JP2004363033A - 接続装置及び処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業の手間を省くと共に、自動化を容易にする。
【解決手段】接続対象の複数の口部2にそれぞれ着脱可能でかつこれら口部2間を連通させる管路を形成する接続装置1であって、管路を形成するとともにその長手方向に伸縮可能な伸縮管6と、伸縮管6の両端に設けられ口部2のそれぞれに当接させる複数の接続口5と、接続口5のそれぞれを長手方向に移動させかつ口部2に押し付ける伸縮手段とを有し、口部2および接続口5のうち、いずれか一方はテーパ面2bを備えるとともに、他方にはテーパ面2bに当接して気密するためのシール材5cを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】接続対象の複数の口部2にそれぞれ着脱可能でかつこれら口部2間を連通させる管路を形成する接続装置1であって、管路を形成するとともにその長手方向に伸縮可能な伸縮管6と、伸縮管6の両端に設けられ口部2のそれぞれに当接させる複数の接続口5と、接続口5のそれぞれを長手方向に移動させかつ口部2に押し付ける伸縮手段とを有し、口部2および接続口5のうち、いずれか一方はテーパ面2bを備えるとともに、他方にはテーパ面2bに当接して気密するためのシール材5cを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、接続装置及び処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、加速器等に使用されるビームダクトは、真空ダクト同士を繋ぎ合わせることで構成されている。真空ダクトの接合面同士の間にはシール材が介在しており、このシール材により内部の気密性が保たれるようになっている。従来、各真空ダクトの間にシール材を介在させて真空ダクト同士を接続するための構造としては、図7に示すものが提案されている。
【0003】
すなわち、図7において、筒状の真空ダクト52は、真空ダクト52と軸を同じくする環状のフランジ52aが端部に形成されたものであり、このフランジ52aは、端面52bと反対側の面52cがテーパ状に形成されたものである。これら真空ダクト52同士を接続するには、それぞれのフランジ52aを対向させ、両フランジ52aに複数のクランプ51を被せ、ボルトを用いて各クランプ51を真空ダクト52の半径方向に締め付ける(例えば、特許文献1参照。)。また、これらの作業は、加速器の使用される環境が放射化されているため、遠隔操作にて行われることが多い。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−66300号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の接続装置においては、両フランジ52aの位置合わせ、クランプ51の取付けといった多くの作業工程を必要とするので、これらの作業を自動化する際に、装置が大掛りとなるという問題があった。また、クランプ51による締付けでは、真空ダクト52の半径方向の締付け力を突き合せ方向の力に変換するので、締付け力が真空ダクト52間をシールするための力として有効に利用されておらず、締付けに大きな力を要するという問題があった。
【0006】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、真空ダクトの正確な位置合わせ、クランプの取付け作業の作業工程を省き、小型することを可能とする接続装置及び処理装置を提供することにある。また、小さな力で真空ダクト間をシールすることを可能とする接続装置及び処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、接続対象の複数の口部にそれぞれ着脱可能でかつこれら口部間を連通させる管路を形成する接続装置であって、前記管路を形成するとともにその長手方向に伸縮可能な伸縮管と、該伸縮管の両端に設けられ前記口部のそれぞれに当接させる複数の接続口と、該接続口のそれぞれを前記長手方向に移動させかつ前記口部に押し付ける伸縮手段と、を有し、前記口部および前記接続口のうち、いずれか一方はテーパ面を備えるとともに、他方には前記テーパ面に当接して気密するためのシール材を備えることを特徴とする。
この発明に係る接続装置によれば、伸縮手段により接続口を移動させると、伸縮管が伸びて接続口が口部に押し付けられる。この際、接続口及び口部のうちいずれか一方にテーパ面が形成されているので、接続口のシール面と口部のシール面が多少ずれていたとしても、シール材がテーパ面(シール面)に沿って嵌り込む。その結果、接続口のシール面と口部のシール面とが合わされて、接続口と口部との間がシールされる。この際、伸縮手段が突合せ方向に伸びるので、口部の半径方向の締付け力を突合せ方向に変換するクランプと比べて、伸縮手段の伸びる力が効率よく接続口と口部との間のシールに利用される。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1記載の接続装置において、前記伸縮手段として、前記伸縮管の長手方向と直交する方向に配置されたボルトの回転操作により前記接続口を該ボルト位置に対して接近・離脱させるようなリンク機構が用いられることを特徴とする。
