JP2004364402A - コア、コア製造方法、ステータ、ステータ製造方法、ブラシレスモータ - Google Patents

コア、コア製造方法、ステータ、ステータ製造方法、ブラシレスモータ Download PDF

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靖浩 外山
Seiya Yokoyama
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Abstract

【課題】絶縁膜を剥離しにくくすることができるコア、ステータ、コア製造方法、ステータ製造方法、及びブラシレスモータを提供する。
【解決手段】絶縁膜24は、ステータコア14との境界部において、絶縁膜24の一部である樹脂粒子27が、隣接する磁性粉体26同士で囲まれた隙間に入り込むように形成されている。絶縁膜24は、絶縁粉体としての微細な樹脂粒子27からなり、この樹脂粒子27は、磁性粉体26よりも小さい粒子径を有している。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コア、ステータ、コア製造方法、ステータ製造方法及びブラシレスモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、モータは、コアとコアに巻装されたコイルとを備えている。通常、コアは電磁鋼板を積層して形成され、コイルは、表面がエナメル等で絶縁被覆された巻線を巻回して形成される。このコアとコイルとを絶縁する方法としては、絶縁紙やボビン等のインシュレータをコアとコイルとの間に介在させる方法や、電着塗装によりコアの表面に絶縁膜を形成する方法等が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−223548号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、既存の技術を用いて、コアの表面に絶縁膜を形成したとしても、図8に示すように、巻線80をコア81に巻き付ける際、それらが互いに擦れ合うことで、コア81の表面から絶縁膜が剥離することがあった。このため、絶縁膜の剥離した部分では、コイル82とコア81とを絶縁することができず、電流・電圧の存在下においては、短絡(ショート)等が生じる要因となっていた。従って、高信頼性の絶縁膜が得られないことから、モータの信頼性低下を招くという問題が生じていた。
【0005】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、絶縁膜が剥離しにくいコア、ステータ、コア製造方法、ステータ製造方法、及びブラシレスモータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、コイルが装着され、絶縁皮膜された磁性粉体を圧縮成形してなるコアにおいて、前記コイルが装着される装着面に絶縁粉体からなる絶縁膜を有し、前記絶縁膜は、前記絶縁粉体が前記磁性粉体間の隙間に入り込むように形成されていることを要旨とする。
【0007】
この構成にすれば、絶縁膜は、絶縁粉体が磁性粉体間の隙間に入り込むように形成されるため、アンカー効果によるコアとの密着強度を高めることができる。このため、コアから絶縁膜を剥離しにくくすることができる。
【0008】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記絶縁粉体の粒子径は、前記磁性粉体の粒子径よりも小さいことを要旨とする。
この構成にすれば、絶縁粉体は、粒子径が磁性粉体よりも小さいため、磁性粉体間の隙間に入り込み易くなっている。このため、絶縁粉体が、磁性粉体間の隙間の内奥にまで入り込むことができる。よって、絶縁膜は、アンカー効果によるコアとの密着強度をより一層高めることができる。
【0009】
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明において、前記装着面は滑らかな曲面となっていることを要旨とする。
この構成にすれば、装着面は滑らかな曲面であることから、例えば、電着塗装により絶縁膜を形成する場合、絶縁膜が形成される面に電荷を均一に分布させることができ、均一な厚みを有する絶縁膜を形成することができる。
【0010】
請求項4に記載の発明では、請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のコア製造方法の発明において、電着塗装により前記絶縁膜を形成したことを要旨とする。
【0011】
この構成にすれば、電着塗装を利用することで、磁性粉体間の隙間や装着面等に絶縁膜を析出させることができるとともに、均一な厚みを有する絶縁膜を容易に形成することができる。このため、絶縁膜は、アンカー効果によるコアとの密着強度を更に高めることができる。
【0012】
請求項5に記載の発明では、請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のコアと、前記コアに装着されるコイルとを備えたステータにおいて、前記コアは、前記コイルが巻装される複数のティースを有し、前記ティースには、巻線を巻回することで略筒状に形成された前記コイルが挿入されていることを要旨とする。
【0013】
