JP2004330639A - 印刷装置と印刷管理システムと印刷装置制御プログラム及び印刷管理用プログラムとプリンタ - Google Patents

印刷装置と印刷管理システムと印刷装置制御プログラム及び印刷管理用プログラムとプリンタ Download PDF

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Abstract

【課題】印刷やコピーを行って使用した印刷用紙の枚数を取得し、その印刷用紙を生産するのに、どれだけの資源が必要であるかを象徴するような画像を表示して、環境への影響を直感的に利用者に伝える。
【解決手段】所定の印刷条件による印刷要求を入力する印刷要求入力手段15と、印刷用紙の印刷枚数を取得する手段と、所定の枚数の印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す、環境資源消耗情報21を記憶した記憶手段20と、要求された印刷枚数に相当する印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す情報を算出する消耗資源量算出手段18と、消耗資源量を象徴する画像を生成する画像生成手段19と、その画像を表示出力する表示制御手段14とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置の印刷に伴う環境資源への影響を利用者に伝えて、資源の有効利用を促進することができる印刷装置や印刷管理システム、あるいは、印刷装置制御プログラムや印刷管理用プログラムとプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
高速高性能なプリンタの普及に伴って、コンピュータで作成された文書を手軽に大量に印刷することが頻繁に行われるようになった。しかしながら、近年、環境保護の観点から、とりわけ、オフィスで使用される印刷用紙の量の節減が強く求められている。このために、プリンタや複写機が使用されるたびに、インクやトナーや用紙などの消耗品の使用量を記録して、例えば、利用者ごとに課金をしたり、使用量を情報として記録管理して、通知をしたりするシステムが開発されている。(特許文献1)
【特許文献1】特開平第10−105011号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
上記のような技術を利用すれば、具体的にインクやトナー、あるいは使用した用紙の量を数量的に記録して、これに単価を乗じて、個別に印刷費用を提示することが可能である。また、利用者に対して、印刷のつど、印刷量に応じた印刷費用を提示することもできるから、経費の節約を促すことにもなる。しかしながら、これは経理上の問題であって、環境保護の観点から、印刷用紙の無駄な利用を抑制するという意識改革には、直接結び付かないという問題があった。
本発明は、以上の点に着目してなされたもので、印刷やコピーを行って使用した印刷用紙の枚数を取得し、その印刷用紙を生産するのに、どれだけの資源が必要であるかを象徴するような画像を表示して、環境への影響を直感的に利用者に伝える機能を持つ、印刷装置と印刷管理システムと印刷装置制御プログラム及び印刷管理用プログラムとプリンタを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は次の構成により上記の課題を解決する。
〈構成1〉
所定の印刷条件による、印刷用紙を使用した印刷要求を入力する印刷要求入力手段と、上記印刷条件に従って印刷される印刷用紙の印刷枚数を示す情報を取得する手段と、所定の枚数の印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す、環境資源消耗情報を記憶した記憶手段と、上記印刷要求に従って、上記記憶手段の環境資源消耗情報を参照して、上記印刷枚数に相当する印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す情報を算出する消耗資源量算出手段と、上記消耗資源量を象徴する画像を生成する画像生成手段と、上記画像生成手段が生成した画像を、表示装置に表示出力する表示制御手段とを備えたことを特徴とする印刷装置。
【0005】
印刷条件を入力したとき、使用される印刷用紙の印刷枚数を取得し、その印刷によりどれだけ木材等の環境資源を消耗するかを算出して表示する。これにより注意を喚起して、資源の有効利用を促進する。所定の印刷条件とは、印刷される画像の印刷用紙上への割り付けや、両面印刷等の印刷方法を示す情報等のことである。印刷要求入力手段は、印刷要求を入力する画面等を操作するためのものでキー等を含む。印刷用紙を使用したときに消耗される資源は、例えば、木材である。消耗資源量算出手段は、所定の枚数の印刷用紙を使用したとき、環境資源消耗情報を参照して、例えば、何本の木材が消耗されるかを算出する。消耗資源量を象徴する画像は、消耗資源量を直感的に訴えるイラスト状のものが好ましい。必ずしも消耗量と完全に対応しなくてよい。表示手段は、画像生成手段が生成した画像を、例えば、ディスプレイに表示する。画像生成手段が生成した画像を印刷用紙の余白等に表示しても構わない。
【0006】
〈構成2〉
構成1に記載の印刷装置において、表示制御手段は、上記印刷用紙への印刷実行中に、消耗資源量を象徴する画像を、モニタ用ディスプレイに表示出力することを特徴とする印刷装置。
【0007】
印刷実行中に、印刷処理の進行状況確認のためのウィンドウをモニタ用のディスプレイに表示することが、従来行われている。このウィンドウを表示するときに、消耗資源量を象徴する画像を併せて表示出力する。モニタ用のディスプレイとは、印刷処理の進行状況を確認するためのもので、その構成は任意である。例えば、プリンタ制御用コンピュータのディスプレイでもよいし、プリンタに設けられたディスプレイでもよい。
【0008】
〈構成3〉
構成1に記載の印刷装置において、表示制御手段は、上記印刷用紙の余白部分に、上記消耗資源量を象徴する画像を印刷することを特徴とする印刷装置。
【0009】
印刷用紙の余白部分は、上下左右どこでもよい。実際に印刷をする文書の内容に影響の無い場所であればよい。ここに、消耗資源量を象徴する画像を印刷することで、印刷後の印刷用紙を利用する利用者が、その印刷物の制作に必要な資源量を認識できる。従って、印刷を実行する利用者だけでなく、印刷物の提供を受ける側にも環境資源の節約を意識させることができる。
【0010】
〈構成4〉