この発明に係る接続装置によれば、ボルトを回転させると、リンク機構の働きによりボルトの回転運動が並進運動に変換され、接続口が口部に押し付けられる。この際、ボルトを回転させるだけで接続口が口部に押し付けられて接続口と口部との間がシールされるので、クランプによる接続と比べてシール面の位置合わせ、クランプの締付けといった多くの作業工程を必要としない。
【0009】
請求項3に係る発明は、接続対象の口部に着脱可能でかつ該口部へ連通する管路を形成する接続部を有する処理装置であって、前記接続部は、前記管路を形成するとともにその長手方向に伸縮可能な伸縮管と、該伸縮管の端部に設けられ前記口部に当接させる接続口と、該接続口を前記長手方向に移動させかつ前記口部に押し付ける伸縮手段と、を有し、前記口部および前記接続口のうち、いずれか一方はテーパ面を備えるとともに、他方には前記テーパ面に当接して気密するためのシール材を備えることを特徴とする。
この発明に係る処理装置によれば、伸縮手段により接続口を移動させると、伸縮管が伸びて接続口が口部に押し付けられる。この際、接続口及び口部のうちいずれか一方にテーパ面が形成されているので、接続口のシール面と口部のシール面が多少ずれていたとしても、シール材がテーパ面(シール面)に沿って嵌り込む。その結果、接続口のシール面と口部のシール面とが合わされて、接続口と口部との間がシールされる。この際、伸縮手段が突合せ方向に伸びるので、口部の半径方向の締付け力を突合せ方向に変換するクランプと比べて、伸縮手段の伸びる力が効率よく接続口と口部との間のシールに利用される。
【0010】
請求項4に係る発明は、請求項3記載の処理装置において、前記伸縮手段として、前記伸縮管の長手方向と直交する方向に配置されたボルトの回転操作により前記接続口を該ボルト位置に対して接近・離脱させるようなリンク機構が用いられることを特徴とする。
この発明に係る処理装置によれば、ボルトを回転させると、リンク機構の働きによりボルトの回転運動が並進運動に変換され、接続口が口部に押し付けられる。この際、ボルトを回転させるだけで接続口が口部に押し付けられて接続口と口部との間がシールされるので、クランプによる接続と比べてシール面の位置合わせ、クランプの締付けといった多くの作業工程を必要としない。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の一実施の形態を示す図である。
図1において、接続装置1は、対向する真空ダクト(口部)2の間に配置されている。
【0012】
接続装置1は、内周面4a(図2参照)が円状に形成されると共に外周面4b(図2参照)が略正方形状に形成された基部4と、基部4を挟んでその両側に対向して設けられる円筒状の接続口5と、真空ダクト2と接続したときに管路を形成するとともに管路の長手方向に伸縮可能なベローズ(伸縮管)6とを備えている。基部4と接続口5とベローズ6とは、それぞれの中心軸線がほぼ一致するように配置されている。接続装置1は、伸縮手段20を有しており、伸縮手段20は、基部4と接続口5とボルト8(後述)と支持棒10b、10d(後述)とから構成されている。なお、この伸縮手段20は、図1の紙面の反対側にも設けられている。
【0013】
基部4の外周面4b(図2参照)には、固定部材7が取り付けられており、この固定部材7には、ボルト8が保持されている。固定部材7は、図3に示すように、断面L字状の板状の部材7aがT字状に組み合わされ、ボルト・ナットによって一体となったものであり、L字状に形成された部材7aのうち、互いに張り合わされていない取付部7bにおいて基部4に固定されている。互いに張り合わされた接合部7cには、軸受部7dが形成されており、この軸受部7dは、後述するボルト8の軸部8cをその軸線の回りに対して回転可能に支持するものである。
【0014】
図1に戻って、ボルト8には、頭部8aと雄ネジ部8bと、軸部8cと、雄ネジ部8dとが設けられている。頭部8aは、ボルト8を回転させるための取っ手であり、頭部8aには、ボルト8を回転させる駆動装置3が設けられている。雄ネジ部8b、8dのネジ山の頂点における径は、軸部8cにおける径及び固定部材7の軸受部7dの径より大きく形成されている。つまり、軸部8cを軸受部7d内に収容したときに、ボルト8の回転を許容すると共に、ボルト8の軸線方向への移動を阻止するように形成されている。雄ネジ部8bと雄ネジ部8dとは、ボルト8を回転させたときに互いに反対方向へ向けて進むようにネジ溝が形成されている。
【0015】
