JP2004344482A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2004344482A
JP2004344482A JP2003146290A JP2003146290A JP2004344482A JP 2004344482 A JP2004344482 A JP 2004344482A JP 2003146290 A JP2003146290 A JP 2003146290A JP 2003146290 A JP2003146290 A JP 2003146290A JP 2004344482 A JP2004344482 A JP 2004344482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
circuit
lamp
display
game
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003146290A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Yamaguchi
正裕 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Universal Entertainment Corp
Original Assignee
Aruze Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aruze Corp filed Critical Aruze Corp
Priority to JP2003146290A priority Critical patent/JP2004344482A/ja
Publication of JP2004344482A publication Critical patent/JP2004344482A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

【課題】遊技機の組み立て作業および保守点検作業を容易に行うとともに、リサイクルコストを低減する。
【解決手段】筐体本体と、筐体本体に開閉可能に取り付けられた筐体扉と、筐体本体内に配設された第1の回路基板(例えば、主制御基板50)と、筐体扉内に配設された第2の回路基板(例えば、スイッチ基板70、ランプ基板80、および表示基板90)とを備える。第1の回路基板と第2の回路基板との間で、無線通信手段(例えば、赤外線送信回路72,117,118および赤外線受信回路82,92,119)を用いて信号の送受信を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、筐体本体および筐体扉に、各々回路基板が配設された遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチスロ遊技機、スロットマシン、パチンコ機、ビデオゲームマシン等の遊技機では、筐体本体の前面に筐体扉を開閉可能に取り付け、筐体扉を開くことにより、筐体本体内に配設された機器の保守点検等を行うことができるようになっている。
【0003】
また、筐体扉には、遊技に関する操作を行うための操作機器、種々の表示を行うための表示装置等が配設されており、筐体本体内には、遊技機の制御を行うための制御装置が配設されている。そして、筐体扉に配設された機器および装置等と、筐体本体内に配設された制御装置は、電気配線により接続されており、この電気配線を介して信号の送受信を行っている。
【0004】
以下、パチスロ遊技機を例にとって、従来の遊技機を説明する。図5は、従来のパチスロ遊技機の概略構成を示すブロック図である。なお、図5において、後に詳述する本発明の実施形態に係るパチスロ遊技機と同様の機能を有する部分には、同一の符号を付してある。
【0005】
従来のパチスロ遊技機は、図5に示すように、パチスロ遊技機における遊技動作の制御を行うための主制御基板50を備えており、この主制御基板50は、筐体本体内に配設されている。主制御基板50は、リール6a,6b,6cの回転および停止制御、リール6a,6b,6cの回転を指示するスタートスイッチ12およびリール6a,6b,6cの停止を指示するストップスイッチ13a,13b,13c等の操作機器からの信号の受信制御、ホッパー30による遊技メダルの払出制御、各種の表示ランプ(遊技動作表示ランプ26、ベットランプ16a,16b,16c、WINランプ23,遊技メダル投入ランプ25、遊技開始表示ランプ18)の表示制御等を行うための制御基板である。さらに、筐体本体内には、主制御基板50の制御の下に、スピーカ29a,29bからの音声発生、液晶表示装置8における演出表示等を制御するための副制御回路60が配設されている。
【0006】
