JP2004506925A - 一様な水平厚さプロフィールを備えたコンタクトレンズ - Google Patents

一様な水平厚さプロフィールを備えたコンタクトレンズ Download PDF

Info

Publication number
JP2004506925A
JP2004506925A JP2001573126A JP2001573126A JP2004506925A JP 2004506925 A JP2004506925 A JP 2004506925A JP 2001573126 A JP2001573126 A JP 2001573126A JP 2001573126 A JP2001573126 A JP 2001573126A JP 2004506925 A JP2004506925 A JP 2004506925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zone
contact lens
meridian
edge
peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001573126A
Other languages
English (en)
Inventor
バック アーサー
Original Assignee
オキュラー サイエンシス インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=26889046&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2004506925(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by オキュラー サイエンシス インコーポレイテッド filed Critical オキュラー サイエンシス インコーポレイテッド
Publication of JP2004506925A publication Critical patent/JP2004506925A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/04Contact lenses for the eyes
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/04Contact lenses for the eyes
    • G02C7/048Means for stabilising the orientation of lenses in the eye

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Tumbler Switches (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

回転安定化機構が設けられていて、眼瞼の動作によりレンズに加わるトルクを減少させる厚さプロフィールを備えたコンタクトレンズ(20)。プリズムバラストは、レンズの前面の1以上の部分に設けられていて、レンズ本体が水平断面に沿って10%以内の一様厚さを有するようになっている。レンズの前面は、周辺ゾーン(24)と、周辺ゾーン(24)で包囲された内側ゾーン(26)と、中央光学ゾーン(22)に分割されている。プリズムバラストゾーンは、内側ゾーン(26)内に設けられ、内側ゾーンは、上側部分(40)と、光学ゾーンの近くに位置する中間部分(44)と、下側ゾーン(48)とに細分されている。バラスト部分は、鉛直経線に平行な上下線に沿って厚さが増大し、鉛直経線に垂直な方向では厚さが実質的に一様である。

