JP2004362298A - 運行軌跡解析システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各車両3に装着されたGPS端末2は、GPS信号に基づき自端末の存在する位置及びこの位置に対応づけて時刻等を取得し、これら位置及び時刻等を端末移動履歴として格納する。管理センタ1に装備される運行軌跡解析装置11は、各GPS端末2に格納されている端末移動履歴を読み出し、各GPS端末2を装着していた各車両3の運行履歴として格納する。そして、この運行履歴に基づき各車両3の運行軌跡を解析するための情報を生成し出力する。また、運行軌跡解析装置11は、各車両3間の車間距離を計算しこれらに関する情報も出力する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の運行軌跡を解析するシステムに関し、特に、車両に任意に着脱可能なGPS(Global Positioning Systems)端末により取得されこの端末に格納されている端末移動履歴を、管理センタ等で読み出しこれに基づき車両の運行軌跡を解析するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、貨物の輸送や配送を営業として行う車両の運行ルートの適、不適が、営業コストを決定する重要な要素となっている。このため、このような車両を複数台、擁する会社では、それぞれの車両の運行軌跡をデータ収集して、これを分析することにより、最適な運行ルートを計画するという試みがなされている。
【0003】
従来、複数の車両の運行軌跡をデータ収集するためには、目的車両に実働社員と共に軌跡調査員を搭乗させ、軌跡調査員がこの目的車両の運行軌跡を時刻と共に計測し、地図上に逐次その軌跡をプロットしていくというようなデータ収集作業が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような従来のデータ収集作業はあまり効率的ではなかった。すなわち、複数の車両にそれそれ軌跡調査員を搭乗させる必要があるため、多大な人員及び工数が求められていた。また、収集されたデータの品質も好ましいものではなかった。すなわち、実働社員は搭乗している軌跡調査員を意識するため、必ずしも通常の運行状態を正確に反映したデータが収集されるとは限らなかった。
【0005】
なお、ナビゲーション装置の中には走行軌跡をトレースする機能を備えたタイプも周知ではあるが、このようなナビゲーション装置で収集したデータは、単にナビゲーション装置のディスプレイ上に表示されるのみであり、運行軌跡を解析するために後で取り出すことはできない。また、ナビゲーション装置の本来の目的は車両誘導であるので、これを達成するために非常に高価になる。
【0006】
よって本発明は、上述した現状に鑑み、安価でありながら、正確且つ効率的に運行軌跡の解析に必要なデータを収集して、効率的な運行ルート計画等に有益な情報を提供できる運行軌跡解析システムを提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の運行軌跡解析システムは、図1の基本構成図に示すように、車両3に任意に着脱可能なGPS端末2により取得されこの端末に格納されている端末移動履歴を、運行軌跡解析装置11にて読み出しこれに基づき車両3の運行軌跡を解析するシステムであって、前記GPS端末2は、GPS信号に基づき自端末の存在する位置を取得する位置取得手段2Aと、前記位置に対応づけて時刻を取得する時刻取得手段2Bと、少なくとも取得した前記位置及び前記時刻を、前記端末移動履歴として格納する端末移動履歴格納手段2Eと、前記運行軌跡解析装置11とデータ授受可能な端末入出力部2Fと、を備え、前記運行軌跡解析装置11は、前記GPS端末2とデータ授受可能な装置入出力部11Aと、前記端末入出力部2Fから出力され前記装置入出力部11Aに入力された前記端末移動履歴を、前記GPS端末2を装着していた車両3の運行履歴として格納する運行履歴格納手段11Bと、を備え、前記運行履歴に基づき前記車両3の運行軌跡を解析するための情報を生成して出力する、ことを特徴とする。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、車両3に任意に着脱可能なGPS端末2では、GPS信号に基づき自端末の存在する位置及びこの位置に対応づけて時刻が取得され、これら位置及び時刻が端末移動履歴として格納される。運行軌跡解析装置11では、GPS端末2に格納されている端末移動履歴が読み出され、GPS端末2を装着していた車両3の運行履歴として格納される。そして、この運行履歴に基づき車両3の運行軌跡を解析するための情報が生成され出力される。したがって、面倒なデータ収集作業が不要になる。
