JP2004325725A - 画像形成装置、トナーの塊状化防止方法及び回収トナーの貯留方法 - Google Patents

画像形成装置、トナーの塊状化防止方法及び回収トナーの貯留方法 Download PDF

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由美子 東
Tadayuki Ueda
忠行 植田
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Abstract

【課題】現像装置にトナーを供給するトナー供給系又はクリーニング装置からトナーを回収するトナー回収系におけるトナーの塊状化を防止する。
【解決手段】供給トナー貯留部、回収トナー貯留部又は回収トナー搬送部に、トナーの塊状化を防止することが出来る超音波を発生する振動子を設ける。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式により画像を形成する画像形成装置に関し、特に、画像形成に用いられるトナー又は回収されたトナーを貯留するトナー貯留部やトナー搬送部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式の画像形成装置では、一般に、粉体からなるトナーを用いて記録材上に画像が形成される。
【0003】
現像装置にトナーを供給するトナー供給系においては、外部から供給されたトナーを一時的に貯留するトナー貯留部が設けられ、該トナー貯留部から、現像装置に制御された割合でトナーが補給され、現像装置内の現像剤のトナー濃度が一定に維持されて安定した画像形成が行われる。
【0004】
また、他のトナー補給方式としては、トナー容器に収納された形態で画像形成装置にトナーが供給され、該トナー容器から一旦トナー貯留部に移送して一時的にトナーを該トナー貯留部に貯留し、該トナー貯留部から制御された割合で現像装置にトナーを補給することが行われる。
【0005】
感光体や中間転写体等の像担持体からクリーニング装置により回収されたトナーは、搬送手段によりクリーニング装置外に搬送され、リサイクルを行う場合には現像装置に供給され、リサイクルを行わない場合には回収トナー貯留部に収容される。
【0006】
以上説明したように、電子写真方式の画像形成装置では、現像装置にトナーを供給するトナー供給系及びクリーニング装置により回収されたトナーを処理する回収トナー処理系において、トナー貯留部及びトナー搬送部が設けられる。
【0007】
ところで、粉体からなるトナーは塊状化する傾向があり、塊状化は、堆積によりトナーが山を形成して貯留部の容量を低下させる程度のものや、「かまくら」と称され、流動を妨げる塊が形成されるものや、固化して壁に固着し、搬送等に支障を来すもの等様々であるが、いずれも装置の作動に障害をもたらし、機能を低下させるために、塊状化を防止するための対策が採られている。
【0008】
一般的な対策としては、トナーを攪拌することが行われているが、他にたとえば、特許文献1では、トナー貯留部に振動を与える振動手段を設けることにより塊状化を防止している。また、特許文献2では、流動性のあるトナーではなく塊状のトナーを用いることにより、流動性トナーにおける問題を解決することが提案されている。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−214925号公報
【0010】
【特許文献2】
特開平6−308811号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
トナーの攪拌は、塊状化防止の範囲が攪拌機構の占める空間内にしか及ばないために、貯留部に収容されているトナー全体又は搬送されるトナー全体に対する塊状化防止効果がなく不十分である。
【0012】
特許文献1のように、トナーに振動を与えるものでは、振動音が発生して装置の設置環境に悪影響を及ぼすとともに、前記に説明したようなトナーの山が形成される程度の比較的緩い粒子間の結合による塊状化から、固化のように粒子と粒子が強固に結合した塊状化までの様々な塊状化を防止することが出来ないという問題がある。
【0013】
さらに、特許文献2のような塊状トナーを用いるものでは、補給量の制御を精度よく行うことができないという問題がある。
【0014】
本発明は、トナーの貯留又は搬送における塊状化に対する従来の対策における前記のような問題を解決することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記した本発明の目的は、下記の発明により達成される。
【0016】
1.現像装置、該現像装置に供給する粉体状のトナーを貯留する供給トナー貯留部及び前記供給トナー貯留部から前記現像装置にトナーを搬送する供給トナー搬送部を有する画像形成装置において、
