JP2004504220A - シートベルト巻取装置 - Google Patents

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Abstract

シートベルト巻取り装置(20)が、一体に形成された、4つの面からなる形状の主要体(24)を有している。このフレームは、重量で50%以上の長いグラスファイバを含むプラスチック、またはダイカスト、または射出成形された金属を用いて射出成形されている。スプリングハウジングの壁(140)およびメカニズムカバーの壁(170)も巻取り装置の両側面部に一体に形成されている。フレームのメカニズム側の側面部は、ロック爪(220)をピボット運動可能に支持する、一体に形成されたピン(210)を含んでいる。
【選択図】図1

Description

【0001】
本発明は、概して、シートベルト巻取装置に関する。
【0002】
シートベルト巻取装置の性能において重要な要素の1つは、巻取装置によって発生する雑音である。静かなシートベルト巻取装置の重要さは、巻取装置が座席内に取り付けられ、座席の、乗員の耳に非常に近い上部付近に配置される場合、大きくなる。従来技術において知られているような、金属製の巻取装置フレームを使用することによって、雑音は大きくなる。
【0003】
本発明によって、4つの面からなる形状の主要体と、少なくとも1つの取付け部材を含む一体に形成されたフレームを有するシートベルト巻取装置が提供される。このフレームは、重量で少なくとも50%のグラスファイバを含むポリマー製である。
【0004】
本発明の詳細な説明
本発明の、シートベルト巻取装置20の主要な部品は、フレーム22と、所要長のシートベルト帯紐が周りに巻き付けられる、図13に示すようなトーションバー/スプールアセンブリ300を含んでいる。図1〜4は巻取装置のフレーム22の種々の図である。巻取装置のフレームは、約10mmの長さのガラスの集合物をナイロン樹脂中に重量で少なくとも50〜70%含む、射出成形された、ガラスによって補強された熱可塑性プラスチックからなるのが好ましい。カーボンまたはアラミド繊維を、樹脂を強化するのに使用してもよく、ナイロン以外に、アセタールまたはフェノールを使用してもよい。あるいは、熱硬化性プラスチックや、2〜3mmの短いグラスファイバも一定の用途において使用可能である。
【0005】
フレーム22は主要体24の部分と、下部の取付け部材60のような、少なくとも1つの取付け部材を有している。図示のように、下部の取付け部材は、巻取装置を取り付けるのに別個のボルトまたは留め具を必要としない。巻取装置は、ピラーまたはシート部材のような取付け面、すなわち取付け構成部に取付け部材によって固定されている。主要体24は、概して、4つの面からなる形状になっており、スプールのような様々な巻取装置部品が、組み立て中に通して入れられる上部開口28を備える内部空洞、すなわちチャンバー26を有している。
【0006】
主要体は第1の、すなわちスプリング側の側面部30と、第2の、すなわちメカニズム側の側面部32を含んでいる。両側面部は、強度を持たせ、撓むのを防止し、フレームとその部品の適正な配置を保証するために、種々の支柱、すなわち横材によって一体に連結されている。横材の幾つかは、取り付けた状態で乗り物のピラーに対して外側に面する背面部34を形成し、横材の他のものは、取り付けた状態で乗り物のピラーに対して内側に面する正面部36を形成している。正面部と背面部という呼称は、巻取装置を逆に取り付ける場合には変わる。スプリング側の側面部30とメカニズム側の側面部32のそれぞれの上部31は、ほぼ矩形であり、背面側と正面側の上部の支柱40a,40b、すなわち横材によって、上部開口28を形成するように連結されている。左右の側面部の下部33は、この下部が矩形である場合より小さいスペース内にフレームを取り付けることができるように湾曲している。各下部33の背面側の縁、すなわち外側縁42と背面部34は正面側の縁、すなわち内側縁44と正面部36よりも大きく湾曲している。
【0007】
