JP2022107257A - 耐火被覆方法及び鉄骨梁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】開口部が形成された鉄骨材の耐火被覆方法であって、開口部が形成された鉄骨材と、鉄骨材の少なくとも開口部の近傍表面を高温から保護する表面耐火被覆材と、耐火性を有する被覆材と、を準備する準備工程(S1)と、鉄骨材に表面耐火被覆材を配設する配設工程(S3)と、鉄骨材に形成された開口部の内周縁に対向する位置を高温から保護する耐火断熱部を形成する耐火工程(S4)と、耐火断熱部及び開口の近傍表面に位置する表面耐火被覆材を被覆材で被覆する被覆工程(S5)と、を備え、被覆工程は、少なくとも配設工程及び耐火工程を実施し終えてから実施する。
【選択図】図6
Description
これにより、鉄骨材に形成された開口部の内周縁に対向する位置に開口耐火被覆材を配設して耐火断熱部を形成することで、耐火断熱部の形成に係る作業を容易にすることが可能とされる。
これにより、耐火断熱部として開口耐火被覆材を用いることで、鉄骨材の耐火性を向上させることが可能とされる。
これにより、被覆材としてシート状の耐火部材を用いることで、耐火断熱部と表面耐火被覆材との接続部分の耐火性をまんべんなく高めることが可能とされる。
これにより、被覆材の少なくとも一部に短手方向に延びるスリットを形成することで、耐火断熱部を被覆材で被覆する際に該被覆材にしわが生じることを抑制することが可能とされる。
これらにより、鉄骨梁の耐火性を向上させることができる。
図1を参照すると、構造物の鉄骨梁1の斜視図が示されている。また、図2を参照すると、構造物の鉄骨梁1を短手方向から視た正面図が示され、図3を参照すると、図2中I-I断面の断面図が示さている。
図8を参照すると、別実施例に係る、図2中I-I断面の断面図が示されている。第1実施形態の前記実施例と比較すると、耐火被覆材23が耐火マット5によって短手方向で挟まれるようにして配設されている点で相違する。このように、耐火マット5によって短手方向で挟まれるように耐火被覆材23を配設した場合であっても、耐火マット5と耐火被覆材23との間に隙間が生じることを被覆シート25によって抑制することができる。
図9を参照すると、さらなる別実施例に係る、図2中I-I断面の断面図が示されている。第1実施形態の前記実施例と比較すると、耐火被覆材23に代えて耐火マット5を開口部13の内周縁に位置させて耐火断熱部を形成している点で相違する。このように、耐火マット5によって耐火断熱部を形成した場合であっても、耐火マット5間の接合部分、すなわち耐火マット5と耐火断熱部との間に隙間が生じることを被覆シート25によって抑制することができる。
そして、被覆材として、シート状の耐火部材である被覆シート25を用いたので、耐火被覆材23と耐火マット5との接続部分の耐火性を高めることができる。
例えば、本実施形態では、図6のフローを用いて耐火被覆施工(耐火被覆方法)を説明したが、同フローの順番は一例であり、本発明を実施可能な程度に順番を入れ替えるようにしてもよく、特に、配設工程S3と耐火工程S4を実施する順番は適宜入れ替えるようにしてもよい。
また、本実施形態では、アルカリアースシリケートウールやガラス繊維を含む被覆シート25を用いているが、セラミックファイバーや耐火マット5と同じ材質の部材を使用してもよい。
また、本実施形態では、粘着部35は帯状に形成されているが、本発明は、複数の粘着部を点在させてもよく、細いライン状の粘着部を平行に複数形成させてもよい。これによって、粘着部35の面積は少なくなり、コストを軽減することができる。
2 柱(所定の構造物)
5 耐火マット(表面耐火被覆材)
5a 固定ピン(固定部材)
13 開口部
21b 側面(鉄骨材の表面)
23 耐火被覆材(耐火断熱部、開口耐火被覆材)
25 被覆シート(被覆部材)
25a スリット部(スリット)
Claims (6)
- 開口部が形成された鉄骨材の耐火被覆方法であって、
前記開口部が形成された前記鉄骨材と、前記鉄骨材の少なくとも前記開口部の近傍表面を高温から保護する表面耐火被覆材と、耐火性を有する被覆材と、を準備する準備工程と、
前記鉄骨材に前記表面耐火被覆材を配設する配設工程と、
前記鉄骨材に形成された前記開口部の内周縁に対向する位置を高温から保護する耐火断熱部を形成する耐火工程と、
前記耐火断熱部及び前記開口部の近傍表面に位置する前記表面耐火被覆材を前記被覆材で被覆する被覆工程と、を備え、
前記被覆工程は、少なくとも前記配設工程及び前記耐火工程を実施し終えてから実施する耐火被覆方法。 - 前記準備工程では、前記鉄骨材の前記開口部の近傍を高温から保護する開口耐火被覆材を準備し、
前記耐火工程では、前記鉄骨材に形成された前記開口部の内周縁に対向する位置に前記開口耐火被覆材を配設することで前記耐火断熱部を形成する、請求項1に記載の耐火被覆方法。 - 開口部が形成された鉄骨材と、
前記鉄骨材の少なくとも前記開口部の近傍表面を高温から保護する表面耐火被覆材と、
前記開口部の内周縁に対向して形成される耐火断熱部と、
耐火性を有する被覆材と、を備え、
前記被覆材は、前記耐火断熱部及び前記開口部の近傍表面に位置する前記表面耐火被覆材を被覆してなる鉄骨梁。 - 前記耐火断熱部は、前記鉄骨材の前記開口部の近傍を高温から保護する開口耐火被覆材である、請求項3に記載の鉄骨梁。
- 前記被覆材は、シート状の耐火部材である、請求項1~4のいずれか一項に記載の耐火被覆方法または鉄骨梁。
- 前記被覆材は、少なくとも一部に短手方向に延びるスリットが形成されてなる、請求項5に記載の耐火被覆方法または鉄骨梁。
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