JPH07285406A - 助手席用エアバッグ装置 - Google Patents
助手席用エアバッグ装置Info
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- JPH07285406A JPH07285406A JP6083424A JP8342494A JPH07285406A JP H07285406 A JPH07285406 A JP H07285406A JP 6083424 A JP6083424 A JP 6083424A JP 8342494 A JP8342494 A JP 8342494A JP H07285406 A JPH07285406 A JP H07285406A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- lid member
- airbag
- air bag
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/215—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
- B60R21/216—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member comprising tether means for limitation of cover motion during deployment
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構成部品点数の増加を抑えて、エアバッグ膨
張時における蓋材の展開角度規制と、エアバッグ非膨張
時の蓋材の閉鎖やエアバッグ膨張時の蓋材の閉鎖解除を
可能とするブレークアウェイ機能と、を確保できる助手
席用エアバッグ装置を提供すること。 【構成】 折り畳まれたエアバッグを収納するケース２
と、ケース２にヒンジ部１２を介在させて連結されてケ
ース開口部２ａを覆い、エアバッグ膨張時に開く合成樹
脂製の蓋材１０と、ケース２と蓋材１０とに連結されて
エアバッグ膨張時に破断する合成樹脂製のブレークアウ
ェイ部材１９と、ケース２と蓋材１０とに連結されてエ
アバッグ膨張時の蓋材１０の展開角度を規制するベルト
２３と、を備える。ベルト２３の両端は、ブレークアウ
ェイ部材１９に対して、破断予定部２０ａを間にする両
側部位に、それぞれ結合されている。
張時における蓋材の展開角度規制と、エアバッグ非膨張
時の蓋材の閉鎖やエアバッグ膨張時の蓋材の閉鎖解除を
可能とするブレークアウェイ機能と、を確保できる助手
席用エアバッグ装置を提供すること。 【構成】 折り畳まれたエアバッグを収納するケース２
と、ケース２にヒンジ部１２を介在させて連結されてケ
ース開口部２ａを覆い、エアバッグ膨張時に開く合成樹
脂製の蓋材１０と、ケース２と蓋材１０とに連結されて
エアバッグ膨張時に破断する合成樹脂製のブレークアウ
ェイ部材１９と、ケース２と蓋材１０とに連結されてエ
アバッグ膨張時の蓋材１０の展開角度を規制するベルト
２３と、を備える。ベルト２３の両端は、ブレークアウ
ェイ部材１９に対して、破断予定部２０ａを間にする両
側部位に、それぞれ結合されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の助手席前方の
インストルメントパネルに配置される助手席用エアバッ
グ装置に関する。
インストルメントパネルに配置される助手席用エアバッ
グ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術とその課題】従来、助手席前方に配置され
るエアバッグ装置では、エアバッグを覆う蓋材が、イン
ストルメントパネル（以下、単にインパネとする）の上
部に配置されて、エアバッグの膨張に伴なって開くよう