左右の側面部の各々の下部の湾曲した外側縁42は、一体に形成された、背面部34を形成している、各外側縁42の一部のみに沿って延びている、背面側の下部の支柱46、すなわち横材によって連結されている。図1において、支柱46は上部の支柱40aおよび取付け部材60から間隔をおいて配置されている。側面部30,32は、フレームの各側面部の正面側の縁、すなわち内側縁44に沿って走る、正面部36を形成している、図2に示す、正面側の下部の、より長い支柱48、すなわち横材によっても連結されている。支柱48は、支柱40bから間隔をおいて配置され、取付け部材60まで下方へ延び、取付け部材の表側の壁62も形成している。
【0008】
フレーム22は、側面部30,32の下部33を連結している、中間の下部の支柱66を含んでいる。中間のこの支柱66は、取付け部材の底部74に対してほぼ直角に延びている。支柱66は、下部の取付け部材に力がかかった時に、この力を、一体に形成されたフレームの側面部30,32に分散する助けになる。中間の支柱66の下部は取付け部材60の、第1の背部の、すなわち背面側に面した壁72を構成している。支柱48,66は、図3に参照番号49で示すように、取付け部材の近傍で一緒になり、これによって、取付け部材のこの部分に亘って強度が高められている。
【0009】
取付け部材60の詳細は図1〜4から理解することができる。取付け部材は、底部74とこの底部から上方へ延びる壁、すなわち側面部を有するかご状、またフック状になっている。これらの壁の1つは中間の支柱66の下部の壁72によって構成されている。横の壁、すなわち側面部76a,76bは側面部30,32の最下部によって構成されている。外形の小さい第2の、背面側に面した壁78が、底部に至るまで側面部76a,76bを連結している。取付け部材60の各種の部品は、取付け構成部が入れられる空洞80を形成している。空洞80の形状は図3と4に示されている。壁72,78および底部74は、図5aに示すように、乗り物のBピラーまたはCピラーあるいは座席のフレーム部材のような取付け部90に結合された取付け部98または挿入物100と係合するフックを構成している。壁、すなわち側面部76a,76bは、構造的に支持する必要が無い場合、省略することができ、それによって、取付け部材60はフックにより近い形状になる。フレーム22は、図1および3に示すように、空洞80の底部、または、正面部36と支柱66の交差位置、および/または、支柱252の底部と背面部34の交差位置に一体に形成された排出孔77を含んでいる。
【0010】
取付け面、すなわち取付け構成部90には、図5cに示すように、巻取装置のフレーム22を入れるのに十分な大きさの第1の孔92が形成されている。巻取装置を取付け構成部90の孔内に収めるのは極めて一般的である。図5aは乗客室内を乗り物の外から見た図であり、Bピラーの背面、すなわち隠れた面を示している。図5bは、Bピラー、すなわち取付け構成部90における巻取装置のフレームを示す断面図である。巻取装置のスプールおよび他の部品は示していない。図5cは、取付け構成部90におけるシートベルト巻取装置20の、外側から見た斜視図である。本発明において、取付け構成部は、取付け部材60の一部を入れるのに十分な第2の孔94を有している。取付け構成部90の中間部96が2つの孔92と94を分離している。ピラーのこの中間部96には、孔94内へと延びている任意の取付け部98を形成することができる。取付け部98を使用する場合、取付け部98は、取付け部材60の空洞80内に容易に、かつしっかりと入れられるように、取付け部材60の空洞80と一致する形状にするのが望ましい。本発明の好ましい実施形態において、取付け部材60の空洞80の、図5bに示す奥行きdは約4mmである。この寸法が取付け構成部90の取付け部98の厚さよりも大きい場合、挿入物100が、巻取装置のフレームが取付け面上でがたつくのを防止するのに使用される。乗り物のピラーは、一般的に、薄いシート状の金属から形成されている。挿入物100は、取付け構成部90の中間部96に、それを補強するために、溶接または、別個の留め具によって取り付けることができる。挿入物100は、突出した先端部102を有する、成形された金属、粉末にされた金属、または鋳造された金属の部品であってよい。先端部102の外形は取付け部材60の空洞80、すなわちフックの形状とぴったり合っている。
【0011】
図5bに示すように、先端部102および取付け部98は、使用される場合、空洞80内にきつく嵌め合わせられる。先端部102と取付け部98を合わせた厚さは、空洞、すなわちフックの奥行きdと等しいのが好ましい。取付け構成部90が取付け部98を含まない、または先端部102の背後に位置していない場合、先端部102の厚さは適当に厚くされる。図5dは、空洞80が、先端部102を適切な位置にしっかりと保持し、さらに振動と音を低減する部材として働く弾性部材104で満たされ、すなわち弾性部材104を含んでいる、本発明の他の変形例を示している。
