JP2004506624A - コクシジウム症の防除のためのトリアジントリオンスルホン類の使用 - Google Patents

コクシジウム症の防除のためのトリアジントリオンスルホン類の使用 Download PDF

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Abstract

本発明は、動物、特に豚におけるコクシジウム症の防除のためのトリアジントリオン類の特別な誘導体の使用に関する。

Description

【0001】
本発明は、家畜におけるコクシジウム症の抑制のためのトリアジントリオン類の特定の誘導体の使用に関する。
【0002】
コクシジウム症は家畜においてしばしば起こる感染症であり、かくして、例えば豚における球虫類、肉胞子虫類及びトキソプラズマ類の属の原生動物により引き起こされる不顕性感染が世界中に広がっている。しかしながら、近年になって初めて、例えばイソスポラ・スイス(Isospora suis)感染が子豚の下痢の原因と認識され、非常に集中的に研究されてきた。一般的に感染は母親の雌豚から子豚に、あるいは子豚から子豚に接合子嚢を介して起こり、それらのそれぞれはそれぞれ2個のスポロゾイトを有する2個のスポロキストを含有している。寄生期は小腸のウィルスの上皮細胞において増殖するが、小腸外期も肝臓、脾臓及びリンパ節で検出された。疾患の臨床的顕症は、腸上皮細胞の壊死性、炎症性破壊を含み、かくして消化吸収の広範囲の妨害を含む。急性疾患は水のような白っぽいもしくは黄色っぽい悪臭のする下痢を特徴とし、それは通常寿命の2〜3週内に起こる。感染した子豚は体重の増加が低下する。疾患の処置及び治療は今日まで十分に解決されていない。抗生物質は無効である;スルホンアミドは薦められているが通常治療は遅すぎる。他の処置の可能性は否定的である(contradictory):モネンシン、アンプロリウム又はフラゾリドンを実験的に感染させた豚に投与することにより疾患を予防することは不可能であった。最近の研究で、いくつかの牧畜業(units)において良好な衛生にもかかわらず、すべての敷きわらの最高で92%においてイソスポラ・スイスを同定することができた。
【0003】
複数の公開文献、中でもドイツ公開明細書27 18 799、25 090 37、25 323 63、24 137 22、WO 99/62519から、トリアジントリオン類の種々の誘導体が家畜におけるコクシジウム症の抑制に適していることが既知である。
【0004】
複数の公開文献、例えば、Driesen et al.,Australian Vet.J.,72(4)139−141,1995;Rommel et al.,Int.J.of Parasit.,17,639−647,1987;Haberkorn and Mundt.,Prakt.Tierarzt,69(4),46,49−51,1988から、特定のトリアジントリオン誘導体であるトルトラズリル(toltrazuril)が豚におけるコクシジウム症(イソスポラ・スイス)の処置に適していることも既知である。
【0005】
しかしながら、例えば活性のレベル、作用の持続時間、作用の範囲、適用の範囲、毒性、他の活性成分との組み合わせ、調製助剤との組み合わせ又は合成に関し、現代の製剤が満たさねばならない多様な必要条件の故に、可能な耐性の発生の故に、そのような物質の開発は完全とはみなされ得ず、少なくともいくつかの側面において既知の化合物を超える利点を有する新規な化合物に対する絶えない大きな要求がある。
【0006】
今回、式(I)
【0007】
【化2】
Figure 2004506624
【0008】
[式中、
はハロゲノアルキルを示し、
はアルキル、アルコキシ、ハロゲン又はSON(CHを示す]
のトリアジントリオンスルホン類及びそれらの生理学的に許容される塩が、驚くほど低い哺乳類毒性と一緒に非常に優れた殺球虫類効果(coccidiocidal effect)を有することが見出された。
【0009】
式(I)の化合物はドイツ公開明細書27 18 799、25 090 37、25 323 63、24 137 22、WO 99/62519に開示されている方法により得ることができる。
【0010】
式(I)の化合物は、家畜におけるコクシジウム症の処置のために本発明に従って用いると、技術の現状において既知の化合物と比較して驚くほど低い哺乳類毒性を示し、従って明らかにこの使用において既知の化合物より優れている。
【0011】
家畜におけるコクシジウム症の抑制における使用のために用いられる式(I)の化合物は、好ましくは
が1〜5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロゲノアルキルを示し、
がC−C−アルキル、C−C−アルコキシ、ハロゲン又はSON(CHを示す
化合物及びそれらの生理学的に許容される塩である。
【0012】
本発明に従って特に好適に用いられる式(I)の化合物は、
が1〜5個のハロゲン原子を有するC−Cハロゲノアルキルを示し、
がC−C−アルキルを示す
化合物及びそれらの生理学的に許容される塩である。
【0013】
本発明に従って特別に好適に用いられる式(I)の化合物は、
がC−Cペルハロゲノアルキルを示し、
がメチル又はエチルを示す
化合物及びそれらの生理学的に許容される塩である。
【0014】
特に、ポナズリル(ponazuril)の名称を有する式
【0015】
【化3】
Figure 2004506624
【0016】
の化合物の使用が特別に好ましい。