【0009】
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の運行軌跡解析システムは、図1の基本構成図に示すように、請求項1記載の運行軌跡解析システムにおいて、前記GPS端末2は、前記位置及び前記時刻に基づきこの端末の移動速度を計算する速度計算手段2Cと、前記位置及び前記時刻に基づきこの端末の移動方向を計算する方向計算手段2Dと、を更に備え、前記端末移動履歴格納手段2Eは、前記移動速度及び前記移動方向も前記端末移動履歴として格納する、ことを特徴とする。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、GPS端末2の移動速度及び移動方向が計算され、端末移動履歴として、位置及び時刻と共に移動速度及び移動方向も格納される。したがって、運行軌跡の解析に必要なより有用なデータを容易に収集できる。
【0011】
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の運行軌跡解析システムは、図1の基本構成図に示すように、請求項2記載の運行軌跡解析システムにおいて、前記運行軌跡解析装置11は、前記装置入出力部11A及び前記端末入出力部2Fを介して、前記GPS端末2における前記位置の取得間隔を設定可能な端末設定手段11C、を更に備える、ことを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明によれば、運行軌跡解析装置11を利用してGPS端末2における位置の取得間隔が設定可能である。したがって、データ量や電源節約を考慮したデータ収集が可能になる。
【0013】
上記課題を解決するためになされた請求項4記載の運行軌跡解析システムは、図1の基本構成図に示すように、請求項1記載の運行軌跡解析システムにおいて、前記運行軌跡解析装置11は、前記運行履歴から、前記運行軌跡を解析するための情報を抽出するための検索条件を設定する検索条件設定手段11Dと、前記検索条件設定手段11Dによる検索結果に基づき前記車両3の運行軌跡地図を生成して出力する運行軌跡地図出力手段11Eと、を更に備える、ことを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の発明によれば、端末移動履歴を読み出して生成した運行履歴から所望の条件で検索された結果に基づき、端末移動履歴に対応する車両3の運行軌跡地図が生成され出力される。したがって、運行軌跡解析を効率的に行うことができる。
【0015】
上記課題を解決するためになされた請求項5記載の運行軌跡解析システムは、図1の基本構成図に示すように、請求項4記載の運行軌跡解析システムにおいて、前記運行軌跡解析装置11は、前記検索結果に基づき前記車両3の運行軌跡リストを生成して出力する運行軌跡リスト出力手段11F、を更に備える、ことを特徴とする。
【0016】
請求項5記載の発明によれば、端末移動履歴を読み出して生成した運行履歴から所望の条件で検索された結果に基づき、端末移動履歴に対応する車両3の運行軌跡リストも生成され出力される。したがって、運行軌跡解析を効率的かつ詳細に行うことができる。
【0017】
上記課題を解決するためになされた請求項6記載の運行軌跡解析システムは、図1の基本構成図に示すように、請求項1記載の運行軌跡解析システムにおいて、前記運行履歴格納手段11Bは、複数の車両3にそれぞれ対応する運行履歴を格納しており、前記運行軌跡解析装置11は、前記運行履歴に基づき、指定された複数の車両3間におけるそれぞれの時刻と車間距離との関係を計算する車間距離計算手段11Gと、計算された前記車間距離に関する情報を出力する車間距離出力手段11Hと、を更に備える、ことを特徴とする。
【0018】
請求項6記載の発明によれば、指定された複数の車両3間におけるそれぞれの時刻と車間距離との関係が計算され、この車間距離に関する情報が出力される。出力された車間距離に関する情報により、不効率な運行ルート等が容易に把握可能になる。
【0019】
上記課題を解決するためになされた請求項7記載の運行軌跡解析システムは、図1の基本構成図に示すように、請求項6記載の運行軌跡解析システムにおいて、前記運行軌跡解析装置11は、出力された前記車間距離に関する情報のうちで指定された部分を前記車両3の運行軌跡地図上に他情報と識別可能に出力する指定部分出力手段11I、を更に備える、ことを特徴とする。
【0020】
