
<実施形態>
図1〜図7を参照して、本発明の実施形態に係る切削加工機1について説明を行う。図1〜図3に示すように本実施形態に係る切削加工機1は、フロントカバー12を備える筐体10、加工部20、移動機構30、および保持部40を含む。切削加工機1は、デンタル用の材料を用いた加工材である被加工材Cを3次元に切削加工する装置である。
なお、本実施形態においては、図1から図3に示すように、前後左右及び上下の方向を定める。図3において、フロントカバー12が装着される側を前方とし、その反対の方向を後方とする。また、図1に示すように、筐体10を前面から見た場合を基準として、左右の方向を定める。保持部40に対して、加工部20が配置される方向を上方とし、その反対を下方とする。着脱可能な部材についても、筐体10に装着された状態を基準にして、方向を定めることとする。
〔筐体〕
図1から図3に示すように、筐体10は、略矩形に形成された本体部11と、本体部11に対して上下に移動可能なフロントカバー12と、ボトムカバー13と、レギュレータ14とを備える。本体部11の内部では、加工空間10aが画成されている。
フロントカバー12を上方に移動することによって、加工空間10aは、筐体10の外部に開放される。
レギュレータ14は、筐体10の背面に設置される。レギュレータ14は、チューブ14Aを備えており、筐体10の内部と連通する。レギュレータ14は、外部のコンプレッサ等から圧縮空気の供給を受け、圧力を調整する機能を備える。圧力調整された圧縮空気は、チューブ14A及び不図示の管路を介して、加工部20へ供給される。
〔移動機構〕
図2及び図3に示すように、移動機構30は、加工空間10aより上方に配置される。移動機構30は、一対のシャフト31A、31Bと、シャフト31A、31Bの上下両端部を支持するベース部32と、左右方向に延出する1対のシャフト33A、33Bとを備える。なお、以下において、一対のシャフト31A、31Bが延出する方向をZ軸方向と定義する。
シャフト31A、31Bは、連結部23をZ軸方向に移動可能に支持する。連結部23は、不図示のモータによってZ軸方向に駆動される。また、シャフト33A、33Bは、ベース部32を、左右方向に移動可能に支持する。ベース部32は、不図示のモータによって、左右方向に駆動される。上記構成により、移動機構30は、加工部20を支持するとともに、加工部20をZ軸方向及び左右方向に移動可能とする。
〔保持部〕
図2及び図4に示すように、保持部40は、駆動部41と、駆動部41を支持する1対のシャフト43A、43Bと、駆動部41に支持される取付部44とを備える。
駆動部41は、加工空間10aより右方に配置される。駆動部41は、左右方向に延びる出力軸を備え、取付部44を出力軸回りに回転駆動することが可能である。取付部44は、加工空間10a内部に配置される。取付部44の左端部は、被加工材Cを着脱可能である(図4)。
シャフト43A、43Bは、筐体10に両端部を固定され、Z軸方向と直交するY軸方向(図2)に延出する。シャフト43A、43Bは、駆動部41を、Y軸方向に移動可能に支持する。このように駆動部41及び取付部44は、Y軸方向に移動可能である。
〔加工部〕
図2から図6に示すように、加工部20は、モータ21と、連結部23と、被加工材Cを切削するための先端工具であるミリングバー24とを備える。連結部23は、モータ21と移動機構30とを連結する部材である(図3)。連結部23の後部は、移動機構30によって支持される。
モータ21はブラシレスモータであり、ケーシング211と、Z軸方向に延びるスピンドル212と、ロータ213と、ステータ214とを含む(図5及び図6)。モータ21は、スピンドル212をケーシング211に対して回転駆動させる機能を備える。また、モータ21は、図示せぬ制御部と電気的に接続され、制御される。スピンドル212は、本発明における駆動軸の一例である。
図5及び図6に示すように、ケーシング211はZ軸方向に延出する略中空円筒形状の部材であり、モータ21の外殻をなす。ケーシング211の上部と下部には、それぞれ、軸受215、軸受216及び軸受217が設けられる。軸受215はスピンドル212の上端部を回転可能に支持し、軸受216及び軸受217は、いずれもスピンドル212の下端部を回転可能に支持する。