【0017】
式(I)の化合物は、適宜、置換基の性質及び数に依存して、幾何学的及び/又は光学的異性体又は位置異性体あるいは種々の組成のそのような異性体の混合物の形態にあることができる。純粋な異性体及び異性体の混合物の使用の両方を本発明に従って特許請求する。
【0018】
好ましい、特に好ましい又は特別に好ましいなどの化合物は、下記で好ましい、特に好ましい又は特別に好ましいなどとして挙げる置換基を有する化合物である。
【0019】
好ましい、特に好ましい、特別に好ましいとして挙げたものを含むRの定義において示したハロゲノアルキル基の中で好ましいのはそれぞれの場合にまたフルオロアルキル基である。
【0020】
しかしながら、一般的に上記で記載した又は好ましい範囲において記載した基の定義及び説明を所望通りに、すなわちそれぞれの範囲と好ましい範囲の間で互いに組合せることもできる。
【0021】
コクシジウム症に対する本発明に従う使用のために、本発明に従う化合物をすべての通常の調剤に転換することができ、且つ種々の投与形態で投与することができる。これに関し、経口的投与、特に経口用水性懸濁剤としての投与が好ましい。
【0022】
好ましい投薬量は処置されるべき動物の体重のkg当たり1〜500mgの活性成分であり、特に好ましい投薬量は10〜200mg/kgであり、特別に好ましい投薬量は20〜100mg/kgである。
【0023】
家畜に適した調剤は:
溶液、例えば注射用溶液、経口用溶液、希釈後の経口的投与のための濃厚液、皮膚上もしくは体腔内における使用のための溶液、ポア−オン調剤、ジェル;
経口的もしくは皮膚的使用及び注射用の乳剤及び懸濁剤、ペースト剤を例とする半固体調剤;
活性成分が軟膏基剤中または水中油型もしくは油中水型エマルジョン基剤中で加工されている調剤;
固体調剤、例えば散剤、プレミックス又は濃厚物、顆粒剤、ペレット、錠剤、大型丸薬、カプセル;エアゾール及び吸入剤
である。
【0024】
注射用の溶液は静脈内、筋肉内及び皮下に投与される。
【0025】
注射用の溶液は、活性成分を適した溶媒中に溶解し、おそらく可溶化剤、酸、塩基、緩衝塩、酸化防止剤、防腐剤のような添加剤を加えることにより調製される。溶液は濾過により滅菌されるか、又は必要に応じて無菌的に調製され、びん詰めにされる。
【0026】
挙げることができる溶媒は:生理学的に許容される溶媒、例えば水、アルコール類、例えばエタノール、ブタノール、ベンジルアルコール、グリセロール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール類、N−メチルピロリドン、グリセロールホルマール、ソルケタール(solketal)(=イソプロピリデングリセロール)、ジメチルアセトアミド、2−ピロリドン、テトラグリコール(=テトラヒドロフルフリルアルコールのポリエチレングリコールエーテル)ならびにそれらの混合物である。
【0027】
活性成分を適宜、注射に適した生理学的に許容される植物油又は合成油中に溶解することもできる。
【0028】
挙げることができる可溶化剤は:主溶媒中における活性成分の溶解を促進するか、又は活性化合物の沈澱を予防する溶媒である。例はポリビニルピロリドン、ポリエトキシル化ひまし油、ポリエトキシル化ソルビタンエステルである。
【0029】
防腐剤の例は:ベンジルアルコール、トリクロロブタノール、p−ヒドロキシ安息香酸エステル、n−ブタノールならびに防腐性を有する有機酸、例えば安息香酸、プロピオン酸又はソルビン酸及びそれらの塩である。防腐剤を適宜2種もしくはそれより多い薬剤の組み合わせとして用いることもできる。
【0030】
経口用溶液は直接用いられる。濃厚液は使用濃度にあらかじめ希釈された後に経口的に用いられる。経口用溶液及び濃厚液は注射用溶液の場合に上記で記載した通りに調製され、滅菌操作を省略することができる。
【0031】
皮膚上又は体腔で用いるための溶液は注がれるか、塗布されるか、こすり込まれるか、噴霧されるか、あるいは浸漬のために用いられる。これらの溶液は注射用溶液の場合に上記に記載した通りに調製される。調製の間に増粘剤を加えるのが特に有利である。
【0032】
増粘剤は:無機増粘剤、例えばベントナイト、コロイドシリカ、モノステアリン酸アルミニウム、有機増粘剤、例えばセルロース誘導体、ポリビニルアルコール及びそれらのコポリマー、アクリレート類及びメタクリレート類、キサンタンである。
【0033】
ジェルは皮膚上に適用されるか、もしくは広げられるか、あるいは体腔内に導入される。ジェルは、注射用溶液の場合に記載した通りに調製された溶液を軟膏−様稠度を有する透明な組成物を生ずるのに十分な増粘剤と混合することにより調製される。適用される増粘剤は前記で示した増粘剤である。
【0034】
ポア−オン調剤は皮膚の限られた領域の上に注がれるか、又は噴霧され、その場合活性成分は皮膚を介して浸透し、全身的作用を有するか、あるいは体表面上に分布する。
【0035】
ポア−オン調剤は適した皮膚と適合性の溶媒もしくは溶媒の混合物中に活性成分を溶解するか、懸濁させるか又は乳化することにより調製される。適宜着色剤、吸収促進物質、酸化防止剤、光安定剤、接着剤のようなさらに別の賦形剤を加える。
【0036】
挙げることができる溶媒は:水、アルカノール類、グリコール類、ポリエチレングリコール類、ポリプロピレングリコール類、グルセロール、芳香族アルコール類、例えばベンジルアルコール、フェニルエタノール、フェノキシエタノール、エステル類、例えば酢酸エチル、酢酸ブチル、安息香酸ベンジル;
