JP2004346657A - 耐火被覆材および耐火被覆方法 - Google Patents

耐火被覆材および耐火被覆方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、開口部の開口端面における要求耐火性能に適合した厚さを確実に確保でき、また、予め耐火被覆材の厚さを確認することで開口部の開口端面に施される耐火被膜材の厚さを容易に確認することができる耐火被覆材を提供し、耐火被覆材の耐火効果の確実性を向上させることを目的としている。
【解決手段】鉄骨材に形成された開口部の開口端面に対向して配置され、開口端面を高温から保護する折り曲げ自在の帯状の耐火断熱部8を有する耐火被覆材6であって、耐火断熱部8の表面には、不燃金属箔9が被覆されている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄骨材を火から保護する耐火被覆材および耐火被覆方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄骨造の梁を有する建築物を建築する際には、鋼材は高温にさらされると急激に強度が低下するため、火災の火等から鉄骨梁を保護する必要がある。このため、鉄骨梁の表面には、鉄骨梁を高温から保護する耐火被覆材を規定の厚さで施すことが法規上定められている。鉄骨梁にスリーブ孔などの開口部が形成されている場合、開口部の開口端面を高温から保護する必要があるため、開口部の開口端面にも耐火被覆材が吹付けられる。従来、開口部の開口端面に耐火被覆材を吹付ける場合、鉄骨梁の表面に耐火被覆材を吹付けるのと同様に、開口部の開口端面に耐火被覆材を直接吹付けられている。
【0003】
また、近年では、鉄骨梁に形成された開口部に、セラミック材を圧縮成形した耐火性能に優れた貫通用スリーブ材を取り付ける方法が提案されている。これは、開口部の形状および大きさに合わせて貫通用スリーブ材を成形し、この貫通用スリーブ材を所定の開口部内に挿通させ、貫通用スリーブ材を固定金物によって固定する方法である。この方法によれば、開口部の開口端面は貫通用スリーブ材によって火災の火等の高温から保護される(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−140705号公報 (第2−4頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した前者の従来の方法では、鉄骨梁の厚さは薄いため開口部の開口端面幅は狭く、十分に耐火被覆材を吹付けられないという問題が存在する。また、吹付けられた耐火被覆材にピンなどを刺して、耐火被覆材が法規上定められている規定の厚さを有しているか確認するため、耐火被覆材の厚さを確実に把握することはできず、耐火効果の確実性に欠けるという問題が存在する。さらに、耐火被覆材が被覆された開口部内に配管などを挿通させる際に、配管などが干渉することで耐火被覆材が破損落下し易く、耐火性能が維持されない場合があるというという問題が存在する。
【0006】
また、上記した後者の従来の方法では、開口部の形状や大きさに合った貫通用スリーブ材を成形しなければならないため、多種類の開口部があけられる場合、多種類の貫通用スリーブ材を用意しておく必要があるという問題が存在する。また、貫通用スリーブ材は筒状の部材であるため、多数持ち運びするのは困難であるとともに、保管する場合には相当のスペースを必要とするという問題が存在する。さらに、貫通用スリーブ材を製作する費用は高いという問題が存在する。
【0007】
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、開口部の開口端面における要求耐火性能に適合した厚さを確実に確保でき、また、予め耐火被覆材の厚さを確認することで開口部の開口端面に施される耐火被膜材の厚さを容易に確認することができる耐火被覆材を提供し、耐火被覆材の耐火効果の確実性を向上させることを目的としている。また、開口部に合わせて加工され、多種の開口部に対応できる耐火被覆材を提供することを目的としている。狭い保管場所にも保管することができるものとすることで、広い保管場所の確保が困難な現場に保管できる耐火被覆材を提供することを目的としている。また、欠損し難い耐火被覆材とすることで耐火性能を維持させることを目的としている。また、軽量な部材から構成し、耐火被覆材の運搬や取り付けする際の負担を軽減することができる耐火被覆材を提供することを目的としている。さらに、簡易的かつ安価な材料によって構成することで、コストの低減を図るができる耐火被覆材を提供することを目的としている。