また、筐体扉には、リール6a,6b,6cの回転を指示するスタートスイッチ12およびリール6a,6b,6cの停止を指示するストップスイッチ13a,13b,13c等の操作機器、各種の表示ランプ(遊技動作表示ランプ26、ベットランプ16a,16b,16c、WINランプ23,遊技メダル投入ランプ25、遊技開始表示ランプ18)、液晶表示装置8およびスピーカ29a,29b等の演出機器等が配設されている。
【0007】
そして、主制御基板50と、筐体扉に配設された各機器、および副制御回路60とはそれぞれケーブル300により接続されており、これらのケーブル300を介して信号の送受信を行うようになっている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−170249号公報
【特許文献1】
特開2002−210071号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のパチスロ遊技機では、遊技機を組み立てる際、遊技機の保守点検を行う際、および遊技機を廃棄する際に、主制御基板と、筐体扉に配設された各機器および副制御回路とを接続するケーブルを取り付けたり、あるいは取り外したりしなければならず、ケーブルの着脱作業が面倒であった。
【0010】
また、遊技機を廃棄する際には、ケーブルも廃棄しなければならず、リサイクルコストが上昇していた。
【0011】
また、筐体本体内に配設された機器の保守点検等を行う際に筐体扉の開閉を行うため、ケーブルが邪魔になる。さらに、筐体扉を閉じた際に、筐体本体と筐体扉との間にケーブルが挟まってしまうと、ケーブルが断線するおそれがあり、保守点検作業の手間が増えていた。
【0012】
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、遊技機の組み立て作業および保守点検作業を容易に行うことができるとともに、リサイクルコストを低減することができる遊技機を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る遊技機は、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を備えている。なお、本発明に係る遊技機の各構成要素について、図面に付した符号を参照して、具体的な適用例を示すが、各構成要素はこれらに限定されるものではない。
【0014】
すなわち、本発明に係る遊技機(例えば、パチスロ遊技機)は、筐体本体(1b)と、該筐体本体(1b)に開閉可能に取り付けられた筐体扉(1a)と、前記筐体本体(1b)内に配設された第1の回路基板(主制御基板50)と、前記筐体扉(1a)内に配設された第2の回路基板(スイッチ基板70、ランプ基板80、および表示基板90)とを備えた遊技機において、
前記第1の回路基板(主制御基板50)と前記第2の回路基板(スイッチ基板70、ランプ基板80、および表示基板90)との間で、無線通信手段(赤外線送信回路72,117,118および赤外線受信回路82,92,119)を用いて信号の送受信を行うことを特徴とするものである。
【0015】
このような構成からなる遊技機では、筐体本体(1b)に配設された第1の回路基板(主制御基板50)と筐体扉(1a)に配設された第2の回路基板(スイッチ基板70、ランプ基板80、および表示基板90)との間にケーブル等の電気配線が存在せず、無線通信手段(赤外線送信回路72,117,118および赤外線受信回路82,92,119)により信号の送受信を行う。
【0016】
したがって、遊技機の組み立て、保守点検、および廃棄を行う際に、電気配線の取り付けあるいは取り外しを行う必要がなく、作業効率を高めることができる。
【0017】
また、遊技機を廃棄する際に電気配線の廃棄が必要でないため、リサイクルコストを低減することができる。
【0018】
また、筐体扉(1a)の開閉を行う際に、筐体本体(1b)と筐体扉(1a)との間に電気配線が挟まることがなく、保守点検作業が容易となる。
【0019】
また、本発明に係る遊技機は、前記構成に加えて、前記無線通信手段(赤外線送信回路72,117,118および赤外線受信回路82,92,119)は、赤外線を用いて信号の送受信を行うことを特徴とするものである。
【0020】
このような構成からなる遊技機では、赤外線通信により、筐体本体(1b)に配設された第1の回路基板(主制御基板50)と筐体扉(1a)に配設された第2の回路基板(スイッチ基板70、ランプ基板80、および表示基板90)との間で信号の送受信が行われる。
【0021】
赤外線通信は、電波を用いた無線通信と比較して、筐体外部からのノイズの影響を受け難いので、信号の送受信における信頼性を高めることができる。また、遮光性を有する部材により筐体扉(1a)および筐体本体(1b)を構成することにより、筐体扉(1a)を閉じた状態では、筐体外部からの赤外線が筐体扉(1a)および筐体本体(1b)により遮断されるので、赤外線発信器等を用いて筐体外部から主制御基板(50)等にアクセスすることができず、不正行為を確実に防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係る遊技機の実施形態を説明する。
