JP2004326189A

JP2004326189A - 表示方法及び表示装置

Info

Publication number: JP2004326189A
Application number: JP2003116149A
Authority: JP
Inventors: Masaaki Takabe; 雅明高部; Takayuki Owa; 卓之大輪; Motoyoshi Shiine; 基善椎根
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 2003-04-21
Filing date: 2003-04-21
Publication date: 2004-11-18
Anticipated expiration: 2023-04-21
Also published as: JP3945445B2; US20050086611A1

Abstract

【課題】メニュー画面を表示させる電子機器において、階層構造などが表示から容易に理解できる表示形態が実現できるようにする。
【解決手段】電子機器の入力状態をメニュー画面で表示する場合に、画面上にリングを表示させ、そのリング上に所定の間隔で複数のアイコンを表示させて、メニュー画面中の項目を選択する操作があると、リング上に表示されたそれぞれのアイコンを、その配置順序を維持したままでリング上を回転させ、メニュー画面中の選択項目を確定する操作があると、リングの特定位置に表示されたアイコンに関する入力が行えるようにした。
【選択図】図５

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばビデオカメラの如きメニュー画面を表示させる表示手段を備えた携帯用の電子機器に適用して好適な表示方法及び表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、表示パネルを備えた電子機器において、メニュー画面を表示させて、そのメニュー画面上での表示に従ったキー操作で、各種設定が行える機器がある。例えば、主として動画を撮影するビデオカメラや、主として静止画を撮影するデジタルカメラの場合に、ビューファインダとして液晶表示パネルが取付けられている。或いは、携帯電話機の場合にも、発着信の電話番号や受信したメールやデータの表示などを行う液晶表示パネルが取付けられている。
【０００３】
これらの機器の場合に、所定の操作を行うことで、液晶表示パネル上に、操作できる項目や現在の動作モードの一覧などを表示させたメニュー画面を表示させて、そのメニュー画面内での特定の項目を選択するキー操作を行うことで、機能の選択やモードの変更などが行えるようにしたものがある。
【０００４】
特許文献１は、携帯電話機などの電子機器が備える表示パネルに、図形によるアイコンを複数表示させて、メニュー画面を表示させる例について開示されている。このようなメニュー画面を表示させて操作を行えるように構成すると、１台の機器が多くの機能を備えた場合であっても、比較的容易に目的とする操作ができる画面に到達でき、操作性が向上する。特に、ビデオカメラや携帯電話機のように、機器に配置できるキーの数が限られた携帯用として小型に構成された機器に好適である。
【０００５】
【特許文献１】
特開平２００２−１７５１４０号公報
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、ビデオカメラや携帯電話機の如き電子機器は、多機能化する傾向にあり、メニュー画面で選択する機能の数も増える傾向にある。従って、メニュー画面を表示させても、一度に選択できる全ての機能を、その１つのメニュー画面中に表示するのは困難になってきている。
【０００７】
この問題点を解決するためには、例えばメニュー画面を階層構造で表示させて、最初に最上位の階層のメニュー画面で、選択したい分類を選び、次にその選んだ分類についての細かいメニュー画面を表示させるようにして、複数のメニュー画面による構成で多数の機能の設定ができるようにしたものもある。ところが、このようにメニュー画面を階層構造化すると、例えば最初に最上位のメニュー画面を表示させた状態で、目的とする操作項目に関するメニュー画面を表示させるための項目がどれであるか、簡単には判らない場合が発生してしまう。特に、メニュー画面中のどの項目に下位の階層が存在するのか、最上位の階層のメニュー画面が表示されているだけでは判らず、ユーザにとって必ずしも使い勝手の良い表示形態になっているとは言えなかった。