請求項7記載の発明によれば、出力された車間距離に関する情報のうちで指定された部分が、車両3の運行軌跡地図上に他情報と識別可能に出力される。したがって、不効率な運行ルート等が更に容易に把握可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図2は、本発明の一実施形態に係るシステム構成を示すブロック図である。図2に示すように、例えば、貨物の輸送や配送を営業として行う会社は、管理センタ1を設置しているものとする。この会社の管理センタ1には運行軌跡解析装置11が装備されており、この会社は複数の車両3(車両31、32、33等)を擁するものとする。複数の車両3は、管理センタ1のある会社を出庫し、予め計画された運行ルートや運行スケジュールにしたがい貨物の輸送や配送を行い、これらが終了すると会社に入庫する。補足すると、例えば、車両31は出庫後、計画された運行スケジュールにしたがい、A1地点、B1地点を経由して入庫する。同様に、車両32は出庫後、A2地点、B2地点を経由して入庫し、車両33は出庫後、A3地点、B3地点を経由して入庫する。すなわち、車両31、32、33は、異なる運行ルートや運行スケジュールにしたがって稼働する。
【0022】
複数の車両3にはそれぞれ、任意に着脱可能なGPS端末2が装着されている。詳しくは、GPS端末2は、車両3のダッシュボード上等に両面テープやマグネットを利用して装着されている。GPS端末2は、基本的に、GPSを構成する複数のGPS衛星4から提供される測位用電波であるGPS信号を受信し、これを利用して自端末の存在する位置や時刻を取得し記憶部に格納する。GPS端末2は、内部に電池を収容しているが、シガーライターアダプタ22を利用して、車載バッテリから電源供給を受けることも可能である。また、GPS端末2は、GPSアンテナを内蔵しているが、外部GPSアンテナ21を接続することも可能である。なお、GPS端末2については、図3を用いて補足説明する。
【0023】
GPS端末2は、USB(Universal Serial Bus)端子も備えており、この端子を利用して、格納している自端末の位置や時刻を外部装置に出力可能である。端末2のUSB端子は、USBケーブルを介して、例えば、管理センタ1に装備されている運行軌跡解析装置11のUSB端子に接続される。運行軌跡解析装置11は、例えば、周知のパーソナルコンピュータやデスクトップコンピュータを利用して具現化される。運行軌跡解析装置11としてのコンピュータのハードウエアは、コンピュータ本体、表示部、入力部、記憶部111及びUSB端子等を含む周知の構成であるが、このコンピュータを運行軌跡解析装置11として機能させる記憶部111に格納されるソフトウエアに特徴がある。
【0024】
記憶部111には、システムソフト111a、地図データベース111b、車両データベース111c及び運行履歴111dが格納される。システムソフト111aは、後述の図4及び図5で示すような処理手順で示される、本運行軌跡解析システムを実現するためのアプリケーションである。地図データベース111bは、本運行軌跡解析システムに関連する地域の地形、道路、地名、ランドマーク等を含むデータである。地図データベース111bは、CDROMやDVD等の記録媒体にて提供されるスタンドアロン型であってもよいし、専用サイトからインターネット等を介して提供されるオンライン型であってもよい。
【0025】
また、車両データベース111cには、各車両に割り当てられた車両番号、車種等、各車両に関するデータベースである。運行履歴111dは、複数のGPS端末2から読み出された端末移動履歴に基づき生成された、GPS端末2を搭載していたそれぞれの車両3に関するデータベースである。補足すると、運行履歴111dは、各GPS端末2毎の位置、時刻、移動速度及び移動方向を含む端末移動履歴が、各車両3毎の位置、時刻、移動速度及び移動方向等に変換されたものである。GPS端末2と車両3(実際的には車両番号)との関連づけは、後述するが、端末移動履歴の読み込み時に行われる。なお、車両番号の他に、客先名、配送地区、ドライバー等も同様に関連づけて格納しておくことが好ましい。なお、記憶部111は、請求項の運行履歴格納手段に対応する。
【0026】
このような構成において、各車両3に装着されたGPS端末2は、GPS信号に基づき自端末の存在する位置及びこの位置に対応づけて時刻等を取得し、これら位置及び時刻等を端末移動履歴として格納する。管理センタ1に装備される運行軌跡解析装置11は、各GPS端末2に格納されている端末移動履歴を読み出し、各GPS端末2を装着していた各車両3の運行履歴として格納する。そして、この運行履歴に基づき各車両3の運行軌跡を解析するための情報が生成され出力される。
