JP2004340295A - リンク機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】第2リンクレバーの大型化及び他の部品との干渉を防止しつつ、第1ピンが溝部から外れてしまうことを防止する。
【解決手段】溝部22aの中心線に対して直交する法線であって第1ピン21aが溝部22aの開放側端部に位置したときの第1ピン21aの中心を通る作用線L1と、第1リンクレバー21の揺動中心と第1ピン21aの中心を通る基準線L2とのなす角Xを0°より大きくして、第1ピン21aが溝部22aの開放側端部に位置する際に、第2ピン21bとカム面23aの接触面圧を上昇させる向きの力が溝部22aから第1ピン21aに作用するようにする。これにより、カム溝壁23bをカム面23a全域に設ける、又は溝部22aの端部を閉じた形状とすることなく、リンク機構20を正常作動させることができる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はリンク機構に関するもので、車両用空調装置の吹出モード切換装置に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】
車両用空調装置では、従来から複数本のリンクレバー等からなるリンク機構を介して空調風流れを制御するドア(ダンパ)手段を稼動させている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭63−297854号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図6は発明者が試作検討したリンク機構を示すもので、このリンク機構では、第2リンクレバー22に設けられた溝部22aの端部が開放され、かつ、第1リンクレバー21の第2ピン21bが接触するカム23には、第2ピン21bがカム23のカム面23aから離れる向きに第1リンクレバー21が揺動することを規制する案内壁が設けられていないので、第1リンクレバー21が左向き(反時計回り)に過度に回転すると、第1リンクレバー21の第1ピン21aが溝部22aから外れてしまうおそれがある。
【0005】
因みに、第2リンクレバー22の溝部を閉じた形状とする、又はカム23に前記案内壁を設ければ、上記問題を解決することができるものの、溝部22aの端部を閉じた形状とすると第2リンクレバー22の大型化を招き、カム23に案内壁を設けると案内壁と他の部品との干渉を招く等の新たな問題が発生してしまう。
【0006】
本発明は、上記点に鑑み、第1には、従来と異なる新規なリンク機構を提供し、第2には、第2リンクレバーの大型化及び他の部品との干渉を防止しつつ、第1ピンが溝部から外れてしまうことを防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、長手方向中間部にて回転可能に支持されて揺動する第1リンクレバー(21)と、第1リンクレバー(21)の長手方向一端側に設けられた第1ピン(21a)が摺動可能に挿入された溝部(22a)を有する第2リンクレバー(22)と、第1リンクレバー(21)の長手方向他端側に設けられた第2ピン(21b)が摺動可能に接触するカム面(23a)を外周面に有するカム(23)とを備え、溝部(22a)の端部は開放されており、さらに、第1ピン(21a)が溝部(22a)の開放側端部に位置する際に、第2ピン(21b)とカム面(23a)の接触面圧を上昇させる向きの力が溝部(22a)から第1ピン(21a)に作用するように構成されていることを特徴とする。
【0008】
これにより、第1リンクレバー(21)が過度に揺動して第1ピン(21a)が溝部(22a)から外れてしまうことなく、リンク機構作動する。
【0009】
したがって、第2リンクレバー(22)の大型化、及び他の部品との干渉を招く等の不具合を招くことなく、リンク機構を正常作動させることができる。
【0010】
請求項2に記載の発明では、カム(23)の外周部には、カム面(23a)の一部と所定の間隔を有してカム面(23a)と対向するカム溝壁(23b)が設けられており、さらに、カム溝壁(23b)の端部側うち、第2ピン(21b)の摺動方向の端部側には、端部に向かうほどカム溝壁(23b)の厚みが小さくなるようなテーパ部(23c)が設けられていることを特徴とする。
