JP2004346495A - 基礎パッキン - Google Patents

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Abstract

【課題】土台と基礎との間でずれたり、脱落しない。
【解決手段】扁平状のブロック1から形成され、このブロックの表面2に形成されるアンカーボルト用の孔10と、このブロックの端縁5と孔10との間に連続的に形成される溝12とを備え、孔10は表面2上の中央位置に形成され、溝12はアンカーボルトの胴部分がブロック1の外側29から孔10位置まで挿入可能なように形成される。さらに、溝12は孔10と端縁5との間で屈曲したり、孔10と端縁5との間にアンカーボルトが挿入された後の逆移動を阻止する突起などを有すると良い。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、土台と基礎との間に設けられる基礎パッキンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
木質系材料などで形成された建物の土台とコンクリート製の基礎との間に設けられる基礎パッキンとしては、たとえば略矩形の板状の本体の中央部分に、その肉厚方向に貫通する略T字状の挿入孔を有するものが知られている(特許文献1)。この基礎パッキンを使用するときには、コンクリート製の基礎に固定されたアンカーボルトに基礎パッキンの挿入孔を合せて差し込み基礎パッキンを配置するとともに、土台に設けられたアンカーボルト用の孔をアンカーボルトに合せて土台を基礎パッキン上に載置する。
【0003】
土台を基礎パッキン上に載置した後、アンカーボルトに座金を差し込んでナットで締め付けることにより土台を基礎に固定する。このように、従来の基礎パッキンは、通常その中央部分に設けられた挿入孔にアンカーボルトを差し込んで使用する。この場合、万が一何らかの原因で基礎パッキンの入れ忘れが生じた場合、一旦、土台を取り外して基礎パッキンを挿入する必要があり、再配設に多大の手間がかかる。
【0004】
従来の基礎パッキンは、上記の通り万が一、何らかの原因で入れ忘れた場合には多大の手間をかけて挿入することになる。土台を基礎に固定した後、簡便に基礎パッキンを土台と基礎との間に挿入することができるものとして、基礎パッキンの端縁にアンカーボルトと嵌結合する切込部を設けたものが知られている(特許文献2)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−117408号公報(第2頁、図1)
【特許文献2】
登録実用新案第3067147号公報(第2頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記基礎パッキンの端縁にアンカーボルトと嵌結合する切込部を設けたものは、土台設置後でも基礎パッキンの配設が可能である。しかし、地震による震動や近くを通過するトラックや電車などの車両による振動が長期間に渡って間欠的に加わった場合、基礎パッキンは土台と基礎との間でずれ、極端な場合には土台と基礎との間から脱落することも考えられる。基礎パッキンが土台と基礎の間で当初の位置からずれ、あるいは脱落すると、アンカーボルトによる土台の締め付けが緩くなるので、建物の固定が不十分になり、基礎をはじめ建物に損傷を与えるおそれがある。
【0007】
本発明は、土台と基礎との間でずれたり、脱落しないことを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、扁平状のブロックから形成され、このブロックの一方の面に垂直な方向に形成されるアンカーボルト用の孔と、この孔と上記ブロックの端縁との間に連続的に形成される溝とを備える。さらに、上記孔は前記一方の面上の少なくとも一つの中央線上で上記端縁から離れる位置に形成され、前記溝は上記アンカーボルトの胴部分が前記ブロックの外側から前記孔位置まで挿入可能なように形成されてなることを特徴とする。
【0009】