【０００８】
なお、ここではビデオカメラや携帯電話機の画面に、メニュー画面を表示させる場合の問題について述べたが、同様のメニュー画面を表示させる電子機器であれば、いずれも機器の場合にも同様な問題がある。
【０００９】
本発明の目的は、メニュー画面を表示させる電子機器において、階層構造などが表示から容易に理解できる表示形態が実現できるようにすることにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電子機器の入力状態をメニュー画面で表示する場合に、画面上にリングを表示させ、そのリング上に所定の間隔で複数のアイコンを表示させて、メニュー画面中の項目を選択する操作があると、リング上に表示されたそれぞれのアイコンを、その配置順序を維持したままでリング上を回転させ、メニュー画面中の選択項目を確定する操作があると、リングの特定位置に表示されたアイコンに関する入力が行えるようにしたものである。
【００１１】
このようにしたことで、リングに沿って複数のアイコンが表示されることになるので、メニュー画面上の所望のアイコンを選ぶことが簡単にできるようになる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
【００１３】
本例においては、ビデオカメラと称される、主として動画像の撮影（撮像）を行って、得られた撮像データを、磁気テープ又は光ディスクなどの記録媒体、或いはメモリカードなどの記憶媒体に記憶させる電子機器に適用した例としてある。動画像だけでなく、所定のタイミングで撮影した解像度の高い静止画像を、メモリカードなどの媒体に記録（記憶）させても良い。
【００１４】
本例のビデオカメラは、撮影した映像を、液晶表示パネルなどで構成される表示手段に表示させて、その表示パネルに表示される映像を確認しながら撮影ができる構成としてある。
【００１５】
図１は、ビデオカメラの全体構成の例を示した図である。レンズ１１などの光学系を介して、ＣＣＤ撮像素子などの撮像素子１３の撮像面に結像した像光が、電気信号として読み出されて、撮像処理部１４に供給される。この場合、レンズ１１などが配置された光路には、アイリス機構１２が配置してある。
【００１６】
撮像処理部１４では、撮像素子１３から読み出された撮像信号を、所定のフォーマットの画像信号（映像信号）とする撮像処理を行い、その撮像処理部１４が出力する画像信号を画像処理部１５に供給し、各種画像処理を行う。後述する表示用の画像信号に各種文字、数字、図形などを重畳する画像処理についても、この画像処理部１５で実行される。また、この文字、数字、図形などを重畳する場合に、後述するような表示を行うために、表示される文字や図形のサイズなどを変更する必要がある場合に必要な演算処理についても、画像処理部１５で行うようにしてある。
【００１７】
画像処理部１５で処理された表示用の画像信号は、表示手段１９に供給されて、表示手段１９が備える表示パネルに撮像した画像を表示させる。表示パネルとしては、例えば液晶表示パネルが使用される。また、テープ記録再生系１６が画像処理部１５に接続してあり、撮像された画像信号を磁気テープに記録させる。なお、図１では音声の処理系については省略してあるが、撮像と同時に得られた音声データについても、磁気テープに記録させるようにしてある。
【００１８】
また、ビデオカメラ本体に装着されたメモリカード１７が画像処理部１５に接続してあり、所定のタイミングで撮像された静止画像信号や、所定の符号化方式で圧縮符号化された動画像信号などを、メモリカード１７に記憶させることができる。
【００１９】