所定の印刷条件による、印刷用紙を使用した印刷要求を入力する印刷要求入力手段と、上記印刷条件に従って印刷される印刷用紙の印刷枚数を示す情報を取得する手段と、所定の枚数の印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す、環境資源消耗情報を記憶した記憶手段と、上記記憶手段の環境資源消耗情報を参照して、上記印刷枚数に相当する印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す情報を算出する消耗資源量算出手段と、上記消耗資源量を象徴する画像と、より資源を節約できる別の印刷条件を比較表示する画像を生成する画像生成手段と、上記印刷要求に伴う印刷条件の設定画面上に配置された、上記消耗資源量を象徴する画像の生成と表示出力を要求する表示要求手段と、上記表示要求手段の要求に従って、上記画像生成手段が生成した画像を、表示出力する表示制御手段とを備えたことを特徴とする印刷装置。
【0011】
印刷中ではなく、印刷を開始する前に、利用者による表示要求手段の操作によって、消耗資源量を象徴する画像を表示させる。従って、その表示を見た利用者が、印刷条件を変更して、消耗資源量を抑えるような印刷条件を再設定することが可能になる。なお、与えられた印刷条件だけでなく、より省資源的な別の印刷条件を自動的に提示して、それぞれの印刷条件に応じた消耗資源量を比較表示すれば、よりいっそう、印刷条件の変更が容易になる。例えば、利用者が、無駄の多い印刷条件の設定をしていることに気づかないことが非常に多いから、この表示はきわめて有効である。
【0012】
〈構成5〉
構成1乃至4のいずれかに記載の印刷装置において、上記印刷要求に応じて生成され、プリンタドライバからプリンタへ送信される、印刷データ中の、印刷用紙切り替え情報を監視して、印刷用紙の印刷枚数を示す情報を取得する手段を備えたことを特徴とする印刷装置。
【0013】
印刷データはプリンタドライバからプリンタへ送信される。その印刷データ中に含まれた、印刷用紙切り替え情報、例えば、印刷命令を監視して、印刷用紙の印刷枚数を示す情報を取得する。印刷用紙切り替え情報の種類や形式は任意である。
【0014】
〈構成6〉
印刷要求があったとき、利用者ごとに、使用した印刷用紙の枚数を含む印刷情報を取得して、継続的に記憶する記憶手段と、過去の指定された期間に、指定された利用者の印刷要求により使用した印刷用紙の、累積印刷枚数を積算する手段と、上記累積印刷枚数に相当する印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す情報を算出する消耗資源量算出手段と、上記消耗資源量を象徴する画像を生成する画像生成手段と、上記画像生成手段が生成した画像と、印刷累積枚数と、累積印刷費用とを含む報告書を、表示出力する表示制御手段とを備えたことを特徴とする印刷管理システム。
【0015】
利用者ごとに、印刷用紙の使用実績を記憶手段に記憶しておき、任意の期間について、その集計をする。これは、印刷累積枚数と累積印刷費用を含む報告書を出力することを目的とするが、このとき、同時に、消耗資源量を象徴する画像を表示して、資源保護の促進を図る。
【0016】
〈構成7〉
印刷要求があったとき、利用者ごとに、使用した印刷用紙の枚数を含む印刷情報を取得して、継続的に記憶する記憶手段と、上記利用者ごとに、予め割り当てられた印刷用紙の使用枚数を記憶する手段と、過去の指定された期間に、指定された利用者の印刷要求により使用した印刷用紙の、累積印刷枚数を積算する手段と、上記利用者ごとに割り当てられた印刷用紙の使用枚数から、上記累積印刷枚数を差し引いた、残り割り当て枚数を算出する手段と、上記累積印刷枚数に相当する印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す情報を算出する消耗資源量算出手段と、上記消耗資源量を象徴する画像を生成する画像生成手段と、上記消耗資源量を象徴する画像とともに、上記残り割り当て枚数を算出した結果を表示出力する表示制御手段を備えたことを特徴とする印刷管理システム。
【0017】
利用者ごとに、割り当てられた印刷用紙の使用枚数を割り当てておく。これは、その利用者が、所定の期間で使用することができる印刷用紙の枚数を定めたものである。印刷用紙を使用するたびに、残り割り当て枚数が減少する。消耗資源量を象徴する画像とともに、残り割り当て枚数を表示して、資源の消費を抑制させる効果を高める。なお、消耗資源量を象徴する画像は、印刷要求をした端末装置のディスプレイに表示してもよいし、ネットワークプリンタに表示してもよいし、利用者ごとの累積枚数を集計した報告書に含めて表示してもよい。
【0018】
〈構成8〉
設定した印刷条件による印刷要求に従って印刷データを生成する手段と、生成された上記印刷データをプリンタに送信する前に一時的に保持する記憶装置と、この記憶装置に保持された上記印刷データの内容を解析して印刷用紙の印刷枚数を示す情報を取得する手段と、所定の枚数の印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す、環境資源消耗情報を記憶した記憶手段と、印刷要求に従って、上記記憶手段の環境資源消耗情報を参照して、印刷枚数に相当する印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す情報を算出する消耗資源量算出手段と、消耗資源量を象徴する画像を生成する画像生成手段と、画像生成手段が生成した画像を、表示装置に表示出力する表示制御手段と、上記設定した印刷条件で印刷する場合には上記記憶装置に記憶させた上記印刷データをプリンタに転送し、上記設定した印刷条件を変更する場合には上記記憶装置に記憶させた上記印刷データを無効にして新たな印刷条件による印刷要求に従って印刷データを生成させる手段とを設けたことを特徴とする印刷管理システム。
【0019】
印刷データをプリンタに送信する前に記憶装置に一時的に保持するから、消耗資源量を考慮して、印刷データ生成後に印刷条件を変更し、別の印刷条件で再度印刷データを生成できる。
【0020】
〈構成9〉
所定の印刷条件による、印刷用紙を使用した印刷要求を入力する処理と、上記印刷条件に従って印刷される印刷用紙の印刷枚数を示す情報を取得する処理と、所定の枚数の印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す、環境資源消耗情報を記憶する処理と、上記印刷要求に従って、上記記憶装置の環境資源消耗情報を参照して、上記印刷枚数に相当する印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す情報を算出する処理と、上記消耗資源量を象徴する画像を生成する処理と、上記画像生成手段が生成した画像を、表示出力する処理とを、コンピュータに実行させる印刷装置制御プログラム。
【0021】
請求項1の印刷管理システムを実現するプログラムの発明である。
【0022】
〈構成10〉