なお、以下の説明では、代表的な遊技機としてパチスロ遊技機を例にとって説明を行うが、本発明に係る遊技機はこれに限定されるものではない。
【0023】
<パチスロ遊技機の外観>
図4は、本発明の実施形態に係るパチスロ遊技機の外観を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係るパチスロ遊技機は、図4に示すように、筐体本体1bの前面に筐体扉1aを開閉可能に取り付けて遊技機筐体1を構成している。また、筐体扉1aの前面には、上部から順に、上部ランプ2、配当表パネル3、正面パネル4、腰部パネル5を取り付けてある。
【0024】
正面パネル4には、ほぼ中央に遊技機筐体内に配設したリール6a,6b,6cの表面が臨む3個の表示窓7a,7b,7cが横並びに設けられており、表示窓7a,7b,7cの下方には、液晶表示装置8、遊技に供する遊技メダルを投入するための遊技メダル投入口9、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを1枚投入するための第1ベットスイッチ10a、遊技に供する遊技メダルを2枚投入するための第2ベットスイッチ10b、遊技に供する遊技メダルを最大許容投入枚数(例えば3枚)投入するための最大ベットスイッチ10c、クレジットされた遊技メダルを払い出すための貯留メダル精算スイッチ11、全リール6a,6b,6cの回転を一斉に開始させるためのスタートスイッチ12、および各リール6a,6b,6cの回転を個別に停止させるための3個のストップスイッチ13a,13b,13c等が設けられている。また、遊技メダル投入口9の内部には、遊技メダルを検知するための投入メダルセンサ14(図1、図2参照)が設けられている。
【0025】
前記3個の表示窓7a,7b,7cには、表示窓7a,7b,7cを横断するようにして合計5本の有効ライン表示15a,15b,15c,15d,15eが施されている。この有効ライン表示15a,15b,15c,15d,15eは、横3本の有効ライン表示15a,15b,15cおよびこれらと交差する斜め2本の有効ライン表示15d,15eからなり、遊技に供された遊技メダル数によって有効となるライン数が変化する。
【0026】
また、表示窓7aの左側には、遊技に供された遊技メダル数と有効ライン表示15a,15b,15c,15d,15eとの対応関係を表示するための第1ベットランプ16a、第2ベットランプ16b、最大ベットランプ16cが設けられている。これらのベットランプの前面には、それぞれ「1」、「2」、「3」という数字が表示されており、点灯したベットランプに対応して、投入した遊技メダル数および有効ライン表示15a,15b,15c,15d,15eが明示されるようになっている。
【0027】
また、第1ベットランプ16aの下方には、遊技メダル貯留枚数表示部17、遊技開始表示ランプ18が配設されており、遊技開始表示ランプ18のさらに下方には、十字ボタン19、マルボタン20、バツボタン21を有するコントローラ部が設けられている。
【0028】
また、表示窓7cの右側には、役物作動回数表示部22、WINランプ23、払出枚数表示部24、遊技メダル投入ランプ25が設けられている。
【0029】
遊技メダル貯留枚数表示部17は貯留された遊技メダル数を表示するための表示部であり、遊技開始表示ランプ18は遊技開始許可を表示するためのランプであり、コントローラ部は、十字ボタン19、マルボタン20、バツボタン21を操作することにより液晶表示装置8における表示の切り替え等を指示するためのものである。
【0030】
また、役物作動回数表示部22はレギュラーボーナスの残回数を表示するための表示部であり、WINランプ23はボーナス遊技の内部当選を表示するためのランプであり、払出枚数表示部24は払い出すべき遊技メダル数を表示するための表示部であり、遊技メダル投入ランプ25は遊技メダルの投入許可を表示するためのランプである。
【0031】
さらに、最大ベットランプ16cの上部には、遊技禁止、打ち止め等を表示するための遊技動作表示ランプ26が設けられている。
【0032】
前記筐体扉1aの前面下部には、遊技メダルを払い出すための遊技メダル払出口27が設けられているとともに、遊技メダル払出口27に臨むようにして遊技メダルを貯留するための遊技メダル貯留皿28が設けられている。また、配当表パネル3の左右には、一対のスピーカ29a,29bが設けられている。
【0033】
