JP3067147U - 建築用基礎パッキン - Google Patents

建築用基礎パッキン

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JP3067147U
JP3067147U JP1999006714U JP671499U JP3067147U JP 3067147 U JP3067147 U JP 3067147U JP 1999006714 U JP1999006714 U JP 1999006714U JP 671499 U JP671499 U JP 671499U JP 3067147 U JP3067147 U JP 3067147U
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packing
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Inventor
圭一 久田
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城東化学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 土台設置後でも、自由に配設可能な建築用基
礎パッキンを提供する。 【解決手段】 基礎パッキン1は硬質プラスチック製の
一体成形物で、その外形状は、扁平な長方形のブロック
状である。パッキン1の少なくとも一方の端縁に、アン
カーボルト11と嵌結合する切込部2がある。切込部2
の平面形状は、パッキンの幅方向に長くなっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、住宅などの建築物のコンクリート製布基礎と土台との間に介装配設 して、床下換気路の形成に使用する建築用基礎パッキンの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような建築用基礎パッキンは、従来から種々の形態のものが提案されてい る。その一般的な形態は、材質がプラスチック製で、外形状は幅90〜120m m、長さ100〜200mm、厚さ10〜30mmの扁平な長方形のブロック状 であり、更に、平面中央部にアンカーボルトを挿通する為の孔が1〜2個穿設さ れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の基礎パッキンは、全て前記の如く、平面中央部に孔が設けら れていて、この孔にアンカーボルトを通して、布基礎上に配設する方式である。 従って、施工時には、土台を設置する前に、基礎パッキンを所定の箇所に配設し ておかなければならず、土台載置後に基礎パッキンを配設することは不可能であ る。この為、基礎パッキンを配設し忘れた場合には、一旦、土台を取外して、ア ンカーボルトに基礎パッキンの孔を通して、布基礎上に配設する必要があり、例 えば、柱の立設後に、配設忘れに気が付いた場合などには、再配設に多大の手間 がかかるという問題があった。
【0004】 本考案はこのような点に鑑み、アンカーボルトとの挿通形式を採らず、土台設 置後でも自由に配設可能な基礎パッキンを提供するにある。また、本考案は、配 設施工時に、多少の位置ずれを吸収できる基礎パッキンを提供するにある。更に 、本考案は、複数個のパッキンを用いた、色々な組合わせ配設が可能で、上方の 土台からの荷重を確実かつ効果的に支えることのできる基礎パッキンを提供する にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の基礎パッキンの技術的手段は、少なくとも一方の端縁に、アンカーボ ルトと嵌結合する切込部が設けられていることにある。
【0006】 また、切込部の平面形状を、パッキンの幅方向に長い形状とするのが好ましい 。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の基礎パッキンの実施の形態を、図面の実施例に基づいて説明する。図 1、図2に示されるように基礎パッキン1の外形状は、扁平な長方形のブロック 状であり、硬質プラスチックによる一体成形物である。実施例の外形寸法は、幅 が100mm、長さが160mm、厚さが20mmであるが、この寸法について は、実施形態に応じて自由に設計変更可能である。
【0008】 基礎パッキン1の片方の端縁には、切込部2が形成されていて、この切込部2 にはアンカーボルトが嵌り込む。また、この切込部2は、パッキンの幅方向に長 い形状になっていて、アンカーボルトの設置誤差などを吸収可能である。なお、 切込部2は、パッキンの両方の端縁に設けることも可能である。
【0009】 図1に示されるように、基礎パッキン1の上面、即ち、土台との接触面には滑 り止めと、通水・通気とを兼ねた細溝3が形成され、更に、両側縁には、増厚用 スペーサを固定保持する為の切欠4が形成されている。また、基礎パッキン1の 下面、即ち布基礎との接触面には、図2に示されるように、適当な位置に桟5を 設けて、肉を盗んだ形状になっている。また、桟5には適所に通水・通気用の切 欠6が形成されている。
【0010】 図3に、前記基礎パッキン1の使用状態が示されている。この施工手順を説明 すると、先ず、コンクリート製の布基礎10の打設時に、アンカーボルト11を 半埋没状に立設する。次に、布基礎10上に基礎パッキン1を置き、アンカーボ ルト11にパッキンの切込部4を嵌結合させる。続いて、その上に木製の土台1 2を設置し、ナット13で締付固定する。これが通常の施工手順であるが、土台 12の設置後でも、基礎パッキン1の取付けは可能である。この場合には、土台 12を僅かに持ち上げて、布基礎10と土台12との間隙を広げ、そこに基礎パ ッキン1を押込み、切込部4をアンカーボルト11とが嵌結合するように位置決 めした上で、ナット13によって締付固定する。
【0011】 基礎パッキン1の配設位置は、土台12の荷重を支えるのに充分なように、土 台12の下面に適当な間隔で配する他、柱の立設位置や土台の継ぎ位置などの要 所にも配設する。この他、複数の基礎パッキン1を組み合わせて配設することも 可能で、例えば、図4は布基礎10の隅角部での、3個のパッキンを用いた配設 例、図5はT字部での、2個のパッキンを用いた配設例、図6は十字部での、4 個のパッキンを用いた配設例である。
【0012】 本考案は前記の実施例に限定されるものたではなく、実用新案登録請求の範囲 の記載の範囲内で自由に変形実施可能である。特に、切込部2の形状、基礎パッ キン1の材質、及び上下面などに於ける詳細な形状は自由である。
【0013】
【考案の効果】
本考案の基礎パッキンは、端縁に設けた切込部にアンカーボルトを、横から嵌 結合させる形式であり、従来のようなアンカーボルト挿通形式ではないので、土 台設置後でも、自由に基礎パッキンの配設が可能である。この為、施工時のパッ キン配設忘れなどに対して、簡単に対応でき、実用上、極めて便利である。また 、本考案の基礎パッキンは、複数個のパッキンを組合わせて配設することにより 、布基礎の隅角部や、T字部、十字部などに於いて、確実かつ効果的な土台支持 が可能である。
【0014】 請求項2のものは、切込部が幅方向に長くなっているので、アンカーボルトの 設置時に、多少の位置ずれがあっても、吸収でき、実使用に際して極めて有益で ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の基礎パッキンの実施例の斜視図。
【図2】裏面の斜視図。
【図3】使用状態の断面図。
【図4】隅角部での配設例を示す平面図。
【図5】T字部での配設例を示す平面図。
【図6】十字部での配設例を示す平面図。
【符号の説明】
1 基礎パッキン 2 切込部 3 細溝 10 布基礎 11 アンカーボルト 12 土台

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方の端縁に、アンカーボル
    トと嵌結合する切込部が設けられている建築用基礎パッ
    キン。
  2. 【請求項2】 切込部の平面形状が、パッキンの幅方向
    に長くなっている請求項1記載の建築用基礎パッキン。
JP1999006714U 1999-09-02 1999-09-02 建築用基礎パッキン Expired - Lifetime JP3067147U (ja)

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