JP2000302008A - ウエビング巻取装置 - Google Patents
ウエビング巻取装置Info
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- JP2000302008A JP2000302008A JP11109681A JP10968199A JP2000302008A JP 2000302008 A JP2000302008 A JP 2000302008A JP 11109681 A JP11109681 A JP 11109681A JP 10968199 A JP10968199 A JP 10968199A JP 2000302008 A JP2000302008 A JP 2000302008A
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
ムを備えたウエビング巻取装置を得る。 【解決手段】 脚板12、14を連結する連結部16に
は、ウエビングベルト22を引き出す際にスプール20
に作用する引張力がカバー60、68、脚板12、14
を介して連結部16に作用した際の作用方向に沿って平
行な肉抜部80、82、及び肉抜部90、92が形成さ
れている。このため、肉抜部80〜92の容積に相当す
る分の重量を軽減できる。また、上記の引張力が連結部
16に作用しても、肉抜部80と肉抜部82との間の骨
部100及び肉抜部90と肉抜部92との間の骨部10
2が引張力の作用方向に沿って形成されるため、引張力
に対する剛性を確保でき、変形を抑止或いは軽減でき
る。
Description
によって車両の乗員を拘束するシートベルト装置におけ
るウエビング巻取装置に関する。
トによって拘束する所謂シートベルト装置の主要部を構
成するウエビング巻取装置は、ウエビングベルトの長手
方向一端が係止された巻取軸を備えている。巻取軸は渦
巻きコイルスプリング等の付勢手段によってウエビング
ベルトを巻き取る巻取方向へ付勢されており、巻取軸に
巻き取られたウエビングベルトを引き出すと、ウエビン
グベルトに上記の付勢手段の付勢力が作用し、ウエビン
グベルト装着状態においてはこの付勢力が乗員の身体を
拘束する拘束力となる。
一対の脚板に直接、或いは、脚板に設けられた支持部材
を介して間接的に支持されている。通常、各脚板は板状
とされており、脚板が巻取軸を直接支持する場合には脚
板の幅方向中間部に形成された支持孔等に巻取軸を貫通
させて巻取軸を支持し、脚板が間接的に巻取軸を支持す
る場合には脚板の幅方向中間部に形成された透孔を巻取
軸が貫通して、脚板に取り付けられた支持部材で巻取軸
を支持している。
の幅方向端部に一体的に連結されており、連結部の一部
がボルト等の締結手段によって車両の所定部位に固定さ
れることでウエビング巻取装置が車両に取り付けられる
ようになっている。
等を考慮すると、ウエビング巻取装置の構成部品は可能
な限り軽量であることが好ましく、このための一手段と
しては、上述したフレームの軽量化がある。上記の如く
フレームを構成する連結部が板状であることから、連結
部に適当な孔や薄肉部を形成して所謂「肉抜き」をすれ
ば容易にフレームの軽量化を図ることができる。
は、巻取軸、脚板等を介して連結部に引張力が作用す
る。上記のように、巻取軸は脚板の幅方向中間部に対応
して設けられいるのに対し、連結部は脚板の幅方向一端
に設けられているため、ウエビングベルトを引き出す
と、車両に対する連結部の固定部分を中心とする回転モ
ーメントが生じ、その方向に連結部を変形させようとす
る。ウエビングベルトによる拘束力の確保及び維持とい
う観点からすると、上記の引張力が作用しても連結部は
可能な限り変形しないことが好ましい。
に対して無作為に肉抜きを施すと、上述した引張力に対
する剛性が著しく低下してしまい、上記の引張力が作用
した場合には回転モーメントの方向に連結部が弾性変形
してしまう。
性を確保し、しかも、軽量なフレームを備えたウエビン