【0011】
これにより、第2ピン(21b)がカム溝壁(23b)が設けられていない部位からカム溝壁(23b)が設けられて溝形状となっているカム面(23a)に進入する際に、テーパ部(23c)が案内面として機能し、容易に第2ピン(21b)を溝形状となっているカム面(23a)に進入させることができる。
【0012】
請求項3に記載の発明では、第1リンクレバー(21)を支持するベース部(2)には、第1リンクレバー(21)の少なくとも一部に衝突して第1リンクレバー(21)の最大揺動角を規制するストッパ部(2a)が設けられていることを特徴とする。
【0013】
これにより、第1リンクレバー(21)が過度に回転して第1ピン(21a)が溝部(22a)から外れてしまうことを防止できるとともに、リンク機構を修理交換する際に、第1リンクレバー(21)は第2リンクレバー(22)、つまり溝部(22a)から完全に外れてしまうことを防止でき、修理交換時の作業性を向上させることができる。
【0014】
請求項4に記載の発明では、長手方向中間部にて回転可能に支持されて揺動する第1リンクレバー(21)と、第1リンクレバー(21)の長手方向一端側に設けられた第1ピン(21a)が摺動可能に挿入された溝部(22a)を有する第2リンクレバー(22)と、第1リンクレバー(21)の長手方向他端側に設けられた第2ピン(21b)が摺動可能に接触するカム面(23a)を外周面に有するカム(23)とを備え、溝部(22a)の端部は開放されており、さらに、第1リンクレバー(21)を支持するベース部(2)には、第1リンクレバー(21)の少なくとも一部に衝突して第1リンクレバー(21)の最大揺動角を規制するストッパ部(2a)が設けられていることを特徴とする。
【0015】
これにより、第1リンクレバー(21)が過度に回転して第1ピン(21a)が溝部(22a)から外れてしまうことを防止できるので、第2リンクレバー(22)の大型化、及び他の部品との干渉を招く等の不具合を招くことなく、リンク機構を正常作動させることができる。
【0016】
請求項5に記載の発明では、第2リンクレバー(22)の長手方向端部うち、溝部(22a)の開放側端部と反対側は、ベース部(2)に回転可能に支持されていることを特徴とするものである。
【0017】
請求項6に記載の発明では、請求項1ないし5のいずれか1つに記載のリンク機構(20)と、第2リンクレバー(22)側に連結され、流体流れを制御するドア手段(17)と、カム(23)を回転駆動させるアクチュエータ(19)とを備えることを流体流れ制御装置ものである。
【0018】
請求項7に記載の発明では、請求項1ないし5のいずれか1つに記載のリンク機構(20)と、第2リンクレバー(22)側に連結され、車室内に吹き出される空気流れを制御するドア手段(17)と、カム(23)を回転駆動させるアクチュエータ(19)とを備えることを車両用空調装置ものである。
【0019】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0020】
【発明の実施の形態】
本実施形態は、本発明に係るリンク機構を車両用空調装置の吹出モード切換ドアを駆動するリンク機構に採用したものであって、図1は、本実施形態に係る車両用空調装置1に適用した場合の模式図である。なお、図1は模式図であり、実際の形状とは異なる。
【0021】
空気流路をなす空調ケーシング2の空気上流側部位には、車室内気を導入するための内気導入口3と外気を導入するための外気導入口4とが設けられているとともに、これらの導入口3、4を選択的に開閉する内外気切換ドア5が設けられている。因みに、内外気切換ドア5は、サーボモータ等の駆動手段または手動操作によって開閉される。
【0022】
また、内外気切換ドア5の下流側部位には、空気中の塵埃を取り除く、フィルタ(異物除去手段)7a及び送風機7が配設されており、この送風機7により両導入口3、4から吸入された空気が、後述する各吹出口14〜16に向けて送風されている。
【0023】