ケーシング211の上部は、不図示の管路等を介して、レギュレータ14と連通しており、圧縮空気の供給を受けることができる。すなわちケーシング211は、図4中に白抜き矢印として示すように、圧縮空気をZ軸に沿ってミリングバー24に向けて流す風路20Bを、その内部に形成する。
圧縮空気は、図6中の白抜き矢印として示すように、ケーシング211内部の風路20Bを通って、スピンドル212及びコレット22Aの近傍から、ミリングバー24に向けて放出される。圧縮空気は、ケーシング211の内部を通る際に、軸受215の径方向外方、ステータ214とロータ213との間、さらに軸受216、217の近傍を通ることによって、これらの部品を冷却する。また、圧縮空気がスピンドル212の近傍から放出されることによって、クーラントや切削片などの異物がモータ21の内部へ侵入することが防止される。
スピンドル212は、直径10ミリメートルの円柱形状の部材であり、Z軸方向に延出するように、ケーシング211の内部に配置される。スピンドル212の上端部及び下端部はそれぞれ、軸受215及び軸受216によって、回転可能に支持される。スピンドル212のZ軸方向における中央部分では、永久磁石がスピンドル212の外周を囲むように固定され、円筒形状のロータ213を構成する。スピンドル212の下端部にはコレット22Aが設けられ、コレット22Aを介して切削加工用のミリングバー24を着脱可能に保持する。なお、スピンドル212は、コレット22Aを設けず、直接ミリングバー24を保持可能な形態としてもよい。
ミリングバー24は、回転駆動されることによりデンタル材料等の被加工材Cを加工する先端工具であり、少なくとも被加工材Cとの接触部分において多数のダイヤモンド粒子が埋め込まれている。ミリングバー24の外径は3ミリメートルである。
ステータ214は、ロータ213を周方向に囲むように配置され、ケーシング211の内周面に固定される。ステータ214は、不図示の制御部と電気的に接続しており、電力の供給を受け、ロータ213を回転駆動することができる。
軸受215、軸受216及び軸受217は、図7に示すように、いずれもボールベアリングである。軸受215は、スピンドル212の上端部を回転可能に支持する。また、軸受216及び軸受217は、上下方向に並んで、さらに互いに隣接するように配置される。軸受216及び軸受217、いずれもスピンドル212の下端部を回転可能に支持する。軸受215、軸受216及び軸受217は、それぞれ、複数のボール218Aと、内輪部218Bと、外輪部218Cとを備える。なお、軸受215、216、217は、本実施形態においてボールベアリングとしているが、ローラーベアリングを用いてもよい。
内輪部218B及び外輪部218Cは、いずれも環状の部材であり、外輪部218Cの径は、内輪部218Bの径よりも大きい。内輪部218Bは、スピンドル212の外周部に固定され、外輪部218Cは、ケーシング211に固定される。ボール218Aは本発明における転動体の一例であり、内輪部218Bと外輪部218Cとの間において、転動可能に保持される。内輪部218Bの内径は10ミリメートルであり、外輪部の外径は22ミリメートルである。内輪部218Bの内径は、スピンドル212の外径と一致している。スピンドル212は、内輪部218Bに嵌合する。
ボール218Aは真円状の鋼球であり、直径3.175ミリメートル、質量0.13グラムである。ボール218Aの中心は、スピンドル212の軸心から8ミリメートルの位置に配置される。換言すれば、スピンドル212駆動時においてボール218Aはスピンドル212の軸心周りを公転(周回、円運動ともいう)し、ボール218Aの中心の公転半径は8ミリメートルである。ボール218Aは本発明における転動体の一例である。
〔加工装置の動作〕
以下、切削加工機1による加工作業、およびその際の動作について説明する。被加工材Cが取付部44に装着され、加工作業が開始されると、スピンドル212及びミリングバー24が回転し、被加工材Cを加工する。移動機構30、取付部44、及び駆動部41によって、ミリングバー24及び被加工材Cは、相対的に3次元方向に移動可能である。そのため、切削加工機1は、被加工材Cを3次元に切削加工できる。
