JP2004338633A - エアバッグドア付インストルメントパネル - Google Patents

エアバッグドア付インストルメントパネル Download PDF

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Abstract

【課題】車両衝突時にエアバッグが作動せずに乗員の頭部がインストルメントパネル本体のエアバッグドア後側付近に衝突した場合に、乗員へのダメージを低減して乗員の保護安全性能を高める。
【解決手段】エアバッグモジュールを収納する枠部17とフランジ部21とを備えた枠体15をインストルメントパネル本体より高剛性の樹脂材で成形してインストルメントパネル本体裏面に固定する。枠体15の前側枠壁17a及び後側枠壁17bに、これら枠壁17a,17bに対応するフランジ部21の裏面に対して一体の前側補強リブ41及び後側補強リブ43を車体前後方向に突出して一体に形成する。前側補強リブ41を車幅方向に離間して複数個並設する。後側補強リブ43を前側補強リブ41より少数個設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両衝突時にエアバッグの作動で開くエアバッグドアを有するインストルメントパネルに関し、特に、車両衝突時にエアバッグが作動しなかった場合の乗員保護対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、エアバッグドア付インストルメントパネルは、エアバッグモジュールを収納する平面視略矩形の枠体をインストルメントパネル本体の裏面に固定し、該インストルメントパネル本体の裏面に上記枠体に対応して破断予定部を形成するとともに、該破断予定部によって囲まれる内側領域でエアバッグドアを形成し、車両衝突時に上記破断予定部をエアバッグの作動で破断して上記エアバッグドアを開くように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この特許文献1では、枠体の前側枠壁及び後側枠壁に補強リブを車体前後方向に突設して枠体の剛性を確保している。
【0004】
【特許文献1】
US 6,318,752 B1(column 4、FIG.1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記の特許文献1では、単に、補強リブで枠体の前側枠壁及び後側枠壁を補強しているだけであるため、枠体の剛性は確保できるものの、車両衝突時にエアバッグが何らかの原因で万が一作動せず、衝突による反動により助手席に座っている乗員が前のめりになって頭部がインストルメントパネル本体のエアバッグドアの乗員側であるエアバッグドア後側付近に衝突する,いわゆるヘッドインパクトが生ずると、乗員へのダメージが大きくなって非常に危険である。
【0006】
この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両衝突時にエアバッグが作動せずに乗員の頭部がインストルメントパネル本体のエアバッグドア後側付近に衝突した場合に、乗員へのダメージを低減して乗員の保護安全性能を高めることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明は、インストルメントパネル本体のエアバッグドア後側付近の剛性を前側付近の剛性よりも低くしたことを特徴とする。
【0008】
具体的には、この発明は、車幅方向に延びる前側枠壁及び後側枠壁と車体前後方向に延びる左側枠壁及び右側枠壁とで上端内側に矩形状シューティング口を有するように略矩形筒状に形成され内部にエアバッグモジュールを収納する枠部と、樹脂製インストルメントパネル本体の裏面に固定され上記枠部上端から外側方に延びるフランジ部とを一体に備えてなる平面視略矩形の樹脂製枠体が上記インストルメントパネル本体の裏側に配置され、上記シューティング口に対応するように上記インストルメントパネル本体にエアバッグドアが形成され、車両衝突時にエアバッグの作動で上記エアバッグドアを開くように構成されたエアバッグドア付インストルメントパネルを前提とし、次のような解決手段を講じた。
【0009】
