JP6787972B2 - 主軸装置 - Google Patents

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Description

本発明は、工具を用いて加工対象物を加工する旋盤機(工作機械)に用いられる主軸装置に関する。
主軸装置には、真空チャック機構を用いて主軸シャフトの一端側に加工対象物を保持させた状態で、その主軸シャフトを回転させながら加工対象物を加工するものがある。このような主軸装置として、下記の特許文献1のワーク保持装置が開示されている。
下記の特許文献1のワーク保持装置では、真空チャック機構が一端に設けられた回転軸の他端側に、エアー吸引回路と回転軸とを接続する回転継手が設けられている。この回転継手では、エアー吸引回路が駆動されて、外部から真空チャック機構を介して主軸シャフト内の流路にエアーが吸引された場合に、回転軸の外周面との間に非接触でシールする構造が設けられることで、物理的なシール部材を用いることが回避される。
特開2014−42945号公報
ところで、外部から真空チャック機構を介して主軸シャフト内の流路に吸引されたエアーには、加工対象物の加工中に生じた切り屑などの塵芥が含まれる場合があり、この塵芥を除去するためのフィルタを主軸シャフト内に配置した主軸装置が知られている。
しかし、上記の特許文献1のワーク保持装置では、保守や点検の作業において、主軸シャフト内に配置したフィルタを取り出す場合、回転継手を分解する必要があり、その回転継手を分解するとシール部を経由することなく直接的に外部と軸受とが連通してしまう。このため、保守や点検の作業時には、軸受に対して塵芥が入らないように強く意識することが求められる。したがって、保守や点検の作業を簡易化することが求められる。
そこで、本発明は、保守や点検の作業を簡易化し得る主軸装置を提供することを目的とする。
本発明の態様は、主軸装置であって、主軸ハウジングと、前記主軸ハウジングの内部に設けられる軸受により回転可能に支持され、外部から吸引される空気を流すための吸引用流路が形成される主軸シャフトと、前記主軸シャフトの一端に対して前記主軸シャフトの回転に連動して回転可能に設けられ、前記吸引用流路と前記外部とを連通する連通路が形成される回転部材と、を備え、前記回転部材は、前記主軸シャフトの一端に固定され、前記主軸ハウジングにおける前記主軸シャフトの一端側の表面との間にシールガスを供給するための隙間が形成されるベース部と、前記ベース部に対して前記主軸シャフトの一端側とは逆側へ着脱可能に設けられる着脱部と、フィルタを収容可能に前記連通路上に設けられ、前記ベース部から前記着脱部が取り外されたときに、収容された前記フィルタを取り出し可能な収容空間と、を有する。
本発明では、ベース部と主軸ハウジングとの間の隙間にシールガスが供給された状態で、そのベース部から着脱部を取り外してフィルタの収容空間を露出させることができる。このため、ベース部と主軸ハウジングとの間の隙間から主軸ハウジング内部の軸受などに塵芥が流入することを防止しながら、フィルタの交換が可能となる。したがって、本発明によれば、保守や点検の作業を簡易化することができる。
本実施の形態の旋盤機を示す概略図である。 図1の主軸装置の断面を示す概略図である。 チャック部を示す斜視図である。 図2のチャック部を抜き出した図である。 変形例1のチャック部を図4と同じ視点で示す図である。 変形例2のチャック部を図4と同じ視点で示す図である。 変形例3の主軸装置の断面を示す概略図である。
本発明について、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
〔実施の形態〕
図1は、旋盤機10の外観構成を示す概略図である。旋盤機10は、工具を用いて加工対象物を加工するものであり、基礎ベッド12、主軸支持部14、テーブル支持部16、テーブル18および主軸装置20を有する。
主軸支持部14は、基礎ベッド12上に設けられており、基礎ベッド12に対して左右方向へ移動可能に主軸装置20を支持するものである。なお、主軸装置20における主軸シャフト22が延びている方向(軸方向)を前後方向とし、当該主軸装置20が載置される載置面Fに平行な面内で軸方向に対して直交する方向を左右方向とし、当該面および軸方向に対して直交する方向を上下方向とする。下方向は、重力が働く方向である。また、主軸装置20においてチャック部30が設けられる主軸シャフト22の一端側を前側とし、当該主軸シャフト22の他端側を後側とする。
