JP2004353211A - トイレ用床下収納装置 - Google Patents
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- A47K17/028—Foot- or knee-rests
Abstract
【課題】トイレ室内の高い位置に設けた棚などに収納した小物を出し入れするための踏み台としても、幼児から大人まで異なる身長に応じて適切な便座高さになるような踏み台としても有用に利用できるとともに、収納品の出し入れが簡単なトイレ用床下収納装置を提供すること。
【解決手段】トイレ室1内の便器2前方の床面3に設けた床開口部4より突出自在に床面3下方に収納庫5を設け、この収納庫5上部を覆う天板状の踏板6を形成し、この踏板6上に人を乗せた状態で任意の高さに保持可能に収納庫5を昇降させる昇降装置7を設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】トイレ室1内の便器2前方の床面3に設けた床開口部4より突出自在に床面3下方に収納庫5を設け、この収納庫5上部を覆う天板状の踏板6を形成し、この踏板6上に人を乗せた状態で任意の高さに保持可能に収納庫5を昇降させる昇降装置7を設ける。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トイレ用床下収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばキッチンなどの小物が多くてスペースが狭い場所では、小物を効率的に収納するために床下収納装置が多用されている。この床下収納装置には、床下に昇降装置を設けて収納庫を昇降自在に支持したものがあり、使用者が屈み込むような低い姿勢で床下に配置した収納庫内の物品の出し入れを行うという高齢者にとって苦痛となる作業の必要がないようにしている。このような床下収納装置では、通常は収納庫が床下に配置され収納庫の踏板が他の床面と略面一に形成されているので、収納庫がキッチンでの調理作業の邪魔になることがなく、収納庫に物品を出し入れするときに、昇降装置を駆動させて収納庫を床面上に突出させて位置保持させるようにしておき、使用者が屈み込むような低い姿勢で行うことなく楽な姿勢で行うことができる。(実開平3−33139号公報参照)
【0003】
一方、トイレもキッチン同様に狭いスペースを有する場所であり、トイレの清掃用品などの小物は狭いトイレ室内の床面の端部などにそのまま置かれていることが多いものであるが、昇降装置を有する床下収納装置を設けておくと、収納庫内部にトイレの清掃用品やトイレットペーパーなどの小物を収時々必要となるものを収納しておき、必要なときに収納庫を昇降させて収納庫内部の小物を簡単に出し入れできる。またトイレ室の床面上に小物が散乱することなく外観も向上し、狭いトイレ室には床下収納装置は非常に有効である。
【0004】
【特許文献1】
実開平3−33139号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来のトイレ用床下収納装置では、通常、収納庫内に収納した物品の出し入れのために用いられるものであるから、収納庫は完全に床下に収納されるか、最高位置で位置保持されるかのどちらかであり、トイレ室内の高い位置に設けた棚などに収納した小物を出し入れするための踏み台として使用したり、収納庫を便器の前方に設けて幼児の用便時の補助足場として使用したりという収納庫を踏み台として使用する場合、それぞれ踏み台の適切な高さが異なるため、踏み台としては十分に対応できていないという問題がある。
【0006】
例えば、トイレ室内の高い位置に設けた棚などに収納した小物を出し入れするための踏み台としては、棚に手が楽に届くような比較的高い高さを有するものが望ましく、幼児の用便時の踏み台としては乗りやすく、便座に腰掛けたときにちょうど足の位置にあるような比較的低い高さを有するものが望ましい。幼児のみならず、お年寄りから大人まで身長の異なる家族で共同使用することが多いため、身長が異なる複数の人が共同で使用する際の用便時の足場補助として有用な踏み台が望まれる。
【0007】
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、使い方に合わせて適切な高さの踏み台として使用できるとともに、収納品の出し入れが簡単なトイレ用床下収納装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、トイレ室内の便器前方の床面に設けた床開口部より突出自在に床面下方に収納庫を設け、この収納庫上部を覆う天板状の踏板を形成し、この踏板上に人を乗せた状態で任意の高さに保持可能に収納庫を昇降させる昇降装置を設けてなることを特徴として構成している。