雄ネジ部8b、8dには、ナット9b、9dが取り付けられており、ナット9b、9dには、支持棒10b、10dが取り付けられている。ナット9b、9dには、雄ネジ部8b、8dと相互に螺合する雌ネジ部11b、11dが設けられており、支持棒10b、10dは、ナット9に対して回転可能となっている。また、支持棒10b、10dは、後述する接続口5の取付部5dにも回転可能に取り付けられている。ここで、支持棒10b、10dは、剛性部材からなるものである。
【0016】
接続口5には、その端面5a付近の外周部に小径部5bが形成されており、小径部5bには、例えばOリングからなるシール材5cが設けられている。また、基部4側の接続口5の外周部には、前述した支持棒10b、10dを取り付けるための取付部5dが設けられている。
【0017】
真空ダクト2は、筒状に形成されたものであって、端面2a付近の内周面は、端面側2aから奥側へ向かうに従い次第に径を縮小する形のテーパ面2bとして形成されている。このテーパ面2bの端面2aにおける径は、接続口5に設けられたシール材5cの最外周の径より大きく形成されており、奥側における径は、シール材5cの最外周の径より小さく形成されている。
【0018】
次に、上記の構成からなる接続装置1の動作について説明する。
まず、真空ダクト2が対向している状態で接続装置1を真空ダクト2の間に配置する。この際、接続装置1は、接続口5のそれぞれが各真空ダクト2と対向するように配置する。この状態において、駆動装置3を起動するとボルト8が回転する。ボルト8が回転すると、ボルト8の回転運動がナット9b、9dの並進運動に変換される。ここでの並進方向は、ボルト8の軸線方向であり、ボルト8が回転することによってナット9b、9dは互いに接近する。(ナット9b、9dが接近する方向にボルト8を回転させた場合。)
【0019】
ナット9b、9dが軸部8cへ向かって移動すると、接続口5は基部4から離れる方向へ向かって移動する。つまり、接続装置1が全体的に伸びる。これは、基部4と接続口5とが支持棒10b、10dを介してリンクしているからであり、支持棒10b、10dの接続口5側の端部が支持棒10b、10dのナット9b、9d側の端部に対してナット9b、9dの移動方向側に位置しているからである。
【0020】
接続装置1が全体的に伸びると、真空ダクト2と接続装置1との隙間が埋まり、やがて接続口5に設けられたシール材5cが真空ダクト2のテーパ面2bに接する。この状態でさらにボルト8を回転させると、接続口5のシール材5cと口部2のテーパ面2bが多少ずれていたとしても、シール材5cがテーパ面2bに沿って嵌り込む。その結果、接続口5のシール材5cと口部2のテーパ面2bとが合わされて、接続口5と口部2との間がシールされる。この際、一方の接続口5と他方の接続口5とがそれぞれ対向する真空ダクト2、2から力を受け、その力の差に応じて接続装置1の位置が調整され、両接続口5、5がほぼ均一な力で真空ダクト2、2を押し付ける。また、伸縮手段20が突合せ方向に伸びるので、口部2の半径方向の締付け力を突き合せ方向に変換するクランプと比べて、伸縮手段20の伸びる力が効率よく接続口5と口部2との間のシールに利用される。
【0021】
このようにして駆動装置3によりボルト8を回転させ、所定の密閉度が得られた時点でボルト8の回転を停止させると、接続装置1の真空ダクト2への取付けが完了する。接続装置1を真空ダクト2から取り外すには、ボルト8を反対方向に回転させればよい。ボルト8を反対方向に回転させると、接続装置1が全体的に縮み、接続口5が真空ダクト2から離間して接続装置1が真空ダクト2から取り外される。なお、ボルト8の回転に駆動装置3を用いることなく、作業者による手作業によっても行うことができる。
【0022】
上記の構成によれば、接続口5を真空ダクト2に接続する際、伸縮手段20により接続口5を移動させると、ベローズ6が伸びて接続口5が口部2に押し付けられる。この際、口部2にテーパ面2bが形成されているので、接続口5のシール材5cと口部2のテーパ面2bが多少ずれていたとしても、シール材5cがテーパ面2bに沿って嵌り込む。その結果、接続口5のシール材5cと口部2のテーパ面2bとが合わされて、接続口5と口部2との間がシールされる。この際、伸縮手段20が突合せ方向に伸びるので、口部2の半径方向の締付け力を突合せ方向に変換するクランプと比べて、伸縮手段20の伸びる力が効率よく接続口5と口部2との間のシールに利用される。したがって、小さな力で接続口5と口部2との間をシールすることができる。また、テーパ面2bが接続口5に、シール材5cが口部2に形成されても同様である。
【0023】
また、ボルト8を回転させると、リンク機構の働きによりボルト8の回転運動が並進運動に変換され、接続口5が口部2に押し付けられる。この際、ボルト8を回転させるだけで接続口5が口部2に押し付けられて接続口5と口部2との間がシールされるので、クランプによる接続と比べてシール面の位置合わせ、クランプの締付けといった多くの作業工程を必要としない。したがって、これらの作業を自動化する際、装置を小型化することができるとともに容易に自動化することができる。