【0008】
また、様々な形状または大きさの開口にも対応でき、現場の状況に合わせて柔軟に対応できる耐火被覆材とすることで、多種類の耐火被覆材を用意する手間を省略することができる耐火被覆方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、鉄骨材に形成された開口部の開口端面に対向して配置され、該開口端面を高温から保護する折り曲げ自在の帯状の耐火断熱部を有する耐火被覆材であって、前記耐火断熱部の表面には、不燃金属箔が被覆されていることを特徴としている。
【0010】
このような特徴により、開口部の開口端面に対向するように耐火被覆材を配置することで、開口部の開口端面に耐火被覆材が容易に施される。また、施された耐火被覆材の表面は不燃金属箔によって保護される。また、耐火被覆材は折り曲げ自在であるため、施工箇所に合わせて現場で変形されるとともに、耐火断熱部材はロール状に巻いたり帯状にしてコンパクトにして保管される。また、耐火断熱部および不燃金属箔は軽量な材料であるため、耐火被覆材は軽量となる。さらに、耐火被覆材は耐火断熱部を不燃金属箔で被覆した簡易的な構成からなっているため、安価に製作される。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の耐火被覆材において、前記耐火断熱部の上面には、前記開口端面に貼着する粘着部が形成されていることを特徴としている。
【0012】
このような特徴により、耐火被覆材は、粘着部が開口端面に貼り付くことで開口端面に対向して配置される。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の耐火被覆材において、前記耐火断熱部の上面または両側面のうち少なくとも一方には、前記鉄骨材を被覆する吹付材に吸着する吸着部が前記不燃金属箔の上に被覆されていることを特徴としている。
【0014】
このような特徴により、鉄骨材に吹付けられた吹付材と開口端面に対向して配置された耐火被覆材とは密着され、吹付材と耐火被覆材との間に隙間は生じない。
【0015】
請求項4記載の発明は、鉄骨材に形成された開口部の中に請求項1から3のいずれか記載の耐火被覆材を該開口部の開口端面に対向させて配置し、前記開口部の開口端面を高温から保護する耐火被覆方法であって、
前記耐火被覆材の上面を外側にして折り曲げて該耐火被覆材を筒状に形成し、該耐火被覆材を前記開口部の中に挿通し、前記開口部の開口端面を前記耐火被覆材で被覆することを特徴とする耐火被覆方法。
【0016】
このような特徴により、施工箇所の状況に合わせて耐火被覆材を現場で変形され、開口部の開口端面には耐火被覆材が容易に施される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る耐火被覆材の実施の形態について、図面に基いて説明する。
【0018】
図1は図示せぬ構造物の鉄骨梁1の断面図である。図1に示すように、鉄骨梁1はH形鋼からなる鉄骨材であり、鉄骨梁1の上方には鉄筋コンクリート造のスラブ2が形成されている。鉄骨梁1の表面には、例えば乾式吹付けロックウールからなる耐火被覆の吹付材3が被覆されており、吹付材3は要求耐火性能に適合した厚さで形成されている。
【0019】
鉄骨梁1のウェブ4の中間部には円形の開口部5が形成されており、開口部5には筒状の耐火被覆材6が挿通されている。筒状の耐火被覆材6は、帯状の耐火被覆材6を折り曲げて上面が外周になるように筒状に形成されたものであり、耐火被覆材6はロール状に巻かれて保管されている。筒状の耐火被覆材6の外周面中央は、吹付材3および開口部5の開口端面5aにそれぞれ接合されており、筒状の耐火被覆材6の中には設備、電気の開口貫通物7(天井配管、配線、ダクト、ケーブルラック等)が挿通されている。
【0020】
図2は上記した耐火被覆材6の斜視図であり、図3は耐火被覆材6の断面図である。図2、図3に示すように、耐火被覆材6は、折り曲げ自在の帯状の耐火断熱部8と、薄い平板状の不燃金属箔9と、開口端面5aに貼着される粘着性を有する粘着部10と、吹付材3に吸着する吸着部11とから構成されている。耐火断熱部8は薄い帯状のセラミックファイバーを複数層に重ねて形成されており、要求耐火性能に応じてその積層数が変えられる。
【0021】
