JP2004333474A - エレベータのロープゲージ - Google Patents

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川 俊 明 中
Atsuo Hase
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Abstract

【課題】 短時間でエレベータのメインロープの形くずれを検出する。
【解決手段】 エレベータのロープの形くずれを検出するロープケージ20はロープケージ本体21からなり、このロープゲージ本体20に切欠き部6が設けられている。切欠き部60は、幅の異なる部分6a、6b、6cを有している。外側の部分6aから内側の部分6cに向かってその幅が順次狭くなっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、エレベータのワイヤ製ロープの形くずれを検出するために使用されるエレベータのロープゲージに関する。
従来、ワイヤ製ロープの形くずれを検出する場合、次のような作業が行なわれている。 すなわち、まず作業員がかご上に乗り、点検運転にてかごを最上部まで上げ、かごを停止させる。そして、かご上において、作業員が目視、触診、およびノギス等を用いて可能な範囲のメインロープの検査を行なっている。
最上部にて検査可能なロープの範囲を検査し終わった後、作業員はかごを点検運転で下げ、次の範囲のメインロープを検査する。作業員はかごが最下部に行くまでこのような作業を繰り返す。
また、マシンルームを有するエレベータで1:1ローピングの場合はマシンルーム内で作業員が上述の検査を行ない、また2:1ローピングの場合はかご上で作業員が上述の検査を行っている。
上述のような検出方法では、メインロープのわずかなつぶれを検出することに時間がかかるのが実情である。また、触診の場合ではメインロープの素線が切断している場合に、指に怪我を負う恐れがある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、容易かつ迅速にわずかなロープの形くずれも検出することを目的とする。
本発明は、エレベータのロープの形くずれを検出するロープゲージにおいて、ロープゲージ本体からなり、このロープゲージ本体に、ロープが挿入される開口を有する切欠き部が設けられていることを特徴とするエレベータのロープゲージである。
本発明は、ロープゲージ本体の切欠き部は、ロープの公称径に一致する幅をもった基準幅切欠きを有することを特徴とするエレベータのロープゲージである。
本発明は、ロープゲージ本体の切欠き部は、ロープの公称径近傍の幅をもった近傍幅切欠きを更に有することを特徴とするエレベータのロープゲージである。
本発明は、切欠き部の基準幅切欠きと、近傍幅切欠きはロープゲージ本体の一側縁に並んで配置されることを特徴とするエレベータのロープゲージである。
本発明は、ロープの公称径は複数設置され、各ロープの公称径に対応して、基準幅切欠きと近傍幅切欠き部が各々設けられていることを特徴とするエレベータのロープゲージである。
本発明は、ロープゲージ本体の切欠き部は、ロープの公称径に一致する幅をもった基準幅部分と、この基準幅部分に直列に設けられロープの公称径近傍の幅をもった近傍幅部分とを含む段付切欠きを有することを特徴とするエレベータのロープゲージである。
本発明は、ロープの公称径は複数設置され、各ロープの公称径に対応する、段付切欠きが各々設けられていることを特徴とするエレベータのロープゲージである。
本発明は、ロープゲージ本体の切欠き部は、幅の異なる複数部分からなる段付切欠きを有することを特徴とするエレベータのロープゲージである。
本発明は、ロープの公称径は複数設定され、各ロープの公称径に対応する段付切欠きがロープゲージ本体の一側縁に並列に設定されていることを特徴とするエレベータのロープゲージである。
本発明は、ロープゲージ本体は、各段付切欠きに対応する本体部分毎に分割可能となっており、各本体部分は連結部材により互いに連結されていることを特徴とするエレベータのロープゲージである。
本発明は、ロープの公称径は2つ設定され、各ロープの公称径に対応する段付切欠きがロープゲージ本体の一端部に直交して配置されていることを特徴とするエレベータのロープゲージである。