エーテル類、例えばアルキレングリコールアルキルエーテル類、例えばジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ケトン類、例えばアセトン、メチルエチルケトン、芳香族及び/又は脂肪族炭化水素、植物油又は合成油、DMF、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、2,2−ジメチル−4−ヒドロキシメチル−1,3−ジオキソランである。
【0037】
着色剤は家畜における使用に関して認可されており、且つ溶解するか又は懸濁させることができるすべての着色剤である。
【0038】
吸収−促進物質はDMSO、展延油、例えばミリスチン酸イソプロピル、ジプロピレングリコールペラルゴネート、シリコーン油、脂肪酸エステル類、トリグリセリド類、脂肪アルコール類である。
【0039】
酸化防止剤は亜硫酸塩又はメタ重亜硫酸塩、例えばメタ重亜硫酸カリウム、アスコルビン酸、ブチル化ヒドロキシトルエン、ブチル化ヒドロキシアニソール、トコフェロールである。
【0040】
光安定剤の例はベンゾフェノンの種類からの物質又はノバンチソール酸(novantisolic acid)である。
【0041】
接着剤の例はセルロース誘導体、澱粉誘導体、ポリアクリレート類、天然ポリマー、例えばアルギネート、ゼラチンである。
【0042】
乳剤は経口的に、皮膚的に、又は注射として使用され得る。
【0043】
乳剤は油中水型又は水中油型のいずれかである。
【0044】
それらは1つの相中に活性成分を溶解し、それを適した乳化剤及び適宜さらに別の賦形剤、例えば着色剤、吸収促進物質、防腐剤、酸化防止剤、光安定剤及び増粘物質の助けを用いて均一化することにより調製される。
【0045】
疎水性相(油)として以下を挙げることができる:パラフィン油、シリコーン油、天然植物油、例えばゴマ油、アーモンド油、ひまし油、合成トリグリセリド類、例えばカプリル/カプリン酸ビグリセリド、C8−12の鎖長の植物脂肪酸又は他の特別に選択される天然脂肪酸とのトリグリセリド混合物、飽和もしくは不飽和の、おそらくヒドロキシル基も含有する脂肪酸の部分的グリセリド混合物、C/C10脂肪酸のモノ−及びジグリセリド類。
脂肪酸エステル類、例えばステアリン酸エチル、アジピン酸ジ−n−ブチリル、ラウリン酸ヘキシル、ジプロピレングリコールペラルゴネート、中鎖長の分枝鎖状脂肪酸のC16−C18の鎖長の飽和脂肪アルコールとのエステル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、C12−C18の鎖長の飽和脂肪アルコールのカプリル/カプリン酸エステル、ステアリン酸イソプロピル、オレイン酸オレイル、オレイン酸デシル、オレイン酸エチル、乳酸エチル、ワックス状脂肪酸エステル類、例えば人工のあひる尾腺油、フタル酸ジブチル、アジピン酸ジイソプロピル、中でも後者に関連するエステル混合物。
脂肪アルコール類、例えばイソトリデシルアルコール、2−オクチルドデカノール、セチルステアリルアルコール、オレイルアルコール。
脂肪酸、例えばオレイン酸及びその混合物。
【0046】
親水性相として以下を挙げることができる:
水、アルコール類、例えばプロピレングリコール、グリセロール、ソルビトール及びそれらの混合物。
【0047】
乳化剤として以下を挙げることができる:界面活性剤(乳化剤及び湿潤剤を含む)、例えば
1.非イオン性、例えばポリエトキシル化ひまし油、ポリエトキシル化ソルビタンモノオレート、ソルビタンモノステアレート、エチルアルコール、グリセロールモノステアレート、ポリオキシエチルステアレート、アルキルフェノールポリグリコールエーテル、
2.両性、例えばジーNa N−ラウリル−β−イミノジプロピオネート又はレシチン、
3.アニオン性、例えばラウリル硫酸Na、脂肪アルコールエーテル硫酸塩、モノ/ジアルキルポリグリコールエーテルオルトリン酸エステルモノエタノールアミン塩、
4.カチオン性、例えば塩化セチルトリメチルアンモニウム。
【0048】
さらに別の適した賦形剤は:
増粘及び乳剤−安定化物質、例えばカルボキシメチルセルロース、メチルセルロース及び他のセルロース及び澱粉誘導体、ポリアクリレート類、アルギネート類、ゼラチン、アラビアゴム、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、メチルビニルエーテルと無水マレイン酸のコポリマー、ポリエチレングリコール、ワックス類、コロイドシリカ又は上記の物質の混合物
である。
【0049】
懸濁剤は経口的に、皮膚的に、又は注射として用いられ得る。それらは適宜さらに別の賦形剤、例えば湿潤剤、消泡剤、着色剤、吸収促進物質、懸濁剤安定剤、防腐剤、酸化防止剤、光安定剤、保湿剤を添加して、活性成分を液体ビヒクル中に懸濁させることにより調製される。
【0050】
好ましいとして、経口的に投与することができ、且つ
A)0.1〜30重量%、特に好ましくは1〜10重量%の濃度における式(I)の化合物、
B)それぞれ0.01〜5重量%、特に好ましくは0.05〜1重量%の濃度における懸濁剤安定剤、例えばベントナイト及び/又はキサンタン、
C)適宜、0.01〜5重量%、特に好ましくは0.1〜0.5重量%の濃度におけるイオン性もしくは非イオン性湿潤剤、
D)適宜、0.01〜5重量%、特に好ましくは0.05〜0.5重量%の濃度における、例えばシリコーンに基づく消泡剤、
E)適宜、1〜30重量%、特に好ましくは5〜20重量%の濃度における保湿剤、