Description

【0001】
本願は、2000年3月31日に出願された米国仮特許出願第60/193,493号の35U.S.C.§119(e)の規定による優先権主張出願である。
【0002】
【発明の背景】
本願は、コンタクトレンズに関し、特に、レンズに低トルク回転補正を与えるトーリックレンズ用改良型バラスト、好ましくはプリズムバラストに関する。
乱視は、非球面処方のレンズにより矯正される眼の欠陥又は異常である。処方(これは、患者の処方に基づく受注によりシリンダーとして表されるのが通例である)によって、レンズの表面の少なくとも一部は、トーリックセグメントの形状を持つようになる。トーラスは、それ自体の軸線以外の軸線回りの円の回転により作製される表面又は物体である。例えば、ドーナツは、環状体の形をしている。レンズのトーリック部分は、長軸(又は主軸)及び短軸(又は副軸)を備えたトロイドの小さな楕円形部分である。この非軸対称構成の結果として、レンズの適正な回転配向状態を維持しなければならない。例えば、二焦点又は多焦点矯正を行う他のレンズは、非軸対称であり、かくして特定の向きを持ち、その外では性能が損なわれるということは注目されるべきである。
【0003】
乱視は、他の屈折異常、例えば近視又は遠視と関連する場合が多く、したがってトーリックコンタクトレンズは又、負又は正の或る程度の球面レンズによる矯正をもたらす場合が多い。コンタクトレンズの凹面又は後面は一般に、球面の形態をしており、この場合、レンズは乱視を矯正するために用いられ、後面は通常、トーリックの形態を持つことになろう。すなわち、レンズの後面の湾曲部分は、長軸及び短軸を有する。レンズの後面の曲率半径は、短軸方向よりも長軸方向の方が大きい。トーリック表面の長軸方向の直径は一般に、レンズ全体よりも直径が小さく、始めの球面レンズ内面曲率半径(starting spherical base curve)状態に切断される。加うるに、光学ゾーンの前面及び(又は)後面は、距離の屈折矯正に寄与する球面部分を有する場合がある。球面レンズによる矯正は典型的には、外面又は前面について行われる。当然のことながら、処方によっては、トーリックカーブを前面に施すものがあり、この場合、球面レンズによる矯正も又、前面に施され、或いは後面に施される。
【0004】
眼鏡レンズはフレームによって定位置にしっかりと保持されるが、トーリックコンタクトレンズは、円柱レンズによる矯正が眼の上で実質的に正確な位置で安定化されるよう安定化されなければならない。乱視を矯正するのに用いられるよう設計されたソフトコンタクトレンズは、当該技術分野において周知である。一般に、これらレンズは、レンズを眼の中で正しく配向させる或る種の安定化方法を利用している。バラストは代表的には、前面又は後面の何れかに構造的特徴を施し、或いはこれら両面相互間に広がりをもたらすことによってコンタクトレンズに形成される。かかる配向の構造的特徴は、瞬き(まばたき)の際に生じる眼瞼の力を利用している。眼瞼がコンタクトレンズを拭くように横切って動くと、眼瞼は、レンズを下方に押して角膜に当て、そして高くなった表面特徴部をずらす傾向がある。
【0005】
いわゆる「ウェッジ」又は「プリズム」バラストが利用される場合があり、かかるバラストでは、レンズの下側部分は上側部分よりも比較的厚い。その結果、下眼瞼よりも大きな運動を行い、かくしてコンタクトレンズに大きな影響を及ぼす上眼瞼は、コンタクトレンズの下側部分を下方にずらす傾向があり、本来的にコンタクトレンズを角膜上で回転させて意図した配向状態にする。変形例として、レンズは、いわゆる「ペリバラスト」(周辺バラストに関して短い)安定化機能を有してもよく、かかるペリバラスト安定化機能では、バラスト領域が中央光学系を包囲して、これを含まない。
【0006】
プリズムバラストの例に関して、米国特許第4,573,774号明細書、第5,125,728号明細書、第5,020,898号明細書及び国際公開第WO98/45749号パンフレットを参照されたい。コンタクトレンズについての別の配向の構造的特徴は、厚い中央ゾーンに対し薄い上側ゾーン及び下側ゾーンを設けることにある。かかる構造的特徴は、米国特許第4,095,878号明細書及び第5,650,837号明細書に示されている。変形例として、例えば国際公開第AU92/00290号パンフレットで分かるようにチャネル又は突条をコンタクトレンズに設けてもよい。
【0007】
米国特許第5,020,898号明細書は、前側光学ゾーンの外部に分布して設けられたバラストを有するトーリックコンタクトレンズを記載しており、バラストは、レンズの頂部から下側周辺エッジの近くの厚さが最大の2つの箇所まで厚くなっている。
米国特許第5,125,728号明細書は又、レンズの上側部分からその各側の下側周辺部の最大厚さ部分まで増大するバラスト部分を記載している。バラストの最大厚さ部分は、レンズエッジにできるだけ近接して設けられ、これら部分が周辺角膜及び結膜上にフィットしてレンズの回転を制限するようになっている。抵抗が最も小さくバラストの無いコリドール又は経路が、レンズの鉛直方向中央部分に、中央光学領域の前後で設けられている。この米国特許明細書は、厚いバラスト及びレンズ周辺に近接して位置する厚い部分と組み合わさって改良された安定化機構をもたらすことを明示している。
【0008】
最後に、国際公開第WO98/45749号パンフレットは、光学ゾーンを通るプリズムを備えたバラストレンズを記載している。前側光学ゾーン及び後側光学ゾーンの直径は、これらが組み合わさってレンズを形成すると、前面の光学ゾーンの上側接合部と下側接合部のところの厚さが制御されるよう選択される。
レンズが比較的首尾一貫して角膜上に向くことができるようにすることに加えて、他の要因も、種々の安定化構造の性能に影響を及ぼす。例えば、或る構造は他の構造よりも以下に記載する事項、即ち、装用者の生理学的利益が得られるようトーリックコンタクトレンズの端から端までの全体的な厚さを減少させること、製造が容易であること、レンズパラメータの在庫量を減少させること、装用者の快適さ及び屈折力相互間のフィッティングの首尾一貫性を含む臨床上の性能のうち1以上に関して良好である。装用者の快適さに関し、一般に、レンズが薄ければ薄く、表面が滑らかであれば滑らかであるほど、得られる快適さの度合いがそれだけ一層高くなる。加うるに、比較的薄く且つ快適さを更に増すように形作られた周辺部をレンズに設けることが知られている。
【0009】
既存の設計のトーリックコンタクトレンズの大きな欠点は、配向状態が所与の設計について、個々のトーリックレンズ装用者で非常に変わりやすく且つ(或いは)不快であるということにある。レンズの設計及びレンズの材質の他に、患者の要因も又、眼の上に装着されたトーリックコンタクトレンズの配向状態に影響を及ぼし、レンズの配向状態におけるこのばらつきの原因となる。患者の要因、例えば瞬きの仕方及び眼に関するパラメータ、例えば眼瞼、角膜及び結膜の形状並びに解剖学的構造の結果として、望ましくない相互作用(例えば、非対称)又はコンタクトレンズとの不十分な相互作用が生じる場合がある。しかしながら、従来技術の機構と関連した問題の多くは、眼瞼の相互作用を最大限にし、個人相互のレンズの配向状態のばらつきを減少させる安定化機構がうまく働かないという問題のせいである場合がある。
この分野における多大な技術的努力にも関わらず、個人間で一層首尾一貫した安定化特徴を有するトーリックコンタクトレンズが依然として要望されている。
【0010】
【発明の概要】
本発明によれば、厚さ及びバラストの配置が改良されたコンタクトレンズが提供される。本発明のコンタクトレンズは、個人差のあるレンズ配向状態の既知のばらつきを減少させる。さらに、本発明のレンズは、瞬きの際の安定化機構と眼瞼の相互作用を一層効果的にし、好ましくは装用者の快適さを得るのに必要な周辺ゾーンを有する。
【0011】
したがって、一特徴では、本発明は、概ね球面のベース曲率を備えると共に凸状前面、凹状後面及び凸状前面と凹状後面との間の周辺エッジを備えたコンタクトレンズ本体を有するコンタクトレンズを提供する。周辺ゾーンが、凸状前面の周辺エッジに隣接して画定されている。コンタクトレンズ本体は、凸状前面と凹状後面との間の厚さを有し、上側エッジ及び下側エッジを形成するよう非軸対称である。さらに、鉛直経線が、上側エッジから下側エッジに向かって定められ、水平経線が、鉛直経線に垂直に定められる。複数のゾーンが凸状前面上に画定され、複数のゾーンは、周辺ゾーンによって包囲された内側ゾーン及び内側ゾーンのほぼ中央に画定された光学ゾーンを含む。さらに、コンタクトレンズは、プリズムバラスト部分を有し、上記厚さは、鉛直経線に平行に内側ゾーンの少なくともバラスト部分において上側エッジから下側エッジに向かって増大している。内側ゾーンは、光学ゾーンと内側ゾーンの上限との間の上側部分、光学ゾーンと内側ゾーンの下限との間の下側部分及び上側部分と下側部分との間の中間部分とを有する。バラスト部分は、上側部分、中間部分及び下側部分のうち1以上の中に画定され、バラスト部分は、周辺ゾーン及び光学ゾーンを除き、鉛直経線に沿って測って上側部分、中間部分及び下側部分の最も小さな寸法の少なくとも20%の距離にわたる一連の連続した水平断面を有し、各水平断面は、約30μm又は20%(絶対単位で考えていずれか大きい方)以上は変化しない実質的に一様な厚さを有している。
【0012】
一実施形態では、バラスト部分は全体が、上側部分、中間部分及び下側部分のうち1つだけの中に画定される。別の実施形態では、バラスト部分は全体が、上側部分、中間部分及び下側部分のうち2つだけの中に画定される。さらに別の実施形態では、バラスト部分は、上側部分、中間部分及び下側部分の3つ全ての中に画定される。
好ましい実施形態では、テーパした周辺ゾーンの厚さの変化率は、約250μm/mm以下、より好ましくは、約200μm/mm以下である。
【0013】
変形実施形態では、本発明のコンタクトレンズは、概ね球面のベース曲率を備えると共に凸状前面、凹状後面及び凸状前面と凹状後面との間の周辺エッジを備えたコンタクトレンズ本体を有する。レンズの周辺エッジに向かって薄くなるようテーパした周辺ゾーンが、凸状前面の周辺エッジに隣接して画定されている。コンタクトレンズ本体は、凸状前面と凹状後面との間の厚さを有し、上側エッジ及び下側エッジを形成するよう非軸対称である。鉛直経線が、上側エッジから下側エッジに向かって定められ、水平経線が、鉛直経線に垂直に定められる。凸状前面上には複数のゾーンが画定され、複数のゾーンは、周辺ゾーンによって包囲されていて、プリズムバラスト部分が画定された内側ゾーン及び内側ゾーンのほぼ中央に画定された光学ゾーンを含み、上記厚さは、鉛直経線に平行に内側ゾーンの少なくともプリズムバラスト部分において上側エッジから下側エッジに向かって増大している。内側ゾーンと周辺エッジとの間の距離は、225°経線に沿って約1.4mm以下である。
【0014】
本発明の一特徴では、成形コンタクトレンズが、上述の全体的特徴を備えた完全成形コンタクトレンズ本体(即ち、前面と後面の両方について成形されている)を有する。上述のように、成形レンズは、内側ゾーンにプリズムバラスト部分を有し、内側ゾーンと周辺エッジとの間の距離は、225°経線に沿って約1.8mm以下である。変形例として又は所望ならば追加例として、内側ゾーンと周辺エッジとの間の距離は、270°経線に沿って約2.1mm以下であり、他方、180°経線に沿って約1.3mm以下である。
【0015】
望ましくは、周辺ゾーンによって包囲されると共に光学ゾーンの周りに位置するバンドが、実質的に環状である。即ち、上側距離Aが、鉛直経線に沿って内側ゾーン内で光学ゾーンから周辺ゾーンまでのものとして定められる。下側距離Bが、鉛直経線に沿って内側ゾーン内で光学ゾーンから周辺ゾーンまでのものとして定められる。成形プリズムバラスト付きレンズの場合、バンドは、0.33A≦B≦Aの範囲で環状であり、全てのプリズムバラスト付きレンズの場合、環状バンドは、0.55A≦B≦Aの範囲で環状である。
本明細書で説明する各特徴及びあらゆる特徴、並びにかかる特徴のうち2以上の各組合せ及びあらゆる組合せは、かかる組合せに含まれる特徴が互いに矛盾しない限り、本発明の範囲に含まれる。
【0016】
本発明の内容は、その追加の特徴及び利点と共に、添付の図面を参照して以下の説明を読むと、最もよく理解でき、図中、同一の部分には同一の参照符号が付けられている。
【0017】
【好ましい実施形態の詳細な説明】