撮像素子１３での撮像と、撮像処理部１４及び画像処理部１５での信号処理、表示手段１９での表示処理、並びにテープ記録再生系１６及びメモリカード１７への画像信号の記録（記憶）処理は、制御部１８の制御で実行される。制御部１８には、操作キーやダイヤルなどで構成された操作手段２０が接続してあり、操作手段２０での操作に基づいて、制御部１８が撮影動作の制御を行う。また、撮影に関する各種モードなとの設定が、操作手段２０の操作に基づいた制御部１８の制御で行える構成としてある。モードなどの設定を行う際には、表示手段１９でメニュー画面を表示させるようにしてある。
【００２０】
メニュー画面を表示させるのに必要な文字，数字，図形などのキャラクタデータは、例えば画像処理部１５に予め用意してある。この場合、メニュー画面の表示態様により、文字，数字，図形を変形して表示する必要がある場合には、用意された文字，数字，図形などのキャラクタデータを、画像処理部１５内での（又は制御部１８を使用した）演算処理で、変形して必要な表示形状とするようにしてある。本例の場合におけるメニュー画面の表示態様の詳細については後述するが、ここでは画面上に複数の階層構造化されたリングを表示させて、そのリング中に各メニュー項目に対応したアイコンを表示させるようにしてある。
【００２１】
操作手段２０としては、ビデオカメラ本体に配置された単純な押しボタンで構成されたキーの他に、いわゆるジョグダイヤルと称される回転（及び押下）操作が可能なの入力手段などの各種形状の操作手段が適用可能である。或いは、例えば表示手段１９が備える表示パネルの表面を触れることで入力が行える、いわゆるタッチパネルとして構成しても良い。このタッチパネルを使用する場合、キーなどのその他の操作手段と併用しても良い。なお、いずれの構成の場合であっても、本例の場合には、操作手段２０としてアップキーとして使用される操作部とダウンキーとして使用される操作部とを備える。ここでのアップキー，ダウンキーについても、物理的な２つのキーを用意する代わりに、例えばジョグダイヤルの一方への回転操作と他方への回転操作で、アップキー，ダウンキーとして機能する操作部であっても良い。
【００２２】
メニュー画面の表示を行う際には、制御部１８での制御に基づいて、画像処理部１５で撮像して得た表示用の画像信号に、メニュー画面を重畳させる画像処理が実行される。或いは、撮像して得た画像は、表示手段１９では表示させずに、メニュー画面だけを表示させるようにしても良い。
【００２３】
次に、本例のビデオカメラで表示手段１９が備える表示パネルでの、メニュー画面の表示処理について、図２のフローチャートを参照して説明する。このメニュー画面の表示処理は、操作手段２０を構成する所定のキーの操作などでメニュー画面表示を行うことが指示されたことを、制御部１８が判断した場合に開始される（ステップＳ１１）。
【００２４】
メニュー画面の表示指示を判断すると、制御部１８は、画像処理部１５に指令を送って、メニュー画面の表示処理が実行される。ここでは、まず最上位のメニュー表示として、画面上に楕円形状のリングを表示させ、そのリング上に、ほぼ等間隔で、複数のアイコンを所定の順序で表示させる（ステップＳ１２）。各アイコンとしては、操作される項目毎に分類したアイコンとしてあり、その分類を示す図形と、分類名とが表示させてある。具体的な表示例については後述するが、１つのリング状に配置されるアイコンは、ここでは５個程度の複数個としてあり、その内の１つのアイコンは、楕円形状のリングの最も手前側の中央に表示されるようにしてある。この最も手前側の中央に表示されるアイコンについては、例えば他のアイコンよりも若干大きく表示させるようにしてある。この中央に表示されたアイコンが、確定操作があった場合に選択されるアイコンである。また、ここでは複数のアイコンの内の１つは、１つ前の表示状態に戻ることを指示するアイコンとしてある。
【００２５】
その状態で、操作手段２０として用意されたアップキー又はダウンキーの操作があるか否か判断する（ステップＳ１３）。ここで、アップキー又はダウンキーの操作があると判断した場合には、アイコンの表示順序を維持したままで、その操作量に相当する分だけ、リングに表示位置に沿ってアイコンの表示位置を回転させるようにしてある（ステップＳ１４）。
【００２６】
この状態で、メニュー画面の選択を確定させるキー操作があるか否か判断し（ステップＳ１５）、確定させるキー操作がない場合には、ステップＳ１３に戻る。確定させるキー操作がある場合には、そのときの手前に表示されたアイコンが、戻ることを示すアイコンであるか否か判断する（ステップＳ１６）。
