JP2004340051A - 電動圧縮機 - Google Patents

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Seiichiro Yoda
誠一郎 依田
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Abstract

【課題】圧縮機とモータとをそれぞれ分離して回転駆動し、個別の検査等を可能とする。
【解決手段】モータ10の回転軸14が軸受け63、67でフロントケース3とセンタケース4に支持され、回転軸14の挿入部15が隔壁8から突出する。圧縮機20のロータ25の回転軸27は挿入部15を受容する軸方向の連結穴28を有し、連結穴28内周に形成したスプラインと、挿入部15外周に形成したスプラインとの噛み合いにより両回転軸14、27が連結される。さらに、挿入部15の先端にネジ穴18を形成し、ボルト72でロータと回転子を軸方向にも結合している。これにより、回転軸14、27の連結前に、圧縮機側とモータ側とをそれぞれ並行して組み立てることができ、圧縮機は単独で高精度の調整ができ、モータも単独で駆動させて検査、品質確認ができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮機とこれを駆動するモータとをケーシング内に収容して構成した電動圧縮機の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開平8−35496号公報
従来の電動圧縮機として、例えば特開平8−35496号公報に開示されたものがある。この電動圧縮機1’では、密閉されたケーシング2’内に、シリンダ21をフロントサイドブロック30とリヤサイドブロック40の間に挟み、シリンダ21内に複数のベーン23を備えるロータ25’を回転可能に設けたベーンロータリ式の圧縮機20’と、モータ10’とが収容されている。
モータ10’はステータ11’をケーシング2’に固定する一方、ロータ25’の回転軸27’を長く延ばした延長部に回転子13を固定し、ステータ11’の位置に整合させている。
【0003】
ケーシング2’はフロントケース3’、センタケース4’およびリヤケース5からなり、電動圧縮機1’の組立てに当たっては、まず、ステータ11’をセンタケース4’に溶接または焼き嵌めで固定しておき、また、圧縮機20’から突き出た回転軸27’に、回転子13を固定する。
そして、センタケース4’内のステータ11’に圧縮機20’と一体になった回転子13を挿し込んで、圧縮機20’をセンタケース4’の一方の端面に取り付け、その後、リヤケース5を圧縮機20’に被せてセンタケース4’に固定する。またフロントケース3’もセンタケース4’の他方の端面に固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような電動圧縮機1’の製造において、モータ10’について機能確認のための試験、検査を行いたい場合、モータ10’の回転軸と圧縮機20’の回転軸が共通の回転軸27’で一体のため、電動圧縮機1’全体の組立てが完成していないと、モータ10’を回転駆動することができない。
また、使用中の電動圧縮機1’に問題が発生した場合も、モータ10’と圧縮機20’を分離してそれぞれ回転駆動させることができないので、モータと圧縮機のいずれに不具合の原因があるのか特定することが困難である。
【0005】
さらに、製造段階においては、圧縮機20’もモータ10’も高精度の組立精度が要求されるが、まず先に組み立てられる圧縮機20’の組立段階で精密調整が行われ、その後、モータ10’のステータ11と回転子13間の調整を行わねばならず、並行して調整作業を行うことができないので、一台の電動圧縮機の組立てに長時間を要するという問題がある。
したがって本発明は、上記従来の問題点に鑑み、圧縮機とモータとをそれぞれ分離して回転駆動し、個別の検査等を可能とした電動圧縮機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため本発明の電動圧縮機は、圧縮機と、モータと、これらを収納するケーシングとを備える電動圧縮機であって、ケーシングがモータの回転子を支持して当該モータを収納する第1のケーシングと、第1のケーシングに結合されて少なくも圧縮機に対する冷媒の吐出側空間の一部を区画する第2のケーシングとからなり、圧縮機のロータとモータの回転子とが連結手段により一体回転可能に連結されているものとした。
