JPH10283519A - Gps位置データ記録方法、gps位置データ記録装置及び運行管理装置 - Google Patents

Gps位置データ記録方法、gps位置データ記録装置及び運行管理装置

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JPH10283519A
JPH10283519A JP9085044A JP8504497A JPH10283519A JP H10283519 A JPH10283519 A JP H10283519A JP 9085044 A JP9085044 A JP 9085044A JP 8504497 A JP8504497 A JP 8504497A JP H10283519 A JPH10283519 A JP H10283519A
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JP
Japan
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data
traveling direction
operation management
gps
predetermined
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Application number
JP9085044A
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English (en)
Inventor
Toshio Komatsu
敏夫 小松
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運行管理データ106aを解析しただけで車両
が走行した経路を従来に比べてより正確に判定できるG
PS位置データ記録方法及びこれを実行するGPS位置
データ記録装置10を提供すること。 【解決手段】 GPS信号11aを所定のタイミングで
受信し時刻データ102a-2、位置データ102a-3,10
2a-4及び進行方向データを抽出してGPSデータ102a
を生成する受信工程と、進行方向データ104aに基づい
てGPSデータ102a及び進行方向データ104aを運行
管理データ106aとして保持する制御を所定時刻毎又は
一定走行距離毎に実行する記録管理工程と、運行管理デ
ータ106aを受け取って所定の順番で記録する記憶工程
を有するGPS位置データ記録方法、GPS位置データ
記録装置及び運行管理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置データ記録方
法、及びこの方法を用いた位置データの記録装置並びに
運行管理装置に関し、特に、GPS(Global P
ositionig Systemの略称)を構成する
人工衛星から送信されるGPS信号を応用した車両に関
する位置データ記録方法、及びこの方法を用いたに車両
位置の記録装置並びに車両の運行管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の運行管理装置としては、例
えば、GPSを構成する人工衛星から送信されるGPS
信号を一定時間毎又は一定走行距離毎に受信しGPS信
号に含まれる時刻データと位置データを抽出する受信手
段と、時刻データと位置データを運行管理データとして
保持する制御を一定時間毎又は一定走行距離毎に実行す
る記録管理手段と、作業時刻や休憩時間におけるエンジ
ン回転数、走行距離又は走行速度を所定時間毎に計測し
て運行記録データを作成して作業時刻に対応した時系列
順に出力する運行記録計と、運行管理データや運行記録
データを記録するメモリ等がから構成されたような車両
載装置がある。
【0003】例えば、この様な運行管理装置がトラック
等の配送車両に応用された場合、受信手段が1秒経過毎
又はトラックが1km走行する毎にPS信号を受信しこ
のGPS信号に含まれる時刻データと位置データである
経度データ及び緯度データを抽出し、記録管理手段が時
刻データ、経度データ及び緯度データをトラックの運行
管理データとして保持する制御を1秒毎又は1km走行
毎に実行し、運行記録計が配送作業時刻や休憩時間にお
けるトラックのエンジン回転数(単位は[rpm])、
走行距離(単位は[km])又は走行速度(単位は[k
m/h])を1秒毎又は1km走行毎に計測し運行記録
データを作成して作業時刻に対応した時系列順に出力
し、メモリ等が運行管理データや運行記録データを記録
していた。
【0004】この様な運行管理装置においては、配送作
業終了後に管理センターにメモリを回収し、メモリに記
憶されている運行管理データをパソコン(以降、PCと
総称することにする)等の後方処理装置を用いて読み出
して、エンジン回転数や走行距離といった車両管理、走
行速度や作業時刻や休憩時間といった運転者管理が行わ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の運行管理装置では、時刻データ、経度データ
及び緯度データを単に一定時間毎又は一定走行距離毎に
運行管理データとして保持していたため、管理センター
が車両管理や運転者管理を行おうとした場合に、運行管
理データを解析しただけでは車両が走行した経路が正確
に判定できない場合があるといった技術的課題があっ
た。
【0006】具体的には、図4に示すように、X地点か
らY地点へ車両が走行する際に経路Aと経路Bの2経路
の何れかも選択可能であり、経路A又は経路Bを走行し
てX地点からY地点へ車両が移動する途中の適当なタイ
ミングで時刻データ、経度データ及び緯度データが収集
されなかった場合、経路Aを通ってX地点からY地点へ
車両が走行したのか、又は経路Bを通ってX地点からY
地点へ車両が走行したのかといった車両の走行経路の判
定を行うことが、メモリに記憶されている運行管理デー
タからだけでは難しい場合があるという技術的課題があ
った。
【0007】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題としており、第1に、全地球測位システ
ムを構成する人工衛星から送信されるGPS信号を所定
のタイミングで受信すると共に、GPS信号に含まれる
少なくとも時刻データ、位置データ及び進行方向データ
を抽出してGPSデータを生成する受信工程と、進行方
向データに基づいてGPSデータ及び進行方向データを
運行管理データとして保持する制御を所定時刻毎に実行
する記録管理工程と、運行管理データを受け取って所定
の順番で記録する記憶工程を設けることに依り、時刻デ
ータ、経度データ及び緯度データに加えて進行方向デー
タを所定時刻毎に運行管理データとして保持でき、その
結果、管理センターが車両管理や運転者管理を行おうと
した場合に、運行管理データを解析しただけで車両が走
行した経路を従来に比べてより正確に判定できるGPS
位置データ記録方法及びこれを実行するGPS位置デー
タ記録装置を提供することを課題としている。
【0008】第2に、全地球測位システムを構成する人
工衛星から送信されるGPS信号を所定のタイミングで
受信すると共に、GPS信号に含まれる少なくとも時刻
データ、位置データ及び進行方向データを抽出してGP
Sデータを生成する受信工程と、進行方向データに基づ
いてGPSデータ及び進行方向データを運行管理データ
として保持する制御を一定の走行距離毎に実行する記録
管理工程と、運行管理データを受け取って所定の順番で
記録する記憶工程を設けることに依り、時刻データ、経
度データ及び緯度データに加えて進行方向データを一定
走行距離毎に運行管理データとして保持でき、その結
果、管理センターが車両管理や運転者管理を行おうとし
た場合に、運行管理データを解析しただけで車両が走行
した経路を従来に比べてより正確に判定できるGPS位
置データ記録方法及びこれを実行するGPS位置データ
記録装置を提供することを課題としている。
【0009】第3に、全地球測位システムを構成する人
工衛星から送信されるGPS信号を所定のタイミングで
受信すると共に、GPS信号に含まれる少なくとも時刻
データ、位置データ及び進行方向データを抽出してGP
Sデータを生成する受信工程と、進行方向データに基づ
いて進行方向の変化量と所定の規定変化量とを所定タイ
ミング毎に比較すると共に、進行方向の変化量が規定変
化量未満であった場合にGPSデータを運行管理データ
して保持する制御を実行し、又進行方向の変化量が規定
変化量以上であった場合にGPSデータに進行方向デー
タを含めて運行管理データを生成して保持する制御を所
定時刻毎に実行する記録管理工程と、運行管理データを
受け取って所定の順番で記録する記憶工程を設けること
に依り、進行方向の変化量が規定変化量以上であった場
合に時刻データ、経度データ及び緯度データに加えて進
行方向データを所定時刻毎に運行管理データとして保持
でき、その結果、管理センターが車両管理や運転者管理
を行おうとした場合に、運行管理データを解析しただけ
で車両が走行した経路を従来に比べてより正確に判定で
きるGPS位置データ記録方法及びこれを実行するGP
S位置データ記録装置を提供することを課題としてい
る。
【0010】第4に、全地球測位システムを構成する人
工衛星から送信されるGPS信号を所定のタイミングで
受信すると共に、GPS信号に含まれる少なくとも時刻
データ、位置データ及び進行方向データを抽出してGP
Sデータを生成する受信工程と、進行方向データに基づ
いて進行方向の変化量と所定の規定変化量とを所定タイ