この構成にすれば、巻線を巻回して略筒状のコイルを形成し、このコイルをティースに挿入するため、従来の巻線をコアに巻き付ける方法と比べ、ティースの表面に加えられる力を小さく抑えることができる。このため、コイルをコアに装着する際、絶縁膜がコアから剥離しにくくなる。
【0014】
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載のステータを製造するステータ製造方法であって、圧縮成形により前記コアを形成し、電着塗装により前記絶縁膜を前記コアの表面に形成し、前記巻線を略筒状に巻回することにより前記コイルを形成し、前記コイルを前記コアに装着する際、前記コイルを前記ティースに対し挿入するようにしたことを要旨とする。
【0015】
この構成にすれば、電着塗装によって、圧縮成形して得られたコアの表面に、密着強度の高い絶縁膜を形成することができる。また、巻線を巻回して得られる略筒状のコイルをティースに挿入するため、従来の巻線をコアに巻き付ける方法と比べ、ティースの表面に加えられる力を小さく抑えることができる。これらの相互作用によって、コイルをコアに装着する際、絶縁膜がコアからより一層剥離しにくくなる。
【0016】
請求項7に記載の発明は、請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のコアと、前記コアに装着されるコイルと、前記コアで発生する回転磁界により回転するロータとを備えたブラシレスモータであることをその要旨とする。
【0017】
この構成にすれば、絶縁膜は、アンカー効果によるコアとの密着強度を高めることができ、同コアから剥離しにくくなる。このため、電流・電圧の存在下においても、コアとコイルとを絶縁することができ、短絡等の不具合を防止することができる。よって、ブラシレスモータの信頼性を向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、ブラシレスモータ10は、回転軸11に軸着されたロータ12と、このロータ12の周囲に配置されるステータ13とを備えている。ロータ12は、回転軸11により回転可能に支持されている。ステータ13は、コアとしてのステータコア14と、ステータコア14に装着されたコイル15とからなる。ステータコア14は、環状のアウタコア16と、同アウタコア16の内側に配置されたインナコア17とを組み付けてなる。
【0019】
インナコア17は、放射状に配置された複数のティース20と、これらティース20の径方向内端部を連結する環状の基部21とからなる。ティース20の径方向外端部には係合突起22が突設され、アウタコア16の内周面には、この係合突起22が係合可能な係合凹部23が形成されている。係合突起22を係合凹部23に圧入させることで、インナコア17とアウタコア16とが一体的に組み付けられ、ステータコア14が形成されている。
【0020】
コイル15は、表面がエナメル等で絶縁被覆された巻線を巻回することで略筒状に形成されている。コイル15は、その中空部分にティース20が挿入された状態で、インナコア17に装着されている。
【0021】
図2に示すように、ステータ13の径方向と垂直なティース20の断面形状は、角部を有しない略楕円形状となっている。つまり、コイル15が装着される装着面としてのティース20の表面20aは、滑らかな曲面形状となっている。本実施形態において、ステータコア14の表面全体には、ほぼ均一な厚みを有する絶縁膜24が形成されている。この絶縁膜24は、ステータコア14とコイル15とを絶縁するためのものでる。
【0022】
図2の拡大図に示すように、絶縁膜24は、表面が酸化皮膜25により覆われた磁性粉体26からなるステータコア14の表面に形成されている。絶縁膜24は、絶縁粉体としての微細な樹脂粒子27からなり、この樹脂粒子27は、磁性粉体26よりも小さい粒子径を有している。このため、絶縁膜24は、ステータコア14との境界部において、絶縁膜24の一部である樹脂粒子27が、隣接する磁性粉体26同士で囲まれた隙間に入り込むように形成されている。また、絶縁膜24は、電着塗装により薄膜として析出され、ステータコア14を形成する磁性粉体26の粒子径とほぼ同じの厚みを有している。尚、電着塗装とは、低濃度の水溶性塗料の溶液中に被塗装物を入れ、塗料と被塗装物との間に直流電圧を印加することにより、被塗装物の表面に、塗料による薄膜を析出させる方法のことをいう。
【0023】
次に、ステータ13の製造方法について説明する。
まず、表面が酸化被膜された磁性粉体と、磁性粉体同士を結合させるバインダーとを混合し、これらを圧縮成形することによって、アウタコア16とインナコア17とを形成する。
【0024】
次に、電着塗装により、アウタコア16及びインナコア17の表面に絶縁膜24を形成する。このとき、ステータコア14の磁気抵抗を小さくすることを目的として、アウタコア16の内周面16aとインナコア17のティース20の径方向外端部の端面20bとをマスキング処理した後、アウタコア16及びインナコア17を、樹脂粒子27を含む水溶性塗料の溶液中に浸漬させる。そして、水溶性塗料の溶液中に直流電圧を印加し、アウタコア16及びインナコア17の表面に薄膜を析出させる。すると、アウタコア16及びインナコア17の表面に、樹脂粒子27からなる絶縁膜24がほぼ均一な厚みで形成される。
【0025】