グ巻取装置を得ることが目的である。
は、互いに対向した一対の脚板を有するフレームと、装
着状態において車両乗員の身体を拘束する長尺帯状のウ
エビングベルトの一端が係止されると共に、前記ウエビ
ングベルトを巻き取る方向へ付勢され、且つ、軸方向に
沿って前記ウエビングベルトが係止された部分の両側で
前記一対の脚板に保持される巻取軸と、を有するウエビ
ング巻取装置であって、前記一対の脚板の各々の幅方向
一端を連結して一体とすると共に、車体に固定される固
定部を有し、且つ、各々が孔状或いは薄肉で前記ウエビ
ングベルトを引き出す際に前記巻取軸及び前記一対の脚
板を介して作用する引張力の作用方向に沿って連続的或
いは断続的に形成されると共に前記引張力の作用方向に
沿って互いに平行に形成された複数の肉抜部が設けられ
た連結部を前記フレームに設けた、ことを特徴としてい
る。
ームの脚板に直接或いは間接的に支持された巻取軸は、
一端が係止されたウエビングベルトを巻き取る方向へ付
勢されており、巻取軸から引き出されたウエビングベル
トを乗員が装着すると、ウエビングベルトを巻き取る付
勢力によって乗員の身体が拘束される。
脚板を連結する連結部に孔或いは薄肉部から成る肉抜部
が形成されおり、薄肉とした分、或いは、孔の容積に相
当する分だけ連結部の質量が軽くなる。
車体に固定されて状態において巻取軸に巻き取られたウ
エビングベルトを引き出す際の引張力が脚板を介して連
結部に作用した際の作用方向に沿って形成されている。
しかも、この肉抜部は複数形成されており、これらが引
張力の作用方向に沿って互いに平行とされている。これ
により、肉抜部の間では薄肉或いは孔とされていない部
分が引張力の作用方向に沿って長手方向でしかも等幅で
形成されることになる。このため、引張力に対する連結
部の弾性が、連結部に対して無作為に肉抜部を形成した
場合に比べて均一になる。
求項1記載の本発明において、前記固定部から前記巻取
軸を軸支する軸支部分へ向けて連続或いは断続的に前記
肉抜部を形成したことを特徴としている。
部が連結部の固定部、すなわち、フレームの車体に対す
る固定部分から巻取軸の支持部へ向けて連続或いは断続
的に形成されている。すなわち、ウエビングベルトを引
き出した際に巻取軸にかかる引張力は巻取軸を軸支する
軸支部分に作用する。これに対し、フレームは連結部の
固定部で車体に固定されているため、この固定部で連結
部は引張力に抗する。これにより、フレームの連結部に
作用する引張力の作用方向は固定部から巻取軸の軸支部
分への方向と同方向となり、この方向に沿って連続或い
は断続的に肉抜部を形成し、肉抜部の間の部分を引張力
の方向に沿って長手で且つ等幅とすることでより一層引
張力に対する連結部の弾性が均一になる。
求項1又は請求項2記載の本発明において、車両の急減
速状態で前記巻取軸を前記一対の脚板の少なくとも何れ
か一方へ連結して前記巻取方向とは反対方向への前記巻
取軸の回転をロックするロック手段を設けると共に、前
記固定部から前記一対の脚板のうち前記ロック手段によ
って前記巻取軸が連結される側の脚板の前記ロック手段
による連結部分へ向けて連続或いは断続的に前記肉抜部
を形成した、ことを特徴としている。
が急減速状態となると、ロック手段が巻取軸を一対の脚
板の少なくとも一方へ連結して巻取軸をロックする。こ
れにより、巻取方向とは反対の引出方向への巻取軸の回
転が制限される。車両急減速状態では、その慣性で乗員
の身体が車両前方側へ移動しようとするため、乗員の身
体を拘束しているウエビングベルトが急激に引き出され
ようとする。このとき、ロック手段が脚板に巻取軸を連
結させて巻取軸をロックし、巻取軸の引出方向への回転
を制限することでウエビングベルトの引き出しが制限さ
れ、ウエビングベルトによる乗員の身体の拘束力が増加
する。
激に車両前方へ移動しようとする際にウエビングベルト
を引っ張る過大な引張力は、ロック手段によって巻取軸
と連結された側の脚板に作用し、この脚板を介して連結
部に作用する。
くとも一部の作用方向は、連結部の固定部からロック手