ミング毎に比較すると共に、進行方向の変化量が規定変
化量未満であった場合にGPSデータを運行管理データ
して保持する制御を実行し、又進行方向の変化量が規定
変化量以上であった場合にGPSデータに進行方向デー
タを含めて運行管理データを生成して保持する制御を一
定走行距離毎に実行する記録管理工程と、運行管理デー
タを受け取って所定の順番で記録する記憶工程を設ける
ことに依り、進行方向の変化量が規定変化量以上であっ
た場合に時刻データ、経度データ及び緯度データに加え
て進行方向データを一定走行距離毎に運行管理データと
して保持でき、その結果、管理センターが車両管理や運
転者管理を行おうとした場合に、運行管理データを解析
しただけで車両が走行した経路を従来に比べてより正確
に判定できるGPS位置データ記録方法及びこれを実行
するGPS位置データ記録装置を提供することを課題と
している。
【0011】第5に、上記GPS位置データ記録装置
と、車両に搭載され、作業時刻や休憩時間におけるエン
ジン回転数、走行距離又は走行速度を所定時間毎に計測
して運行記録データを作成すると共に、作成した運行記
録データを作業時刻に対応した時系列順に出力する運行
記録計を有する運行管理装置に依り、時刻データ、経度
データ及び緯度データに加えて進行方向データを所定時
刻毎又は一定走行距離毎に運行管理データとして保持で
き、その結果、管理センターが車両管理や運転者管理を
行おうとした場合に、運行管理データを解析しただけで
車両が走行した経路を従来に比べてより正確に判定でき
るGPS位置データ記録方法及びこれを実行するGPS
位置データ記録装置を提供することを課題としてい
る。。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、全地球測位システムを構成する人工衛星11から送
信されるGPS信号11aを所定のタイミングで受信す
ると共に、当該GPS信号11aに含まれる少なくとも
時刻データ102a-2、位置データ102a-3,102a-4及
び進行方向データ104aを抽出してGPSデータ102a
を生成する受信工程と、前記進行方向データ104aに基
づいて前記GPSデータ102a及び当該進行方向データ
104aを運行管理データ106aとして保持する制御を所
定時刻毎に実行する記録管理工程と、前記運行管理デー
タ106aを受け取って所定の順番で記録する記憶工程を
有する、ことを特徴とするGPS位置データ記録方法で
ある。
【0013】請求項1に記載の発明に依れば、時刻デー
タ102a-2、経度データ102a-3及び緯度データ102a
-4に加えて進行方向データ104aを所定時刻毎に運行管
理データ106aとして保持でき、その結果、管理センタ
ーが車両管理や運転者管理を行おうとした場合に、運行
管理データ106aを解析しただけで車両が走行した経路
を従来に比べてより正確に判定できるようになるといっ
た効果を奏する。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のGPS位置データ記録方法において、前記記録管理工
程は、前記運行管理データ106aを保持する制御を前記
所定時刻毎に実行すると共に、前記進行方向データ10
4aに基づいて前記進行方向の変化量と所定の規定変化量
とを所定タイミング毎に比較し当該進行方向の変化量が
当該規定変化量以上であった場合に前記所定時刻毎の運
行管理データ106aの保持制御に加えて当該所定タイミ
ングにおける運行管理データ106aの保持制御を実行す
る、ことを特徴とするGPS位置データ記録方法であ
る。
【0015】請求項2に記載の発明に依れば、請求項1
に記載の効果に加えて、この様な記録管理工程を設ける
ことに依り、所定時刻毎の時刻データ102a-2、経度デ
ータ102a-3及び緯度データ102a-4の保持に加えて、
規定変化量に応じた運行管理データ106aを作成して保
持できるようになるといった効果を奏する。即ち、所定
タイミングにおいて進行方向の変化量が規定変化量以上
であった場合に時刻データ102a-2、経度データ102a
-3及び緯度データ102a-4に加えて所定タイミングにお
ける進行方向データ104aを運行管理データ106aとし
て保持できるようになるといった効果を奏する。その結
果、無用な進行方向データ104aを用いた運行管理デー
タ106aの形成や保持が回避でき、その結果、車両走行
経路の正確な判定に加えて、より高速で且つメモリの利
用効率の高いGPS位置データ記録処理ができるように
なるといった効果を奏する。
【0016】請求項3に記載の発明は、全地球測位シス
テムを構成する人工衛星11から送信されるGPS信号
11aを所定のタイミングで受信すると共に、当該GP
S信号11aに含まれる少なくとも時刻データ102a-
2、位置データ102a-3,102a-4及び進行方向データ
104aを抽出してGPSデータ102aを生成する受信工
程と、前記進行方向データ104aに基づいて前記GPS
データ102a及び当該進行方向データ104aを運行管理
データ106aとして保持する制御を一定の走行距離毎に
実行する記録管理工程と、前記運行管理データ106aを
受け取って所定の順番で記録する記憶工程を有する、こ
とを特徴とするGPS位置データ記録方法である。
【0017】請求項3に記載の発明に依れば、時刻デー
タ102a-2、経度データ102a-3及び緯度データ102a
-4に加えて進行方向データ104aを一定走行距離毎に運
行管理データ106aとして保持でき、その結果、管理セ
ンターが車両管理や運転者管理を行おうとした場合に、
運行管理データ106aを解析しただけで車両が走行した
経路を従来に比べてより正確に判定できるようになると
いった効果を奏する。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のGPS位置データ記録方法において、前記記録管理工
程は、一定走行距離毎に前記運行管理データ106aを保
持する制御を実行すると共に、前記進行方向データ10
4aに基づいて前記進行方向の変化量と所定の規定変化量
とを前記一定走行距離毎に比較し当該進行方向の変化量
が当該規定変化量以上であった場合に前記一定走行距離
毎の運行管理データ106aの保持制御に加えて当該所定
タイミングにおける運行管理データ106aの保持制御を
実行する、ことを特徴とするGPS位置データ記録方法
である。
【0019】請求項4に記載の発明に依れば、請求項3
に記載の効果に加えて、一定走行距離毎の時刻データ1
02a-2、経度データ102a-3及び緯度データ102a-4の
保持に加えて、規定変化量に応じた運行管理データ10
6aを作成して保持できるようになるといった効果を奏す
る。即ち、時刻データ102a-2、経度データ102a-3及
び緯度データ102a-4を一定走行距離毎に運行管理デー
タ106aとして保持し、更に、所定タイミングにおける
進行方向の変化量が規定変化量以上であった場合に時刻
データ102a-2、経度データ102a-3及び緯度データ1
02a-4に加えて所定タイミングにおける進行方向データ
104aを一定走行距離毎に運行管理データ106aとして
保持できるようになるといった効果を奏する。その結
果、無用な進行方向データ104aを用いた運行管理デー
タ106aの形成や保持が回避でき、その結果、車両走行
経路の正確な判定に加えて、より高速で且つメモリの利
用効率の高いGPS位置データ記録処理ができるように
なるといった効果を奏する。
【0020】請求項5に記載の発明は、全地球測位シス
テムを構成する人工衛星11から送信されるGPS信号
11aを所定のタイミングで受信すると共に、当該GP
S信号11aに含まれる少なくとも時刻データ102a-
2、位置データ102a-3,102a-4及び進行方向データ
を抽出してGPSデータ102aを生成する受信工程と、
前記進行方向データ104aに基づいて前記進行方向の変
化量と所定の規定変化量とを前記所定タイミング毎に比
較すると共に、当該進行方向の変化量が当該規定変化量
未満であった場合に前記GPSデータ102aを運行管理
データ106aして保持する制御を実行し、又当該進行方
向の変化量が当該規定変化量以上であった場合に前記G
PSデータ102aに当該進行方向データ104aを含めて
運行管理データ106aを生成して保持する制御を所定時
刻毎に実行する記録管理工程と、前記運行管理データ1
06aを受け取って所定の順番で記録する記憶工程を有す
る、ことを特徴とするGPS位置データ記録方法であ
る。
【0021】請求項5に記載の発明に依れば、所定タイ
ミングにおける進行方向の変化量が規定変化量以上であ
った場合に時刻データ102a-2、経度データ102a-3及
び緯度データ102a-4に加えて進行方向データ104aを
所定時刻毎に運行管理データ106aとして保持でき、そ
の結果、管理センターが車両管理や運転者管理を行おう
とした場合に、運行管理データ106aを解析しただけで
車両が走行した経路を従来に比べてより正確に判定でき
るようになるといった効果を奏する。
【0022】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
のGPS位置データ記録方法において、前記記録管理工
程は、前記運行管理データ106aを保持する制御を前記
所定時刻毎に実行すると共に、前記進行方向データ10
4aに基づいて前記進行方向の変化量と所定の規定変化量
とを前記所定タイミング毎に比較し当該進行方向の変化
量が当該規定変化量以上であった場合に前記所定時刻毎
の運行管理データ106aの保持制御に加えて当該所定タ