本発明は、安定化コンタクトレンズ、特に、円柱レンズによる矯正方式の乱視用コンタクトレンズを提供する。より広義には、本発明は、眼瞼の瞬き動作と相互作用してレンズを回転的に安定化させる高くされた表面を有するコンタクトレンズを提供する。回転安定性は、非軸対称であるコンタクトレンズには有用である。例えば、トーリックレンズ又は多焦点レンズの回転方位は、適正な矯正のためには維持されなければならない。しかしながら、回転安定性は又、他の専用レンズに望ましい場合があることは理解されるべきである。
【0018】
以下の説明において、本発明のコンタクトレンズの表面の数及び厚さは、レンズが平べったくされているのでレンズの概略側面図に関して説明される。コンタクトレンズは代表的には、基礎となる球面曲率を有し、前面は凸状であり、後面は凹状である。この場合、種々の表面及び光学ゾーンは、ベースをなす球体から成形され又は機械加工される。説明を簡単にするために、図面に示す側面図は、ベース球体を省いた状態で平らにされている。このように、基礎をなす球面曲率に相当する陰影線は、本発明の特定の表面及び厚さを一層明確に示すことができるよう省かれている。好ましい実施形態では、本発明のレンズは、負の球面レンズによる屈折力距離矯正(negative spherical power distance correction)ができると共に、円柱レンズによる矯正のためのトーリック面を有している。
【0019】
かくして、本発明の例示のコンタクトレンズ20は、図1の概略側面図では、平らにされた状態で示されており、レンズ上の種々のゾーンを示すのに陰影を付けていない。レンズ20は、適当な軟質又は硬質材料のレンズ本体を有している。ソフトコンタクトレンズは代表的には、親水性材料、例えばヒドロキシエチルメタクリレート、半無機物質、シリコーンゴム、シリコーンヒドロゲル、ウレタン等で作られる。変形例として、硬質気体透過性材料、例えば、シロキサンアクリレート又はフルオロシロキサンアクリレートを用いてもよい。レンズ本体は、全体が球面の曲率を有し、凹状後面が、角膜に外方に向いた凹状前面と向かい合って接触するようになっている。
【0020】
図1を参照すると、レンズ20は、光学ゾーン22、周辺ゾーン24及び周辺ゾーンによって包囲された内側ゾーン26を有し、光学ゾーン22は、内側ゾーン26の一部をなしている。変形例として、内側ゾーン26を、光学ゾーンと周辺ゾーンとの間に設けてもよい。本明細書において更に説明するように、光学ゾーン22は、円形であってもよく、ドーナツ状であってもよく、又は他の特定の形状のものであってもよい。周辺ゾーン24は、一様な半径方向寸法(幅)を有してもよく、半径方向寸法が変化していてもよい。図示の例示の実施形態では、周辺ゾーン24は、上側端部30のところでは幅の狭い半径方向寸法を有し、下側端部32のところでは幅の広い半径方向寸法を有している。換言すると、内側ゾーン26は、レンズ20を通る鉛直経線又は中心線Z−Z′に沿ってレンズ20の頂部に向かって僅かにオフセットした円形周辺部又はバラスト周辺部34を有している。光学ゾーン22、周辺ゾーン24及び内側ゾーン26相互間において図面に明確に記載されている事項は、これら場所のところに不連続部又はコーナ部が存在していることを意味するものとして受け取るべきではなく、事実、本発明の例示のレンズは、これらゾーン相互間で次第に湾曲した移行部を備えていることは注目されるべきである。
【0021】
レンズエッジ36は、前面と後面の交差部を定めている。周辺ゾーン24は望ましくは、レンズエッジ36のところの方が円形バラスト周辺部34のところよりも薄いものであるようテーパを備えている。この点に関し、周辺ゾーン24は好ましくは、部分円錐形表面を定めている(ただし、基礎なす球面曲率に重ね合わされている)。変形例として、周辺ゾーン24は、部分球面曲率又は他の曲率(即ち、形状)、例えば任意適当な曲率を備えていてもよい。
【0022】
レンズ20の種々の特徴は、他の類似のレンズと比較して装用者の快適さを高めるものと考えられる。事実、或る臨床実験の結果として得られた知見によれば、患者は本発明に従って製造されたレンズの快適さのレベルを確かめるよう工夫された質問に対し、類似のレンズの快適さのレベルに関する質問の場合よりも、より好意的に応答した。
内側ゾーン26は、鉛直経線Z−Z′に沿って3つの部分に分割可能であるのがよい。具体的に説明すると、上側部分40が、バラスト周辺部34の上限と鉛直経線Z−Z′に垂直な想像線42によって示された光学ゾーン22の上限との間に延びている。中間ゾーン44が、垂直線42と光学ゾーン22の下限のところの第2の垂直線46との間に延びている。最後に、下側部分48が、垂直線46とバラスト周辺部34の下限との間に延びている。かくして、光学ゾーン22は、全体が中間部分44の中に位置している。
【0023】
上側部分40、中間部分44及び下側部分48は、本発明の用途では、内側ゾーン26を、特定のバラスト表面を設けることができる別個独立の領域に分割するのに用いられる。しかしながら、これら領域相互間の分割線42,46をずらしてもよく、或いはもっと詳しく言うならば非直線状であってもよいことは言うまでもない。一特徴では、本発明は、内側ゾーン26の1以上の部分に設けられる特定のバラスト又はプリズムバラスト表面/厚さに関し、これら部分を多くの方法で定めることができる。したがって、読者は、部分40,44,48が例示として示されているに過ぎないことは理解されよう。望ましくは、同一厚さ(等厚)のバラスト表面が、部分40,44,48のうち少なくとも1つの少なくとも20%(鉛直寸法の百分率として測定されている)、好ましくは少なくとも50%、より好ましくは少なくとも100%で画定される。具体的に説明すると、等厚プリズムバラスト部分は、鉛直経線に沿って、鉛直経線沿いに測定される上側部分、中間部分及び下側部分の最も小さな寸法の少なくとも20%の距離にわたる一連の連続した水平断面(周辺ゾーン及び光学ゾーンを除く)として上側部分40、中間部分44及び下側部分48のうち1以上の中に画定される。「等厚」という用語は、連続した水平断面が各々、約30μm又は20%以上(絶対的な観点でどちらが大きくても)変化しない実質的に一様な厚さを有していることを意味している。特に好ましい構成例では、バラスト表面は、部分40,44,48のうち少なくとも2つ、より好ましくは3つ全てに設けられる。
【0024】
本発明は、回転安定化機構が設けられたコンタクトレンズに関し、かかるコンタクトレンズとしては、バラスト、例えばプリズムバラスト、ペリバラストを備えたレンズやいわゆる「動的に安定化された」レンズが挙げられる。バラスト付きのレンズは、或る程度高くされた表面輪郭をもたらし、眼瞼は、かかる表面輪郭上で拭き取るように動いてレンズを全体としてその光軸回りに配向し直す。プリズムバラストは、光学系中の眼瞼と相互作用するウェッジ又はテーパ付きバラストとなり、他方、ペリバラストが光学系を除く。動的安定化では、米国特許第4,095,878号明細書で分かるように上側及び下側平坦部がレンズに設けられ、眼と相互作用する厚くされた中間部分が後に残る。当業者であれば、本発明を有利に利用できる他のかかる安定化機構が存在することも又理解されよう。
【0025】
図1は又、鉛直経線Z−Z′に対して垂直に(即ち、水平に)延びる。多くの代表的な断面線A−A′、B−B′、C−C′、D−D′、E−E′を示している。これら断面は、ベース球面曲率が図示された状態で図2に示されている。本発明の特徴によれば、バラストを備える図2に示す連続した水平断面が各々、光学ゾーン22及び周辺ゾーン24を除き、実質的に一様な厚さ又は等厚を有している。例えば、バラストを有する図2の断面のうちの1つ、例えばD−D′は、実質的に一様な厚さを有している。変形例として、バラストを有する図2に示す断面が全て、光学ゾーン22及び周辺ゾーン24を除き一様な厚さを有してもよい。
【0026】
望ましくは、実質的に一様な厚さの断面は、一断面内では厚さが約30μm又は約20%(絶対単位で考えていずれか大きい方)以上は変化しない。一実施形態では、断面の厚さは、約15μm又は約10%以上、例えば約10μm又は約7%(絶対単位で考えていずれか大きい方)以上は変化しない。かかるばらつきは、断面が依然として「実質的に一様な」厚さのものであると見なすことができるほど十分小さいものと理解されよう。
【0027】
本発明の例示の実施形態では、内側ゾーン26全体内においてコンタクトレンズ20上にいわゆるプリズムバラストが重ね合わされている。すなわち、レンズ20の頂部のところのバラスト周辺部34と鉛直経線Z−Z′の交差部から、レンズの底部のところの同一の2本の線の交差部まで、厚さが全体として増大している。鉛直経線Z−Z′に沿うこの厚さの分布は、図3にグラフ表示で示されており、周辺ゾーン24の上側端部30は、右側に示され、下側端部32は左側に示されている。右側から始まり、エッジ36からバラスト周辺部34の上限までの上側端部30内の周辺ゾーン24のテーパが示されている。上側部分40内では、厚さは水平線42まで次第に増大している。この厚さは、光学ゾーン22を通って水平線46まで一段と増大している。最も大きな厚さは、バラスト周辺部34の下限に至る下側部分48内にある。レンズはこの場合も又、バラスト周辺部34と下側縁部36との間で周辺ゾーン24内で下方にテーパしている。
【0028】
かくして、図3に示す厚さの分布状態は、上側部分40、中間部分44及び下側部分48の全てを通って延びるレンズ20内のプリズムバラストに相当している。事実、光学ゾーン22は、このプリズムバラストを備えている。重要なこととして、本発明は、一様厚さの水平断面を持つこれら40,44,48のうち少なくとも1つにプリズムバラストを提供する。したがって、図2で分かるように、図示の断面は全て、周辺ゾーン24を除き、これらの幅に沿って一様な厚さを有している。当然のことながら、鉛直経線Z−Z′に平行な上下方向において厚さが次第に増大しているので、各断面の厚さは、断面A−A′から断面E−E′まで増大している。
【0029】
水平断面中の一様な厚さは、従来型レンズとは対照的に、本発明のレンズを安定化させるのに役立つ。具体的に説明すると、本発明のレンズは、一様厚さ又は等厚形態により、眼瞼によりレンズに加わるトルクが小さいので、従来型レンズの装用者よりも多い人数の装用者に適している。等厚バラスト構成は、眼瞼が瞬きの際にレンズを上下に移動させるとき、レンズの各断面全体にわたり一様な接触状態を達成することにより、眼瞼との相互作用を最大にする。これとは対照的に、眼瞼は、従来技術の場合と同様、非一様厚さの水平レンズ断面と相互作用する際、通常の瞬きの間、一層大きな回転トルクを生じさせる。この理由は、レンズが眼上で適切に配向するためには、レンズと眼瞼の相互作用がレンズを横切って(即ち、各水平断面を横切って)極力高くされることが必要であり、レンズが押し出されて所望の配向状態(全体的配向状態)になり、そして瞬きの間、最小の変動(瞬き間配向状態)を行うようになるからである。
【0030】
鉛直経線の各側に最大厚さの幅の狭いピーク又は箇所を有する従来型レンズは、水平断面を横切って非一様なレンズと眼瞼の相互作用を生じさせがちである。加うるに、従来型レンズの最大厚さのピーク部相互間の水平方向距離は典型的には、上側部分から水平中線まで増大し、次に中線から下側部分まで減少する。これは、レンズと眼瞼の相互作用力を一段と変化させる。
【0031】
レンズ20の水平断面の厚さが一様であると、眼内の正確な回転配向状態を維持する観点において他の類似のレンズと比較してかかるレンズの性能が向上することが判明した。臨床実験の示すところによれば、レンズに付けられた所在マークの位置の経時的なばらつきは殆ど無かった。例えば、一度に20人から成るグループを研究対象として眼の中の種々のレンズについて経時的な所在マークの位置を求め、所在マークの位置の標準偏差を求めた。結果は、本発明のレンズの標準偏差は、他のレンズの標準偏差よりも測定可能な範囲内で小さく、これは本発明のレンズが眼の中で回転不安定性が低いことを意味している。
【0032】