【0007】
【発明の効果】
本発明によれば、圧縮機のロータとモータの回転子とが連結手段により連結されるので、ロータと回転子の連結前に、圧縮機側とモータ側とをそれぞれ並行して組み立てることができる。したがって、圧縮機側も、モータ側もそれぞれサイズが小さく軽いユニットとして取り扱いができるから組立ての最終工程直前までの作業が容易となり、圧縮機は単独で高精度の調整を経て組立て可能で、またモータも単独で駆動させて検査を行い、品質確認ができるという効果を有する。
そして、完成後の電動圧縮機に不具合が発生した場合にも、同様に圧縮機側とモータ側とを分離することができるから、早期に不具合原因の解明が可能となり、必要に応じて片側のみの交換も容易に行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は実施の形態の縦断面図である。
電動圧縮機1はそのケーシング2がフロントケース3、センタケース4およびリヤケース5の3部材から構成されている。
フロントケース3は有底筒状で、上部の外周壁3aに冷媒吸入ポート7を有している。また、フロントケース3の底壁(端壁)3bには、モータ10の回転軸14を支持する軸受け63を保持する軸受保持部66が設けられている。
【0009】
センタケース4はリヤケース5側の一端に隔壁8を備え、この隔壁8は中央に貫通穴39を備え、モータ10の回転軸14を支持する軸受け67を保持する軸受保持部70が設けられている。
また、隔壁8には、後述するフロントサイドブロック30の吸入口36に対応させて、貫通穴38が設けられている。
【0010】
センタケース4のフロントケース3側は開口端となっており、コイル12を備えたステータ11が挿し込まれて、焼き嵌めによって固定されている。
なお、センタケース4の内周壁には段差部6が形成され、ステータ11の前端はこの段差部6に当接して位置決めされている。
ステータ11の略半部はセンタケース4の開口端から軸方向にフロントケース3内へ突出して延びている。
フロントケース3の底壁3bには、コイル12から延びるケーブル75を外部へ取り出すためのハーメチックターミタル77が設けられ、ケーシング2を気密させている。
【0011】
回転子13はその軸方向の位置をステータ11と整合させてあり、回転子13の回転軸14はボールベアリング等の軸受け63、67を介してフロントケース3の軸受保持部66およびセンタケース4の軸受保持部70に支持されている。
回転子13は、回転軸14に係止されたスナップリング60に軸方向移動を規制された押さえ板61と前端側から回転軸14にねじ込まれたナット62に押された押さえ板61との間に挟まれて回転軸14の固定されている。回転軸14の回転子13を挟む両側には軸受け63、67の各インナレース64、68が圧入されて固定され、軸受け63、67の各アウタレース65、69は軸受保持部66、70に対して所定の範囲で軸方向にスライド可能となっている。
【0012】
回転軸14の後端は、ロータ25の回転軸27の後述する連結穴28内に延びる挿入部15となっている。
以上のようにして、フロントケース3とセンタケース4は、第1のケーシングとしてモータ収容空間を形成し、それぞれの開口端を当接させて、図示しないボルトで結合されている。
なお、フロントケース3とセンタケース4には、周方向複数個所に軸方向の窪みを設けて、ステータの前後の空間を結ぶ冷媒通路54が形成されている。
【0013】
第2のケーシングとしてのリヤケース5は有底筒状で、上部の外周壁5aに冷媒吐出ポート9を有している。
リヤケース5の開口側には圧縮機20が配置されている。
圧縮機20は、内周面が楕円形状のシリンダ21内に複数のベーン23を備えるロータ25が回転可能に設けられ、シリンダ21をフロントサイドブロック30とリヤサイドブロック40の間に挟んで、ベーンロータリ式コンプレッサを形成している。
ロータ25はその回転軸27が、後側ではリヤサイドブロック40の支持穴41に支持され、前側ではフロントサイドブロック30の支持穴31に支持されている。フロントサイドブロック30の中央部は前方へ膨出し、リヤサイドブロック40の中央部は後方へ突出して、それぞれ支持穴31、41の長さを所定量確保している。