【0009】
このようなトイレ用床下収納装置では、昇降装置によりトイレ室内の床面の床開口部より収納庫を床面上方に突出させ、任意の高さに保持させた状態で、収納庫の踏板を踏板としてその上に人が乗って使用する。踏板の高さを自在に好みの位置に調整できるので、収納庫を単なる収納庫としての役目以外に、トイレ室内の高い位置に設けた棚などに収納した小物を出し入れするための踏み台としても、幼児から大人まで異なる身長に応じて適切な便座高さになるような踏み台としても有用に利用できる。
【0010】
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、踏板を着脱自在に形成してなることを特徴として構成している。
【0011】
このようなトイレ用床下収納装置では、踏板をデザインや機能に応じた複数のものを用意しておけば、好みのものに簡単に取り替えて使用することができる。
【0012】
また請求項3記載の発明は、請求項1乃至2記載の発明において、床開口部よりも踏板外形を大きく形成して、収納庫を床下に収納したときにこの床開口部周縁上に踏板外周縁が支持されるように形成してなることを特徴として構成している。
【0013】
このようなトイレ用床下収納装置では、床開口部よりも踏板外形を大きく形成して、収納庫を床下に収納したときにこの床開口部周縁上に踏板外周縁が支持されるようにしているので、この収納状態のときに床開口部周縁と収納庫側面との上方開口した隙間を踏板外周縁が覆い、この隙間からトイレ室内のごみなどの異物が侵入することを防止している。
【0014】
また請求項4記載の発明は、請求項1乃至3記載の発明において、踏板上面に電源供給により発熱又は発光する光熱発生装置を設けてなることを特徴として構成している。
【0015】
このようなトイレ用床下収納装置では、踏板上面に電源供給により発熱又は発光する発光素子や熱電素子などの電気反応装置を設けているので、トイレ室内の床面照明や床暖房装置としても使用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態のトイレ用床下収納装置を図1乃至図6に基づいて説明する。
【0017】
図1は、本発明の実施形態のトイレ用床下収納装置を示す要部の縦断面図である。また図2は、同上のトイレ用床下収納装置の動作状態を示す要部の縦断面図であり、(a)は収納庫5を床下へ収納した状態であり、(b)は収納庫5を最上位位置に保持させた状態である。また図3は、同上のトイレ用床下収納装置を示す要部の拡大縦断面図である。また図4は、同上のトイレ用床下収納装置に用いる踏板6を示す平面図であり、(a)〜(d)に各種を示す。また図5は、同上のトイレ用床下収納装置に用いる操作パネル18を示す平面図である。また図6は、同上と異なるトイレ用床下収納装置を示す要部の斜視図である。
【0018】
図1乃至図5に示すように、このトイレ用床下収納装置は、トイレ室1内の便器2前方の床面3に設けた床開口部4より突出自在に床面3下方に収納庫5を設け、この収納庫5上部を覆う天板状の踏板6を形成し、この踏板6上に人を乗せた状態で任意の高さに保持可能に収納庫5を昇降させる昇降装置7を設けているものである。また、踏板6を着脱自在に形成している。また、床開口部4よりも踏板6外形を大きく形成して、収納庫5を床下に収納したときにこの床開口部4周縁上に踏板6外周縁が支持されるように形成しているものである。
【0019】
床開口部4は、トイレ室1内の床板8を開口して形成され、便器2前方の人が便座に腰掛けたときに両足を置けるちょうどいい場所と大きさの例えば略角孔状に設けられている。この床開口部4下方の床下スラブ9上に昇降装置7が据え付けられ、この昇降装置7上に収納庫5が支持されている。
【0020】
収納庫5は、外形が床開口部4と略同形状の箱状に形成された収納庫本体10と、この収納庫本体10の上端開口部を覆って取着される踏板6とから形成されている。収納庫5の上端開口縁には縦断面視略L字型の枠材16が嵌めこまれ、この枠材16上に踏板6が支持されている。
【0021】