すなわち、請求項1に記載の発明は、上記枠体は、上記インストルメントパネル本体より高剛性の樹脂材で成形され、上記前側枠壁及び後側枠壁には、これら枠壁に対応する上記フランジ部の裏面に対して一体の前側補強リブ及び後側補強リブが車体前後方向に突出して一体に形成され、上記前側補強リブは、車幅方向に離間して複数個並設され、上記後側補強リブは、上記前側補強リブより少数個設けられていることを特徴とする。
【0010】
上記の構成により、請求項1に記載の発明では、インストルメントパネル本体のエアバッグドア前側付近及び後側付近の剛性が枠体自体とインストルメントパネル1前側補強リブ及び後側補強リブとによって確保されるが、後側補強リブの個数が前側補強リブの個数より少ないため、インストルメントパネル本体のエアバッグドア後側付近の剛性が前側付近よりも適度に低くなり、車両衝突時にエアバッグが作動せずに乗員の頭部がインストルメントパネル本体のエアバッグドア後側付近に衝突しても、すなわちヘッドインパクト時において衝突エネルギーを効率良く吸収して乗員へのダメージがそれほど大きくなく、乗員の保護安全性能が高まる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、上述の如き前提において、上記枠体は、上記インストルメントパネル本体より高剛性の樹脂材で成形され、上記前側枠壁及び後側枠壁のうち前側枠壁のみに該前側枠壁に対応する上記フランジ部の裏面に対して一体の補強リブが車幅方向に離間しかつ車体前方に突出して複数個一体に形成されていることを特徴とする。
【0012】
上記の構成により、請求項2に記載の発明では、枠体の剛性がその材質に起因してインストルメントパネル本体より高いため、後側補強リブがなくても、インストルメントパネル本体のエアバッグドア後側付近の剛性が適度に確保され、ヘッドインパクト時においても、衝突エネルギーを効率良く吸収して乗員へのダメージがそれほど大きくなく、乗員の保護安全性能が高まる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、インストルメントパネル本体は、熱可塑性エラストマー樹脂材で成形され、枠体は、繊維入り樹脂材で成形されていることを特徴とする。
【0014】
上記の構成により、請求項3に記載の発明では、インストルメントパネル本体と枠体との剛性の違いの要因が具体化される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0016】
(実施の形態1)
図3はこの発明の実施の形態1に係るエアバッグドア付インストルメントパネル1の助手席前方部分を示す。図2は図3のII−II線における断面図である。このインストルメントパネル1は、サーモプラスチックオレフィン(TPO)樹脂等の熱可塑性エラストマー樹脂材で成形された樹脂製基材3と、該基材3の表面側に一体に被覆されたポリプロピレン(PP)等の樹脂製表皮5とからなる2層構造のインストルメントパネル本体7を備えている。
【0017】
上記インストルメントパネル本体7の基材3裏面には、車幅方向及び車体前後方向に延びる平面視略矩形の溝部9が形成され、この溝部9に対応するインストルメントパネル本体7部分が薄肉に形成されて平面視略矩形の破断予定部11が形成されている。そして、この破断予定部11によって囲まれる領域により、車両衝突時にエアバッグの作動で上記破断予定部11を破断して開くエアバッグドア13が形成される。このエアバッグドア13は、上記破断予定部11がインストルメントパネル本体7表面側から識別できない,いわゆるシームレスタイプに構成されている。
【0018】
上記エアバッグドア13及びその周辺のインストルメントパネル本体7裏面には、平面視略矩形の樹脂製枠体15が振動溶着により固定されている。この枠体15はガラス繊維等の繊維が混入された繊維入り樹脂材で成形され、その剛性は上記インストルメントパネル本体7の剛性より高く設定されている。
【0019】