このようにすることにより、溝は孔とブロックの端縁との間に連続的に形成されるので、ブロックの端縁をアンカーボルトの胴部分に適合させて、ブロックを溝に沿って押し込めることによりアンカーボルトの胴部分がブロックの溝内を通過し、アンカーボルトがブロックの孔の位置に達する。さらに、孔は一方の面上の少なくとも一つの中央線上で上記端縁から離れる位置に形成されるので、アンカーボルトがブロックの孔に位置するときに、地震の震動、車両の振動などが加わっても、ブロックの孔とブロックの端縁とは離れているので、ブロックは直ちに「ずれ」たり脱落することがない。また、本発明の基礎パッキンは、そのブロックの孔と端縁とが溝で連続的につながっているので、土台を基礎に固定した後においても入れることができる。
【0010】
さらに、上記溝は前記孔と前記端縁との間で屈曲すると良い。ブロックの溝が屈曲することにより、ブロックの孔に位置するアンカーボルトが直ちにずれて脱落することがない。
【0011】
また、先の溝は前記孔と前記端縁との間に前記アンカーボルトが挿入された後の逆移動を阻止する手段を有すると良い。こうするとブロックの孔に挿入されたアンカーボルトは、溝を逆移動することが阻止されるのでブロックのずれと脱落が防止される。
【0012】
次に本発明を構成する各要件についてさらに詳しく説明する。本発明の基礎パッキンは、土台と基礎との間に設けることにより土台と基礎との間に隙間を形成し、この隙間により床下と建物の外との間で換気ないし通気をさせるものである。本発明の基礎パッキンを使用することにより床下換気口を設けなくても良い。ブロックは、その他方の面または基礎に当接する面にリブが形成されるリブ構造または複数の穴が設けられる構造でも良い。こうすることにより、ブロックの材料節約と軽量化を図ることができる。ブロックの材質は、合成樹脂、無機質材またはこれらの複合材料である。
【0013】
ブロックに設ける孔は、一つまたは複数でも良い。孔の位置は、一方の面上の少なくとも一つの中央線上で端縁から離れる位置に形成される。孔が一つの場合はブロックの中央に、孔が二つの場合は一つの中央線上で端縁から離れ互いに離間した位置に、それぞれ形成される。孔が三つ以上の複数の場合も端縁から離れどれかの中央線上に位置する。
【0014】
溝は、ブロックの孔と端縁との間に連続的に形成されるものであれば特に限定されないが、ブロックが一方の面から見た形状が矩形状に形成され、その一つの端縁と孔との間に連続的に形成されても良い。さらに、溝は屈曲すると良いが、その形状は、たとえば斜め状、くの字状、鉤状などである。要するに孔からブロックの端縁に直接開口しない方が良く、かつ溝の中間(途中)に設ける斜め状、くの字状、鉤状などの屈曲部分はアンカーボルトの胴径よりも小さくすると良い。
【0015】
ブロックの孔と端縁との間に設ける溝は、アンカーボルトの逆移動を阻止する手段を有するが、この手段としては、たとえば▲1▼ 溝の片側または両側に板ばねなどの変形可能な突起、あるいは軟質樹脂などの軟質材または比較的柔らかい材料で形成された突起、などを設ける、▲2▼ 溝の基端側(孔側)の幅をアンカーボルトの胴径より少し小さく形成し、端縁側の幅をアンカーボルトの胴径より大きく形成し、基端側と端縁側をテーパー状に形成する、▲3▼ 溝の断面を台形とし一方の面側の幅を他方の面側の幅より小さくし、かつ一方の面側の幅をアンカーボルトの胴径より少し小さく形成する、▲4▼ 溝の両側に軟質樹脂を設け軟質樹脂間の幅がアンカーボルトの胴径より少し小さく形成する、などによりアンカーボルトの胴部分が溝を通過しにくくする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る基礎パッキンの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図1〜11において、同一または同等部分には同一符号を付けて示す。
【0017】