【００２７】
ここで、戻ることを示すアイコンである場合には、現在表示中のリングよりも上層のリングがあるか否か判断し（ステップＳ１７）、上層のリングがある場合には、その上層のリング全体が画面に入る表示に切り換え（ステップＳ１９）、その層のリングとともに表示されるアイコンに関してステップＳ１３以降の処理を行う。ステップＳ１７で上層のリングがないと判断した場合には、メニュー画面の表示を終了させる（ステップＳ１８）。
【００２８】
また、ステップＳ１６の判断で、そのときに選択されたアイコンが戻ること示すアイコンでない場合には、そのアイコンに関する下層のリングがあるか否か判断し（ステップＳ２０）、下層のリングがない場合には、そのとき選択されたアイコンに関する項目の操作画面を表示させる（ステップＳ２２）。また、ステップＳ２０で、下層のリングがある場合には、その下層のリングが画面に大きく表示される表示に切り換え（ステップＳ２１）、その層のリングとともに表示されるアイコンに関してステップＳ１３以降の処理を行う。
【００２９】
次に、実際の表示状態の概要を図３，図４を参照して説明する。ここでは、図３に示すように、上位階層のリング１１０が用意されて、そのリング１１０上に５つのアイコン１１１，１１２，１１３，１１４，１１５が配置され、アイコン１１１に関して、下層のリング１２０が用意され、その層のリング１２０上に５つのアイコン１２１，１２２，１２３，１２４，１２５が配置され、さらにアイコン１２１に関して、下層のリング１３０が副リングとして用意されている状態を示してある。なお、各層の他のアイコンにも下層のリング（副リング）が用意されている場合もあるが、図３では説明を簡単するために省略してある。
【００３０】
図３の表示例では、最上位階層から１つ下のリング１２０の層が選択されて、そのリング１２０が画面１００に拡大表示された状態を示してある。最上位階層のリング１１０については、画面１００に入る範囲内だけを表示させてある。ここでは、最上位階層のリング１１０は、アイコン１１１だけが入るように拡大させてあり、リング１１０上の他のアイコンは表示範囲外となるようにしてある。そして、現在表示中のリング１１０のアイコンに下層のリング（図３でのリング１３０）がある場合には、その下層のリングについては、リングだけを表示させて、その下層のリング上のアイコンについては表示させないようにしてある。或いは、点などでアイコンがあることだけが判るような表示としても良い。
【００３１】
なお、現在選択中の層のリング（図３でのリング１２０）は、他の層のリングと異なる表示形態としても良い。例えば、現在選択中の層のリングだけを、太い線で表示させて、他の層のリングについては、細い線で表示させたり、或いは、表示色を現在選択中の層のリングと他の層のリングとで変えるようにしても良い。
【００３２】
図４は、図３に示す状態からいずれかのアイコンを選択した場合の表示例を示した図である。例えば、リング１２０上のアイコン１２２を選択して確定する操作があったとする。このとき、画面１００には、上側の隅に、アイコン１２２とその近傍のリング１２０だけを表示させる。そして、アイコン１２２として示された事項に関する選択画面を、画面の中央部に表示させる。ここでは、アイコン１２２がオートフォーカスに関するアイコンであるあるとすると、例えば、「オートフォーカスオン」という表示と、「オートフォーカスオフ」という表示とを行い、アップキー又はダウンキーの操作で、いずれかの表示箇所を選択して、確定キー操作を行うことで、それぞれの操作が可能になる。また、アップキー又はダウンキーの操作で、上端に表示されたアイコン１２２を選択して確定キー操作を行うことで、リング１２０を画面全体に表示させた表示（即ち図３に示したような表示）に戻すことも可能である。
【００３３】