に構成されている。この蓋材は、軽量化の観点から合成
樹脂から形成されており、金属等に比べて剛性が低いも
のの、蓋材が開いた際に、近傍のウインドシールドに損
傷を与える虞れがあることから、蓋材の開く角度（展開
角度）を規制するため、蓋材にケースから延びる展開角
度規制用のベルトを連結させているものがあった（特開
平１−２０４８３８号公報参照）。
るエアバッグ装置では、エアバッグを覆う蓋材が、イン
ストルメントパネル（以下、単にインパネとする）の上
部に配置されて、エアバッグの膨張に伴なって開くよう
に構成されている。この蓋材は、軽量化の観点から合成
樹脂から形成されており、金属等に比べて剛性が低いも
のの、蓋材が開いた際に、近傍のウインドシールドに損
傷を与える虞れがあることから、蓋材の開く角度（展開
角度）を規制するため、蓋材にケースから延びる展開角
度規制用のベルトを連結させているものがあった（特開
平１−２０４８３８号公報参照）。
【０００３】上記公報記載の蓋材は、エアバッグの膨張
時、蓋材自体が薄肉の破断予定部を破断させるように、
ウレタン等の軟質合成樹脂等から形成されていた。
時、蓋材自体が薄肉の破断予定部を破断させるように、
ウレタン等の軟質合成樹脂等から形成されていた。
【０００４】そのため、蓋材を、インパネに通常使用さ
れている材質と同種の硬質のＰＡ／ＰＰＯやＰＰから形
成しようとする場合には、蓋材に必要時以外に破断しな
い破断予定部を設けることが難しいことから、エアバッ
グの膨張時に蓋材が開き、エアバッグの膨張時以外の時
には、蓋材が開かないようにするために、実開昭６３−
１１１３５３号公報に記載されているように、折り畳ん
だエアバッグを収納したケースと、蓋材と、を結合する
ブレークアウェイ部材を使用する必要が生ずる。
れている材質と同種の硬質のＰＡ／ＰＰＯやＰＰから形
成しようとする場合には、蓋材に必要時以外に破断しな
い破断予定部を設けることが難しいことから、エアバッ
グの膨張時に蓋材が開き、エアバッグの膨張時以外の時
には、蓋材が開かないようにするために、実開昭６３−
１１１３５３号公報に記載されているように、折り畳ん
だエアバッグを収納したケースと、蓋材と、を結合する
ブレークアウェイ部材を使用する必要が生ずる。
【０００５】しかし、このように、ケースと蓋材とを、
ブレークアウェイ部材とベルトとで連結するようにする
と、エアバッグ装置の構成部品点数が多くなり、組付工
数・組付コストを増大させてしまう。
ブレークアウェイ部材とベルトとで連結するようにする
と、エアバッグ装置の構成部品点数が多くなり、組付工
数・組付コストを増大させてしまう。
【０００６】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、構成部品点数の増加を抑えて、エアバッグ膨張時に
おける蓋材の展開角度規制と、エアバッグ非膨張時の蓋
材の閉鎖やエアバッグ膨張時の蓋材の閉鎖解除を可能と
するブレークアウェイ機能と、を確保できる助手席用エ
アバッグ装置を提供することを目的とする。
り、構成部品点数の増加を抑えて、エアバッグ膨張時に
おける蓋材の展開角度規制と、エアバッグ非膨張時の蓋
材の閉鎖やエアバッグ膨張時の蓋材の閉鎖解除を可能と
するブレークアウェイ機能と、を確保できる助手席用エ
アバッグ装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係る助手席用エ
アバッグ装置は、折り畳まれたエアバッグを収納するケ
ースと、該ケースにヒンジ部を介在させて連結されて前
記ケースの開口部を覆い、前記エアバッグの膨張時に開
く合成樹脂製の蓋材と、前記ケースと前記蓋材とに連結
されて前記エアバッグの膨張時に破断する合成樹脂製の
ブレークアウェイ部材と、前記ケースと前記蓋材とに連
結されて前記エアバッグ膨張時における前記蓋材の展開
角度を規制するベルトと、を備える助手席用エアバッグ
装置であって、前記ベルトの両端が、前記ブレークアウ