【0012】
好ましい実施形態において、シートベルト帯紐が取り付けられた、組立てられたシートベルト巻取装置20は孔92および94内に挿入される。シートベルト巻取装置20は、取付け部98または挿入物100が取付け部60の空洞80内に正確に位置するまで上方に動かされる。その後、シートベルト巻取装置20の上部が、上部の取付け部材を用いて、車両の取付け構成部90と係合する位置に固定される。上部のこの取付け部材によって、巻取装置が回転するのが阻止され、巻取装置が適正な位置に配置されるのが保証される。上方へ向いた全ての力は下部の取付け部材60において実質的に吸収される。
【0013】
図6aおよび再び図5a〜5dを参照する。図6aは、上部の支柱40bにスナップ式に取り付けられ保持された、上部の取付け部材160を示している。このスナップ式の構成によって、別個の取付け具の必要性が無くなる。上部の取付け部材160は、主要体24の上部において支柱40bの周りにスナップ式に取り付けられた、下部が開口したフレーム状部162を含んでいる。フレーム状部162の内部は空洞で、完全な開口、すなわち帯紐案内部169を形成している。破線で示すシートベルト帯紐350は、巻取装置の、図6aに示していないスプールから延び、帯紐案内部169を通って出ている。図5bに示す、支柱40b上、および/またはフレームの側面部30,32の上端上の相補的なスナップ部167bと係合しているスナップ部167および/または167aが上部の取付け部材160の面状部に形成されている。この種のスナップ式の嵌め合せ部の構成は従来技術において公知である。取付け部材160は、一体の補強材、すなわちリブ165によって支持された、上方に延びているアーム164と、アーム164から裏側へ延びている指状部166を含んでいる。指状部166は取付け構成部90、すなわちピラーの孔95内に入れられている。アーム164の位置と高さは取付け構成部90の形によって変わる。アーム164によって、その指状部が取付け構成部90に対して正確に配置されている。図示のように指状部166は平らな矩形であり、孔95もほぼ矩形であり、図示のように鉛直になっているアーム164の配置に対して約5〜10°の方向を向いている。また、平らな指状部166は孔95の配置と揃うように水平軸の周りに回転させられている。指状部の形は変えてもよく、星形または円形の外形などを含んでいてもよい。そのような場合、孔95は指状部に応じた形にされる。指状部166はスナップイン部、すなわち自己ロック部168を含んでいてもよい。図6bにおいて、自己ロック部168は取付け構成部90の嵌合孔と係合する一群の変形可能なタブや突起を含んでいる。好ましい実施形態において、上部の取付け部材もまたプラスチック製である。
【0014】
巻取装置を取付け面、すなわち取付け構成部90に取り付けるのに先立って、上部の取付け部材160をフレームに取り付ける前に、最初に巻取装置のスプールがフレームに取り付けられる。スプールに巻き取られたシートベルト帯紐は、上部の取付け部材160に形成された帯紐案内部169を通って出される。その後、下部の取付け部材60が、先端部102を空洞80、すなわちフック内に入れて孔94内に配置される。下部の取付け部材60を取付け構成部90上の適切な位置に配置した状態で、指状部166が孔95を通るように押される。巻取装置のフレームの上部は指状部166の下方への湾曲のために適切な位置に保持される。あるいは、指状部が自己ロック部168を含む場合、自己ロック部168が相補的な孔95を通るように押された後、自己ロック部168によって、プレス嵌め、またはロックする嵌め合わせが行われ、取付け構成部90のシート状の金属がタブ、すなわち自己ロック部168と、延びているアーム164の背面の間に拘束される。
【0015】
上部の取付け部材160は巻取装置のフレームの一部として一体に形成することもできる。取付け部材160は種々の形状にすることができ、また、フレームの種々の位置に配置することができる。上述の屈曲した構成、または自己ロック部を有する一体に形成された取付け部材166aが、図2および図5cに示すように、スプリングハウジングおよび/またはメカニズムハウジングから延びていてもよい。この取付け部材166aも、孔95のような協働する孔を通って入れられる。他の実施形態において、上部の取付け部材160bは、図3に示すように、フレームの両側面部、正面部、または背面部のいずれかの、一体の延長部分であってもよい。