図５から図１２は、リングを表示させた表示態様の例を示した図である。この例では、図５に示すように、上位の階層のリング２００を表示させて、そのリング２００上に、５つのアイコンを表示させた例としてある。ここでは、メニュー画面表示を、ビデオカメラで撮影した画面に重畳させて表示させある。ここでの５つのアイコン２０１，２０２，２０３，２０４，２０５は、それぞれのアイコンに割当てられた機能を図形で示すようにしてあると共に、文字で「特定機能」、「カメラ」、「メモリ」、「パネル」、「戻る」と機能を示してある。この例では、「特定機能」と表示されたアイコン２０１に関しては、下位の階層のリング２１０が用意されて、アイコン２０１を中心に小さな径で表示させてある。また、図５では、アイコン２０１がリング２００上の手前中央に表示させてあり、他の位置のアイコン２０２〜２０４よりも若干大きなサイズで表示させてある。
【００３４】
この図５に示した状態から、アップキー又はダウンキーの操作があると、リングの表示が回転して、図６，図７に示すように順に表示が変化して、各アイコン２０１〜２０５の表示位置が徐々に移動する。ここでは、１段階の操作で、アイコン２０１に隣接したアイコン２０２が手前中央に表示されるようになる（図７に示した状態）。アイコン２０１の周囲に表示された下位の階層のリング２１０についても、アイコン２０１と同時に移動する。この図７に示すように、１段階回転させた状態では、アイコン２０２が他のアイコンよりも大きく表示されて、中央から外れたアイコン２０１については、小さくなる。なお、図５〜図７の表示例では、リング２００の奥に表示されたアイコン（例えば図５でのアイコン２０３，２０４）については、より小さく表示されるようにして、立体的にアイコンを配置してある。「戻る」と表示されたアイコン２０５を選択した場合には、この前の状態に戻す処理、即ちメニュー画面表示を消す処理が行われる。
【００３５】
また、下位の階層のリングがあるアイコンを選択した場合には、その下位の階層のリングが拡大表示されるように変化する。例えば、図５に示したアイコン２０１が中央に表示された状態で、このアイコン２０１を選択する操作が行われると、例えば図８，図９に示すように順に表示が変化して、リング２０１とリング２１０が徐々に拡大し、リング２１０が画面に丁度納まる程度のサイズに拡大すると、図１０に示すように、アイコン２０１の表示位置が画面中の中央に変化して、リング２１０に沿って配置されたアイコン２１１〜２１５の選択ができる状態になる。
【００３６】
この図１０に示す状態で、リング２１０を回転させて、各アイコンの選択を確定することで、そのアイコンで示される操作が可能な表示に移る。また、このリング２１０に配置された戻ることを示すアイコン２１５を選択した場合には、１つの前の階層の表示、即ち図５の表示に戻ることになる。
【００３７】
このようにして、階層構造化されたリングをメニュー画面として表示させることで、階層構造が表示から判りやすく、メニュー画面に従った操作の操作性が向上する。
【００３８】
なお、ここまでの説明では、ビデオカメラでメニュー画面を表示させる例について説明したが、同様な表示が可能な表示手段を備えた表示装置として構成される電子機器であれば、ビデオカメラ以外の各種電子機器にも適用可能であることは勿論である。例えば、携帯電話機のように、メニュー画面が表示可能な表示パネルを備えた携帯用の小型の各種電子機器に、本発明を適用することが可能である。
【００３９】
【発明の効果】
本発明によると、リングに沿って複数のアイコンが表示されることになるので、メニュー画面上の所望のアイコンを選ぶことが、リングを回転させる操作と、いずれかの表示位置となっている状態で確定操作を行うだけで、簡単にできるようになる。
【００４０】
この場合、リングの特定位置に表示されたアイコンを、リング上の他の位置のアイコンよりも大きく表示させるようにしたことで、その特定位置のアイコンが選択されることが、表示から容易に判るようになり、メニュー画面の操作性が向上する。
【００４１】
また、リング上に表示されたアイコンに関する入力項目が複数存在する場合に、そのアイコンの表示位置の周囲に、リングよりも小径の副リングを表示させ、副リングが表示されたアイコンが特定位置に表示された場合に、選択項目を確定する操作があると、副リングを拡大して表示し、その拡大表示された副リング上に、各入力項目に対応したアイコンを所定の間隔で表示させるようにしたことで、階層構造化させてアイコンを表示させることが、複数のリングを使用して効果的に行える。
【００４２】
