JP2004357065A - 固定機構及び画像読み取り装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シート原稿搬送装置を画像読み取り装置に固定するさいに、画像読み取り装置の構造体の切り起し形状部を使用して、画像読み取り装置に容易にシート原稿搬送装置を固定する画像読み取り装置を提供することにある。
【解決手段】シート原稿搬送装置2が取り外し可能な画像読み取り装置1において、前記シート原稿搬送装置2を画像読み取り装置1に固定するさいに、その構造体の切り起し形状部8を用いる。
【選択図】 図2
【解決手段】シート原稿搬送装置2が取り外し可能な画像読み取り装置1において、前記シート原稿搬送装置2を画像読み取り装置1に固定するさいに、その構造体の切り起し形状部8を用いる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、スキャナ等の画像読み取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シート原稿搬送装置を画像読み取り装置に固定するさいに、従来はシート原稿搬送装置の固定部1個所に対し、姿勢制御のためにネジ1個所、固定のためにネジ1個所の締結で行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図6はシート原稿搬送装置を画像読み取り装置に固定する従来の技術を説明する概略斜視図である。画像読み取り装置1にシート原稿搬送装置2を固定するとき、シート原稿搬送装置2に固定された左右の固定部(ヒンジ部)3を固定用ネジ4と姿勢制御用ネジ5によってそれぞれ1箇所(左右で2箇所)で画像読み取り装置1に固定されている。
このさい、とくに固定用ネジ4を斜めに取り付けてしまうと、ネジが折れたり、ネジ山を潰してしまい、ネジおよび画像読み取り装置の構造体(フレーム)を交換しなければ使用できない状況(補修できない状況)になる。
そこで本発明の目的は、上記の問題点を解決するために、シート原稿搬送装置を画像読み取り装置に固定するさいに、画像読み取り装置の構造体の切り起し形状部を使用して、画像読み取り装置に容易にシート原稿搬送装置を固定する画像読み取り装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、シート原稿搬送装置を画像読み取り装置に対して開閉自在に固定する固定機構において、前記固定機構は、画像読み取り装置側に設けた切り起し形状部及び固定穴と、シート原稿搬送装置側に設けた固定部と、姿勢制御手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記固定部は、その底板に切欠き状のストッパ部と、穴とを備え、前記姿勢制御手段は、略楕円形の頭部と、該頭部の一端寄り位置から延びるピン形状部材と、を備え、該ピン形状部材を、前記固定部の穴と、前記画像読み取り装置の固定穴に嵌合させた状態で回動させることにより、姿勢制御手段の頭部の突出端部を前記切り起し形状部に錠止し、画像読み取り装置に対する前記シート原稿搬送装置の上下方向姿勢制御を可能としたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2において、前記固定部の底板に、左右方向姿勢制御のためにストッパ突起を設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3において、前記固定部を2個所に設け、前記ストッパ突起を、前記シート原稿搬送装置自体を固定する左右固定部で左右対称形状としたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の固定機構を備えたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明を実施する固定機構を備えた画像読み取り装置を示す概略斜視図である。かかる画像読み取り装置1はシート原稿搬送装置2およびこれを画像読み取り装置1に固定する左右の固定部3(3L、3R)を有している。固定部3はヒンジ構造を備えているため、画像読取り装置1上にシート原稿搬送装置2を開閉自在に支持することが可能となる。
図2は本発明による画像読み取り装置へのシート原稿搬送装置の固定機構の第1の実施の形態を説明する概略斜視図である。図1および図2において、シート原稿搬送装置2を画像読み取り装置1上に固定するための固定用ネジを画像読み取り装置1の構造体(フレーム)1aに設けた切り起し形状部8としている。切り起し形状部8は、構造体1aの上面を構成する板金の一部に所要形状の切り込みを形成してから所要形状に折り曲げて突出させたものである。切り起し形状部8の近傍には姿勢制御用ネジ(姿勢制御手段)5のネジ部が螺合される固定穴1b(ネジ穴)が形成されている。
シート原稿搬送装置2の左右の固定部3の底板には、切り起し形状部8に対応する位置に切欠き状のストッパ部7が形成されており、固定穴1bと対応する穴3aが形成されている。姿勢制御用ネジ5を固定穴1bに螺合した際に、ストッパ部7が切り起し形状部8の水平部8aの下方に位置することとなる。