所定の印刷条件による、印刷用紙を使用した印刷要求を入力する処理と、上記印刷条件に従って印刷される印刷用紙の印刷枚数を示す情報を取得する処理と、所定の枚数の印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す、環境資源消耗情報を記憶する処理と、上記記憶装置の環境資源消耗情報を参照して、上記印刷枚数に相当する印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す情報を算出する処理と、上記消耗資源量を象徴する画像と、より資源を節約できる別の印刷条件を比較表示する画像を生成する処理と、上記印刷要求に伴う印刷条件の設定画面上に配置された、上記消耗資源量を象徴する画像の生成と表示出力を要求する処理と、上記表示要求手段の要求に従って、上記画像生成手段が生成した画像を、表示出力する処理とを、コンピュータに実行させる印刷装置制御プログラム。
【0023】
請求項4の印刷管理システムを実現するプログラムの発明である。
【0024】
〈構成11〉
印刷要求があったとき、利用者ごとに、使用した印刷用紙の枚数を含む印刷情報を取得して、継続的に記憶する処理と、過去の指定された期間に、指定された利用者の印刷要求により使用した印刷用紙の、累積印刷枚数を積算する処理と、上記累積印刷枚数に相当する印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す情報を算出する処理と、上記消耗資源量を象徴する画像を生成する処理と、上記画像生成手段が生成した画像を、累積印刷枚数と累積印刷費用とともに、表示出力する処理とを、コンピュータに実行させる印刷管理用プログラム。
【0025】
請求項6の印刷管理システムを実現するプログラムの発明である。
【0026】
〈構成12〉
それぞれ環境資源の消耗量の異なる印刷方法を実行するための印刷用紙を、別々のカセットに収納し、各カセットの印刷用紙使用量を取得する手段と、印刷用紙の使用により消耗される環境資源の量を示す情報を算出する手段に対して、上記カセットごとの印刷用紙使用量を通知する手段とを備えたことを特徴とするプリンタ。
【0027】
カセットとは、印刷用紙を収納して、プリンタの印字部に印刷用紙を供給する部材である。カセットごとに、例えば、普通紙とか再生紙を収納する。また、片面印刷用と両面印刷用を別々のカセットに収納する。印刷用紙の使用により消耗される環境資源の量を示す情報を算出する手段は、プリンタに設けられていてもよいし、プリンタに印刷を要求する別の装置に設けられていてもよい。カセットごとの印刷用紙使用量を通知することで、再生紙の使用率等を算出できる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を具体例を用いて説明する。
図1は、本発明による印刷装置の具体例を示すブロック図である。
この印刷装置は、パーソナルコンピュータ11とプリンタ12で構成される。パーソナルコンピュータ11は、本体制御部3とディスプレイ4とキーボード5とマウス6などを備えている。このパーソナルコンピュータ11を動作させて、任意のアプリケーションプログラムを実行させ、希望する文書の印刷要求を行うと、プリンタ12によってその内容が印刷される。図に示す印刷要求入力手段15は、例えば、キーボード5やマウス6の操作情報を検出して、アプリケーションプログラムに伝えるインタフェースなどから成るものである。
【0029】
プリンタドライバ16は、アプリケーションプログラムの要求に従って、所定の印刷制御データを生成してプリンタ12に向けて出力する制御を行うコンピュータプログラムである。また、消耗資源量算出手段18や画像生成手段19は、パーソナルコンピュータ11にインストールされ、消耗資源量を計算し、これを象徴する画像を表示するためのコンピュータプログラムである。通常、このプリンタ12専用のプリンタドライバ16をインストールするときに、プリンタ12の状態、例えば、節電状態,用紙残量,トナー残量,感光体寿命等をモニタするための、プリンタマネージャ10が同時にインストールされる。消耗資源量算出手段18は、このプリンタマネージャ10の一部に含めてプログラミングされるとよい。表示制御手段14は、画像生成手段19の生成した画像をディスプレイ4に表示する制御を行うコンピュータプログラムである。
【0030】
記憶手段20は、パーソナルコンピュータ11に内蔵されるかあるいは外付けされている。この記憶手段20には、図に示すような環境資源消耗情報21とシンボル画像データファイル22とが記憶されている。環境資源消耗情報21は、例えば、所定のサイズの印刷用紙を何枚使用した場合にはどの種類のシンボルで、その消耗量を象徴するかを示す情報を含むデータファイルである。なお、このシンボルは、例えば、印刷用紙の生産に使用される木材等の資源の形状をイラスト風に表示したものが好ましい。以下の例では、木の苗木などのイラストを使用している。なお、木材のみならず、印刷用紙の製造には、例えば、ケナフや再生紙なども利用される。しかしながら、環境資源の消耗量を象徴する最も典型的なものとして、この実施例では、木の苗木のシンボルを利用する。直径15センチメートルで長さ2メートルの松の木からA4判印刷用紙約2万枚が生産できるといわれている。実際の使用量は数十枚か数百枚単位になることから、木の苗木のシンボルで印刷用紙の消耗量を表した。もちろん、もっと別のシンボルを使用して構わない。
【0031】
環境資源消耗情報21には、印刷枚数に応じて表示すべきシンボルの識別情報を示した。一方、シンボル画像データファイル22には、表示すべきシンボルの識別記号とシンボルの実際の画像データとを対応付けて記憶させた。シンボルは、例えば、2種類あるいは3種類のサイズのものを用意した。例えば、印刷用紙を10枚使用した場合、最も小さい形状のシンボルを一つ表示するものとする。印刷枚数に応じてシンボルの数を増減して表示すれば、資源の消耗量を象徴できる。このため、シンボルの表示数を計算するための演算式も環境資源消耗情報21に含めるようにした。もし、印刷用紙を70枚使用したとすれば、印刷用紙の枚数を10で除算した数[7]が、表示すべきシンボルの数になる。演算式はこうした内容になる。
【0032】
上記消耗資源量算出手段18は、プリンタドライバ16からプリンタ12へ送信される印刷データを監視して、印刷用紙の印刷枚数を示す印刷枚数データ17を取得する。プリンタドライバ16からプリンタ12へ送信される印刷データ中には、例えば、用紙排出コマンド等の、印刷用紙切り替え情報が含まれる。この印刷用紙切り替え情報をカウントすることで、印刷枚数データ17が取得できる。また、印刷データは一定の論理的構造を持っている。従って、特定のページ切り替え情報が含まれていなくても印刷枚数を推測できる。ゆえに、任意の演算処理により、印刷データを監視して印刷枚数データを取得することができる。
【0033】