【0024】
なお、上記の実施の形態では、接続装置1が真空ダクト2を2つ接続して管路を形成するよう構成されていたが、図4に示すように、3つ或いはそれ以上の真空ダクト2を環状に配置し、これら真空ダクト2の端面2aの間に接続装置41を配置してよい。図4は、接続装置41を上方から見た模式図である。図4において、基部44は図1における基部4に対応している。この場合、接続装置41は、真空ダクト2の数に合わせて接続口5とベローズ6とボルト8と支持棒10b、10dとを備えるのが好ましい。このような構成によれば、3つ或いはそれ以上の真空ダクト2を接続して管路を形成することができる。
【0025】
また、図1に示すものでは、ボルト8を回転させるための頭部8aは、図1の手前側と奥側とにそれぞれ位置する2つのボルト8にそれぞれ取り付けられていたが、図5に示すように、図1における各ボルト8の頭部8aをはすば歯車8eとして構成し、両はすば歯車8eを同時に回転させるように1つの頭部8hを設ける構成としてもよい。図5では、各ボルト8のはすば歯車8eに、両端にはすば歯車8fを持った連結棒18が接続され、各連結棒18には、はすば歯車8fに噛み合うはすば歯車8gをもった頭部8hが設けられている。この場合、両ボルト8の雄ネジ部8b、8dのネジ溝は、それぞれ反対側に切ってある。この構成においては、1つの頭部8hを回転させると2つのボルト8が同時に回転する。したがって、接続口5を口部2に押し付ける際の調整が容易となる。
【0026】
なお、上記の実施の形態は全てボルト8を回転させることにより伸縮手段が伸び縮みし、接続口5が口部2に押し付けられる構成となっていたが、この伸縮手段は、突合わせ方向に伸縮する油圧シリンダで構成してもよい。
【0027】
次に、本発明に係る処理装置の実施の形態では、図6に示す処理装置61のように、図1に示す接続装置1とほぼ同様の構成を持つ接続部31を備えている。なお、同一の機能を有する部材は同一の符号を付し、その説明を省略している。この処理装置61においても、上記の接続装置1と同様の作用効果が得られる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1又は3に係る発明によれば、伸縮手段により接続口を移動させると、伸縮管が伸びて接続口が口部に押し付けられる。この際、接続口及び口部のうちいずれか一方にテーパ面が形成されているので、接続口のシール面と口部のシール面が多少ずれていたとしても、シール材がテーパ面(シール面)に沿って嵌り込む。その結果、接続口のシール面と口部のシール面とが合わされて、接続口と口部との間がシールされる。この際、伸縮手段が突合せ方向に伸びるので、口部の半径方向の締付け力を突合せ方向に変換するクランプと比べて、伸縮手段の伸びる力が効率よく接続口と口部との間のシールに利用される。したがって、小さな力で接続口と口部との間をシールすることができる。
また、請求項2又は4に係る発明によれば、ボルトを回転させると、リンク機構の働きによりボルトの回転運動が並進運動に変換され、接続口が口部に押し付けられる。この際、ボルトを回転させるだけで接続口が口部に押し付けられて接続口と口部との間がシールされるので、クランプによる接続と比べてシール面の位置合わせ、クランプの締付けといった多くの作業工程を必要としない。したがって、これらの作業を自動化する際、装置を小型化することができるとともに容易に自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る接続装置を示す正面半断面図である。
【図2】この発明の一実施形態に係る接続装置の基部を示す側面図である。
【図3】図2のA−A線視断面図であって、固定部を示す図である。
【図4】この発明の他の実施形態に係る接続装置を示す模式図である。
【図5】この発明の他の実施形態に係る接続装置のボルトを示す模式図である。
【図6】この発明の一実施形態に係る処理装置を示す正面半断面図である。
【図7】従来の接続装置を示す正面断面図である。
【符号の説明】
1 接続装置
2b テーパ面
2 口部
5c シール材
5 接続口
6 ベローズ(伸縮管)
8 ボルト
61 処理装置
【発明の属する技術分野】
この発明は、接続装置及び処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、加速器等に使用されるビームダクトは、真空ダクト同士を繋ぎ合わせることで構成されている。真空ダクトの接合面同士の間にはシール材が介在しており、このシール材により内部の気密性が保たれるようになっている。従来、各真空ダクトの間にシール材を介在させて真空ダクト同士を接続するための構造としては、図7に示すものが提案されている。