耐火断熱部8上面と、耐火断熱部8の下面と、耐火断熱部8の両側面とには、不燃金属箔9がそれぞれ被覆されている。不燃金属箔9は断面形状がロの字形のカバー状に形成されており、不燃金属箔9は耐火断熱部8を囲うように形成されている。耐火断熱部8(不燃金属箔9)の上面中央には、粘着部10が帯状に形成されており、粘着部10は両面粘着テープなどからなっている。粘着部10の両側の耐火断熱部8上面と耐火断熱部8の両側面とを被覆する不燃金属箔9には、例えばブチルゴムテープなどからなる防水性能を有する吸着部11が被覆されている。
【0022】
次に、上記した構成からなる耐火被覆材6を使用する耐火被覆方法について説明する。
【0023】
まず、耐火被覆材6を鉄骨梁1に形成された開口部5の内周長さに合わせて切断する。そして、開口部5の形状に適合した形状に耐火被覆材6を折り曲げて筒状に変形させる。このとき、粘着部10が外側にくるように耐火被覆材6の上面を外周にして変形させる。次に、筒状に形成された耐火被覆材6を開口部5内に挿通し、粘着部10を開口部5の開口端面5aに貼着して筒状の耐火被覆材6を開口部5内に接合し、開口部5の開口端面5aを耐火被覆材6で被覆する。
【0024】
次に、鉄骨梁1に吹付材3を所定の厚さで吹付け、鉄骨梁1を吹付材3で被覆する。このとき、開口部5から突出した筒状の耐火被覆材6の両端の外周面にも吹付材3を吹付けて、吸着部11と吹付材3とを吸着させ、耐火被覆材6と吹付材3とを一体に形成する。次に、開口部5内に配置された筒状の耐火被膜材6の中に開口貫通物7を挿通し、スラブ2の下方に開口貫通物7を設置する。
【0025】
上記した構成からなる耐火被膜材6によれば、開口部5の開口端面5aに対向するように耐火被覆材6が配置されるため、開口部5の開口端面5aに耐火被覆材6が容易に施される。これによって、開口部5の開口端面5aにおける要求耐火性能に適合した厚さを確実に確保できるとともに、予め耐火被覆材6の厚さを確認することで開口部5の開口端面5aに施された耐火被膜材6の厚さを容易に確認することができる。
【0026】
また、耐火被覆材6は折り曲げ自在の帯状の耐火断熱部8からなり、耐火被覆材6は折り曲げ自在であるため、帯状の耐火被覆材6は開口部5の形状や大きさに合わせて現場で変形されるとともに、耐火被覆材6はロール状に巻いたり帯状にしてコンパクトにして保管される。これによって、多種の開口部5がある場合にも、1種類の耐火被覆材6によって施工することができるとともに、広い保管場所の確保が困難な現場にも保管することができる。
【0027】
また、耐火断熱部8は不燃金属箔9によって被覆される構成からなっているため、耐火被覆材6の表面は不燃金属箔9によって保護される。これによって、筒状の耐火被膜材6の中に開口貫通物7を挿通させる際などに耐火被覆材6が欠損し難くなり、開口部5の開口端面5aの耐火性能を維持させることができる。また、耐火断熱部8、不燃金属箔9、粘着部10および吸着部11は軽量な材料であるため、耐火被覆材6は軽量となる。これによって、耐火被覆材6を取り付けるときや運ぶときの作業員の負担を軽減することができる。また、耐火被覆材6は簡易的な構成からなっていため、安価に製作される。これによって、施工コストの低減を図る事ができる。
【0028】
また、粘着部10が開口端面5aに貼り付くため、耐火被覆材6は開口端面5aに対向して配置される。これによって、耐火被覆材6を容易に配置することができる。また、耐火断熱部8の上面および両側面を被覆する不燃金属箔9には吸着部11が被覆されているため、吹付材3と耐火被覆材6とは密着され、吹付材3と耐火被覆材6との間に隙間は生じない。これによって、鉄骨梁1を完全に保護することができるとともに、吹付材3との吸着力によって耐火被覆材6は筒状の形状を維持することができる。
【0029】
また、上記した構成からなる耐火被膜方法によれば、耐火被膜材6は開口部5の形状に合わせて変形されるため、帯状の耐火被膜材6は様々な形状や大きさの開口部の開口端面に配置される。これによって、開口部5の形状や大きさが変更された場合等、現場の状況に応じて柔軟に対応することができ、多種類の耐火被覆材6を用意する手間を省略することができる。
【0030】
以上、本発明に係る耐火被膜材および耐火被膜方法の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記した実施の形態では、耐火断熱部8はセラミックファイバーを複数積層して構成されているが、本発明は積層されていない耐火断熱部でもよく、例えばロックウール等の折り曲げることが可能であるその他の耐火断熱材料を使用してもよい。
【0031】
