JP2925953B2 - 研削盤における砥石のスライド装置 - Google Patents
研削盤における砥石のスライド装置Info
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Description
させる研削盤における砥石のスライド装置に関するもの
である。
後方向及び左右方向に往復動可能なコラムが設けられ、
このコラムには砥石が鉛直方向に往復動可能に設けられ
ている。又、研削盤にはワークを固定するためのテーブ
ルが設けられている。そして、テーブルにワークを固定
し、コラム及び砥石を往復動させながら砥石でワークを
研削することにより、ワークを任意の形状に加工するよ
うにしている。
ハウジング72内には砥石73を鉛直方向に往復動させ
るためのリンク機構74が設けられている。このリンク
機構74は、支持軸75によって回動可能に支持された
回動レバー76を備えている。そして、回動レバー76
の基端部は、電動モータ77によって駆動されるクラン
ク78に駆動レバー79を介して連結されている。又、
回動レバー76の先端部はハウジング72の内側面付近
まで延び、その先端部には当該レバー76と同方向に延
びる切欠部80が形成されている。この切欠部80に
は、鉛直方向に往復動可能に設けられた被駆動体81か
ら回動レバー76に対して直交する方向に突出するピン
82が挿入されている。又、ハウジング72において被
駆動体81に対応する位置には鉛直方向に延びるスリッ
ト83が形成され、このスリット83からは被駆動体8
1が突出し、その突出端には砥石73が取り付けられて
いる。
78を駆動すると、回動レバー76が支持軸75を中心
に回動し、回動レバー76の先端部は支持軸75を中心
とする円弧状の軌跡を描いて移動する。この時、被駆動
体81のピン82が切欠部80の延びる方向に摺動して
ピン82に加わる水平方向の力を逃がすため、ピン82
には鉛直方向のみに力が加わる。従って、被駆動体81
は鉛直方向のみに往復動され、砥石73も鉛直方向のみ
に往復動される。
回動レバー76の先端部に切欠部80が形成されている
ため、その先端部の剛性が低下する。又、被駆動体81
のピン82が切欠部80に対して摺動する時、ピン82
が切欠部80に引っ掛かかるため、被駆動体81ががた
ついて振動が発生し易くなる。そして、この振動によっ
て被駆動体81を精度良く直線運動させることが困難に
なり、高い精度でワーク加工をすることができなくなっ
ていた。更に、被駆動体81を高速で往復動させようと
すると被駆動体81の振動が激しくなるため、被駆動体
81を往復動させることができなくなるという問題があ
った。
668号公報に示すスライド駆動装置を介してクランク
78に連結することが考えられる。即ち、クランク78
に連結杆の基端部を回動可能に取り付け、その連結杆の
中程に基端部を回動可能に固定した第2リンクの先端部
を軸支する。更に、連結杆の先端部には第3リンクの先
端部を軸支し、その第3リンクの基端部をピン82によ
って回動可能に支持する。
ク78を駆動すると、連結杆が第2リンクの先端部を中
心に回動し、連結杆の先端部が第2リンクの先端部を中
心とする円弧状の軌跡を描いて移動する。この時、第3
リンクがピン82を中心に回動してピン82に加わる水
平方向の力を逃がすため、ピン82には鉛直方向のみに
力が加わり、被駆動体81が鉛直方向のみに往復動され
る。このように構成すれば、第3リンクがピン82に対
して摺動しないため、被駆動体81ががたついて振動が
発生するのを防止することができる。
ド装置では、ハウジング72の内側面付近に設けられた
被駆動体81に第3リンクが連結されるため、第3リン
クが回動する時に当該第3リンクがハウジング72に干
渉するという問題があった。
れたものであって、第1の目的は、砥石を精度良く直線
運動させつつ、リンク機構がハウジングに干渉するのを
防止することにある。
間に転がり軸受を設け、各レバーを支持軸に対してスム
ーズに回動させることにある。更に、第3の目的は、転
動体と内輪及び外輪との間に潤滑流体を入り込ませ、各
レバーを支持軸に対してより一層スムーズに回動させる
ことにある。
め、請求項1記載の発明では、リンク機構を、砥石に先
端部が回動可能に軸支された第1のレバーと、前記第1
のレバーの先端部より基端部側及びクランクにそれぞれ
先端部及び基端部が回動可能に軸支された第2のレバー