イミングにおける運行管理データ106aの保持制御を実
行する、ことを特徴とするGPS位置データ記録方法で
ある。
【0023】請求項6に記載の発明に依れば、請求項5
に記載の効果に加えて、所定時刻毎の運行管理データ1
06aの作成及び保持に加えて、所定タイミング毎に規定
変化量に応じた運行管理データ106aを作成して保持で
きるようになるといった効果を奏する。即ち、所定タイ
ミングにおける進行方向の変化量が当該規定変化量未満
であった場合に時刻データ102a-2、経度データ102a
-3及び緯度データ102a-4を運行管理データ106aとし
て保持し、更に、所定タイミングにおける進行方向の変
化量が規定変化量以上であった場合に時刻データ102a
-2、経度データ102a-3及び緯度データ102a-4に加え
て所定タイミングにおける進行方向データ104aを所定
タイミングにおける運行管理データ106aとして保持で
きるようになるといった効果を奏する。その結果、無用
な進行方向データ104aを用いた運行管理データ106a
の形成や保持が回避でき、その結果、車両走行経路の正
確な判定に加えて、より高速で且つメモリの利用効率の
高いGPS位置データ記録処理ができるようになるとい
った効果を奏する。
【0024】請求項7に記載の発明は、全地球測位シス
テムを構成する人工衛星11から送信されるGPS信号
11aを所定のタイミングで受信すると共に、当該GP
S信号11aに含まれる少なくとも時刻データ102a-
2、位置データ102a-3,102a-4及び進行方向データ
104aを抽出してGPSデータ102aを生成する受信工
程と、前記進行方向データ104aに基づいて前記進行方
向の変化量と所定の規定変化量とを前記所定タイミング
毎に比較すると共に、当該進行方向の変化量が当該規定
変化量未満であった場合に前記GPSデータ102aを運
行管理データ106aして保持する制御を実行し、又当該
進行方向の変化量が当該規定変化量以上であった場合に
前記GPSデータ102aに当該進行方向データ104aを
含めて運行管理データ106aを生成して保持する制御を
一定走行距離毎に実行する記録管理工程と、前記運行管
理データ106aを受け取って所定の順番で記録する記憶
工程を有する、ことを特徴とするGPS位置データ記録
方法である。
【0025】請求項7に記載の発明に依れば、進行方向
の変化量が規定変化量以上であった場合に時刻データ1
02a-2、経度データ102a-3及び緯度データ102a-4に
加えて進行方向データ104aを一定走行距離毎に運行管
理データ106aとして保持でき、その結果、管理センタ
ーが車両管理や運転者管理を行おうとした場合に、運行
管理データ106aを解析しただけで車両が走行した経路
を従来に比べてより正確に判定できるようになるといっ
た効果を奏する。
【0026】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
のGPS位置データ記録方法において、前記記録管理工
程は、前記運行管理データ106aを保持する制御を前記
一定走行距離毎に実行すると共に、前記進行方向データ
104aに基づいて前記進行方向の変化量と所定の規定変
化量とを前記所定タイミング毎に比較し当該進行方向の
変化量が当該規定変化量以上であった場合に前記一定走
行距離毎の運行管理データ106aの保持制御に加えて当
該所定タイミングにおける運行管理データ106aの保持
制御を実行する、ことを特徴とするGPS位置データ記
録方法である。
【0027】請求項8に記載の発明に依れば、請求項7
に記載の効果に加えて、一定走行距離毎の運行管理デー
タ106aの作成及び保持に加えて、所定タイミング毎に
規定変化量に応じた運行管理データ106aを作成して保
持できるようになるといった効果を奏する。即ち、所定
タイミングにおける進行方向の変化量が当該規定変化量
未満であった場合に時刻データ102a-2、経度データ1
02a-3及び緯度データ102a-4を運行管理データ106a
として保持し、更に、所定タイミングにおける進行方向
の変化量が規定変化量以上であった場合に時刻データ1
02a-2、経度データ102a-3及び緯度データ102a-4に
加えて所定タイミングにおける進行方向データ104aを
運行管理データ106aとして保持できるようになるとい
った効果を奏する。その結果、無用な進行方向データ1
04aを用いた運行管理データ106aの形成や保持が回避
でき、その結果、車両走行経路の正確な判定に加えて、
より高速で且つメモリの利用効率の高いGPS位置デー
タ記録処理ができるようになるといった効果を奏する。
【0028】請求項9に記載の発明は、請求項2又は6
に記載のGPS位置データ記録方法において、前記記録
管理工程は、前記所定時刻毎の運行管理データ106aの
保持制御に加えて当該所定タイミングにおける運行管理
データ106aの保持制御を実行した場合に、当該所定タ
イミングにおける運行管理データ106aの保持制御の実
行タイミングを前記所定時刻の始点とするリッセット工
程を含む、ことを特徴とするGPS位置データ記録方法
である。
【0029】請求項9に記載の発明に依れば、請求項2
又は6に記載の効果に加えて、この様なリッセット工程
を設けることに依り、進行方向データ104aを加えた運
行管理データ106aの保持制御が実行された際に、その
実行タイミングを運行管理データ106aの保持制御の新
たな開始時点として用いることができるようになるとい
った効果を奏する。その結果、実行タイミング時の運行
管理データ106aの保持制御と所定時刻毎の運行管理デ
ータ106aの保持制御とが衝突したり、続けて実行され
たりすることを回避できるようになるといった効果を奏
する。
【0030】請求項10に記載の発明は、請求項4又は
8に記載のGPS位置データ記録方法において、前記記
録管理工程は、前記一定走行距離毎の運行管理データ1
06aの保持制御に加えて当該所定タイミングにおける運
行管理データ106aの保持制御を実行した場合に、当該
所定タイミングにおける運行管理データ106aの保持制
御の実行タイミングを前記一定走行距離の始点とするリ
ッセット工程を含む、ことを特徴とするGPS位置デー
タ記録方法である。
【0031】請求項10に記載の発明に依れば、請求項
4又は8に記載の効果に加えて、この様なリッセット工
程を設けることに依り、進行方向データ104aを加えた
運行管理データ106aの保持制御が実行された際に、そ
の実行タイミングを運行管理データ106aの保持制御の
新たな開始時点として用いることができるようになると
いった効果を奏する。その結果、実行タイミング時の運
行管理データ106aの保持制御と一定走行距離毎の運行
管理データ106aの保持制御とが衝突したり、続けて実
行されたりすることを回避できるようになるといった効
果を奏する。
【0032】請求項11に記載の発明は、請求項1乃至
10のいずれか一項に記載のGPS位置データ記録方法
において、前記運行管理データ106aは、ヘッダ、時刻
データ102a-2、経度データ102a-3、緯度データ10
2a-4、前記進行方向データ104aを含むデータ構造を有
する、ことを特徴とするGPS位置データ記録方法であ
る。
【0033】請求項11に記載の発明に依れば、請求項
1乃至10のいずれか一項に記載の効果に加えて、時刻
データ102a-2、経度データ102a-3、緯度データ10
2a-4、前記進行方向データ104aを一定フォーマットに
構造化して保存することに依り、メモリへの高速なアク
セスができ且つメモリの利用効率の高いGPS位置デー
タ記録処理ができるようになるといった効果を奏する。
【0034】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載のGPS位置データ記録方法において、前記記録管
理工程は、前記運行管理データ106aの保持制御の実行
する際に、車両に搭載されている運行記録計20が生成
する運行記録データ20aを当該運行管理データ106a
に付加した前記データ構造を有する、ことを特徴とする
GPS位置データ記録方法である。
【0035】請求項12に記載の発明に依れば、請求項
11に記載の効果に加えて、時刻データ102a-2、経度
データ102a-3、緯度データ102a-4、前記進行方向デ
ータ104aに加えて、運行記録データ20aを一定フォ
ーマットに構造化して保存することに依り、メモリへの
高速なアクセスができ且つメモリの利用効率の高い運行
管理処理ができるようになるといった効果を奏する。
【0036】請求項13に記載の発明は、請求項1又は
2に記載のGPS位置データ記録方法を用いたGPS位
置データ記録装置10において、前記GPS信号11a
を前記所定タイミングで受信すると共に、当該GPS信
号11aに含まれる少なくとも前記時刻データ102a-
2、前記位置データ102a-3,102a-4及び前記進行方
向データ104aを抽出して前記GPSデータ102aを生
成する受信手段102と、前記進行方向データ104aに
基づいて前記GPSデータ102a及び当該前記進行方向
データ104aを前記運行管理データ106aとして保持す
る制御を前記所定時刻毎に実行する記録管理手段106
と、前記運行管理データ106aを受け取って前記所定順
番で記録する記憶手段108を有する、ことを特徴とす
るGPS位置データ記録装置10である。
【0037】請求項13に記載の発明に依れば、所定時
刻毎に受信手段102が受信した時刻データ102a-2、
経度データ102a-3及び緯度データ102a-4の記録管理