段により巻取軸へ連結された側の脚板のロック手段を介
した巻取軸との連結部分側へ向く。
方向に沿って連続或いは断続的に肉抜部を形成し、肉抜
部の間の部分を引張力の方向に沿って長手で且つ等幅と
することで車両急減速時において連結部に作用する過大
な引張力に対する連結部の弾性が均一になる。
部からロック手段により巻取軸へ連結された側の脚板の
巻取軸との連結部分への方向に対して平行であるとした
が、これについて、補足説明すると、巻取軸との脚板の
連結部分とは、直接連結する構成であれば巻取軸と脚板
との連結部分を指すが、例えば、ロック手段を構成する
ロック部材を介して間接的に巻取軸と脚板とが連結する
のであれば、ロック部材と巻取軸との連結部分が巻取軸
と脚板との連結部分となる。また、脚板と巻取軸との連
結部分が一箇所であれば、肉抜部の形成方向は単純に固
定部から脚板と巻取軸との連結部分への方向に対して平
行となるが、連結部分が複数あり、しかも、固定部から
各連結部分への方向が所定の角度の範囲内となる場合に
は、これらの連結部分のなかでも実際に脚板に引張力が
作用した際に引張力が作用する連結部分への方向が固定
部から連結部分への方向となる。さらに、このような引
張力が作用する連結部分が複数ある場合には、例えば、
これらの固定部からこれらの連結部分を結んで得られる
多角形の重心への方向が、本発明でいう固定部から連結
部分への方向となる。
構成)図1には本発明の一実施の形態に係るウエビング
巻取装置10の構成の概略が分解斜視図にて示されてい
る。
装置10は、厚さ方向に沿って互いに対向した一対の脚
板12、14と、これらの脚板12、14の幅方向一端
で脚板12と脚板14とを連結する連結部16と、を含
んで構成され、平面視でコ字形状に形成されたフレーム
18を備えている。このフレーム18には巻取軸として
のスプール20が設けられている。スプール20は連結
部16の幅方向に沿って軸方向とされており、その両端
は脚板12、14を貫通してフレーム18の外側へ突出
している。
脚板14との間に位置する部分には、長尺帯状に形成さ
れた乗員拘束用のウエビングベルト22の一端部が係止
されており、スプール20が自らの軸周りの一方に回転
することで、ウエビングベルト22を巻き取るようにな
っている。
は、円盤状のフランジ部26がスプール20に対して同
軸的且つ一体的に形成されている。更に、このフランジ
部26の軸方向一端部にはおり、更に、このフランジ部
26の軸方向一端部には端部にはスプール20を介して
互いに対向する一対の係合部36が形成されている。こ
れらの係合部36には外周一部にラチェット歯が形成さ
れ、後述するラチェット孔42やVギヤ46と共にロッ
ク手段を構成するロックプレート38がそれぞれ遊嵌さ
れている。
0の回転半径方向に沿って脚板12に形成されたラチェ
ット孔42の内周部と対向している。ラチェット孔42
の内周部には、ロックプレート38の外周部に形成され
たラチェット歯に噛合可能なラチェット歯が形成されて
いる。ロックプレート38は通常その外周部がラチェッ
ト孔42の内周部に対して離間した状態で配置される
が、ラチェット孔42の内周部へ接近移動して、外周部
のラチェット歯がラチェット孔42の内周部のラチェッ
ト歯に噛み合うと、スプール20の回転中心を軸線とし
たロックプレート38の引出方向への回転が制限され
る。
0の一端側にはVギヤ46が同軸的に軸支されている。
このVギヤ46のボス48とスプール20とは爪付きの
キャップ等の樹脂部品(図示省略)によって取付けられ
た捩じりコイルスプリング44により連結されており、
通常はスプール20に対してVギヤ46が追従回転する
ようになっている。また、Vギヤ46のボス48の周囲
には、4つのガイド孔50及びスプール20の係合部3
6が挿入される逃げ用の開口部52が形成されている。
これらのガイド孔50内へはロックプレート38から立
設された一対の突起54がそれぞれ挿入されている。