さらに、遊技機筐体1内には、所定の賞態様が構成された場合に遊技メダルを払い出すためのホッパー30(図1、図2参照)が設けられており、ホッパー30には遊技メダルを検出するためのメダル検出部31(図1、図2参照)が設けられている。
【0034】
<リール>
各リール6a,6b,6cはそれぞれステッピングモータ32a,32b,32c(図1、図2参照)の駆動により回転する。また、各リール6a,6b,6cは透光性を有する部材により構成されており、その表面には、透光性を有し複数の図柄が表示されたリールテープ(図示せず)が貼り付けられている。
【0035】
なお、リール6a,6b,6cの数は3個に限定されるものではなく、2個、4個等、何個配設されていてもよい。また、各リール6a,6b,6cに表示される図柄の種類は特に限定されるものではなく、例えば、「7」、「BAR」、「チェリー」、「スイカ」、「ベル」等、種々の図柄を採用することができる。
【0036】
<パチスロ遊技機における遊技>
パチスロ遊技機で遊技を行うには、まず実際に遊技メダル投入口9に遊技メダルを投入するか、いずれかのベットスイッチ10a,10b,10cを操作することによりクレジットの範囲内で遊技に供するための遊技メダルを投入する。ここで、遊技メダルの投入枚数に応じて有効となる入賞ラインが決定され、対応するベットランプ16a,16b,16cが点灯する。例えば、1枚の遊技メダルを投入した場合には、中央の横ライン1本が有効となり、2枚の遊技メダルを投入した場合には、上中下の横ライン3本が有効となり、最大許容賭け数である3枚の遊技メダルを投入した場合には、上中下の横ライン3本と斜めライン2本の合計5本のラインが有効となる。
【0037】
つぎに、遊技者がスタートスイッチ12を操作すると各リール6a,6b,6cが一斉に回転を開始し、リール6a,6b,6cの外周表面に表示された複数種類の図柄が表示窓7a,7b,7c内を上下に移動表示される。そして、リール6a,6b,6cの回転が所定の速度に達すると各ストップスイッチ13a,13b,13cが有効化され、遊技者が各ストップスイッチ13a,13b,13cを操作すると、対応するリール6a,6b,6cの回転がそれぞれ停止する。
【0038】
ここで、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが予め定めた入賞態様となっている場合には、各入賞態様に対応した枚数の遊技メダルがホッパー30により払い出され、あるいはクレジットとして加算される。
【0039】
<主制御基板と各機器との接続>
パチスロ遊技機は、主制御基板に配設された制御回路により遊技に関する主たる制御が行われる。また、スピーカ29a,29bからの音声発生制御、液晶表示装置8による演出表示制御、およびコントローラの十字ボタン19、マルボタン20、バツボタン21からの信号受信制御は、副制御回路により行われる。
【0040】
以下、図1および図2を参照して、主制御基板に配設された制御回路、副制御回路、操作機器、各種の表示ランプ、および演出機器の接続について説明する。図1は、第1の実施形態に係る制御回路および各機器の接続を示すブロック図、図2は、第2の実施形態に係る制御回路および各機器の接続を示すブロック図である。
【0041】
<第1の実施形態>
第1の実施形態に係る制御回路および各機器の接続は、図1に示すように、主制御基板50と、スイッチ基板70、ランプ基板80、および表示基板90との間で、赤外線通信により信号の送受信を行うようにしたものである。
【0042】
主制御基板50には、パチスロ遊技機における主たる制御を行うためのメインCPU101、ランプ基板80に搭載されたランプ類の点灯・消灯制御を行うための各ランプ駆動回路102、表示基板90に搭載された各表示部における表示制御を行うための各表示部駆動回路103、ホッパー30を駆動するためのホッパー駆動回路104、ホッパー30に設けられたメダル検出部31からの払出完了信号を受信するための払出完了信号回路105、各リール6a,6b,6cを回転駆動するステッピングモータ32a,32b,32cの回転・停止制御を行うためのモータ駆動回路106が搭載または接続されている。
【0043】
メインCPU101には、制御プログラムを記憶したプログラムROM107、一時記憶領域である制御RAM108が接続されており、プログラムROM107に記憶された制御プログラムに従って各駆動回路等が動作することにより、パチスロ遊技機における主たる制御が行われる。
【0044】
また、メインCPU101には、駆動パルスを発生するためのクロックパルス発生器109、クロックパルス発生器109で発生した駆動パルスを分周するための分周器110、小役およびビッグボーナス等の抽選に用いる乱数を発生するための乱数発生器111、乱数発生器111で発生した乱数をサンプリングして抽選を行うためのサンプリング回路112が接続されている。
【0045】