本発明は、ロープゲージ本体の切欠き部に、ロープが交換基準に達しているか判断するマーキングを設けたことを特徴とするエレベータのロープゲージである。
本発明は、ロープゲージ本体の切欠き部に、ロープの素線破断検出機能を設けたことを特徴とするエレベータのロープゲージである。
本発明は、ロープゲージ本体に、作業員の身体に装着する手段を連結したことを特徴とするロープゲージである。
本発明は、ロープゲージ本体の切欠き部内面に、油分を除去しやすいコーティング材料を設けたことを特徴とするエレベータのロープゲージである。
本発明は、ロープゲージ本体に、特定の幅を有する特定幅部を設けたことを特徴とするエレベータのロープゲージである。
本発明は、ロープゲージ本体のうち切欠き部の反対側に、傾斜部が設けられていることを特徴とするエレベータのロープゲージである。
本発明によれば目視や触診およびノギス等を使用する場合に比較して、短時間でメインロープの形くずれを検出することができる。
本発明によれば、使用開始直後のメインロープから経年変化で細ったメインロープまで確実に検査することができる。
本発明によれば、1つのロープゲージを用いて複数のロープ径に対応できるため、利便性を向上させることができる。
本発明によれば、複数のメインロープを同時に検査することができ、検査時間の短縮を図ることができる。
本発明によれば、ロープつぶれ検出と同時に、ロープ径減少によるロープ交換の判断および素線破断検出を行うことができるため、利便性を向上することができる。
以上のように本発明によれば、メインロープの形くずれを検出する際、目視や触診およびノギス等を使用する場合に比較して、短時間でメインロープの形くずれを検出することができる。またメインロープを触診する場合に比較して、指のケガを防止することができる。
第1の実施の形態
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。図1および図2は本発明の第1の実施の形態を示す図である。
まず図1によりマシンルームレスエレベータ全体について説明する。図1に示すように、マシンルームレスエレベータはガイドレール2に沿って昇降するエレベータかご4と、ガイドレール2の上部に設けられた巻上機3と、エレベータかご4にワイヤ製のメインロープ1を介して連結されたつり合いおもり5とを備えている。メインロープ1はエレベータかご4、巻上機3およびつり合いおもり5に掛け渡されている。
なお、ロープの形くずれを検出する際、作業員25は、エレベータかご4の天井4aに乗って後述するエレベータのロープゲージ6を用いて検査作業を行なうようになっている。
次に図2によりエレベータのロープゲージについて説明する。図2に示すように、ロープゲージ20は、ロープゲージ本体21からなり、このロープゲージ本体21に切欠き部6が設けられている。
この切欠き部6はメインロープ1が挿入される開口を有している。また切欠き部6は直列に配置されるとともに、幅の異なる複数の部分6a、6b、6cを有する段付切欠きからなっている。この場合、外側の部分6aの幅が最も大きく、中間の部分6bの幅が次に大きく、内側の部分6cの幅が最も小さくなっている。
次にロープの形くずれ検査方法について説明する。
まず作業員25がエレベータかご4の天井4aに乗り、点検運転にてかご4を昇降路24内の最上部まで上げ、かご4を停止させる。次に作業員25は図2に示すように、ロープゲージ20の切欠き部6のうち最大幅を有する外側の部分6a内に、メインロープ1をA−A方向から挿入する。作業員25は実際のロープ径が外側の部分6aの幅より細ければ中間の部分6b内にメインロープ1を入れ、ロープ径が中間の部分6bの幅より細ければ内側の部分6c内にメインロープ1を入れる。
そして、作業員25はロープゲージ20をメインロープ1に沿って上下に動かし、ロープゲージ20が引っ掛かるか否か確認する。ロープゲージ20が引っ掛かった場合は、作業員25はメインロープ1のその部位に形くずれがあったと判定する。
ロープゲージ20が引っ掛からない場合は、作業員25は同じロープ1の部位に対して挿入方向を90°ずらして(B−B方向)、再度メインロープ1をロープゲージ20の切欠き部6内に挿入する。そして、作業員25は、ロープゲージ20をメインロープ1に沿って上下に動かし、ロープゲージ20が引っ掛かるか否かを確認する。ロープゲージ20が引っ掛かった場合は、作業員25はメインロープ1のその部位に形くずれがあったと判定する。