6が形成されており、Vギヤ46の半径方向外側に配置
された加速度センサの係合爪(図示省略)が係合した状
態においてはVギヤ46の回転が制限される。
12の側方に設けられたカバー60の内部に収容される
と共に、このカバー60の内底部に形成された軸受部
(図示省略)にスプール20の軸方向一端部が回転自在
に軸支される。
手段、又は、脚板12及びカバー60の少なくとも何れ
か一方に、何れか他方に対して嵌合可能に形成された爪
や突起等が嵌合手段、或いは、接着剤等の固着手段等を
含む接合手段により脚板12へ接合されて、略一体とさ
れている。
プール20の他端側(すなわち、係合部36が形成され
た側とは反対側)側方には、渦巻きコイルスプリング6
4が設けられている。渦巻きコイルスプリング64の中
心側の端部はスプール20に係合していると共に外側の
端部は脚板14の側方に設けられたカバー68に固定さ
れており、少なくともスプール20からウエビングベル
ト22が引き出された状態ではスプール20を巻取方向
ヘ向けて付勢する。
又は、脚板14及びカバー68の少なくとも何れか一方
に、何れか他方に対して嵌合可能に形成された爪や突起
等が嵌合手段、或いは、接着剤等の固着手段等を含む接
合手段により脚板14へ接合されて、略一体とされてい
る。
した構成のウエビング巻取装置10は、車両のセンター
ピラー下端部近傍(図示省略)等の所定位置に取り付け
られる。ここで、図2にはフレーム18の正面図が示さ
れている。この図に示されるように、フレーム18の連
結部16で脚板12、14との連結部分よりも下側は、
下方へ向けて漸次幅寸法が小さくなる略三角形状の固定
部70とされており、その頂部(下端部)近傍には連結
部18の厚さ方向に沿って貫通したボルト挿通孔72が
形成されている。ボルト挿通孔72は連結部16の幅方
向に沿って長手方向とされた長孔で、ボルト挿通孔72
をボルトが貫通し、更に、車体に設けられた支持部28
の貫通孔30を貫通した状態でナット等によって締め付
けられることで、連結部16が支持部28に固定され、
ウエビング巻取装置10が車体に支持される。
め孔74が形成されている。位置決め孔74の各々は連
結部16の長手方向(上下方向)に対して幅方向に傾斜
した方向へ向けて長手とされた長孔で、概ね固定部70
の幅方向両端に沿って形成され、固定部70の頂部(下
端部)へ向けて互いの間隔が狭くなる逆ハの字型となっ
ている。上述した支持部28にはこれらの位置決め孔7
4に対応した一対の爪部32が形成されており、これら
の爪部32を位置決め孔74を嵌挿させることで暫定的
に連結部16が支持部28に支持され、支持部28に対
する連結部16の位置決めができるようになっている。
ば、運転席側のウエビング巻取装置10用と助手席側の
ウエビング巻取装置10用とで位置決め孔74同士が成
す角度を変えておくと共に、運転席側の支持部28の一
対の爪部32が成す角度と、助手席側の支持部28の一
対の爪部32が成す角度とを、対応する位置決め孔74
の角度に合わせて形成することで、運転席側のウエビン
グ巻取装置10と助手席側のウエビング巻取装置10と
の誤組付を防止できる。
中間部には、フレーム18を成形するためのプレス成形
におけるガイド用のパイロット孔76が形成されてお
り、更に、パイロット孔76の下方にはコネクタ取付孔
78が形成されている。コネクタ取付孔78には本ウエ
ビング巻取装置10の近傍に這わされたワイヤハーネス
に取り付けられたコネクタが嵌め込まれる。
には複数の肉抜部80、82が形成されている。肉抜部
80は、連結部16の幅方向中央側での端部80Aが連
結部16の幅方向外側(すなわち、脚板12側)での端
部80Bよりも下側に位置しており、端部80Aから端
部80Bへ向けて、或いはその反対方向が長手方向とさ
れた長孔とされている。この端部80Aから端部80B
への方向は、ボルト挿通孔72の中心から脚板12に形
成されたラチェット孔42の中心への方向に対して平行
とされている。
0の長手方向に沿って概ね等しく、肉抜部80の幅方向