【0027】
したがって、従来のように、軌跡調査員を目的車両に搭乗させ、運行軌跡を逐次地図上にプロットするというような面倒なデータ収集作業が不要になる。すなわち、GPS端末2を目的車両のダッシュボード等に装着しておくだけで、運行軌跡の解析に必要なデータを正確かつ容易に収集できる。また、運行軌跡解析装置11は、各車両3間の車間距離を計算しこれらに関する情報も出力する。したがって、不効率な運行ルート等も容易に把握可能になる。
【0028】
続いて、上記GPS端末2の構成について説明する。図3は、本発明の実施形態に係るGPS端末の構成を示すブロック図である。GPS端末2は、制御部201、GPS受信部202、GPSアンテナ202a、記憶部203、発光部204、スイッチ部205、電源回路206及び電池207を含んで構成される。また、このGPS端末2は、電源端子PX、外部アンテナ端子EX及びUSB端子UXも備えている。
【0029】
制御部201は、CPU、ROM及びRAMを含んで構成され、CPUはROMに記憶されている制御プログラムにしたがって本実施形態に係る処理手順を含む各種処理を実行する。RAMには、CPUが各種の処理を実行するうえにおいて必要なデータ、プログラム等が適宜記憶される。CPUは、位置や時刻、並びに位置及び時刻に基づき計算したこの端末の移動速度や移動方向を記憶部203に転送する。制御部201には、周知のUSB端子UXが接続されており、この端子UXに接続されるUSBケーブル23を介して、位置、時刻、移動速度及び移動方向を、外部装置のUSB端子に供給可能である。また、このUSB端子UXは、外部装置を利用して履歴取得間隔を設定するときにも利用される。GPS端末2のUSB端子UXは請求項の端末入出力部に対応し、外部装置としての運行軌跡解析装置11のUSB端子は請求項の装置入出力部に対応する。
【0030】
GPS受信部202は、GPSアンテナ202aを介して、GPSを構成する複数のGPS衛星4から提供されるGPS信号を受信し、これを利用して自端末の存在する位置や時刻を取得して制御部201に出力する。このGPSアンテナ202a及びGPS受信部202は、周知の装置を利用可能である。より確実にGPS信号を受信するため、GPS受信部202には、外部アンテナ端子EXを介して、外部GPSアンテナ21が接続可能になっている。
【0031】
記憶部203は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)で構成され、制御部201から転送されてくるこの端末の位置、時刻、移動速度及び移動方向を端末移動履歴203aとして格納する。また、図示しないが、端末IDや後述する履歴取得間隔に関する情報も格納される。この記憶部203は、請求項の端末移動履歴格納手段に対応する。
【0032】
発光部204は、例えば、LED(Light Emitting Diode)とその駆動回路で構成され、制御部201に指令されて、GPS端末2の動作状態やオンオフ状態を表示するためのものである。スイッチ部205は、パワースイッチや履歴取得開始/終了スイッチ等の制御用スイッチで構成される。
【0033】
電源回路206は、シガーライターアダプタ22が接続される電源端子PXを介して供給されるバッテリ電力をこの端末2の各部に分配する。電源回路206は、電源端子PXにシガーライターアダプタ22が接続されていないときには、電池207から供給される電力をこの端末2の各部に分配する。電池は、例えば、単4型乾電池であるが、繰り返し充電可能な2次電池であってもよい。
【0034】
続いて、図4を用いて、上記GPS端末2を含んで構成される本発明の運行軌跡解析システムに係る処理手順例及びこれに付随する出力例について説明する。図4は、本発明の実施形態に係る運行履歴収集等に係る処理手順を示すフローチャートである。なお、実際には複数あるGPS端末の処理手順は同様であるので、ここでは、代表してそのうちのひとつを示している。
【0035】
まず、データ収集に先立ち、GPS端末2における履歴取得間隔等の装置設定が行われる。このために、GPS端末2のUSB端子UXと運行軌跡解析装置11のUSB端子とが、USBケーブル23を介して接続される。この後、図4のステップS101において、運行軌跡解析装置11における入力部を利用して、履歴取得間隔等の装置設定に係るパラメータが設定され、GPS端末2のステップS201において、この設定値がGPS端末2の記憶部203或いは制御部201内のメモリに格納される。したがって、データ量や電源節約を考慮したデータ収集が可能になる。なお、ステップS101は、請求項の端末設定手段に対応する。