前記供給トナー貯留部に、前記トナーの塊状化を防止することが出来る超音波を発生する振動子を設けたことを特徴とする画像形成装置。
【0017】
2.前記振動子は、前記供給トナー貯留部の壁に振動を与えるように設けられたことを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
【0018】
3.前記振動子は、前記トナーに直接振動を与えるように設けられたことを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
【0019】
4.前記供給トナー貯留部内に、攪拌部材が設けられ、前記振動子は、前記攪拌部材に振動を与えるように設けられたことを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
【0020】
5.像担持体、該像担持体をクリーニングするクリーニング装置及び該クリーニング装置により回収されたトナーを貯留する回収トナー貯留部を有する画像形成装置において、
前記回収トナー貯留部に、トナーの塊状化を防止することが出来る超音波を発生する振動子を設けたことを特徴とする画像形成装置。
【0021】
6.前記振動子は、前記回収トナー貯留部の壁に振動を与えるように設けられたことを特徴とする前記5に記載の画像形成装置。
【0022】
7.前記振動子は、トナーに直接振動を与えるように設けられたことを特徴とする前記5に記載の画像形成装置。
【0023】
8.像担持体、該像担持体をクリーニングするクリーニング装置及び該クリーニング装置により回収された粉体状のトナーを回収トナー貯留部又は現像装置に搬送する回収トナー搬送部を有する画像形成装置において、前記回収トナー搬送部を回収トナー搬送手段と導管とで構成するとともに、前記回収トナー搬送部に、前記トナーの塊状化を防止することが出来る超音波を発生する振動子を設けたことを特徴とする画像形成装置。
【0024】
9.前記振動子は、前記導管に振動を与えるように設けられたことを特徴とする前記8に記載の画像形成装置。
【0025】
10.前記振動子は、前記搬送部を搬送される前記トナーに直接振動を与えるように設けられたことを特徴とする前記8に記載の画像形成装置。
【0026】
11.前記振動子は、前記搬送手段に振動を与えるように設けられたことを特徴とする前記8に記載の画像形成装置。
【0027】
12.装置内の環境を検知する環境センサ及び該環境センサにより検知された環境値に基づいて前記振動子を制御する制御手段を有することを特徴とする前記1〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【0028】
13.超音波発生器でトナーに振動を与えることにより、現像装置に供給されるトナーの塊状化を防止することを特徴とするトナーの塊状化防止方法。
【0029】
14.超音波発生器でトナーに振動を与えることにより、回収トナー貯留部内をトナーの平坦化して貯留することを特徴とする回収トナーの貯留方法。
【0030】
【発明の実施の形態】
図1は、画像形成装置本体GHと、画像読取装置YSとから構成された本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるカラー複写機の全体構成を示す図である。
【0031】
画像形成装置本体GHは、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成部10Y、10M、10C、10Kと、像担持体の一つであるベルト状の中間転写体6と給紙部と定着装置24とから成る。
【0032】
イエロー色の画像を形成する画像形成部10Yは、像担持体の一つである感光体1Yの周囲に配置された帯電装置2Y、露光装置3Y、現像装置4Y及びクリーニング装置8Yを有し、マゼンタ色の画像を形成する画像形成部10Mは、像担持体の一つである感光体1M、帯電装置2M、露光装置3M、現像装置4M及びクリーニング装置8Mを有し、シアン色の画像を形成する画像形成部10Cは、像担持体の一つである感光体1C、帯電装置2C、露光装置3C、現像装置4C及びクリーニング装置8Cを有し、黒色画像を形成する画像形成部10Kは、像担持体の一つである感光体1K、帯電装置2K、露光装置3K、現像装置4K及びクリーニング装置8Kを有する。帯電装置2Yと露光装置3Y、帯電装置2Mと露光装置3M、帯電装置2Cと露光装置3C及び帯電装置2Kと露光装置3Kとは、潜像形成手段を構成する。
【0033】
像担持体の一つである中間転写体6は、駆動ローラ9A及び従動ローラ9B〜9Eに張架され、画像形成時に矢印で示すように循環移動する。
【0034】
画像形成部10Y、10M、10C及び10Kにより形成された各単色画像は、中間転写体6上に転写手段7Y、7M、7C及び7Kにより逐次転写されて(1次転写)、合成されたカラー画像が形成される。中間転写体6上にカラー画像を形成する画像形成部10Y、10M、10C、10K及び転写手段7Y、7M、7C、7Kは像形成手段を構成する。