【0003】
すなわち、図7において、筒状の真空ダクト52は、真空ダクト52と軸を同じくする環状のフランジ52aが端部に形成されたものであり、このフランジ52aは、端面52bと反対側の面52cがテーパ状に形成されたものである。これら真空ダクト52同士を接続するには、それぞれのフランジ52aを対向させ、両フランジ52aに複数のクランプ51を被せ、ボルトを用いて各クランプ51を真空ダクト52の半径方向に締め付ける(例えば、特許文献1参照。)。また、これらの作業は、加速器の使用される環境が放射化されているため、遠隔操作にて行われることが多い。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−66300号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の接続装置においては、両フランジ52aの位置合わせ、クランプ51の取付けといった多くの作業工程を必要とするので、これらの作業を自動化する際に、装置が大掛りとなるという問題があった。また、クランプ51による締付けでは、真空ダクト52の半径方向の締付け力を突き合せ方向の力に変換するので、締付け力が真空ダクト52間をシールするための力として有効に利用されておらず、締付けに大きな力を要するという問題があった。
【0006】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、真空ダクトの正確な位置合わせ、クランプの取付け作業の作業工程を省き、小型することを可能とする接続装置及び処理装置を提供することにある。また、小さな力で真空ダクト間をシールすることを可能とする接続装置及び処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、接続対象の複数の口部にそれぞれ着脱可能でかつこれら口部間を連通させる管路を形成する接続装置であって、前記管路を形成するとともにその長手方向に伸縮可能な伸縮管と、該伸縮管の両端に設けられ前記口部のそれぞれに当接させる複数の接続口と、該接続口のそれぞれを前記長手方向に移動させかつ前記口部に押し付ける伸縮手段と、を有し、前記口部および前記接続口のうち、いずれか一方はテーパ面を備えるとともに、他方には前記テーパ面に当接して気密するためのシール材を備えることを特徴とする。
この発明に係る接続装置によれば、伸縮手段により接続口を移動させると、伸縮管が伸びて接続口が口部に押し付けられる。この際、接続口及び口部のうちいずれか一方にテーパ面が形成されているので、接続口のシール面と口部のシール面が多少ずれていたとしても、シール材がテーパ面(シール面)に沿って嵌り込む。その結果、接続口のシール面と口部のシール面とが合わされて、接続口と口部との間がシールされる。この際、伸縮手段が突合せ方向に伸びるので、口部の半径方向の締付け力を突合せ方向に変換するクランプと比べて、伸縮手段の伸びる力が効率よく接続口と口部との間のシールに利用される。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1記載の接続装置において、前記伸縮手段として、前記伸縮管の長手方向と直交する方向に配置されたボルトの回転操作により前記接続口を該ボルト位置に対して接近・離脱させるようなリンク機構が用いられることを特徴とする。
この発明に係る接続装置によれば、ボルトを回転させると、リンク機構の働きによりボルトの回転運動が並進運動に変換され、接続口が口部に押し付けられる。この際、ボルトを回転させるだけで接続口が口部に押し付けられて接続口と口部との間がシールされるので、クランプによる接続と比べてシール面の位置合わせ、クランプの締付けといった多くの作業工程を必要としない。
【0009】
請求項3に係る発明は、接続対象の口部に着脱可能でかつ該口部へ連通する管路を形成する接続部を有する処理装置であって、前記接続部は、前記管路を形成するとともにその長手方向に伸縮可能な伸縮管と、該伸縮管の端部に設けられ前記口部に当接させる接続口と、該接続口を前記長手方向に移動させかつ前記口部に押し付ける伸縮手段と、を有し、前記口部および前記接続口のうち、いずれか一方はテーパ面を備えるとともに、他方には前記テーパ面に当接して気密するためのシール材を備えることを特徴とする。
この発明に係る処理装置によれば、伸縮手段により接続口を移動させると、伸縮管が伸びて接続口が口部に押し付けられる。この際、接続口及び口部のうちいずれか一方にテーパ面が形成されているので、接続口のシール面と口部のシール面が多少ずれていたとしても、シール材がテーパ面(シール面)に沿って嵌り込む。その結果、接続口のシール面と口部のシール面とが合わされて、接続口と口部との間がシールされる。この際、伸縮手段が突合せ方向に伸びるので、口部の半径方向の締付け力を突合せ方向に変換するクランプと比べて、伸縮手段の伸びる力が効率よく接続口と口部との間のシールに利用される。