踏板6は、外形は床開口部4よりも一回り大きく形成されており、下面の外周縁全周に亘って垂下片を有しており、踏板6の垂下片内側に沿ってリング状のゴムパッキンなどのシール材17が設けてある。収納庫5を床下に収納した状態では、垂下片下端が床開口部4周縁に当接するとともに、シール材17が踏板6と床面3間で挟まれこの隙間を閉塞している。踏板6は、例えばフックなどの着脱簡便な固定手段により収納庫本体10の開口部に取り付けられており、手で踏板6を引き上げたり押しこんだりすることにより、容易に着脱可能としている。また踏板6が着脱自在に形成してあるので、さまざまな機能を有する踏板6を複数種類用意しておき、取り替えて使用することにより、その踏板6固有の機能に応じた使い方ができる。その機能を図4(a)〜(d)に例示する。(a)は、踏板6上面の凹凸が少なく抗菌性を有するように形成されたものであり、踏板6上面に直接足を載せても衛生的なものとしている。また(b)は、踏板6を薄型の体重計又は体脂肪計などで形成したものであり、踏板6上に乗ることによって体重や体脂肪などを簡便に測定でき、日頃の健康管理にも利用できる。また(c)は、踏板6上面部を大理石や金属材料等の熱伝導性の優れた材料で形成してあり、暑い時期などに踏板6上面に乗ることによって涼感を得られるようにしている。また(d)は、踏板6上面に各種のデザインが施されたものであり、使用者の好みに応じて自由に選択して用いることができる。
【0022】
昇降装置7としては、例えばリンク式のものが好適に用いられ、複数の支持棒材11aをパンタグラフ状に連結して上下方向に伸縮可能としたリンク部材11と、床下スラブ9上に固定されリンク部材11の下端部が取り付けられる取付台12と、収納庫5の底板が固定されリンク部材11の上端部が取り付けられる支持台13と、リンク部材11の下端部に連結されているネジ付棒14と、このネジ付棒14を回転駆動するモータ15と、で構成されており、モータ15によってネジ付棒14を回転駆動させると、リンク部材11が上下方向に伸縮して収納庫5が昇降するようなものとなっている。
【0023】
この昇降装置7のモータ15の駆動スイッチは、例えばトイレ室1の入口付近の壁面の幼児にでも手が届くような高さ位置に設けた操作パネル18に連結され、人がトイレに入ったときにこの操作パネル18の駆動スイッチを操作することによりモータ15が駆動するようにすると良い。この操作パネル18上の駆動スイッチとして例えば、「上昇」、「下降」、「設定位置A」、「設定位置B」の表示と一対に複数のものを用意しておき、各駆動スイッチを押圧操作することにより対応する表示の動作を行うようモータ15制御装置を設けておく。スイッチ操作として、例えば「上昇」又は「下降」スイッチを押し続けたときに所定の一定スピードで収納庫5が上昇又は下降するようにし、スイッチから手を離したときにその場で位置保持されるようにしておく。そしてこの状態で「設定スイッチ」を押すと、その高さ位置がモータ15制御装置に設けたメモリに記憶されるようにしておけば、再度その「設定スイッチ」を押すとメモリに記憶された高さになるよう自動的にモータ15制御するようにできる。収納庫5の高さ検知手段としては、例えば収納庫5に設けた位置検出センサーや収納庫5上下端位置から所定高さ位置までの移動動作時間から算出して求めるものが考えられる。このような「設定スイッチ」は複数設けそれぞれ複数の使用者と対応付けておけば、踏板6を用便時の足場として使用するときなど使用者固有の「設定スイッチ」を選択して押圧することにより、使用者に適切な高さに自動的に設定することができる。昇降時の安全性を考慮して昇降作動中にはブザーが鳴るようにしてもよい。なお、スイッチの長押、2回押、複数押などのスイッチ押圧動作により少ないスイッチを有効活用してスイッチ数の少ない使いやすい操作パネル18とすることもできる。
【0024】
このようなトイレ用床下収納装置では、昇降装置7によりトイレ室1内の床開口部4より収納庫5を床面3上方に突出させ、任意の高さに保持させた状態で、収納庫5の踏板6を踏板6としてその上に人が乗って使用する。踏板6の高さを自在に好みの位置に調整できるので、収納庫5を単なる収納庫5としての役目以外に、トイレ室1内の高い位置に設けた棚などに収納した小物を出し入れするための踏み台としても、幼児から大人まで異なる身長に応じて適切な便座高さになるような踏み台としても有用に利用できる。
【0025】
また、踏板6をデザインや機能に応じた複数のものを用意しておけば、好みのものに簡単に取り替えて使用することができる。また、床開口部4よりも踏板6外形を大きく形成して、収納庫5を床下に収納したときにこの床開口部4周縁上に踏板6外周縁が支持されるようにしているので、この収納状態のときに床開口部4周縁と収納庫5側面との上方開口した隙間を踏板6外周縁が覆い、この隙間からトイレ室1内のごみなどの異物が侵入することを防止している。また、収納庫5の昇降作動中は連動してブザー音を鳴らすようにしておくと、ブザー音によって収納庫5の昇降作動中であること認識でき安全性を向上させることもできる。また、人の身長を測定できる人体検知手段をトイレ室1内に設け、この人体検知手段で検知された使用者の身長に応じて適切な収納庫5高さとなるように昇降装置7を制御するようにしておけば、昇降装置7を操作することなく収納庫5高さを適切に調節できる。