【0035】
記録材Pを収納する収納部としての複数の給紙カセット20a、20b、20c内に収容された記録材Pは、繰り出しローラ及び捌き部材からなる給紙手段21により給紙され、給紙ローラ22A、22B、22C、レジストローラ102等を経て、電源7Bにより転写電圧が印加された転写手段としての転写ローラ7Aに搬送され、記録材P上にカラー画像が転写される(2次転写)。
【0036】
カラー画像が形成された記録材Pは、分離手段としての駆動ローラ9Aにより中間転写体6から分離される。分離手段は小ローラで構成された駆動ローラ9Aからなり、中間転写体6を駆動ローラ9Aにより小さな曲率半径で強度に屈曲させることにより、紙の直進性を利用して記録材Pを中間転写体6から分離する。
【0037】
給紙カセット20b及び20cには符号を省略しているが、それぞれ給紙手段21及び搬送ローラ22Aが設けられている。給紙カセット20a、20b、20c、手差し給紙台20d又は両面画像形成用の反転搬送部からの記録材搬送路はループ形成ローラ101の上流で合流し、ループ形成ローラ101には単一の記録材搬送路から記録材Pが送り込まれる。カラー画像が転写された記録材Pは、定着装置24により定着処理され、排紙ローラ25に挟持されて機外の排紙トレイ26上に載置される。定着装置24は、それぞれ内側にヒータが配置された上下ローラ24A、24B、クリーニングローラ24C等で構成される。
【0038】
一方、転写ローラ7Aにより記録材Pにカラー画像を転写した後、記録材Pを分離した中間転写体6は、クリーニング装置8Aによりクリーニングされる。
【0039】
5Y、5M、5C、5Kは、現像装置4Y、4M、4C、4Kにそれぞれ新規トナーを補給するトナー補給部である。S1、S2、S3はセンサである。
【0040】
画像形成装置本体GHの上部には、自動原稿送り装置201と原稿画像走査露光装置202から成る画像読取装置YSが設置されている。自動原稿送り装置201の原稿台上に載置された原稿dはレジスト搬送手段により搬送され、原稿画像走査露光装置202の光学系により原稿の片面又は両面の画像が走査露光され、ラインイメージセンサCCDにより読み込まれる。
【0041】
ラインイメージセンサCCDにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、露光装置3Y、3M、3C、3Kに入力する。
【0042】
自動原稿送り装置201は両面原稿搬送手段を備えている。自動原稿送り装置201は原稿載置台上から給送される多数枚の原稿dの画像を、連続して読み取り、記憶手段に蓄積する事が可能であるから(電子RDH機能)、複写機能により多数枚の原稿内容を複写することが可能であり、また、ファクシミリ機能により多数枚の原稿dの画像データを送信することが可能である。
【0043】
図2、3にトナー補給部5Y、5M、5C、5Kを示す。なお、図2においては、トナー補給部を5で示すが、イエロートナーのトナー補給部5Y、マゼンタトナーのトナー補給部5M、シアントナーのトナー補給部5C及び黒トナーのトナー補給部5Kは図2、3の構造を有する。
【0044】
装置に着脱自在な円筒状のトナー容器50は容器受け部52内に収容され、トナーが消費され無くなったときに取り出され、新しいものと交換される。
【0045】
トナー容器50は、トナー排出口を有するキャップ53を有し、キャップの先端は、装置本体の駆動軸54と結合されている。歯車55を介してモータ(図示せず)からの駆動力でトナー容器50が回転し、トナー容器50に設けられた螺旋状の突起(容器内壁に突出した突起)でトナーを搬送する推力が生じ、トナーを矢印Xの方向に搬送する。
【0046】
トナーはキャップ53に設けられた排出口から排出され、供給トナー貯留部としてのトナーホッパ56に落下し、一時的に貯留された後に、供給トナー搬送部57に落下し、搬送部57から現像装置4Y、4M、4C又は4Kに供給される。
【0047】
トナーホッパ56には、複数の回転する攪拌羽を有する攪拌部材58を有し、トナーを攪拌しつつ搬送する。また、供給トナー搬送部57には、搬送スクリュー59が設けられ、トナー貯留部57から落下したトナーを搬送する。なお、トナー容器50からトナーを排出する機構の詳細は、特開2001−66870号公報や特開2001−183896号公報に記載されている。
【0048】
トナーホッパ56の底壁には、超音波を発生器する振動子60が固定される。振動子60は、駆動回路61(図4に示す)により駆動されて超音波を発生し、トナーホッパ56に超音波振動を与え、トナーホッパ56の壁を介してトナーに超音波振動を与えてトナーの塊状化を防止する。これにより、トナーホッパ56内のトナーは塊状化することなく、常に良好な流動性を保持する。
【0049】
図4は本発明の実施の形態における制御系のブロック図である。