また、リング上に表示されたアイコンの内の１つは、表示を１つ前の階層に戻すことを実行するアイコンであることで、そのアイコンの選択で、１つ前の階層に戻す操作を行うことが簡単に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態によるビデオカメラの構成例を示すブロック図である。
【図２】本発明の一実施の形態によるメニュー画面表示時の処理例を示したフローチャートである。
【図３】本発明の一実施の形態による表示状態の概要（リング表示時）の例を示した説明図である。
【図４】本発明の一実施の形態による表示状態の概要（最下層の操作画面の表示時）の例を示した説明図である。
【図５】本発明の一実施の形態による表示例を示した説明図である。
【図６】本発明の一実施の形態による表示例を示した説明図である。
【図７】本発明の一実施の形態による表示例を示した説明図である。
【図８】本発明の一実施の形態による表示例を示した説明図である。
【図９】本発明の一実施の形態による表示例を示した説明図である。
【図１０】本発明の一実施の形態による表示例を示した説明図である。
【符号の説明】
１１…レンズ、１２…アイリス、１３…撮像素子、１４…撮像処理部、１５…画像処理部、１６…テープ記録再生系、１７…メモリカード、１８…制御部、１９…表示手段、２０…操作手段

Claims

電子機器の入力状態をメニュー画面で表示する表示方法において、
画面上にリングを表示させ、そのリング上に所定の間隔で複数のアイコンを表示させて、
メニュー画面中の項目を選択する操作があると、前記リング上に表示されたそれぞれのアイコンを、その配置順序を維持したままでリング上を回転させ、
メニュー画面中の選択項目を確定する操作があると、前記リングの特定位置に表示されたアイコンに関する入力が行えるようにした
表示方法。
請求項１記載の表示方法において、
前記リングの特定位置に表示されたアイコンを、リング上の他の位置のアイコンよりも大きく表示させるようにした
表示方法。
請求項１記載の表示方法において、
前記リング上に表示されたアイコンに関する入力項目が複数存在する場合に、そのアイコンの表示位置の周囲に、前記リングよりも小径の副リングを表示させ、
前記副リングが表示されたアイコンが前記特定位置に表示された場合に、選択項目を確定する操作があると、前記副リングを拡大して表示し、
その拡大表示された副リング上に、各入力項目に対応したアイコンを所定の間隔で表示させる
表示方法。
請求項１記載の表示方法において、
前記リング上に表示されたアイコンの内の１つは、表示を１つ前の階層に戻すことを実行するアイコンである
表示方法。
操作入力を行う操作手段と、
操作手段により設定された設定状態を表示する表示手段と、
前記操作手段による操作でメニュー画面を表示させる操作がある場合に、前記表示手段により表示される画面上にリングを表示させ、そのリング上に所定の間隔で複数のアイコンを表示させ、前記操作手段による操作でメニュー画面中の項目を選択する操作があると、前記リング上に表示されたそれぞれのアイコンを、その配置順序を維持したままでリング上を回転させ、前記操作手段による操作でメニュー画面中の選択項目を確定する操作があると、前記リングの特定位置に表示されたアイコンに関する入力を受け付ける制御手段とを備えた
表示装置。
請求項５記載の表示装置において、
前記制御手段は、前記表示手段により表示されるリングの特定位置に表示されたアイコンを、リング上の他の位置のアイコンよりも大きく表示させる制御を行う
表示装置。
請求項５記載の表示装置において、
前記制御手段は、リング上に表示されたアイコンに関する入力項目が複数存在する場合に、そのアイコンの表示位置の周囲に、前記リングよりも小径の副リングを表示させ、その副リングが表示されたアイコンが前記特定位置に表示された場合に、選択項目を確定する操作があると、前記副リングを拡大して表示し、その拡大表示された副リング上に、各入力項目に対応したアイコンを所定の間隔で表示させる制御を行う
表示装置。
請求項５記載の表示装置において、
前記制御手段は、前記リング上に表示されたアイコンの内の１つとして、表示を１つ前の階層に戻すことを実行するアイコンを表示させる
表示装置。