【0026】
図6は、本発明の実施形態の同上と異なるトイレ用床下収納装置を示す要部の斜視図である。
【0027】
このトイレ用床下収納装置は、同上のトイレ用床下収納装置と略同様の構成を有しており、トイレ室1内の便器2前方の床面3に設けた床開口部4より突出自在に床面3下方に収納庫5を設け、この収納庫5上部を覆う天板状の踏板6を形成し、この踏板6上に人を乗せた状態で任意の高さに保持可能に収納庫5を昇降させる昇降装置7を設けており、踏板6を着脱自在に形成しているものである。異なる点は、踏板6上面に電源供給により発熱又は発光する電気素子を設けていることである。電気素子としてにヒーターなどの発熱素子やLEDや蛍光灯などが挙げられ、踏板6下面にこれらの電気素子に電源供給するための端子を露出形成してある。また収納庫本体10内壁に踏板6を取りつけた状態で踏板6の端子に接続される電源側端子22と、商用電源などに接続された電気接続線23とを有する接続ユニット20を取り付けてある。電源側端子22として例えばマグネット電極が好適に用いられ、踏板6の収納庫本体10への着脱や端子の電源側端子22への接続も容易にすることができる。また接続ユニット20には踏板6の収納庫本体10への着脱を検出するリミットスイッチ21が設けてあり、このリミットスイッチ21によって収納庫本体10から踏板6が外されたときに電源側端子への給電を停止するようにしておけば、電源側端子22が露出した場合でも安全性が向上している。
【0028】
なお、踏板が着脱式ではなく蝶番により開閉自在に取り付けられている場合には、電気接続線を踏板に内蔵した電気素子に接続固定しておいてもよい。この場合は、踏板の開閉動作の妨げにならないよう、電気接続線の長さに余裕を持たせておくことや、電気接続線の踏板への接続位置を踏板の支点側端部に設けておくことが望ましい。またトイレ室内に人体検知装置を設け、この人体検知装置の検知により電気素子に電源供給するよう制御すれば、人がトイレ室に居るときだけ床暖房や床照明を行え省電力化が図れる。
【0029】
【発明の効果】
請求項1記載の発明では、踏板の高さを自在に好みの位置に調整できるので、収納庫を単なる収納庫としての役目以外に、トイレ室内の高い位置に設けた棚などに収納した小物を出し入れするための踏み台としても、幼児から大人まで異なる身長に応じて適切な便座高さになるような踏み台としても有用に利用できる。また請求項2記載の発明では、踏板をデザインや機能に応じた複数のものを用意しておけば、好みのものに簡単に取り替えて使用することができる。
【0030】
また請求項3記載の発明では、床開口部よりも踏板外形を大きく形成して、収納庫を床下に収納したときにこの床開口部周縁上に踏板外周縁が支持されるようにしているので、この収納状態のときに床開口部周縁と収納庫側面との上方開口した隙間を踏板外周縁が覆い、この隙間からトイレ室内のごみなどの異物が侵入することを防止している。
【0031】
また請求項4記載の発明では、踏板上面に電源供給により発熱又は発光する発光素子や熱電素子などの電気反応装置を設けているので、トイレ室内の床面照明や床暖房装置としても使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のトイレ用床下収納装置を示す要部の縦断面図である。
【図2】同上のトイレ用床下収納装置の動作状態を示す要部の縦断面図であり、(a)は収納庫を床下へ収納した状態であり、(b)は収納庫を最上位位置に保持させた状態である。
【図3】同上のトイレ用床下収納装置を示す要部の拡大縦断面図である。
【図4】同上のトイレ用床下収納装置に用いる踏板を示す平面図であり、(a)〜(d)に各種を示す。
【図5】同上のトイレ用床下収納装置に用いる操作パネルを示す平面図である。
【図6】同上と異なるトイレ用床下収納装置を示す要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 トイレ室
2 便器
3 床面
4 床開口部
5 収納庫
6 踏板
7 昇降装置
8 床板
9 床下スラブ
10 収納庫本体
11 リンク部材
11a 支持棒材
12 取付台
13 支持台
14 ネジ付棒
15 モータ
16 枠材
17 シール材
18 操作パネル
【発明の属する技術分野】