さらに、メインCPU101は、I/Oポート113を介して、各ランプ駆動回路102、各表示部駆動回路103、ホッパー駆動回路104、モータ駆動回路106、および副制御回路60に対して信号を送信するとともに、払出完了信号回路105、リール位置検出回路114、リセットスイッチ115、設定用鍵型スイッチ116からの信号を受信する。
【0046】
ランプ基板80には、遊技動作表示ランプ26、第1ベットランプ(1−BETランプ)16a、第2ベットランプ(2−BETランプ)16b、最大ベットランプ(最大BETランプ)16c、WINランプ23、遊技メダル投入ランプ25、遊技開始表示ランプ18、INポート81、および赤外線受信回路82が接続または搭載されている。
【0047】
また、各ランプ駆動回路102には赤外線送信回路117が接続されており、各ランプ駆動回路102からの駆動信号が赤外線送信回路117により赤外線信号に変換され、ランプ基板80に搭載された赤外線受信回路82により受信される。そして、赤外線信号が赤外線受信回路82により駆動信号に変換され、INポート81を介して、遊技動作表示ランプ26、第1ベットランプ(1−BETランプ)16a、第2ベットランプ(2−BETランプ)16b、最大ベットランプ(最大BETランプ)16c、WINランプ23、遊技メダル投入ランプ25、遊技開始表示ランプ18の点灯・消灯制御が行われる。
【0048】
表示基板90には、払出枚数表示部24、遊技メダル貯留枚数表示部17、役物作動回数表示部22、INポート91、および赤外線受信回路92が接続または搭載されている。
【0049】
また、各表示部駆動回路103には赤外線送信回路118が接続されており、各表示部駆動回路103からの駆動信号が赤外線送信回路118により赤外線信号に変換され、表示基板90に搭載された赤外線受信回路92により受信される。そして、赤外線信号が赤外線受信回路92により駆動信号に変換され、INポート91を介して、払出枚数表示部24、遊技メダル貯留枚数表示部17、役物作動回数表示部22における表示制御が行われる。
【0050】
ホッパー駆動回路104は、小役、ビッグボーナス等の賞態様が成立した際に、ホッパー30を駆動して遊技メダルの払い出しを行う。払い出された遊技メダルはメダル検出部31により検出され、所定数の遊技メダルが払い出されると、払出完了信号回路105に対して払出完了信号を送信する。
【0051】
スイッチ基板70には、リール停止信号回路120、スタートスイッチ12、投入メダルセンサ14、第1ベットスイッチ(1−BETスイッチ)10a、第2ベットスイッチ(2−BETスイッチ)10b、最大ベットスイッチ(最大BETスイッチ)10c、貯留メダル精算スイッチ11、OUTポート71、および赤外線送信回路72が接続または搭載されている。
【0052】
また、主制御基板50側のI/Oポート113には赤外線受信回路119が接続されており、各スイッチ基板70からの検知信号が赤外線送信回路72により赤外線信号に変換され、I/Oポート113に接続された赤外線受信回路119により受信される。そして、赤外線信号が赤外線受信回路119により検知信号に変換され、I/Oポート113を介して、メインCPU101に伝達される。
【0053】
各リール6a,6b,6cは、それぞれステッピングモータ32a,32b,32cにより回転駆動される。また各リール6a,6b,6cにはリール位置検出回路114が接続されており、モータ駆動回路106からの駆動信号および、リール位置検出回路114からのリール位置検出信号に基づいて、回転・停止制御が行われる。
【0054】
副制御回路60は、主制御基板50の制御の下に、スピーカ29a,29bからの音声発生制御、液晶表示装置8による演出表示制御、およびコントローラの十字ボタン19、マルボタン20、バツボタン21からの信号受信制御を行うための回路である。
【0055】
リセットスイッチ115は、パチスロ遊技機においてエラーが発生した際等に、主制御基板50に搭載された各回路等をリセットするためのスイッチである。また、設定用鍵型スイッチ116は、ビッグボーナスの発生確率等を、例えば6段階で設定するためのスイッチである。
【0056】
なお、各赤外線送信回路72,117,118と各赤外線受信回路82,92,119は、筐体扉1aを閉じた状態で近接してそれぞれ対向するように配設されている。
【0057】
また、筐体本体1bおよび筐体扉1aにおいて、特に赤外線受信回路82,92,119および赤外線送信回路72,117,118を配設した箇所は、筐体外部からの赤外線を遮断することが可能な遮光部材により構成することが好ましい。また、筐体本体1bおよび筐体扉1aを遮光部材により構成しない場合には、赤外線受信回路82,92,119および赤外線送信回路72,117,118を配設した箇所に遮光部材を取り付けることが好ましい。遮光部材としては、例えば不透光性のプラスチック、ステンレス等の金属を用いることができる。