【0016】
図1,2,7において、フレームの側面部30,32は、スプールアセンブリの種々の部品が通って入れられる孔120,122をそれぞれ備えている。フレームの側面部30は、スプリングカップ、すなわち空洞を形成する、また、スプリングハウジング126の一部を形成する一体に形成された壁124も含んでいる。壁140はほぼ円形である。図8に示すように、巻取用の平らなスプリング130の外側の端部128を係合させるのに使用されるスプリング保持部材127が、壁124内においてフレームの側面部30と一体に形成されている。また、スプリング保持部材127は、図1と8の参照番号129で示すように、スプリングを間に通すことができるように壁124から離されている。図8は、フレームの側面部30と、壁124と、外側の端部128がスプリング保持部材127に受け止められているスプリング130を示す平面図である。スプリングアーバ337がスプリング130の内側の端部に連結されている。
【0017】
壁124には、壁124の周りに分散された複数の第1のプレス嵌め固定部132が形成されている。これらの第1のプレス嵌め固定部には、スプリングカバー140、すなわちキャップの指状部144と係合する小口径の孔が一体に形成されている。
【0018】
スプリングカバー140は図9a,9bに示されている。図7は、フレーム22の壁124上の適切な位置に配置されたキャップ、すなわちスプリングカバー140を示している。キャップと壁124の間のシール性は、重なった結合部125によって高められている。約20,700MPaの高い曲げ弾性率の、乾式成形されたフレーム材によって、シールの安定性が高められ、巻取用のスプリング130によって発生する、壁124に対する外側への一定の圧力によって生じる可能性があるたわみおよび変形が防止される。スプリングキャップは、指状部144のような複数のプレス嵌め/締まり嵌め部を有するほぼ平坦なプレート142、本体部、すなわちキャップ部を含んでいる。詳細は示していないが、各指状部は3重の小葉状の断面形状を有している。各指状部144は、それに対応するスナップ部、すなわちプレス嵌め固定部132内に挿入され、スプリングカバー140は壁124にプレス嵌めして連結される。
【0019】
上述のように、側面部32は孔122を有している。図示の実施形態において、孔122は孔120より直径が大きい。孔120,122の相対的な大きさはスプールアセンブリの構成によって変わる。フレームの側面部32は、その外面121の、開口122の周りに、図13に示すロックホイールと、それに関連する部品がフレームの平らな側面部32の表面でこすれるのを防ぐ、隆起したリム150を含んでいる。フレームの側面部32の内面123は、図7に示していないが、巻取装置のスプールの、近くに間隔をおいて配置されたフランジとの間に隙間を生じさせる、孔122の周りに一体に角を生じるように延びている壁部151aを含んでいる。側面部30の内面123は同様の壁部151bを孔120の周りに含んでいる。リム150によって、ロックホイールとこすれて生じる摩擦が減らされる。図2と7に示すように、側面部32には、メカニズムハウジング190の一部を構成する一体に延びている壁170が形成されている。さらに、壁170は、メカニズムカバー180をプレス嵌め固定部132と同様に固定する受け入れ部172を含んでいる。メカニズムカバー180、すなわちキャップは、図10a,10b,7に示すように、プレート182、すなわち本体部と突出している指状部184を含んでいる。プレート182と、壁170は、埃やその他のものが、キャップ、すなわちメカニズムカバー180と壁170によって形成されたメカニズムハウジング190に入るのを防ぐ、重なった結合部188を形成している。キャップ、すなわちメカニズムカバー180はポリプロピレンまたは類似した材料のような、音を吸収する材料から作られている。
【0020】