F)適宜、0.001〜5重量%、特に好ましくは0.1〜0.5重量%の濃度における防腐剤あるいはまたそれらの組み合わせ、
G)適宜、pHの調整に必要な濃度における酸性又は塩基性物質
を含有する懸濁剤を挙げることができる。
【0051】
挙げることができる液体ビヒクルは、前記で上げた溶媒又は溶媒の均一な混合物が製薬学的に許容され得、単数種もしくは複数種の活性成分がその中にわずかしか又は全く溶解しない限り、前記で挙げた溶媒及び溶媒の均一な混合物である。水が好適に用いられる。
【0052】
経口的に投与され得る懸濁剤のために挙げることができる湿潤剤(分散剤)は界面活性剤、例えば
1.アニオン性、例えばラウリル硫酸Na、脂肪アルコールエーテル硫酸塩、モノ/ジアルキルポリグリコールエーテルオルトリン酸エステルモノエタノールアミン塩、リグニンスルホネート類又はスルホコハク酸ジオクチル、
2.カチオン性、例えば塩化セチルトリメチルアンモニウム
3.両性、例えばジーNa N−ラウリル−β−イミノジプロピオネート又はレシチン、
4.非イオン性、例えばポリエトキシル化ひまし油、ポリエトキシル化ソルビタンモノオレート、ソルビタンモノステアレート、エチルアルコール、グリセロールモノステアレート、ポリオキシエチレンステアレート、アルキルフェノールポリグリコールエーテル、Pluronic
である。
【0053】
適した消泡剤はシリコーンに基づくもの、例えばジメチコン又はシメチコンである。
【0054】
用いられ得る懸濁剤安定剤は、例えば前記で挙げた増粘物質である。
【0055】
通常の保湿剤を用いることができ、挙げることができる例は:プロピレングリコール、グリセロール、糖アルコール類、例えばソルビトール、糖類、例えばスクロースである。
【0056】
適した防腐剤は熟練者に既知であり;例は前記ですでに挙げた。防腐性を有する有機酸、例えば安息香酸、プロピオン酸又はソルビン酸及びそれらの塩が好適に用いられる。防腐剤を2種もしくはそれより多い薬剤の組み合わせとして用いることもでき、挙げることができる好ましい例はプロピオン酸ナトリウムと安息香酸ナトリウムの組み合わせである。
【0057】
pHを調整するために適した酸性又は塩基性物質は、通常の製薬学的に許容され得る酸、塩基又は緩衝剤である。
【0058】
挙げることができる酸は、例えば:塩酸、クエン酸及び酒石酸である。挙げることができる塩基の例は:アルカリ金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウム及び水酸化カリウム;アルカリ金属及びアルカリ土類金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウムならびにアミン類、例えばモノ−、ジ−もしくはトリエタノールアミンである。
【0059】
適した緩衝系の例はホスフェートに基づくものである。
【0060】
pHは好ましくは2〜10、特に3〜7の範囲内である。
【0061】
活性成分は好ましくは懸濁剤中で微小化された形態で、つまり0.1〜100μm、好ましくは1〜50μmの粒度分布内で用いられる。
【0062】
挙げることができるさらに別の賦形剤は前記で示したものである。
【0063】
ペースト剤は経口的又は皮膚的に投与され得る。それらのより高い粘度により、それらは上記の流動性から粘性の懸濁剤及び乳剤と異なる。ポナズリル(=トルトラズリルスルホン)を含有するペースト剤はすでにWO 99/62519に記載されている。
【0064】
好ましいとして挙げることができるものは、経口的に投与され得、且つ式(I)の化合物を含有し、
a)1x10−6mの粒度及び50x10−6mの最大粒度における活性成分が0.1〜20重量%の濃度で存在し、
b)56〜68重量%のアクリル酸含有率及び約3x10の分子量を有し、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属塩基で中和されているポリアクリル酸が0.1〜5重量%の濃度で存在し、
c)適宜5〜30重量%の濃度で保湿剤が存在し、
d)適宜0.01〜0.5重量%の濃度で防腐剤が存在し、
e)100重量%中の残りが水で補足されている
ことを特徴とするペースト剤である。
【0065】
活性成分は該ペースト剤中で、好ましくは5重量%〜20重量%、特に好ましくは10重量%〜15重量%の重量による濃度で存在する。
【0066】
該ペースト剤中で用いられるポリアクリル酸は好ましくはアルカリ金属水酸化物もしくは炭酸塩で中和されている。ポリアクリル酸は本発明に従う調剤中で0.2〜1重量%、好ましくは0.5重量%の濃度で存在する。これらは商業的に入手可能であり、薬局方において例えばCarbomer 934 Pの商標名の下に既知である。
【0067】
該ペースト剤における好ましい防腐剤はパラ−ヒドロキシ安息香酸エステル(パラベン)、例えば4−ヒドロキシ安息香酸メチル、4−ヒドロキシ安息香酸エチル又は4−ヒドロキシ安息香酸プロピルである。防腐剤は単独で又は十分な防腐のために組み合わせて用いられ得る。それらは通常0.01〜0.5重量%の濃度で存在する。
【0068】
場合により該ペースト剤は保湿剤、例えばグリセロール又は1,2−プロピレングリコールも含有することができる。保湿剤は5重量%〜30重量%、好ましくは10重量%〜20重量%の濃度で用いられる。
【0069】