図3で分かるような分布状態を持つコンタクトレンズ20の厚さに関する例示の値が、図4aの地形的表示図で与えられている。図4aに示すコンタクトレンズ20は全体として円形であることは理解されよう。図4aにおいて、内側ゾーン26は、水平及び鉛直格子線により複数の別々のユニットに分割されている。ユニットの各水平の列は、内側ゾーン26全体にわたって一様な厚さを有している。他方、ユニットの鉛直の列に沿う厚さは、上から下へ次第に増大している。例えば、水平の列50は、140μmの一様な厚さを有し、これは光学ゾーンの他の列とは異なっている。鉛直の列52は、頂部において70μmの厚さを持ち、280μmまで次第に増大し、そして周辺ゾーン24の下側部分のすぐ手前で減少し始めている。図4aに記載された値は例示であり、かかる値はヒドロゲルで作られたソフトコンタクトレンズに適している。他の材料で作られたレンズについての値は、特定の材料の光学的性質又は他の性質に応じて様々である。
【0033】
図4aにマップされた互いに別個のユニットは各ユニット内の平均厚さを表していることは読者には理解されよう。すなわち、レンズ20の下方の厚さは、ユニット相互間の段付き境界部のところよりはむしろ漸変する。より一般的に言えば、本願は、コンタクトレンズ中の別個独立のゾーン又は部分を開示しているが、これらゾーンは、本発明の説明を明確にするためだけに示されている。当業者であれば、レンズのこれら互いに異なるゾーン相互間にはっきりとした区別はなく、これらゾーンは互いにスムーズに合体されることは理解されよう。
【0034】
図4aは又、周辺ゾーン24に関してレンズ20の厚さ又はテーパが減少していることを示している。例えば、下側中点のところでは、厚さは210μmから、140μmへ、そして70μmに減少している。これは又、図3のグラフで分かる。周辺ゾーン24内のこのテーパは、レンズ20のエッジの周りにいわゆる快適ゾーンをもたらす。厚さの減少に鑑みて、コンタクトレンズを横切る眼瞼の運動が容易になり、炎症が殆ど生じない。具体的に説明すると、眼瞼は急峻な厚さの変化がある場合よりも、テーパした周辺ゾーン24上で一層容易に動く。
【0035】
例示の実施形態では、レンズ20は、レンズを角膜上に心出しされた状態に維持する角膜フィッティング関係を維持している。好ましいレンズは、角膜被覆を達成するのに十分な直径を有し、最適な安定性が得られてレンズが、装用者の快適さ及び見え方に影響を及ぼす場合のある凝視及び瞬きを行っても弛んだり不安定になったりしないようになる。最適なレンズと角膜のフィッティング関係を得るためのサジタル深さ(後面の凹部深さ)は、約13.0mm〜16.0mmのレンズ直径に関し、約3.0mm〜5.0mmである。レンズ直径はより好ましくは、約13.5mm〜14.8mmである。レンズエッジ36の好ましい厚さは、約120μm以下、より好ましくは約90μm以下である。この点に関し、厚さは、前面の曲率に対して半径方向に測定される。エッジ36の最外部は、前側エッジコーナ部の好ましい丸み付けを有するのがよい。
【0036】
複数の経線をレンズの中心を通って定めるのがよい。好ましい実施形態では、装用者の快適さを最大にするため、バラストゾーン34の端からレンズエッジ36(即ち、周辺ゾーン24内に位置する)までのレンズの半径方向厚さの変化率は、レンズの任意の経線に沿って約250μm/mm以下である。例えば、図4aの地形マップでは、任意の経線に沿い周辺ゾーン24内の厚さの変化率は、約250μm/mm以下である。より好ましくは、周辺ゾーン24内における変化率は、約200μm/mm以下である。
【0037】
周辺ゾーン24と等厚部の有利な相互作用は、レンズの周りで様々に測定される最大厚さ箇所のレンズエッジ36に近接したところに更に例示されている。この原理を説明するため、図7は、光軸を通り、レンズの周りに位置する種々の経線を度(゜)で示しており、3:00の位置で始まって、反時計回りに動いている。当然のことながら、内側ゾーン26内の等厚部では、水平経線に沿う最大厚さ箇所は、光学ゾーンを除く水平経線全体に沿う厚さに一致している。したがって、内側ゾーン26及び任意の経線に沿う最大厚さ箇所の開始部は常時、バラスト周辺部34上に位置している。しかしながら、バラストを施すことが好ましいので、最大厚さは、バラスト周辺部34の周りで変化する。
【0038】
本発明のプリズムバラスト付きレンズの場合、最大厚さ箇所(例えば、バラスト周辺部34)とレンズエッジ36との間の距離は、225゜経線に沿って、厚さとは無関係に約1.4mm以下である。任意タイプのバラスト付きレンズの場合、本発明によれば、225゜経線に沿う最大厚さは、約200〜4,000μm、好ましくは約250〜350μm、より好ましくは約320μmである。最大厚さ箇所(例えば、バラスト周辺部34)とレンズエッジ36との間の距離は、225゜経線に沿って、これ又厚さとは無関係に約1.8mm以下である。ただし、約320μmの厚さが好ましい。完全成形された(即ち、前面と後面の両方が成形された)プリズムバラスト付きレンズの場合、225゜経線に沿って、最大厚さ箇所(即ち、バラスト周辺部34)と周辺エッジとの間の距離は、約1.8mm以下であり、そして望ましくは270゜経線に沿って、最大厚さ箇所と周辺エッジとの間の距離は、約2.1mm以下である。また、180゜経線に沿って、内側ゾーンと周辺エッジとの間の距離は、約1.3mm以下である。一般に、本発明のレンズの周辺ゾーン24は、従来型バラスト付きレンズと比較して比較的幅が狭く、しかも、好ましい厚さになっているので、周辺ゾーン24の快適なテーパ角は比較的小さいものであり、これについては上述した。
【0039】
本発明の好ましいレンズはこの互いに異なる部分相互間の移行部が滑らかであって且つ丸くなっているが、区別された境界部又はコーナ部が排除されることはない。例えば、周辺ゾーン24と内側ゾーン26との間の移行部を円形バラスト周辺部34のところの丸いコーナ部又は不連続部で構成してもよい。経線Z−Z′に沿うバラストゾーン26と周辺ゾーン24との間の移行部(即ち、符号34で示されている)の一例が、図3で分かる。図5a〜図5dは、バラストゾーン内に画定された種々のバラスト部分を有する本発明のコンタクトレンズの幾つかの変形例を示している。説明の目的上、読者は、内側ゾーン26の種々の部分(即ち、上側部分、中間部分及び下側部分)の定義に関し、図1に戻って参照されたい。図5aは、内側ゾーンの下側部分内に画定されたバラスト部分72を備えたコンタクトレンズ70を示している。この場合も又、内側ゾーンは、光学ゾーン74と周辺ゾーン76との間に位置している。図5bは、内側ゾーンの上側部分と中間部分の両方に画定されたバラスト部分82を有する本発明のコンタクトレンズ80を示している。図5cは、内側ゾーン全体にその上側部分、中間部分及び下側部分を通じて画定されたバラスト部分92を有するコンタクトレンズ90を示している。最後に、図5dは、内側ゾーンの下側部分内にのみ画定されたバラスト部分102を有するコンタクトレンズ100を示している。
【0040】
図示していない他の変形例としては、バラスト部分全体を、内側ゾーンの中間部分又は下側部分、或いは上側部分を除く組合せ状態の中間部分と下側部分内に画定することが挙げられる。また、バラスト部分は、光学ゾーンをいわゆる「ペリバラスト」構成で包囲してもよく、或いは、光学ゾーンを通っていわゆる「プリズムバラスト」構成で続いてもよい。
【0041】
図6a〜図6dは、前面に円柱レンズによる矯正が施された本発明の多くの他のコンタクトレンズを示している。具体的に説明すると、トーリック光学ゾーン110が、レンズの上下軸に対して回転した長軸112に沿って差し向けられたレンズの各々に示されている。かくして、レンズについて適正なバラストを施す必要性は、軸112の適正なオフセット配向状態を維持するためには明らかである。
【0042】
図6aは、内側ゾーンの上側部分で始まり、中間部分と下側部分の両方を通って続くバラスト部分122を備えたコンタクトレンズ120を示している。図6bは、全体が内側ゾーンの下側部分内に位置したバラスト部分132を備えたコンタクトレンズ130を示している。図6cは、全体が内側ゾーンの中間部分内に位置したバラスト部分142を備えるコンタクトレンズ140を示している。最後に、図6dは、内側ゾーンの上側部分内にのみ位置するバラスト部分152を備えたレンズ150を示している。
【0043】
図8は、種々のゾーン相互間の移行部を定める線を引いた状態で従来型のプリズムバラストレンズ(クーパービジョン・フレクエンシー・エクセル(エンコア)トーリック(CooperVision Frequency Xcel (Encore) Toric) )を示している。具体的に説明すると、光学ゾーン200は、全体として円形の内側線204でバラストゾーン202から分けられ、バラストゾーンは、全体として円形の外側線208により周辺ゾーン206から分けられている。内側線204は予想されるように光軸OA上にほぼ心出しされるが、外側線208は、鉛直経線210に沿って上方にオフセットされている。その結果、バラストゾーン202は、下側領域よりも上側領域の方が幅が広い。具体的に説明すると、バラストゾーン202の上側半径方向幅Aは、下側半径方向幅Bよりも相当大きい。事実、上側半径方向幅Aは、下側半径方向幅Bの2倍以上である。
【0044】
これとは対照的に、図1で分かるように、本発明のレンズは、実質的に環状の内側ゾーン26を有し、半径方向寸法Aは、半径方向幅Bの約300%以内である。即ち、成形プリズムバラスト付きレンズの場合、バンドは環状であり、0.33A≦B≦Aが保たれる。変形例として、全てのプリズムバラスト付きレンズの場合、環状バンドは、0.55A≦B≦Aの範囲内にある。
【0045】
本発明を様々な光学的屈折力を有するレンズで具体化できることは理解されよう。例えば、本発明のコンタクトレンズは、約−8〜約+8ジオプターの光学的屈折力を有することができる。ただし、この範囲は、限定的であると考えるべきではない。
加うるに、本発明のコンタクトレンズは、一様な厚さのバラスト構成以外の安定化特徴部を更に有することができる。例えば、周辺ゾーンは、動的安定化が得られるよう平らにされた領域を有することができ、或いは、レンズは、中央光学系の外側にペリバラスト安定化手段を有してもよい。
【0046】
本発明を種々の特定の具体例及び実施形態について説明したが、本発明は、これには限定されず、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内で種々に実施できることは理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明のコンタクトレンズの概略正面図であり、かかるコンタクトレンズ上に画定された種々のゾーンを示す図である。
【図2】
A−A′〜E−E′により図1のレンズの一連の水平方向断面を示す図である。
【図3】
鉛直経線Z−Z′に沿って見た図1のコンタクトレンズの漸変する厚さを示すグラフ図である。
【図4a】
本発明のコンタクトレンズの略図であり、例示の地形的数値の厚さのマップがかかるコンタクトレンズ上に重ね合わされた状態を示す図である。
【図4b】
本発明のコンタクトレンズの一部のグラフ図であり、コンタクトレンズ上のゾーン相互間の不連続部及び角度的な関係を示す図である。
【図5a】
球面前側光学ゾーン及び実質的に一様な水平方向厚さを持つ様々な領域を有する本発明のコンタクトレンズの側面図である。
【図5b】
球面前側光学ゾーン及び実質的に一様な水平方向厚さを持つ様々な領域を有する本発明のコンタクトレンズの側面図である。
【図5c】
球面前側光学ゾーン及び実質的に一様な水平方向厚さを持つ様々な領域を有する本発明のコンタクトレンズの側面図である。
【図5d】
球面前側光学ゾーン及び実質的に一様な水平方向厚さを持つ様々な領域を有する本発明のコンタクトレンズの側面図である。
前側光学ゾーン及び実質的に一様な水平方向厚さを持つ様々な領域を有する本発明のコンタクトレンズの側面図である。
【図6a】
トーリック前側光学ゾーン及び実質的に一様な水平方向厚さを持つ様々な領域を有する本発明のコンタクトレンズの側面図である。
【図6b】
トーリック前側光学ゾーン及び実質的に一様な水平方向厚さを持つ様々な領域を有する本発明のコンタクトレンズの側面図である。
【図6c】
トーリック前側光学ゾーン及び実質的に一様な水平方向厚さを持つ様々な領域を有する本発明のコンタクトレンズの側面図である。
【図6d】
トーリック前側光学ゾーン及び実質的に一様な水平方向厚さを持つ様々な領域を有する本発明のコンタクトレンズの側面図である。
【図7】
参考のために多数の経線が重ね合わされたコンタクトレンズの概略正面図である。
【図8】
従来技術のコンタクトレンズの概略正面図であり、かかるレンズ上に画定された種々のゾーンを示す図である。