フレームの側面部32は壁170の下部の近くに凹部200を含んでいる。任意の小さいタブ202が凹部200から外側へ延びている。汚染物が巻取装置に入るのを防ぐために、この凹部を通る孔はない。凹部200には、図2に示していない、乗り物の慣性センサーの一部が入れられている。タブ202は、使用される場合、ストップとして働き、乗り物のセンサーのハウジングの一部に隣接して、ハウジングが横へ移動するのを防ぐ。凹部200に隣接する壁170は、慣性センサーを壁170内の適切な位置へと滑らせることができるように、慣性センサーの、相補的な形状の突起と係合させられる2つのスロット204a,204bを図2に示すように含んでいる。壁170がメカニズムカバー180によって一旦覆われると、孔122がメカニズムハウジング190内への唯一の孔となる。メカニズムカバーによって、乗り物のセンサーのハウジングは軽く押されて、適切な位置に保持されている。メカニズムカバー180と組み合わされたこの種の構成によって、センサーに隣接するフレームの孔が最小限にされ、したがってセンサーは周囲から隔離されている。
【0021】
図示されているシートベルト巻取装置20は片側のロック機構を含んでいる。本発明は、2つのロックホイールが用いられ、それらがフレームの両側に、通常、フレームの両側面部の内面の、開口120,122の近くに隣接して配置された両側ロック型のものにも用いることができる。シートベルト巻取装置をロックするために、回転可能なロック爪が用いられ、ロックホイールの歯と係合する位置に動かされる。従来技術から公知であるように、ロック爪はピンの周りに回転する。このような爪とロック機構の1つが米国特許第5,904,371号明細書、米国特許第5,511,741号明細書、または米国特許第4,564,154号明細書に示されている。本発明では、図2と図11aに示す円筒状のピン210が、側面部32の一部分として一体に成形されている。このピンは、上部の円筒状部210bより大きな直径を有する底部210aを有している。このピンは、求めることができるレベルの衝突中に発生する大きさのロック力に応答して意図的に湾曲するように構成されている。
【0022】
図11aはフレーム22の他の斜視図であり、ピン210上のロック爪220も示している。ロック爪220は、ロックホイール230の歯232とロックするように係合した状態で示されている。シートベルト巻取装置20は、ロック爪220を自由な、すなわちロックされていない位置からロックホイール230と係合する位置に動かす、公知の回転可能なロックリング310のようなカムタイプの機構を含んでいる。ロック爪220はカムフォロアピン231を含むことができる。ロックリングは、帯紐センサーまたは乗り物センサーの影響下で公知のようにして巻取装置のシャフトの周りに回転させられる。ロックカップは、大抵、カムフォロアピン231が入れられるカムスロットの形のカムを含んでいる。ロックリングが回転する時、ロックリングによって、ロック爪がロックホイール230の歯に係合させられ、また、係合を解除される。他のロック機構を本発明の巻取装置に用いてもよい。図示のように、ロック爪220は、ロックホイールの2つの歯232と係合する2つのロック歯222a,222bを含んでいる。したがって、反作用力が、1組ではなく2組の係合した歯によって吸収される。爪の両方の歯は、ホイールの、係合させられる歯と同時に係合するように構成されているが、用いられる製造公差があまり大きい場合、同時に係合させられない場合がある。このような場合には、1つの歯が係合し、損傷する場合がある。本発明の他の実施形態において、ロック爪の本体223には、図11bに示す凹み225が設けられており、これによって、爪の本体は負荷を受けて湾曲することができる。製造公差のために、フレーム、ロック爪、およびロックホイールが、爪の下方の歯222bがロックホイールに最初にぶつかるように構成されている場合、この最初のロックする係合が行われた後、ロック爪220は少し湾曲し、他の歯222aがロックホイールの他の歯と係合する。この構成によって、ロック爪の両方のロック歯が、巻取装置が衝突状態になった際に係合することが保証される。この構成の利点は、爪を亜鉛ダイカストのような低価格の材料から製造できることである。
【0023】
ロック爪220は、ブッシュとして働く、ピン210の底部210aの周りに嵌められる円形の孔を含んでいる。
【0024】
ロック爪とロックホイールの幾何学的な構成は、ロック爪が、図11aに示すようにロック歯に係合した時、ロックされる間に発生する反作用力が、矢印240によって示す範囲内に生じるようになっている。