一方の端部80Cと端部80Dは互いに平行とされてい
る。但し、端部80A、80B概ね連結部16の上下方
向に沿った直線状で、肉抜部80の長手方向に対して直
角ではない。したがって、肉抜部80は全体的に略平行
四辺形状とされている。
成されている。肉抜部82は矩形孔84と矩形孔86の
2つの透孔により構成される。矩形孔84は、連結部1
6の幅方向中央側での端部84Aが連結部16の幅方向
外側(すなわち、脚板12側)での端部84Bよりも下
側に位置しており、端部84Aから端部84Bへ向け
て、或いはその反対方向が長手方向とされた長孔とされ
ている。また、矩形孔84はその幅寸法が矩形孔84の
長手方向に沿って概ね等しく、矩形孔84の幅方向両端
部84C、84Dは平行とされている。但し、端部84
A、84Bは概ね連結部16の上下方向に沿った直線状
で、矩形孔84の長手方向に対して直角ではない。した
がって、矩形孔84は全体的に略平行四辺形状とされて
いる。
12側に形成されている。矩形孔86は連結部16の長
手方向一方の端部86Aよりも他方の端部86Bの方が
連結部16の幅方向外側で且つ上方に位置し、この端部
86Aから端部86Bへ向けて、及びその反対方向へ向
けて長手とされた長孔とされている。
86Dは互いに平行であると共に、端部86Cは上述し
た矩形孔84の端部84Cの延長線上に位置し、端部8
6Dは上述した矩形孔84の端部84Dの延長線上に位
置している。
86の端部86Bと、連結部16の幅方向外側(すなわ
ち、脚板12側)に位置する矩形孔84の端部84Aと
の間はブリッジ部88とされている。ブリッジ部88は
上述した一対の位置決め孔74のうち、相対的に脚板1
2側にある位置決め孔74に対応しており、この位置決
め孔74の長手方向両端部のうち、連結部16の幅方向
外側に位置する側の端部の上方にブリッジ部88が位置
している。ブリッジ部88が連結部16の幅方向外側に
位置する側の端部の上方にブリッジ部88が位置してい
ることで、位置決め孔74に入り込む支持部28に形成
されたフレーム18の位置決め用の突起が矩形孔84或
いは矩形孔86へ誤って入り込むことを防止している。
成される肉抜部82は、ブリッジ部88によって矩形孔
84と矩形孔86とに分割されているとみることがで
き、機能的な側面から肉抜部82をみた場合にはむしろ
ブリッジ部88によって肉抜部82が分割されていると
みるのが正しい。すなわち、図2に示される肉抜部82
から敢えてブリッジ部88が形成されていない構成を考
えるとすると、肉抜部82は端部84Aから端部86B
へ向けて、或いはその反対方向へ向けて長手で肉抜部8
0に対して平行な長孔となり、その長手方向はボルト挿
通孔72の中心から脚板12に形成されたラチェット孔
42の中心への方向に対して平行とされている。
囲の請求項1に記載した本発明の観点からすれば、肉抜
部82は連結部16に作用する引張力の作用方向に沿っ
て長手となるように形成されていればよい。したがっ
て、ブリッジ部88を形成せずに肉抜部82を1つの略
平行四辺形状の孔としてもよい。
側には側方には複数の肉抜部90、92が形成されてい
る。肉抜部90は、連結部16の幅方向中央側での端部
90Aが連結部16の幅方向外側(すなわち、脚板14
側)での端部90Bよりも下側に位置しており、端部9
0Aから端部90Bへ向けて、或いはその反対方向が長
手方向とされた長孔とされている。この端部90Aから
端部90Bへの方向は、ボルト挿通孔72の中心から脚
板14の中心への方向に対して平行とされている。ま
た、肉抜部90はその幅寸法が肉抜部90の長手方向に
沿って概ね等しく、肉抜部90の幅方向両端部90C、
90Dは互いに平行とされている。但し、端部90A、
90Bは概ね連結部16の上下方向に沿った直線状で、
肉抜部90の長手方向に対して直角ではない。したがっ
て、肉抜部90は全体的に略平行四辺形状とされてい
る。
成されている。肉抜部92は矩形孔94と矩形孔96の
2つの透孔により構成される。矩形孔94は、連結部1