Claims (38)

  1. コンタクトレンズであって、概ね球面のベース曲率を備えると共に凸状前面、凹状後面及び凸状前面と凹状後面との間の周辺エッジを備えたコンタクトレンズ本体を有し、レンズの周辺エッジに向かって薄くなるようテーパした周辺ゾーンが、凸状前面の周辺エッジに隣接して画定され、コンタクトレンズ本体は、凸状前面と凹状後面との間の厚さを有し、上側エッジ及び下側エッジを形成するよう非軸対称であり、鉛直経線が、上側エッジから下側エッジに向かって定められ、水平経線が、鉛直経線に垂直に定められ、複数のゾーンが凸状前面上に画定され、複数のゾーンは、周辺ゾーンによって包囲された内側ゾーン及び内側ゾーンのほぼ中央に画定された光学ゾーンを含み、内側ゾーンは、バラスト部分を有し、前記厚さは、鉛直経線に平行に内側ゾーンの少なくともバラスト部分において上側エッジから下側エッジに向かって増大し、内側ゾーンは、光学ゾーンと内側ゾーンの上限との間の上側部分、光学ゾーンと内側ゾーンの下限との間の下側部分及び上側部分と下側部分との間の中間部分とを有し、バラスト部分は、上側部分、中間部分及び下側部分のうち1以上の中に画定され、バラスト部分は、周辺ゾーン及び光学ゾーンを除き、鉛直経線に沿って測って上側部分、中間部分及び下側部分の最も小さな寸法の少なくとも20%の距離にわたる一連の連続した水平断面を有し、各水平断面は、約30μm又は20%(絶対単位で考えていずれか大きい方)以上は変化しない実質的に一様な厚さを有していることを特徴とするコンタクトレンズ。
  2. 少なくとも1つの水平断面の厚さは、約15μm又は10%(絶対単位で考えていずれか大きい方)以上は変化しないことを特徴とする請求項1記載のコンタクトレンズ。
  3. 内側ゾーンと周辺エッジとの間の距離は、225°経線に沿って約1.45mm以下であることを特徴とする請求項1記載のコンタクトレンズ。
  4. テーパした周辺ゾーンの厚さの変化率は、225°経線に沿って約250μm/mm以下であることを特徴とする請求項1記載のコンタクトレンズ。
  5. バラスト部分は、プリズムバラストであることを特徴とする請求項1記載のコンタクトレンズ。
  6. バラスト部分は、鉛直経線に沿って、鉛直経線沿いに測って上側部分、中間部分及び下側部分の最も小さな寸法の少なくとも50%の距離にわたっていることを特徴とする請求項1記載のコンタクトレンズ。
  7. バラスト部分は全体が、上側部分、中間部分及び下側部分のうち1つだけの中に画定されていることを時ととする請求項1記載のコンタクトレンズ。
  8. バラスト部分は全体が、上側部分、中間部分及び下側部分のうち2つだけの中に画定されていることを特徴とする請求項1記載のコンタクトレンズ。
  9. バラスト部分は、上側部分、中間部分及び下側部分の3つ全ての中に画定されていることを特徴とする請求項1記載のコンタクトレンズ。
  10. バラスト部分は、鉛直経線に沿って、鉛直経線沿いに測って上側部分、中間部分及び下側部分のそれぞれの寸法の少なくとも50%の距離にわたっていることを特徴とする請求項1記載のコンタクトレンズ。
  11. バラスト部分は、鉛直経線に沿って、鉛直経線沿いに測って上側部分、中間部分及び下側部分のそれぞれの寸法の少なくとも100%の距離にわたっていることを特徴とする請求項10記載のコンタクトレンズ。
  12. バラスト部分は、光学ゾーンを含む内側ゾーン全体上に画定されていることを特徴とする請求項11記載のコンタクトレンズ。
  13. バラスト部分は、光学ゾーンを除く内側ゾーン全体上に画定されていることを特徴とする請求項11記載のコンタクトレンズ。
  14. 凸状前面と凹状後面のいずれか一方に設けられた円柱レンズによる矯正手段を更に有していることを特徴とする請求項1記載のコンタクトレンズ。
  15. 円柱レンズによる矯正手段は、凹状後面上に設けられ、凸状前面の光学ゾーンは、球面レンズによる矯正手段を有していることを特徴とする請求項14記載のコンタクトレンズ。
  16. 内側ゾーンは、レンズの周囲に沿ってぐるりと実質的に一様な半径方向幅のものであることを特徴とする請求項1記載のコンタクトレンズ。
  17. 周辺ゾーンによって包囲されると共に光学ゾーンの周りに位置するバンドが、実質的に環状であり、上側距離Aは、鉛直経線に沿って内側ゾーン内で光学ゾーンから周辺ゾーンまでのものとして定められ、下側距離Bは、鉛直経線に沿って内側ゾーン内で光学ゾーンから周辺ゾーンまでのものとして定められ、0.25A≦B≦Aであることを特徴とする請求項16記載のコンタクトレンズ。
  18. コンタクトレンズ本体は、ソフトコンタクトレンズであることを特徴とする請求項1記載のコンタクトレンズ。
  19. バラスト部分は、ペリバラストであることを特徴とする請求項1記載のコンタクトレンズ。
  20. コンタクトレンズは、動的安定化機構を更に有していることを特徴とする請求項1記載のコンタクトレンズ。
  21. コンタクトレンズは、負の球面レンズによる屈折力距離矯正手段を更に有していることを特徴とする請求項1記載のコンタクトレンズ。
  22. コンタクトレンズであって、概ね球面のベース曲率を備えると共に凸状前面、凹状後面及び凸状前面と凹状後面との間の周辺エッジを備えたコンタクトレンズ本体を有し、レンズの周辺エッジに向かって薄くなるようテーパした周辺ゾーンが、凸状前面の周辺エッジに隣接して画定され、コンタクトレンズ本体は、凸状前面と凹状後面との間の厚さを有し、上側エッジ及び下側エッジを形成するよう非軸対称であり、鉛直経線が、上側エッジから下側エッジに向かって定められ、水平経線が、鉛直経線に垂直に定められ、凸状前面上には複数のゾーンが画定され、複数のゾーンは、周辺ゾーンによって包囲されていて、プリズムバラスト部分が画定された内側ゾーン及び内側ゾーンのほぼ中央に画定された光学ゾーンを含み、前記厚さは、鉛直経線に平行に内側ゾーンの少なくともプリズムバラスト部分において上側エッジから下側エッジに向かって増大し、内側ゾーンと周辺エッジとの間の距離は、225°経線に沿って約1.4mm以下であることを特徴とするコンタクトレンズ。
  23. テーパした周辺ゾーンの厚さの変化率は、225°経線に沿って約250μm/mm以下であることを特徴とする請求項22記載のコンタクトレンズ。
  24. テーパした周辺ゾーンの厚さの変化率は、225°経線に沿って約200μm/mm以下であることを特徴とする請求項22記載のコンタクトレンズ。
  25. レンズの225°経線に沿う最大厚さは、約200〜400μmであることを特徴とする請求項22記載のコンタクトレンズ。
  26. レンズの225°経線に沿う最大厚さは、約250〜350μmであることを特徴とする請求項25記載のコンタクトレンズ。
  27. 内側ゾーンは、光学ゾーンと内側ゾーンの上限との間の上側部分、光学ゾーンと内側ゾーンの下限との間の下側部分及び上側部分と下側部分との間の中間部分とを有し、プリズムバラスト部分は、上側部分、中間部分及び下側部分のうち1以上の中に画定され、プリズムバラスト部分は、周辺ゾーン及び光学ゾーンを除き、鉛直経線に沿って測って上側部分、中間部分及び下側部分の最も小さな寸法の少なくとも20%の距離にわたる一連の連続した水平断面を有し、各水平断面は、約30μm又は20%(絶対単位で考えていずれか大きい方)以上は変化しない実質的に一様な厚さを有していることを特徴とする請求項22記載のコンタクトレンズ。
  28. 内側ゾーンと周辺エッジとの間の距離は、270°経線に沿って約1.8mm以下であることを特徴とする請求項22記載のコンタクトレンズ。
  29. 成形コンタクトレンズであって、概ね球面のベース曲率を備えると共に凸状前面、凹状後面及び凸状前面と凹状後面との間の周辺エッジを備えた完全成形コンタクトレンズ本体を有し、レンズの周辺エッジに向かって薄くなるようテーパした周辺ゾーンが、凸状前面の周辺エッジに隣接して画定され、コンタクトレンズ本体は、凸状前面と凹状後面との間の厚さを有し、上側エッジ及び下側エッジを形成するよう非軸対称であり、鉛直経線が、上側エッジから下側エッジに向かって定められ、水平経線が、鉛直経線に垂直に定められ、複数のゾーンが凸状前面上に画定され、複数のゾーンは、周辺ゾーンによって包囲されていて、プリズムバラスト部分が画定された内側ゾーン及び内側ゾーンのほぼ中央に画定された光学ゾーンを含み、前記厚さは、鉛直経線に平行に内側ゾーンの少なくともプリズムバラスト部分において上側エッジから下側エッジに向かって増大し、内側ゾーンと周辺エッジとの間の距離は、225°経線に沿って約1.8mm以下であることを特徴とするコンタクトレンズ。
  30. 225°経線に沿う最大厚さは、約200〜400μmであることを特徴とする請求項29記載のコンタクトレンズ。
  31. 内側ゾーンは、光学ゾーンと内側ゾーンの上限との間の上側部分、光学ゾーンと内側ゾーンの下限との間の下側部分及び上側部分と下側部分との間の中間部分とを有し、プリズムバラスト部分は、上側部分、中間部分及び下側部分のうち1以上の中に画定され、プリズムバラスト部分は、周辺ゾーン及び光学ゾーンを除き、鉛直経線に沿って測って上側部分、中間部分及び下側部分の最も小さな寸法の少なくとも20%の距離にわたる一連の連続した水平断面を有し、各水平断面は、約30μm又は20%(絶対単位で考えていずれか大きい方)以上は変化しない実質的に一様な厚さを有していることを特徴とする請求項29記載のコンタクトレンズ。
  32. 内側ゾーンと周辺エッジとの間の距離は、270°経線に沿って約2.1mm以下であることを特徴とする請求項29記載のコンタクトレンズ。
  33. 内側ゾーンと周辺エッジとの間の距離は、180°経線に沿って約1.3mm以下であることを特徴とする請求項29記載のコンタクトレンズ。
  34. 成形コンタクトレンズであって、概ね球面のベース曲率を備えると共に凸状前面、凹状後面及び凸状前面と凹状後面との間の周辺エッジを備えた完全成形コンタクトレンズ本体を有し、レンズの周辺エッジに向かって薄くなるようテーパした周辺ゾーンが、凸状前面の周辺エッジに隣接して画定され、コンタクトレンズ本体は、凸状前面と凹状後面との間の厚さを有し、上側エッジ及び下側エッジを形成するよう非軸対称であり、鉛直経線が、上側エッジから下側エッジに向かって定められ、水平経線が、鉛直経線に垂直に定められ、複数のゾーンが凸状前面上に画定され、複数のゾーンは、周辺ゾーンによって包囲されていて、プリズムバラスト部分が画定された内側ゾーン及び内側ゾーンのほぼ中央に画定された光学ゾーンを含み、前記厚さは、鉛直経線に平行に内側ゾーンの少なくともプリズムバラスト部分において上側エッジから下側エッジに向かって増大し、内側ゾーンと周辺エッジとの間の距離は、180°経線に沿って約1.3mm以下であることを特徴とするコンタクトレンズ。
  35. 内側ゾーンと周辺エッジとの間の距離は、270°経線に沿って約2.1mm以下であることを特徴とする請求項34記載のコンタクトレンズ。
  36. 内側ゾーンは、光学ゾーンと内側ゾーンの上限との間の上側部分、光学ゾーンと内側ゾーンの下限との間の下側部分及び上側部分と下側部分との間の中間部分とを有し、プリズムバラスト部分は、上側部分、中間部分及び下側部分のうち1以上の中に画定され、プリズムバラスト部分は、周辺ゾーン及び光学ゾーンを除き、鉛直経線に沿って測って上側部分、中間部分及び下側部分の最も小さな寸法の少なくとも20%の距離にわたる一連の連続した水平断面を有し、各水平断面は、約30μm又は20%(絶対単位で考えていずれか大きい方)以上は変化しない実質的に一様な厚さを有していることを特徴とする請求項34記載のコンタクトレンズ。
  37. コンタクトレンズであって、概ね球面のベース曲率を備えると共に凸状前面、凹状後面及び凸状前面と凹状後面との間の周辺エッジを備えたコンタクトレンズ本体を有し、レンズの周辺エッジに向かって薄くなるようテーパした周辺ゾーンが、凸状前面の周辺エッジに隣接して画定され、コンタクトレンズ本体は、凸状前面と凹状後面との間の厚さを有し、上側エッジ及び下側エッジを形成するよう非軸対称であり、鉛直経線が、上側エッジから下側エッジに向かって定められ、水平経線が、鉛直経線に垂直に定められ、凸状前面上には複数のゾーンが画定され、複数のゾーンは、周辺ゾーンによって包囲されていて、バラスト部分が画定された内側ゾーン及び内側ゾーンのほぼ中央に画定された光学ゾーンを含み、前記厚さは、鉛直経線に平行に内側ゾーンの少なくともバラスト部分において上側エッジから下側エッジに向かって増大しており、周辺ゾーンによって包囲されると共に光学ゾーンの周りに位置するバンドが、実質的に環状であり、上側距離Aは、鉛直経線に沿って内側ゾーン内で光学ゾーンから周辺ゾーンまでのものとして定められ、下側距離Bは、鉛直経線に沿って内側ゾーン内で光学ゾーンから周辺ゾーンまでのものとして定められ、0.55A≦B≦Aであることを特徴とするコンタクトレンズ。
  38. 成形コンタクトレンズであって、概ね球面のベース曲率を備えると共に凸状前面、凹状後面及び凸状前面と凹状後面との間の周辺エッジを備えたコンタクトレンズ本体を有し、レンズの周辺エッジに向かって薄くなるようテーパした周辺ゾーンが、凸状前面の周辺エッジに隣接して画定され、コンタクトレンズ本体は、凸状前面と凹状後面との間の厚さを有し、上側エッジ及び下側エッジを形成するよう非軸対称であり、鉛直経線が、上側エッジから下側エッジに向かって定められ、水平経線が、鉛直経線に垂直に定められ、凸状前面上には複数のゾーンが画定され、複数のゾーンは、周辺ゾーンによって包囲されていて、成形プリズムバラスト部分が画定された内側ゾーン及び内側ゾーンのほぼ中央に画定された光学ゾーンを含み、前記厚さは、鉛直経線に平行に内側ゾーンの少なくともバラスト部分において上側エッジから下側エッジに向かって増大しており、周辺ゾーンによって包囲されると共に光学ゾーンの周りに位置するバンドが、実質的に環状であり、上側距離Aは、鉛直経線に沿って内側ゾーン内で光学ゾーンから周辺ゾーンまでのものとして定められ、下側距離Bは、鉛直経線に沿って内側ゾーン内で光学ゾーンから周辺ゾーンまでのものとして定められ、0.33A≦B≦Aであることを特徴とするコンタクトレンズ。
JP2001573126A 2000-03-31 2001-03-28 一様な水平厚さプロフィールを備えたコンタクトレンズ Pending JP2004506925A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US19349300P 2000-03-31 2000-03-31
US09/818,244 US6467903B1 (en) 2000-03-31 2001-03-27 Contact lens having a uniform horizontal thickness profile
PCT/US2001/009923 WO2001075509A1 (en) 2000-03-31 2001-03-28 Contact lens having a uniform horizontal thickness profile