【0025】
フレーム22は、一体に形成された、爪とピンの支持機構250を含んでいる。支持機構250は、図1,3,5b,11aに示すように、一体に形成された横材、すなわち支柱252を含んでいる。支柱252は、支柱46、すなわち横材の内側に形成され、側面部30,32に連結している。支柱252は、側面部32から突出している端末材254を含んでいる。支持機構250は湾曲した支持部材256をさらに含んでいる。湾曲した支持部材256の一方の端部256aは壁170の内側から延びており、強度を高め、負荷を分散させる働きをする。湾曲した支持部材256の他方の端部または側部256bは、支柱252の、延長されている端末材254に直角に交差して延びている。
【0026】
巻取装置がロックされた時、爪とロックホイールは、図11aに示す配置をとる。力が、求めることができるレベルを超えて強くなると、ピン210はこの力によって歪められ、それによって、爪の下部が支持機構250の、湾曲した支持部材256に接触しようとする。そこで、これらの反作用の負荷、すなわち力は支柱252の、突出した端末材254へと、次いで、支柱252へと伝達され、フレームの側面部30,32へと分散される。このようにして、プラスチックのフレームは、衝突によって発生する力を吸収することができる。
【0027】
図12は、フレーム22のスロット204a,204bおよび凹部200内に入れられた、乗り物の慣性センサー270を示している。慣性センサー270は2つのポスト、すなわち突出部274a,274bを有するハウジング272を含んでいる。各突出部は首状部、すなわち幅の狭い部分276と端部を含んでいる。各ポストは各スロット204a,204b内に入れられる。慣性センサー270は、慣性質量体279の下端部278が入れられた支持面部277を含んでいる。慣性質量体279の上部280は凹んでおり、計測爪282の延長部282aが入れられている。計測爪282は、平行なウイング273のような、ハウジング272の延長部であってよい支持部283上でピボット運動させられる。幾つかの装置において、計測爪282はラチェットホイールの歯と接触するように配置することができ、この場合、この爪の端部は、ラチェットホイールの歯に係合する歯のように形成されている。図示するように、シートベルト巻取装置20は、計測爪282の上に位置する第2の爪290を含んでいる。この爪290は歯292を含んでいる。図示のように、慣性質量体はスタンディングマン型の慣性質量体である。乗り物が所定の限度を超える減速をさせられた時、スタンディングマン型の慣性質量体は倒れ、計測爪282の歯を持ち上げ、爪290を例えば帯紐センサーのラチェットホイールまたはロックリングに接触させる。この動作によって、ロックカップの動作が開始され、したがって、ロック爪がロックホイール230の歯232にロックするように係合させられる。
【0028】
図13は、フレーム22に支持されている、巻取装置のスプールとシャフトのアセンブリ、すなわちトーションバー/スプールアセンブリ300の断面図である。図13は、図7とほぼ同一の方向で示したフレームも示している。トーションバー/スプールアセンブリ300は、概して304で示すシャフト機構によって支持されたスプール302を含んでいる。この実施形態において、シャフト機構304は、スプライン314が中に形成された中空体312を含むロックホイールサブアセンブリ、すなわちロックリング310を有している。大きな直径の部分316がフレームの孔122、すなわちブッシュと、上述のようにロック用の複数の歯232を含むロックホイール230に支持されている。このロックホイール230は、歯付きのラチェットホイール306がピン308によって固定された、スプライン付きのスタブ回転軸305を含んでいる。このスタブ回転軸は、帯紐センサーの部品を公知のようにして一緒に保持するのに使用されるピン308が入れられている小さい孔305aを含んでいる。帯紐センサーの、種々の歯付き部材309が、公知のようにしてラチェットホイール306と共に収容されている。ロックリング310はスタブ回転軸305の周りを回転可能である。図示の実施形態において、シャフト機構304は、さらに、任意のトーションバー320を使用して構成されている。トーションバーは、ロックホイールサブアセンブリ、すなわちロックリング310のスプライン314と係合する複数のスプライン326を有する第1の端部324を有している。