ェイ部材に対して、前記破断部位を間にする両側部位
に、それぞれ結合されていることを特徴とする。
アバッグ装置は、折り畳まれたエアバッグを収納するケ
ースと、該ケースにヒンジ部を介在させて連結されて前
記ケースの開口部を覆い、前記エアバッグの膨張時に開
く合成樹脂製の蓋材と、前記ケースと前記蓋材とに連結
されて前記エアバッグの膨張時に破断する合成樹脂製の
ブレークアウェイ部材と、前記ケースと前記蓋材とに連
結されて前記エアバッグ膨張時における前記蓋材の展開
角度を規制するベルトと、を備える助手席用エアバッグ
装置であって、前記ベルトの両端が、前記ブレークアウ
ェイ部材に対して、前記破断部位を間にする両側部位
に、それぞれ結合されていることを特徴とする。
【０００８】前記ブレークアウェイ部材における前記蓋
材側端部は、前記蓋材に対して、インサート成形して埋
設させても良い。
材側端部は、前記蓋材に対して、インサート成形して埋
設させても良い。
【０００９】
【発明の作用・効果】本発明に係る助手席用エアバッグ
装置では、エアバッグ膨張時、エアバッグが蓋材を押
し、ブレークアウェイ部材が破断することとなる。そし
て、蓋材が、ヒンジ部を中心にして回転し、ベルトによ
って、その展開角度を規制され、また、エアバッグが、
ケース開口部から大きく突出して膨らむこととなる。
装置では、エアバッグ膨張時、エアバッグが蓋材を押
し、ブレークアウェイ部材が破断することとなる。そし
て、蓋材が、ヒンジ部を中心にして回転し、ベルトによ
って、その展開角度を規制され、また、エアバッグが、
ケース開口部から大きく突出して膨らむこととなる。
【００１０】そして、本発明の助手席用エアバッグ装置
では、蓋材の展開角度規制用のベルトが、その両端を、
ブレークアウェイ部材における破断部位を間にする両側
部位に、それぞれ結合されているため、ベルトとブレー
クアウェイ部材とが１部品となり、ブレークアウェイ部
材を、蓋材とケースとに取り付ければ、ベルトを蓋材と
ケースとに連結させることができ、組付工数・組付コス
トの増加を抑えることができる。
では、蓋材の展開角度規制用のベルトが、その両端を、
ブレークアウェイ部材における破断部位を間にする両側
部位に、それぞれ結合されているため、ベルトとブレー
クアウェイ部材とが１部品となり、ブレークアウェイ部
材を、蓋材とケースとに取り付ければ、ベルトを蓋材と
ケースとに連結させることができ、組付工数・組付コス
トの増加を抑えることができる。
【００１１】さらに、ブレークアウェイ部材の蓋材側端
部を、蓋材に対して、インサート成形して埋設させてい
る場合には、蓋材の成形時に、ベルトの両端を結合させ
たブレークアウェイ部材を蓋材側に連結させることがで
きるため、一層、組付工数・組付コストの増加を蓋材を
抑えることができる。
部を、蓋材に対して、インサート成形して埋設させてい
る場合には、蓋材の成形時に、ベルトの両端を結合させ
たブレークアウェイ部材を蓋材側に連結させることがで
きるため、一層、組付工数・組付コストの増加を蓋材を
抑えることができる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【００１３】実施例の助手席用エアバッグ装置Ｍでは、
図１〜３に示すように、ケース２と、ケース２内に折り
畳まれて収納されるエアバッグ１と、ケース２の上部の
開口部２ａを覆う合成樹脂製の蓋材１０と、ケース２の
下部に保持されてエアバッグ１を膨らませるためのガス
を供給する図示しないインフレーターと、を備えて構成
されている。
図１〜３に示すように、ケース２と、ケース２内に折り
畳まれて収納されるエアバッグ１と、ケース２の上部の
開口部２ａを覆う合成樹脂製の蓋材１０と、ケース２の
下部に保持されてエアバッグ１を膨らませるためのガス
を供給する図示しないインフレーターと、を備えて構成
されている。
【００１４】ケース２は、有底の四角筒形状の板金から