昇降路24の最上部にて検査可能なロープ1の範囲を検査し終わったらエレベータかご4を点検運転で下げる。作業員25は次のロープ範囲をロープゲージ20を用いて上記方法によりロープ1の形くずれを検出する。作業員25はエレベータかご4がが昇降路24の最下部に達するまでこれを繰り返す。
本実施の形態によれば、わずかなメインロープ1の形くずれも検出することができる。 なお、本発明は、マシンルームレスエレベータに限らず、マシンルームを有するエレベータにも適用できる。このとき1:1ローピングの場合は、図示しないマシンルーム内で検出作業を行ない、2:1ローピングの場合は、エレベータかご4の天井4a上において作業員25が検出作業を行なう。
次に図3乃至図8によりロープゲージ20の変形例について説明する。
図3乃至図8に示すロープゲージ20の変形例は、切欠き部の形状が異なるものである。
図3に示すように、ロープゲージ20は切欠き部7を有し、この切欠き部7は3つの切欠き7a、7b、7cを有している。このうち切欠き7bは、メインロープ1の公称径に一致する幅をもった基準幅切欠きとなっており、切欠き7aは公称径近傍(公称径+α)の幅をもった近傍幅切欠きとなっている。また切欠き7cは公称径近傍(公称径−α)の幅をもった近傍幅切欠きとなっている。
これら切欠き7a、7b、7cは、ロープゲージ本体21の一側縁に並んで配置されている。
次に図4に示すロープゲージ20は切欠き部8を有し、この切欠き部8はケージ本体21の一側縁に並んで配置された切欠き8a、8b、8cと、ケージ本体21の他側縁に並んで配置された切欠き8d、8e、8fとを有している。
またメインロープ1の公称径は2つ(公称径1および公称径2)設定されている。そして切欠き8bは公称径1に一致する幅をもった基準幅切欠きとなっており、切欠き8aは公称径1近傍(公称径1+α)の幅をもった近傍幅切欠きとなっており、切欠き8cは公称径1近傍(公称径1−α)の幅をもった近傍幅切欠きとなっている。
さらに切欠き8eは公称径2に一致する幅をもった基準幅切欠きとなっており、切欠き8dは公称径2近傍(公称径2+α)の幅をもった近傍幅切欠きとなっており、切欠き8fは公称径2近傍(公称径2−α)の幅をもった近傍幅切欠きとなっている。
図4において、メインロープ1の2つの公称径に対応してロープの形くずれを検出することができる。
次に図5に示すロープゲージ20は、ロープゲージ本体21に切欠き部9が設けられ、この切欠き部9は直列に配置されるとともに幅の異なる複数の部分9a、9b、9cを有する段付切欠きからなっている。このうち部分9aから部分9cに向って、その幅が順次狭くなっている。
図5において、図5(a)はロープゲージ20の平面図、図5(b)はロープゲージ20の側面図、図5(c)は図5(b)のC−C線断面図である。
図5(a)(b)(c)において、外方へ開口する外側の部分9aはメインロープ1の公称径近傍(公称径+α)の幅をもった近傍幅部分となっており、中間の部分9bはメインロープ1の公称径に一致する幅をもった基準幅部分となっており、内側の部分9cはメインロープ1の公称径近傍(公称径−α)の幅をもった近傍幅部分となっている。
次に図6に示すロープゲージ20は、ロープゲージ本体21に切欠き部10が設けられ、この切欠き部10は直列に配置されるとともに幅の異なる複数の部分10a、10b、10c、10d、10e、10fを有する段付切欠きからなっている。このうち部分10aから部分10fに向って、その幅が順次狭くなっている。
メインロープ1は2つの公称径(公称径1および公称径2)を有している。切欠き部10のうち、部分10aは公称径近傍(公称径2+α)の幅をもった近傍幅部分となっており、部分10bは公称径2に一致する幅をもった基準幅部分となっており、部分10cは公称径近傍(公称径2−α)の幅をもった近傍幅部分となっている。
同様に部分10dは公称径近傍(公称径1+α)の幅をもった近傍幅部分となっており、部分10eは公称径1に一致する幅をもった基準幅部分となっており、部分10fは公称径近傍(公称径1−α)の幅をもった近傍幅部分となっている。
次に図7に示すロープゲージ20はロープゲージ本体2の一側縁と他側縁に切欠き部11が各々設けられている。