手段106による保持に加えて、記録管理手段106を
用いて規定変化量に応じた運行管理データ106aを作成
して保持できるようになるといった効果を奏する。即
ち、記録管理手段106を用いて、所定タイミングにお
いて進行方向の変化量が規定変化量以上であった場合に
時刻データ102a-2、経度データ102a-3及び緯度デー
タ102a-4に加えて所定タイミングにおける進行方向デ
ータ104aを運行管理データ106aとして保持できるよ
うになるといった効果を奏する。その結果、より高速な
GPS位置データ記録処理及び車両走行経路の正確な判
定処理が可能なGPS位置データ記録装置10が実現で
きるようになるといった効果を奏する。
【0038】請求項14に記載の発明は、請求項3又は
4に記載のGPS位置データ記録方法を用いたGPS位
置データ記録装置10において、前記GPS信号11a
を前記所定タイミングで受信すると共に、当該GPS信
号11aに含まれる少なくとも前記時刻データ102a-
2、前記位置データ102a-3,102a-4及び前記進行方
向データ104aを抽出して前記GPSデータ102aを生
成する受信手段102と、前記進行方向データ104aに
基づいて前記GPSデータ102a及び当該前記進行方向
データ104aを前記運行管理データ106aとして保持す
る制御を前記走行距離毎に実行する記録管理手段106
と、前記運行管理データ106aを受け取って前記所定順
番で記録する記憶手段108を有する、ことを特徴とす
るGPS位置データ記録装置10である。
【0039】請求項14に記載の発明に依れば、一定走
行距離毎に受信手段102が受信した時刻データ102a-
2、経度データ102a-3及び緯度データ102a-4の記録
管理手段106による保持に加えて、記録管理手段10
6を用いて規定変化量に応じた運行管理データ106aを
作成して保持できるようになるといった効果を奏する。
即ち、記録管理手段106を用いて、時刻データ102a
-2、経度データ102a-3及び緯度データ102a-4を一定
走行距離毎に運行管理データ106aとして保持し、更
に、所定タイミングにおける進行方向の変化量が規定変
化量以上であった場合に時刻データ102a-2、経度デー
タ102a-3及び緯度データ102a-4に加えて所定タイミ
ングにおける進行方向データ104aを一定走行距離毎に
運行管理データ106aとして保持できるようになるとい
った効果を奏する。その結果、無用な進行方向データ1
04aを用いた運行管理データ106aの形成や保持が回避
でき、その結果、車両走行経路の正確な判定処理が可能
なGPS位置データ記録装置10が実現できるようにな
るといった効果を奏する。
【0040】請求項15に記載の発明は、請求項5又は
6に記載のGPS位置データ記録方法を用いたGPS位
置データ記録装置10において、前記GPS信号11a
を前記所定タイミングで受信すると共に、当該GPS信
号11aに含まれる少なくとも前記時刻データ102a-
2、前記位置データ102a-3,102a-4及び前記進行方
向データ104aを抽出して前記GPSデータ102aを生
成する受信手段102と、前記進行方向データ104aに
基づいて前記進行方向の変化量と前記規定変化量とを前
記所定タイミング毎に比較すると共に、当該進行方向の
変化量が当該規定変化量未満であった場合に前記GPS
データ102aを前記運行管理データ106aして保持する
制御を実行し、又当該進行方向の変化量が当該規定変化
量以上であった場合に前記GPSデータ102aに当該前
記進行方向データ104aを含めて前記運行管理データ1
06aを生成して保持する制御を前記所定時刻毎に実行す
る記録管理手段106と、前記運行管理データ106aを
受け取って前記所定順番で記録する記憶手段108を有
する、ことを特徴とするGPS位置データ記録装置10
である。
【0041】請求項15に記載の発明に依れば、所定時
刻毎に受信手段102が受信した運行管理データ106a
の記録管理手段106による保持に加えて、記録管理手
段106を用いて所定タイミング毎に規定変化量に応じ
た運行管理データ106aを作成して保持できるようにな
るといった効果を奏する。即ち、記録管理手段106を
用いて、所定タイミングにおける進行方向の変化量が当
該規定変化量未満であった場合に時刻データ102a-2、
経度データ102a-3及び緯度データ102a-4を運行管理
データ106aとして保持し、更に、所定タイミングにお
ける進行方向の変化量が規定変化量以上であった場合に
時刻データ102a-2、経度データ102a-3及び緯度デー
タ102a-4に加えて所定タイミングにおける進行方向デ
ータ104aを所定タイミングにおける運行管理データ1
06aとして保持できるようになるといった効果を奏す
る。その結果、無用な進行方向データ104aを用いた運
行管理データ106aの形成や保持が回避でき、その結
果、車両走行経路の正確な判定処理が可能なGPS位置
データ記録装置10が実現できるようになるといった効
果を奏する。
【0042】請求項16に記載の発明は、請求項7又は
8に記載のGPS位置データ記録方法を用いたGPS位
置データ記録装置10において、前記GPS信号11a
を前記所定タイミングで受信すると共に、当該GPS信
号11aに含まれる少なくとも前記時刻データ102a-
2、前記位置データ102a-3,102a-4及び前記進行方
向データ104aを抽出して前記GPSデータ102aを生
成する受信手段102と、前記進行方向データ104aに
基づいて前記進行方向の変化量と前記規定変化量とを前
記所定タイミング毎に比較すると共に、当該進行方向の
変化量が当該規定変化量未満であった場合に前記GPS
データ102aを前記運行管理データ106aして保持する
制御を実行し、又当該進行方向の変化量が当該規定変化
量以上であった場合に前記GPSデータ102aに当該前
記進行方向データ104aを含めて前記運行管理データ1
06aを生成して保持する制御を前記一定走行距離毎に実
行する記録管理手段106と、前記運行管理データ10
6aを受け取って前記所定順番で記録する記憶手段108
を有する、ことを特徴とするGPS位置データ記録装置
10である。
【0043】請求項16に記載の発明に依れば、一定走
行距離毎に受信手段102が受信した運行管理データ1
06aの記録管理手段106による作成及び保持に加え
て、及び記録管理手段106を用いて所定タイミング毎
に規定変化量に応じた運行管理データ106aを作成して
保持できるようになるといった効果を奏する。即ち、記
録管理手段106を用いて、所定タイミングにおける進
行方向の変化量が当該規定変化量未満であった場合に時
刻データ102a-2、経度データ102a-3及び緯度データ
102a-4を運行管理データ106aとして保持し、更に、
所定タイミングにおける進行方向の変化量が規定変化量
以上であった場合に時刻データ102a-2、経度データ1
02a-3及び緯度データ102a-4に加えて所定タイミング
における進行方向データ104aを運行管理データ106a
として保持できるようになるといった効果を奏する。そ
の結果、無用な進行方向データ104aを用いた運行管理
データ106aの形成や保持が回避でき、その結果、車両
走行経路の正確な判定処理が可能なGPS位置データ記
録装置10が実現できるようになるといった効果を奏す
る。
【0044】請求項17に記載の発明は、請求項13乃
至16のいずれか一項に記載のGPS位置データ記録装
置10において、前記記憶手段108における記憶媒体
がICカードを含む、ことを特徴とするGPS位置デー
タ記録装置10である。
【0045】請求項17に記載の発明に依れば、請求項
13乃至16のいずれか一項に記載の効果に加えて、記
憶手段108に挿抜可能で可搬性に優れたICカードを
用いることに依り、車両管理や運転者管理を運転者毎の
ICカードに対して個別に実行でき、運行管理の効率化
を図ることができるようになる。
【0046】請求項18に記載の発明は、車両に搭載さ
れた前記GPS位置データ記録装置10と、車両に搭載
され、作業時刻や休憩時間におけるエンジン回転数、走
行距離又は走行速度を所定時間毎に計測して運行記録デ
ータ20aを作成すると共に、当該作成した運行記録デ
ータ20aを作業時刻に対応した時系列順に出力する運
行記録計20を有する、ことを特徴とする請求項13乃
至17のいずれか一項に記載のGPS位置データ記録装
置10を用いた運行管理装置30である。
【0047】請求項18に記載の発明に依れば、時刻デ
ータ102a-2、経度データ102a-3及び緯度データ10
2a-4に加えて進行方向データ104aを所定時刻毎又は一
定走行距離毎に運行管理データ106aとして保持でき、
その結果、管理センターが車両管理や運転者管理を行お
うとした場合に、運行管理データ106aを解析しただけ
で車両が走行した経路を従来に比べてより正確に判定で
きる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を説明する。
【0049】図1は、本発明のGPS位置データ記録方
法を実行するGPS位置データ記録装置10及び運行管
理装置30の一実施形態を説明するための機能ブロック
図である。
【0050】GPS(全地球測位システム)は、24個
の人工衛星と地上の制御局、利用者の移動局から構成さ
れるシステムである。移動局と3個以上の人工衛星との
距離を計測することで、移動局自身の平面上の位置を知
ることができる。4個以上の人工衛星を利用すれば、第
3次元的な位置(具体的には、緯度、経度)を測定でき