上記枠体15は略矩形筒状に形成された枠部17を備え、該枠部17は、図1にも示すように、車幅方向に延びる前側枠壁17aと、該前側枠壁17aの後側に対向配置されて車幅方向に延びる後側枠壁17bと、これら前側枠壁17a及び後側枠壁17bの左縁同士を連結するように車体前後方向に延びる左側枠壁17cと、右縁同士を連結するように車体前後方向に延びる右側枠壁17dとからなる。また、枠部17上端内側には、エアバッグが膨出する矩形シューティング口19が形成され、上記枠部17上端外側には、外側方に延びるフランジ部21が一体に形成されている。また、上記シューティング口19の車体前方側の一辺には、フラップ部23が凹状湾曲部からなるヒンジ部25を介して一体に形成され、上記フラップ部23は枠部17との間に平面視コの字形の僅かな隙間をあけて上記シューティング口19を覆っている。図2中、27は上記フランジ部21及びフラップ部23に形成された振動溶着用の突起であり、この突起27を介してフランジ部21及びフラップ部23がインストルメントパネル本体7裏面に振動溶着により固定され、枠体15がインストルメントパネル本体7裏側に配置される。なお、振動溶着の代替手段として、超音波溶着や熱カシメ溶着等の他の溶着手段であってもよい。
【0020】
上記枠部17内には、車体前後方向からの衝撃から助手席の乗員を保護するためのエアバッグ及びインフレータ等からなるエアバッグモジュール29が収納され、このエアバッグモジュール29に車幅方向に間隔をあけて固定された複数のフック31を、枠部17に車幅方向に間隔をあけて形成された複数の掛合孔17eにエアバッグ作動時に引っ掛けるようにしている。なお、ここでは、エアバッグモジュール29を収納するケースを図示省略している。
【0021】
上記エアバッグモジュール29下端には、ネジ部材33が下向きに突設され、このネジ部材33は金属製ブラケット35の一端側に形成された貫通孔35aに挿入され、ナット37を上記ネジ部材33に螺合させることにより上記ブラケット35がエアバッグモジュール29下端に締結されている。また、上記ブラケット35の他端側は、車幅方向に延びてインストルメントパネル本体7を支持する金属製インパネレインフォースメント39に溶接により固定されている。これにより、上記エアバッグモジュール29下端がインパネレインフォースメント39にブラケット35を介して連結支持されている。
【0022】
この実施の形態1の特徴として、上記前側枠壁17a及び後側枠壁17bには、これら枠壁17a,17bに対応する上記フランジ部21の裏面に対して一体の直角三角形状の前側補強リブ41及び後側補強リブ43が車体前後方向に突出して一体に形成されている。これら前側補強リブ41及び後側補強リブ43は共に、前側枠壁17a及び後側枠壁17bの隣り合う掛合孔17e間に配置され車幅方向に離間して並設されている。本例では、上記前側補強リブ41の個数は7個であるのに対し上記後側補強リブ43の個数は2個であり、上記後側補強リブ43は上記前側補強リブ41より少数個設けられている。これにより、インストルメントパネル本体7の後側枠壁17b近辺の剛性が前側枠壁17a近辺の剛性より適度に低く設定されている。
【0023】
このように構成されたインストルメントパネル1では、車両が衝突すると、エアバッグモジュール29のエアバッグがインフレータの作動によって膨出し、その膨出圧力で破断予定部11が破断することにより、エアバッグドア13がフラップ部23と一体となってヒンジ部25を開作動支点として回動し、車体前方上向きに開くようになっている。
【0024】
そして、車両衝突時にエアバッグが作動せず、乗員の頭部がインストルメントパネル本体7のエアバッグドア13後側付近に衝突すると、すなわちヘッドインパクト時において後側補強リブ43の個数が前側補強リブ41の個数より少ないために剛性が適度に低くなっているインストルメントパネル本体7のエアバッグドア13後側付近が撓んで衝突エネルギーを効率良く吸収し、その結果、乗員へのダメージを低減して乗員の保護安全性能を向上させることができる。
【0025】
(実施の形態2)
図4はこの発明の実施の形態2に係るエアバッグドア付インストルメントパネル1を示す。ここでは、上記の実施の形態1と同一の構成箇所には同一の符号を付してその詳細な説明を省略することとし、異なる構成箇所だけを説明する。
【0026】
すなわち、この実施の形態2では、エアバッグドア13が車体前後方向に2分割されていてそれぞれが上向きに開く,いわゆる観音開きタイプである。
【0027】