図1は、本発明に係る基礎パッキンの第1実施形態を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。図2は、図1の基礎パッキンの使用状態を示す斜視図である。図2に示すように、第1実施形態の基礎パッキンは、土台20とコンクリート製基礎22との間に介在させることにより隙間28を形成するが、この隙間28により床下と建物の外との間で換気ないし通気をさせるものである。
【0018】
基礎パッキンの使用方法は、基礎22に埋め込まれたアンカーボルト24にブロック1の孔10を合せて挿入し、さらに、アンカーボルト24の上から土台20に設けられたアンカーボルト用の孔を合せて挿通し、座金26を介してアンカーボルト24の上部に設けられたねじ24aにナット27を螺合させ締め付ける。このようにすることにより土台20と基礎22に固定され、かつ土台20と基礎22との間に隙間28が形成される。
【0019】
基礎22の上端面に不陸がある場合には、挿入したブロック1の上端面と土台20の下端面との間に隙間ができることがある。この場合には別体の薄い板(薄板)をブロック1の上に載せて挟み、高さを調整すると良い。薄板の大きさは、略ブロック1の大きさとし、適宜の切欠きを設けると良い。薄板の材質は、ブロック1の材質と同じか、これに相当する材質のものを使用する。
【0020】
図1に示すように、基礎パッキンは、扁平状のブロック1から形成され、このブロックの表面2に垂直な方向に形成されるアンカーボルト用の孔10と、上記ブロック1の孔10と端縁5との間に連続的に形成される溝12とを備える。さらに、上記孔10は表面2上の中央線7a、7b上で上記端縁5から離れた位置である中心8に形成される。孔10の形状は十字状である。溝12は、アンカーボルトの胴部分25(図2)がブロックの外側29から孔10位置まで挿入可能なように、すなわち溝12の幅W1がアンカーボルトの胴径Dよりも大きく形成される。
【0021】
さらに、ブロックの表面2を見た形状は、矩形状に形成される。表面2にはブロック1の中心8と隅9とを結ぶ四つの線上の略中間位置に突起6が形成される。突起6は基礎パッキンが土台20と基礎22との間に設けられた際に土台20に食い込み、基礎パッキンがずれないようにする。ブロックの大きさは、たとえば縦100mm×横100mm×厚さ20mmである。なお、孔10と溝12とは、ブロックの表面2側から裏面4に向かって末広がり状に形成され、孔10および溝12の側面は傾斜しており、いわゆる法がつけられる。
【0022】
ブロック1に設ける孔10は、図示のようにブロックの表面2上中央に一つだけ設けられる。さらに、ブロック1は、基礎22に当接する側4にリブを形成したリブ構造または複数の穴を開けた構造である。ブロック1の材質は、合成樹脂、無機質材またはこれらの複合材である。
【0023】
以上の構造を有する第1実施形態の基礎パッキンの作用について、図2を使用して説明する。溝12はブロックの端縁5と孔10との間に連続的に形成されるので、ブロックの端縁5をアンカーボルトの胴部分25に合せ、ブロック1を押し込めることによりアンカーボルトの胴部分25がブロックの溝12内を通過し、孔10に位置するように移動させることができる。さらに、孔10は一方の面の中心に形成されるので、アンカーボルト24がブロックの孔10に位置するとき、アンカーボルト24はブロック1の中心に位置する。この状態で地震の震動、車両の振動などが加わってもブロック1は土台と基礎の間でずれたり脱落することが少ない。
【0024】
また、この基礎パッキンは、そのブロックの孔10と端縁5とが溝12で連続的につながっているので、土台20を基礎22に固定した後においても挿入することができる。さらに、ブロック1は、基礎22に当接する側にリブを形成したリブ構造とすることにより、材料節約と軽量化を図ることができる。
【0025】
一般に基礎パッキンは、地震の震動や車両の振動などで規定位置からずれたり脱落したりするおそれがある。また、土台の痩せや基礎の上端面の不陸などで施工後、複数の基礎パッキンの中には荷重がかからないものも出てくることが考えられる。以下の実施形態においては、これらの問題に対してさらに工夫をしたものである。