本発明は、トイレ用床下収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばキッチンなどの小物が多くてスペースが狭い場所では、小物を効率的に収納するために床下収納装置が多用されている。この床下収納装置には、床下に昇降装置を設けて収納庫を昇降自在に支持したものがあり、使用者が屈み込むような低い姿勢で床下に配置した収納庫内の物品の出し入れを行うという高齢者にとって苦痛となる作業の必要がないようにしている。このような床下収納装置では、通常は収納庫が床下に配置され収納庫の踏板が他の床面と略面一に形成されているので、収納庫がキッチンでの調理作業の邪魔になることがなく、収納庫に物品を出し入れするときに、昇降装置を駆動させて収納庫を床面上に突出させて位置保持させるようにしておき、使用者が屈み込むような低い姿勢で行うことなく楽な姿勢で行うことができる。(実開平3−33139号公報参照)
【0003】
一方、トイレもキッチン同様に狭いスペースを有する場所であり、トイレの清掃用品などの小物は狭いトイレ室内の床面の端部などにそのまま置かれていることが多いものであるが、昇降装置を有する床下収納装置を設けておくと、収納庫内部にトイレの清掃用品やトイレットペーパーなどの小物を収時々必要となるものを収納しておき、必要なときに収納庫を昇降させて収納庫内部の小物を簡単に出し入れできる。またトイレ室の床面上に小物が散乱することなく外観も向上し、狭いトイレ室には床下収納装置は非常に有効である。
【0004】
【特許文献1】
実開平3−33139号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来のトイレ用床下収納装置では、通常、収納庫内に収納した物品の出し入れのために用いられるものであるから、収納庫は完全に床下に収納されるか、最高位置で位置保持されるかのどちらかであり、トイレ室内の高い位置に設けた棚などに収納した小物を出し入れするための踏み台として使用したり、収納庫を便器の前方に設けて幼児の用便時の補助足場として使用したりという収納庫を踏み台として使用する場合、それぞれ踏み台の適切な高さが異なるため、踏み台としては十分に対応できていないという問題がある。
【0006】
例えば、トイレ室内の高い位置に設けた棚などに収納した小物を出し入れするための踏み台としては、棚に手が楽に届くような比較的高い高さを有するものが望ましく、幼児の用便時の踏み台としては乗りやすく、便座に腰掛けたときにちょうど足の位置にあるような比較的低い高さを有するものが望ましい。幼児のみならず、お年寄りから大人まで身長の異なる家族で共同使用することが多いため、身長が異なる複数の人が共同で使用する際の用便時の足場補助として有用な踏み台が望まれる。
【0007】
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、使い方に合わせて適切な高さの踏み台として使用できるとともに、収納品の出し入れが簡単なトイレ用床下収納装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、トイレ室内の便器前方の床面に設けた床開口部より突出自在に床面下方に収納庫を設け、この収納庫上部を覆う天板状の踏板を形成し、この踏板上に人を乗せた状態で任意の高さに保持可能に収納庫を昇降させる昇降装置を設けてなることを特徴として構成している。
【0009】
このようなトイレ用床下収納装置では、昇降装置によりトイレ室内の床面の床開口部より収納庫を床面上方に突出させ、任意の高さに保持させた状態で、収納庫の踏板を踏板としてその上に人が乗って使用する。踏板の高さを自在に好みの位置に調整できるので、収納庫を単なる収納庫としての役目以外に、トイレ室内の高い位置に設けた棚などに収納した小物を出し入れするための踏み台としても、幼児から大人まで異なる身長に応じて適切な便座高さになるような踏み台としても有用に利用できる。
【0010】
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、踏板を着脱自在に形成してなることを特徴として構成している。
【0011】
このようなトイレ用床下収納装置では、踏板をデザインや機能に応じた複数のものを用意しておけば、好みのものに簡単に取り替えて使用することができる。
【0012】
また請求項3記載の発明は、請求項1乃至2記載の発明において、床開口部よりも踏板外形を大きく形成して、収納庫を床下に収納したときにこの床開口部周縁上に踏板外周縁が支持されるように形成してなることを特徴として構成している。
【0013】
このようなトイレ用床下収納装置では、床開口部よりも踏板外形を大きく形成して、収納庫を床下に収納したときにこの床開口部周縁上に踏板外周縁が支持されるようにしているので、この収納状態のときに床開口部周縁と収納庫側面との上方開口した隙間を踏板外周縁が覆い、この隙間からトイレ室内のごみなどの異物が侵入することを防止している。