活性成分は該ペースト剤中で、1〜10x10−6m、好ましくは1〜5x10−6mの粒度で存在する。粒度の最大は50x10−6m、好ましくは30x10−6mである。粒度はレーザー散乱測定(例えばMalvern Mastersizerを用いて)により決定される。ペースト剤は個々の成分を混合することにより得られる。含水率を増加もしくは減少させることにより、その稠度を変えることができる。ペースト状稠度が好ましい。これはシリンジ、管、スパチュラなどのような適したアプリケーターを用いて組成物を経口的に投与することを可能にする。
【0070】
固体調剤の調製のためには、適宜賦形剤を添加して活性成分を適した担体と混合し、所望の形に転換する。
【0071】
挙げることができる担体はすべての生理学的に許容される固体の不活性物質である。無機及び有機物質がそのまま用いられる。無機物質の例は塩化ナトリウム、炭酸塩、例えば炭酸カルシウム、炭酸水素塩、酸化アルミニウム、シリカ、アルミナ、沈降もしくはコロイド二酸化ケイ素、リン酸塩である。
【0072】
有機物質の例は糖類、セルロース、人間及び動物の食物、例えば粉乳、動物粉、粉砕及び破砕された穀粒、澱粉である。
【0073】
賦形剤はすでにすでに前記で挙げた防腐剤、酸化防止剤、着色剤である。
【0074】
さらに別の適した賦形剤は滑沢剤及び滑り剤、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸、タルク、ベントナイト、崩壊−促進物質、例えば澱粉又は架橋されたポリビニルピロリドン、結合剤、例えば澱粉、ゼラチン又は直鎖状ポリビニルピロリドン及びドライバインダー、例えば微結晶セルロースである。
【0075】
活性成分は、カプセル封入された上記のそれらの固体もしくは液体調剤の形態にあることもできる。
【0076】
活性成分をエアゾールの形態で用いることもできる。この目的のためには、活性成分を加圧下で適した調剤中に微細に分散させる。
【0077】
遅らせたやり方で活性成分を放出する調剤中で活性成分を用いるのも有利であり得る。
【0078】
活性成分は好ましくは飼料及び/又は飲料水と一緒に投与される。
【0079】
飼料には野菜起源の飼料成分、例えば干草、ビート、穀類、穀類副産物、動物起源の飼料成分、例えば肉、脂肪、酪農製品、骨粉、魚製品、またビタミン類、タンパク質、アミノ酸、例えばDL−メチオニン、塩類、例えば炭酸カルシウム及び塩化ナトリウムのような飼料成分が含まれる。飼料には補足的な、調製され且つ配合された飼料も含まれる。これらはエネルギー及びタンパク質供給ならびにビタミン類、無機塩類及び微量元素の供給の点でバランスのとれた食事を保証する組成物中で飼料成分を含有する。
【0080】
飼料中の活性成分の濃度は通常約0.01〜500ppm、好ましくは0.1〜50ppmである。
【0081】
活性成分をそのままで、あるいはプレミックス又は濃厚飼料の形態で飼料に加えることができる。
【0082】
プレミックス及び濃厚飼料は、適した担体との活性成分の混合物である。
【0083】
担体は飼料成分又はそれらの混合物を含む。
【0084】
それらはさらに別の助剤、例えば流動性及び混合性を制御する物質、例えばシリカ、ベントナイト、リグニンスルホネートをさらに含有することができる。酸化防止剤、例えばBHT又は防腐剤、例えばソルビン酸又はプロピオン酸カルシウムを加えることがさらに可能である。
【0085】
飲料水を介して投与するための濃厚液は、飲料水と混合すると透明な溶液又は安定な均一な懸濁液が作られるように調製されねばならない。
【0086】
従って適した担体は水溶性物質(飼料添加剤)、例えば糖類又は塩類(例えばクエン酸塩、リン酸塩、塩化ナトリウム、炭酸Na)である。
【0087】
それらは同様に酸化防止剤及び防腐剤を含有することができる。
【0088】
活性成分は温血種に対して驚くほど低い毒性を有し、家畜養育及び家畜飼育において、農業用及び飼育家畜、動物園、実験室及び実験動物ならびにペットの間に存在する寄生性原虫類の本発明に従う抑制に適している。それらはさらに有害生物の生育のすべての、又は個々の段階に対して、ならびに耐性の、及び正常に感受性の株に対して有効である。寄生性原虫類の抑制は、疾患、死亡及び性能の低下(例えば肉、ミルク、ウール、皮革、卵、蜂蜜などの生産における)を減少させ、活性成分の使用によってより経済的且つ容易な動物養育を可能にすることを目的とする。
【0089】
寄生性原虫類には:
鞭毛藻(虫)類(Mastigophora(Flagellata))、例えばトリパノソマ類(Trypanocomatidae)、例えばトリパノソマ・b.ブルセイ(Trypanosoma b.brucei)、T.カンビエンス(T.gambiense)、T.ローデシエンス(T.rhodesiense)、T.コンゴレンス(T.congolense)、T.クルジ(T.cruzi)、T.エバンシ(T.evansi)、T.エクイヌム(T.equinum)、T.レウィシ(T.lewisi)、T.ペルカエ(T.percae)、T.シミアエ(T.simiae)、T.ビバクス(T.vivax)、レイシュマニア・ブラシリエンシス(Leishmania brasiliensis)、L.ドノバニ(L.donovani)、L.トロピカ(L.tropica)、例えばトリコモナス類(trichomonadidae)、例えばギアルジア・ランブリア(Giardia lamblia)、G.カニス(G.canis)、
有毛根足虫類(Sarcomastigophora(Rhizopoda))、例えばエンタモエバ類(Entamoebidae)、例えばエンタモエバ・ヒストリチカ(Entamoeba histolytica)、ハルトマネラ類(Hartmanellidae)、例えばアカンタモエバ種(Acanthamoeba sp.)、ハルトマネラ種(Hartmanella sp.)、