と、基端部が回動可能かつ移動不能に軸支されるととも
に、先端部が前記第1のレバーの先端部より基端部側に
回動可能に軸支された第3のレバーとから構成した。
及び第3のレバーは、当該各レバーの回動方向に対して
直交する方向に延びる支持軸によって軸支され、前記各
レバーと支持軸との間にそれぞれ転がり軸受を設けた。
は、内輪及び外輪と当該内輪及び外輪の間に転動可能に
支持された転動体とから構成され、支持軸には前記内輪
と外輪との間に潤滑流体を供給するための供給通路を形
成した。
動すると第2のレバーによって第1のレバーが第3のレ
バーの先端部を中心に回動される。この時、第3のレバ
ーがその基端部を中心にコラムのハウジングに干渉する
ことなく回動され、この回動により第1のレバーが当該
第1のレバーの延びる方向に移動される。更に、その第
1のレバーの移動によって、第1のレバーの先端部が直
線状の軌跡を描いて往復動し、砥石も第1のレバーの先
端部に伴って直線状に往復動される。
発明の作用に加え、第1,第2及び第3のレバーが支持
軸を中心に回動する時、各レバーと支持軸との間に設け
られた転がり軸受によって各レバーが各支持軸に対して
スムーズに回動する。
発明の作用に加え、支持軸の供給通路から転がり軸受の
内輪と外輪との間に潤滑流体を供給すると、転動体と内
輪及び外輪との間に潤滑流体が入り込む。この潤滑流体
によって転動体が内輪と外輪との間でがたつくことが防
止され、各レバーが支持軸に対してスムーズに回動す
る。
図1〜図5に従って説明する。
2上にはコラム3が前後方向(図1の紙面と直交する方
向)及び左右方向に往復動可能に設けられ、コラム3に
は砥石4が鉛直方向に往復動可能に設けられている。
又、研削盤本体2上にはテーブル5が設けられている。
そして、テーブル5上にワークWを固定し、コラム3及
び砥石4を往復動させながら砥石4でワークWを研削す
ることにより、ワークWを任意の形状に加工するように
している。
3aを備え、ハウジング3a内には前後(図2の上下)
に一対の第1及び第2の隔壁6,7が形成されている。
そして、両隔壁6,7によってハウジング3a内の中央
に駆動室8が形成されるとともに、駆動室8の前後両側
にそれぞれ第1及び第2の側室9,10が形成されてい
る。
が取り付けられている。この電動モータ11の出力軸1
2は第1の側室9内まで突出し、出力軸12には第1の
プーリ13が取付固定されている。又、第1及び第2の
隔壁6,7には前後方向に延びる連結軸14が貫通して
回転可能に支持され、連結軸14の両端部はそれぞれ第
1及び第2の側室9,10内まで突出している。そし
て、連結軸14において、第1の側室9側の端部及び第
2の側室10側の端部にはそれぞれ第2及び第3のプー
リ15,16が取付固定され、第2のプーリ15はベル
ト17を介して前記第1のプーリ13に連結されてい
る。
後方向に延びる筒状の支持体18が貫挿されている。こ
の支持体18内には円柱状のクランクとしての駆動軸1
9が回転可能に支持され、駆動軸19の両端部はそれぞ
れ駆動室8及び第2の側室10内まで延びている。そし
て、駆動軸19において第2の側室10側には第4のプ
ーリ20が取付固定され、第4のプーリ20はベルト2
1を介して前記第3のプーリ16に連結されている。
又、駆動軸19において駆動室8側の端部には、当該駆
動軸19の軸線に対して変位した位置に支持軸22が突
出形成されている。
19より左側には円柱状の軸部材23が貫挿され、軸部
材23の駆動室8側の端部には支持軸24が突出形成さ
れている。又、駆動室8内の右内側面近傍には被駆動体
25が配設されている。この被駆動体25の左側面から
は前後一対の支持片26が突出形成され、両支持片26
によって前後方向に延びる支持軸27が支持されてい
る。
方向に延びるガイド穴28が形成されている。そして、
ガイド穴28にはハウジング3aに貫挿されたガイド軸
29が挿入され、このガイド軸29によって被駆動体2
5が鉛直方向のみに移動可能に案内されるようになって
いる。又、ハウジング3aの被駆動体25に対応する位
置には鉛直方向に延びるスリット30が形成され、被駆
動体25から延びる連結部材31がスリット30を通っ
てハウジング3aの外部に突出している。更に、連結部
材31には、前記砥石4を回転可能に支持したスピンド
ル32が連結されている。
機構33が連結されている。このリンク機構33は、先
端部が支持軸27に軸支された第1のレバー34を備え