トナーの塊状化は環境の変動に応じて起こりやすくなる。すなわち、温度の上昇により、トナーを構成するバインダー樹脂が軟化したり、湿度の上昇により、トナーの流動性が低下して塊状化が起こりやすくなる。本発明の実施の形態では、環境値、すなわち、温度及び湿度の少なくともいずれかを検知し、検知した環境値に基づいて、駆動回路と超音波を発生する振動子で構成される超音波発生器を制御している。
【0050】
図4に示すように、制御手段CRは、環境値、すなわち、温度センサTSと湿度センサHSの出力にいずれか一方又は双方を取り込んで、所定の閾値と比較し、環境値が閾値を超えたときに、駆動回路61を駆動し、振動子60を超音波振動させる。駆動方法としては、所定時間連続駆動する方法、所定時間間隔をおいて断続的に駆動する方法あるいはこれらを組み合わせる等から適切な駆動方法が選択される。
【0051】
図5は超音波発生器の振動子の設置位置を変えた例を示す。
図5(a)では、振動子60の振動をトナーTに直接伝達するように振動子60を設けた例である。また、図5(b)は振動子60を攪拌部材58に固定することにより、振動子60の振動を攪拌部材58に伝達し、攪拌部材58を介して、トナーに振動を与えることにより、トナーの塊状化を防止した例である。
【0052】
前記に説明したように、感光体1Y、1M、1C、1K上のトナーはそれぞれクリーニング装置8Y、8M、8C、8Kに除去され、中間転写体6上のトナーはクリーニング装置8Aにより除去される。
【0053】
これらのクリーニング装置で回収されたトナーは図6に示すように、回収トナー貯留部しての回収容器90に集められる。
【0054】
図6はクリーニング装置により回収されたトナーの搬送系を示す。
クリーニング装置8Yのクリーニングブレード80により掻き取られたトナーは、スクリュー81によりクリーニング装置8Yの外に排出され、回収トナー搬送部を経て搬送されて、回収トナー貯留部に集積する。回収トナー搬送部は導管としてのパイプ82及び回収トナー搬送手段としてのスプリングスクリュー83からなり、回収トナー貯留部は回収容器90からなる。
【0055】
クリーニング装置8M、8C、8Kからも同様な搬送系によりトナーが搬送されて回収容器90に集積する。
【0056】
クリーニング装置8Aからは、クリーニングブレード80により掻き取られたトナーがスクリュー81でクリーニング装置8A外に搬送され、スプリングスクリュー83及びパイプ82からなる回収トナー搬送部を搬送されて回収トナー貯留部としての回収容器90に集積する。
【0057】
図7は超音波発生器の振動子の設置位置を変えた例を示す。
図7(b)では、回収容器90の底壁90aに振動子60が設定される。従来の回収容器では図7(a)に示すように、集積したトナーTが山を形成して回収容器90内にトナーTが充満しないうちにトナーTを収容できなくなるが、振動子60で振動を与えることにより、図7(b)に示すように、トナーTは平準化されて集積するので、回収容器90内がトナーTで充満するまで収容可能となる。
【0058】
図7(c)は、トナーを搬送するスクリングスクリュー83に振動を与える例を示す。スプリングスクリュー83を回転駆動する駆動部材83aに振動子60を固定する。駆動部材83aを介してスプリングスクリュー83が超音波振動するので、トナーがスクリングスクリュー83に付着し、固化する等の不具合が良好に防止される。
【0059】
図7(d)は、トナーを搬送するパイプ82の内壁に振動子60を固定した例を示す。図7(d)の振動子60により、パイプ82内を搬送されるトナーの塊状化が防止されて、良好なトナーの流動性が維持されるので、トナー搬送が円滑に行われる。
【0060】
図7(e)は、トナーを搬送するパイプ82の外壁に振動子60を固定した例である。図7(e)の振動子60により、パイプ82が超音波振動し、トナーがパイプ82に固着することが良好に防止される。
【0061】
図7(c)、図7(d)及び図7(e)に示したトナーの塊状化防止手段は、図示のように、回収トナーを回収容器90に収納する画像形成装置の他に、回収トナーを現像装置に戻し、再使用するトナーリサイクル機構を有する画像形成装置におけるトナー環流部に設けることも可能である。
【0062】
【発明の効果】
請求項1〜4、13のいずれかの発明により、現像装置にトナーを供給するトナー供給系におけるトナーの塊状化が良好に防止される。
【0063】
その結果、塊状化により発生する補給精度の低下、トナー補給制御装置の暴走、トナー補給系の故障等が防止される。
【0064】
請求項5〜7、14のいずれかの発明により、クリーニング装置から回収されたトナーを円滑に回収トナー貯留部に収容することが可能となり、トナー貯留部内にトナーの山ができて、十分なトナーの収納ができなくなる等の不具合が防止される。
【0065】