【0010】
請求項4に係る発明は、請求項3記載の処理装置において、前記伸縮手段として、前記伸縮管の長手方向と直交する方向に配置されたボルトの回転操作により前記接続口を該ボルト位置に対して接近・離脱させるようなリンク機構が用いられることを特徴とする。
この発明に係る処理装置によれば、ボルトを回転させると、リンク機構の働きによりボルトの回転運動が並進運動に変換され、接続口が口部に押し付けられる。この際、ボルトを回転させるだけで接続口が口部に押し付けられて接続口と口部との間がシールされるので、クランプによる接続と比べてシール面の位置合わせ、クランプの締付けといった多くの作業工程を必要としない。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の一実施の形態を示す図である。
図1において、接続装置1は、対向する真空ダクト(口部)2の間に配置されている。
【0012】
接続装置1は、内周面4a(図2参照)が円状に形成されると共に外周面4b(図2参照)が略正方形状に形成された基部4と、基部4を挟んでその両側に対向して設けられる円筒状の接続口5と、真空ダクト2と接続したときに管路を形成するとともに管路の長手方向に伸縮可能なベローズ(伸縮管)6とを備えている。基部4と接続口5とベローズ6とは、それぞれの中心軸線がほぼ一致するように配置されている。接続装置1は、伸縮手段20を有しており、伸縮手段20は、基部4と接続口5とボルト8(後述)と支持棒10b、10d(後述)とから構成されている。なお、この伸縮手段20は、図1の紙面の反対側にも設けられている。
【0013】
基部4の外周面4b(図2参照)には、固定部材7が取り付けられており、この固定部材7には、ボルト8が保持されている。固定部材7は、図3に示すように、断面L字状の板状の部材7aがT字状に組み合わされ、ボルト・ナットによって一体となったものであり、L字状に形成された部材7aのうち、互いに張り合わされていない取付部7bにおいて基部4に固定されている。互いに張り合わされた接合部7cには、軸受部7dが形成されており、この軸受部7dは、後述するボルト8の軸部8cをその軸線の回りに対して回転可能に支持するものである。
【0014】
図1に戻って、ボルト8には、頭部8aと雄ネジ部8bと、軸部8cと、雄ネジ部8dとが設けられている。頭部8aは、ボルト8を回転させるための取っ手であり、頭部8aには、ボルト8を回転させる駆動装置3が設けられている。雄ネジ部8b、8dのネジ山の頂点における径は、軸部8cにおける径及び固定部材7の軸受部7dの径より大きく形成されている。つまり、軸部8cを軸受部7d内に収容したときに、ボルト8の回転を許容すると共に、ボルト8の軸線方向への移動を阻止するように形成されている。雄ネジ部8bと雄ネジ部8dとは、ボルト8を回転させたときに互いに反対方向へ向けて進むようにネジ溝が形成されている。
【0015】
雄ネジ部8b、8dには、ナット9b、9dが取り付けられており、ナット9b、9dには、支持棒10b、10dが取り付けられている。ナット9b、9dには、雄ネジ部8b、8dと相互に螺合する雌ネジ部11b、11dが設けられており、支持棒10b、10dは、ナット9に対して回転可能となっている。また、支持棒10b、10dは、後述する接続口5の取付部5dにも回転可能に取り付けられている。ここで、支持棒10b、10dは、剛性部材からなるものである。
【0016】
接続口5には、その端面5a付近の外周部に小径部5bが形成されており、小径部5bには、例えばOリングからなるシール材5cが設けられている。また、基部4側の接続口5の外周部には、前述した支持棒10b、10dを取り付けるための取付部5dが設けられている。
【0017】
真空ダクト2は、筒状に形成されたものであって、端面2a付近の内周面は、端面側2aから奥側へ向かうに従い次第に径を縮小する形のテーパ面2bとして形成されている。このテーパ面2bの端面2aにおける径は、接続口5に設けられたシール材5cの最外周の径より大きく形成されており、奥側における径は、シール材5cの最外周の径より小さく形成されている。
【0018】
次に、上記の構成からなる接続装置1の動作について説明する。
まず、真空ダクト2が対向している状態で接続装置1を真空ダクト2の間に配置する。この際、接続装置1は、接続口5のそれぞれが各真空ダクト2と対向するように配置する。この状態において、駆動装置3を起動するとボルト8が回転する。ボルト8が回転すると、ボルト8の回転運動がナット9b、9dの並進運動に変換される。ここでの並進方向は、ボルト8の軸線方向であり、ボルト8が回転することによってナット9b、9dは互いに接近する。(ナット9b、9dが接近する方向にボルト8を回転させた場合。)
【0019】