送風機7の空気下流側には、空気冷却手段をなす蒸発器9が配設されており、送風機7により送風された空気は全てこの蒸発器9を通過する。
【0024】
なお、蒸発器9は、蒸気圧縮式冷凍機の低圧側熱交換器であり、減圧された低圧冷媒と室内に吹き出す空気とを熱交換して室内に吹き出す空気から吸熱して冷媒を蒸発させることにより室内に吹き出す空気を冷却するものである。
【0025】
また、蒸発器9の空気下流側には、空気加熱手段をなすヒータ10が配設されており、このヒータ10は、エンジン11の冷却水等の車両で発生する廃熱を熱源として空気を加熱している。
【0026】
そして、空調ケーシング2には、蒸発器9を通過した冷風をヒータ10を迂回させて下流側に流すバイパス通路12が形成されており、ヒータ10の空気上流側には、ヒータ10を通る温風量とバイパス通路12を通る冷風量との風量割合を調節するエアミックスドア13が配設され、室内に吹き出す空気の温度は、温風と冷風との風量割合を調節することにより調節される。
【0027】
また、空調ケーシング2の最下流側部位には、車室内乗員の上半身に空調空気を吹き出すためのフェイス吹出口14と、車室内乗員の足元に空気を吹き出すためのフット吹出口15と、フロントガラス等の窓ガラスの内面に向かって空気を吹き出すためのデフロスタ吹出口16とが設けられている。
【0028】
そして、上記各吹出口14〜16の空気上流側部位には、フェイス吹出口14とフット吹出口15とを切換開閉する吹出モード切換ドア17、及びデフロスタ吹出口16を開閉する吹出モード切換ドア18が配設されている。なお、これらの吹出モード切換ドア17、18は、サーボモータ等のアクチュエータ19(図2参照)よって開閉される。
【0029】
そして、本実施形態では、吹出モード切換ドア17を駆動するリンク機構に本発明を採用している。以下、図2〜5を用いてリンク機構20について述べる。
【0030】
なお、図2〜4はリンク機構20の作動を示す図であり、図2→図3→図4、又は図4→図3→図2の順にリンク機構が作動する。また、図5は第1リンクレバー21、第2リンクレバー22及びカム23の連結状態を示す図である。
【0031】
図2中、第1リンクレバー21は、その長手方向中間部にてベース部をなす空調ケーシング2に回転可能に支持されて揺動するもので、第2リンクレバー22は、第1リンクレバー21の長手方向一端側に設けられた第1ピン21aが摺動可能に挿入された溝部22aを長手方向一端側に有するものである。
【0032】
ここで、「第1リンクレバー21の長手方向中間部」とは、厳密に第1リンクレバー21の長手方向中央部という意味ではなく、長手方向一端側と他端側との間に揺動中心が存在するといった程度の意味であるが、勿論、揺動中心から長手方向一端側までの距離と揺動中心から長手方向他端側までの距離とが一致していてもよい。
【0033】
なお、第2リンクレバー22の長手方向他端側は、吹出モード切換ドア17の回転軸に固定されており、第2リンクレバー22と吹出モード切換ドア17とは、吹出モード切換ドア17の回転軸を揺動中心として一体的に揺動する。
【0034】
また、カム23は、第1リンクレバー21の長手方向他端側に設けられた第2ピン21bが摺動可能に接触するカム面23aを外周面に有するもので、第2ピン21bは、図2〜4に示すように、カム面23aに沿ってカム23の外周を摺動する。
【0035】
そして、カム23の外周部には、図5(a)に示すように、カム面23aの一部と所定の間隔を有してカム面23aと対向して案内壁を構成するカム溝壁23bが設けられており、このカム溝壁23bの端部側うち第2ピン21bの摺動方向の端部側には、図5(b)に示すように、端部に向かうほどカム溝壁23bの厚みが小さくなるようなテーパ部23cが設けられている。
【0036】
なお、本実施形態では、テーパ部23cを滑らかな円弧状としたが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、例えば直線状のテーパとしてもよい。
【0037】
また、空調ケーシング2には、第1リンクレバー21の少なくとも一部に衝突して第1リンクレバー21の最大揺動角を規制するストッパ部2aが設けられており、本実施形態では、空調ケーシング2を樹脂(例えば、ポリプロピレン)製として、空調ケーシング2の成形時にストッパ部2aを空調ケーシング2に一体成形している。