具体的には、インストルメントパネル本体7裏面には、車幅方向及び車体前後方向に延びる平面視略矩形の溝部9の車体前後方向中間位置に、さらに車幅方向に延びる溝部9を追加して、これら溝部9に対応するインストルメントパネル本体7部分が薄肉に形成されて平面視略日の字形の破断予定部11が形成されている。そして、この破断予定部11よりも車体前側が前側ドア部13aとされ、車体後側が後側ドア部13bとされ、これら前側ドア部13aと後側ドア部13bとでエアバッグドア13が構成されている。
【0028】
また、枠部17のシューティング口19前縁には、上記前側ドア部13aと略同形状の前側フラップ部23aが前側ヒンジ部25aを介して一体に形成され、一方、シューティング口19後縁には、上記後側ドア部13bと略同形状の後側フラップ部23bが後側ヒンジ部5bを介して一体に形成されており、これら前側フラップ部23a及び後側フラップ部23bによりシューティング口19が覆われている。
【0029】
そして、この実施の形態2の場合、車両衝突時にエアバッグが作動すると、エアバッグの膨出圧力を枠体15の前側及び後側フラップ部23a,23bと、インストルメントパネル本体7の前側及び後側ドア部13a,13bとが受けて、インストルメントパネル本体71の破断予定部11が破断し、前側フラップ部23a及び前側ドア部13aが一体となって前側ヒンジ部25aを開作動支点として上方へ回動して開くとともに、後側フラップ部23b及び後側ドア部13bが一体となって後側ヒンジ部25bを開作動支点として回動して車体前方上向き及び車体後方上向きに開くようになっている。
【0030】
そして、車両衝突時にエアバッグが作動せず、乗員の頭部がインストルメントパネル本体7の後側ドア部13b後側付近に衝突すると、後側補強リブ43の個数が前側補強リブ41の個数より少ないために剛性が適度に低くなっているインストルメントパネル本体7の後側ドア部13b後側付近が撓んで衝突エネルギーを効率良く吸収し、その結果、乗員へのダメージを低減して乗員の保護性能をを実施の形態1と同様に向上させることができる。
【0031】
なお、上記の実施の形態1,2では、前側枠壁17aと後側枠壁17bの双方に補強リブ41,43を一体に成形したが、上記前側枠壁17a及び後側枠壁17bのうち前側枠壁17aのみに該前側枠壁17aに対応する上記フランジ部21の裏面に対して一体の補強リブ41を車幅方向に離間しかつ車体前方に突出して複数個一体に形成してもよい。
【0032】
この場合には、枠体15の剛性がその材質に起因してインストルメントパネル本体7より高いため、後側補強リブ43がなくても、インストルメントパネル本体7のエアバッグドア13(後側ドア部13b)後側付近の剛性を適度に確保することができ、車両衝突時にエアバッグが作動せずに乗員の頭部がインストルメントパネル本体7のエアバッグドア13(後側ドア部13b)後側付近に衝突しても、衝突エネルギーを効率良く吸収して乗員へのダメージを低減して乗員の保護性能を高めることができる。
【0033】
なお、実施の形態1では、エアバッグドア13が車体前側の車幅方向に延びる破断予定部11を開作動支点として回動して上向きに開くようにし、また、実施の形態2では、前側及び後側ドア部13a,13bが車体前側及び後側の車幅方向に延びる前後の2箇所の破断予定部11を開作動支点として回動してそれぞれ上向きに開くようにしたが、これら破断予定部11はエアバッグドアの開作動時に破断するように形成してもよい。
【0034】
また、実施の形態1,2において、インストルメントパネル本体7に開口部を形成し、該開口部にインストルメントパネル本体7の一部を構成する別部材としてのパネル材を嵌め込み、このパネル材裏面に枠体15を固定してもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、枠体の前側壁枠及び後側壁枠に前側補強リブ及び後側補強リブを一体に形成するとともに、後側補強リブの個数を前側補強リブより少なくしたので、インストルメントパネル本体のエアバッグドア前側付近及び後側付近の剛性を確保しつつ、インストルメントパネル本体のエアバッグドア後側付近の剛性を適度に低くして車両衝突によるヘッドインパクト時における乗員へのダメージを低減して乗員の保護安全性能を向上させることができる。