胞子虫類(Apicomplexa(Sporozoa))、例えばエイメリア類(Eimeridae)、例えばエイメリア・アセルブリナ(Eimeria acervulina)、E. アデノイデス(E.adenoides)、E.アラバメンシス(E.alabahmensis)、E.アナチス(E.anatis)、E.アンセリス(E.anseris)、E.アルロインギ(E.arloingi)、E.アシャタ(E.ashata)、E.アウブルネンシス(E.auburnensis)、E.ボビス(E.bovis)、E.ブルネッチ(E.brunetti)、E.カニス(E.canis)、E.チンチラエ(E.chinchillae)、E.クルペアルム(E.clupearum)、E.コルムバエ(E.columbae)、E.コントルタ(E.contorta)、E.クランダリス(E.crandalis)、E.デブリエキ(E.debliecki)、E.ジスペルサ(E.dispersa)、E.エリプソイダレス(E.ellipsoidales)、E.ファルシフォルミス(E.falciformis)、E.ファウレイ(E.faurei)、E.フラベセンス(E.flavescens)、E.ガロパボニス(E.gallopavonis)、E.ハガニ(E.hagani)、E.インテスチナリス(E.intestinalis)、E.イロクオイナ(E.iroquoina)、E.イレシズア(E.irresidua)、E.ラベアナ(E.labbeana)、E.レウカルチ(E.leucarti)、E.マグナ(E.magna)、E.マクシマ(E.maxima)、E.メジア(E.media)、E.メレアグリジス(E.meleagridis)、E.メレアグリミチス(E.meleagrimitis)、E.ミチス(E.mitis)、E.ネカトリクス(E.necatrix)、E.ニナコーリャキモバエ(E.ninakohlyakimovae)、E.オビス(E.ovis)、E.パルバ(E.parva)、E.パボニス(E.pavonis)、E.ペルフォランス(E.perforans)、E.ファサニ(E.phasani)、E.ピリフォルミス(E.piriformis)、E.プラエコクス(E.praecox)、E.レジズア(E.residua)、E.スカブラ(E.scabra)、E.種(E.spec.)、E.スチエダイ(E.stiedai)、E.スイス(E.suis)、E.テネラ(E.tenella)、E.ツルンカタ(E.truncata)、E.ツルタエ(E.truttae)、E.ズエルニイ(E.zuernii)、グロビジウム種(Globidium spec.)、イソスポラ・ベリ(Isospora belli)、I.カニス(I.canis)、I.フェリス(I.felis)、I.オヒオエンシス(I.ohioensis)、I.リボルタ(I.rivolta)、I.種(I.spec.)、I.スイス(I.suis)、ネオスポラ・カニヌム(Neospora caninum)、ネオスポラ・フゲシ(Neospora hugesi)、シスチソスポラ種(Cystisospora spec.)、クリプトスポリジウム種(Cryptosporidium spec.)、例えばトキソプラズマ類(Toxoplasmadidae)、例えばトキソプラズマ・ゴンジイ(Toxoplasma gondii)、例えばサルコシスチス類(Sarcocystidae)、例えばサルコシスチス・ボビカニス(Sarcocystis bovicanis)、S.ボビホミニス(S.bovihominis)、S.ネウロナ(S.neurona)、S.オビカニス(S.ovicanis)、S.オビフェリス(S.ovifelis)、S.種(S.spec.)、S.スイホミニス(S.suihominis)、例えばロイコゾイド類(Leucozoidae)、例えばロイコジトゾーン・シモンジ(Leucozytozoon simondi)、例えばプラスモジウム類(Plasmodiidae)、例えばプラスモジウム・ベルゲイ(Plasmodium berghei)、P.ファルシパルム(P.falciparum)、P.マラリアエ(P.malariae)、P.オバレ(P.ovale)、P.ビバクス(P.vivax)、P.種(P.spec.)、例えばピロプラズマ類(Piroplasmea)、例えばバベシア・アルゲンチナ(Babesia argentina)、B.ボビス(B.bovis)、B.カニス(B.canis)、B.種(B.spec.)、テイレリア・パルバ(Theileria parva)、テイレリア種(Theileria spec.)、例えばアデレイナ(Adeleina)、例えばヘパトゾーン・カニス(Hepatozoon canis)、H.種(H.spec.)、
さらに粘液胞子虫類(Myxospora)及びミクロスポラ類(Microspora)、例えばグルゲア種(Glugea spec.)、ノセマ種(Nosema spec.)、
さらにニューモシスチス・カリニイ(Pneumocystis carinii)ならびに有毛類(Ciliophora)(繊毛虫類(Ciliata))、例えばバランチジウム・コリ(Balantidium coli)、イクチオフチリウス種(Ichthiophthirius spec.)、トリコジナ種(Trichodina spec.)、エピスチリス種(Epistylis spec.)