主軸支持部14は、基礎ベッド12上に左右方向に沿って設けられる第1スライド部14aと、第1スライド部14aに沿って移動可能な主軸移動台14bと、主軸移動台14bを駆動する不図示の第1駆動機構とを有する。
第1駆動機構には、モータ、および、モータの回転力を直進運動に変換するボールねじなどの部材が含まれる。第1駆動機構によって主軸移動台14bが第1スライド部14aに沿って移動することで、その主軸移動台14b上に設けられる主軸装置20が基礎ベッド12に対して左右方向へ移動する。
テーブル支持部16は、基礎ベッド12上に設けられており、基礎ベッド12に対して前後方向へテーブル18を移動可能に支持するものである。このテーブル支持部16は、基礎ベッド12上に前後方向に沿って設けられる第2スライド部16aと、第2スライド部16aに沿って移動可能なテーブル18を駆動する不図示の第2駆動機構とを有する。
第2駆動機構には、モータ、および、モータの回転力を直進運動に変換するボールねじなどの部材が含まれる。第2駆動機構によってテーブル18が第2スライド部16aを通じて基礎ベッド12に対して前後方向へ移動する。テーブル18は、上下方向の軸を回転軸として回転可能に設けられてもよい。
なお、本実施の形態では、主軸装置20におけるチャック部30に加工対象物が保持され、テーブル18に工具が保持されるものとする。ただし、主軸装置20におけるチャック部30に工具が保持され、テーブル18に加工対象物が保持されてもよい。
図2は、図1の主軸装置20の断面を示す図である。本実施の形態の主軸装置20は、加工対象物を回転可能に保持するものであり、加工対象物に対する加工をナノ単位で制御する場合などに使用される。この主軸装置20は、主軸シャフト22、主軸ハウジング24、主軸取付台26およびカバー部材28を主な構成要素として備える。
主軸シャフト22は、円筒状の部材である。この主軸シャフト22には、外部から吸引される空気を流すための円筒状の吸引用流路22Hが形成される。図2に示す例では、吸引用流路22Hは、主軸シャフト22の軸方向に沿って貫通しており、前側吸引用流路22Haと、前側吸引用流路22Haの直径よりも小さい直径となる後側吸引用流路22Hbとを有する。この主軸シャフト22の一端側(前側)にはチャック部30が設けられ、他端側(後側)にはモータ40が設けられる。
チャック部30は、主軸シャフト22の回転に連動して主軸ハウジング24の前側で回転する回転部材であり、主軸シャフト22の一端に設けられる。このチャック部30は、本実施の形態では加工対象物を着脱する。なお、図1では、チャック部30が円盤状に形成されているが、他の形状であってもよい。
モータ40は、主軸シャフト22の駆動源であり、主軸ハウジング24の後側に取り付けられるモータケース40aと、モータケース40a内に設けられるロータ40bおよびステータ40cとを有する。ロータ40bには主軸シャフト22が固定される。したがって、ロータ40bの回転に連動して主軸シャフト22が回転する。
主軸ハウジング24は、略円筒状のハウジング本体24aと、後側ハウジング蓋24bとを有する。ハウジング本体24aには、ハウジング本体24aの外周面から外側に向かって突出する環状のフランジ部50が設けられる。フランジ部50は、ハウジング本体24aと一体に成形されていてもよく、ハウジング本体24aとは別体として所定の固定具によりハウジング本体24aに固定されていてもよい。
ハウジング本体24aの後側には、そのハウジング本体24aの後側の開口を覆うように後側ハウジング蓋24bが着脱可能に取り付けられる。後側ハウジング蓋24bの表面(後端面)側には、モータ40のモータケース40aが固定される。
後側ハウジング蓋24bとハウジング本体24aとには、前後方向に沿って貫通する略円筒状のシャフト配置空間が形成される。このシャフト配置空間に主軸シャフト22が配置され、当該シャフト配置空間に配置された主軸シャフト22は、軸受60を介して回転可能に支持される。
軸受60は、本実施の形態では、ラジアル軸受60aおよびスラスト軸受60bを有する。スラスト軸受60は、主軸シャフト22の左側と右側とにそれぞれ設けられ、ラジアル軸受60は、スラスト軸受60よりも主軸シャフト22の一端側において、当該主軸シャフト22の前側と後側とにそれぞれ設けられる。なお、軸受60は、静圧軸受であっても、転がり軸受であってもよい。ただし、上記のように加工対象物に対する加工をナノ単位で制御する場合には静圧軸受であることが好ましい。