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004506925A true JP2004506925A (ja) 2004-03-04

Family

ID=26889046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001573126A Pending JP2004506925A (ja) 2000-03-31 2001-03-28 一様な水平厚さプロフィールを備えたコンタクトレンズ

Country Status (14)

Country Link
US (9) US6467903B1 (ja)
EP (1) EP1281099B1 (ja)
JP (1) JP2004506925A (ja)
KR (2) KR20090081428A (ja)
CN (1) CN1232864C (ja)
AT (1) ATE358289T1 (ja)
AU (1) AU2001247847A1 (ja)
BR (1) BR0109734A (ja)
CA (1) CA2404554C (ja)
DE (2) DE60127547T2 (ja)
ES (1) ES2280354T3 (ja)
HK (2) HK1051406A1 (ja)
MX (1) MXPA02009327A (ja)
WO (1) WO2001075509A1 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007047803A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Coopervision Inc コンタクトレンズ着用者の結膜圧力を低減するためのコンタクトレンズ及び方法
JP2007538288A (ja) * 2004-05-20 2007-12-27 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッド コンタクトレンズを回転させて安定させる方法
JP2008520002A (ja) * 2004-11-12 2008-06-12 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッド コンタクトレンズ着用者の角膜汚れの減少方法
WO2009139021A1 (ja) 2008-05-13 2009-11-19 株式会社メニコン コンタクトレンズ
WO2011077786A1 (ja) 2009-12-22 2011-06-30 Hoya株式会社 トーリックコンタクトレンズ及びその製造方法
JP2011170380A (ja) * 2003-08-20 2011-09-01 Johnson & Johnson Vision Care Inc 周方向位置安定化コンタクトレンズ
JP2011191798A (ja) * 2005-02-15 2011-09-29 Queensland Univ Of Technology コンタクトレンズを使用する近視の制御
JP2013515280A (ja) * 2009-12-17 2013-05-02 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッド コンタクトレンズを安定させる方法
CN103718086A (zh) * 2011-06-01 2014-04-09 博士伦公司 具有混合取向特征的隐形眼镜
JP5536289B1 (ja) * 2012-07-18 2014-07-02 株式会社メニコン コンタクトレンズおよびコンタクトレンズの製造方法
JP2015535944A (ja) * 2012-09-07 2015-12-17 ビューティアイズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 眼の開口を拡張する人工装具および方法
WO2017056306A1 (ja) 2015-10-01 2017-04-06 株式会社メニコン コンタクトレンズ
US9995947B2 (en) 2012-09-07 2018-06-12 BeautiEyes, LLC Prosthesis and method for widening the palpebral fissure of an individual's eye
KR20190019048A (ko) 2016-06-20 2019-02-26 호야 가부시키가이샤 콘택트 렌즈 및 그 제조 방법
JP2019061274A (ja) * 2013-02-13 2019-04-18 ブリエン ホールデン ビジョン インスティテュートBrien Holden Vision Institute コンタクトレンズの安定化

Families Citing this family (55)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7628485B2 (en) * 2000-03-31 2009-12-08 Coopervision International Holding Company, Lp Contact lens having a uniform horizontal thickness profile
US6467903B1 (en) * 2000-03-31 2002-10-22 Ocular Sciences, Inc. Contact lens having a uniform horizontal thickness profile
US7152975B2 (en) * 2000-11-10 2006-12-26 Cooper Vision, Inc. Junctionless ophthalmic lenses and methods for making same
US6595640B1 (en) * 2000-11-15 2003-07-22 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Method for designing contact lenses
AUPR276601A0 (en) * 2001-01-31 2001-02-22 Newman, Steve A contact lens for refractive correction and capable of engagement with an eye either inside out or right way out
NL1017287C2 (nl) * 2001-02-06 2002-08-07 Otb Group Bv Werkwijze en inrichting voor het spuitgieten van een kunststof voorwerp.
JP2004534964A (ja) * 2001-04-27 2004-11-18 ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト 自動レンズ設計及び製造システム
US6921168B2 (en) * 2002-07-24 2005-07-26 Novartis Ag Translating contact lens having a ramped ridge
AU2003260369A1 (en) * 2002-08-06 2004-02-25 Novartis Ag Contact lenses
US7052133B2 (en) * 2003-05-21 2006-05-30 Novartis Ag Contact lenses
US7101042B2 (en) * 2003-08-12 2006-09-05 S.I.B. Investments Llc Multifocal contact lens
US7036930B2 (en) 2003-10-27 2006-05-02 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Methods for reducing corneal staining in contact lens wearers
US9322958B2 (en) * 2004-08-27 2016-04-26 Coopervision International Holding Company, Lp Silicone hydrogel contact lenses
AU2012202279B2 (en) * 2004-11-12 2012-06-07 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Methods for reducing corneal staining in contact lens wearers
TW200630662A (en) * 2005-02-23 2006-09-01 Novartis Ag A toric lens design
US20060271747A1 (en) * 2005-05-26 2006-11-30 Symbol Technologies, Inc. Wireless access device with integrated universal serial bus interface
US7819523B2 (en) 2005-06-03 2010-10-26 Hoya Healthcare Corporation Ocular lens
US7172285B1 (en) * 2005-12-09 2007-02-06 Bausch & Lomb Incorporated Contact lens with high-order compensation for non-axisymmetric structure
EP1963907B1 (en) * 2005-12-22 2009-06-03 Bausch & Lomb Incorporated Toric contact lenses
AR062067A1 (es) 2006-07-17 2008-10-15 Novartis Ag Lentes de contacto toricas con perfil de potencia optica controlado
WO2008062503A1 (fr) * 2006-11-20 2008-05-29 Menicon Co., Ltd. Lentille de contact et son procédé de fabrication
US7832858B2 (en) * 2007-05-11 2010-11-16 Ferrara Daniel C Contact lens permitting translation
US7758187B2 (en) * 2008-02-04 2010-07-20 University Of Washington Contact lens for three dimensional visualization
US8646908B2 (en) * 2008-03-04 2014-02-11 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Rotationally stabilized contact lenses and methods for their design
US20100109176A1 (en) 2008-11-03 2010-05-06 Chris Davison Machined lens molds and methods for making and using same
US20100149482A1 (en) * 2008-12-12 2010-06-17 Ammon Jr Daniel M Contact lens
US8113652B2 (en) * 2009-03-27 2012-02-14 Crt Technology, Inc. Contact lens with meridional sagittal variation and methods for making and using the same
AU2010246164B2 (en) 2009-05-04 2014-01-09 Coopervision International Limited Ophthalmic lenses and reduction of accommodative error
US20120113386A1 (en) * 2009-05-04 2012-05-10 Coopervision International Holding Company, Lp Small Optic Zone Contact Lenses And Methods
WO2011049642A1 (en) 2009-10-22 2011-04-28 Coopervision International Holding Company, Lp Contact lens sets and methods to prevent or slow progression of myopia or hyperopia
US8439499B2 (en) * 2009-12-17 2013-05-14 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Method for producing stabilized contact lenses
US8322851B2 (en) * 2009-12-17 2012-12-04 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Stabilized contact lenses
US20110149230A1 (en) * 2009-12-17 2011-06-23 Menezes Edgar V Stabilization of contact lenses
US20110149229A1 (en) * 2009-12-17 2011-06-23 Pierre Gerligand Contact lenses with stabilization features
US8403479B2 (en) 2009-12-17 2013-03-26 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Contact lens eye model
CN104678462B (zh) 2010-07-30 2019-11-05 诺华股份有限公司 具有交联亲水涂层的硅氧烷水凝胶透镜
KR101878215B1 (ko) 2010-09-27 2018-07-16 존슨 앤드 존슨 비젼 케어, 인코포레이티드 교대보기 노안용 콘택트 렌즈
US9091865B2 (en) * 2012-01-18 2015-07-28 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Fractal features for enhanced tear exchange
SG11201504763UA (en) 2012-12-17 2015-07-30 Novartis Ag Method for making improved uv-absorbing ophthalmic lenses
US9316848B2 (en) * 2013-03-15 2016-04-19 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Ophthalmic devices with stabilization features
TWI493241B (zh) * 2013-05-24 2015-07-21 Hiline Optical Co Ltd 鏡片裝置及視力控制方法
MY179771A (en) 2013-06-26 2020-11-13 Coopervision Int Ltd Methods of manufacturing and apparatus useful in manufacturing toric contact lenses
EP3083216B1 (en) 2013-12-17 2018-01-31 Novartis AG A silicone hydrogel lens with a crosslinked hydrophilic coating
SG11201700232SA (en) 2014-08-26 2017-03-30 Novartis Ag Method for applying stable coating on silicone hydrogel contact lenses
CN104330901B (zh) * 2014-11-03 2016-01-20 浙江工业大学 用于pmma聚合物材料的微结构压贴三棱镜装配方法
AU2016353229B2 (en) * 2015-11-11 2021-05-06 Innomedex Llc Aqueous humor monitoring devices and methods
US9880399B2 (en) 2015-11-16 2018-01-30 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Truncated translating contact lens with optimized performance and method of design
KR102604468B1 (ko) 2015-12-15 2023-11-22 알콘 인코포레이티드 실리콘 하이드로겔 콘택트 렌즈 상에 안정한 코팅을 적용하기 위한 방법
US11104814B2 (en) 2016-02-15 2021-08-31 Momentive Performance Materials Inc. Primer formulations with improved photostability
WO2017201190A1 (en) 2016-05-18 2017-11-23 Shanghai Yanfeng Jinqiao Automotive Trim Systems Co. Ltd Console assembly for vehicle interior
US10274751B2 (en) 2016-07-05 2019-04-30 Bausch & Lomb Incorporated Prism ballasted contact lens
US10786959B2 (en) * 2016-07-18 2020-09-29 Johnson & Johnson Vision Care, Inc Mold for contact lens with non-rotationally symmetric rim or edge
US11291391B2 (en) 2017-12-11 2022-04-05 Microoptx Inc. Implantable ocular glucose sensor devices and methods
CN117492230A (zh) 2017-12-13 2024-02-02 爱尔康公司 周抛和月抛水梯度接触镜片
US11572723B2 (en) 2019-02-27 2023-02-07 Shanghai Yanfeng Jinqiao Automotive Triim Systems Co. Ltd. Vehicle interior component

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0634920A (ja) * 1992-07-20 1994-02-10 Menicon Co Ltd トーリックコンタクトレンズ
JPH11242192A (ja) * 1998-02-24 1999-09-07 Seed Co Ltd トーリックコンタクトレンズ