ここで、シート原稿搬送装置2の左右の固定部3のストッパ部形状7は、左右対称形状とし、シート原稿搬送装置2を画像読み取り装置1上に固定して設置する。
固定部3と、切り起し部8、及び固定穴1b、姿勢制御手段5は、固定機構を構成している。
【0006】
図3は本発明による画像読み取り装置へのシート原稿搬送装置の固定機構の第2の実施の形態を説明する概略斜視図である。図1および図3において、姿勢制御手段6の先端部をピン形状部6bとし、且つ頭部を小判状(楕円形状)とする。姿勢制御手段6は頭部6aの一端寄りに偏って固定する。ピン形状部6bを固定穴1b内に嵌合させた状態でこのピン形状の姿勢制御手段6の頭部6aを回転させると、画像読み取り装置1の構造体(フレーム)1aの切り起し形状部8の水平部8aの上面(或いは下面)に錠止することができる。即ち、姿勢制御手段材6の頭部6aの突出端部をシート原稿搬送装置2の固定部3に設けられたストッパ部7まで回転し、画像読み取り装置1の構造体(フレーム)1aの切り起し形状部8に錠止する。
この場合に姿勢制御手段6の頭部6aの形状は回転させ易い楕円形状部分となっている。これによって上記従来の不具合を解消し、さらに容易にシート原稿搬送装置2を画像読み取り装置1に固定することができる。
図4は本発明による画像読み取り装置へのシート原稿搬送装置の固定の第3の実施の形態を説明する概略斜視図である。図1および図4において、シート原稿搬送装置固定部3(3L)の切欠き状のストッパ部7の一方の縁部に沿って姿勢制御手段6の頭部6aに対するストッパ突起9を設けている。
これによって、シート原稿搬送装置2と画像読み取り装置1の左右方向姿勢制御を確実にし、シート原稿搬送装置固定部3の姿勢制御のための姿勢制御手段6を錠止する。なお、図4は図1において左側の固定部3Lを示している。
したがって、画像読み取り装置1の構造体(フレーム)1aの切り起し形状部8とシート原稿搬送装置2の固定部分3の結合がより確実にかつ正確に行われ、錠止解除の危険が低減される。
【0007】
図5は本発明による画像読み取り装置へのシート原稿搬送装置の固定の第4の実施の形態を説明する概略斜視図である。図1および図5において、シート原稿搬送装置固定部3に姿勢制御手段6の頭部に対するストッパ突起10を設けている。
これによって、シート原稿搬送装置2と画像読み取り装置1の左右方向姿勢制御を確実にし、シート原稿搬送装置固定部3の姿勢制御のための姿勢制御手段6を錠止する。なお、図5は図1において右側の固定部3Rを示している。
したがって、画像読み取り装置1の構造体(フレーム)1aの切り起し形状部8とシート原稿搬送装置2の固定部分3の結合がより確実にかつ正確に行われ、錠止解除の危険が低減される。
さらに、図4の第3の実施の形態と組み合わせると、シート原稿搬送装置2の固定部3(左右2個所に対して)で姿勢制御手段6の頭部6aに対するストッパ突起9、10は左右対称形状となる。
これによって、シート原稿搬送装置2自体の左右方向姿勢制御をさらに確実にし、画像読み取り装置1の構造体(フレーム)1aの切り起し形状部8との錠止から外れることが無いようにすることができる。
なお、本発明の固定機構を適用できる画像読み取り装置は、例えば筐体の上面に配置したコンタクトガラスと、コンタクトガラスの直下に配置された読み取り光学系等を備えており、シート原稿搬送装置は筐体上面に対して開閉自在に固定される。
【0008】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1によれば、シート原稿搬送装置を画像読み取り装置に固定する固定用ネジを画像読み取り装置の構造体(フレーム)の切り起し形状部を使用することにより、従来の不具合を解消し、容易にシート原稿搬送装置を画像読み取り装置に固定することが可能となる。
請求項2によれば、姿勢制御手段をピン形状とし、このピン形状の姿勢制御手段の頭部を回転させて画像読み取り装置の構造体(フレーム)の切り起し形状部に錠止することができる形状とすることにより、上記従来の不具合を解消し、さらに容易にシート原稿搬送装置を画像読み取り装置に固定することが可能となる。
請求項3によれば、シート原稿搬送装置固定部にピン形状の姿勢制御手段の頭部に対するストッパ突起を設けることにより、シート原稿搬送装置と画像読み取り装置の左右方向姿勢制御を確実にし、シート原稿搬送装置固定部の姿勢制御の為の姿勢制御手段を錠止するための画像読み取り装置の構造体(フレーム)の切り起し形状部との錠止から外れることが無いようにすることが可能となる。
請求項4によれば、シート原稿搬送装置固定部(左右2個所に対して)に姿勢制御手段の頭部に対するストッパ突起を左右対称形状とすることにより、シート原稿搬送装置自体の左右方向姿勢制御をさらに確実にし、画像読み取り装置の構造体(フレーム)の切り起し形状部との錠止から外れることが無いようにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する画像読み取り装置示す概略斜視図である。
【図2】本発明による画像読み取り装置へのシート原稿搬送装置の固定の第1の実施の形態を説明する概略斜視図である。