る。各人工衛星からのGPSデータに含まれる時刻デー
タは、地上制御局によって管理されており、移動局が受
信したGPSデータに含まれる時刻データと自局の時計
との時間差を計測すれば伝搬時間を計測でき、これに依
り、人工衛星との距離を計測することができるようにな
る。この様なGPSは、トラック等の配送車両や一般の
自動車船舶、ヘリコプタ等の航法装置などに利用されて
いる。
【0051】又GPSは、CD−ROMによる地図情報
と組み合わせたナビゲーション・システムに利用されて
いる。
【0052】ナビゲーション・システムは、位置データ
を含むGPSデータを走行中の車両に送ることで、車両
を目的地に正確に導く走行案内システムである。人工衛
星、磁気センサ、道路脇のサインポストの何れか、又は
これらを組み合わせて車両に位置データを含むGPSデ
ータを送っている。この様にして送られてきた位置デー
タを車両内に設けられているCD(コンパクト・ディス
ク)に収容されている地図データベースと突き合わせ、
現在地の地図を自動的にディスプレイ上に映し出し、地
図上に自車両の位置を自動表示する。地図の拡大、縮小
も自由にできる。このシステムを利用すれば、道路地図
帳が不要となる他、目的別に細かいデータを地図上に付
加することで、トラックなどによる配送、セールスなど
幅広い業務に応用できる。
【0053】図1に示す運行管理装置30は、トラック
等の配送車両に搭載され、GPSを構成する人工衛星1
1から送信されるGPS信号11aを応用して、車両管
理や運転者管理のために、配送車両のエンジン回転数
(単位は[rpm])、走行距離(単位は[km])、
走行速度(単位は[km/h])等を収集して作業時刻
順に記録する装置であり、GPS位置データ記録装置1
0と運行記録計20を中心にして構成されている点に特
徴を有している。
【0054】初めに、図面に基づき、GPS位置データ
記録装置10の一実施形態を説明する。
【0055】図1に示すGPS位置データ記録装置10
は、受信手段102と方記録管理手段106と記憶手段
108を中心にして構成されている点に特徴を有してい
る。
【0056】受信手段102は、GPS信号11aを所
定タイミング(具体的には、1秒毎)で受信すると同時
に、GPS信号11aに含まれる少なくとも時刻データ
102a-2(単位は[時:分:秒])及び位置データ10
2a-3,102a-4(単位は[°])を抽出してGPSデー
タ102aを生成する機能を有し、GPS信号11aを受
信するためのアンテナ、信号増幅回路、復号回路等をを
中心にして構成されている。
【0057】進行方向データ104aは、GPSデータ1
02aに含まれる時刻データ102a-2毎の位置データ10
2a-3,102a-4が指示する配送車両の位置の変移に基づ
いて車両進行方向及び進行方向の変化量を演算し、進行
方向及び進行方向の変化量に関する進行方向データ10
4a(単位は[°])を生成している。ここで、車両進行
方向は、例えば、北を基準、即ち、0°とし、左回りに
360°を1周として1°単位で表現している。同様の
主旨で、進行方向の変化量も、左回りに360°を1周
として1°単位で表現している。
【0058】記録管理手段106は、進行方向データ1
04aに基づいて進行方向の変化量と規定変化量とを所定
タイミング毎に比較すると同時に、進行方向の変化量が
規定変化量未満であった場合にGPSデータ102aを運
行管理データ106aして保持する制御を実行し、又進行
方向の変化量が規定変化量以上であった場合にGPSデ
ータ102aに進行方向データ104aを含めて運行管理デ
ータ106aを生成して保持する制御を一定走行距離(例
えば、1km)毎に実行する機能を有し、制御処理用の
プロセッサを中心にして構成されている。
【0059】記憶手段108は、運行管理データ106a
を受け取って作業時刻に対応した時系列順で記録する機
能を有し、記憶媒体、リード・ライト用のコントローラ
を中心にして構成されている。
【0060】本実施形態では、記憶媒体として所定のI
Cメモリエリアを有するICカードを用い、リード・ラ
イト用のコントローラとしてICカードリーダ・ライト
タを用いていることが望ましい。
【0061】この様に、記憶手段108に挿抜可能で可
搬性に優れたICカードを用いることに依り、配送車両
管理や運転者管理を運転者毎のICカードに対して個別
に実行でき、運行管理の効率化を図ることができるよう
になる。
【0062】続いて、図面に基づき、運行記録計20の
一実施形態を説明する。
【0063】図1に示す運行記録計20は、配送車両に
搭載され、作業時刻や休憩時間におけるエンジン回転
数、走行距離又は走行速度を走行距離1km毎又は所定
時刻毎に計測して運行記録データ20aを作成し、又作
成した運行記録データ20aを作業時刻に対応した時系
列順に出力する機能を有し、本実施形態では、タコグラ
フを用いることができる。
【0064】この様な構成の運行管理装置30を用いた
場合、管理センターは、配送作業終了後に管理センター
にICカードを回収し、ICカードに記憶されている運
行管理データ106aをPC等の後方処理装置を用いて読
み出して、時刻データ102a-2、位置データ102a-3,
102a-4及び進行方向データ104aを用いたエンジン回
転数や走行距離といった配送車両管理、走行速度や作業
時刻や休憩時間といった運転者管理を実行でき、更に、
時刻データ102a-2、位置データ102a-3,102a-4に
加えて進行方向データ104aを用いた運行軌跡の管理を
実行する。
【0065】以上説明したように、運行管理装置30に
依れば、走行距離1km毎に受信手段102が受信した
運行管理データ106aの記録管理手段106による作成
及び保持に加えて、記録管理手段106を用いて所定タ
イミング毎に規定変化量に応じた運行管理データ106a
を作成して保持できるようになるといった効果を奏す
る。即ち、記録管理手段106を用いて、所定タイミン
グにおける進行方向の変化量が規定変化量未満であった
場合に時刻データ102a-2、経度データ102a-3及び緯
度データ102a-4を運行管理データ106aとして保持
し、更に、所定タイミングにおける進行方向の変化量が
規定変化量以上であった場合に時刻データ102a-2、経
度データ102a-3及び緯度データ102a-4に加えて所定
タイミングにおける進行方向データ104aを運行管理デ
ータ106aとして保持できるようになるといった効果を
奏する。その結果、無用な進行方向データ104aを用い
た運行管理データ106aの形成や保持が回避でき、その
結果、配送車両走行経路の正確な判定処理が可能なGP
S位置データ記録装置10が実現できるようになるとい
った効果を奏する。
【0066】図2(a)は、図1のGPS位置データ記
録装置10及び運行管理装置30で用いられる運行管理
データ106aのデータ構造を説明するための図であり、
図2(b)は、運行管理データ106aの記録状態を説明
するための図である。
【0067】本実施形態の運行管理データ106aは、図
2(a)に示すように、運行管理データ106aの始まり
を表すヘッダ102a-1、時刻データ102a-2、経度デー
タ102a-3、緯度データ102a-4、進行方向データ10
4aがこの順番で記録されるデータ構造を有している。
【0068】記録管理手段106は、走行距離1km毎
に、この様なデータ構造を有する運行管理データ106a
-1,106a-2,106a-3,106a-4を作業時刻に対応し
た時系列順に実行する機能を有し、制御処理用のプロセ
ッサを中心にして構成されている。
【0069】リード・ライト用のコントローラは、運行
管理データ106aを受け取って作業時刻に対応した時系
列順でICカード内のICメモリエリアに記録してい
る。
【0070】なお、図には示していないが、運行管理デ
ータ106aの保持制御の実行する際には、運行記録デー
タ20aが運行管理データ106aに付加されたデータ構
造となる。
【0071】この様に、時刻データ102a-2、経度デー
タ102a-3、緯度データ102a-4、進行方向データ10
4aに加えて、運行記録データ20aを一定フォーマット
に構造化して保存することに依り、ICカードへの高速
なアクセスができ且つICカードの利用効率の高い運行
管理処理ができるようになるといった効果を奏する。
【0072】次に、図面に基づき、GPS位置データ記
録方法の一実施形態を説明する。
【0073】図3は、GPS位置データ記録方法の一実
施形態を説明するためのフローチャートである。
【0074】運行管理装置30の初期化処理(ステップ
S1)の実行後、配送車両のGPS位置データ記録装置
10にICカードが挿入されたと判定されると(ステッ
プS2のY)、ICカードのメモリエリアに対する初期
化処理(ステップS4,5)を実行すべきか否かの判定
(ステップS3)が実行される。
【0075】ステップS3において、初期化処理(ステ
ップS4,5)を実行すべきと判定された場合(ステッ
プS3のF=0、Fは初期化済か否かの状態を示す状態
フラグである)、初期化処理(ステップS4,5)が実
行されてFに1が書き込まれる。
【0076】受信工程は、受信手段102が実行する工
程であって、全地球測位システムを構成する人工衛星1
1から送信されるGPS信号11aを所定のタイミング
(例えば、1秒毎)で受信すると同時に、GPS信号1
1aに含まれる少なくとも時刻データ102a-2、位置デ
ータ102a-3,102a-4及び進行方向データ104aを抽
出してGPSデータ102aを生成する工程(ステップS