ている。第1のレバー34の長手方向中央には支持軸3
5によって第2のレバー36の先端部が軸支され、第2
のレバー36の基端部は前記支持軸22に軸支されてい
る。又、第1のレバー34の基端部には支持軸37によ
って第3のレバー38の先端部が軸支され、第3のレバ
ー38の基端部は前記支持軸24に軸支されている。こ
の支持軸24は、第3のレバー38が当該支持軸24を
中心に回動した時にハウジング3aの左内側面に干渉し
ないように、その左内側面から離間した位置に設けられ
ている。そして、これら第1,第2及び第3のレバー3
4,36,38によってリンク機構33が構成され、こ
のリンク機構33,前記コラム3,ハウジング3a及び
駆動軸19によって砥石4のスライド装置Sが構成され
ている。
6と支持軸22及び支持軸35との連結構造を説明す
る。図4に示すように、第2のレバー36の基端部には
支持軸22より大径の貫通孔39が形成され、貫通孔3
9内には転がり軸受40が配設されている。転がり軸受
40は外輪41及び内輪42と、その外輪41及び内輪
42との間に転動可能に支持された転動体としてのボー
ル43とから構成されている。前記内輪42には支持軸
22が貫通し、第2のレバー36が支持軸22に対して
回動すると外輪41と内輪42との間でボール43が転
動するようになっている。
の間に連通する供給通路44が形成され、この供給通路
44は図示しない潤滑油供給源に接続されている。そし
て、潤滑油供給源から潤滑流体としての潤滑油を供給通
路44を介して外輪41と内輪42との間に供給する
と、潤滑油がボール43と外輪41及び内輪42との間
に入り込むようになっている。又、第2のレバー36に
はその基端部を挟むように一対の取付プレート45がボ
ルト46によって取り付けられ、この取付プレート45
によって外輪41が貫通孔39内に固定されている。
片47が形成され、両支持片47には支持軸35が貫挿
されている。そして、支持軸22に対する第2のレバー
36と同様に、両支持片47間において第1のレバー3
4が支持軸35に支持されている。即ち、第1のレバー
34には貫通孔39が形成され、貫通孔39内には支持
軸35が貫通する転がり軸受40が設けられている。更
に、支持軸35には、図示しない潤滑油供給源に接続さ
れるとともに、転がり軸受40の外輪41と内輪42と
の間に連通する供給通路44が形成されている。又、外
輪41は第1のレバー34に取り付けられた取付プレー
ト45によって、貫通孔39内に固定されている。
結構造は、支持軸22と第2のレバー36との連結構造
と同様の構成となっている。又、支持軸37と第1及び
第3のレバー34,38との連結構造は、支持軸35と
第1及び第2のレバー34,36との連結構造と同様の
構成となっている。更に、支持軸27と第1のレバー3
4の連結構造は、支持軸35と第1のレバー34との連
結構造と同様の構成となっている。
置Sの作用を説明する。電動モータ11を駆動して出力
軸12を回転させると、連結軸14を介して駆動軸19
が回転し、支持軸22は図5の二点鎖線で示す位置A1
に移動する。支持軸22が位置A1に移動すると、第2
のレバー36によって第1のレバー34が支持軸37を
中心に回動する。この時、第3のレバー38は、支持軸
24を中心に二点鎖線で示す位置Bまで回動する。この
回動により第1のレバー34が二点鎖線で示す位置Cま
で移動し、第1のレバー34の先端部は鉛直方向に延び
る直線状の軌跡を描いて移動する。
5の破線で示す位置A2に移動すると、第2のレバー3
6によって第1のレバー34が支持軸37を中心に回動
する。この時、第3のレバー38が支持軸24を中心に
実線で示す位置Dまで回動する。この回動により第1の
レバー34が破線で示す位置Eまで移動し、第1のレバ
ー34の先端部が鉛直方向に延びる直線状の軌跡を描い
て移動する。
5の二点鎖線で示す位置A3に移動すると、第2のレバ
ー36によって第1のレバー34が支持軸37を中心に
回動する。この時、第3のレバー38が支持軸24を中
心に前記位置Bまで回動する。この回動により第1のレ
バー34が前記位置Cまで移動し、第1のレバー34の
先端部が鉛直方向に延びる直線状の軌跡を描いて移動す
る。
5の実線で示す位置A4に移動すると、第2のレバー3
6によって第1のレバー34が支持軸37を中心に回動
する。この時、第3のレバー38が支持軸24を中心に