形成され、四角筒形状の側壁３の所定位置には、蓋材１
０を取付固定するブラケット４が固定されている。ブラ
ケット４には、蓋材１０をナット止めできるように、所
定数のボルト５が固着されている。なお、ケース２は、
図示しない下方部位で、所定のブラケットによって車体
に取付固定され、エアバッグ装置Ｍが、インパネＰの図
１に示す位置に配置されるように構成されている。
形成され、四角筒形状の側壁３の所定位置には、蓋材１
０を取付固定するブラケット４が固定されている。ブラ
ケット４には、蓋材１０をナット止めできるように、所
定数のボルト５が固着されている。なお、ケース２は、
図示しない下方部位で、所定のブラケットによって車体
に取付固定され、エアバッグ装置Ｍが、インパネＰの図
１に示す位置に配置されるように構成されている。
【００１５】また、ケース２の側壁３の所定の２面に
は、図１〜３に示すように、ボルト７を固着させたブラ
ケット６が固定されている。これらのボルト７は、後述
するブレークアウェイ部材１９を連結するものである。
は、図１〜３に示すように、ボルト７を固着させたブラ
ケット６が固定されている。これらのボルト７は、後述
するブレークアウェイ部材１９を連結するものである。
【００１６】蓋材１０は、板状部１０ａ・１０ｂと、板
状部１０ａ・１０ｂに埋設される補強用のネット１０ｃ
と、から形成されている。板状部１０ａ・１０ｂは、Ｐ
Ａ／ＰＰＯ、ＰＣ／ＡＢＳ、ＰＰ等の熱可塑性樹脂から
形成され、ネット１０ｃは、アラミッド繊維やポリアミ
ド繊維等の合成樹脂製の網材から構成されている。
状部１０ａ・１０ｂに埋設される補強用のネット１０ｃ
と、から形成されている。板状部１０ａ・１０ｂは、Ｐ
Ａ／ＰＰＯ、ＰＣ／ＡＢＳ、ＰＰ等の熱可塑性樹脂から
形成され、ネット１０ｃは、アラミッド繊維やポリアミ
ド繊維等の合成樹脂製の網材から構成されている。
【００１７】そして、蓋材１０は、板状部１０ａが、ブ
ラケット４に取付固定される取付部１１とし、板状部１
０ｂが、ケース２の開口部２ａを覆う蓋本体１３とし、
板状部１０ａ・１０ｂの間のネット１０ｃ部位が、エア
バッグ１の膨張時に蓋本体１３を開かせる作用をなすヒ
ンジ部１２としている。
ラケット４に取付固定される取付部１１とし、板状部１
０ｂが、ケース２の開口部２ａを覆う蓋本体１３とし、
板状部１０ａ・１０ｂの間のネット１０ｃ部位が、エア
バッグ１の膨張時に蓋本体１３を開かせる作用をなすヒ
ンジ部１２としている。
【００１８】取付部１１には、ボルト５を挿通させるた
めの３つの貫通孔１１ａが形成されている。
めの３つの貫通孔１１ａが形成されている。
【００１９】蓋本体１３の裏面側におけるヒンジ部１２
から遠ざかる縁の側方部位の２箇所には、ブレークアウ
ェイ部材１９を連結させる連結部１４が突設されてい
る。連結部１４は、開口部１５を備えた直方体形状とし
て、下部の底壁１６部位に、開口端側の狭幅部１７ａと
内部側の広幅部１７ｂとを備えた係止孔１７が形成され
ている。
から遠ざかる縁の側方部位の２箇所には、ブレークアウ
ェイ部材１９を連結させる連結部１４が突設されてい
る。連結部１４は、開口部１５を備えた直方体形状とし
て、下部の底壁１６部位に、開口端側の狭幅部１７ａと
内部側の広幅部１７ｂとを備えた係止孔１７が形成され
ている。
【００２０】ブレークアウェイ部材１９は、オレフィン
系熱可塑性エラストマー等の合成樹脂から形成され、中
間部２０と、中間部２０の両端の連結部２１・２２と、
を備えて構成されている。
系熱可塑性エラストマー等の合成樹脂から形成され、中
間部２０と、中間部２０の両端の連結部２１・２２と、
を備えて構成されている。
【００２１】中間部２０には、引張応力が作用した際に
破断するように断面積を減少させた破断予定部２０ａが
形成されている。
破断するように断面積を減少させた破断予定部２０ａが
形成されている。
【００２２】連結部２１には、中間部２０から伸びる首
部２１ａと、首部２１ａ上端の膨出部２１ｂと、が形成