切欠き部11は、幅が異なるとともに外側から内側へ向って順次幅が狭くなる複数の部分11a、11b、11cを有する段付切欠き、および幅が異なるとともに外側から内側へ向って順次幅が狭くなる複数の部分11d、11e、11fを有する段付切欠きからなっている。
このうち部分11a、11b、11c、11d、11e、11fの幅は、各々公称径1+α、公称径1、公称径1−α、公称径2+α、公称径2、公称径2−αとなっている。
次に図8に示すロープゲージ20はロープゲージ本体21の一側縁に1つの切欠き部12が設けられ、ロープゲージ本体21の他側縁に2つの切欠き部12が設けられている。この場合、各切欠き部12はロープゲージ本体21に千鳥状に設けられている。
各々の切欠き部12は、幅が異なるとともに外側から内側へ向って順次幅が狭くなる複数の部分12a、12b、12cを有する段付切欠き、幅が異なるとともに外側から内側へ向って順次幅が狭くなる複数の部分12d、12e、12fを有する段付切欠き、および幅が異なるとともに外側から内側へ向って順次幅が狭くなる複数の部分12g、12h、12iを有する段付切欠きからなっている。
このうち部分12a、12b、12c、12d、12e、12f、12g、12h、12iの幅は、各々公称径1+α、公称径1、公称径1−α、公称径2+α、公称径2、公称径2−α、公称径3+α、公称径3、公称径3−αとなっている。
なお、図8に示すロープゲージ20は、公称径の異なる(公称径1、公称径2、および公称径3)3本のメインロープ1に対応することができる。
第2の実施の形態
次に図9乃至図18により本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態において、図1乃至図8に示す第1の実施の形態を同一部分には同一符号を符して詳細な説明は省略する。
図9に示すように、ロープゲージ20はロープゲージ本体21を有し、このロープゲージ本体21に切欠き部13が設けられている。
図9に示すように、切欠き部13は3つ設けられ、各切欠き部13はロープゲージ本体21の一側縁に並んで設けられている。
各切欠き部13は幅が異なるとともに外側から内側へ向って順次幅が狭くなる複数の部分13a、13b、13cを有する段付き切欠きからなっている。
この場合、メインロープ1の公称径を基準として、部分13a、13b、13cの幅は各々公称径+α、公称径、公称径−αとなっている。
次に図10乃至図18によりロープゲージ20の変形例について説明する。
図10に示すように、ロープゲージ20のロープゲージ本体21の一側縁に3つの切欠き部13が並んで設けられている。各切欠き部13は幅が異なるとともに外側から内側へ向かって順次幅が狭くなる複数の部分13a、13b、13cを有する段付き切欠きからなっている。
またロープゲージ本体21は、各切欠き部13に対応する3つの本体部分21a、21a、21aに分割可能となっている。さらに本体部分21a、21a、21aは、ボルト30aとナット30bとからなる連結部30により互いに連結されている。
次に図11(a)(b)(c)に示すように、ロープゲージ20のロープゲージ本体21の一端部に一対の切欠き部14、15が直交して設けられている。
ここで、図11(a)はロープゲージ20の正面図、図11(b)はその側面図、図11(c)はその平面図である。
図11(a)−(c)に示すように、ロープゲージ本体21は略直方体状をなし、ロープゲージ本体21の一端部に直交して設けられた一対の各切欠き部14、15は、各々公称径1および公称径2を有するメインロープ1を検出するものである。
各切欠き部14は、幅が異なるとともに、外側から内側へ向かって順次幅が狭くなる複数の部分14a、14b、14cを有する段付き切欠きからなり、切欠き部15は幅が異なるとともに、外側から内側へ向かって順次幅が狭くなる複数の部分15a、15b、15cを有する段付き切欠きからなっている。
このうち部分14a、14b、14cの幅は、各々公称径1+α、公称径1、公称径1−αとなっており、部分15a、15b、15cの幅は、各々公称径2+α、公称径2、公称径2−αとなっている。
図12に示すように、ロープゲージ20はロープゲージ本体21を有し、このロープゲージ本体21には部分16a、16b、16cを有する段付き切欠きからなる切欠き部16が設けられている。