【0026】
図3は、第2実施形態の基礎パッキンを示す平面図、図4は、第3実施形態の基礎パッキンを示す平面図、図5は、第4実施形態の基礎パッキンを示す平面図、をそれぞれ示す。
【0027】
図3に示すように、第2実施形態の基礎パッキンにおいては、溝12が屈曲する場合である。溝12は、その中間(途中)に斜め部分12aを有する。斜め部分12aの幅W2は、アンカーボルトの胴径Dより0〜1mm程度小さく形成される。このようにすることにより、溝12は直接的にブロックの端縁5に開口せず、かつ斜め部分12aの幅W2がアンカーボルトの胴径Dより小さいので、ブロックがアンカーボルトからずれたり脱落しにくい。図3に示す第2実施形態の基礎パッキンにおけるその他の構造と作用は、図1、2に示した第1実施形態の基礎パッキンと同じであるので、その説明を省略する。
【0028】
図4に示す第3実施形態の基礎パッキンは、その溝12の形状がくの字である。くの字部分12bの幅W3は第2実施形態の溝の斜め部分12aの幅W2と同様にアンカーボルトの胴径Dに比べ0〜1mm程度小さい。図5に示す第4実施形態の基礎パッキンは、その溝12の形状が鉤状である。鉤状部分12cの幅W4はアンカーボルトの胴径Dより大きくても良いが、第2実施形態の溝の斜め部分12aの幅W2と同様に0〜1mm程度小さくする方が良い。図4、5に示す第3、4実施形態の基礎パッキンにおけるその他の構造と作用は、図3に示した第2実施形態の基礎パッキンと同じであるので、その説明を省略する。
【0029】
図6は、第5実施形態の基礎パッキンを示す平面図、図7は、第6実施形態の基礎パッキンを示す平面図、図8は、第7実施形態の基礎パッキンを示す平面図、図9は、第8実施形態の基礎パッキンを示す平面図、をそれぞれ示す。第5〜8の実施形態の基礎パッキンは、ブロックの孔と端縁との間に設ける溝にアンカーボルトの逆移動を阻止する装置(手段)を有するものである。
【0030】
図6に示す第5実施形態の基礎パッキンは、溝12の中間(途中)の両側に二つずつ合計四つの突起14を設けるものである。突起は片側だけに設けても良い。少なくとも突起14を設ける部分の溝幅W5はアンカーボルトの胴径Dよりも小さくする。突起14の材質は、たとえば軟質樹脂、金属ばね、その他の弾性的変形可能なものなどである。
【0031】
このようにすると、アンカーボルトの胴部分が突起14に当り、溝12を通過しにくくなるので、ブロック1のずれないし脱落が防止される。図6に示す第5実施形態の基礎パッキンにおけるその他の構造と作用は、図1、2に示した第1実施形態の基礎パッキンと同じであるので、その説明を省略する。
【0032】
図7に示す第6実施形態の基礎パッキンは、溝12の基端部分(孔側部分)12dの幅W6をアンカーボルトの胴径Dよりも小さくし、端縁5に開口する溝幅をアンカーボルトの胴径Dよりも大きくするものである。溝の形状は、正面からみてテーパー状になる。図8に示す第7実施形態の基礎パッキンは、溝12の断面が、2点鎖線で示すように、台形状となっており、表面側(一方の面側)の幅を小さくし、裏側(他方の面側)の幅を大きくする。一方の面側の幅W7は0〜1mm程度アンカーボルトの胴径Dよりも小さくする。
【0033】
図9に示す第8実施形態の基礎パッキンは、溝12の両側側面に軟質樹脂を設けるもので、軟質樹脂外側面間の幅W8は0〜1mm程度アンカーボルトの胴径Dよりも小さくする。軟質樹脂は溝12の片側だけに設けても良い。図7〜9に示す第6〜8実施形態の基礎パッキンにおけるその他の構造と作用は、図6に示した第5実施形態の基礎パッキンと同じであるので、その説明を省略する。
【0034】
図10は、第9実施形態の基礎パッキンを示し、(A)は正面図、(B)は平面図である。第9実施形態の基礎パッキンは、そのブロック1の対向する辺に凸部18を有することである。凸部18はブロック1の両側に沿って連続的に設けられても良いし、間欠的に設けられても良い。左右の凸部18同士の内側幅E1は土台20の幅E2よりも1mm前後小さくする。こうすることによりブロックは、その凸部18同士の間に土台20が嵌合し固定されるので、基礎パッキンのずれないし脱落が防止される。図10に示す第9実施形態の基礎パッキンにおけるその他の構造と作用は、図1、2に示した第1実施形態の基礎パッキンと同じであるので、その説明を省略する。