されている。首部２１ａは、蓋材１０の連結部１４にお
ける係止孔１７の狭幅部１７ａに無理嵌めできる断面寸
法とし、膨出部２１ｂは、蓋材連結部１４の開口部１５
に挿入可能で、かつ、連結部１４における係止孔１７の
広幅部１７ｂの巾寸法より大きく形成されている。連結
部２１は、蓋材１０に連結される部位となり、その連結
は、首部２１ａを連結部１４における係止孔１７の狭幅
部１７ａを経て広幅部１７ｂに無理嵌めし、膨出部２１
ｂを連結部１４の内周面側の係止孔広幅部１７ｂ周縁に
係止させることにより、行なう。
部２１ａと、首部２１ａ上端の膨出部２１ｂと、が形成
されている。首部２１ａは、蓋材１０の連結部１４にお
ける係止孔１７の狭幅部１７ａに無理嵌めできる断面寸
法とし、膨出部２１ｂは、蓋材連結部１４の開口部１５
に挿入可能で、かつ、連結部１４における係止孔１７の
広幅部１７ｂの巾寸法より大きく形成されている。連結
部２１は、蓋材１０に連結される部位となり、その連結
は、首部２１ａを連結部１４における係止孔１７の狭幅
部１７ａを経て広幅部１７ｂに無理嵌めし、膨出部２１
ｂを連結部１４の内周面側の係止孔広幅部１７ｂ周縁に
係止させることにより、行なう。
【００２３】連結部２２は、ケース２に連結される部位
となり、ケース２のボルト７を挿入させる取付孔２２ａ
が形成され、取付孔２２ａへ挿入したボルト７にナット
２４を螺合させることにより、ケース２に連結されるこ
ととなる。なお、取付孔２２ａは、上下方向に延びる長
円形の長孔とされ、ケース２への連結時の誤差を吸収で
きるように構成されている。
となり、ケース２のボルト７を挿入させる取付孔２２ａ
が形成され、取付孔２２ａへ挿入したボルト７にナット
２４を螺合させることにより、ケース２に連結されるこ
ととなる。なお、取付孔２２ａは、上下方向に延びる長
円形の長孔とされ、ケース２への連結時の誤差を吸収で
きるように構成されている。
【００２４】そして、実施例のブレークアウェイ部材１
９には、中間部２０の破断予定部２０ａをまたぐよう
に、両端を中間部２０から各連結部２１・２２に埋設さ
せた帯状のベルト２３が配設されている。ベルト２３
は、可撓性を有したポリエステル等の織布から形成さ
れ、ブレークアウェイ部材１９の成形時に、ブレークア
ウェイ部材用成形型にセットして、インサート成形して
ブレークアウェイ部材１９に埋設させている。
９には、中間部２０の破断予定部２０ａをまたぐよう
に、両端を中間部２０から各連結部２１・２２に埋設さ
せた帯状のベルト２３が配設されている。ベルト２３
は、可撓性を有したポリエステル等の織布から形成さ
れ、ブレークアウェイ部材１９の成形時に、ブレークア
ウェイ部材用成形型にセットして、インサート成形して
ブレークアウェイ部材１９に埋設させている。
【００２５】このベルト２３の全長は、ブレークアウェ
イ部材１９の連結部２１・２２が蓋材１０とケース２と
に連結された状態で、中間部２０の破断予定部２０ａが
破断した際（すなわち、エアバッグ１が膨張した際）、
蓋材１０の展開角度を、インパネＰの上方のウインドシ
ールドＷに干渉させない角度、とする長さに設定されて
いる。
イ部材１９の連結部２１・２２が蓋材１０とケース２と
に連結された状態で、中間部２０の破断予定部２０ａが
破断した際（すなわち、エアバッグ１が膨張した際）、
蓋材１０の展開角度を、インパネＰの上方のウインドシ
ールドＷに干渉させない角度、とする長さに設定されて
いる。
【００２６】このエアバッグ装置Ｍの組付けを説明する
と、予め折り畳んだエアバッグ１やインフレーターを収
納したケース２に対して、蓋材取付部１１の各貫通孔１
１ａにボルト５を挿入し、当板８を介在させて、各ボル
ト５にナット９を螺合させ、蓋材１０をケース２に取り
付ける。
と、予め折り畳んだエアバッグ１やインフレーターを収
納したケース２に対して、蓋材取付部１１の各貫通孔１
１ａにボルト５を挿入し、当板８を介在させて、各ボル