【0036】
次に、GPS端末2ではステップS202において、履歴取得開始トリガが待機されており(ステップS202のN)、履歴取得開始トリガがあるとステップS202以降に進む(ステップS202のY)。履歴取得開始トリガは、例えば、上記スイッチ部205のひとつであるパワースイッチのオン操作である。
【0037】
次に、ステップS203においては、履歴取得間隔経過が待機されている(ステップS203のN)。履歴取得間隔は上記設定された値であり、例えば、30秒〜3分程度である。この時間が経過すると(ステップS203のY)、ステップS204及びステップS205に進み、GPS信号を利用して現在時刻及び自端末の存在する位置が取得される。取得された時刻及び位置は関連づけられて、後述の進行速度及び進行方向計算のために、少なくとも一時点前のデータが制御部201のRAMに保持される。なお、現在時刻は、制御部201のCPUに含まれるタイマ機能を利用して取得することも可能である。なお、ステップS204及びステップS205はそれぞれ、請求項の時刻取得手段及び位置取得手段に対応する。
【0038】
次に、ステップS206において、自端末の進行速度が計算される。進行速度は、上述の取得された時刻及び位置に基づき計算可能である。すなわち、一時点前及び現時点の位置の差分から進行速度が計算できる。なお、ステップS206は、請求項の速度計算手段に対応する。
【0039】
次に、ステップS207において、自端末の進行方向が計算される。進行方向も、上述の取得された時刻及び位置に基づき計算可能である。すなわち、一時点前及び現時点の位置から得られる進行方向と基準となる進行方向とを比較することにより、自端末の進行方向が計算できる。なお、ステップS207は、請求項の方向計算手段に対応する。
【0040】
そして、これら取得された時刻、位置、計算された速度、方向が、自端末の端末移動履歴203aとして、記憶部203に格納される。換言すれば、位置、速度及び方向が、時系列的に記憶部203に格納される。
【0041】
なお、速度や方向は、上記のように時刻及び位置に基づき計算できるので、管理センタ1に装備される運行軌跡解析装置11によっても同様に計算可能である。したがって、速度や方向は、必ずしも移動履歴203aに含まれる必要はない。但し、端末2にて計算された速度や方向を移動履歴203aに含ませておくことにより、運行軌跡解析装置11における計算処理が軽減するという効果もある。
【0042】
このような時刻や位置の取得処理、速度や方向の計算処理、それらの格納処理は、ステップS209において履歴取得終了トリガがあるまで継続される(ステップS209のN)。履歴取得終了トリガがあると(ステップS209のY)、ステップS210に進んで外部装置からの端末移動履歴203aの転送要求が待機される(ステップS210のY)。なお、履歴取得終了トリガは、例えば、上記スイッチ部205のひとつであるパワースイッチのオフ操作である。
【0043】
運行軌跡解析装置11に端末移動履歴203aを転送するためには、GPS端末2のUSB端子UXと運行軌跡解析装置11のUSB端子とが、USBケーブル23を介して接続される。この後、運行軌跡解析装置11のステップS102において、運行軌跡解析装置11における入力部を利用して、端末移動履歴203aの転送要求が出される。
【0044】
GPS端末2のステップS210において、端末移動履歴203aの転送要求を受けると(ステップS210のY)、ステップS211において、記憶部203から端末移動履歴203aが読み出され、続いて、ステップS212において、端末移動履歴203aがUSB端子UX、USBケーブル23を介して、運行軌跡解析装置11に転送される。
【0045】
運行軌跡解析装置11では、ステップS103において、端末移動履歴203aが受信されると、ステップS104において、この端末移動履歴203aに対して、車両番号等の関連づけが行われる。すなわち、GPS端末2を装着していた車両3の車両番号等が、ここで端末移動履歴203aに関連づけられる。車両番号の設定は、入力部を利用して行われる。このとき、同時に、客先名、配送地区、ドライバー等も同様に関連づけて格納しておくことが好ましい(図7参照)。そして、ステップS105において、少なくとも、車両番号等の関連づけらた端末移動履歴203a、すなわち、車両毎の端末移動履歴203aが、運行履歴111dとして運行軌跡解析装置11の記憶部111に格納、更新される。
【0046】