このうち、部分16a、16b、16cの幅は、各々メインロープ1の公称径+α、公称径、および公称径−αとなっている。さらに、ロープゲージ本体21の部分16c近傍には、メインロープ1がこの部分16cに達した場合に作業員25にメインロープ1の交換時期知らせるマーキング31が設けられている。このマーキング31としては、赤線あるいは「交換」等の文字が考えられる。
図13に示すように、ロープゲージ20はロープゲージ本体21を有している。このロープゲージ本体21には部分6a、6b、6cを有する段付き切欠きからなる切欠き部6が設けられている。
このうち、部分6a、6b、6cの幅は、各々メインロープ1の公称径+α、公称径、公称径−αとなっている。さらに、ロープゲージ本体21には、メインロープ1の素線破断検出手段6A、6Bが設けられている。
このような素線破断後6A、6Bとしては、例えば、電気的に磁界を生成し、メインロープ1の素線破断箇所が素線破断検出手段6A、6Bを通過した際に生じる磁界の変化から素線破断を検出するものが考えられる。
図13に示すように、素線破断検出手段6A、6Bは、制御器31に接続され、素線破断検出手段6A、6Bがメインロープ1の素線破断を検出した場合に制御器31から警報等を発するようになっている。
図14に示すように、ロープゲージ20はロープゲージ本体21を有している。このロープゲージ本体21には部分6a、6b、6cを有する段付き切欠きからなる切欠き部6が設けられている。このうち、部分6a、6b、6cの幅は、各々メインロープ1の公称径+α、公称径、公称径−αとなっている。
さらに、ロープゲージ本体21には、作業員25の手首に装着されるリストバンド32が、ワイヤ32aを介して連結されている。なお、ワイヤ32aの代わりにチェーンを使うこともできる。
図14において、点検作業中にメインロープ1の素線がロープゲージ20に引掛ってロープゲージ20が作業員25の手から外れても、ロープゲージ20がエレベータの昇降路24内へ落下することはない。
図15に示すように、ロープゲージ20はロープゲージ本体21を有している。このロープゲージ21には部分17a、17b、17cを有する段付き切欠きからなる切欠き部17が設けられている。このうち、部分17a、17b、17cの幅は、各々メインロープ1の公称径+α、公称径、公称径−αとなっている。
さらに、切欠き部17の内面には、油分を容易に除去しやすいコーティング材料33が塗布されている。このように切欠き部17の内面に油分を容易に除去しやすいコーティング材料33を塗布することにより、ロープゲージ20を用いてメインロープ1を検出した後、メインロープ1の油がロープゲージ本体21の切欠き部17の内面に付着しても、この油を容易に除去することができる。
図16および図17に示すように、ロープゲージ20はロープゲージ本体21を有している。このロープゲージ本体21には部分18a、18b、18cを有する段付き切欠きからなる切欠き部18が設けられている。このうち、部分18a、18b、18cの幅は、各々メインロープ1の公称径+α、公称径、公称径−αとなっている。
また図16に示すように、ロープゲージ本体21の部分18aの一方の先端側には、特定の幅(例えばドアチリ寸法×と同一の幅)を有する特定幅部36が設けられている。なお、図17に示すように、ロープゲージ本体21の部分18aの一対の先端側に各々ドアチリ寸法×と同一の幅を有する特定幅部36a、36bを設けてもよい。
図18に示すように、ロープゲージ20はロープゲージ本体21を有している。このロープゲージ本体21には部分6a、6b、6cを有する段付き切欠きからなる切欠き部6が設けられている。このうち、部分6a、6b、6cの幅は、各々メインロープ1の公称径+α、公称径、公称径−αとなっている。
さらに、ロープゲージ本体21のうち切欠き部6の反対側に、傾斜部35が設けられている。作業員25は、この傾斜部35をドアストッパとして活用することができる。
エレベータの全体概略図。 本発明によるエレベータのロープゲージの第1の実施の形態を示す図。 エレベータのロープゲージの変形例を示す図。 エレベータのロープゲージの変形例を示す図。 エレベータのロープゲージの変形例を示す図。 エレベータのロープゲージの変形例を示す図。 エレベータのロープゲージの変形例を示す図。 エレベータのロープゲージの変形例を示す図。 本発明によるエレベータのロープゲージの第2の実施の形態を示す図。 エレベータのロープゲージの変形例を示す図。 エレベータのロープゲージの変形例を示す図。 エレベータのロープゲージの変形例を示す図。 エレベータのロープゲージの変形例を示す図。 エレベータのロープゲージの変形例を示す図。 エレベータのロープゲージの変形例を示す図。 エレベータのロープゲージの変形例を示す図。 エレベータのロープゲージの変形例を示す図。 エレベータのロープゲージの変形例を示す図。