主軸取付台26は、主軸移動台14bの載置面F(図1)上に載置される。この主軸取付台26は、主軸シャフト22の軸方向に沿って主軸ハウジング24が挿通される挿通孔26Hを有する。挿通孔26Hに挿通された主軸ハウジング24の前側は、ハウジング本体24aに設けられるフランジ部50を介して主軸取付台26の前側に固定され、当該主軸ハウジング24の後側は、主軸取付台26の後側に設けられる支持部材70を介して支持される。
具体的には、フランジ部50は、主軸取付台26における前側(挿通孔26Hの一方の開口側)に対してボルトなどの棒状締結部材で着脱可能に固定される。一方、支持部材70は、主軸取付台26における後側(挿通孔26Hの他方の開口側)を基礎として主軸ハウジング24を支持する。つまり、主軸ハウジング24は、主軸取付台26に対して、当該主軸ハウジング24の前後から両持ちで保持される。
カバー部材28は、フランジ部50における前側の表面と、その表面から前側に延在するハウジング本体24aの外周面と、チャック部30の外周面の一部とを覆うように設けられる。なお、カバー部材28は、チャック部30の外周面の一部を覆っているが、当該外周面の全体を覆っていてもよく、チャック部30の外周面の少なくとも一部を覆っていればよい。
カバー部材28には、シール部をシールするシールガスを流すためのガス用の流路28aが形成される。シール部は、チャック部30とカバー部材28との間およびチャック部30とハウジング本体24aとの間の隙間である。シールガスは、所定圧にまで圧縮されていてもよい。具体的には、例えば、空気などが挙げられる。シール部にシールガスが供給されることで、加工対象物の加工時に生じる屑、あるいは、加工時に用いられるクーラントなどが隙間を介して主軸ハウジング24の内部(シャフト配置空間)に入ることが抑制される。なお、シール部に流れたシールガスは主軸装置20の前側などから外部に排出される。
また、カバー部材28には、冷媒を流すための不図示の冷媒用の流路が形成されており、その冷媒用の流路を流れる冷媒によってカバー部材28の温度が調整される。この冷媒は、例えば、水あるいは圧縮空気などとされる。
図3は、チャック部30を示す斜視図である。チャック部30は、ベース部80と、そのベース部80に対して着脱可能な着脱部82とに分割される。ベース部80は、主軸シャフト22の一端に固定される(図2参照)。
ベース部80の前面側の略中央には、フィルタ84を収容可能な収容空間86が形成され、当該収容空間86の周囲には、シール部材88が取り付けられる。つまり、ベース部80と着脱部82との間に収容空間86およびシール部材88が配置される。フィルタ84は、外部から吸引された空気に含まれる塵芥を取り除くためのものであり、シール部材88は、ベース部80と着脱部82との間の隙間から空気が外部に漏れることを抑制するためのものである。フィルタ84およびシール部材88は、保守点検時などで必要に応じて交換の対象となる。
着脱部82は、ベース部80の前側(主軸シャフト22の一端側とは逆側)へ着脱可能に設けられる。すなわち、着脱部82には、ベース部80に対して着脱部82を固定するボルトなどの棒状締結部材を挿通するための複数の固定用孔82Hが、着脱部82の外周に沿って間隔をあけて設けられる。
これら各々の固定用孔82Hを通じて、着脱部82の前面側からベース部80に棒状締結部材が突き入れられることで、ベース部80に対して着脱部82が取り付けられる。ベース部80に対して着脱部82が取り付けられたときには、そのベース部80と着脱部82との間に配置される収容空間86の開口が着脱部82によって閉じられることで、当該収容空間86は密閉された空間となる。
一方、ベース部80から棒状締結部材が抜き取られることで、ベース部80から着脱部82が取り外される。ベース部80から着脱部82が取り外されたときには、そのベース部80と着脱部82との間に配置される収容空間86の開口が開くことで収容空間86が露出し、当該収容空間86は開放された空間となる。
着脱部82の前面は、加工対象物を吸着する対象となる吸着対象面であり、その吸着対象面には空気を吸引するための吸引口90が形成される。吸引口90は、本実施の形態では、前面中央に配置される円形口と、その円形口から前面の径方向に間隔をあけて配置される複数の環状口とを有する。なお、吸引口90の形状および数は、加工対象物を吸着対象面に吸着可能であれば、特に限定されない。ただし、吸着対象面に対する加工対象物の吸着力を高めるなどの観点では、複数の吸引口90が吸着対象面に形成されていることが好ましい。