ナット9b、9dが軸部8cへ向かって移動すると、接続口5は基部4から離れる方向へ向かって移動する。つまり、接続装置1が全体的に伸びる。これは、基部4と接続口5とが支持棒10b、10dを介してリンクしているからであり、支持棒10b、10dの接続口5側の端部が支持棒10b、10dのナット9b、9d側の端部に対してナット9b、9dの移動方向側に位置しているからである。
【0020】
接続装置1が全体的に伸びると、真空ダクト2と接続装置1との隙間が埋まり、やがて接続口5に設けられたシール材5cが真空ダクト2のテーパ面2bに接する。この状態でさらにボルト8を回転させると、接続口5のシール材5cと口部2のテーパ面2bが多少ずれていたとしても、シール材5cがテーパ面2bに沿って嵌り込む。その結果、接続口5のシール材5cと口部2のテーパ面2bとが合わされて、接続口5と口部2との間がシールされる。この際、一方の接続口5と他方の接続口5とがそれぞれ対向する真空ダクト2、2から力を受け、その力の差に応じて接続装置1の位置が調整され、両接続口5、5がほぼ均一な力で真空ダクト2、2を押し付ける。また、伸縮手段20が突合せ方向に伸びるので、口部2の半径方向の締付け力を突き合せ方向に変換するクランプと比べて、伸縮手段20の伸びる力が効率よく接続口5と口部2との間のシールに利用される。
【0021】
このようにして駆動装置3によりボルト8を回転させ、所定の密閉度が得られた時点でボルト8の回転を停止させると、接続装置1の真空ダクト2への取付けが完了する。接続装置1を真空ダクト2から取り外すには、ボルト8を反対方向に回転させればよい。ボルト8を反対方向に回転させると、接続装置1が全体的に縮み、接続口5が真空ダクト2から離間して接続装置1が真空ダクト2から取り外される。なお、ボルト8の回転に駆動装置3を用いることなく、作業者による手作業によっても行うことができる。
【0022】
上記の構成によれば、接続口5を真空ダクト2に接続する際、伸縮手段20により接続口5を移動させると、ベローズ6が伸びて接続口5が口部2に押し付けられる。この際、口部2にテーパ面2bが形成されているので、接続口5のシール材5cと口部2のテーパ面2bが多少ずれていたとしても、シール材5cがテーパ面2bに沿って嵌り込む。その結果、接続口5のシール材5cと口部2のテーパ面2bとが合わされて、接続口5と口部2との間がシールされる。この際、伸縮手段20が突合せ方向に伸びるので、口部2の半径方向の締付け力を突合せ方向に変換するクランプと比べて、伸縮手段20の伸びる力が効率よく接続口5と口部2との間のシールに利用される。したがって、小さな力で接続口5と口部2との間をシールすることができる。また、テーパ面2bが接続口5に、シール材5cが口部2に形成されても同様である。
【0023】
また、ボルト8を回転させると、リンク機構の働きによりボルト8の回転運動が並進運動に変換され、接続口5が口部2に押し付けられる。この際、ボルト8を回転させるだけで接続口5が口部2に押し付けられて接続口5と口部2との間がシールされるので、クランプによる接続と比べてシール面の位置合わせ、クランプの締付けといった多くの作業工程を必要としない。したがって、これらの作業を自動化する際、装置を小型化することができるとともに容易に自動化することができる。
【0024】
なお、上記の実施の形態では、接続装置1が真空ダクト2を2つ接続して管路を形成するよう構成されていたが、図4に示すように、3つ或いはそれ以上の真空ダクト2を環状に配置し、これら真空ダクト2の端面2aの間に接続装置41を配置してよい。図4は、接続装置41を上方から見た模式図である。図4において、基部44は図1における基部4に対応している。この場合、接続装置41は、真空ダクト2の数に合わせて接続口5とベローズ6とボルト8と支持棒10b、10dとを備えるのが好ましい。このような構成によれば、3つ或いはそれ以上の真空ダクト2を接続して管路を形成することができる。
【0025】
また、図1に示すものでは、ボルト8を回転させるための頭部8aは、図1の手前側と奥側とにそれぞれ位置する2つのボルト8にそれぞれ取り付けられていたが、図5に示すように、図1における各ボルト8の頭部8aをはすば歯車8eとして構成し、両はすば歯車8eを同時に回転させるように1つの頭部8hを設ける構成としてもよい。図5では、各ボルト8のはすば歯車8eに、両端にはすば歯車8fを持った連結棒18が接続され、各連結棒18には、はすば歯車8fに噛み合うはすば歯車8gをもった頭部8hが設けられている。この場合、両ボルト8の雄ネジ部8b、8dのネジ溝は、それぞれ反対側に切ってある。この構成においては、1つの頭部8hを回転させると2つのボルト8が同時に回転する。したがって、接続口5を口部2に押し付ける際の調整が容易となる。
【0026】
なお、上記の実施の形態は全てボルト8を回転させることにより伸縮手段が伸び縮みし、接続口5が口部2に押し付けられる構成となっていたが、この伸縮手段は、突合わせ方向に伸縮する油圧シリンダで構成してもよい。
【0027】
