JP2010203565A - スライド式管継手の構造 - Google Patents

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隆 山田
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【課題】現合を必要とせずに配管作業を可能とするスライド式管継手の構造を提供する。
【解決手段】溶接本体部材SJのスパナ掛け部32の右側には、第1ネジ部SC1が設けられており、さらに、所定間隔離れて第2ネジ部SC2が設けられており、ロックナット30が前記第1ネジ部と螺合している。また、前記第2ネジ部にはフランジ部材20の内周面に形成されたメネジ部が螺合している。予め前記所定間隔部分に配置されたOリング34、ワッシャー36がフランジ部材左端部の傾斜部との間に配置されロックナット30を締め付けることによりシール機能を形成している。フランジ部材をブロック18の取付け面18aに固定する6角ボルト20a、シール部材用のO−リング20cが設けられている。図aは、フランジ部材に対し、溶接本体部材を軸方向で最も接近させた状態(L1に相当)であり、図bは、溶接本体部材SJを軸方向で最も離れた状態L2である。
【選択図】図1

Description

本発明は管継手に係り、特に、配管作業における現物合わせ(以下現合という)の不要なスライド式管継手の構造に関する。
油圧駆動ユニット等の装置に金属製管路の配管を溶接施工する場合、通常、現合作業が必要である。図4は、本発明の実施例を説明するものであるが、ここでは、従来の適用箇所を説明するため図4(a)の一部を引用する。
例えば、図4(a)に示される油圧駆動ユニットとしての油圧ウィンチ装置10の油圧ブロック18と16の間に管路26、28を配管接続する場合、油圧ブロック18と16へのフランジ20、24(ここでは図5のフランジFLに相当する)の取付け面は空間的に図面指示どおり精度よく組付けられていることは稀であり、組付け現場での調整作業が必要である。
したがって、配管作業者は、予め、所定寸法に形成された配管部材20、26、22、28、24を当該装置の組付け場所とは別のところで、一体化、ユニット化したものを当該装置に組付けるということはせず、当該装置10の油圧ブロック18と16の間に実際に管路28、26を接続し、各フランジと管路を仮付け溶接したものを当該装置10とは別の場所で本溶接しユニット化したものを、当該装置に組付けるようにしている。
図5は従来配管作業に使用されているストレート型のフランジFLを例示しており、(a)はその正面図、(b)は(a)のA−A線断面図で右側の取付面にO−リング溝が設けられている。なお、(c)は、前記O−リング溝の設けられていないもので配管部材22相当部分で(b)とセットで利用されるものである。図(b)に示されるように、管路PとフランジFLの接続は、管路Pの右端部を溶接部WDにより溶接結合されるようになっている。また図示しないが、前記フランジFLにはストレート型でなくエルボ型のフランジもある。(非特許文献1)
上記したような現合は、仮付け後、本溶接のためそれらユニット化した配管部材を別の場所に搬出しなければならず、また本溶接後に最終組付けのため再度当該装置の組付け位置へ搬入しなければならず、特に配管部材の太さや長さが大きいものでは、搬入、搬出の作業自体も大変であるという難点がある。
イハラサイエンス(株)高圧管継手カタログ(型式FA−LA油圧用210kgf/cm2フランジ)
上述した従来の配管作業では、図5(b)に示すように、フランジFLと管路Pは溶接部WDにより接続結合されるものであり、装置の取付け用ブロック16、18間の空間的寸法が図面指示寸法どおり精度良く形成されていない現状では、どうしても現合作業が必要であった。
本発明者は、この現合作業を回避するため、鋭意研究・検討した結果、フランジと管路の間に、位置調整機能を持つ手段を介在させることにより前記問題が基本的に解決できることを見出した。
したがって、本発明の目的は、現合を必要とせずに配管作業を可能とするスライド式管継手の構造を提供することにある。
前記目的を達成するための本発明によるスライド式管継手の構造は、
スパナ掛け部の一側に接続用管路端部との溶接部が設けられており、他側外周面にはスパナ掛け部から見て第1オネジ部と第2オネジ部とが所定間隔の位置調整部を隔てて設けられた溶接本体部材と、前記第1オネジ部に螺着するロックナットと、前記所定間隔の位置調整部に予め配設されたワッシャーおよびO−リングと、前記第2オネジ部と螺着するメネジ部を内周面に形成したフランジ部材と、からなることを特徴とする。
その場合、前記フランジ部材はエルボ型フランジとすることができる。
請求項1記載の本発明によるスライド式管継手の構造は、スパナ掛け部の一側に接続用管路端部との溶接部が設けられており、他側外周面にはスパナ掛け部から見て第1オネジ部と第2オネジ部とが所定間隔の位置調整部を隔てて設けられた溶接本体部材と、前記第1オネジ部に螺着するロックナットと、前記所定間隔の位置調整部に予め配設されたワッシャーおよびO−リングと、前記第2オネジ部と螺着するメネジ部を内周面に形成したフランジ部材とから構成されているので、
予め溶接部に管路を本溶接した状態で装置に組付ける場合、当該装置の取付面と管路端位置との間隔はフランジ部材を回転させることで溶接本体部材を進退させることにより位置を調整することが可能である。
請求項2記載の本発明によるスライド式管継手によれば、フランジ部材としてエルボ型フランジ部材を使用するので前記装置取付面と平行な方向での位置をエルボフランジ部材を回転させることで溶接本体部材を進退させることにより位置を調整することが可能である。