【0038】
因みに、補強リブ2bは、ストッパ部2aの根元側に設けられてストッパ部2aに第1リンクレバー21が衝突した際にストッパ部2aが折れてしまうことを防止するためのものである。
【0039】
ところで、第2リンクレバー22の溝部22aは、第1リンクレバー21側の端部が開放された溝であり、溝部22aの形状、第1リンクレバー21の揺動中心位置及び第2リンクレバー22の揺動中心位置は、第1ピン21aが溝部22aの開放側端部に位置する際に、第2ピン21bとカム面23aの接触面圧を上昇させる向きの力が溝部22aから第1ピン21aに作用するように構成されている。
【0040】
具体的には、図2、3に示すように、溝部22aの中心線に対して直交する法線であって第1ピン21aが溝部22aの開放側端部に位置したときの第1ピン21aの中心を通る作用線L1と、第1リンクレバー21の揺動中心と第1ピン21aの中心を通る基準線L2とのなす角Xを0°より大きくしたものである。
【0041】
因みに、上記試作検討品では、作用線L1と基準線L2とは一致し、両者L1、L2のなす角Xは0°である(図6参照)。
【0042】
なお、第2ピン21bとカム面23aの接触面圧を上昇させる向きの力の源は、本実施形態では、吹出モード切換ドア17と空調ケーシング2側との隙間を閉塞するパッキンからの反力である。
【0043】
また、カム溝部23dは、吹出モード切換ドア18を作動させるためのもので、カム溝部23dの作動は、第3リンクレバー24及び第4リンクレバー25を介して吹出モード切換ドア18に伝達される。
【0044】
次に、本実施形態に係るリンク機構20、つまり第1リンクレバー21、第2リンクレバー22及びカム23の作動及びその特徴を述べる。
【0045】
カム23はアクチュエータ19により直接的に回転駆動され、第2ピン21bはカム面23aに沿って移動する。このため、第1リンクレバー21が図2〜4に示すように揺動し、これに連動して第2リンクレバー22が揺動して吹出モード切換ドア17が揺動する。
【0046】
このとき、溝部22aの形状、第1リンクレバー21の揺動中心位置及び第2リンクレバー22の揺動中心位置は、第1ピン21aが溝部22aの開放側端部に位置する際に、第2ピン21bとカム面23aの接触面圧を上昇させる向きの力が溝部22aから第1ピン21aに作用するように構成されているので、第1リンクレバー21が過度に左向きに揺動して第1ピン21aが溝部22aから外れてしまうことなく、リンク機構20が作動する。
【0047】
したがって、カム溝壁23bをカム面23a全域に設ける、又は溝部22aの端部を閉じた形状とすることなく、リンク機構20を正常作動させることができるので、第2リンクレバー22の大型化、及びカム溝壁23bと他の部品との干渉を招く等の不具合を招くことなく、リンク機構20を正常作動させることができる。
【0048】
また、カム溝壁23bの端部にテーパ部23cを設けているので、第2ピン21bがカム溝壁23bが設けられていない部位からカム溝壁23bが設けられて溝形状となっているカム面23aに進入する際に、テーパ部23cが案内面として機能し、容易に第2ピン21bを溝形状となっているカム面23aに進入させることができる。
【0049】
また、ストッパ部2aを設けているので、第1リンクレバー21が過度に回転して第1ピン21aが溝部22aから外れてしまうことを防止できるとともに、リンク機構20を修理交換すべく、アクチュエータ19を空調ケーシング2から取り外したときに、第1リンクレバー21は第2リンクレバー22(溝部22a)から完全に外れてしまうことを防止でき、修理交換時の作業性を向上させることができる。
【0050】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、本発明に係るリンク機構を車両用空調装置に適用したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0051】