【0058】
第1の実施形態では、主制御基板50と、スイッチ基板70、ランプ基板80、および表示基板90との間で、赤外線通信により信号の送受信が行われるため、筐体本体1b内に配設された主制御基板50と、筐体扉1aに配設されたスイッチ基板70、ランプ基板80、および表示基板90との間にケーブルが存在しない。このため、パチスロ遊技機の組み立て、保守点検、および廃棄を行う際に、ケーブルの取り付けあるいは取り外しを行う必要がなく、作業効率が高まるとともに、遊技機を廃棄する際にケーブルの廃棄を必要としないため、リサイクルコストを低減することができる。また、筐体扉1aの開閉を行う際に、筐体本体1bと筐体扉1aとの間にケーブルが挟まることがなく、ケーブルの断線による保守点検作業の必要がなくなる。
【0059】
さらに、筐体本体1bおよび筐体扉1aを遮光部材により構成した場合には、筐体外部からのノイズの影響を受け難く、さらに、赤外線発信器等を用いて筐体外部から主制御基板50等にアクセスすることができないので、不正行為を確実に防止することができる。
【0060】
<副制御回路>
図3を参照して、副制御回路60をさらに詳細に説明する。図3は、副制御回路60の構成を示すブロック図である。
【0061】
副制御回路60は、図3に示すように、主制御基板50とINポート201を介して接続されたサブCPU202により制御が行われる回路で、制御プログラムを記憶したプログラムROM203、一時記憶領域であるワークRAM204、およびOUTポート205を備えている。また、液晶表示装置8における表示制御を行う部分として、画像制御CPU206、画像制御プログラムROM207、画像制御ワークRAM208、画像制御IC209、画像ROM210、ビデオRAM211、およびINポート212を備えており、サブCPU202の制御の下に液晶表示装置8における表示制御が行われる。
【0062】
また、スピーカ29a,29bから発生する音声を制御するための部分として、音源IC213、およびパワーアンプ214を備えており、サブCPU202の制御の下に、スピーカ29a,29bから効果音等が発生される。
【0063】
さらに、サブCPU202には、INポート201を介して十字ボタン19、マルボタン20、およびバツボタン21が接続されており、これらのボタンからの信号に基づいて、画像表示、音声出力等が制御される。
【0064】
<第2の実施形態>
第2の実施形態に係る制御回路および各機器の接続は、前記第1の実施形態と比較して、主制御基板50と副制御回路60との間においても、赤外線通信により信号の送受信を行うようにしたものである。
【0065】
すなわち、第2の実施形態に係る制御回路および各機器の接続は、図2に示すように、主制御基板50と、副制御回路60、スイッチ基板70、ランプ基板80、および表示基板90との間で、赤外線通信により信号の送受信を行うようにしたものである。
【0066】
その他の構成は、前記第1の実施形態と同様であるため、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0067】
第2の実施形態において、副制御回路60には赤外線受信回路121が接続されており、主制御基板50のI/Oポート113には赤外線送信回路122が接続されている。メインCPU101からの制御信号は、I/Oポート113を介して赤外線送信回路122に送信されて赤外線信号に変換され、赤外線受信回路121により受信される。そして、赤外線信号が赤外線受信回路121により検知信号に変換され、副制御回路60に伝達される。
なお、赤外線送信回路122と赤外線受信回路121は近接して対向するように配設されている。
【0068】
このように、主制御基板50と副制御回路60の間においても赤外線通信により信号の送受信を行うことにより、パチスロ遊技機の組み立て、保守点検、および廃棄を行う際に、主制御基板50と副制御回路60の間でケーブルの取り付けあるいは取り外しを行う必要がなく、作業効率がさらに高まるとともに、遊技機を廃棄する際にケーブルの廃棄を必要としないため、リサイクルコストをさらに低減することができる。
【0069】
<他の実施形態>
上記各実施形態では、筐体本体1b内に配設された主制御基板50と、筐体扉1a内に配設されたスイッチ基板70、ランプ基板80、および表示基板90、あるいは副制御回路60との間に、赤外線送信回路72,117,118,122および赤外線受信回路82,92,119,121を配設することにより、赤外線通信による信号の送受信を行っている。
【0070】
ここで、赤外線送信回路72,117,118,122は、例えば赤外線LED等を備えて構成される。また、赤外線送信回路72,117,118,122と赤外線受信回路82,92,119,121の間では、例えばIrDA規格に準拠して信号の送受信が行われる。
【0071】