【0036】
請求項2に係る発明によれば、枠体の剛性をその材質に起因してインストルメントパネル本体より高くしているので、後側補強リブがなくても、インストルメントパネル本体のエアバッグドア後側付近の剛性を適度に確保することができ、ヘッドインパクト時においても、衝突エネルギーを効率良く吸収して乗員へのダメージを低減して乗員の保護安全性能を向上させることができる。
【0037】
請求項3に係る発明によれば、インストルメントパネル本体が熱可塑性エラストマー樹脂材で成形され、枠体が繊維入り樹脂材で成形されていることにより、両者の剛性に違いをつけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1において枠体を裏面側から見た斜視図である。
【図2】図3のII−II線における断面図である。
【図3】この発明の実施の形態1に係るエアバッグドア付インストルメントパネルの助手席前方部分の斜視図である。
【図4】この発明の実施の形態2に係るエアバッグドア付インストルメントパネルの図2相当図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル
7 インストルメントパネル本体
13 エアバッグドア
15 枠体
17 枠部
17a 前側枠壁
17b 後側枠壁
17c 左側枠壁
17d 右側枠壁
19 シューティング口
21 フランジ部
29 エアバッグモジュール
41 前側補強リブ
43 後側補強リブ

Claims (3)

  1. 車幅方向に延びる前側枠壁及び後側枠壁と車体前後方向に延びる左側枠壁及び右側枠壁とで上端内側に矩形状シューティング口を有するように略矩形筒状に形成され内部にエアバッグモジュールを収納する枠部と、樹脂製インストルメントパネル本体の裏面に固定され上記枠部上端から外側方に延びるフランジ部とを一体に備えてなる平面視略矩形の樹脂製枠体が上記インストルメントパネル本体の裏側に配置され、上記シューティング口に対応するように上記インストルメントパネル本体にエアバッグドアが形成され、車両衝突時にエアバッグの作動で上記エアバッグドアを開くように構成されたエアバッグドア付インストルメントパネルであって、
    上記枠体は、上記インストルメントパネル本体より高剛性の樹脂材で成形され、
    上記前側枠壁及び後側枠壁には、これら枠壁に対応する上記フランジ部の裏面に対して一体の前側補強リブ及び後側補強リブが車体前後方向に突出して一体に形成され、
    上記前側補強リブは、車幅方向に離間して複数個並設され、
    上記後側補強リブは、上記前側補強リブより少数個設けられていることを特徴とするエアバッグドア付インストルメントパネル。
  2. 車幅方向に延びる前側枠壁及び後側枠壁と車体前後方向に延びる左側枠壁及び右側枠壁とで上端内側に矩形状シューティング口を有するように略矩形筒状に形成され内部にエアバッグモジュールを収納する枠部と、樹脂製インストルメントパネル本体の裏面に固定され上記枠部上端から外側方に延びるフランジ部とを一体に備えてなる平面視略矩形の樹脂製枠体が上記インストルメントパネル本体の裏側に配置され、上記シューティング口に対応するように上記インストルメントパネル本体にエアバッグドアが形成され、車両衝突時にエアバッグの作動で上記エアバッグドアを開くように構成されたエアバッグドア付インストルメントパネルであって、
    上記枠体は、上記インストルメントパネル本体より高剛性の樹脂材で成形され、
    上記前側枠壁及び後側枠壁のうち前側枠壁のみに該前側枠壁に対応する上記フランジ部の裏面に対して一体の補強リブが車幅方向に離間しかつ車体前方に突出して複数個一体に形成されていることを特徴とするエアバッグドア付インストルメントパネル。
  3. 請求項1又は2に記載のエアバッグドア付インストルメントパネルにおいて、
    インストルメントパネル本体は、熱可塑性エラストマー樹脂材で成形され、
    枠体は、繊維入り樹脂材で成形されていることを特徴とするエアバッグドア付インストルメントパネル。
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