【図3】本発明による画像読み取り装置へのシート原稿搬送装置の固定の第2の実施の形態を説明する概略斜視図である。
【図4】本発明による画像読み取り装置へのシート原稿搬送装置の固定の第3の実施の形態を説明する概略斜視図である。
【図5】本発明による画像読み取り装置へのシート原稿搬送装置の固定の第4の実施の形態を説明する概略斜視図である。
【図6】シート原稿搬送装置を画像読み取り装置に固定する従来の技術を説明する概略斜視図である。
【符号の説明】
1 画像読み取り装置
1a フレーム(構造体)
2 シート原稿搬送装置
3 シート原稿搬送装置固定部
4 固定用ネジ
5 姿勢制御用ネジ
6 姿勢制御用ピン
7 ストッパ部
8 構造体の切り欠き部
9 ストッパ突起
10 ストッパ突起
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、スキャナ等の画像読み取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シート原稿搬送装置を画像読み取り装置に固定するさいに、従来はシート原稿搬送装置の固定部1個所に対し、姿勢制御のためにネジ1個所、固定のためにネジ1個所の締結で行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図6はシート原稿搬送装置を画像読み取り装置に固定する従来の技術を説明する概略斜視図である。画像読み取り装置1にシート原稿搬送装置2を固定するとき、シート原稿搬送装置2に固定された左右の固定部(ヒンジ部)3を固定用ネジ4と姿勢制御用ネジ5によってそれぞれ1箇所(左右で2箇所)で画像読み取り装置1に固定されている。
このさい、とくに固定用ネジ4を斜めに取り付けてしまうと、ネジが折れたり、ネジ山を潰してしまい、ネジおよび画像読み取り装置の構造体(フレーム)を交換しなければ使用できない状況(補修できない状況)になる。
そこで本発明の目的は、上記の問題点を解決するために、シート原稿搬送装置を画像読み取り装置に固定するさいに、画像読み取り装置の構造体の切り起し形状部を使用して、画像読み取り装置に容易にシート原稿搬送装置を固定する画像読み取り装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、シート原稿搬送装置を画像読み取り装置に対して開閉自在に固定する固定機構において、前記固定機構は、画像読み取り装置側に設けた切り起し形状部及び固定穴と、シート原稿搬送装置側に設けた固定部と、姿勢制御手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記固定部は、その底板に切欠き状のストッパ部と、穴とを備え、前記姿勢制御手段は、略楕円形の頭部と、該頭部の一端寄り位置から延びるピン形状部材と、を備え、該ピン形状部材を、前記固定部の穴と、前記画像読み取り装置の固定穴に嵌合させた状態で回動させることにより、姿勢制御手段の頭部の突出端部を前記切り起し形状部に錠止し、画像読み取り装置に対する前記シート原稿搬送装置の上下方向姿勢制御を可能としたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2において、前記固定部の底板に、左右方向姿勢制御のためにストッパ突起を設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3において、前記固定部を2個所に設け、前記ストッパ突起を、前記シート原稿搬送装置自体を固定する左右固定部で左右対称形状としたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の固定機構を備えたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明を実施する固定機構を備えた画像読み取り装置を示す概略斜視図である。かかる画像読み取り装置1はシート原稿搬送装置2およびこれを画像読み取り装置1に固定する左右の固定部3(3L、3R)を有している。固定部3はヒンジ構造を備えているため、画像読取り装置1上にシート原稿搬送装置2を開閉自在に支持することが可能となる。
図2は本発明による画像読み取り装置へのシート原稿搬送装置の固定機構の第1の実施の形態を説明する概略斜視図である。図1および図2において、シート原稿搬送装置2を画像読み取り装置1上に固定するための固定用ネジを画像読み取り装置1の構造体(フレーム)1aに設けた切り起し形状部8としている。切り起し形状部8は、構造体1aの上面を構成する板金の一部に所要形状の切り込みを形成してから所要形状に折り曲げて突出させたものである。切り起し形状部8の近傍には姿勢制御用ネジ(姿勢制御手段)5のネジ部が螺合される固定穴1b(ネジ穴)が形成されている。
シート原稿搬送装置2の左右の固定部3の底板には、切り起し形状部8に対応する位置に切欠き状のストッパ部7が形成されており、固定穴1bと対応する穴3aが形成されている。姿勢制御用ネジ5を固定穴1bに螺合した際に、ストッパ部7が切り起し形状部8の水平部8aの下方に位置することとなる。