また、上述の実施形態では、吹出モード切換ドア17の駆動に本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る空調装置の模式図である。
【図2】本発明の実施形態に係るリンク機構の模式図である。
【図3】本発明の実施形態に係るリンク機構の模式図である。
【図4】本発明の実施形態に係るリンク機構の模式図である。
【図5】本発明の実施形態に係るリンク機構の模式図である。
【図6】試作検討品に係るリンク機構の模式図である。
【符号の説明】
21…第1リンクレバー、21a…第1ピン、21b…第2ピン、
22…第2リンクレバー、22a…溝部、23…カム、
23a…カム面、23b…カム溝壁、23c…テーパ部。

Claims (7)

  1. 長手方向中間部にて回転可能に支持されて揺動する第1リンクレバー(21)と、
    前記第1リンクレバー(21)の長手方向一端側に設けられた第1ピン(21a)が摺動可能に挿入された溝部(22a)を有する第2リンクレバー(22)と、
    前記第1リンクレバー(21)の長手方向他端側に設けられた第2ピン(21b)が摺動可能に接触するカム面(23a)を外周面に有するカム(23)とを備え、
    前記溝部(22a)の端部は開放されており、
    さらに、前記第1ピン(21a)が前記溝部(22a)の開放側端部に位置する際に、前記第2ピン(21b)と前記カム面(23a)の接触面圧を上昇させる向きの力が前記溝部(22a)から前記第1ピン(21a)に作用するように構成されていることを特徴とするリンク機構。
  2. 前記カム(23)の外周部には、前記カム面(23a)の一部と所定の間隔を有して前記カム面(23a)と対向するカム溝壁(23b)が設けられており、
    さらに、前記カム溝壁(23b)の端部側うち、前記第2ピン(21b)の摺動方向の端部側には、端部に向かうほど前記カム溝壁(23b)の厚みが小さくなるようなテーパ部(23c)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のリンク機構。
  3. 前記第1リンクレバー(21)を支持するベース部(2)には、前記第1リンクレバー(21)の少なくとも一部に衝突して前記第1リンクレバー(21)の最大揺動角を規制するストッパ部(2a)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のリンク機構。
  4. 長手方向中間部にて回転可能に支持されて揺動する第1リンクレバー(21)と、
    前記第1リンクレバー(21)の長手方向一端側に設けられた第1ピン(21a)が摺動可能に挿入された溝部(22a)を有する第2リンクレバー(22)と、
    前記第1リンクレバー(21)の長手方向他端側に設けられた第2ピン(21b)が摺動可能に接触するカム面(23a)を外周面に有するカム(23)とを備え、
    前記溝部(22a)の端部は開放されており、
    さらに、前記第1リンクレバー(21)を支持するベース部(2)には、前記第1リンクレバー(21)の少なくとも一部に衝突して前記第1リンクレバー(21)の最大揺動角を規制するストッパ部(2a)が設けられていることを特徴とするリンク機構。
  5. 前記第2リンクレバー(22)の長手方向端部うち、前記溝部(22a)の開放側端部と反対側は、前記ベース部(2)に回転可能に支持されていることを特徴とする請求項3又は4に記載のリンク機構。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1つに記載のリンク機構(20)と、
    前記第2リンクレバー(22)側に連結され、流体流れを制御するドア手段(17)と、
    前記カム(23)を回転駆動させるアクチュエータ(19)とを備えることを流体流れ制御装置。
  7. 請求項1ないし5のいずれか1つに記載のリンク機構(20)と、
    前記第2リンクレバー(22)側に連結され、車室内に吹き出される空気流れを制御するドア手段(17)と、
    前記カム(23)を回転駆動させるアクチュエータ(19)とを備えることを車両用空調装置。
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