次に、本発明に係る処理装置の実施の形態では、図6に示す処理装置61のように、図1に示す接続装置1とほぼ同様の構成を持つ接続部31を備えている。なお、同一の機能を有する部材は同一の符号を付し、その説明を省略している。この処理装置61においても、上記の接続装置1と同様の作用効果が得られる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1又は3に係る発明によれば、伸縮手段により接続口を移動させると、伸縮管が伸びて接続口が口部に押し付けられる。この際、接続口及び口部のうちいずれか一方にテーパ面が形成されているので、接続口のシール面と口部のシール面が多少ずれていたとしても、シール材がテーパ面(シール面)に沿って嵌り込む。その結果、接続口のシール面と口部のシール面とが合わされて、接続口と口部との間がシールされる。この際、伸縮手段が突合せ方向に伸びるので、口部の半径方向の締付け力を突合せ方向に変換するクランプと比べて、伸縮手段の伸びる力が効率よく接続口と口部との間のシールに利用される。したがって、小さな力で接続口と口部との間をシールすることができる。
また、請求項2又は4に係る発明によれば、ボルトを回転させると、リンク機構の働きによりボルトの回転運動が並進運動に変換され、接続口が口部に押し付けられる。この際、ボルトを回転させるだけで接続口が口部に押し付けられて接続口と口部との間がシールされるので、クランプによる接続と比べてシール面の位置合わせ、クランプの締付けといった多くの作業工程を必要としない。したがって、これらの作業を自動化する際、装置を小型化することができるとともに容易に自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る接続装置を示す正面半断面図である。
【図2】この発明の一実施形態に係る接続装置の基部を示す側面図である。
【図3】図2のA−A線視断面図であって、固定部を示す図である。
【図4】この発明の他の実施形態に係る接続装置を示す模式図である。
【図5】この発明の他の実施形態に係る接続装置のボルトを示す模式図である。
【図6】この発明の一実施形態に係る処理装置を示す正面半断面図である。
【図7】従来の接続装置を示す正面断面図である。
【符号の説明】
1 接続装置
2b テーパ面
2 口部
5c シール材
5 接続口
6 ベローズ(伸縮管)
8 ボルト
61 処理装置
Claims (4)
- 接続対象の複数の口部にそれぞれ着脱可能でかつこれら口部間を連通させる管路を形成する接続装置であって、
前記管路を形成するとともにその長手方向に伸縮可能な伸縮管と、該伸縮管の両端に設けられ前記口部のそれぞれに当接させる複数の接続口と、該接続口のそれぞれを前記長手方向に移動させかつ前記口部に押し付ける伸縮手段と、を有し、
前記口部および前記接続口のうち、いずれか一方はテーパ面を備えるとともに、他方には前記テーパ面に当接して気密するためのシール材を備えることを特徴とする接続装置。 - 請求項1記載の接続装置において、
前記伸縮手段として、前記伸縮管の長手方向と直交する方向に配置されたボルトの回転操作により前記接続口を該ボルト位置に対して接近・離脱させるようなリンク機構が用いられることを特徴とする接続装置。 - 接続対象の口部に着脱可能でかつ該口部へ連通する管路を形成する接続部を有する処理装置であって、
前記接続部は、前記管路を形成するとともにその長手方向に伸縮可能な伸縮管と、該伸縮管の端部に設けられ前記口部に当接させる接続口と、該接続口を前記長手方向に移動させかつ前記口部に押し付ける伸縮手段と、を有し、
前記口部および前記接続口のうち、いずれか一方はテーパ面を備えるとともに、他方には前記テーパ面に当接して気密するためのシール材を備えることを特徴とする処理装置。 - 請求項3記載の処理装置において、
前記伸縮手段として、前記伸縮管の長手方向と直交する方向に配置されたボルトの回転操作により前記接続口を該ボルト位置に対して接近・離脱させるようなリンク機構が用いられることを特徴とする処理装置。
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JP2007005020A (ja) * | 2005-06-21 | 2007-01-11 | Japan Atomic Energy Agency | 遠隔配管着脱装置 |
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JP2009540249A (ja) * | 2006-06-13 | 2009-11-19 | ソグ ユン キム | パイプ固定装置 |
-
2003
- 2003-06-06 JP JP2003162188A patent/JP2004363033A/ja active Pending
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