が含まれる。
【0090】
本発明に従う化合物は、昆虫における寄生虫として存在する原虫類に対しても有効である。挙げることができるものは、ミクロスポラ門、特にノセマ属の寄生虫である。ミツバチにおけるノセマ・アピス(Nosema apis)を特に挙げることができる。
【0091】
特別に強調されるべき原虫類は、豚において不顕性感染に導く属及び種のもの、特に:トリパノソマ・コンゴレンス・シマエ(Trypanosoma congolense simae)、T.ビバクス・ビバクス(T.vivax vivax)、T.コンゴレンス・コンゴレンス(T.congolense congolense)、T.ブルセイ・エバンシ(T.briceo evansi)、トリトリコモナス・スイス(Tritrichomonas suis)、トリコミツス・ロツンダ(Trichomitus rotunda)、テトラトリコモナス・ブツレイ(Tetratrichomonas buttreyi)、エイメリア・デブリエキ(Eimeria debliecki)、E.スイス(E.suis)、E.スカブラ(E.scabra)、E.ペルミヌタ(E.perminuta)、E.スピノサ(E.spinosa)、E.ポリタ(E.polita)、E.ポルシ(E.porci)、E.ネオデブリエキ(E.neodebliecki)、イソスポラ・スイス(Isospora suis)、クリプトスポリジウム(Cryptosporidium)、トキソプラズマ・ゴンジイ(Toxoplasma gondii)、サルコシスチス・ミエシェリアナ(Sarcocystis miescheriana)、S.スイホミニス(S.suihominis)、バベシア・トラウトマンニ(Babesia trautmanni)、B.ペロンシトイ(B.perroncitoi)、バランチジウム・コリ(Balantidium coli)である。
【0092】
農業用及び飼育家畜には哺乳類、例えば牛、馬、羊、豚、山羊、らくだ、水牛、ろば、うさぎ、黄じか、となかい、毛皮動物、例えばミンク、チンチラ、ラクーン、鳥類、例えば鶏、がちょう、七面鳥、あひる、鳩、家庭及び動物園における養育のための鳥類の種が含まれる。それらには有用な魚類及び鑑賞用魚類も含まれる。これに関し、すべての種、亜種及び品種の豚を特に強調するべきである。
【0093】
実験室及び実験動物にはマウス、ラット、モルモット、ゴールデンハムスター、犬及び猫が含まれる。
【0094】
ペットには犬及び猫が含まれる。
【0095】
魚類には、淡水及び塩水中で生きるすべての年令の有用な魚類、飼育魚類、水族館魚類及び鑑賞用魚類が含まれる。有用な魚類及び飼育魚類には、例えば鯉、ウナギ、ます、ホワイトフィッシュ、サケ、ブリーム、ローチ、ラド、ウグイ、シタビラメ、ヒラメ、オヒョウ、日本ブリ(セリオラ・クインクエラジアタ(Seriola quinqueradiata))、日本ウナギ(アングイラ・ジャポニカ(Anguilla japonica))、アカダイ(パグルス・マジョル(Pagurus major))、スズキ(ジセントラルクス・ラブラクス(Dicentrarchus labrax))、ボラ(ムギルス・セファルス(Mugilus cephalus))、コバンアジ、クロダイ(スパルス・アウラツス(Sparus auratus))、チラピア種(Tilapia spp.)、チクリド種(Chichlid spp.)、例えばプラギオシオン(Plagioscion)、ナマズが含まれる。本発明に従う組成物は稚魚、特に2〜4cmの体長の鯉の処置に特に適している。組成物はウナギ養殖においても非常に適している。
【0096】
以下の実施例は本発明を例示することを目的とするが、それを制限することを目的とはしていない:
【0097】
【実施例】
トルトラズリルと比較したポナズリルの有効性の研究:
A.人工的に引き起こしたエイメリア・テネラ(Eimeria tenella)、E.マクシマ(E.maxima)及びE.アセルブリナ(E.acervulina)への鶏の感染へのポナズリルの有効性:
この研究の目的は、カゴに囲われた条件下の鶏における人工的な混合感染(エイメリア・テネラ、E.マクシマ及びE.アセルブリナ)のための有効性に関してポナズリルを試験することであった。
【0098】
それぞれ44羽の鳥の群(それぞれ11羽の鳥の処置当たりに4回の再現)を形成し、14日に胞子形成した接合子嚢に感染させた。10〜24日又は17〜24日に毎日、ポナズリルを投与した。両処置期間に、飼料中の3種類の投薬量:5ppm、10ppm及び20ppmを用いた。処置の結果を、コクシジウム症により起こった死亡率及び排泄物中の接合子嚢排泄を含む種々の臨床的及び寄生虫学的パラメーターにより決定した。
【0099】
感染は中範囲から広範囲であった。コクシジウム症により起こった死亡率は未処理標準の20%であった。すべての投薬量及び処置スケジュールを用いて感染を抑制することが可能であった。抑制の程度は投薬量及び処置の開始に直接依存した。処置の早い開始は寄生虫学的発見(接合子嚢排泄及び病巣の数)を有意に減少させ、技術的パラメーター(体重増加及び飼料転換(feed conversion))を向上させた。最高の投薬量(飼料中で20mgのポナズリル)は最も良い結果を示した。この投薬量は体重のkg及び1日当たりに大体3.5mgの投薬量に相当した。
B.放牧子羊のコクシジウム症への自然の感染の処置のための、トルトラズリルと比較したポナズリルの有効性の現場試験:
【0100】
【表1】
Figure 2004506624
【0101】
試験の目的は、エイメリア科の病原体への自然の感染への有効性に関し、トルトラズリル及びポナズリルを比較することであった。
【0102】
3つの連続する実験において活性成分を比較した:
実験1:未処理標準−トルトラズリル20mg/kg−ポナズリル20mg/kg
実験2:未処理標準−ポナズリル20mg/kg
実験3:未処理標準−トルトラズリル20mg/kg−ポナズリル10mg/kg
接合子嚢排泄及び排泄物の稠度を主なパラメーターとして用いた。
【0103】
家畜の体重も同様に時々調べた。
【0104】