トーションバー320は中央部330と第2の端部333を含んでいる。第2の端部333には、スプール302の中空穴337内に形成されたスプライン336に係合するスプライン334が形成されている。ロックホイールサブアセンブリ、すなわちロックリング310は、スプール302がトーションバーの端部333と共に回転運動している間、トーションバーの端部324と共に回転する。トーションバー320は、しなやかでない金属のシャフト部材で置き換えることができる。この場合、しなやかでないこの部材はロックホイールサブアセンブリ、すなわちロックリング310の一体部分として形成することができる。中空体312の外部にも、スプール302を付加的に支持するスプラインを形成することができる。
【0029】
組み立て中、スプール302はフレームの上部開口を通して挿入され、その後ロックホイールサブアセンブリ、すなわちロックリング310が、それに挿入されたトーションバーと共に孔122を通ってスプールの中空穴337内に挿入される。トーションバーの端部332は、フレームの孔120内に配置されたスプリングアーバ337a内に入れられ、スプリング130に固定される。
【0030】
トーションバーの端部333は、図8に示すように、スプリングアーバの内面のカップ状の凹部の周りに形成された係合する突起341a,341bが入れられる2つの凹部340a,bを有している。スプリングアーバ337は、図13に示すように、巻き戻し用のスプリング130の内側の端部が入れられる少なくとも1つのスロット342を含んでいる。一定の長さのシートベルト帯紐350がスプール302の周りに巻き取られる。図示していないが、帯紐の一方の端部は、スロット352内に押し込まれた、折り重ねられた部分または小さなピンを用いてスプールのスロット352内に固定されている。スプール302は、シートベルト帯紐390をスプールの周りに巻き取る時に案内する半径方向に延びるフランジ302a,302bを含んでいてもよい。
【0031】
図13に示す実施形態では、トーションバーを利用している。トーションバーは、長さが可変である特性を有するシートベルト帯紐と同様に、1つまたは2つ以上のトーションバーと1つまたは2つ以上の圧壊ブッシングを含む、エネルギーを吸収する、すなわち消散するクラスのシートベルト巻取装置を例示するものである。エネルギーを吸収するこれらの巻取装置は、スプールの反作用力を、トーションバー、圧壊ブッシング、または長さが可変の帯紐のエネルギー吸収レベルによって制限する動作特性を持っている。ロック爪に加えられる力のレベルが同様に制限される。例えば、代表的なトーションバー巻取装置では、この力のレベルは約4〜12kNである。本発明の好ましい実施形態では、種々のもののいずれかのエネルギー吸収機構と共にプラスチックフレームを使用するが、結果として、プラスチックフレームの負荷が制限されるため、プラスチックフレームの使用に、制限はあまり生じない。本発明はこれらのエネルギー吸収機構と共に、またはそれなしで使用することができる。トーションバーは従来のシャフトと置き換えることができる。
【0032】
図14は、スペース171を間に形成する内壁170aと外壁170bが形成された、メカニズム側の壁170を有する、本発明の他の実施形態を示している。スペース171は連続している必要はなく、プレス嵌め固定部132によって分割されていてもよい。外壁170bは内壁とプレス嵌め固定部132を完全に囲んでいてよく、分割されていても、または分割されていなくても、すなわち連続したスペース171を形成するように全体的に隙間があけられていてもよい。前と同様に、この壁、すなわち、この場合、内壁と外壁の両方は、メカニズムカバー190によって覆われる。車両センサーおよび帯紐センサーの可動部品によって発生する音のレベルがこのスペース171によって低くなる。軽量の発泡剤、または高密度のチキソトロピー材のような吸音材173をスペース171に充填することによって音をさらに弱めることができる。メカニズムカバー190の本体は、巻取装置の雑音特性を改善するために、中空にして防音材を充填してもよい。
【0033】
図15では、フック状の下部の取付け部160bが開口160bとして形成されている。フレームの下部はねじ付の留め具によって取付け面、すなわち取付け構成部90に固定される。
【0034】