14)である。
【0077】記録管理工程は、記録管理手段106が実
行する工程であって、運行管理データ106aを保持する
制御を走行距離1km毎に実行する工程と(ステップS
8,9,10)、進行方向データ104aに基づいて進行
方向の変化量と所定の規定変化量とを所定タイミング毎
に比較する工程(ステップS11)と、進行方向の変化
量が規定変化量以上であった場合に(ステップS11の
Y)、走行距離1km毎の運行管理データ106aの保持
制御に加えて所定タイミングにおける運行管理データ1
06aの保持制御を実行する工程を含んでいる。
【0078】具体的には、GPSデータ102aに進行方
向データ104aを含めて運行管理データ106aを生成し
て保持する制御を走行距離1km毎に実行する工程(ス
テップS12,13)を実行している。
【0079】又記録管理工程は、進行方向の変化量が規
定変化量未満であった場合に(ステップS11のN)、
GPSデータ102aを運行管理データ106aして保持す
る制御を実行する工程(ステップS8,9,10)を実
行している。
【0080】これに依り、走行距離1km毎の運行管理
データ106aの作成及び保持に加えて、所定タイミング
毎に規定変化量に応じた運行管理データ106aを作成し
て保持できるようになるといった効果を奏する。即ち、
所定タイミングにおける進行方向の変化量が規定変化量
未満であった場合に時刻データ102a-2、経度データ1
02a-3及び緯度データ102a-4を運行管理データ106a
として保持し、更に、所定タイミングにおける進行方向
の変化量が規定変化量以上であった場合に時刻データ1
02a-2、経度データ102a-3及び緯度データ102a-4に
加えて所定タイミングにおける進行方向データ104aを
運行管理データ106aとして保持できるようになるとい
った効果を奏する。その結果、無用な進行方向データ1
04aを用いた運行管理データ106aの形成や保持が回避
でき、その結果、配送車両走行経路の正確な判定に加え
て、より高速で且つICカードの利用効率の高いGPS
位置データ記録処理ができるようになるといった効果を
奏する。
【0081】更に、記録管理工程は、走行距離1km毎
の運行管理データ106aの保持制御に加えて所定タイミ
ングにおける運行管理データ106aの保持制御を実行し
た場合に、所定タイミングにおける運行管理データ10
6aの保持制御の実行タイミングを走行距離1kmの始点
とするリッセット工程を含んでいる。
【0082】この様なリッセット工程を設けることに依
り、進行方向データ104aを加えた運行管理データ10
6aの保持制御が実行された際に、その実行タイミングを
運行管理データ106aの保持制御の新たな開始時点とし
て用いることができるようになるといった効果を奏す
る。その結果、実行タイミング時の運行管理データ10
6aの保持制御と走行距離1km毎の運行管理データ10
6aの保持制御とが衝突したり、続けて実行されたりする
ことを回避できるようになるといった効果を奏する。
【0083】記憶工程は、記憶手段108が実行する工
程であって、ステップS6で算出した走行速度データを
作業時刻に対応した時系列順にメモリエリアに記録する
工程(ステップS7)を実行している。。
【0084】又記憶工程は、ステップS11で記録管理
手段106が算出した運行管理データ106aを作業時刻
に対応した時系列順にメモリエリアに記録する工程(ス
テップS13)を実行している。
【0085】以上説明したように、GPS位置データ記
録方法の実施形態に依れば、進行方向の変化量が規定変
化量以上であった場合に時刻データ102a-2、経度デー
タ102a-3及び緯度データ102a-4に加えて進行方向デ
ータ104aを走行距離1km毎に運行管理データ106a
として保持でき、その結果、管理センターが配送車両管
理や運転者管理を行おうとした場合に、運行管理データ
106aを解析しただけで配送車両が走行した経路を従来
に比べてより正確に判定できるようになるといった効果
を奏する。
【0086】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に依れば、時刻デ
ータ、経度データ及び緯度データに加えて進行方向デー
タを所定時刻毎に運行管理データとして保持でき、その
結果、管理センターが車両管理や運転者管理を行おうと
した場合に、運行管理データを解析しただけで車両が走
行した経路を従来に比べてより正確に判定できるように
なるといった効果を奏する。
【0087】請求項2に記載の発明に依れば、請求項1
に記載の効果に加えて、この様な記録管理工程を設ける
ことに依り、所定時刻毎の時刻データ、経度データ及び
緯度データの保持に加えて、規定変化量に応じた運行管
理データを作成して保持できるようになるといった効果
を奏する。即ち、所定タイミングにおいて進行方向の変
化量が規定変化量以上であった場合に時刻データ、経度
データ及び緯度データに加えて所定タイミングにおける
進行方向データを運行管理データとして保持できるよう
になるといった効果を奏する。その結果、無用な進行方
向データを用いた運行管理データの形成や保持が回避で
き、その結果、車両走行経路の正確な判定に加えて、よ
り高速で且つメモリの利用効率の高いGPS位置データ
記録処理ができるようになるといった効果を奏する。
【0088】請求項3に記載の発明に依れば、時刻デー
タ、経度データ及び緯度データに加えて進行方向データ
を一定走行距離毎に運行管理データとして保持でき、そ
の結果、管理センターが車両管理や運転者管理を行おう
とした場合に、運行管理データを解析しただけで車両が
走行した経路を従来に比べてより正確に判定できるよう
になるといった効果を奏する。
【0089】請求項4に記載の発明に依れば、請求項3
に記載の効果に加えて、一定走行距離毎の時刻データ、
経度データ及び緯度データの保持に加えて、規定変化量
に応じた運行管理データを作成して保持できるようにな
るといった効果を奏する。即ち、時刻データ、経度デー
タ及び緯度データを一定走行距離毎に運行管理データと
して保持し、更に、所定タイミングにおける進行方向の
変化量が規定変化量以上であった場合に時刻データ、経
度データ及び緯度データに加えて所定タイミングにおけ
る進行方向データを一定走行距離毎に運行管理データと
して保持できるようになるといった効果を奏する。その
結果、無用な進行方向データを用いた運行管理データの
形成や保持が回避でき、その結果、車両走行経路の正確
な判定に加えて、より高速で且つメモリの利用効率の高
いGPS位置データ記録処理ができるようになるといっ
た効果を奏する。
【0090】請求項5に記載の発明に依れば、所定タイ
ミングにおける進行方向の変化量が規定変化量以上であ
った場合に時刻データ、経度データ及び緯度データに加
えて進行方向データを所定時刻毎に運行管理データとし
て保持でき、その結果、管理センターが車両管理や運転
者管理を行おうとした場合に、運行管理データを解析し
ただけで車両が走行した経路を従来に比べてより正確に
判定できるようになるといった効果を奏する。
【0091】請求項6に記載の発明に依れば、請求項5
に記載の効果に加えて、所定時刻毎の運行管理データの
作成及び保持に加えて、所定タイミング毎に規定変化量
に応じた運行管理データを作成して保持できるようにな
るといった効果を奏する。即ち、所定タイミングにおけ
る進行方向の変化量が当該規定変化量未満であった場合
に時刻データ、経度データ及び緯度データを運行管理デ
ータとして保持し、更に、所定タイミングにおける進行
方向の変化量が規定変化量以上であった場合に時刻デー
タ、経度データ及び緯度データに加えて所定タイミング
における進行方向データを所定タイミングにおける運行
管理データとして保持できるようになるといった効果を
奏する。その結果、無用な進行方向データを用いた運行
管理データの形成や保持が回避でき、その結果、車両走
行経路の正確な判定に加えて、より高速で且つメモリの
利用効率の高いGPS位置データ記録処理ができるよう
になるといった効果を奏する。
【0092】請求項7に記載の発明に依れば、進行方向
の変化量が規定変化量以上であった場合に時刻データ、
経度データ及び緯度データに加えて進行方向データを一
定走行距離毎に運行管理データとして保持でき、その結
果、管理センターが車両管理や運転者管理を行おうとし
た場合に、運行管理データを解析しただけで車両が走行
した経路を従来に比べてより正確に判定できるようにな
るといった効果を奏する。
【0093】請求項8に記載の発明に依れば、請求項7
に記載の効果に加えて、一定走行距離毎の運行管理デー
タの作成及び保持に加えて、所定タイミング毎に規定変
化量に応じた運行管理データを作成して保持できるよう
になるといった効果を奏する。即ち、所定タイミングに
おける進行方向の変化量が当該規定変化量未満であった
場合に時刻データ、経度データ及び緯度データを運行管
理データとして保持し、更に、所定タイミングにおける
進行方向の変化量が規定変化量以上であった場合に時刻
データ、経度データ及び緯度データに加えて所定タイミ
ングにおける進行方向データを運行管理データとして保
持できるようになるといった効果を奏する。その結果、
無用な進行方向データを用いた運行管理データの形成や
保持が回避でき、その結果、車両走行経路の正確な判定
に加えて、より高速で且つメモリの利用効率の高いGP
S位置データ記録処理ができるようになるといった効果
を奏する。
【0094】請求項9に記載の発明に依れば、請求項2
又は6に記載の効果に加えて、この様なリッセット工程