続いて、コイル15の装着を行なう。図3に示すように、予め、コイル15は、所定の長さに切断された巻線30を巻回することで略筒状に形成される。こうして得られた略筒状のコイル15を、インナコア17の放射状に配置されたティース20に差し込む。このとき、コイル15の中空部分にティース20が挿入されるとともに、該ティース20の径方向外端部がコイル15から突出される。そして、インナコア17をアウタコア16の内側に挿入することで、インナコア17とアウタコア16とが組み付けられ、ステータ13が形成される。
【0026】
上記実施形態によれば、以下のような特徴を得ることができる。
(1)ステータコア14との境界部において、絶縁膜24は、絶縁膜24の一部である樹脂粒子27が、隣接する磁性粉体26同士で囲まれた隙間に入り込むように形成されている。このため、絶縁膜24は、アンカー効果によるステータコア14との密着強度を高めることができる。よって、ステータコア14から絶縁膜24を剥離しにくくすることができる。
【0027】
(2)絶縁膜24を形成する樹脂粒子27は、磁性粉体26よりも小さい粒子径を有しているため、隣接する磁性粉体26同士で囲まれた隙間に入り込み易くなっている。このため、ステータコア14との境界部において、隣接する磁性粉体26同士で囲まれた隙間に樹脂粒子27が密に充填され、絶縁膜24は、アンカー効果によるステータコア14との密着強度をより一層高めることができる。よって、ステータコア14から絶縁膜24をより一層剥離しにくくすることができる。
【0028】
(3)電着塗装によって、磁性粉体26間の隙間及びステータコア14の表面に、樹脂粒子27からなる絶縁膜24を容易に析出させることができる。また、コイル15が装着されるティース20の表面20aは滑らかな曲面であり、電荷の集中が生じやすい角部を有していない。このため、電着塗装を行なう際、ティース20の表面20aに電荷を均一に分布させることができ、その結果、均一な厚みを有する絶縁膜24を形成することが可能となる。よって、高信頼性の絶縁膜24が形成されるとともに、ステータコア14から絶縁膜24を更に剥離しにくくすることができる。
【0029】
(4)コイル15を装着する際、予め、所定の長さに切断された巻線を巻回することで略筒状のコイル15を形成し、このコイル15を、放射状に突出されたインナコア17のティース20に差し込むようにしている。このようにすれば、コイル15の中空部分にティース20を挿入すればよいため、図8に示す巻線を巻き付ける方法と比べ、ティース20に加えられる力を小さく抑えることができる。このため、コイル15を装着する際、絶縁膜24が剥離しにくくなり、高信頼性のブラシレスモータ10を得ることができる。また、ティース20を薄く形成することができるため、コイル15の巻き線数を同じにすれば、ステータコア14の寸法を小さくすることができ、ステータコア14の寸法を従来と同じにすれば、コイル15の巻き線数を増やして、磁束密度を向上させることができる。従って、ブラシレスモータ10の小型化及び高出力化を達成することができる。
【0030】
(5)絶縁膜24は、磁性粉体26の粒子径とほぼ同じの厚みを有しているため、膜強度を十分に確保することができ、内部応力の発生を小さく抑えることもできる。このため、外部からの衝撃や熱歪み等によって、絶縁膜24に割れやクラック等が生じるのを抑制することができる。よって、絶縁膜24の信頼性が向上するため、ブラシレスモータ10の信頼性を高めることができる。
【0031】
(6)本実施形態においては、電着塗装により析出された薄膜を絶縁膜24とし、同絶縁膜24によって、コイル15とステータコア14とを絶縁している。このため、絶縁紙やボビン等のインシュレータを用いる場合と比べ、ステータコア14において、コイル15の収容スペースを広く確保することができる。このため、ステータコア14の寸法を小さくすることができ、また、コイル15の巻き線数を増やして、磁束密度を向上させることもできる。従って、ブラシレスモータ10の更なる小型化及び高出力化を達成することができる。
【0032】
なお、前記実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態において、ステータコア14は、インナコア17とアウタコア16とを組み付けてなる2分割コアであったが、これ以外の構成でもよく、図4に示すように、インナコア17を複数の分割コア40としてもよい。この場合、分割コア40は、コイル15が巻装されるティース41と、ティース41の径方向外端部に延出された基部42と、径方向内端部に延出された基部43とを有し、基部43には係合突起44が突設されている。分割コア40の表面は、アウタコア45との接合面40aを除く部分が、電着塗装により形成された絶縁膜47により被覆されている。続いて、複数の分割コア40とアウタコア45とを組み付けてなるステータコア48の製造方法を説明する。アウタコア45と分割コア40とを磁性粉体を圧縮成形して形成した後、電着塗装により、アウタコア45及び分割コア40の表面に絶縁膜47を形成する。次に、図5(a)に示すように、ティース41に巻線49を巻き付けて、分割コア40にコイル50を巻装する。その後、図5(b)に示すように、プレス51等を用いて、コイル50の外面からティース41に対し加圧を行なう。すると、巻線49同士が密着するとともに、ティース41の表面41aに巻線49が押し付けられ、コイル50の占積率を高めることができる。そして、図5(c)に示すように、分割コア40の係合突起44をアウタコア45の内周面に形成された係合凹部52に係合させることで、分割コア40とアウタコア45とが組み付けられ、ステータコア48が形成される。