前記位置Dまで回動する。この回動により第1のレバー
34が実線で示す位置Fまで移動し、第1のレバー34
の先端部が鉛直方向に延びる直線状の軌跡を描いて移動
する。
バー34の先端部に連結された被駆動体25が鉛直方向
に往復動され、砥石4も被駆動体25に伴って鉛直方向
に延びる直線状の軌跡を描いて往復動される。
レバー34の先端部が鉛直方向に延びる直線状の軌跡を
描いて往復動する。そのため、従来の様に第1のレバー
34の先端部をリンクを介して被駆動体25に連結する
必要がなくなり、リンク機構33がハウジング3aに干
渉するのを防止することができる。
と異なり切欠部を形成しなくてもよいため、第1のレバ
ー34の先端部の剛性が高くなる。更に、従来と異なり
各レバー34,36,38を摺動させることなく回動さ
せるだけで被駆動体25を往復動させることができるた
め、被駆動体25ががたついて振動が発生するのを防止
することができる。従って、被駆動体25を精度良く直
線運動させることができ、高い精度でワークWを加工す
ることができる。又、被駆動体25には振動が発生しな
いため、被駆動体25を高速で往復動させることができ
る。
27,35,37と各レバー34,36,38との間に
転がり軸受40を設けたため、各レバー34,36,3
8が各支持軸22,24,27,35,37に対してス
ムーズに回動する。従って、被駆動体25を更に精度良
く直線運動させることができ、より高い精度でワークW
を加工することができる。
ール43と外輪41及び内輪42との間に潤滑油が入り
込むため、ボール43が外輪41及び内輪42との間で
がたつくことが防止される。その結果、各レバー34,
36,38が各支持軸22,24,27,35,37に
対して更にスムーズに回動され、被駆動体25を更に精
度良く直線運動させることができ、より一層高い精度で
ワークWを加工することができる。
を図6,図7に従って説明する。図6に示すように、本
実施例のリンク機構50では、第2及び第3のレバー3
6,38の配置が第1実施例と逆になっている。即ち、
第1のレバー34の基端部に第2のレバー36の先端部
が支持軸35によって連結され、第1のレバー34の長
手方向中央に第3のレバー38の先端部が支持軸37に
よって連結されている。又、駆動軸19は、第3のレバ
ー38が支持軸24を中心に回動して第1のレバー34
が移動した時、第2のレバー36がハウジング3aの左
内側面に干渉しないように、その内側面から離間した位
置に設けられている。
2が図7の二点鎖線で示す位置A5に移動すると、第2
のレバー36によって第1のレバー34が支持軸37を
中心に回動する。この時、第3のレバー38が支持軸2
4を中心に二点鎖線で示す位置Gまで回動する。この回
動により第1のレバー34が二点鎖線で示す位置Hまで
移動し、第1のレバー34の先端部が鉛直方向に延びる
直線状の軌跡を描いて移動する。
7の破線で示す位置A6に移動すると、第2のレバー3
6によって第1のレバー34が支持軸37を中心に回動
する。この時、第3のレバー38が支持軸24を中心に
実線で示す位置Iまで回動する。この回動により第1の
レバー34が破線で示す位置Jまで移動し、第1のレバ
ー34の先端部が鉛直方向に延びる直線状の軌跡を描い
て移動する。
7の二点鎖線で示す位置A7に移動すると、第2のレバ
ー36によって第1のレバー34が支持軸37を中心に
回動する。この時、第3のレバー38が支持軸24を中
心に前記位置Gまで回動する。この回動により第1のレ
バー34が前記位置Hまで移動し、第1のレバー34の
先端部が鉛直方向に延びる直線状の軌跡を描いて移動す
る。
7に実線で示す位置A8に移動すると、第2のレバー3
6によって第1のレバー34が支持軸37を中心に回動
する。この時、第3のレバー38が支持軸24を中心に
前記位置Iまで回動する。この回動により第1のレバー
34が実線で示す位置Kまで移動し、第1のレバー34
の先端部が鉛直方向に延びる直線状の軌跡を描いて移動
する。
と同様にリンク機構50がハウジング3aに干渉するの
を防止することができるとともに、被駆動体25ががた
ついて振動が発生するのを防止することができる。又、
被駆動体25には振動が発生しないため、被駆動体25
を高速で往復動させることができる。
て具体化することもできる。 (1)上記各実施例では、砥石4を鉛直方向に往復動さ
せるスライド装置Sを設けたが、コラム3を移動不能に