【0014】
圧縮機20は、シリンダ21とフロントサイドブロック30およびリヤサイドブロック40を貫通するボルト47によって、センタケース4に固定されている。
フロントサイドブロック30には吸入口36が開口し、リヤサイドブロック40には、オイルセパレータ49を備えるサイクロンブロック48が取り付けられている。
【0015】
ロータ25の回転軸27は、フロントサイドブロック30の前端付近まで延びており、その中心軸にそってスプライン29(図2参照)を備える連結穴28が設けられている。連結穴28は貫通穴として形成され、そのリヤサイドブロック40側の端部はスプライン29部より内径の大きい大径部26となっている。
モータ10の回転子13の回転軸14は、後部にスプライン16(図3、図4参照)を備えて連結穴28内に延びる挿入部15を有し、回転軸27とスプライン結合してロータ25と一体回転するようになっている。
連結穴28のスプライン29と挿入部15のスプライン16とで、発明の連結手段が構成される。
【0016】
回転軸14における軸受け67の固定部と挿入部15の間には段差部17が設けられ、段差部17がロータ25の回転軸27の前端に当接した状態で、挿入部15の先端(後端)は回転軸27の大径部26とスプライン29部の段差にわずかに達しない位置となるように設定されている。
回転軸14の挿入部15にはその先端にネジ穴18が設けられ、大径部26の段差に着座させたワッシャ73を介して回転軸27の後方からボルト72がねじ込まれて、ロータ25の回転軸27と回転子13の回転軸14とが軸方向にも一体とされている。
【0017】
フロントケース3とセンタケース4からなるモータ収容空間は、冷媒の吸入室50(吸入側空間)を形成している。
隔壁8には、吸入室50とフロントサイドブロック30の吸入口36を連通させる貫通穴38が設けられているから、これにより、冷媒吸入ポート7から低圧側である吸入室50を経て複数のベーン23を備えた圧縮室につながる冷媒の通路が形成される。
リヤケース5のサイクロンブロック48が臨む空間は、吐出室53(吐出側空間)を形成する。圧縮機20からオイルセパレータ49を経て吐出された冷媒は、リヤケース5の外周壁上部の冷媒吐出ポート9から外部へ供給される。
【0018】
吐出室53には所定量の潤滑油が貯留される。
この潤滑油は、吐出室53の吐出圧に押されて、後掲の図2に示す油路42を経て支持穴41、31の穴面に至り、さらに支持穴41と回転軸27間の隙間を通って、リヤサイドブロック40のロータ25に対向する面に形成された凹部(さらい)44およびリヤサイドブロック40の突出部とサイクロンブロック48の間に形成された密閉空間Rへ流れる。
【0019】
密閉空間Rに流れる潤滑油は貫通穴43によって凹部44に導かれ、この潤滑油の圧力で、ロータ25に備えているベーン23をシリンダ21の円周面に押し付けている。これによって、ベーン23で区画されたシリンダ内の空間はロータ25の回転に従って冷媒を圧縮する圧縮室となる。
さらにシリンダ21の底部には、リヤサイドブロック40の油路42に接続する貫通穴35が設けられ、フロントサイドブロック30に形成された油路37でこの貫通穴35とフロントサイドブロック30における回転軸27の支持部31の穴を接続して、当該支持部31へ潤滑油を導くようになっている。
なお、センタケース4とリヤケース5間、およびセンタケース4とフロントケース3間の接続には、それぞれパッキンが用いられ気密を確保するようにしている。
【0020】
以上のように構成された電動圧縮機1は、次のようにして組み立てられる。
まず、圧縮機20の組立てを行う。
図2に示すように、シリンダ21とフロントサイドブロック30を、位置決めピン33によって相互の位置関係を規定し、シリンダ21の中心に対してロータ25の回転軸27を整合させた状態で図示しないボルトによって結合する。
リヤサイドブロック40は、その支持穴41を回転軸27に嵌合させることにより、シリンダ21に対して適正な整合関係となるので、その状態で図示しない小ネジで仮止めのためシリンダ21に固定する。
【0021】
圧縮機20の組立てと並行して、図3のようにモータ側の組立てを行う。