図4は、図2のチャック部30を抜き出した図である。チャック部30には、主軸シャフト22の吸引用流路22Hと外部とを連通する連通路92が形成され、この連通路92上に収容空間86が設けられる。つまり、収容空間86は、主軸シャフト22の吸引用流路22Hと外部とを連通する連通路92の一部である。連通路92は、ベース側連通路92aおよび着脱側連通路92bを有する。
ベース側連通路92aは、主軸シャフト22に形成される吸引用流路22Hと、ベース部80に形成される収容空間86とを連通する。図4に示す例では、ベース側連通路92aの一方の開口はベース部80のうち吸引用流路22Hに嵌入されている部分の先端に位置し、当該ベース側連通路92aの他方の開口は収容空間86の底側を形成するベース部80の隔壁に位置する。
着脱側連通路92bは、着脱部82の吸着対象面に形成される複数の吸引口90の各々と、ベース部80に形成される収容空間86とを連通する。図4に示す例では、着脱側連通路92bの一方の開口は各々の吸引口90であり、当該着脱側連通路92bの他方の開口は着脱部82においてベース部80に対向する壁面のうちベース部80への取付時に収容空間86を覆う領域内に位置する。
チャック部30の外部の空気を吸引する場合、主軸シャフト22の後方側に接続された不図示の真空ポンプが駆動される。この場合、チャック部30の外部の空気は、各々の吸引口90から、着脱側連通路92b、収容空間86およびベース側連通路92aを順に通って吸引用流路22Hに吸引されることで、着脱部82の吸着対象面に加工対象物が密着した状態で保持される。
以上のように本実施の形態の主軸装置20では、チャック部30が、主軸シャフト22の一端に固定されるベース部80と、そのベース部80に対して着脱可能に設けられる着脱部82とに分割される。また主軸装置20では、ベース部80と着脱部82との間にフィルタ84の収容空間86が配置され、ベース部80とハウジング本体24aとの間の隙間にはシールガスが供給される。
このため、本実施の形態の主軸装置20では、ベース部80とハウジング本体24aとの間の隙間にシールガスが供給された状態で、そのベース部80から着脱部82を取り外してフィルタ84の収容空間86を露出させることができる。したがって、本実施の形態の主軸装置20では、ベース部80とハウジング本体24aとの間の隙間からハウジング本体24aの内部の軸受60などに塵芥が流入することを防止しながら、フィルタ84の交換が可能となる。
〔変形例〕
以上、本発明の一例として上記の実施の形態が説明されたが、本発明の技術的範囲は上記の実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記の実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることはもちろんである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。上記の実施の形態に変更または改良を加えた例を以下に記載する。
(変形例1)
図5は、変形例1のチャック部30を図4と同じ視点で示す図である。なお、図5では、上記実施の形態において説明した構成と同様の構成については同一の符号が付されており、既に説明した上記実施の形態の構成については適宜省略する。
変形例1のチャック部30では、着脱部82の後面側に収容空間86が形成される。このように収容空間86が形成されていても、上記実施の形態と同様に、収容空間86はベース部80と着脱部82との間に配置される。
すなわち、着脱部82がベース部80に取り付けられたときには、上記実施の形態と同様に、着脱部82に形成される収容空間86の開口はベース部80によって閉じられる。これにより収容空間86は、上記実施の形態と同様に、密閉された空間となる。
一方、ベース部80から着脱部82が取り外されたときには、上記実施の形態と同様に、着脱部82に形成される収容空間86の開口が開いて収容空間86が露出する。これにより収容空間86は、上記実施の形態と同様に、開放された空間となる。
したがって、変形例1のチャック部30であっても、上記の実施の形態のように、ベース部80とハウジング本体24aとの間の隙間からハウジング本体24aの内部の軸受60などに塵芥が流入することを防止しながら、フィルタ84の交換が可能となる。