6の幅方向中央側での端部94Aが連結部16の幅方向
外側(すなわち、脚板14側)での端部94Bよりも下
側に位置しており、端部94Aから端部94Bへ向け
て、或いはその反対方向が長手方向とされた長孔とされ
ている。また、矩形孔94はその幅寸法が矩形孔94の
長手方向に沿って概ね等しく、矩形孔94の幅方向両端
部94C、94Dは平行とされている。但し、端部94
A、94Bは概ね連結部16の上下方向に沿った直線状
で、矩形孔94の長手方向に対して直角ではない。
14側に形成されている。矩形孔96は連結部16の上
下方向に沿って長手方向とされた長孔で、その上端部9
6Aと下端部96Bは上述した矩形孔94の端部94
C、94Dの延長線上にある。これに対し、矩形孔96
の幅方向両端部96C、96Dは連結部16の上下方向
に沿っており、互いに平行とされている。すなわち、矩
形孔96は全体的に略平行四辺形状とされている。
96の端部96Cと、連結部16の幅方向外側(すなわ
ち、脚板14側)に位置する矩形孔94の端部92Bと
の間はブリッジ部98とされている。ブリッジ部98は
上述した一対の位置決め孔74のうち、相対的に脚板1
4側にある位置決め孔74に対応しており、この位置決
め孔74の長手方向両端部のうち、連結部16の幅方向
外側に位置する側の端部の上方にブリッジ部98が位置
している。ブリッジ部98が連結部16の幅方向外側に
位置する側の端部の上方にブリッジ部98が位置してい
ることで、支持部28の爪部32が矩形孔94或いは矩
形孔96へ誤って入り込むことを防止している。
成される肉抜部92は、ブリッジ部98によって矩形孔
94と矩形孔96とに分割されているとみることがで
き、機能的な側面から肉抜部92をみた場合にはむしろ
ブリッジ部98によって肉抜部92が分割されていると
みるのが正しい。
敢えてブリッジ部98が形成されていない構成を考える
とすると、肉抜部92は端部94Aから端部96Dへ向
けて、或いはその反対方向へ向けて長手で肉抜部90に
対して平行な略平行四辺形状の孔となり、その長手方向
はボルト挿通孔72の中心から脚板12に形成されたラ
チェット孔42の中心への方向に対して平行となる。
1に記載した本発明の観点からすれば、肉抜部92は連
結部16に作用する引張力の作用方向に沿って長手とな
るように形成されていればよい。したがって、ブリッジ
部98を形成せずに肉抜部92を1つの略平行四辺形状
の孔としてもよい。
施形態の作用並びに効果について説明する。
のボルト挿通孔72に挿通されたボルトが支持部28に
挿通されてナット等により締め付けられることで、車両
の所定位置に取り付けられる。ここで、本ウエビング巻
取装置10では、上述したように、肉抜部80、82
(すなわち、矩形孔84と矩形孔86)、90、92
(すなわち、矩形孔94と矩形孔96)が形成されてい
るため、これらの肉抜部80、82、90、92を形成
しないで連結部16を形成した場合に比べると、肉抜部
80、82、90、92の容積に相当する分だけ連結部
16の重量が軽減される。これにより、フレーム18の
重量、ひいてはウエビング巻取装置10の重量が軽減さ
れ、例えば、車両の燃費等のスペックの向上を図ること
ができる。しかも、上述した肉抜部80、82、90、
92は、フレーム18を成形する際に所謂打ち抜きで容
易に、しかも、フレーム18の外形を打ち抜くための打
ち抜き工程にて行うことができるため、製造工数やコス
トの増加を招くことはない。
取装置10では、乗員がウエビングベルト22が挿通さ
れた図示しないタングプレートを持ってウエビングベル
ト22を引き出し、タングプレートを図示しないバック
ル装置に係合させることにより、乗員は三点式シートベ
ルト装置のウエビング装着状態となる。すなわち、セン
タピラーの上部に配設された図示しないショルダアンカ
からタングプレートまでのウエビングベルト22がショ
ルダ側のウエビングとなり、タングプレートからバック
ル装置までのウエビングベルト22がラップ側のウエビ