本発明によって、部品数が減り、寸法の調整が良好になり、巻取装置内の寸法の変動が減少し、それによって性能と信頼性が改善される。フレームの一部として一体にかつ同時に形成される種々の部分を使用することによって、個々の部品の配置をより精密に調整することができる。さらに、一体に形成された多くの部分を備える巻取装置を形成することによって、これらの部分は、一体に形成されたフレーム内に自動的にかつ正確に配置されるので、製造工程の誤りの試験の必要性が省かれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明によるシートベルト巻取装置の斜視図である。
【図2】
本発明によるシートベルト巻取装置の斜視図である。
【図3】
一体的な取付け部材を示す部分的な断面図である。
【図4】
図1および3の取付け部材の部分的な平面図である。
【図5a】
代表的な取付け構成部を示す図である。
【図5b】
取付け構成部における巻取装置を示す図である。
【図5c】
取付け構成部における巻取装置を示す図である。
【図5d】
本発明の変形例を示す図である。
【図6a】
一体的な上部の取付け部材を備える他の実施形態を示す図である。
【図6b】
本発明の他の実施形態を示す図である。
【図7】
フレームの、図2の7−7線に沿って切断した断面図である。
【図8】
一体に形成されたスプリングカップ、すなわち空洞と巻取用のスプリングをフレームと共に示す平面図である。
【図9a】
スプリングハウジングのカバーを示す図である。
【図9b】
スプリングハウジングのカバーを示す図である。
【図10a】
メカニズムハウジングのカバーを示す図である。
【図10b】
メカニズムハウジングのカバーを示す図である。
【図11a】
ロック爪とロック歯車をフレームと関係付けて示す図である。
【図11b】
フレームとメカニズムハウジングの平面図である。
【図12】
慣性センサーを示す図である。
【図13】
巻取装置の、スプールとシャフトのアセンブリを示す図である。
【図14】
フレームの他の実施形態を示す図である。
【図15】
他の取付け部材を示す図である。

Claims (9)

  1. 4つの面からなる形状の主要体(24)と、少なくとも1つの取付け部材(60)を有する一体に形成されたフレームを有し、前記フレームは、グラスファイバを含むポリマーを有するシートベルト巻取装置。
  2. 前記フレームは、大部分が少なくとも10mmの長さを有するグラスファイバを重量で少なくとも50%含むポリマーを有する、請求項1に記載のシートベルト巻取装置。
  3. 前記主要体(24)は、巻き戻し用のスプリング(130)を収納するスプリング用空洞を形成する、一体に形成された、スプリングハウジングの壁(140)を含む、請求項1または2に記載のシートベルト巻取装置。
  4. 前記主要体(24)は、一体に形成された、メカニズムハウジングの壁(170)をさらに含む、請求項3に記載のシートベルト巻取装置。
  5. 前記主要体(24)は、前記フレームの側面部上に一体に形成されたピン(210)をさらに含み、該ピンはロック爪(220)を回転するように支持している、請求項3または4に記載のシートベルト巻取装置。
  6. 前記ピンは、前記ロック爪(220)によって発生する反作用力に応答して湾曲する手段を備えている、請求項5に記載のシートベルト巻取装置。
  7. 前記フレームはピンの反作用力を分散させる分散構造(66)を含む、請求項6に記載のシートベルト巻取装置。
  8. 前記分散構造は、フレームの、向かい合う両側面部を連結し、前記ロック爪(220)の下部に配置され、前記ピン(210)が変形した時に前記ロック爪を受け止める延長部分を含む支柱(252)を有する、請求項7に記載のシートベルト巻取装置。
  9. 複数の歯(232)を有するロックホイール(230)と、該ロックホイール上の、対応する歯に係合するようになっている少なくとも2個のロック歯を備えるロック爪(220)とをさらに含み、前記ロック爪は、該ロック爪が、求めることができる衝突荷重で湾曲できるようにする第1の手段を含み、このような湾曲に応答して、前記ロック爪の両方の歯が、前記ロックホイールの、対応する歯と係合する、請求項1から8のいずれかに記載のシートベルト巻取装置。
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