赤外線通信は、筐体外部からのノイズの影響を受け難く、さらに筐体外部からの赤外線は遊技機筐体1により遮断されるため不正アクセスを確実に防止することができる。したがって、赤外線通信は遊技機に用いる無線通信手段として好適であるが、筐体外部からのノイズの影響を受け難い環境、あるいは筐体外部からのノイズや不正アクセス電波等を遮断する装置等を備えた場合には、電波を用いた他の無線通信手段により信号の送受信を行うこともできる。
【0072】
また、無線通信手段により信号の送受信を行う基板は、主制御基板50と、スイッチ基板70、ランプ基板80、表示基板90、および副制御回路60に限られず、どのような回路基板間で無線通信手段による信号の送受信を行うように構成してもよい。
【0073】
また、本発明は、筐体本体1b内に配設された第1の回路基板と、筐体扉1a内に配設された第2の回路基板とを備えた遊技機であれば、スロットマシン、パチンコ機、ビデオゲームマシン等、他の遊技機にも適用することができる。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る遊技機では、筐体本体に配設された第1の回路基板と筐体扉に配設された第2の回路基板との間にケーブル等の電気配線が存在しないため、遊技機の組み立て、保守点検、および廃棄を行う際の作業効率を高めることができる。
【0075】
また、遊技機を廃棄する際に電気配線の廃棄が必要でないため、リサイクルコストを低減することができる。
【0076】
また、筐体扉の開閉を行う際に、筐体本体と筐体扉との間に電気配線が挟まることがなく、電気配線の断線に伴う保守点検を行う必要がなくなり保守点検作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る制御回路および各機器の接続を示すブロック図
【図2】第2の実施形態に係る制御回路および各機器の接続を示すブロック図
【図3】副制御回路の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施形態に係るパチスロ遊技機の外観を示す斜視図
【図5】従来のパチスロ遊技機における制御回路および各機器の接続を示すブロック図
【符号の説明】
1 遊技機筐体
1a 筐体扉
1b 筐体本体
2 上部ランプ
3 配当表パネル
4 正面パネル
5 腰部パネル
6a〜6c リール
7a〜7c 表示窓
8 液晶表示装置
9 遊技メダル投入口
10a 第1ベットスイッチ
10b 第2ベットスイッチ
10c 最大ベットスイッチ
11 貯留メダル精算スイッチ
12 スタートスイッチ
13a〜13c ストップスイッチ
14 投入メダルセンサ
15a〜15e 有効ライン表示
16a 第1ベットランプ
16b 第2ベットランプ
16c 最大ベットランプ
17 遊技メダル貯留枚数表示部
18 遊技開始表示ランプ
19 十字ボタン
20 マルボタン
21 バツボタン
22 役物作動回数表示部
23 WINランプ
24 払出枚数表示部
25 遊技メダル投入ランプ
26 遊技動作表示ランプ
27 遊技メダル払出口
28 遊技メダル貯留皿
29a,29b スピーカ
30 ホッパー
31 メダル検出部
32a〜32c ステッピングモータ
50 主制御基板
60 副制御回路
70 スイッチ基板
71 OUTポート
72 赤外線送信回路
80 ランプ基板
81 INポート
82 赤外線受信回路
90 表示基板
91 INポート
92 赤外線受信回路
101 メインCPU
102 各ランプ駆動回路
103 各表示部駆動回路
104 ホッパー駆動回路
105 払出完了信号回路
106 モータ駆動回路
107 プログラムROM
108 制御RAM
109 クロックパルス発生器
110 分周器
111 乱数発生器
112 サンプリング回路
113 I/Oポート
114 リール位置検出回路
115 リセットスイッチ
116 設定用鍵型スイッチ
117,118,122 赤外線送信回路
119,121 赤外線受信回路
120 リール停止信号回路
201 INポート
202 サブCPU
203 プログラムROM
204 ワークRAM
205 OUTポート
206 画像制御CPU
207 画像制御プログラムROM
208 画像制御ワークRAM
209 画像制御IC
210 画像ROM
211 ビデオRAM
212 INポート
213 音源IC
214 パワーアンプ
300 ケーブル

Claims (2)

  1. 筐体本体と、該筐体本体に開閉可能に取り付けられた筐体扉と、前記筐体本体内に配設された第1の回路基板と、前記筐体扉内に配設された第2の回路基板とを備えた遊技機において、
    前記第1の回路基板と前記第2の回路基板との間で、無線通信手段を用いて信号の送受信を行うことを特徴とする遊技機。