【0014】
また請求項4記載の発明は、請求項1乃至3記載の発明において、踏板上面に電源供給により発熱又は発光する光熱発生装置を設けてなることを特徴として構成している。
【0015】
このようなトイレ用床下収納装置では、踏板上面に電源供給により発熱又は発光する発光素子や熱電素子などの電気反応装置を設けているので、トイレ室内の床面照明や床暖房装置としても使用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態のトイレ用床下収納装置を図1乃至図6に基づいて説明する。
【0017】
図1は、本発明の実施形態のトイレ用床下収納装置を示す要部の縦断面図である。また図2は、同上のトイレ用床下収納装置の動作状態を示す要部の縦断面図であり、(a)は収納庫5を床下へ収納した状態であり、(b)は収納庫5を最上位位置に保持させた状態である。また図3は、同上のトイレ用床下収納装置を示す要部の拡大縦断面図である。また図4は、同上のトイレ用床下収納装置に用いる踏板6を示す平面図であり、(a)〜(d)に各種を示す。また図5は、同上のトイレ用床下収納装置に用いる操作パネル18を示す平面図である。また図6は、同上と異なるトイレ用床下収納装置を示す要部の斜視図である。
【0018】
図1乃至図5に示すように、このトイレ用床下収納装置は、トイレ室1内の便器2前方の床面3に設けた床開口部4より突出自在に床面3下方に収納庫5を設け、この収納庫5上部を覆う天板状の踏板6を形成し、この踏板6上に人を乗せた状態で任意の高さに保持可能に収納庫5を昇降させる昇降装置7を設けているものである。また、踏板6を着脱自在に形成している。また、床開口部4よりも踏板6外形を大きく形成して、収納庫5を床下に収納したときにこの床開口部4周縁上に踏板6外周縁が支持されるように形成しているものである。
【0019】
床開口部4は、トイレ室1内の床板8を開口して形成され、便器2前方の人が便座に腰掛けたときに両足を置けるちょうどいい場所と大きさの例えば略角孔状に設けられている。この床開口部4下方の床下スラブ9上に昇降装置7が据え付けられ、この昇降装置7上に収納庫5が支持されている。
【0020】
収納庫5は、外形が床開口部4と略同形状の箱状に形成された収納庫本体10と、この収納庫本体10の上端開口部を覆って取着される踏板6とから形成されている。収納庫5の上端開口縁には縦断面視略L字型の枠材16が嵌めこまれ、この枠材16上に踏板6が支持されている。
【0021】
踏板6は、外形は床開口部4よりも一回り大きく形成されており、下面の外周縁全周に亘って垂下片を有しており、踏板6の垂下片内側に沿ってリング状のゴムパッキンなどのシール材17が設けてある。収納庫5を床下に収納した状態では、垂下片下端が床開口部4周縁に当接するとともに、シール材17が踏板6と床面3間で挟まれこの隙間を閉塞している。踏板6は、例えばフックなどの着脱簡便な固定手段により収納庫本体10の開口部に取り付けられており、手で踏板6を引き上げたり押しこんだりすることにより、容易に着脱可能としている。また踏板6が着脱自在に形成してあるので、さまざまな機能を有する踏板6を複数種類用意しておき、取り替えて使用することにより、その踏板6固有の機能に応じた使い方ができる。その機能を図4(a)〜(d)に例示する。(a)は、踏板6上面の凹凸が少なく抗菌性を有するように形成されたものであり、踏板6上面に直接足を載せても衛生的なものとしている。また(b)は、踏板6を薄型の体重計又は体脂肪計などで形成したものであり、踏板6上に乗ることによって体重や体脂肪などを簡便に測定でき、日頃の健康管理にも利用できる。また(c)は、踏板6上面部を大理石や金属材料等の熱伝導性の優れた材料で形成してあり、暑い時期などに踏板6上面に乗ることによって涼感を得られるようにしている。また(d)は、踏板6上面に各種のデザインが施されたものであり、使用者の好みに応じて自由に選択して用いることができる。
【0022】
昇降装置7としては、例えばリンク式のものが好適に用いられ、複数の支持棒材11aをパンタグラフ状に連結して上下方向に伸縮可能としたリンク部材11と、床下スラブ9上に固定されリンク部材11の下端部が取り付けられる取付台12と、収納庫5の底板が固定されリンク部材11の上端部が取り付けられる支持台13と、リンク部材11の下端部に連結されているネジ付棒14と、このネジ付棒14を回転駆動するモータ15と、で構成されており、モータ15によってネジ付棒14を回転駆動させると、リンク部材11が上下方向に伸縮して収納庫5が昇降するようなものとなっている。
【0023】