ここで、シート原稿搬送装置2の左右の固定部3のストッパ部形状7は、左右対称形状とし、シート原稿搬送装置2を画像読み取り装置1上に固定して設置する。
固定部3と、切り起し部8、及び固定穴1b、姿勢制御手段5は、固定機構を構成している。
【0006】
図3は本発明による画像読み取り装置へのシート原稿搬送装置の固定機構の第2の実施の形態を説明する概略斜視図である。図1および図3において、姿勢制御手段6の先端部をピン形状部6bとし、且つ頭部を小判状(楕円形状)とする。姿勢制御手段6は頭部6aの一端寄りに偏って固定する。ピン形状部6bを固定穴1b内に嵌合させた状態でこのピン形状の姿勢制御手段6の頭部6aを回転させると、画像読み取り装置1の構造体(フレーム)1aの切り起し形状部8の水平部8aの上面(或いは下面)に錠止することができる。即ち、姿勢制御手段材6の頭部6aの突出端部をシート原稿搬送装置2の固定部3に設けられたストッパ部7まで回転し、画像読み取り装置1の構造体(フレーム)1aの切り起し形状部8に錠止する。
この場合に姿勢制御手段6の頭部6aの形状は回転させ易い楕円形状部分となっている。これによって上記従来の不具合を解消し、さらに容易にシート原稿搬送装置2を画像読み取り装置1に固定することができる。
図4は本発明による画像読み取り装置へのシート原稿搬送装置の固定の第3の実施の形態を説明する概略斜視図である。図1および図4において、シート原稿搬送装置固定部3(3L)の切欠き状のストッパ部7の一方の縁部に沿って姿勢制御手段6の頭部6aに対するストッパ突起9を設けている。
これによって、シート原稿搬送装置2と画像読み取り装置1の左右方向姿勢制御を確実にし、シート原稿搬送装置固定部3の姿勢制御のための姿勢制御手段6を錠止する。なお、図4は図1において左側の固定部3Lを示している。
したがって、画像読み取り装置1の構造体(フレーム)1aの切り起し形状部8とシート原稿搬送装置2の固定部分3の結合がより確実にかつ正確に行われ、錠止解除の危険が低減される。
【0007】
図5は本発明による画像読み取り装置へのシート原稿搬送装置の固定の第4の実施の形態を説明する概略斜視図である。図1および図5において、シート原稿搬送装置固定部3に姿勢制御手段6の頭部に対するストッパ突起10を設けている。
これによって、シート原稿搬送装置2と画像読み取り装置1の左右方向姿勢制御を確実にし、シート原稿搬送装置固定部3の姿勢制御のための姿勢制御手段6を錠止する。なお、図5は図1において右側の固定部3Rを示している。
したがって、画像読み取り装置1の構造体(フレーム)1aの切り起し形状部8とシート原稿搬送装置2の固定部分3の結合がより確実にかつ正確に行われ、錠止解除の危険が低減される。
さらに、図4の第3の実施の形態と組み合わせると、シート原稿搬送装置2の固定部3(左右2個所に対して)で姿勢制御手段6の頭部6aに対するストッパ突起9、10は左右対称形状となる。
これによって、シート原稿搬送装置2自体の左右方向姿勢制御をさらに確実にし、画像読み取り装置1の構造体(フレーム)1aの切り起し形状部8との錠止から外れることが無いようにすることができる。
なお、本発明の固定機構を適用できる画像読み取り装置は、例えば筐体の上面に配置したコンタクトガラスと、コンタクトガラスの直下に配置された読み取り光学系等を備えており、シート原稿搬送装置は筐体上面に対して開閉自在に固定される。
【0008】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1によれば、シート原稿搬送装置を画像読み取り装置に固定する固定用ネジを画像読み取り装置の構造体(フレーム)の切り起し形状部を使用することにより、従来の不具合を解消し、容易にシート原稿搬送装置を画像読み取り装置に固定することが可能となる。
請求項2によれば、姿勢制御手段をピン形状とし、このピン形状の姿勢制御手段の頭部を回転させて画像読み取り装置の構造体(フレーム)の切り起し形状部に錠止することができる形状とすることにより、上記従来の不具合を解消し、さらに容易にシート原稿搬送装置を画像読み取り装置に固定することが可能となる。
請求項3によれば、シート原稿搬送装置固定部にピン形状の姿勢制御手段の頭部に対するストッパ突起を設けることにより、シート原稿搬送装置と画像読み取り装置の左右方向姿勢制御を確実にし、シート原稿搬送装置固定部の姿勢制御の為の姿勢制御手段を錠止するための画像読み取り装置の構造体(フレーム)の切り起し形状部との錠止から外れることが無いようにすることが可能となる。
請求項4によれば、シート原稿搬送装置固定部(左右2個所に対して)に姿勢制御手段の頭部に対するストッパ突起を左右対称形状とすることにより、シート原稿搬送装置自体の左右方向姿勢制御をさらに確実にし、画像読み取り装置の構造体(フレーム)の切り起し形状部との錠止から外れることが無いようにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する画像読み取り装置示す概略斜視図である。
【図2】本発明による画像読み取り装置へのシート原稿搬送装置の固定の第1の実施の形態を説明する概略斜視図である。