すなわち、一方で、回転軸14にスナップリング60、押さえ板61およびナット62により回転子13を固定した後、回転子13の両側に軸受け63、67を取り付けて回転子と回転軸のサブアセンブリとする。
他方で、ステータ11を段差部6に当接するまで差し込んで、センタケース4に焼き嵌め固定する。
【0022】
このあと、回転子と回転軸のサブアセンブリをセンタケース4の開口側からステータ11内へ差し込んで、軸受け67をセンタケース4の軸受保持部70に保持させる。それから、フロントケース3をステータ11のセンタケース4から突出している部分に被せるとともに、フロントケース3の軸受保持部66に軸受け63を保持して、フロントケース3とセンタケース4とを結合する。
これにより、図4に示すようなモータ部が完成する。
【0023】
次に、図5に示すように、圧縮機20をモータ部のセンタケース4に固定する。
すなわち、ロータ25の回転軸27の連結穴28に回転子13の回転軸14の挿入部15を挿入して、両回転軸14、27をスプライン結合させるとともに、フロントサイドブロック30の周辺部をセンタケース4の隔壁8に当接させる。そして、シリンダ21とフロントサイドブロック30およびリヤサイドブロック40からなる圧縮機20をボルト47によって、センタケース4に取り付ける。
【0024】
次に、ワッシャ73を介してボルト72を挿入部15のネジ穴18にねじ込む。この際、軸受け63、67の各アウタレース65、69が軸受け保持部66、70に対してスライド可能となっているので、回転子13の回転軸14はその段差部17がロータ25の回転軸27の前端に当接して、回転軸27と軸方向に一体化される。
このあと、サイクロンブロック48を圧縮機20に取り付け、さらに圧縮機20とサイクロンブロック48とに被さるリヤケース5をセンタケース4に結合して、電動圧縮機1が完成する。
【0025】
電動圧縮機1は、図示しない駆動回路によってステータ11が励磁され、回転子13が回転すると、スプライン結合で連結された回転軸14、27を経て圧縮機20のロータ25が回転する。これにより、冷媒吸入ポート7から吸入室50に吸入された冷媒は、冷媒通路54を通って貫通穴38、吸入口36から圧縮機20のシリンダ21に吸入され、圧縮されて吐出室53へ吐出された後、冷媒吐出ポート9から外部へ供給される。
冷媒が、冷媒通路54を通過する際に、モータ10を冷却する。
【0026】
実施の形態は以上のように構成され、圧縮機20のロータ25の回転軸27とモータ10の回転子13の回転軸14とを別部品として、別途連結することによりロータ25と回転子13を一体回転可能の構成としたので、回転軸14、27の連結前に、圧縮機20側とモータ10側とをそれぞれ並行して組み立てることができ、これにより、圧縮機20は単独で高精度の調整を経て組立て可能であるとともに、モータ10も単独で駆動させて検査を行い、品質確認ができる。
また、完成後の電動圧縮機1に不具合が発生した場合にも、同様に圧縮機20側とモータ10側とを分離することができるから、早期に不具合原因の解明が可能となり、必要に応じて片側のみの交換も容易に行うことができる。
さらに、製造工程においては、圧縮機20側も、モータ10側もそれぞれサイズが小さく軽いユニットとして取り扱いができるから、組立ての最終工程直前までの作業が容易となる。
【0027】
とくに、回転子13の回転軸14は、軸方向両端を軸受け63、67で支持されるとともに、圧縮機20側に延びる挿入部15を有し、ロータ25の回転軸27は挿入部15を受容する軸方向の連結穴28を有しており、連結穴28内周に形成したスプライン29と、挿入部15外周に形成したスプライン16との噛み合いにより両回転軸14、27を連結することにより、ロータ25と回転子13が連結されるものとしたので、単にロータ25の回転軸27の連結穴28に回転子13の挿入部15を挿し込んで組み立てるだけでロータ25と回転子13が一体回転可能となる。
【0028】
さらに、回転子13の回転軸14の挿入部15の先端にネジ穴18を形成し、回転軸27の連結穴28を通してボルト72をネジ穴18にねじ込むことにより、ロータ25と回転子13を軸方向にも結合しているので、ロータ25と回転子13の一層安定した一体回転が得られる。
【0029】