更に、図5〜図8を用いて、本発明の運行軌跡解析に係る処理手順及びこれに付随する出力を例示する。図5は、本発明の実施形態に係る運行軌跡解析に係る処理手順を示すフローチャートである。図6は、図5の処理手順に付随する運行軌跡地図の出力例を示す図である。図7は、図5の処理手順に付随する運行軌跡リストの出力例を示す図である。図8は、図5の処理手順に付随する車間距離グラフの出力例を示す図である。
【0047】
ここで、運行軌跡解析装置11の記憶部111には、上述のような内容の運行履歴111dが格納されているものとする。まず、運行軌跡解析装置11では、まず、ステップS111において、後述の運行軌跡地図や、運行軌跡リスト、車間距離グラフを出力するための検索条件が入力部を利用して設定される。検索条件としては、少なくとも車両番号及び日付/時間帯が設定されればよいが、配送地区やドライバー名が運行履歴111dに含まれているときには、これらを検索条件にすることも可能である。また、検索条件は複数種の車両に対応するものでもよく、ここでは、3つの車両番号が設定されるものとする。なお、ステップS111は、請求項の検索条件設定手段に対応する。
【0048】
次に、ステップS112において、記憶部111に格納される運行履歴111dにアクセスして、上述の設定された検索条件にしたがって検索処理が行われる。次に、ステップS113において、検索結果に応じた地域の地図データが、上記地図データベース111bから取得される。次に、ステップS114において、この取得された地図データ及び上記検索条件を満たす運行軌跡に基づいて、例えば、図6に示すような運行軌跡地図112aが表示部に表示される。運行軌跡地図112aは、運行軌跡解析装置11の表示部への表示のみならず、図示しない印字装置による紙上印字であってもよい。また、後述の運行軌跡リスト112bや車間距離グラフ112cも同様である。
【0049】
図6に示すように、運行軌跡地図112a上には、上記検索条件として設定された車両番号に対応する車両31、32及び33の運行軌跡112a1、112a2及び112a3が重畳される。例えば、運行軌跡112aに示すように、履歴取得間隔毎の位置、…、t1、t2、t3、t4、t5、t6、…、が時系列的にプロットされていき、これらが線で結ばれる。運行軌跡112a1、112a2及び112a3は、互いに識別可能なように、異なる色で表示することが好ましい。また、プロットした各位置に対応づけて、車両番号/通過時刻を表示したり、図中、AスーパーやBストアで示すようなランドマークや客先名等を表示することが好ましい。このような運行軌跡地図112aにより、運行軌跡解析を効率的に行うことができるようになる。なお、ステップS114は、請求項の運行軌跡地図出力手段に対応する。
【0050】
次に、入力部による所定操作に応答して、ステップS115に進むと、例えば、図7に示すような上記検索条件を満たす運行軌跡リスト112bが表示部に表示される。図7に示すように、運行軌跡リスト112bには、例えば、車両番号112b1、客先名112b2、配送地区112b3、ドライバー112b4、日付/時間帯112b5、所要時間112b6、データNo.112b7、日付112b8、時刻112b9、速度112b10、方向112b11及び地点状況112b12等が含まれる。このうち、車両番号112b1や日付/時間帯112b5は、検索条件として設定されたものであり、その他は、検索条件に応じて運行履歴111dや地図データベース111bから取得されたり計算されたりした値である。ここで、運行軌跡リスト112bは、一車両ぶんだけ例示したが、設定した車両にそれぞれ対応する複数のリストが表示可能である。このような運行軌跡リスト112bにより、運行軌跡解析を効率的かつ詳細に行うことができるようになる。なお、ステップS115は、請求項の運行軌跡リスト出力手段に対応する。
【0051】
更に、ステップS116において、車間距離表示指令があるとステップS117に進み(ステップS116のY)、さもなければ一連の処理を終了する(ステップS116のN)。ステップS117においては、車間距離が計算される。車間距離は、上記車両番号が設定された3台の車両のそれぞれの車間距離が計算される。例えば、車両31、32、33に対応する車両番号が設定されているときには、車両31、32の車間距離X12、車両32、33の車間距離X23、及び車両33、31の車間距離X31がそれぞれ計算される。なお、ステップS117は、請求項の車間距離計算手段に対応する。
【0052】
計算された車間距離X12、X23、X31はそれぞれ、ステップS118において、車間距離グラフ112cとして表示部に表示される。車間距離グラフ112cは、例えば、図8に示すように、横軸に設定された日付/時間帯に対応する時刻、縦軸に車間距離が割り当てられる。そして、各車間距離X12、X23、X31を示す折れ線グラフがそれぞれ描かれる。なお、ステップS118は、請求項の車間距離出力手段に対応する。