  2. 前記無線通信手段は、赤外線により信号の送受信を行うことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
JP2003146290A 2003-05-23 2003-05-23 遊技機 Withdrawn JP2004344482A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003146290A JP2004344482A (ja) 2003-05-23 2003-05-23 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003146290A JP2004344482A (ja) 2003-05-23 2003-05-23 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004344482A true JP2004344482A (ja) 2004-12-09

Family

ID=33533187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003146290A Withdrawn JP2004344482A (ja) 2003-05-23 2003-05-23 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004344482A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006181220A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Sophia Co Ltd スロット遊技機
WO2008047820A1 (fr) * 2006-10-20 2008-04-24 Daikin Industries, Ltd. Climatiseur
JP2014087565A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Universal Entertainment Corp 通信システム及び遊技機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006181220A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Sophia Co Ltd スロット遊技機
WO2008047820A1 (fr) * 2006-10-20 2008-04-24 Daikin Industries, Ltd. Climatiseur
JP2014087565A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Universal Entertainment Corp 通信システム及び遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7927207B2 (en) Game machine having a shutter control for blocking variable displays according to a stop control selection having a stopping order
JP5476573B2 (ja) 遊技機
JP2007313249A (ja) 遊技機
JP2009125264A (ja) 遊技台
JP2011183094A (ja) 遊技台
JP2005334460A (ja) 遊技機
JP6047710B2 (ja) 遊技台
JP2004337272A (ja) スロットマシン
JP5760234B2 (ja) 遊技台
JP2004041479A (ja) 遊技台
JP2007202696A (ja) 遊技機
JP2006345940A (ja) 遊技台
JP2004344482A (ja) 遊技機
JP2005304837A (ja) 回胴式遊技機
JP2013075217A (ja) 遊技台
JP6047709B2 (ja) 遊技台
JP2007202698A (ja) 遊技機
JP2007044199A (ja) 遊技機
JP5507036B2 (ja) 遊技機
JP2002346031A (ja) 画像表示装置及びホール用遊技機
JP2009011358A (ja) 遊技機
JP4425575B2 (ja) 遊技機
JP5511742B2 (ja) 遊技台
JP2008054706A (ja) 遊技設備装置
JP2008206708A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060419

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20080124