を設けることに依り、進行方向データを加えた運行管理
データの保持制御が実行された際に、その実行タイミン
グを運行管理データの保持制御の新たな開始時点として
用いることができるようになるといった効果を奏する。
その結果、実行タイミング時の運行管理データの保持制
御と所定時刻毎の運行管理データの保持制御とが衝突し
たり、続けて実行されたりすることを回避できるように
なるといった効果を奏する。
【0095】請求項10に記載の発明に依れば、請求項
4又は8に記載の効果に加えて、この様なリッセット工
程を設けることに依り、進行方向データを加えた運行管
理データの保持制御が実行された際に、その実行タイミ
ングを運行管理データの保持制御の新たな開始時点とし
て用いることができるようになるといった効果を奏す
る。その結果、実行タイミング時の運行管理データの保
持制御と一定走行距離毎の運行管理データの保持制御と
が衝突したり、続けて実行されたりすることを回避でき
るようになるといった効果を奏する。
【0096】請求項11に記載の発明に依れば、請求項
1乃至10のいずれか一項に記載の効果に加えて、時刻
データ、経度データ、緯度データ、進行方向データを一
定フォーマットに構造化して保存することに依り、メモ
リへの高速なアクセスができ且つメモリの利用効率の高
いGPS位置データ記録処理ができるようになるといっ
た効果を奏する。
【0097】請求項12に記載の発明に依れば、請求項
11に記載の効果に加えて、時刻データ、経度データ、
緯度データ、進行方向データに加えて、運行記録データ
を一定フォーマットに構造化して保存することに依り、
メモリへの高速なアクセスができ且つメモリの利用効率
の高い運行管理処理ができるようになるといった効果を
奏する。
【0098】請求項13に記載の発明に依れば、所定時
刻毎に受信手段が受信した時刻データ、経度データ及び
緯度データの記録管理手段による保持に加えて、記録管
理手段を用いて規定変化量に応じた運行管理データを作
成して保持できるようになるといった効果を奏する。即
ち、記録管理手段を用いて、所定タイミングにおいて進
行方向の変化量が規定変化量以上であった場合に時刻デ
ータ、経度データ及び緯度データに加えて所定タイミン
グにおける進行方向データを運行管理データとして保持
できるようになるといった効果を奏する。その結果、無
用な進行方向データを用いた運行管理データの形成や保
持が回避でき、その結果、より高速なGPS位置データ
記録処理及び車両走行経路の正確な判定処理が可能なG
PS位置データ記録装置が実現できるようになるといっ
た効果を奏する。
【0099】請求項14に記載の発明に依れば、一定走
行距離毎に受信手段が受信した時刻データ、経度データ
及び緯度データの記録管理手段による保持に加えて、記
録管理手段を用いて規定変化量に応じた運行管理データ
を作成して保持できるようになるといった効果を奏す
る。即ち、記録管理手段を用いて、時刻データ、経度デ
ータ及び緯度データを一定走行距離毎に運行管理データ
として保持し、更に、所定タイミングにおける進行方向
の変化量が規定変化量以上であった場合に時刻データ、
経度データ及び緯度データに加えて所定タイミングにお
ける進行方向データを一定走行距離毎に運行管理データ
として保持できるようになるといった効果を奏する。そ
の結果、無用な進行方向データを用いた運行管理データ
の形成や保持が回避でき、その結果、車両走行経路の正
確な判定処理が可能なGPS位置データ記録装置が実現
できるようになるといった効果を奏する。
【0100】請求項15に記載の発明に依れば、所定時
刻毎に受信手段が受信した運行管理データの記録管理手
段による保持に加えて、記録管理手段を用いて所定タイ
ミング毎に規定変化量に応じた運行管理データを作成し
て保持できるようになるといった効果を奏する。即ち、
記録管理手段を用いて、所定タイミングにおける進行方
向の変化量が当該規定変化量未満であった場合に時刻デ
ータ、経度データ及び緯度データを運行管理データとし
て保持し、更に、所定タイミングにおける進行方向の変
化量が規定変化量以上であった場合に時刻データ、経度
データ及び緯度データに加えて所定タイミングにおける
進行方向データを所定タイミングにおける運行管理デー
タとして保持できるようになるといった効果を奏する。
その結果、無用な進行方向データを用いた運行管理デー
タの形成や保持が回避でき、その結果、車両走行経路の
正確な判定処理が可能なGPS位置データ記録装置が実
現できるようになるといった効果を奏する。
【0101】請求項16に記載の発明に依れば、一定走
行距離毎に受信手段が受信した運行管理データの記録管
理手段による作成及び保持に加えて、記録管理手段を用
いて所定タイミング毎に規定変化量に応じた運行管理デ
ータを作成して保持できるようになるといった効果を奏
する。即ち、記録管理手段を用いて、所定タイミングに
おける進行方向の変化量が当該規定変化量未満であった
場合に時刻データ、経度データ及び緯度データを運行管
理データとして保持し、更に、所定タイミングにおける
進行方向の変化量が規定変化量以上であった場合に時刻
データ、経度データ及び緯度データに加えて所定タイミ
ングにおける進行方向データを運行管理データとして保
持できるようになるといった効果を奏する。その結果、
無用な進行方向データを用いた運行管理データの形成や
保持が回避でき、その結果、車両走行経路の正確な判定
処理が可能なGPS位置データ記録装置が実現できるよ
うになるといった効果を奏する。
【0102】請求項17に記載の発明に依れば、請求項
13乃至16のいずれか一項に記載の効果に加えて、記
憶手段に挿抜可能で可搬性に優れたICカードを用いる
ことに依り、車両管理や運転者管理を運転者毎のICカ
ードに対して個別に実行でき、運行管理の効率化を図る
ことができるようになる。
【0103】請求項18に記載の発明に依れば、時刻デ
ータ、経度データ及び緯度データに加えて進行方向デー
タを所定時刻毎又は一定走行距離毎に運行管理データと
して保持でき、その結果、管理センターが車両管理や運
転者管理を行おうとした場合に、運行管理データを解析
しただけで車両が走行した経路を従来に比べてより正確
に判定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のGPS位置データ記録方法を実行する
GPS位置データ記録装置及び運行管理装置の一実施形
態を説明するための機能ブロック図である。
【図2】図2(a)は、図1のGPS位置データ記録装
置及び運行管理装置で用いられる運行管理データのデー
タ構造を説明するための図であり、図2(b)は、運行
管理データの記録状態を説明するための図である。
【図3】GPS位置データ記録方法の一実施形態を説明
するためのフローチャートである。
【図4】経路判定例を説明するための図である。
【0000】
【符号の説明】
10 GPS位置データ記録装置 102 受信手段 102a GPSデータ 102a-1 ヘッダ 102a-2 時刻データ 102a-3 経度データ(位置データ) 102a-4 緯度データ(位置データ) 104a 進行方向データ 106 記録管理手段 106a 運行管理データ 106a-1,106a-2,106a-3,106a-4 運行管理
データ 108 記憶手段 11 人工衛星 11a GPS信号 20 運行記録計 20a 運行記録データ 30 運行管理装置

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全地球測位システムを構成する人工衛星
    から送信されるGPS信号を所定のタイミングで受信す
    ると共に、当該GPS信号に含まれる少なくとも時刻デ
    ータ、位置データ及び進行方向データを抽出してGPS
    データを生成する受信工程と、 前記進行方向データに基づいて前記GPSデータ及び当
    該進行方向データを運行管理データとして保持する制御
    を所定時刻毎に実行する記録管理工程と、 前記運行管理データを受け取って所定の順番で記録する
    記憶工程を有する、 ことを特徴とするGPS位置データ記録方法。
  2. 【請求項2】 前記記録管理工程は、前記運行管理デー
    タを保持する制御を前記所定時刻毎に実行すると共に、
    前記進行方向データに基づいて前記進行方向の変化量と
    所定の規定変化量とを所定タイミング毎に比較し当該進
    行方向の変化量が当該規定変化量以上であった場合に前
    記所定時刻毎の運行管理データの保持制御に加えて当該
    所定タイミングにおける運行管理データの保持制御を実
    行する、 ことを特徴とする請求項1に記載のGPS位置データ記
    録方法。
  3. 【請求項3】 全地球測位システムを構成する人工衛星
    から送信されるGPS信号を所定のタイミングで受信す
    ると共に、当該GPS信号に含まれる少なくとも時刻デ
    ータ、位置データ及び進行方向データを抽出してGPS
    データを生成する受信工程と、 前記進行方向データに基づいて前記GPSデータ及び当
    該進行方向データを運行管理データとして保持する制御
    を一定の走行距離毎に実行する記録管理工程と、 前記運行管理データを受け取って所定の順番で記録する
    記憶工程を有する、 ことを特徴とするGPS位置データ記録方法。
  4. 【請求項4】 前記記録管理工程は、一定走行距離毎に
    前記運行管理データを保持する制御を実行すると共に、
    前記進行方向データに基づいて前記進行方向の変化量と