この方法では、プリンタドライバやプリンタマネージャをインストールしたパーソナルコンピュータや端末装置の内部で、上記全ての処理ができるという効果がある。しかしながら、例えば、印刷枚数は印刷直後にプリンタに問い合わせるようにすれば、容易に取得することができる。取得した印刷枚数データ17と環境資源消耗情報21の内容により、既に説明をした要領で、表示すべきシンボルの種類や数が計算できる。その算出処理が終了すると、消耗資源量算出手段18から画像生成手段19に算出結果が渡される。画像生成手段19は、シンボル画像データファイル22から該当するシンボルの画像データを取得し、これを予め定められたフォームに配列して、表示すべき画像やウィンドウを生成する。その結果を表示制御手段14に渡す。表示制御手段は、例えば、パーソナルコンピュータ11のディスプレイ4にその画像を表示する。
【0034】
図2は、上記のような印刷装置の具体的な表示画面の例を示す説明図である。
この図には、印刷装置のディスプレイ等に表示される消耗資源量を象徴する画像の様々な例を示した。パーソナルコンピュータ11とプリンタ12は、図1に示した印刷装置を構成する。このパーソナルコンピュータ11からプリンタ12に対し、所定の印刷用紙に対する印刷要求をすると、先に説明をしたプリンタマネージャ10(図1)の働きによって、ディスプレイ4(図1)に、図2に示すような画面30が表示される。この画面30の中に、エコ情報と表示したウィンドウ33を含める。
【0035】
エコ情報と表示したウィンドウ33には、現在印刷中の印刷用紙18枚を印刷する場合に、苗木2本分の資源が必要であるといった旨のコメント34と、苗木のシンボル35を表示している。印刷用紙10枚で苗木1本分に相当するといった計算から、この例では、苗木2本分のシンボルが表示されている。画面30は例えば、プリンタの印刷中に表示される。プリンタマネージャ10が、プリンタ12へ送信される印刷データ中にページ切り替え情報を1個検出すると、印刷枚数データ17が1だけ増加する。消耗資源量算出手段18から画像生成手段19にそのつど算出結果が渡されると、印刷が進むにつれて次第にウィンドウ33に表示されたシンボルの数が増加する。このように、印刷中に印刷実行表示と共に、消耗される環境資源の象徴が表示されると、利用者は環境に対する配慮を強く意識し、無駄な印刷を抑制するようになる。
【0036】
端末装置41は、例えば、ネットワークプリンタ42に対して、印刷要求を行う。この場合に、プリンタ42に印刷をさせた、印刷用紙45の余白部分に、十分に小さい目立たない文字で、消耗される資源に関する情報を印刷する。ここには、例えば、A4判の用紙を18枚印刷するとき、苗木2本分の資源が消耗される、といった旨のコメントと、苗木のシンボルを印刷する。余白が少ない場合には、シンボルのみを印刷するとよい。これによりネットワークプリンタ42の利用者のみならず、印刷された文書を手渡された相手方も、環境に対する意識を高められるという効果もある。
【0037】
また、図に示したパーソナルコンピュータ11と端末装置41とネットワークプリンタ42は、ネットワーク40を通じて相互に接続されている。さらに、これらの装置を管理する管理用サーバ50も、ネットワーク40に接続されている。管理用サーバ50は、ネットワークプリンタ42に対して、どの端末装置が印刷を依頼したか、といった情報を収集する。この情報は、ネットワークプリンタ42の記憶装置に記憶されている。そして、その情報を定期的に収集し、利用者ごとに集計して出力する機能を持つ。図の報告書51は、その例を示す。報告書51には、ある利用者の、2月分の累積印刷枚数が印刷されている。ここには、例えば、印刷に使用された用紙のサイズや枚数や、その印刷費用に関する情報52と、その印刷のために消耗された環境資源を象徴するシンボル53とが表示されている。このような出力を得ることによって、実際に印刷費用だけでなく、環境に与える影響も意識させ、無駄な印刷を防止するといった効果がある。
【0038】
図3は、プリンタマネージャの動作例を示す説明図である。
上記の例では、印刷中に消耗資源量を象徴する画像がディスプレイに表示されるようにした。しかしながら、印刷前の印刷条件設定中に、利用者の意思によって、随時消耗資源量を表す情報が表示されると、印刷条件を見直すことができる。すなわち、印刷を実行する直前に、消耗資源量を象徴する画像を表示させるようにして、より環境に優しい印刷条件の設定が可能になる。
【0039】
図3に示した画面60に示す印刷要求画面は、アプリケーションプログラムの印刷要求時に表示される画面である。この画面には、印刷を要求するプリンタを指定するためのドロップダウンリスト61と、そのプリンタのプロパティ表示要求をするボタン63が設けられている。画面60中のボタン64は、印刷条件を確定して印刷を実行させるためのものである。ボタン65は、印刷要求をキャンセルするためのものである。ボタン66は、印刷操作のヘルプメッセージを表示させるためのものである。プロパティ表示を要求するボタン63をクリックすると、プロパティ設定用の画面70が表示される。
エコ情報表示用画面80は、プリンタマネージャ10(図1)が生成する。
【0040】
画面70には、印刷用紙を指定するドロップダウンリスト71とエコ情報を表示させるボタン72とが設けられている。ボタン73は、プロパティを確定させるためのものである。ボタン74は、プロパティの設定動作をキャンセルするもので、プロパティは初期設定のままになる。ボタン75は、ヘルプメッセージを表示させるためのものである。ボタン72をクリックすると、エコ情報を表示する画面80が表示される。これが、消耗資源量を象徴する画像を含む。
【0041】
現在の設定は、A4判の用紙に、文書を片面印刷するようになっている。この設定表示81には、現在の設定で印刷される用紙の枚数が含められる。この印刷枚数は、例えば、文書作成用のアプリケーションから取得する。また、その右側に、それにより消耗される資源の量を示すシンボル84が表示される。現在の設定表示81のほかに、別の設定表示例82や83が、この画面に含められている。例えば、1枚の印刷用紙に裏表2ページを両面印刷するとすれば、使用される印刷用紙の数は半分になる。これによって消耗される資源の量も半分になる。これがシンボル84に表示されている。また、例えば、片面に2ページ分を印刷し、さらに両面印刷をするとすれば、使用される印刷用紙の数は4分の1になる。これを図のように、印刷用紙の枚数とシンボルの数などで同時に比較表示している。利用者はOKボタン85をクリックして、再度プロパティ表示画面70を表示して、印刷条件を変更できる。このように、印刷前に、予測される印刷枚数を、文書作成用のアプリケーション等から取得して、消耗される資源の量を表示し、より資源を節約できる別の印刷条件を比較表示することで、印刷条件の変更を促す効果がある。