スピンドル212の回転数の上限は、毎分80000回転以上に設定される。このようにスピンドル212は非常に高い回転数で回転するが、軸受216及び軸受217の2つの軸受によってスピンドル212の下端部を支持することで、スピンドル212及びミリングバー24の振動を防止し、安定して駆動することを可能としている。また、スピンドル212から受ける荷重が、軸受216及び軸受217の2つの軸受に分散されるため、1つの軸受によってスピンドル212を支持した場合と比較し、軸受216及び軸受217の耐久性の向上、または長寿命化を図ることができる。また、1つの軸受によって支持した場合と比較し、軸受216及び軸受217のそれぞれを小さな寸法で設計することができるため、これらの部材の軽量化、小型化を実現できる。軸受216及び軸受217の備えるボール218Aの質量を小さくすることができるため、ボール218Aが生じる遠心力を小さくすることができる。したがって、軸受216及び軸受217から発生する振動、または騒音を小さくすることができる。
<効果>
上記実施形態による切削加工機1のスピンドル212は、その下端部においてデンタル材料を加工するミリングバー24を装着可能である。また、切削加工機1の軸受216、217は、スピンドル212下端部の近傍においてそれぞれ配置されて、スピンドル212を回転可能に保持するとともに、それぞれボール218Aを転動可能に有する。スピンドル212は、毎分80000回転以上で回転することが可能である。
上記のように2つの軸受216、217でスピンドル212を回転可能に支持するため、毎分80000回転以上の高回転でも、振動や騒音の発生を抑えて、安定した駆動が実現可能となる。また、いずれもベアリングである2つの軸受216、217を用いてスピンドル212を支持するため、軸受216、217それぞれに係る荷重を分散し、部材の長寿命化を図ることができる。
軸受216、217は互いに隣接して配置されるため、コンパクトな設計とすることができる。
軸受216、217はそれぞれ、内径10ミリメートルの内輪部218B、及び外径22ミリメートルの外輪部218Cを有する。また、スピンドル212の外径は10ミリメートル以上である。また、ボール218Aの外径は3.175ミリメートル以下である。ボール218Aの質量は0.13グラム以下である。
上記のような設計とすることにより、スピンドル212の高回転での駆動を実現できる。
ミリングバー24はダイヤモンド粒子を有するため、デンタル材料のような硬度の高い材料を加工することができる。一方、大きな騒音、振動が発生する虞があるが、軸受216、217を用いて、スピンドル212を支持しているため、高回転での駆動が可能となり、ダイヤモンド粒子の利点を生かして高精度かつ効率の良い加工が可能となる。
1 加工装置
10 筐体
11 本体部
20 加工部
21 モータ
211 ケーシング
212 スピンドル
213 ロータ
214 ステータ
215 軸受
216 軸受
217 軸受
30 移動機構
40 保持部

Claims (7)

  1. デンタル材料を加工する先端工具を装着可能な一端部、及び他端部を有する駆動軸と、
    前記他端部よりも前記一端部の近傍にそれぞれ配置されて前記駆動軸を回転可能に保持するとともに、それぞれ転動体を転動可能に有する、複数のベアリングと、を備え、
    前記駆動軸は、毎分80000回転以上で回転する、切削加工機。
  2. 前記複数のベアリングは互いに隣接して配置される、請求項1に記載の切削加工機。
  3. 前記複数のベアリングはそれぞれ、内径10ミリメートルの内輪部、及び外径22ミリメートルの外輪部を有する、請求項1または2に記載の切削加工機。
  4. 前記駆動軸の外径は10ミリメートル以上である、請求項1から3のいずれか1項に記載の切削加工機。
  5. 前記転動体の外径は3.175ミリメートル以下である、請求項1から4のいずれか1項に記載の切削加工機。
  6. 前記転動体の質量は0.13グラム以下である、請求項1から5のいずれか1項に記載の切削加工機。
  7. 前記先端工具はダイヤモンド粒子を有する、請求項1から6のいずれか1項に記載の切削加工機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023085361A1 (ja) * 2021-11-12 2023-05-19 Dgshape株式会社 スピンドルユニットおよび切削加工機

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