ト５にナット９を螺合させ、蓋材１０をケース２に取り
付ける。
【００２７】また、連結部２１を蓋材連結部１４に連結
させるとともに、ナット２４を利用して連結部２２をブ
ラケット６に連結させて、ブレークアウェイ部材１９を
蓋材１０とケース２とに連結すれば、助手席用エアバッ
グ装置Ｍを組み立てることができる。
させるとともに、ナット２４を利用して連結部２２をブ
ラケット６に連結させて、ブレークアウェイ部材１９を
蓋材１０とケース２とに連結すれば、助手席用エアバッ
グ装置Ｍを組み立てることができる。
【００２８】その後、蓋材１０をインパネＰの開口部Ｏ
に配置させて、ケース２を車両に固定すれば、エアバッ
グ装置Ｍを車両に組み付けることができる。なお、ベル
ト２３は、周囲の部材と干渉しないように、ケース側壁
３の周囲に垂らして収納したり（図５の二点鎖線参
照）、あるいは、図２に示すように、容易に破断する糸
Ｓで縫合して折り畳んでケース側壁３の周囲に収納させ
ておく。ちなみに、容易に破断する糸Ｓでベルト２３を
折り畳む場合には、ブレークアウェイ部材１９の成形前
に予め折り畳んでおいても良いし、成形後に折り畳んで
も良い。
に配置させて、ケース２を車両に固定すれば、エアバッ
グ装置Ｍを車両に組み付けることができる。なお、ベル
ト２３は、周囲の部材と干渉しないように、ケース側壁
３の周囲に垂らして収納したり（図５の二点鎖線参
照）、あるいは、図２に示すように、容易に破断する糸
Ｓで縫合して折り畳んでケース側壁３の周囲に収納させ
ておく。ちなみに、容易に破断する糸Ｓでベルト２３を
折り畳む場合には、ブレークアウェイ部材１９の成形前
に予め折り畳んでおいても良いし、成形後に折り畳んで
も良い。
【００２９】このエアバッグ装置Ｍでは、エアバッグ１
の膨張時、エアバッグ１が蓋材１０を押し、図４に示す
ように、ブレークアウェイ部材１９の中間部２０におけ
る破断予定部２０ａが破断される。そして、蓋材１０
が、ヒンジ部１２を中心にして回転し、ベルト２３によ
って、その展開角度を規制され、また、エアバッグ１
が、ケース開口部２ａから大きく突出して膨らむことと
なる。
の膨張時、エアバッグ１が蓋材１０を押し、図４に示す
ように、ブレークアウェイ部材１９の中間部２０におけ
る破断予定部２０ａが破断される。そして、蓋材１０
が、ヒンジ部１２を中心にして回転し、ベルト２３によ
って、その展開角度を規制され、また、エアバッグ１
が、ケース開口部２ａから大きく突出して膨らむことと
なる。
【００３０】この実施例の助手席用エアバッグ装置Ｍで
は、蓋材１０の展開角度規制用のベルト２３が、その両
端を、ブレークアウェイ部材１９における破断予定部２
０ａを間にする両側部位に、それぞれ、インサート成形
されて埋設されているため、ベルト２３とブレークアウ
ェイ部材１９とが１部品となり、ブレークアウェイ部材
１９を、蓋材１０とケース２とに取り付ければ、ベルト
２３を蓋材１０とケース２とに連結させることができ、
組付工数・組付コストの増加を抑えることができる。
は、蓋材１０の展開角度規制用のベルト２３が、その両
端を、ブレークアウェイ部材１９における破断予定部２
０ａを間にする両側部位に、それぞれ、インサート成形
されて埋設されているため、ベルト２３とブレークアウ
ェイ部材１９とが１部品となり、ブレークアウェイ部材
１９を、蓋材１０とケース２とに取り付ければ、ベルト
２３を蓋材１０とケース２とに連結させることができ、
組付工数・組付コストの増加を抑えることができる。
【００３１】なお、実施例では、ブレークアウェイ部材
１９の上部側の連結部２１を、蓋材１０の連結部１４に
連結する場合を示したが、エアバッグ装置の組付工数の
低減化のために、図５に示すようにしても良い。この図
５に示す場合は、蓋材１０の成形時に、ネットととも
に、連結部２１をインサートとして、蓋材成形型にセッ
トして成形し、連結部２１を蓋本体１３に埋設させて連