ングとなる。
状態となった場合には、このときの慣性によって乗員の
身体が車両の前方側へ移動しようとし、ウエビングベル
ト22を引き出そうとする。ウエビングベルト22を引
き出そうとすることで、スプール20が引出方向へ回転
を開始し、スプール20の回転に追従してVギヤ46も
回転しようとするが、車両が急減速状態となるとVギヤ
46の半径方向外側側方に設けられた加速度センサがこ
れを検知し、係合爪をVギヤ46に係合させてVギヤ4
6の回転を制限する。これにより、Vギヤ46とスプー
ル20との間に相対回転が生じ、ガイド孔50に案内さ
れて各ロックプレート38がスプール20の半径方向外
側へ向けて変位する。各ロックプレート38が変位する
ことでロックプレート38のラチェット歯が脚板12の
ラチェット孔42に形成されたラチェット歯に噛み合
い、スプール20と共に回転するロックプレート38の
回転が制限され、スプール20の引出方向への回転が制
限される。これにより、ウエビングベルト22の引き出
しが制限され、乗員の身体に対するウエビングベルト2
2の拘束力が増す。
る状態において車両急減速時の慣性で乗員の身体がウエ
ビングベルト22を引き出そうとすると、図3に示され
るように、このときの引張力Fはウエビングベルト22
を介してスプール20に作用し、更にロックプレート3
8を介して脚板12に作用すると共に、カバー68を介
して脚板14に作用する。脚板12側ではラチェット孔
42の中心にしてスプール20が脚板12を持ち上げ、
脚板14側ではカバー68を介してスプール20が脚板
14に連結されているため、カバー68の脚板14との
係合部分、或いは、係合部分が複数ある場合には係合部
分を結んで得られる多角形の重心に相当する部分を中心
にしてカバー68が脚板14を持ち上げる。このように
して脚板12、14に引張力Fが作用するのに対して、
連結部16は脚板12、14の幅方向端部に連結されて
いるため、引張力Fが作用すると連結部16の支持部2
8との固定部分(すなわち、ボルト挿通孔72)を中心
に図3の矢印A方向の回転モーメントMが生じる。
連結部16の幅方向両端で連結部16に連結されている
のに対し、連結部16はその下端部近傍の幅方向中間部
で支持部28に固定されているため、連結部16に対し
て引張力Fは、図3に示されるように、連結部16の支
持部28との固定部であるボルト挿通孔72の略中心か
ら連結部16の上方で且つ連結部16の幅方向外側へ向
いた方向、より詳細には、脚板12側ではボルト挿通孔
72の略中心から位置決ラチェット孔42へ向けて、脚
板14側ではボルト挿通孔72の略中心からカバー68
の脚板14との連結部分、又は、脚板14との連結部分
が複数ある場合には連結部分を結んで得られる多角形の
重心部分、或いは脚板14の中心部分へ向けて引張力F
が作用する。以上のような引張力Fや引張力Fにより生
じる回転モーメントMは連結部16を変形させようとす
る。
巻取装置10では連結部16に肉抜部80、82、9
0、92を形成したことで、必然的に肉抜部80、8
2、90、92を形成しない場合よりも総合的な連結部
16の剛性は低下している。
る肉抜部80、90の端部80B、90Bは連結部16
の幅方向内側に位置する端部80A、90Aよりも連結
部16の上方側にある。すなわち、肉抜部80、90は
その長手方向が連結部16に作用する引張力Fの作用方
向に沿っている。
86のうち、相対的に連結部16の幅方向内側に位置す
る矩形孔84の更に連結部16の幅方向内側に位置する
端部84Aは、相対的に連結部16の幅方向外側に位置
する矩形孔86の更に連結部16の幅方向外側に位置す
る端部86Bよりも上方にあり、肉抜部92を構成する
矩形孔94、96のうち、相対的に連結部16の幅方向
内側に位置する矩形孔94の更に連結部16の幅方向内
側に位置する端部94Aは、相対的に連結部16の幅方
向外側に位置する矩形孔96の更に連結部16の幅方向
外側に位置する端部96Dよりも上方にある。したがっ