研究の期間、感染圧(infection pressure)は低かった。試験条件下で、トルトラズリル及びポナズリルの両方とも完全に有効であった。C:イソスポラ・スイスへの子豚の実験的感染の処置のためのトルトラズリル及びポナズリルの有効性
この試験の目的は、子豚のコクシジウム症のための種々の投薬量のトルトラズリル及びポナズリルの有効性を研究することであった。
【0105】
2つの群(A及びB)の3−週令の子豚を0日に、胃管によって5x10個のイソスポラ・スイスの接合子嚢に感染させた。C群は未感染のまま保ち、未処理標準群とした。
【0106】
すべての群に、感染から後3日に、それらのそれぞれの体重に従って単投薬としてトルトラズリル又はポナズリルを与えた。
A群 I.体重のkg当たりトルトラズリル10mg
II.体重のkg当たりトルトラズリル20mg
B群 I.体重のkg当たりポナズリル10mg
II.体重のkg当たりポナズリル20mg
C群 投与なし。
【0107】
【表2】
Figure 2004506624
【0108】
スルフィド(トルトラズリル)の、対応するスルホン(ポナズリル)との毒性の比較:
OECD/GLPガイドライン、特にOECD 414,401及び408に従って、以下の毒性データが決定された。化合物の催奇形性の研究は、1982年11月に採用されたUSガイドライン−“Teratogenicity study”,Guidelines for Registering Pesticides in the U.S.A.,U.S.Environmental Protection Agency,Hazard Evaluation:Human and Domestic Animals.U.S.Federal Register,Vol.43,paragraph 163.83−3に従って行われた。
【0109】
【表3】
Figure 2004506624
【0110】
調製実施例
一般的調製法
以下の方法により下記に示す懸濁剤を調製することができる:
物質をそれぞれ、均一な懸濁剤が作られるまで一緒に撹拌し、pHを所望の範囲に調整する。ベントナイト又はアルギン酸ナトリウム懸濁剤安定剤を適宜それぞれ約80又は約40℃でふやかす。懸濁剤の調製の後、それを適した容器中に分配することができる。
【0111】
処方において、量をそれぞれの場合にグラム[g]で示す。
実施例1(懸濁剤)
ポナズリル極微小                 10.0
ポリオキシル−35−ひまし油            5.0
p−ヒドロキシ安息香酸メチル            0.075
p−ヒドロキシ安息香酸プロピル           0.025
ナトリウムカルボキシメチルセルロース        1.0
脱イオン水                    100.0gに適応
実施例2(懸濁剤)
ポナズリル極微小                  1.0
p−ヒドロキシ安息香酸メチル            0.075
p−ヒドロキシ安息香酸プロピル           0.025
アルギン酸ナトリウム*               1.0
脱イオン水                    100.0gに適応
*40℃でふやかした
実施例3(懸濁剤)
ポナズリル極微小                 50.0
ベントナイト**                  3.5
キサンタン                     3.0
スルホコハク酸ジオクチルナトリウム         2.5
シメチコンエマルジョン               1.0
安息香酸ナトリウム                 2.0
プロピオン酸ナトリウム               2.0
クエン酸粉末                    4.0〜10.0
1,2−プロピレングリコール          105.0
脱イオン水                  1030.0gに適応
クエン酸を適切に量り込むことにより、pHを3.4〜4.2に調整する。
**製造者に薦められるとおり、ベントナイトは好ましくは最初に水性懸濁液中で80℃に加熱し、膨潤させた後に他の成分と一緒に懸濁剤に加工する。

Claims (7)

  1. 式(I)
    Figure 2004506624
    [式中、
    はハロゲノアルキルを示し、
    はアルキル、アルコキシ、ハロゲン又はSON(CHを示す]
    の化合物及びそれらの生理学的に許容される塩の、家畜におけるコクシジウム症の抑制のための使用。
  2. 抗コクシジウム症組成物の調製のための請求項1に従う式(I)の化合物の使用。
  3. 請求項1に従う式(I)の化合物を経口用水性懸濁剤の形態で投与することを特徴とする請求項1に従う使用。
  4. 経口的に投与され得る、請求項1に従う式(I)の化合物の水性懸濁剤であることを特徴とする請求項1に従う使用のための組成物。
  5. 水性懸濁剤であることを特徴とする請求項4に従う組成物。
  6. A)0.1〜30重量%、特に好ましくは1〜10重量%の濃度における式(I)の化合物、
    B)それぞれ0.01〜5重量%、特に好ましくは0.05〜1重量%の濃度における懸濁剤安定剤、例えばベントナイト及び/又はキサンタン、
    C)適宜、0.01〜5重量%、特に好ましくは0.1〜0.5重量%の濃度におけるイオン性もしくは非イオン性湿潤剤、
    D)適宜、0.01〜5重量%、特に好ましくは0.05〜0.5重量%の濃度における、例えばシリコーンに基づく消泡剤、
    E)適宜、1〜30重量%、特に好ましくは5〜20重量%の濃度における保湿剤、
    F)適宜、0.001〜5重量%、特に好ましくは0.1〜0.5重量%の濃度における防腐剤あるいはまたそれらの組み合わせ、
    G)適宜、pHの調整に必要な濃度における酸性又は塩基性物質
    を含む請求項4に従う組成物。
  7. 請求項1で定義した式(I)の化合物を含む組成物を関連する動物に投与することを特徴とする、家畜におけるコクシジウム症の抑制法。
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