請求項6〜11のいずれかの発明によりクリーニング装置で回収されたトナーを搬送する回収トナー搬送系におけるトナー詰まり等が防止される。
【0066】
請求項12の発明により、温度上昇によるトナーの塊状化、湿度上昇によるトナーの塊状化等が良好に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるカラー複写機の全体構成を示す図である。
【図2】トナー補給部を示す図である。
【図3】トナー補給部を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態における制御系のブロック図である。
【図5】超音波発生器の振動子の設置位置を変えた例を示す図である。
【図6】クリーニング装置により回収されたトナーの搬送系を示す図である。
【図7】超音波発生器の振動子の設置位置を変えた例を示す図である。
【符号の説明】
1Y、1M、1C、1K 感光体
4Y、4M、4C、4K 現像装置
6 中間転写体
8A、8Y、8M、8C、8K クリーニング装置
56 トナーホッパ
57 供給トナー搬送部
58 攪拌部材
60 振動子
82 パイプ
83 スプリングスクリュー
90 回収容器
CR 制御手段
HS 湿度センサ
TS 温度センサ
T トナー

Claims (14)

  1. 現像装置、該現像装置に供給する粉体状のトナーを貯留する供給トナー貯留部及び前記供給トナー貯留部から前記現像装置にトナーを搬送する供給トナー搬送部を有する画像形成装置において、
    前記供給トナー貯留部に、前記トナーの塊状化を防止することが出来る超音波を発生する振動子を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記振動子は、前記供給トナー貯留部の壁に振動を与えるように設けられたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記振動子は、前記トナーに直接振動を与えるように設けられたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記供給トナー貯留部内に、攪拌部材が設けられ、前記振動子は、前記攪拌部材に振動を与えるように設けられたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 像担持体、該像担持体をクリーニングするクリーニング装置及び該クリーニング装置により回収されたトナーを貯留する回収トナー貯留部を有する画像形成装置において、
    前記回収トナー貯留部に、トナーの塊状化を防止することが出来る超音波を発生する振動子を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記振動子は、前記回収トナー貯留部の壁に振動を与えるように設けられたことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記振動子は、トナーに直接振動を与えるように設けられたことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 像担持体、該像担持体をクリーニングするクリーニング装置及び該クリーニング装置により回収された粉体状のトナーを回収トナー貯留部又は現像装置に搬送する回収トナー搬送部を有する画像形成装置において、前記回収トナー搬送部を回収トナー搬送手段と導管とで構成するとともに、前記回収トナー搬送部に、前記トナーの塊状化を防止することが出来る超音波を発生する振動子を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記振動子は、前記導管に振動を与えるように設けられたことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記振動子は、前記搬送部を搬送される前記トナーに直接振動を与えるように設けられたことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  11. 前記振動子は、前記搬送手段に振動を与えるように設けられたことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  12. 装置内の環境を検知する環境センサ及び該環境センサにより検知された環境値に基づいて前記振動子を制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 超音波発生器でトナーに振動を与えることにより、現像装置に供給されるトナーの塊状化を防止することを特徴とするトナーの塊状化防止方法。
  14. 超音波発生器でトナーに振動を与えることにより、回収トナー貯留部内をトナーの平坦化して貯留することを特徴とする回収トナーの貯留方法。
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