Family Cites Families (147)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2544246A (en) * 1950-08-01 1951-03-06 George H Butterfield Corneal contact lens
BE759530A (fr) 1969-11-28 1971-04-30 Griffin Lab Inc Lentille de contact et son procede de fabrication
FR2109470A5 (ja) * 1970-10-19 1972-05-26 Silor
US4084890A (en) 1972-08-04 1978-04-18 Baron Henry J Contact lens
GB1463107A (ja) 1973-06-19 1977-02-02 Strachan J P F
US4095878A (en) 1974-03-28 1978-06-20 Titmus Eurocon Kontaktlinsen Gmbh & Co. Kg Soft contact lens with flattened region for automatic orientation
US4126138A (en) 1974-06-14 1978-11-21 Warner-Lambert Company Soft contact lens
AR207867A1 (es) * 1974-07-04 1976-11-08 Smith & Nephew Res Un copolimero hidrogel ligeramente entrelazado
US4121896A (en) 1976-03-24 1978-10-24 Shepherd Thomas H Apparatus for the production of contact lenses
US4208364A (en) * 1976-03-24 1980-06-17 Shepherd Thomas H Process for the production of contact lenses
US4245069A (en) * 1978-12-28 1981-01-13 Permavision Polysiloxane composition
US4423195A (en) 1976-04-15 1983-12-27 Danker Laboratories, Inc. Ocular membrane and method for preparation thereof
US4169119A (en) * 1976-04-15 1979-09-25 Permavision Method of molding an ocular membrane
US4302081A (en) 1977-04-22 1981-11-24 Tsuetaki George F Fused bifocal contact lens
JPS6030529B2 (ja) * 1977-04-28 1985-07-17 日本コンタクトレンズ製造株式会社 シリコン樹脂製コンタクトレンズの製造用成形型
US4285890A (en) * 1977-04-28 1981-08-25 Nippon Contact Lens Manufacturing Ltd. Method for manufacturing silicone contact lenses
US4406189A (en) * 1977-05-25 1983-09-27 Neefe Charles W Method of making lenses with a lenticular cut
US4165158A (en) * 1977-07-25 1979-08-21 American Optical Corporation Cast contact lenses and method for making same
US4525043A (en) * 1977-11-11 1985-06-25 Leonard Bronstein Contact lens
FR2416104A1 (fr) * 1978-02-07 1979-08-31 Essilor Int Dispositif de moulage, en particulier pour lentille de contact souple
CS198749B1 (en) * 1978-05-04 1980-06-30 Otto Wichterle Toric hydrogelic contact lens
GB2041557B (en) 1978-10-05 1982-10-20 Kwok Chu Fung J Soft contact lenses
US4198132A (en) * 1978-12-14 1980-04-15 Dow Corning Corporation Contact lens
US4294974A (en) 1979-01-31 1981-10-13 American Optical Corporation Hydrophilic silicone compounds and contact lenses containing polymers thereof
US4254065A (en) * 1979-04-04 1981-03-03 Ratkowski Donald J Injection molding of contact lenses
US4209289A (en) * 1979-05-14 1980-06-24 American Optical Corporation Contact lens mold
US4310225A (en) * 1979-08-06 1982-01-12 Gentex Corporation Ophthalmic lens series
US4418991A (en) * 1979-09-24 1983-12-06 Breger Joseph L Presbyopic contact lens
US4324461A (en) * 1979-11-26 1982-04-13 Salvatori Ophthalmics, Inc. Contact lens for non-rotational orientation
DE3065034D1 (en) * 1980-06-12 1983-11-03 Biolens Sa Contact lens for oriented optical correction
US4284399A (en) * 1980-06-23 1981-08-18 American Optical Corporation Contact lens mold
CS219738B1 (en) * 1981-02-02 1983-03-25 Otto Wichterle Soft lenticullar contact lens with negative refraction
US4555372A (en) 1981-03-23 1985-11-26 Bausch & Lomb Incorporated Rotational molding of contact lenses
US4573774A (en) 1981-09-28 1986-03-04 Vistakon, Inc. Soft toric contact lens
US4508436A (en) * 1981-09-28 1985-04-02 Frontier Contact Lenses Of Florida, Inc. Soft toric contact lens
US4640594A (en) * 1982-01-07 1987-02-03 Richard Berger Tear pump contact lens
DE3222099C2 (de) 1982-06-11 1984-06-20 Titmus Eurocon Kontaktlinsen Gmbh & Co Kg, 8750 Aschaffenburg Bifokale Kontaktlinse vom bivisuellen Typ
US4573775A (en) * 1982-08-19 1986-03-04 Vistakon, Inc. Bifocal contact lens
US4580882A (en) * 1983-04-21 1986-04-08 Benjamin Nuchman Continuously variable contact lens
US4549794A (en) 1983-05-05 1985-10-29 Schering Corporation Hydrophilic bifocal contact lens
US4681295A (en) * 1983-05-26 1987-07-21 International Hydron Corporation Tricurve optical metal master mold and method of making
US4618229A (en) 1983-07-22 1986-10-21 Bausch & Lomb Incorporated Bifocal contact lens
US4618227A (en) * 1983-10-07 1986-10-21 Vistakon, Inc. Soft contact lens
CS246212B1 (en) * 1984-06-18 1986-10-16 Otto Wichterle Toric contact lens with centre of gravity shifted towards its border,mould for its production and method of moulds production
US4680998A (en) 1984-08-28 1987-07-21 Bausch & Lomb Incorporated Toric lenses, method and apparatus for making same
US4605524A (en) * 1984-11-19 1986-08-12 Danker Laboratories, Inc. Method and master-die for casting a bifocal contact lens in a single piece
US4642439A (en) * 1985-01-03 1987-02-10 Dow Corning Corporation Method and apparatus for edge contouring lenses
US4614413A (en) 1985-02-05 1986-09-30 Obssuth George A Contact lens
GB8508247D0 (en) * 1985-03-29 1985-05-09 Sola Int Holdings Contact lenses
US4854089A (en) * 1985-04-05 1989-08-08 Sola U.S.A. Inc. Method of making a rigid gas permeable bifocal contact lens
CS251890B1 (en) * 1985-05-20 1987-08-13 Jiri Sulc Hydrophilic silicon composition and method of its production
FR2582416A1 (fr) 1985-05-24 1986-11-28 Bourgeois Sa Lentille de contact bifocale
GB8601967D0 (en) * 1986-01-28 1986-03-05 Coopervision Optics Manufacturing contact lenses
CS260213B1 (en) * 1986-03-05 1988-12-15 Jiri Sulc Method of polymerization casting of articles especially lenses from hydrophilic gels and equipment for realization of this method
US4787732A (en) 1986-04-24 1988-11-29 Nick Siviglia Contact lens and method of making same
US4820038A (en) * 1986-08-14 1989-04-11 Coopervision, Inc. Hydrogel contact lens
US4702573A (en) * 1986-08-25 1987-10-27 Morstad David P Variable powered contact lens
US4840754A (en) * 1987-11-09 1989-06-20 Ocutech Method of molding articles
US4955711A (en) 1987-11-30 1990-09-11 Animalens, Inc. Contact lenses for animals
US5258490A (en) 1987-12-14 1993-11-02 Chang Sing Hsiung Non-irritating soft gas permeable contact lens and process for producing same
US5125728A (en) 1988-02-03 1992-06-30 Igel International Limited Soft contact lens for the correction of astigmatism
US4850689A (en) * 1988-03-07 1989-07-25 Bruce A. Martin Near vision contact lens and methods of making and using it
US5076683A (en) 1988-09-14 1991-12-31 Allergan, Inc. Spuncast compound contact lens
US5020898A (en) 1990-01-29 1991-06-04 Schering Corporation Contact lens for correction of astigmatism
US5252056A (en) 1990-03-16 1993-10-12 Ciba-Geigy Corporation Contact lens casting mould
DE4012478A1 (de) * 1990-04-19 1991-10-24 Heinrich Woehlk Inst Fuer Cont Kontaktlinse mit lagestabilisierung
DE59100649D1 (de) * 1990-04-24 1994-01-13 Ciba Geigy Verfahren zur Herstellung von Kontaklinsen.
US5071244A (en) * 1990-10-03 1991-12-10 Ross Richard M Soft bifocal contact lens
US5141678A (en) * 1990-10-10 1992-08-25 Blum Ronald D Method for forming disposable molds for producing optical quality lenses
US5210695A (en) * 1990-10-26 1993-05-11 Gerber Optical, Inc. Single block mounting system for surfacing and edging of a lens blank and method therefor
US5500695A (en) * 1991-06-17 1996-03-19 Newman; Steve Toric lens with orientation wave forms
DE4125707C2 (de) * 1991-08-02 1994-08-04 Hecht Gmbh Kontaktlinsen Vorrichtung zum Herstellen einer Bifokal-Contactlinse und damit hergestellte Contactlinse
US5191365B1 (en) * 1991-08-23 2000-08-15 Contex Inc Corneal contact lens and method for treating myopia
US5271875A (en) 1991-09-12 1993-12-21 Bausch & Lomb Incorporated Method for molding lenses
US5245366A (en) * 1991-10-31 1993-09-14 Svochak Jan B Bifocal contact lens and method of making same
US5786883A (en) * 1991-11-12 1998-07-28 Pilkington Barnes Hind, Inc. Annular mask contact lenses
US5238388A (en) * 1991-12-06 1993-08-24 Johnson & Johnson Vision Products, Inc. Ophthalmic lens mold seal
NL9200400A (nl) 1992-03-04 1993-10-01 Jose Jorge Pavlotzky Handelend Bifocale contactlens, alsmede werkwijze voor het vervaardigen van een dergelijke contactlens.
ES2114613T3 (es) 1992-09-29 1998-06-01 Bausch & Lomb Procedimiento para la fabricacion de moldes de plastico y procedimiento de colada de lentes de contacto.
GB9306424D0 (en) 1993-03-27 1993-05-19 Pilkington Visioncare Inc Contact lens designed to accommodate and correct for the effects of presbyopia
US5691797A (en) * 1993-03-31 1997-11-25 Permeable Technologies, Inc. Multifocal contact lens
US5619289A (en) * 1993-03-31 1997-04-08 Permeable Technologies, Inc. Multifocal contact lens
US5526071A (en) 1993-03-31 1996-06-11 Permeable Technologies, Inc. Multifocal contact lens and method for preparing
US5493350A (en) * 1993-03-31 1996-02-20 Seidner; Leonard Multipocal contact lens and method for preparing
US5404183A (en) 1993-03-31 1995-04-04 Seidner; Leonard Multifocal contact lens and method for preparing
CA2096706A1 (en) * 1993-05-20 1994-11-21 Robert Mercure Soft toric lens for correction of astigmatism
US5532768A (en) 1993-10-04 1996-07-02 Menicon Co., Ltd. Contact lens
US5601759A (en) * 1993-10-05 1997-02-11 Bausch & Lomb Incorporated Method for molding contact lenses
NL9301863A (nl) * 1993-10-28 1995-05-16 Meurs Optiek B V Van Contactlens met een optische zone met tenminste een focus.
US5894002A (en) * 1993-12-13 1999-04-13 Ciba Vision Corporation Process and apparatus for the manufacture of a contact lens
US5499064A (en) * 1994-01-28 1996-03-12 Paralax, Inc. Visual aid device having a locking device
DE69504307T2 (de) * 1994-01-31 1999-01-07 Bausch & Lomb Verfahren zur giessformung torischer kontaktlinsen
US5540410A (en) * 1994-06-10 1996-07-30 Johnson & Johnson Vision Prod Mold halves and molding assembly for making contact lenses
US5861114A (en) * 1994-06-10 1999-01-19 Johnson&Johnson Vision Products, Inc. Method of manufacturing complex optical designs in soft contact lenses
US5760100B1 (en) * 1994-09-06 2000-11-14 Ciba Vision Corp Extended wear ophthalmic lens
AU7955794A (en) 1994-09-16 1996-03-29 Permeable Technologies Inc. Multifocal contact lens and method for preparing
US5635998A (en) * 1994-12-06 1997-06-03 Baugh; Thomas K. Translating multifocal contact lens
TW275112B (en) 1995-03-15 1996-05-01 Ciba Geigy Ag Rotationally stabilized contact lens and methods of lens stabilization
TW585882B (en) * 1995-04-04 2004-05-01 Novartis Ag A method of using a contact lens as an extended wear lens and a method of screening an ophthalmic lens for utility as an extended-wear lens
US5650837A (en) 1995-05-04 1997-07-22 Johnson & Johnson Vision Products, Inc. Rotationally stable contact lens designs
US5652638A (en) * 1995-05-04 1997-07-29 Johnson & Johnson Vision Products, Inc. Concentric annular ring lens designs for astigmatism
US5608471A (en) * 1995-07-03 1997-03-04 Westcon Contact Lens Co., Inc. Soft, bifocal contact lens
DE29680953U1 (de) * 1995-10-31 1997-11-06 Procornea Holding Bv Multifokale Linse
US5916494A (en) * 1995-12-29 1999-06-29 Johnson & Johnson Vision Products, Inc. Rotational indexing base curve deposition array
US6113236A (en) 1997-04-07 2000-09-05 Bausch & Lomb Incorporated Toric contact lenses
DE19726918A1 (de) 1997-06-25 1999-01-07 Woehlk Contact Linsen Gmbh Multifokale Kontaktlinse
JPH1152304A (ja) 1997-07-31 1999-02-26 Kuraray Co Ltd ソフトコンタクトレンズ
US6109749A (en) * 1997-11-04 2000-08-29 Bernstein; Paul R. Soft bifocal contact lenses
US6089711A (en) * 1997-11-05 2000-07-18 Blankenbecler; Richard Radial gradient contact lenses
JPH11258553A (ja) * 1998-03-09 1999-09-24 Menicon Co Ltd プリズムバラスト型コンタクトレンズ及びその製造方法並びにそれに用いられるモールド型
JP3798147B2 (ja) * 1998-06-03 2006-07-19 株式会社メニコン 眼用レンズの成形型
US6457826B1 (en) * 1998-08-06 2002-10-01 John B. W. Lett Multifocal aspheric lens
SG83139A1 (en) 1998-08-10 2001-09-18 Johnson & Johnson Vision Prod Dynamically stabilized contact lenses
US6270218B1 (en) * 1998-10-26 2001-08-07 Johnson & Johnson Vision Products, Inc. Contact lenses with off-axis bevel
US6176578B1 (en) 1998-12-09 2001-01-23 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Toric contact lenses
US6183082B1 (en) 1998-12-21 2001-02-06 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Contact lenses with constant peripheral geometry
US6135594A (en) * 1998-12-21 2000-10-24 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Toric contact lens with axis offset compensation and method and apparatus for manufacturing same
US5988813A (en) * 1998-12-21 1999-11-23 Johnson & Johnson Vision Products, Inc. Differential thickness contact lens utilizing multiple base curves and method of manufacturing same
US6234629B1 (en) * 1998-12-21 2001-05-22 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Differential thickness contact lens with compensation for differential shrinkage and method of manufacturing same
JP2000214417A (ja) 1999-01-22 2000-08-04 Kuraray Co Ltd コンタクトレンズ
GB9903170D0 (en) 1999-02-13 1999-04-07 Contact Lens Precision Lab Lim Contact lenses
US6206520B1 (en) * 1999-03-25 2001-03-27 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Contact lenses with contoured edges
US20020024631A1 (en) * 1999-08-31 2002-02-28 Roffman Jeffrey H. Rotationally stabilized contact lenses
WO2001016641A1 (en) 1999-08-31 2001-03-08 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Rotationally stabilized contact lenses
WO2001029608A1 (en) 1999-10-15 2001-04-26 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Rotationally stabilized contact lenses
US6383419B1 (en) * 1999-12-09 2002-05-07 Gregg A. Dean Method for cast molding toric contact lenses
AUPQ468399A0 (en) 1999-12-16 2000-01-20 Iolco Pty Ltd A contact lens
US6568990B2 (en) * 2000-01-18 2003-05-27 Ncrx Optical Solutions, Inc. System and method for ophthalmic lens manufacture
US6364483B1 (en) 2000-02-22 2002-04-02 Holo Or Ltd. Simultaneous multifocal contact lens and method of utilizing same for treating visual disorders
US6234699B1 (en) * 2000-03-22 2001-05-22 Beverly Brode Plant writing apparatus
US6467903B1 (en) * 2000-03-31 2002-10-22 Ocular Sciences, Inc. Contact lens having a uniform horizontal thickness profile
CN1177243C (zh) * 2000-06-27 2004-11-24 佳视科学公司 隐形眼镜,配制,设计及改变角膜形状的方法
US6454409B1 (en) * 2000-08-15 2002-09-24 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Contact lenses
US6773107B2 (en) * 2000-08-17 2004-08-10 Novartis Ag Soft translating contact lens for presbyopia
US6474814B1 (en) 2000-09-08 2002-11-05 Florida Optical Engineering, Inc Multifocal ophthalmic lens with induced aperture
US6595639B1 (en) 2000-11-10 2003-07-22 Ocular Sciences, Inc. Junctionless ophthalmic lenses and methods for making same
US6491392B2 (en) * 2000-12-08 2002-12-10 Johnson & Johnson Vison Care, Inc. Dynamically stabilized contact lenses
US6406145B1 (en) * 2000-12-20 2002-06-18 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Contact lenses with improved centering and orienting
US6709102B2 (en) * 2001-01-16 2004-03-23 Arthur G. Duppstadt Multifocal contact lens and method of making the same
US6746118B2 (en) 2001-07-17 2004-06-08 Soft Focal Company, Inc. Bifocal contact lens with secondary prism
AU2003260369A1 (en) * 2002-08-06 2004-02-25 Novartis Ag Contact lenses
US6745410B2 (en) * 2002-10-23 2004-06-08 Kdb Engineering Pty. Ltd. Commode seat
US7036931B2 (en) 2003-01-29 2006-05-02 Novartis Ag Ophthalmic lenses
US7004585B2 (en) * 2003-02-11 2006-02-28 Novartis Ag Ophthalmic lens having an optical zone blend design
US7063422B2 (en) 2003-04-16 2006-06-20 Novartis Ag Multifocal ophthalmic lens
US20050019907A1 (en) * 2003-07-22 2005-01-27 Santiago Munne Obtaining normal disomic stem cells from chromosomally abnormal embryos
US6939005B2 (en) 2003-08-20 2005-09-06 Johnson & Johnson Vision Care Inc. Rotationally stabilized contact lenses