【0035】
ブロック1を固定するため、ブロック1の土台に対向する面(一方の面)または基礎に対向する面(他方の面)に粘着剤を塗布しても良い。こうすることにより基礎パッキンを土台と基礎との間に介在させたときに土台または基礎に付着し、ずれまたは脱落が防止される。
【0036】
図11は、第10実施形態の基礎パッキンを示す平面図である。第10実施形態の基礎パッキンは、図1に示した第1実施形態の基礎パッキンを二つ並べたものに相当し、一つのブロック1に孔10が二つ形成される。二つの孔10は、一つの中央線7b上で端縁5から離れ、互いに離間した位置にそれぞれ形成される。このようにすると、二つの孔10のうち、基礎に固定されたアンカーボルトに対して位置的に適合する方の孔10を利用することができ、使い勝手が良い。図11に示す第10実施形態の基礎パッキンにおけるその他の構造と作用は、図1、2に示した第1実施形態の基礎パッキンと同じであるので、その説明を省略する。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、孔は一方の面上の少なくとも一つの中央線上で端縁から離れる位置に形成され、また、溝は孔と端縁との間で屈曲し、または溝は孔と端縁との間にアンカーボルトが挿入された後の逆移動を阻止する手段を有することにより、ブロックが土台と基礎との間でずれたり、脱落しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基礎パッキンの第1実施形態を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。
【図2】図1の基礎パッキンの使用状態を示す斜視図である。
【図3】第2実施形態の基礎パッキンを示す平面図である。
【図4】第3実施形態の基礎パッキンを示す平面図である。
【図5】第4実施形態の基礎パッキンを示す平面図である。
【図6】第5実施形態の基礎パッキンを示す平面図である。
【図7】第6実施形態の基礎パッキンを示す平面図である。
【図8】第7実施形態の基礎パッキンを示す平面図である。
【図9】第8実施形態の基礎パッキンを示す平面図である。
【図10】第9実施形態の基礎パッキンを示し、(A)は正面図、(B)は平面図である。
【図11】第10実施形態の基礎パッキンを示す平面図である。
【符号の説明】
1 ブロック
2 表面(一方の面)
4 裏面(他方の面または基礎に当接する面)
5 端縁
7a、7b 中央線
10 孔
12 溝
14 突起(逆移動を阻止する手段)
16 軟質樹脂(逆移動を阻止する手段)
24 アンカーボルト
25 胴部分

Claims (3)

  1. 扁平状のブロックから形成され、該ブロックの一方の面に垂直な方向に形成されるアンカーボルト用の孔と、該孔と前記ブロックの端縁との間に連続的に形成される溝とを備え、前記孔は前記一方の面上の少なくとも一つの中央線上で前記端縁から離れる位置に形成され、前記溝は前記アンカーボルトの胴部分が前記ブロックの外側から前記孔位置まで挿入可能なように形成されてなる基礎パッキン。
  2. 請求項1において、前記溝は前記孔と前記端縁との間で屈曲してなる基礎パッキン。
  3. 請求項1において、前記溝は前記孔と前記端縁との間に前記アンカーボルトが挿入された後の逆移動を阻止する手段を有してなる基礎パッキン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017025476A (ja) * 2015-07-15 2017-02-02 城東テクノ株式会社 基礎パッキン
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