この昇降装置7のモータ15の駆動スイッチは、例えばトイレ室1の入口付近の壁面の幼児にでも手が届くような高さ位置に設けた操作パネル18に連結され、人がトイレに入ったときにこの操作パネル18の駆動スイッチを操作することによりモータ15が駆動するようにすると良い。この操作パネル18上の駆動スイッチとして例えば、「上昇」、「下降」、「設定位置A」、「設定位置B」の表示と一対に複数のものを用意しておき、各駆動スイッチを押圧操作することにより対応する表示の動作を行うようモータ15制御装置を設けておく。スイッチ操作として、例えば「上昇」又は「下降」スイッチを押し続けたときに所定の一定スピードで収納庫5が上昇又は下降するようにし、スイッチから手を離したときにその場で位置保持されるようにしておく。そしてこの状態で「設定スイッチ」を押すと、その高さ位置がモータ15制御装置に設けたメモリに記憶されるようにしておけば、再度その「設定スイッチ」を押すとメモリに記憶された高さになるよう自動的にモータ15制御するようにできる。収納庫5の高さ検知手段としては、例えば収納庫5に設けた位置検出センサーや収納庫5上下端位置から所定高さ位置までの移動動作時間から算出して求めるものが考えられる。このような「設定スイッチ」は複数設けそれぞれ複数の使用者と対応付けておけば、踏板6を用便時の足場として使用するときなど使用者固有の「設定スイッチ」を選択して押圧することにより、使用者に適切な高さに自動的に設定することができる。昇降時の安全性を考慮して昇降作動中にはブザーが鳴るようにしてもよい。なお、スイッチの長押、2回押、複数押などのスイッチ押圧動作により少ないスイッチを有効活用してスイッチ数の少ない使いやすい操作パネル18とすることもできる。
【0024】
このようなトイレ用床下収納装置では、昇降装置7によりトイレ室1内の床開口部4より収納庫5を床面3上方に突出させ、任意の高さに保持させた状態で、収納庫5の踏板6を踏板6としてその上に人が乗って使用する。踏板6の高さを自在に好みの位置に調整できるので、収納庫5を単なる収納庫5としての役目以外に、トイレ室1内の高い位置に設けた棚などに収納した小物を出し入れするための踏み台としても、幼児から大人まで異なる身長に応じて適切な便座高さになるような踏み台としても有用に利用できる。
【0025】
また、踏板6をデザインや機能に応じた複数のものを用意しておけば、好みのものに簡単に取り替えて使用することができる。また、床開口部4よりも踏板6外形を大きく形成して、収納庫5を床下に収納したときにこの床開口部4周縁上に踏板6外周縁が支持されるようにしているので、この収納状態のときに床開口部4周縁と収納庫5側面との上方開口した隙間を踏板6外周縁が覆い、この隙間からトイレ室1内のごみなどの異物が侵入することを防止している。また、収納庫5の昇降作動中は連動してブザー音を鳴らすようにしておくと、ブザー音によって収納庫5の昇降作動中であること認識でき安全性を向上させることもできる。また、人の身長を測定できる人体検知手段をトイレ室1内に設け、この人体検知手段で検知された使用者の身長に応じて適切な収納庫5高さとなるように昇降装置7を制御するようにしておけば、昇降装置7を操作することなく収納庫5高さを適切に調節できる。
【0026】
図6は、本発明の実施形態の同上と異なるトイレ用床下収納装置を示す要部の斜視図である。
【0027】
このトイレ用床下収納装置は、同上のトイレ用床下収納装置と略同様の構成を有しており、トイレ室1内の便器2前方の床面3に設けた床開口部4より突出自在に床面3下方に収納庫5を設け、この収納庫5上部を覆う天板状の踏板6を形成し、この踏板6上に人を乗せた状態で任意の高さに保持可能に収納庫5を昇降させる昇降装置7を設けており、踏板6を着脱自在に形成しているものである。異なる点は、踏板6上面に電源供給により発熱又は発光する電気素子を設けていることである。電気素子としてにヒーターなどの発熱素子やLEDや蛍光灯などが挙げられ、踏板6下面にこれらの電気素子に電源供給するための端子を露出形成してある。また収納庫本体10内壁に踏板6を取りつけた状態で踏板6の端子に接続される電源側端子22と、商用電源などに接続された電気接続線23とを有する接続ユニット20を取り付けてある。電源側端子22として例えばマグネット電極が好適に用いられ、踏板6の収納庫本体10への着脱や端子の電源側端子22への接続も容易にすることができる。また接続ユニット20には踏板6の収納庫本体10への着脱を検出するリミットスイッチ21が設けてあり、このリミットスイッチ21によって収納庫本体10から踏板6が外されたときに電源側端子への給電を停止するようにしておけば、電源側端子22が露出した場合でも安全性が向上している。
【0028】