て、肉抜部82、92もその長手方向が連結部16に作
用する引張力Fの作用方向に沿っている。
には、連結部16に作用する引張力Fの作用方向に沿っ
て長手で且つ幅方向両端部間の寸法が長手方向に沿って
概ね等しい骨部100が形成されることになり、肉抜部
90と肉抜部92との間には、連結部16に作用する引
張力Fの作用方向に沿って長手で且つ幅方向両端部間の
寸法が長手方向に沿って概ね等しい骨部102が形成さ
れることになる。
低下するものの、連結部16に作用する引張力Fの作用
方向に沿って長手で且つ幅方向両端部間の寸法が長手方
向に沿って概ね等しい10ウエビング巻取装置骨部10
2が形成されることで、引張力Fに対する強度(剛性)
は確保でき、しかも、引張力Fに対する連結部16の剛
性(換言すれば弾性)は均一になる。
は、引張力F及び引張力Fにより生じる回転モーメント
Mによる連結部16の変形を抑制若しくは防止でき、連
結部16が変形することに起因するウエビングベルト2
2の拘束力の低下を抑制若しくは防止できる。
0、及び肉抜部82、92を構成する矩形孔84、8
6、94、96を略平行四辺形状の長孔としたが、広い
意味での肉抜部としては本実施の形態のような長孔に限
定されるものではない。例えば、連結部16に作用する
引張力Fの方向に沿って複数の円孔等の小孔を複数列形
成し、これらの小孔を以って肉抜部とすると共に、小孔
の列間を骨部とするような構成でもよい。また、広い意
味での肉抜部は連結部16の厚さ方向に貫通した孔でな
くともよく、連結部16を部分的に薄肉としてこの部分
を肉抜部としてもよい。
ビングベルトを引き出す際にフレームの連結部に作用す
る引張力の作用方向に沿った連結部の弾性が、連結部に
対して無作為に肉抜部を形成した場合に比べて均一にな
るため、引張力作用時における連結部の弾性変形量を均
一にでき、ウエビングベルトによる拘束力を確保、維持
できる。しかも、上記肉抜部を形成している分だけ連結
部の重量を小さくできるため、結果的に装置全体の重量
を小さくできる。
置の構成の概略を示す分解斜視図である。
置の構成の概略を示す縦断面図で、引張力が作用した際
に生ずる回転モーメントの向きを示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに対向した一対の脚板を有するフレ
ームと、 装着状態において車両乗員の身体を拘束する長尺帯状の
ウエビングベルトの一端が係止されると共に、前記ウエ
ビングベルトを巻き取る方向へ付勢され、且つ、軸方向
に沿って前記ウエビングベルトが係止された部分の両側
で前記一対の脚板に保持される巻取軸と、 を有するウエビング巻取装置であって、 前記一対の脚板の各々の幅方向一端を連結して一体とす
ると共に、車体に固定される固定部を有し、且つ、各々
が孔状或いは薄肉で前記ウエビングベルトを引き出す際
に前記巻取軸及び前記一対の脚板を介して作用する引張
力の作用方向に沿って連続的或いは断続的に形成される
と共に前記引張力の作用方向に沿って互いに平行に形成
された複数の肉抜部が設けられた連結部を前記フレーム
に設けた、 ことを特徴とするウエビング巻取装置。 - 【請求項2】 前記固定部から前記巻取軸を軸支する軸
支部分へ向けて連続或いは断続的に前記肉抜部を形成し
たことを特徴とする請求項1記載のウエビング巻取装
置。 - 【請求項3】 車両の急減速状態で前記巻取軸を前記一
対の脚板の少なくとも何れか一方へ連結して前記巻取方
向とは反対方向への前記巻取軸の回転をロックするロッ
ク手段を設けると共に、 前記固定部から前記一対の脚板のうち前記ロック手段に
よって前記巻取軸が連結される側の脚板の前記ロック手
段による連結部分へ向けて連続或いは断続的に前記肉抜
部を形成した、 ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のウエビン
グ巻取装置。
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