本発明による継手構造の軸方向断面図を示すもので、(a)は継手本体とナットを最も縮めた状態、(b)は最も引き伸ばした状態を示す。 溶接本体部材がフランジ部材に取り付けられる前の状態を示す斜視図である。 溶接本体部材に対し、エルボ型フランジを結合する前の状態を示す斜視図である。 油圧駆動ユニットおよびその外部配管路を示しており、(a)はユニットの概観斜視図、(b)は(a)内の配管路をX方向手前側から見た図、(c)は(a)内の配管路をZ方向手前側から見た図である。 従来のストレート型のフランジ部材の構造を示すものであって、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線断面図で右側の取付け面にO−リング溝を有する場合、(c)は、前記O−リング溝の設けられていないもののそれぞれ断面図である。
以下、本発明の好適な実施例について図1乃至4により説明する。
図1は本発明によるスライド式の継手構造を示すもので、(a)は継手本体とナットを最も縮めた状態に、また(b)は最も引き伸ばした状態を示す軸方向断面図である。図1(a)、(b)において、参照符号SJは溶接本体部材であってその左端外周部には、(b)に示されるように、接続用配管P右端部と溶接結合する溶接部WDが形成されている。
溶接本体部材SJのスパナ掛け部32の右側には、第1ネジ部SC1が設けられており、さらに、所定間隔離れて第2ネジ部SC2が設けられており、ロックナット30が前記第1ネジ部SC1と螺合している。また、前記第2ネジ部SC2にはフランジ部材20の内周面に形成されたメネジ部が螺合している。参照符号34はO−リングであって、予め前記所定間隔部分に配置されたワッシャー36とフランジ部材20左端部の開口傾斜部との間に配置されている。
参照符号20aはフランジ部材20をブロック18の取付け面18aに取着固定する6角ボルト、20bはシール部材のO−リングである。(a)ではフランジ部材20に対し、溶接本体部材SJを軸方向で最も接近させた状態(L1で示す)であり、(b)では、フランジ部材20に対し、溶接本体部材SJを軸方向で最も離れたた状態(L2で示す)である。現場での組付けに際しては、6角ボルト20aをはずした状態で溶接本体部材SJに対しフランジ部材20を回転させることで溶接本体部材SJは軸方向に進退するので前記所定間隔の範囲の適切な位置で溶接本体部材SJをブロック18に固定する。
図2は、溶接本体部材SJがフランジ部材20に取り付けられる前の状態を示す斜視図である。
図3は、溶接本体部材SJに対し、エルボ型のフランジ部材24を結合する前の状態を示す斜視図である。
図4は、本発明による継手の構造を適用した油圧駆動ユニット10およびその外部配管路を示しており、(a)はユニット10の概観斜視図、(b)は、(a)内のユニット配管路をX方向手前側から見た図、(c)は(a)内のユニット配管路をZ方向手前側から見た図である。
図4(a)において、フレーム10a、10bの間にドラム14が配置されている。参照符号12はドラム回転駆動用の油圧モータである。ユニット配管路は図のブロック18と16の間に配置されている。
図4(a)、(b)、(c)から理解されるように、フランジ部材20と結合された溶接本体部材SJではX方向の位置が調整され、フランジ部材22と結合された溶接本体部材SJではY方向の位置が調整され、さらに、エルボ型フランジ部材24と結合された溶接本体部材SJではZ方向の位置が調整されている。本発明者のテストでは、管路外径が50mm程度までの場合、位置調整量は10mm程度もあれば十分対応可能である。
この例では、ブロック18と16の各取付面の位置が設計上の値に対し、X、Y、Z方向に変化があっても、従来のような現合を行うことなしに予め本溶接をしてユニット配管路を製作することが可能となった。
以上本発明の好適な実施例について図1乃至4を参照して説明したが、本発明はこれら図面に示したものに限定されない。当業者であれば、これら図面に開示された好適実施例を種々変形することができる。
10 油圧駆動ユニット
10a フレーム
10b フレーム
12 油圧モータ
14 ドラム
16 油圧ブロック
18 油圧ブロック
18a 取付け面
20 フランジ部材
20a 6角ボルト
20b O−リング
22 一対のフランジ部材
24 エルボ型フランジ部材
26 管路
28 管路
30 ロックナット
32 スパナ掛け部
34 O−リング
36 ワッシャー
SC1 第1ネジ部
SC2 第2ネジ部
SJ 溶接本体部材

Claims (2)

  1. スパナ掛け部の一側に接続用管路端部との溶接部が設けられており、他側外周面にはスパナ掛け部から見て第1オネジ部と第2オネジ部とが所定間隔の位置調整部を隔てて設けられた溶接本体部材と、前記第1オネジ部に螺着するロックナットと、前記所定間隔の位置調整部に予め配設されたワッシャーおよびO−リングと、前記第2オネジ部と螺着するメネジ部を内周面に形成したフランジ部材とからなるスライド式管継手の構造。
  2. 前記フランジ部材はエルボ型フランジ部材であることを特徴とする請求項1記載のスライド式管継手の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8928453B2 (en) 2009-03-30 2015-01-06 Assa Abloy (Schweiz) Ag Mechatronic locking apparatus

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