固定した場合には砥石4を前後方向及び左右方向に往復
動させるスライド装置Sを設けてもよい。
ール43を例示したが、これに代えて例えばローラを転
動体としてもよい。 (3)上記各実施例では、潤滑流体として潤滑油を例示
したが、これに代えてエア等の気体にしてもよい。
の軸線に対する支持軸22の変位量を適宜変更してもよ
い。この場合、その変位量に基づいて砥石4の往復移動
量を変更することができる。
支持軸22,24,27,35,37との間に転がり軸
受40を設けたが、これに代えて滑り軸受を設けてもよ
い。この場合、貫通孔39と各支持軸22,24,2
7,35,37との間にボール43を設けなくてもよい
ため、各レバー34,36,38が各支持軸22,2
4,27,35,37に対してがたつきにくくなる。
きる請求項以外の技術的思想をその効果とともに以下に
記載する。請求項1記載の研削盤における砥石のスライ
ド装置において、第1,第2及び第3のレバーは、当該
各レバーの回動方向に対して直交する方向に延びる支持
軸によって軸支され、前記各レバーと支持軸との間にそ
れぞれ滑り軸受を設けた研削盤における砥石のスライド
装置。この場合、各レバーが支持軸に対してがたつきに
くくなる。
体と外輪及び内輪との間に入り込んで転動体が外輪と内
輪との間でがたつくのを防止する流体のことであって、
油等の液体のみならずエア等の気体を含むと定義する。
度良く直線運動させつつ、リンク機構がハウジングに干
渉するのを防止することができる。
載の発明の効果に加え、支持軸と各レバーとの間の転が
り軸受を設けたため、各レバーを支持軸に対してスムー
ズに回動させることができる。
輪との間に潤滑流体を入り込ませることができ、各レバ
ーを支持軸に対してより一層スムーズに回動させること
ができる。
図。
図。
断面図。
石、19…クランクとしての駆動軸、22,24,27
…支持軸、33…リンク機構、34…第1のレバー、3
5…支持軸、36…第2のレバー、37…支持軸、38
…第3のレバー、40…転がり軸受、41…外輪、42
…内輪、43…転動体としてのボール、44…供給通
路、50…リンク機構、S…スライド装置。
Claims (3)
- 【請求項1】 研削盤(1)にハウジング(3a)を備
えたコラム(3)を設けるとともに、そのコラム(3)
には前記ハウジング(3a)から突出する砥石(4)を
往復動可能に設け、前記砥石(4)をハウジング(3
a)内に設けられたリンク機構(33,50)を介して
クランク(19)に連結し、そのクランク(19)を駆
動することによって砥石(4)を往復動させる研削盤に
おける砥石のスライド装置において、 前記リンク機構(33,50)を、前記砥石(4)に先
端部が回動可能に軸支された第1のレバー(34)と、 前記第1のレバー(34)の先端部より基端部側及びク
ランク(19)にそれぞれ先端部及び基端部が回動可能
に軸支された第2のレバー(36)と、 基端部が回動可能かつ移動不能に軸支されるとともに、
先端部が前記第1のレバー(34)の先端部より基端部
側に回動可能に軸支された第3のレバー(38)とから
構成した研削盤における砥石のスライド装置。 - 【請求項2】 前記第1,第2及び第3のレバー(3
4,36,38)は、当該各レバー(34,36,3
8)の回動方向に対して直交する方向に延びる支持軸
(22,24,27,35,37)によって軸支され、
前記各レバー(34,36,38)と支持軸(22,2
4,27,35,37)との間にそれぞれ転がり軸受
(40)を設けた請求項1記載の研削盤における砥石の
スライド装置。 - 【請求項3】 前記転がり軸受(40)は、内輪(4
2)及び外輪(41)と当該内輪(42)及び外輪(4
1)の間に転動可能に支持された転動体(43)とから
構成され、支持軸(22,24,27,35,37)に
は前記内輪(42)と外輪(41)との間に潤滑流体を
供給するための供給通路(44)を形成した請求項2記
載の研削盤における砥石のスライド装置。
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JP26068194A JP2925953B2 (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 研削盤における砥石のスライド装置 |
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