    所定の規定変化量とを前記一定走行距離毎に比較し当該
    進行方向の変化量が当該規定変化量以上であった場合に
    前記一定走行距離毎の運行管理データの保持制御に加え
    て当該所定タイミングにおける運行管理データの保持制
    御を実行する、 ことを特徴とする請求項3に記載のGPS位置データ記
    録方法。
  5. 【請求項5】 全地球測位システムを構成する人工衛星
    から送信されるGPS信号を所定のタイミングで受信す
    ると共に、当該GPS信号に含まれる少なくとも時刻デ
    ータ、位置データ及び進行方向データを抽出してGPS
    データを生成する受信工程と、 前記進行方向データに基づいて前記進行方向の変化量と
    所定の規定変化量とを前記所定タイミング毎に比較する
    と共に、当該進行方向の変化量が当該規定変化量未満で
    あった場合に前記GPSデータを運行管理データして保
    持する制御を実行し、又当該進行方向の変化量が当該規
    定変化量以上であった場合に前記GPSデータに当該進
    行方向データを含めて運行管理データを生成して保持す
    る制御を所定時刻毎に実行する記録管理工程と、 前記運行管理データを受け取って所定の順番で記録する
    記憶工程を有する、 ことを特徴とするGPS位置データ記録方法。
  6. 【請求項6】 前記記録管理工程は、前記運行管理デー
    タを保持する制御を前記所定時刻毎に実行すると共に、
    前記進行方向データに基づいて前記進行方向の変化量と
    所定の規定変化量とを前記所定タイミング毎に比較し当
    該進行方向の変化量が当該規定変化量以上であった場合
    に前記所定時刻毎の運行管理データの保持制御に加えて
    当該所定タイミングにおける運行管理データの保持制御
    を実行する、 ことを特徴とする請求項5に記載のGPS位置データ記
    録方法。
  7. 【請求項7】 全地球測位システムを構成する人工衛星
    から送信されるGPS信号を所定のタイミングで受信す
    ると共に、当該GPS信号に含まれる少なくとも時刻デ
    ータ、位置データ及び進行方向データを抽出してGPS
    データを生成する受信工程と、 前記進行方向データに基づいて前記進行方向の変化量と
    所定の規定変化量とを前記所定タイミング毎に比較する
    と共に、当該進行方向の変化量が当該規定変化量未満で
    あった場合に前記GPSデータを運行管理データして保
    持する制御を実行し、又当該進行方向の変化量が当該規
    定変化量以上であった場合に前記GPSデータに当該進
    行方向データを含めて運行管理データを生成して保持す
    る制御を一定走行距離毎に実行する記録管理工程と、 前記運行管理データを受け取って所定の順番で記録する
    記憶工程を有する、 ことを特徴とするGPS位置データ記録方法。
  8. 【請求項8】 前記記録管理工程は、前記運行管理デー
    タを保持する制御を前記一定走行距離毎に実行すると共
    に、前記進行方向データに基づいて前記進行方向の変化
    量と所定の規定変化量とを前記所定タイミング毎に比較
    し当該進行方向の変化量が当該規定変化量以上であった
    場合に前記一定走行距離毎の運行管理データの保持制御
    に加えて当該所定タイミングにおける運行管理データの
    保持制御を実行する、 ことを特徴とする請求項7に記載のGPS位置データ記
    録方法。
  9. 【請求項9】 前記記録管理工程は、前記所定時刻毎の
    運行管理データの保持制御に加えて当該所定タイミング
    における運行管理データの保持制御を実行した場合に、
    当該所定タイミングにおける運行管理データの保持制御
    の実行タイミングを前記所定時刻の始点とするリッセッ
    ト工程を含む、 ことを特徴とする請求項2又は6に記載のGPS位置デ
    ータ記録方法。
  10. 【請求項10】 前記記録管理工程は、前記一定走行距
    離毎の運行管理データの保持制御に加えて当該所定タイ
    ミングにおける運行管理データの保持制御を実行した場
    合に、当該所定タイミングにおける運行管理データの保
    持制御の実行タイミングを前記一定走行距離の始点とす
    るリッセット工程を含む、 ことを特徴とする請求項4又は8に記載のGPS位置デ
    ータ記録方法。
  11. 【請求項11】 前記運行管理データは、ヘッダ、時刻
    データ、経度データ、緯度データ、前記進行方向データ
    を含むデータ構造を有する、 ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記
    載のGPS位置データ記録方法。
  12. 【請求項12】 前記記録管理工程は、前記運行管理デ
    ータの保持制御の実行する際に、車両に搭載されている
    運行記録計が生成する運行記録データを当該運行管理デ
    ータに付加した前記データ構造を有する、 ことを特徴とする請求項11に記載のGPS位置データ
    記録方法。
  13. 【請求項13】 前記GPS信号を前記所定タイミング
    で受信すると共に、当該GPS信号に含まれる少なくと
    も前記時刻データ、前記位置データ及び前記進行方向デ
    ータを抽出して前記GPSデータを生成する受信手段
    と、 前記進行方向データに基づいて前記GPSデータ及び当
    該前記進行方向データを前記運行管理データとして保持
    する制御を前記所定時刻毎に実行する記録管理手段と、 前記運行管理データを受け取って前記所定順番で記録す
    る記憶手段を有する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載のGPS位置デ
    ータ記録方法を用いたGPS位置データ記録装置。
  14. 【請求項14】 前記GPS信号を前記所定タイミング
    で受信すると共に、当該GPS信号に含まれる少なくと
    も前記時刻データ、前記位置データ及び前記進行方向デ
    ータを抽出して前記GPSデータを生成する受信手段
    と、 前記進行方向データに基づいて前記GPSデータ及び当
    該前記進行方向データを前記運行管理データとして保持
    する制御を前記走行距離毎に実行する記録管理手段と、 前記運行管理データを受け取って前記所定順番で記録す
    る記憶手段を有する、 ことを特徴とする請求項3又は4に記載のGPS位置デ
    ータ記録方法を用いたGPS位置データ記録装置。
  15. 【請求項15】 前記GPS信号を前記所定タイミング
    で受信すると共に、当該GPS信号に含まれる少なくと
    も前記時刻データ、前記位置データ及び前記進行方向デ
    ータを抽出して前記GPSデータを生成する受信手段
    と、 前記進行方向データに基づいて前記進行方向の変化量と
    前記規定変化量とを前記所定タイミング毎に比較すると
    共に、当該進行方向の変化量が当該規定変化量未満であ
    った場合に前記GPSデータを前記運行管理データして
    保持する制御を実行し、又当該進行方向の変化量が当該
    規定変化量以上であった場合に前記GPSデータに当該
    前記進行方向データを含めて前記運行管理データを生成
    して保持する制御を前記所定時刻毎に実行する記録管理
    手段と、 前記運行管理データを受け取って前記所定順番で記録す
    る記憶手段を有する、 ことを特徴とする請求項5又は6に記載のGPS位置デ
    ータ記録方法を用いたGPS位置データ記録装置。
  16. 【請求項16】 前記GPS信号を前記所定タイミング
    で受信すると共に、当該GPS信号に含まれる少なくと
    も前記時刻データ、前記位置データ及び前記進行方向デ
    ータを抽出して前記GPSデータを生成する受信手段
    と、 前記進行方向データに基づいて前記進行方向の変化量と
    前記規定変化量とを前記所定タイミング毎に比較すると
    共に、当該進行方向の変化量が当該規定変化量未満であ
    った場合に前記GPSデータを前記運行管理データして
    保持する制御を実行し、又当該進行方向の変化量が当該
    規定変化量以上であった場合に前記GPSデータに当該
    前記進行方向データを含めて前記運行管理データを生成
    して保持する制御を前記一定走行距離毎に実行する記録
    管理手段と、 前記運行管理データを受け取って前記所定順番で記録す
    る記憶手段を有する、 ことを特徴とする請求項7又は8に記載のGPS位置デ
    ータ記録方法を用いたGPS位置データ記録装置。
  17. 【請求項17】 前記記憶装置における記憶媒体がIC
    カードを含む、 ことを特徴とする請求項13乃至16のいずれか一項に
    記載のGPS位置データ記録装置。
  18. 【請求項18】 車両に搭載された前記GPS位置デー
    タ記録装置と、 車両に搭載され、作業時刻や休憩時間におけるエンジン
    回転数、走行距離又は走行速度を所定時間毎に計測して
    運行記録データを作成すると共に、当該作成した運行記
    録データを作業時刻に対応した時系列順に出力する運行
    記録計を有する、 ことを特徴とする請求項13乃至17のいずれか一項に
    記載のGPS位置データ記録装置を用いた運行管理装
    置。
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