符号の説明
1 メインロープ
4 エレベータかご
6 切欠き部
6A 素線破断検出手段
6B 素線破断検出手段
7 切欠き部
8 切欠き部
9 切欠き部
10 切欠き部
11 切欠き部
12 切欠き部
13 切欠き部
14 切欠き部
15 切欠き部
16 切欠き部
17 切欠き部
18 切欠き部
20 ロープゲージ
21 ロープゲージ本体
24 昇降路
25 作業員
31 制御器
32 リストバンド
33 コーティング材料
35 傾斜部
36 特定幅部
36a、36b 特定幅部

Claims (17)

  1. エレベータのロープの形くずれを検出するロープゲージにおいて、
    ロープゲージ本体からなり、
    このロープゲージ本体に、ロープが挿入される開口を有する切欠き部が設けられていることを特徴とするエレベータのロープゲージ。
  2. ロープゲージ本体の切欠き部は、ロープの公称径に一致する幅をもった基準幅切欠きを有することを特徴とする請求項1記載のエレベータのロープゲージ。
  3. ロープゲージ本体の切欠き部は、ロープの公称径近傍の幅をもった近傍幅切欠きを更に有することを特徴とする請求項2記載のエレベータのロープゲージ。
  4. 切欠き部の基準幅切欠きと、近傍幅切欠きはロープゲージ本体の一側縁に並んで配置されることを特徴とする請求項3記載のエレベータのロープゲージ。
  5. ロープの公称径は複数設置され、
    各ロープの公称径に対応して、基準幅切欠きと近傍幅切欠き部が各々設けられていることを特徴とする請求項3記載のエレベータのロープゲージ。
  6. ロープゲージ本体の切欠き部は、ロープの公称径に一致する幅をもった基準幅部分と、この基準幅部分に直列に設けられロープの公称径近傍の幅をもった近傍幅部分とを含む段付切欠きを有することを特徴とする請求項1記載のエレベータのロープゲージ。
  7. ロープの公称径は複数設置され、
    各ロープの公称径に対応する、段付切欠きが各々設けられていることを特徴とする請求項6記載のエレベータのロープゲージ。
  8. ロープゲージ本体の切欠き部は、幅の異なる複数部分からなる段付切欠きを有することを特徴とする請求項1記載のエレベータのロープゲージ。
  9. ロープの公称径は複数設定され、
    各ロープの公称径に対応する段付切欠きがロープゲージ本体の一側縁に並列に設定されていることを特徴とする請求項6記載のエレベータのロープゲージ。
  10. ロープゲージ本体は、各段付切欠きに対応する本体部分毎に分割可能となっており、
    各本体部分は連結部材により互いに連結されることを特徴とする請求項9記載のエレベータのロープゲージ。
  11. ロープの公称径は2つ設定され、
    各ロープの公称径に対応する段付切欠きがロープゲージ本体の一端部に直交して配置されていることを特徴とする請求項6記載のエレベータのロープゲージ。
  12. ロープゲージ本体の切欠き部に、
    ロープが交換基準に達しているか判断するマーキングを設けたことを特徴とする請求項1記載のエレベータのロープゲージ。
  13. ロープゲージ本体の切欠き部に、ロープの素線破断検出機能を設けたことを特徴とする請求項1記載のエレベータのロープゲージ。
  14. ロープゲージ本体に、作業員の身体に装着する手段を連結したことを特徴とする請求項1記載のロープゲージ。
  15. ロープゲージ本体の切欠き部内面に、油分を除去しやすいコーティング材料を設けたことを特徴とする請求項1記載のエレベータのロープゲージ。
  16. ロープゲージ本体に、特定の幅を有する特定幅部を設けたことを特徴とする請求項1記載のエレベータのロープゲージ。
  17. ロープゲージ本体のうち切欠き部の反対側に、傾斜部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベータのロープゲージ。
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