【図3】本発明による画像読み取り装置へのシート原稿搬送装置の固定の第2の実施の形態を説明する概略斜視図である。
【図4】本発明による画像読み取り装置へのシート原稿搬送装置の固定の第3の実施の形態を説明する概略斜視図である。
【図5】本発明による画像読み取り装置へのシート原稿搬送装置の固定の第4の実施の形態を説明する概略斜視図である。
【図6】シート原稿搬送装置を画像読み取り装置に固定する従来の技術を説明する概略斜視図である。
【符号の説明】
1 画像読み取り装置
1a フレーム(構造体)
2 シート原稿搬送装置
3 シート原稿搬送装置固定部
4 固定用ネジ
5 姿勢制御用ネジ
6 姿勢制御用ピン
7 ストッパ部
8 構造体の切り欠き部
9 ストッパ突起
10 ストッパ突起
Claims (5)
- シート原稿搬送装置を画像読み取り装置に対して開閉自在に固定する固定機構において、
前記固定機構は、画像読み取り装置側に設けた切り起し形状部及び固定穴と、シート原稿搬送装置側に設けた固定部と、姿勢制御手段と、を備えていることを特徴とする固定機構。 - 前記固定部は、その底板に切欠き状のストッパ部と、穴とを備え、
前記姿勢制御手段は、略楕円形の頭部と、該頭部の一端寄り位置から延びるピン形状部材と、を備え、
該ピン形状部材を、前記固定部の穴と、前記画像読み取り装置の固定穴に嵌合させた状態で回動させることにより、姿勢制御手段の頭部の突出端部を前記切り起し形状部に錠止し、画像読み取り装置に対する前記シート原稿搬送装置の上下方向姿勢制御を可能としたことを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。 - 前記固定部の底板に、左右方向姿勢制御のためにストッパ突起を設けたことを特徴とする請求項2記載の画像読み取り装置。
- 前記固定部を2個所に設け、前記ストッパ突起を、前記シート原稿搬送装置自体を固定する左右固定部で左右対称形状としたことを特徴とする請求項3記載の画像読み取り装置。
- 請求項1乃至4に記載の固定機構を備えたことを特徴とする画像読み取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003153445A JP2004357065A (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | 固定機構及び画像読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003153445A JP2004357065A (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | 固定機構及び画像読み取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004357065A true JP2004357065A (ja) | 2004-12-16 |
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ID=34048399
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003153445A Pending JP2004357065A (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | 固定機構及び画像読み取り装置 |
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JP (1) | JP2004357065A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010066339A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Kyocera Mita Corp | 原稿送り装置の取付構造及びこれを搭載した画像形成装置 |
JP2013061687A (ja) * | 2013-01-07 | 2013-04-04 | Kyocera Document Solutions Inc | 原稿送り装置の取付構造及びこれを搭載した画像読取装置 |
-
2003
- 2003-05-29 JP JP2003153445A patent/JP2004357065A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010066339A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Kyocera Mita Corp | 原稿送り装置の取付構造及びこれを搭載した画像形成装置 |
JP2013061687A (ja) * | 2013-01-07 | 2013-04-04 | Kyocera Document Solutions Inc | 原稿送り装置の取付構造及びこれを搭載した画像読取装置 |
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