(変形例2)
図6は、変形例2のチャック部30を図4と同じ視点で示す図である。なお、図6では、上記実施の形態において説明した構成と同様の構成については同一の符号が付されており、既に説明した上記実施の形態の構成については適宜省略する。
変形例2のチャック部30では、ベース部80の前面側および着脱部82の後面側の双方に収容空間86が形成される。このように収容空間86が形成されていても、上記実施の形態と同様に、収容空間86はベース部80と着脱部82との間に配置される。
すなわち、着脱部82がベース部80に取り付けられたときには、当該ベース部80の前面側と着脱部82の後面側とが接触することで、ベース部80側に形成される収容空間86の開口と、着脱部82側に形成される収容空間86の開口とが閉じられる。これにより収容空間86は、上記実施の形態と同様に、密閉された空間となる。
一方、ベース部80から着脱部82が取り外されたときには、当該ベース部80の前面側が着脱部82の後面側と切り離されることで、ベース部80側に形成される収容空間86の開口と、着脱部82側に形成される収容空間86の開口とがともに開く。これにより上記実施の形態と同様に、収容空間86は露出し、開放された空間となる。
したがって、変形例2のチャック部30であっても、上記の実施の形態のように、ベース部80とハウジング本体24aとの間の隙間からハウジング本体24aの内部の軸受60などに塵芥が流入することを防止しながら、フィルタ84の交換が可能となる。
(変形例3)
図7は、変形例3の主軸装置20の断面を示す概略図である。なお、図7では、上記実施の形態において説明した構成と同様の構成については同一の符号が付されており、既に説明した上記実施の形態の構成については適宜省略する。
変形例3の主軸装置20では、カバー部材28がない。また、変形例3の主軸装置20では、主軸ハウジング24のハウジング本体24aに、シール部をシールするシールガスを流すためのガス用の流路24cが形成される。このシール部は、チャック部30の後面と、ハウジング本体24aの前面との間の隙間である。
このように、変形例3の主軸装置20では、カバー部材28がなくても、ハウジング本体24aに形成された流路24cを通じて、ベース部80とハウジング本体24aとの間の隙間にはシールガスが供給される。
したがって、変形例3の主軸装置20であっても、上記の実施の形態のように、ベース部80とハウジング本体24aとの間の隙間からハウジング本体24aの内部の軸受60などに塵芥が流入することを防止しながら、フィルタ84の交換が可能となる。
(変形例4)
上記の実施の形態では、ベース部80と着脱部82との間にシール部材88が配置された。しかし、シール部材88がなくてもベース部80と着脱部82とが接触されることで外部に空気が漏れることを抑制することができるので、シール部材88はなくてもよい。
(変形例5)
上記の実施の形態および上記変形例は、矛盾の生じない範囲で任意に組み合わされてもよい。
〔技術的思想〕
上記の実施の形態および変形例から把握し得る技術的思想について、以下に記載する。
主軸装置(20)は、主軸ハウジング(24)と、主軸シャフト(22)と、回転部材(30)とを備える。
主軸シャフト(22)は、主軸ハウジング(24)の内部に設けられる軸受(60)により回転可能に支持され、外部から吸引される空気を流すための吸引用流路(22H)が形成される。
回転部材(30)は、主軸シャフト(22)の一端に対して主軸シャフト(22)の回転に連動して回転可能に設けられ、吸引用流路(22H)と外部とを連通する連通路(92)が形成される。
また、回転部材(30)は、主軸シャフト(22)の一端に固定され、主軸ハウジング(24)における主軸シャフト(22)の一端側の表面との間にシールガスを供給するための隙間が形成されるベース部(80)と、ベース部(80)に対して主軸シャフト(22)の一端側とは逆側へ着脱可能に設けられる着脱部(82)と、フィルタ(84)を収容可能に連通路(92)上に設けられ、ベース部(80)から着脱部(82)が取り外されたときに、収容されたフィルタ(84)を取り出し可能な収容空間(86)と、を有する。