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0634920A (ja) * 1992-07-20 1994-02-10 Menicon Co Ltd トーリックコンタクトレンズ
JPH11242192A (ja) * 1998-02-24 1999-09-07 Seed Co Ltd トーリックコンタクトレンズ

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011170380A (ja) * 2003-08-20 2011-09-01 Johnson & Johnson Vision Care Inc 周方向位置安定化コンタクトレンズ
JP2007538288A (ja) * 2004-05-20 2007-12-27 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッド コンタクトレンズを回転させて安定させる方法
JP4855412B2 (ja) * 2004-11-12 2012-01-18 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッド コンタクトレンズ着用者の角膜汚れの減少方法
JP2008520002A (ja) * 2004-11-12 2008-06-12 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッド コンタクトレンズ着用者の角膜汚れの減少方法
JP2011191798A (ja) * 2005-02-15 2011-09-29 Queensland Univ Of Technology コンタクトレンズを使用する近視の制御
JP2011191799A (ja) 2005-02-15 2011-09-29 Queensland Univ Of Technology コンタクトレンズを使用する近視の制御
JP2007047803A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Coopervision Inc コンタクトレンズ着用者の結膜圧力を低減するためのコンタクトレンズ及び方法
WO2009139021A1 (ja) 2008-05-13 2009-11-19 株式会社メニコン コンタクトレンズ
JP2017083904A (ja) * 2009-12-17 2017-05-18 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッドJohnson & Johnson Vision Care, Inc. コンタクトレンズを安定させる方法
JP2013515280A (ja) * 2009-12-17 2013-05-02 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッド コンタクトレンズを安定させる方法
US8668332B2 (en) 2009-12-22 2014-03-11 Hoya Corporation Toric contact lens and method for manufacturing the same
WO2011077786A1 (ja) 2009-12-22 2011-06-30 Hoya株式会社 トーリックコンタクトレンズ及びその製造方法
CN103718086A (zh) * 2011-06-01 2014-04-09 博士伦公司 具有混合取向特征的隐形眼镜
JP5536289B1 (ja) * 2012-07-18 2014-07-02 株式会社メニコン コンタクトレンズおよびコンタクトレンズの製造方法
JP2015535944A (ja) * 2012-09-07 2015-12-17 ビューティアイズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 眼の開口を拡張する人工装具および方法
US9995947B2 (en) 2012-09-07 2018-06-12 BeautiEyes, LLC Prosthesis and method for widening the palpebral fissure of an individual's eye
JP2019061274A (ja) * 2013-02-13 2019-04-18 ブリエン ホールデン ビジョン インスティテュートBrien Holden Vision Institute コンタクトレンズの安定化
WO2017056306A1 (ja) 2015-10-01 2017-04-06 株式会社メニコン コンタクトレンズ
US10175504B2 (en) 2015-10-01 2019-01-08 Menicon Co., Ltd. Contact Lens
KR20190019048A (ko) 2016-06-20 2019-02-26 호야 가부시키가이샤 콘택트 렌즈 및 그 제조 방법
US11231598B2 (en) 2016-06-20 2022-01-25 Hoya Corporation Contact lens and method for manufacturing the same

Also Published As

Publication number Publication date
US20040196429A1 (en) 2004-10-07
US6857740B2 (en) 2005-02-22
EP1281099A4 (en) 2005-01-19
ATE358289T1 (de) 2007-04-15
HK1088667A1 (en) 2006-11-10
US20050254005A1 (en) 2005-11-17
US20020149742A1 (en) 2002-10-17
EP1281099A1 (en) 2003-02-05
CA2404554A1 (en) 2001-10-11
US7133174B2 (en) 2006-11-07
EP1281099B1 (en) 2007-03-28
CA2404554C (en) 2010-07-06
US6971746B2 (en) 2005-12-06
CN1232864C (zh) 2005-12-21
US20070019155A1 (en) 2007-01-25
US20090009712A1 (en) 2009-01-08
US7134753B2 (en) 2006-11-14
WO2001075509A1 (en) 2001-10-11
US20050280774A1 (en) 2005-12-22
DE06019325T1 (de) 2007-08-09
HK1051406A1 (en) 2003-08-01
DE60127547D1 (de) 2007-05-10
BR0109734A (pt) 2003-02-04
US7618142B2 (en) 2009-11-17
KR20020087944A (ko) 2002-11-23
KR20090081428A (ko) 2009-07-28
ES2280354T3 (es) 2007-09-16
MXPA02009327A (es) 2004-03-26
US7625084B2 (en) 2009-12-01
US20050254004A1 (en) 2005-11-17
US20080030676A1 (en) 2008-02-07
US6467903B1 (en) 2002-10-22
CN1432139A (zh) 2003-07-23
AU2001247847A1 (en) 2001-10-15
KR100910710B1 (ko) 2009-08-04
DE60127547T2 (de) 2007-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004506925A (ja) 一様な水平厚さプロフィールを備えたコンタクトレンズ
CN104136964B (zh) 多焦点光学镜片
JP4987229B2 (ja) 傾斜隆起部を有する交代視型コンタクトレンズ
AU2004246631A1 (en) Contact lens with shaped periphery
RU2562697C2 (ru) Смещаемая пресбиопическая контактная линза
CN106483676B (zh) 具有改善舒适度的旋转稳定的接触镜片和优化方法
KR20120115208A (ko) 토릭 콘택트 렌즈 및 그 제조 방법
RU2605526C2 (ru) Смещаемая пресбиопическая контактная линза
TW550403B (en) Contact lens having a uniform horizontal thickness profile
US8690320B2 (en) Contact lenses having hybrid orientation features
EP1734398B1 (en) Contact lens having a uniform horizontal thickness profile
US7628485B2 (en) Contact lens having a uniform horizontal thickness profile

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20071121

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20071121

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080328

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20081022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101108

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110113

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110506

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110627

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110815

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110822

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120305