【0042】
図4は、図2に示した管理用サーバ50の具体的構成を示すブロック図である。
利用者側の端末装置からネットワークを通じてネットワークプリンタに対し印刷要求90があると、ネットワークプリンタ側では、印刷を実行すると共にその記録を内部の記憶装置に残す。これが印刷実行記録91である。管理用サーバは、ネットワークプリンタからこの印刷実行記録91を収集する。すなわち、管理用サーバ上で動作するコンピュータプログラムからなる印刷履歴収集手段92は、この印刷実行記録91を取得して、管理用サーバの記憶装置100に記憶させる。こうして得られたものが印刷履歴データ101である。ここには、例えば、印刷要求日、利用者、印刷用紙、枚数、印刷費用といった情報がそれぞれ関連付けられて記録されている。この印刷履歴データ101と既に説明した環境資源消耗情報102とシンボル画像データファイル103を利用することによって、管理用サーバは、累積印刷枚数報告書113を出力する。
【0043】
累積印刷枚数報告書113の例は、図2を用いて説明した。管理用サーバは、図4に示すように、積算手段110、消耗資源量算出手段111、画像生成手段112を備える。積算手段110は、印刷履歴データ101を特定の利用者ごとに検索し、消費された印刷用紙の枚数を積算する機能を持つ。消耗資源量算出手段111は、積算手段110の出力と環境資源消耗情報102を参照した結果を利用して、積算された印刷用紙の数だけ印刷を行ったときに、消耗される資源の量を算出する。画像生成手段112は、既に説明した通りの要領で、消耗される資源を象徴するシンボルの画像などを編集し、所定の出力画像を生成する。これによって、累積印刷枚数報告書113が出力される。
【0044】
図5は、ネットワークを利用した印刷要求時の変形例を示す説明図である。図6は、プリンタサーバがその記憶装置に記憶して管理しているデータの内容説明図である。
この例では、図の下側に示したようなプリンタサーバ48が、ネットワークを通じて他の端末装置からプリンタ49を利用した印刷依頼を受け付けるものとする。プリンタサーバ48は、その記憶装置に、図6(a)に示すような、印刷枚数カウンタ136を備えている。ネットワーク上の端末からプリンタサーバへ送信された印刷データを,プリンタサーバがプリンタへ中継する際に,既に述べた方法で印刷データを解析し、印刷枚数をカウントして表示する。また、記憶装置には、どの端末装置からの要求に基づくものかを示す情報、即ち、ジョブ発行元情報137が記憶されている。
【0045】
ネットワーク上のある端末装置からプリンタサーバ48に対して印刷要求を行うと、印刷ジョブを受け付けた際にプリンタサーバの記憶装置に備えた印刷枚数カウンタから印刷枚数に相当する情報を読み出し、この情報をジョブ発行元の端末装置に返すことができる。このように、プリンタサーバが利用されると、ネットワーク上の各端末から送信されてくる印刷データは全てプリンタサーバを経由してプリンタへ送られるので,プリンタサーバで必要な情報を全て収集することができるという効果がある。なお、既に述べたように、印刷枚数情報を,印刷枚数をカウントする機能を持つプリンタから取得することも可能である。端末装置41は、この情報を利用して、既に説明した消耗資源量を計算して、これを象徴する画像の生成などを行うことができる。
【0046】
さらに、プリンタサーバ48に、印刷要求をするユーザ毎の印刷履歴情報を記憶させておくと、次のような管理ができる。図6(b)は、印刷履歴情報の例を示す。印刷履歴情報には、ユーザ識別情報141と、今期割り当て印刷枚数の情報が記憶されている。各ユーザは、所定期間内(例えば、毎月)に使用できる印刷用紙の量が割り当てられている。印刷をすると、図の表のように、印刷要求日と印刷枚数とその累積値が記録される。そして、今期割り当て印刷枚数から印刷枚数の累積値を差し引いた割り当て残のデータが自動的に計算される。この計算は、プリンタサーバ48の演算手段143(コンピュータプログラム)が実行する。この実施例では、今期割り当て印刷枚数や割り当て残と今回の印刷枚数とを比較して、資源の節約を促す。
【0047】
図4の画面130はこの目的のために表示する。印刷条件を設定するためのプロパティ表示画面120には、印刷用紙の種類を指定するためのドロップダウンリスト121の隣に、ユーザ情報表示のためのボタン122が設けられている。その他のボタン123、124、125は、既に説明したプロパティ表示画面のものと同様の機能を持つ。ユーザ情報を表示するボタン122をクリックすると、画面130が表示される。この画面130には、今回の印刷要求によって使用される印刷用紙の使用量と、前回までの印刷用紙の累積使用量のほかに、この利用者に割り当てられている印刷用紙の量と、今期の残り割り当て量などの情報132が表示される。
【0048】
これらを枚数表示するとともに、その右側にシンボル133を合わせて表示している。こうして、今回の印刷でどの程度の資源を消耗するか、実際に割り当てられている印刷用紙の量に相当する資源量や使用済みの印刷用紙の量に相当する資源量はどの程度か、といった情報を表示している。なお、プロパティ表示画面120は、例えば、印刷実行前に表示される。
【0049】
図の大きいシンボルは、1個が印刷用紙約100枚分を示す。小さいシンボルは、1個が印刷用紙10枚分を示す。このような情報を画面130に表示することで、利用者ごとに割り当てられた印刷枚数に対してどれだけ印刷用紙を使用したか、環境保護にどの程度寄与しているかを知らせて、印刷用紙の節約を促すことができる。また、図に示すように、この画面130中に、印刷枚数節約のために両面印刷を勧めたり、再生紙の使用を勧める表示をするとよい。即ち、ここでも、より資源を節約できる別の印刷条件を比較表示することで、印刷設定条件の変更が期待できる。
【0050】
上記の例では、プリンタサーバ48に、図6(a)や(b)に示したデータを記憶させた。さらに、例えば、図6(c)に示すように、各利用者について、過去の印刷のための設定条件の内容と、印刷枚数とを記録しておく。即ち、片面印刷か両面印刷か再生紙を使用したかといったデータを記録しておく。そして、演算手段143により、全体の印刷枚数に対する両面印刷の使用率や再生紙の使用率を具体的に計算して、プリンタサーバ48の記憶装置に記憶させておく。その結果を画面130に表示するとよい。これは、そのまま環境保護に対する意識の高さを示すバロメータを表すデータになる。このためには、片面印刷実行枚数と両面印刷実行枚数とを、印刷時に自動的に記録するとともに、再生紙を使用した印刷かどうかを利用者に入力させる。
【0051】