【0053】
次に、ステップS119において、車間距離グラフ112c上の所定の分析箇所、例えば、図8中、Tで示す箇所が、入力部を利用して指定される。この指定は、例えば、Tで示される箇所が入力部としてのマウスを利用してマークされることにより行われる。なお、Tで示す箇所は、車間距離X12が0m、すなわち、車両31と32とが、この時間帯においては同一の運行ルートを走行していることを示す。
【0054】
そして、ステップS120において、指定された箇所Tが、例えば、図6に示した運行軌跡地図112aに反映されて表示される。すなわち、指定されたTで示す箇所が、運行軌跡地図112aでは、t1〜t6間に対応する運行ルートであることが、他情報と識別可能に表示される。t1〜t6間の運行ルートは、例えば、赤色で点滅させるようにする。なお、ステップS120は、請求項の指定部分出力手段に対応する。
【0055】
このような表示により、不効率な運行ルート等が即座に把握可能になる。すなわち、点滅している箇所は、車両31と32とがこの時間帯において同一の運行ルートを走行していることを意味するので、この区間に配送目的地がある場合等には、1台の車両により貨物の輸送や配送が可能であって、一方の車両は無駄な走行や時間浪費をしたことを認識することができる。したがって、現行の運行ルートの改善や最適な運行ルート計画等に役立てることができる。
【0056】
このように本実施形態によれば、GPS端末2を目的車両のダッシュボード等に装着しておくだけで、運行軌跡の解析に必要なデータを正確かつ容易に収集できるので、軌跡調査員を目的車両に搭乗させ、運行軌跡を逐次地図上にプロットするというような面倒なデータ収集作業が不要になる。また、車間距離に関する情報も出力されるので、不効率な運行ルート等も容易に把握可能になる。これらの結果、安価でありながら、正確且つ効率的に運行軌跡の解析に必要なデータを収集して、効率的な運行ルート計画等が可能となる。
【0057】
なお、上記実施形態では、複数の車両が1つの管理センタ1が設置された会社に属している例を示したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、本発明では、GPS端末2が着脱可能であるので、例えば、貨物の輸送や配送を依頼した業者の各車両に、上記GPS端末2をそれぞれ装着しておき、各GPS端末2にて収集された運行履歴を依頼元に装備された運行軌跡解析装置11で解析し、検証することも可能となる。逆に、依頼を受けた業者は、最適な運行ルートを走行したという事実を容易に証明することも可能になる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、従来のように、軌跡調査員を目的車両に搭乗させ、運行軌跡を逐次地図上にプロットするというような面倒なデータ収集作業が不要になる。すなわち、本発明によれば、GPS端末2を目的車両のダッシュボード等に装着しておくだけで、運行軌跡の解析に必要なデータを正確かつ容易に収集できる。
【0059】
請求項2記載の発明によれば、GPS端末2の移動速度及び移動方向が計算され、端末移動履歴として、位置及び時刻と共に移動速度及び移動方向も格納される。したがって、GPS端末2を目的車両のダッシュボード等に設置しておくだけで、運行軌跡の解析に必要なより有用なデータを収集できる。
【0060】
請求項3記載の発明によれば、運行軌跡解析装置11を利用してGPS端末2における位置の取得間隔が設定可能である。したがって、データ量や電源節約を考慮したデータ収集が可能になる。
【0061】
請求項4記載の発明によれば、端末移動履歴を読み出して生成した運行履歴から所望の条件で検索された結果に基づき、端末移動履歴に対応する車両3の運行軌跡地図が生成され出力される。したがって、上記のような運行履歴収集の容易さに加えて、運行軌跡解析も効率的に行うことができる。
【0062】
請求項5記載の発明によれば、端末移動履歴を読み出して生成した運行履歴から所望の条件で検索された結果に基づき、端末移動履歴に対応する車両3の運行軌跡リストも生成され出力される。したがって、上記のような運行履歴収集の容易さに加えて、運行軌跡解析も効率的かつ詳細に行うことができる。
【0063】
請求項6記載の発明によれば、指定された複数の車両3間におけるそれぞれの時刻と車間距離との関係が計算され、この車間距離に関する情報が出力される。出力された車間距離に関する情報により、不効率な運行ルート等が容易に把握可能になる。すなわち、本発明は複数の車両3に対する最適な運行ルート計画等に非常に有益となる。