なお、踏板が着脱式ではなく蝶番により開閉自在に取り付けられている場合には、電気接続線を踏板に内蔵した電気素子に接続固定しておいてもよい。この場合は、踏板の開閉動作の妨げにならないよう、電気接続線の長さに余裕を持たせておくことや、電気接続線の踏板への接続位置を踏板の支点側端部に設けておくことが望ましい。またトイレ室内に人体検知装置を設け、この人体検知装置の検知により電気素子に電源供給するよう制御すれば、人がトイレ室に居るときだけ床暖房や床照明を行え省電力化が図れる。
【0029】
【発明の効果】
請求項1記載の発明では、踏板の高さを自在に好みの位置に調整できるので、収納庫を単なる収納庫としての役目以外に、トイレ室内の高い位置に設けた棚などに収納した小物を出し入れするための踏み台としても、幼児から大人まで異なる身長に応じて適切な便座高さになるような踏み台としても有用に利用できる。また請求項2記載の発明では、踏板をデザインや機能に応じた複数のものを用意しておけば、好みのものに簡単に取り替えて使用することができる。
【0030】
また請求項3記載の発明では、床開口部よりも踏板外形を大きく形成して、収納庫を床下に収納したときにこの床開口部周縁上に踏板外周縁が支持されるようにしているので、この収納状態のときに床開口部周縁と収納庫側面との上方開口した隙間を踏板外周縁が覆い、この隙間からトイレ室内のごみなどの異物が侵入することを防止している。
【0031】
また請求項4記載の発明では、踏板上面に電源供給により発熱又は発光する発光素子や熱電素子などの電気反応装置を設けているので、トイレ室内の床面照明や床暖房装置としても使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のトイレ用床下収納装置を示す要部の縦断面図である。
【図2】同上のトイレ用床下収納装置の動作状態を示す要部の縦断面図であり、(a)は収納庫を床下へ収納した状態であり、(b)は収納庫を最上位位置に保持させた状態である。
【図3】同上のトイレ用床下収納装置を示す要部の拡大縦断面図である。
【図4】同上のトイレ用床下収納装置に用いる踏板を示す平面図であり、(a)〜(d)に各種を示す。
【図5】同上のトイレ用床下収納装置に用いる操作パネルを示す平面図である。
【図6】同上と異なるトイレ用床下収納装置を示す要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 トイレ室
2 便器
3 床面
4 床開口部
5 収納庫
6 踏板
7 昇降装置
8 床板
9 床下スラブ
10 収納庫本体
11 リンク部材
11a 支持棒材
12 取付台
13 支持台
14 ネジ付棒
15 モータ
16 枠材
17 シール材
18 操作パネル
Claims (4)
- トイレ室内の便器前方の床面に設けた床開口部より突出自在に床面下方に収納庫を設け、この収納庫上部を覆う天板状の踏板を形成し、この踏板上に人を乗せた状態で任意の高さに保持可能に収納庫を昇降させる昇降装置を設けてなることを特徴とするトイレ用床下収納装置。
- 踏板を着脱自在に形成してなることを特徴とする請求項1記載のトイレ用床下収納装置。
- 床開口部よりも踏板外形を大きく形成して、収納庫を床下に収納したときにこの床開口部周縁上に踏板外周縁が支持されるように形成してなることを特徴とする請求項1乃至2記載のトイレ用床下収納装置。
- 踏板上面に電源供給により発熱又は発光する電気素子を設けてなることを特徴とする請求項1乃至3記載のトイレ用床下収納装置。
Priority Applications (1)
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JP2003149973A JP2004353211A (ja) | 2003-05-27 | 2003-05-27 | トイレ用床下収納装置 |
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JP2003149973A JP2004353211A (ja) | 2003-05-27 | 2003-05-27 | トイレ用床下収納装置 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|---|
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- 2003-05-27 JP JP2003149973A patent/JP2004353211A/ja active Pending
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