また、あるいは、複数の用紙供給カセットを備えるプリンタで,再生紙や裏紙を専用に用いるカセット(例えば用紙カセットNo.1)を予め決めておく。また、図6の(c)に示すように、“用紙カセットNo.1:再生紙”のように条件設定をしておく。これで,印刷したときにどの用紙カセットを使ったか,という記録に基づいて、演算手段143が、再生紙の使用枚数や再生紙の利用率を自動的に計算できる。即ち、プリンタにおいて、それぞれ環境資源の消耗量の異なる印刷方法を実行するための印刷用紙を別々のカセットに収納し、各カセットの印刷用紙使用量を取得して、プリンタマネージャに通知して、消耗される環境資源の量を示す情報を算出する。このデータを蓄積しておき、随時集計をすればよい。図の例では、両面印刷を勧めるメッセージの右側のYESボタンを押すと、両面印刷を実行する設定になり、かつ、その記録がされる。また、再生紙使用を勧めるメッセージの右側のYESボタンを押すと、再生紙を使用したことが記録される。
【0052】
即ち、この画面により、資源の節約奨励と、具体的な印刷履歴の記録とを同時に実施できる。もちろん、印刷実行後に、プリンタから印刷枚数と、両面印刷を実行したかどうかの情報を取得して記録するようにしてもよい。なお、図6(a)(b)(c)に示す情報を全てプリンタサーバ48で管理すれば、プリンタサーバ48に接続されたプリンタ49のみを使用するユーザの管理は円滑にできる。しかしながら、様々なユーザにより、ネットワークに接続された任意のプリンタを利用して印刷が行われるようなシステムでは、システム全体を管理する管理用サーバ50(図2)に全ての情報を転送して管理することが好ましい。この場合には、印刷を要求する端末装置41(図2)が、印刷開始要求の直前あるいは直後に、管理用サーバ50から図6(a)(b)(c)に示す情報を取得して、画面130を生成すればよい。また、管理用サーバ側に上記の情報を蓄積し、必要に応じて報告書等にして利用者に配布するといった方法も可能である。また、図2に示したパーソナルコンピュータ11において、プリンタマネージャがプリンタ12から必要な情報を取得し、上記の情報の全てをパーソナルコンピュータ11の記憶装置に記憶させて管理することもできる。一方、プリンタ12に、消耗される環境資源の量を示す情報を算出するための全ての情報を記憶して管理する機能を持たせることもできる。
【0053】
図7は、図1に示した印刷装置の具体的な動作フローチャートである。
この例では、アプリケーションプログラムで文書を作成し、印刷要求画面を表示させて印刷を実行させる。はじめに、ステップS1において、任意のアプリケーションの印刷要求画面を表示し、キーボードやマウスを用いて印刷条件が入力されると、この情報をプリンタドライバが受け入れる。次に、ステップS2において印刷開始の指示が入力されると、ステップS3で、プリンタドライバが既存の方法により所定の印刷データを生成する。ステップS4で、印刷枚数を取得する。ステップS5で、プリントエンジンを駆動して、印刷を実行する。
印刷用紙の枚数は、プリンタドライバからプリンタに転送される印刷データを監視し解析することで取得できる。また、印刷ジョブを発行したアプリケーションプログラムから取得することができるようにしてもよい。
【0054】
ステップS6では、記憶装置に記憶された環境資源消耗情報を参照する。ステップS7で、該当する枚数だけ印刷を行った場合の資源消耗量を得る。次にステップS8において、消耗する資源量を象徴するようなシンボル画像データをデータファイルから取得する。そして、ステップS9において出力すべき画像を生成し、ステップS10で、印刷実行画面中に生成した画像を組み込み、表示すべきウィンドウを生成する。ステップS11では、該当する消耗資源量を示す画像をディスプレイなどに表示する。なお、この表示は、例えば、図1に示したパーソナルコンピュータ11のディスプレイ4に表示してもよいし、プリンタ12に設けられたディスプレイに表示しても構わない。
【0055】
図8(a)は、図3に示した例を実行するためのプログラムチャートである。
まず、ステップS21において、印刷条件の入力用画面が表示されて、条件入力処理が開始される。ステップS22で、その条件入力画面中の表示要求手段(ボタン)が操作(クリック)されたことを検出すると、ステップS23において、類似する印刷条件の選択処理が行われる。すなわち、ここで、与えられた印刷条件より資源を節約できる別の印刷条件を選択する。このような印刷条件は、例えば、既に説明した例のように、両面印刷をするとか、片面2ページ印刷をするとかいった条件である。ステップS24で、類似する印刷条件も合わせて消耗資源量を示す画像を生成し比較表示する。
【0056】
図8(b)は、印刷管理用サーバの具体的な動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS30で、ネットワークに接続した全てのネットワークプリンタの印刷履歴を収集処理する。この処理は、任意のタイミングで随時繰り返し行われるとよい。ステップS31では、いずれかの利用者からの累積印刷枚数報告書の印刷要求を待つ。定期的に自動的に報告書を作成するという場合には、カレンダタイマからの印刷要求入力を待てばよい。印刷要求があると、ステップS32に進み、該当する利用者分についての情報を検索し、その印刷枚数の積算処理を実行する。ステップS33では、既に説明した要領で環境資源消耗情報を参照し、ステップS34で消耗する環境資源量の算出をする。ステップS35でシンボル画像データを取得し、ステップS36では、上記の処理によって得られた情報を表示するための画像生成を行う。ステップS37では、その結果を利用して、累積印刷枚数報告書を印刷する。
【0057】
図9は印刷枚数の取得と表示方法の変形例説明図で、図10はその動作フローチャートである。
端末装置上では、文書作成や印刷を行うアプリケーション162が起動しており,プリンタマネージャ160が監視している。ステップS40で、そのアプリケーション162に対して印刷要求をすると、ステップS41で印刷条件設定用のウィンドウ60が表示される。ウィンドウ60の内容は、図3で示したものと同一のものであるから、同一部分には同一符号を付した。このウィンドウ60を表示した状態で、ステップS42で「OK」ボタン64をクリックすると、ステップS43でプリンタドライバ163が印刷データを生成する。この印刷データは、ステップS44で、プリンタマネージャ160の制御により、自動的に記憶装置161に一時記憶される。この状態では、印刷データはまだプリンタ49に送信されていない。
【0058】
ステップS45で、プリンタマネージャ160が、記憶装置161に記憶された印刷データを解析し、ステップS46で、印刷設定や印刷枚数等の、ウィンドウ150に含めるための情報を取得する。ステップS47では、この情報を利用してウィンドウ150を生成し、ディスプレイに表示する。ウィンドウ150には、図3で示したウィンドウ70と同様の情報が表示される。このウィンドウ150が表示された状態で、エコ情報を確認する。そのまま印刷を実行してよいときには「OK」ボタン151をクリックする。これにより、ステップS48からステップS49に進み、記憶装置161からプリンタ49へ印刷データが転送される。一方、例えば、片面印刷を指定していて、両面印刷に変更したい場合には、キャンセルボタン152をクリックする。これにより、再度ウィンドウ60を表示し、印刷条件の設定をしなおすように促す処理を実行する。