この主軸装置(20)によれば、ベース部(80)と主軸ハウジング(24)との間の隙間にシールガスが供給された状態で、そのベース部(80)から着脱部(82)を取り外してフィルタ(84)の収容空間(86)を露出させることができる。このため、ベース部(80)と主軸ハウジング(24)との間の隙間から主軸ハウジング(24)内部の軸受(60)などに塵芥が流入することを防止しながら、フィルタ(84)の交換が可能となる。したがって、本発明によれば、保守や点検の作業を簡易化することができる。
収容空間(86)は、ベース部(80)と着脱部(82)との間に設けられるようにしてもよい。
このようにすれば、ベース部(80)と着脱部(82)との間に設けられていない場合に比べてフィルタ(84)を交換し易くできる。
収容空間(86)は、ベース部(80)から着脱部(82)が取り外されたときに露出するようにしてもよい。
このようにすれば、ベース部(80)から着脱部(82)が取り外されたときに露出しない場合に比べてフィルタ(84)を交換し易くできる。
連通路(92)は、吸引用流路(22H)と収容空間(86)とを連通するベース側連通路(92a)、および、着脱部(82)におけるベース部(80)とは逆の面に形成される複数の吸引口(90)と収容空間(86)とを連通する着脱側連通路(92b)を有し、収容空間(86)は、ベース部(80)の表面側に設けられるようにしてもよい。
このようにすれば、着脱側連通路(92b)の形成領域を損なうことなくフィルタ(84)の収容空間(86)を設けることができる。したがって、収容空間(86)に起因して複数の吸引口(90)の数を減らすことを抑制することができる。
主軸装置(20)は、主軸ハウジング(24)に取り付けられ、回転部材(30)の外周面を覆うカバー部材(28)を備え、カバー部材(28)には、カバー部材(28)の外周面側から隙間にシールガスを流すための流路(28a)が形成されるようにしてもよい。
このようにすれば、シールガスの流出部位を主軸ハウジング(24)から遠ざけ易い。また、主軸ハウジング(24)に流路(24c)を形成する必要がないので、主軸ハウジング(24)の強度を高め易くなる。
主軸ハウジング(24)には、主軸ハウジング(24)の外周面側からベース部(80)が対向する主軸ハウジング(24)の壁面側にシールガスを流すための流路(24c)が形成されるようにしてもよい。
このようにすれば、回転部材(30)の外周面を覆うカバー部材(28)を設けなくてもよくなるため、その分だけ小型化を図ることができる。
10…旋盤機 20…主軸装置
22…主軸シャフト 24…主軸ハウジング
26…主軸取付台 28…カバー部材
30…チャック部 40…モータ
50…フランジ部 60…軸受
70…支持部材 80…ベース部
82…着脱部 84…フィルタ
86…収容空間 88…シール部材
90…吸引口 92…連通路

Claims (4)

  1. 主軸ハウジングと、
    前記主軸ハウジングの内部に設けられる軸受により回転可能に支持され、外部から吸引される空気を流すための吸引用流路が形成される主軸シャフトと、
    前記主軸シャフトの一端に対して前記主軸シャフトの回転に連動して回転可能に設けられ、前記吸引用流路と前記外部とを連通する連通路が形成される回転部材と、
    を備え、
    前記回転部材は、
    前記主軸シャフトの一端に固定され、前記主軸ハウジングにおける前記主軸シャフトの一端側の表面との間にシールガスを供給するための隙間が形成されるベース部と、前記ベース部に対して前記主軸シャフトの一端側とは逆側へ着脱可能に設けられる着脱部と、フィルタを収容可能に前記連通路上に設けられ、前記ベース部から前記着脱部が取り外されたときに、収容された前記フィルタを取り出し可能な収容空間と、
    を有する、主軸装置。
  2. 請求項1に記載の主軸装置であって、
    前記収容空間は、前記ベース部と前記着脱部との間に配置される、主軸装置。
  3. 請求項1または2に記載の主軸装置であって、
    前記収容空間は、前記ベース部から前記着脱部が取り外されたときに露出する、主軸装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の主軸装置であって、
    前記連通路は、前記吸引用流路と前記収容空間とを連通するベース側連通路、および、前記着脱部における前記ベース部とは逆の面に形成される複数の吸引口と前記収容空間とを連通する着脱側連通路を有し、
    前記収容空間は、前記ベース部の表面側に設けられる、主軸装置。
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