【0033】
・また、分割コア40は、これ以外の構成であってもよく、ティース41の径方向外端部の基部43を省略したものであってもよい。この場合、予め、巻線49を巻回することで略筒状のコイル55を形成し、このコイル55をティース41の径方向外端部から差し込む(図6(a))。そして、分割コア56をアウタコア57の内周面に装着する(図6(b))ことにより、ステータコア58が形成される。また、分割コア60は、図7に示すように、ティース41の径方向内端部の基部42を省略したものであってもよい。この場合、略筒状のコイル55をティース41の径方向内端部から差し込み(図7(a))、分割コア60をアウタコア57の内周面に装着させる(図7(b))ことで、ステータコア68が形成される。
【0034】
・本実施形態において、ステータコア14の表面に形成された絶縁膜24は電着塗装により形成されていたが、これ以外の方法であってもよく、例えば、樹脂粒子27を含む塗料を、ステータコア14の表面に刷毛やスプレー等で塗装してもよい。このようにすれば、毛細管現象により、樹脂粒子27を含む塗料を磁性粉体26間の隙間に染込ませることができ、絶縁膜24は、アンカー効果によるステータコア14の密着強度を高めることができる。
【0035】
・本実施形態において、ロータ12は、ステータ13の内側に配置されていたが、同ステータ13の外側に配置してもよく、各種形状のブラシレスモータ10に適用させることができる。
【0036】
・本実施形態において、ブラシレスモータ10が備えるステータコア14に具体化されていたが、これ以外の構成として、直流モータが備えるアーマチャのコアに具体化してもよい。
【0037】
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(1)前記絶縁膜の厚さは、前記磁性粉体の粒子径とほぼ同じに設定されていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のステータコア。
【0038】
(2)前記ティースの径方向外端部には係合突起が設けられ、前記アウタコアの内周面には、前記係合突起が係合する係合凹部が設けられていることを特徴とする請求項6に記載のステータ。
【0039】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、絶縁膜を剥離しにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるブラシレスモータの断面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】本実施形態におけるステータの分解斜視図。
【図4】別例のブラシレスモータの断面図。
【図5】(a)〜(c)は別例のステータ製造方法を説明するための図。
【図6】(a),(b)は別例のステータ製造方法を説明するための図。
【図7】(a),(b)は別例のステータ製造方法を説明するための図。
【図8】従来のステータ製造方法を説明するための図。
【符号の説明】
10…ブラシレスモータ、12…ロータ、13…ステータ、14…ステータコア(コア)、15…コイル、20…ティース、20a…表面、24…絶縁膜、26…磁性粉体、27…絶縁粉体、30…巻線。

Claims (7)

  1. コイルが装着され、絶縁皮膜された磁性粉体を圧縮成形してなるコアにおいて、
    前記コイルが装着される装着面に絶縁粉体からなる絶縁膜を有し、前記絶縁膜は、前記絶縁粉体が前記磁性粉体間の隙間に入り込むように形成されていることを特徴とするコア。
  2. 前記絶縁粉体の粒子径は、前記磁性粉体の粒子径よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のコア。
  3. 前記装着面は滑らかな曲面となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコア。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のコアを製造するコア製造方法であって、
    電着塗装により前記絶縁膜を形成したことを特徴とするコア製造方法。
  5. 請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のコアと、前記コアに装着されるコイルとを備えたステータにおいて、
    前記コアは、前記コイルが巻装される複数のティースを有し、
    前記ティースには、巻線を巻回することで略筒状に形成された前記コイルが挿入されていることを特徴とするステータ。
  6. 請求項5に記載のステータを製造するステータ製造方法であって、
    圧縮成形により前記コアを形成し、
    電着塗装により前記絶縁膜を前記コアの表面に形成し、
    前記巻線を略筒状に巻回することにより前記コイルを形成し、
    前記コイルを前記コアに装着する際、前記コイルを前記ティースに対し挿
    入するようにしたことを特徴とするステータ製造方法。
  7. 請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のコアと、前記コアに装着されるコイルと、前記コアで発生する回転磁界により回転するロータとを備えたブラシレスモータ。
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