【0059】
以上のように、この実施例では、設定した印刷条件による印刷要求に従って印刷データを生成する手段と、生成された印刷データをプリンタ49に送信する前に一時的に保持する記憶装置と、この記憶装置161に保持された印刷データの内容を解析して印刷用紙の印刷枚数を示す情報を取得する手段と、所定の枚数の印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す、環境資源消耗情報を記憶した記憶手段と、印刷要求に従って、記憶装置の環境資源消耗情報を参照して、印刷枚数に相当する印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す情報を算出する消耗資源量算出手段と、消耗資源量を象徴する画像を生成する画像生成手段と、画像生成手段が生成した画像を、表示装置に表示出力する表示制御手段と、設定した印刷条件で印刷する場合には記憶装置に記憶させた印刷データをプリンタに転送し、設定した印刷条件を変更する場合には記憶装置に記憶させた印刷データを無効にして新たな印刷条件に従って印刷データを生成させる手段を設ける。こうして、プリンタドライバとプリンタマネージャにより、印刷開始前に消耗資源量を利用者に知らせて、無駄な印刷を抑制することが可能になる。
【0060】
なお、上記の例では、印刷枚数を示す情報をプリンタドライバ等からプリンタに転送される印刷データを監視して取得したが、ネットワークを通じてネットワークプリンタに印刷要求をする場合であって、印刷枚数を示す情報をクライアント側で取得できないときは、排紙回数をカウントできるようなネットワークプリンタから印刷枚数を示す情報を取得することもできる。また、消耗資源量を象徴する画像の出力表示先は、パーソナルコンピュータのディスプレイのほかに、プリンタのディスプレイや印刷用紙の余白を例示して説明したが、例えば、管理用サーバから月間集計リストを各利用者に電子メールで送信するとき、そのメール中に含めるようにしてもよい。消耗資源量を象徴する画像は、木のイラストシンボルを使用したが、実際の木や山の写真でも構わない。消耗品には印刷用紙以外に様々なものがあるが、環境意識を高めることと、節約の効果が大きいものとして、印刷用紙が最も顕著で効果的と思われる。また、パーソナルコンピュータとプリンタとを組み合わせた印刷装置の例を説明したが、上記の全ての機能をプリンタに組み込むようにしてもよい。さらに、複写機に設けられた印刷装置部分にも、同様の機能を付与することができる。
【0061】
なお、上記のコンピュータプログラムは、それぞれ独立したプログラムモジュールを組み合わせて構成してもよいし、全体を一体化したプログラムにより構成してもよい。コンピュータプログラムにより制御される処理の全部または一部を同等の機能を備えるハードウエアで構成しても構わない。また、上記のコンピュータプログラムは、既存のアプリケーションプログラムに組み込んで使用してもよい。上記のような本発明を実現するためのコンピュータプログラムは、例えばCD−ROMのようなコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、任意の情報処理装置にインストールして利用することができる。また、ネットワークを通じて任意のコンピュータのメモリ中にダウンロードして利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による印刷装置の具体例を示すブロック図
【図2】上記の印刷装置の具体的な表示画面の例を示す説明図
【図3】プリンタドライバの動作例を示す説明図
【図4】管理用サーバ50の具体的構成を示すブロック図
【図5】ネットワークプリンタ利用時の変形例を示す説明図
【図6】プリンタサーバの管理するデータの内容説明図
【図7】印刷装置の具体的な動作フローチャート
【図8】(a)は印刷装置(b)は印刷管理サーバの動作フローチャート
【図9】印刷枚数の取得と表示方法の変形例説明図
【図10】印刷枚数の取得表示動作フローチャート
【符号の説明】
3 本体制御部、 4 ディスプレイ、 5 キーボード、 6 マウス、 11 パーソナルコンピュータ、 12 プリンタ、 15 印刷要求入力手段、 16 プリンタドライバ、 17 印刷枚数データ、 18 消耗資源量算出手段、 19 画像生成手段、 20 記憶手段、 21 環境資源消耗情報、 22 シンボル画像データファイル

Claims (12)

  1. 所定の印刷条件による、印刷用紙を使用した印刷要求を入力する印刷要求入力手段と、
    前記印刷条件に従って印刷される印刷用紙の印刷枚数を示す情報を取得する手段と、
    所定の枚数の印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す、環境資源消耗情報を記憶した記憶手段と、
    前記印刷要求に従って、前記記憶手段の環境資源消耗情報を参照して、前記印刷枚数に相当する印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す情報を算出する消耗資源量算出手段と、
    前記消耗資源量を象徴する画像を生成する画像生成手段と、
    前記画像生成手段が生成した画像を、表示装置に表示出力する表示制御手段とを備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    表示制御手段は、前記印刷用紙への印刷実行中に、消耗資源量を象徴する画像を、モニタ用ディスプレイに表示出力することを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1に記載の印刷装置において、
    表示制御手段は、前記印刷用紙の余白部分に、前記消耗資源量を象徴する画像を印刷することを特徴とする印刷装置。
  4. 所定の印刷条件による、印刷用紙を使用した印刷要求を入力する印刷要求入力手段と、
    前記印刷条件に従って印刷される印刷用紙の印刷枚数を示す情報を取得する手段と、
    所定の枚数の印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す、環境資源消耗情報を記憶した記憶手段と、
    前記記憶手段の環境資源消耗情報を参照して、前記印刷枚数に相当する印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す情報を算出する消耗資源量算出手段と、