【0064】
請求項7記載の発明によれば、出力された車間距離に関する情報のうちで指定された部分が、車両3の運行軌跡地図上に他情報と識別可能に出力される。したがって、不効率な運行ルート等が更に容易に把握可能になる。すなわち、本発明は複数の車両3に対する最適な運行ルート計画等に更に有益となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るシステム構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態に係るGPS端末の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態に係る運行履歴収集等に係る処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態に係る運行軌跡解析に係る処理手順を示すフローチャートである。
【図6】図5の処理手順に付随する運行軌跡地図の出力例を示す図である。
【図7】図5の処理手順に付随する運行軌跡リストの出力例を示す図である。
【図8】図5の処理手順に付随する車間距離グラフの出力例を示す図である。
【符号の説明】
1 管理センタ
2 GPS端末
3、31、32、33 車両
4 GPS衛星
11 運行軌跡解析装置
Claims (7)
- 車両に任意に着脱可能なGPS端末により取得されこの端末に格納されている端末移動履歴を、運行軌跡解析装置にて読み出しこれに基づき車両の運行軌跡を解析するシステムであって、
前記GPS端末は、
GPS信号に基づき自端末の存在する位置を取得する位置取得手段と、
前記位置に対応づけて時刻を取得する時刻取得手段と、
少なくとも取得した前記位置及び前記時刻を、前記端末移動履歴として格納する端末移動履歴格納手段と、
前記運行軌跡解析装置とデータ授受可能な端末入出力部と、を備え、
前記運行軌跡解析装置は、
前記GPS端末とデータ授受可能な装置入出力部と、
前記端末入出力部から出力され前記装置入出力部に入力された前記端末移動履歴を、前記GPS端末を装着していた車両の運行履歴として格納する運行履歴格納手段と、を備え、
前記運行履歴に基づき前記車両の運行軌跡を解析するための情報を生成して出力する、
ことを特徴とする運行軌跡解析システム。 - 請求項1記載の運行軌跡解析システムにおいて、
前記GPS端末は、
前記位置及び前記時刻に基づきこの端末の移動速度を計算する速度計算手段と、
前記位置及び前記時刻に基づきこの端末の移動方向を計算する方向計算手段と、を更に備え、
前記端末移動履歴格納手段は、
前記移動速度及び前記移動方向も前記端末移動履歴として格納する、
ことを特徴とする運行軌跡解析システム。 - 請求項2記載の運行軌跡解析システムにおいて、
前記運行軌跡解析装置は、
前記装置入出力部及び前記端末入出力部を介して、前記GPS端末における前記位置の取得間隔を設定可能な端末設定手段、を更に備える、
ことを特徴とする運行軌跡解析システム。 - 請求項1記載の運行軌跡解析システムにおいて、
前記運行軌跡解析装置は、
前記運行履歴から、前記運行軌跡を解析するための情報を抽出するための検索条件を設定する検索条件設定手段と、
前記検索条件設定手段による検索結果に基づき前記車両の運行軌跡地図を生成して出力する運行軌跡地図出力手段と、を更に備える、
ことを特徴とする運行軌跡解析システム。 - 請求項4記載の運行軌跡解析システムにおいて、
前記運行軌跡解析装置は、
前記検索結果に基づき前記車両の運行軌跡リストを生成して出力する運行軌跡リスト出力手段、を更に備える、
ことを特徴とする運行軌跡解析システム。 - 請求項1記載の運行軌跡解析システムにおいて、
前記運行履歴格納手段は、
複数の車両にそれぞれ対応する運行履歴を格納しており、
前記運行軌跡解析装置は、
前記運行履歴に基づき、指定された複数の車両間におけるそれぞれの時刻と車間距離との関係を計算する車間距離計算手段と、
計算された前記車間距離に関する情報を出力する車間距離出力手段と、を更に備える、
ことを特徴とする運行軌跡解析システム。 - 請求項6記載の運行軌跡解析システムにおいて、
前記運行軌跡解析装置は、
出力された前記車間距離に関する情報のうちで指定された部分を前記車両の運行軌跡地図上に他情報と識別可能に出力する指定部分出力手段、を更に備える、
ことを特徴とする運行軌跡解析システム。
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