結するものであり、蓋材１０へのブレークアウェイ部材
１９における連結部２１の連結作業が不要となる分、組
付工数を低減化することができる。
１９の上部側の連結部２１を、蓋材１０の連結部１４に
連結する場合を示したが、エアバッグ装置の組付工数の
低減化のために、図５に示すようにしても良い。この図
５に示す場合は、蓋材１０の成形時に、ネットととも
に、連結部２１をインサートとして、蓋材成形型にセッ
トして成形し、連結部２１を蓋本体１３に埋設させて連
結するものであり、蓋材１０へのブレークアウェイ部材
１９における連結部２１の連結作業が不要となる分、組
付工数を低減化することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す図である。
【図２】同実施例の断面図であり、図１のII−II部位を
示す。
示す。
【図３】同実施例の分解斜視図である。
【図４】同実施例のエアバッグ膨張時を示す図である。
【図５】他の実施例を示す断面図である。
１…エアバッグ、 ２…ケース、 ２ａ…開口部、 １０…蓋材、 １２…ヒンジ部、 １９…ブレークアウェイ部材、 ２０ａ…破断予定部、 ２３…ベルト、 Ｍ…エアバッグ装置。
Claims (2)
- 【請求項１】 折り畳まれたエアバッグを収納するケー
スと、該ケースにヒンジ部を介在させて連結されて前記
ケースの開口部を覆い、前記エアバッグの膨張時に開く
合成樹脂製の蓋材と、前記ケースと前記蓋材とに連結さ
れて前記エアバッグの膨張時に破断する合成樹脂製のブ
レークアウェイ部材と、前記ケースと前記蓋材とに連結
されて前記エアバッグ膨張時における前記蓋材の展開角
度を規制するベルトと、を備える助手席用エアバッグ装
置であって、 前記ベルトの両端が、前記ブレークアウェイ部材に対し
て、前記破断部位を間にする両側部位に、それぞれ結合
されていることを特徴とする助手席用エアバッグ装置。 - 【請求項２】 前記ブレークアウェイ部材における前記
蓋材側端部が、前記蓋材に対して、インサート成形され
て埋設されていることを特徴とする請求項１記載の助手
席用エアバッグ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6083424A JPH07285406A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 助手席用エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6083424A JPH07285406A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 助手席用エアバッグ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07285406A true JPH07285406A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13802062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6083424A Withdrawn JPH07285406A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 助手席用エアバッグ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07285406A (ja) |
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-
1994
- 1994-04-21 JP JP6083424A patent/JPH07285406A/ja not_active Withdrawn
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