    前記消耗資源量を象徴する画像と、より資源を節約できる別の印刷条件を比較表示する画像を生成する画像生成手段と、
    前記印刷要求に伴う印刷条件の設定画面上に配置された、前記消耗資源量を象徴する画像の生成と表示出力を要求する表示要求手段と、
    前記表示要求手段の要求に従って、前記画像生成手段が生成した画像を、表示出力する表示制御手段とを備えたことを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の印刷装置において、
    前記印刷要求に応じて生成され、プリンタドライバからプリンタへ送信される、印刷データ中の、印刷用紙切り替え情報を監視して、印刷用紙の印刷枚数を示す情報を取得する手段を備えたことを特徴とする印刷装置。
  6. 印刷要求があったとき、利用者ごとに、使用した印刷用紙の枚数を含む印刷情報を取得して、継続的に記憶する記憶手段と、
    過去の指定された期間に、指定された利用者の印刷要求により使用した印刷用紙の、累積印刷枚数を積算する手段と、
    前記累積印刷枚数に相当する印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す情報を算出する消耗資源量算出手段と、
    前記消耗資源量を象徴する画像を生成する画像生成手段と、
    前記画像生成手段が生成した画像と、印刷累積枚数と、累積印刷費用とを含む報告書を、表示出力する表示制御手段とを備えたことを特徴とする印刷管理システム。
  7. 印刷要求があったとき、利用者ごとに、使用した印刷用紙の枚数を含む印刷情報を取得して、継続的に記憶する記憶手段と、
    前記利用者ごとに、予め割り当てられた印刷用紙の使用枚数を記憶する手段と、
    過去の指定された期間に、指定された利用者の印刷要求により使用した印刷用紙の、累積印刷枚数を積算する手段と、
    前記利用者ごとに割り当てられた印刷用紙の使用枚数から、前記累積印刷枚数を差し引いた、残り割り当て枚数を算出する手段と、
    前記累積印刷枚数に相当する印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す情報を算出する消耗資源量算出手段と、
    前記消耗資源量を象徴する画像を生成する画像生成手段と、
    前記消耗資源量を象徴する画像とともに、前記残り割り当て枚数を算出した結果を表示出力する表示制御手段を備えたことを特徴とする印刷管理システム。
  8. 設定した印刷条件による印刷要求に従って印刷データを生成する手段と、
    生成された前記印刷データをプリンタに送信する前に一時的に保持する記憶装置と、
    この記憶装置に保持された前記印刷データの内容を解析して印刷用紙の印刷枚数を示す情報を取得する手段と、
    所定の枚数の印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す、環境資源消耗情報を記憶した記憶手段と、
    印刷要求に従って、前記記憶手段の環境資源消耗情報を参照して、印刷枚数に相当する印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す情報を算出する消耗資源量算出手段と、
    消耗資源量を象徴する画像を生成する画像生成手段と、画像生成手段が生成した画像を、表示装置に表示出力する表示制御手段と、
    前記設定した印刷条件で印刷する場合には前記記憶装置に記憶させた前記印刷データをプリンタに転送し、前記設定した印刷条件を変更する場合には前記記憶装置に記憶させた前記印刷データを無効にして新たな印刷条件による印刷要求に従って印刷データを生成させる手段とを設けたことを特徴とする印刷管理システム。
  9. 所定の印刷条件による、印刷用紙を使用した印刷要求を入力する処理と、
    前記印刷条件に従って印刷される印刷用紙の印刷枚数を示す情報を取得する処理と、
    所定の枚数の印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す、環境資源消耗情報を記憶する処理と、
    前記印刷要求に従って、前記記憶装置の環境資源消耗情報を参照して、前記印刷枚数に相当する印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す情報を算出する処理と、
    前記消耗資源量を象徴する画像を生成する処理と、
    前記画像生成手段が生成した画像を、表示出力する処理とを、
    コンピュータに実行させる印刷装置制御プログラム。
  10. 所定の印刷条件による、印刷用紙を使用した印刷要求を入力する処理と、
    前記印刷条件に従って印刷される印刷用紙の印刷枚数を示す情報を取得する処理と、
    所定の枚数の印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す、環境資源消耗情報を記憶する処理と、
    前記記憶装置の環境資源消耗情報を参照して、前記印刷枚数に相当する印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す情報を算出する処理と、
    前記消耗資源量を象徴する画像と、より資源を節約できる別の印刷条件を比較表示する画像を生成する処理と、
    前記印刷要求に伴う印刷条件の設定画面上に配置された、前記消耗資源量を象徴する画像の生成と表示出力を要求する処理と、
    前記表示要求手段の要求に従って、前記画像生成手段が生成した画像を、表示出力する処理とを、
    コンピュータに実行させる印刷装置制御プログラム。
  11. 印刷要求があったとき、利用者ごとに、使用した印刷用紙の枚数を含む印刷情報を取得して、継続的に記憶する処理と、
    過去の指定された期間に、指定された利用者の印刷要求により使用した印刷用紙の、累積印刷枚数を積算する処理と、
    前記累積印刷枚数に相当する印刷用紙を使用したときに消耗される環境資源の量を示す情報を算出する処理と、
    前記消耗資源量を象徴する画像を生成する処理と、
    前記画像生成手段が生成した画像を、累積印刷枚数と累積印刷費用とともに、表示出力する処理とを、
    コンピュータに実行させる印刷管理用プログラム。
  12. それぞれ環境資源の消耗量の異なる印刷方法を実行するための印刷用紙を、別々のカセットに収納し、各カセットの印刷用紙使用量を取得する手段と、印刷用紙の使用により消耗される環境資源の量を示す情報を算出する手段に対して、前記カセットごとの印刷用紙使用量を通知する手段とを備えたことを特徴とするプリンタ。
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