また、上記した実施の形態では、粘着部10は帯状に形成されているが、本発明は、複数の粘着部を点在させてもよく、細いライン状の粘着部を平行に複数形成させてもよい。これによって、粘着部10の面積は少なくなり、コストを軽減することができる。また、上記した実施の形態では、吸着部11は耐火断熱部8の上面および両側面に被覆された不燃金属箔9にそれぞれ被覆されているが、吸着部11は耐火断熱部8の上面に被覆された不燃金属箔9のみに被覆してもよく、或いは、吸着部11は耐火断熱部8の両側面に被覆された不燃金属箔9のみに被覆してもよい。これによって、吸着部11の被覆面積は少なくなり、コストを軽減することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上、説明した本発明に係る耐火被膜材によれば、開口部の開口端面に耐火被覆材が容易に施されるため、開口部の開口端面における要求耐火性能に適合した厚さを確実に確保できるとともに、予め耐火被覆材の厚さを確認することで開口部の開口端面に施された耐火被膜材の厚さを容易に確認することができる。また、耐火被覆材は折り曲げ自在であり、帯状の耐火被覆材は開口部の形状や大きさに合わせて現場で変形されるため、多種の開口部がある場合等にも1種類の耐火被覆材によって施工することができる。また、耐火被覆材は折り曲げ自在であり、耐火被覆材はロール状に巻いたり帯状にしてコンパクトにして保管されるため、耐火被覆材は広い保管場所の確保が困難な現場にも保管することができる。
【0033】
また、耐火断熱部は不燃金属箔によって被覆される構成からなっており、耐火被覆材の表面は不燃金属箔によって保護されるため、耐火被覆材が欠損し難くなり、開口部の開口端面の耐火性能を維持させることができる。また、耐火被覆材は軽量な材料から構成されており、耐火被覆材は軽量であるため、耐火被覆材を取り付けるときや運ぶときの作業員の負担を軽減することができる。また、耐火被覆材は簡易的な構成からなり、安価に製作されるため、開口部の開口端面を高温から保護する耐火被膜材の施工コストの低減を図る事ができる。
【0034】
また、粘着部が開口端面に貼り付くことで、耐火被覆材は開口端面に対向して配置されるため、耐火被覆材を容易に配置することができる。また、耐火断熱部の上面または両側面のうち少なくとも一方を被覆する不燃金属箔には吸着部が被覆されているため、吹付材と耐火被覆材とは密着され、吹付材と耐火被覆材との間に隙間は生じず、鉄骨材を完全に保護することができるとともに、吹付材との吸着力によって耐火被覆材は所定の形状を維持することができる。
【0035】
また、本発明に係る耐火被膜方法によれば、耐火被膜材は開口部の形状に合わせて変形されるため、帯状の耐火被膜材は様々な形状や大きさの開口部の開口端面に配置され、開口部の形状や大きさが変更された場合等、現場の状況に応じて柔軟に対応することができ、多種類の耐火被覆材を用意する手間を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る耐火被覆材および耐火被覆方法を説明するための断面図である。
【図2】本発明に係る耐火被覆材および耐火被覆方法を説明するための斜視図である。
【図3】本発明に係る耐火被覆材および耐火被覆方法を説明するための耐火被覆材の断面図である。
【符号の説明】
1 鉄骨梁(鉄骨材)
3 吹付材
5 開口部
5a 開口端面
6 耐火被覆材
8 耐火断熱部
9 不燃金属箔
10 粘着部
11 吸着部

Claims (4)

  1. 鉄骨材に形成された開口部の開口端面に対向して配置され、該開口端面を高温から保護する折り曲げ自在の帯状の耐火断熱部を有する耐火被覆材であって、
    前記耐火断熱部の表面には、不燃金属箔が被覆されていることを特徴とする耐火被覆材。
  2. 請求項1記載の耐火被覆材において、
    前記耐火断熱部の上面には、前記開口端面に貼着する粘着部が形成されていることを特徴とする耐火被覆材。
  3. 請求項1または2記載の耐火被覆材において、
    前記耐火断熱部の上面または両側面のうち少なくとも一方には、前記鉄骨材を被覆する吹付材に吸着する吸着部が前記不燃金属箔の上に被覆されていることを特徴とする耐火被覆材。
  4. 鉄骨材に形成された開口部の中に請求項1から3のいずれか記載の耐火被覆材を該開口部の開口端面に対向させて配置し、前記開口部の開口端面を高温から保護する耐火被覆方法であって、
    前記耐火被覆材の上面を外側にして折り曲げて該耐火被覆材を筒状に形成し、該耐火被覆材を前記開口部の中に挿通し、前記開口部の開口端面を前記耐火被覆材で被覆することを特徴とする耐火被覆方法。
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