なお、実施の形態では、回転子13の回転軸14が外周にスプライン16を備える挿入部15を有し、ロータ25の回転軸27が内周にスプライン29を備える連結穴28を有して、両スプライン16、29の噛み合いによりロータ25と回転子13を連結するものとしたが、これに限定されず、回転子13の回転軸14にスプラインを備える穴を設け、ロータ25の回転軸27にスプラインを備える挿入部を設けて、両スプラインの噛み合いによりロータ25と回転子13を連結するようにしてもよい。
【0030】
また、圧縮機20は隔壁8、すなわちセンタケース4の端壁に当接させて取り付けられ、リヤケース5が圧縮機20に被さるようになっているが、センタケースの外周壁を隔壁8よりも後方へ延ばすことにより、センタケースの隔壁8より後部を圧縮機20の収容空間とすることもできる。この場合、センタケースに結合されるリヤケースは少なくも吐出室の一部を区画するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態を示す電動圧縮機の縦断面図である。
【図2】圧縮機の組立てを説明するための断面図である。
【図3】モータ側の組立て要領を示す分解図である。
【図4】組立て完了状態のモータ部を示す断面図である。
【図5】モータ部に圧縮機を取り付けた状態を示す断面図である。
【図6】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 電動圧縮機
2 ケーシング
3 フロントケース
4 センタケース
5 リヤケース
6、17 段差部
7 冷媒吸入ポート
8 隔壁
9 冷媒吐出ポート
10 モータ
11 ステータ
12 コイル
13 回転子
14 回転軸
15 挿入部
16、29 スプライン
18 ネジ穴
20 圧縮機
21 シリンダ
23 ベーン
25 ロータ
26 大径部
27 回転軸
28 連結穴
30 フロントサイドブロック
31、41 支持穴
33 位置決めピン
35、43 貫通穴
36 吸入口
37 油路
38 貫通穴
39 貫通穴
40 リヤサイドブロック
42 油路
44 凹部
47 ボルト
48 サイクロンブロック
49 オイルセパレータ
50 吸入室
53 吐出室
54 冷媒通路
60 スナップリング
61 押さえ板
62 ナット
63、67 軸受け
64、68 インナレース
65、69 アウタレース
66、70 軸受保持部
72 ボルト
73 ワッシャ
75 ケーブル
77 ハーメチックターミタル
R 密閉空間

Claims (4)

  1. ロータを備えて冷媒を圧縮する圧縮機と、該圧縮機に対して冷媒の吸入側に配され、ステータ及び回転子を備えて前記圧縮機を駆動するモータと、前記圧縮機および前記モータを収納するケーシングとを備える電動圧縮機であって、
    前記ケーシングが前記回転子を支持して前記モータを収納する第1のケーシングと、該第1のケーシングに結合されて少なくも前記圧縮機に対する冷媒の吐出側空間の一部を区画する第2のケーシングとからなり、
    前記ロータと前記回転子とが連結手段により一体回転可能に連結されていることを特徴とする電動圧縮機。
  2. 前記連結手段は、前記ロータと前記回転子の一方の回転軸の軸方向の連結穴内周に形成したスプラインと、他方の回転軸の外周に形成したスプラインとの噛み合いにより前記ロータと前記回転子を連結するものであることを特徴とする請求項1記載の電動圧縮機。
  3. 前記回転子の回転軸は、軸方向両端を軸受けで支持されるとともに、前記圧縮機側に延びる挿入部を有し、
    前記ロータの回転軸は前記挿入部を受容する軸方向の連結穴を有して、
    前記連結手段は、前記連結穴内周に形成したスプラインと、前記挿入部外周に形成したスプラインとの噛み合いにより前記ロータと前記回転子を連結するものであることを特徴とする請求項1記載の電動圧縮機。
  4. ロータの回転軸の前記連結穴が貫通穴であり、
    回転子の回転軸の前記挿入部の先端にはネジ穴が形成されて、
    該ネジ穴にねじ込むボルトにより前記ロータと回転子を軸方向に一体結合することを特徴とする請求項3記載の電動圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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