JP2004324189A - 型枠形成用網部材及び枠体 - Google Patents

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伸二 山本
Teruo Tamiya
輝雄 民谷
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Abstract

【課題】コテ仕上げの際の作業性が良く、モルタルが剥離しにくい法枠形成用の枠体を提供する。
【解決手段】法枠形成用枠体1は、法面上に格子状に設置され、モルタルを打設することにより格子状の法枠梁を形成する。枠体1は、エキスパンドメタルからなる側網2a,2bと、鋼棒を曲げ形成した連結部材3とを備える。側網2a,2bは、法面上に立設される立設面4と、立設面の上端部に折り曲げ形成された張出面5とを備える。張出面5は枠体1の内側方向に向かって形成されている。枠体1を法面上に設置し、連結部材3に鉄筋を取り付けた後、側網2a,2bの内側にモルタルを打設し、張出面5に沿ってコテ仕上げを行い法枠梁を形成する。側網2a,2bの外側には突出物がないため、コテ仕上げ後にモルタルの剥離も生ぜず、枠体1の錆発生も抑えられる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路や宅地造成地、山岳地の防災や修景緑化、災害復旧等の際に使用される型枠形成用の網部材及び法枠や側溝等を形成するための枠体に関する。
【0002】
【従来の技術】
道路や宅地造成地などにおいては、その法面安定化のため、斜面上に格子状に枠体を配置し、コンクリートやモルタル等のセメント系硬化材(以下、モルタル等と略記する)を打設する工法が広く用いられている。そこではまず、法面上に金網等の網状部材が敷設され、その上に鋼棒や金網を対向配置して形成した枠体が格子状に設置される。枠体内には鉄筋が配設されると共に、格子点部分などには地盤に打ち込まれたアンカーが設置される。そして、この枠体を埋め込むようにモルタル等を吹き付けることにより格子状の法枠梁が形成され、斜面上に法枠が構築される。
【0003】
図8は従来の枠体の構成を示す斜視図、図9は図8の枠体の断面図である。図8,9の枠体51では、エキスパンドメタルにて形成された側網52a,52bが対向配置される。側網52a,52bの間には、鋼棒にて形成された連結部材53が取り付けられる。連結部材53は井桁状に組まれ、横棒材53a上には鉄筋54が取り付けられる。側網52a,52bの上端外側面には、長手方向に沿ってガイド材55が固定されている。ガイド材55は鉄の細い板状部材にて形成され、側網52a,52bに溶接固定される。
【0004】
法枠構築に際しては、まず、枠体51を法面上に立設して格子状の型枠を形成する。そして、この型枠内にモルタル等を吹き付け、最後に法枠の表面をコテ仕上げする。この際、法枠から金網上端部が突出しているとコテ仕上げの妨げとなる。これに対し図8,9の枠体51では、側網52a,52bの上端にガイド材55が設けられているため、コテ仕上げをガイド材55に沿って行うことができ、作業性の向上が図られている。
【0005】
【特許文献1】特開平6−106282号公報
【特許文献2】特開2002−339372号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の枠体にあっては、コテ仕上げ後に、ガイド材55部分に付着していたモルタル等が剥離し易いという問題があった。図10は、枠体51を使用した場合におけるモルタルの剥離状態を示す説明図である。図10に示すように、完成した法枠56はガイド材55の存在する上端角部56aにてモルタル57が剥離し、そこからガイド材55が露出してしまうおそれがある。ガイド材55が露出してしまうと、そこから錆が進行し、法枠内部の側網52a,52b全体が錆びてしまう可能性があり、その対策が求められていた。
【0007】
本発明の目的は、コテ仕上げの際の作業性が良く、しかも、モルタル等が剥離しにくい法枠形成用の枠体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の型枠形成用網部材は、地表面上に設置される型枠形成用の網部材であって、前記地表面に沿って延び前記地表面上に載置される立設面と、前記立設面の上端に形成され、前記立設面の側面方向に延びる張出面とを有することを特徴とする。
【0009】
本発明にあっては、立設面上端に張出面を形成したので、当該網部材を用いて型枠を形成しセメント系硬化材を打設した場合、セメント系硬化材打設後に行うコテ仕上げの作業性が改善される。また、網部材の断面形状が略逆L字形となっているため、当該網部材を用いて型枠を形成した場合、型枠の剛性を向上させることが可能となる。
【0010】
一方、本発明の枠体は、地表面上に設置され、セメント系硬化材を打設することにより前記地表面上にセメント系硬化材の構造物を突設する枠体であって、前記地表面上に載置される立設面と、前記立設面の上端に形成され、前記立設面の側面方向に延びる張出面とを備えてなり、前記地表面上に対向配置される網部材と、金属線材によって形成され、前記網部材の間を連結する連結部材とを有することを特徴とする。
【0011】
本発明の枠体にあっては、網部材の立設面上端に張出面を形成したので、コテ仕上げ時の作業性が改善される。また、網部材の断面形状が略逆L字形となっているため、型枠としての剛性を向上させることが可能となる。
【0012】
前記法枠形成用枠体において、前記張出面を、前記立設面の上端部を互いに接近する方向に折り曲げて形成しても良い。これにより、網部材外部に突出物が生ぜず、コテ仕上げ後にセメント系硬化材の剥離の原因となる部位をなくすことができる。従って、セメント系硬化材の剥落を防止することができ、法枠内に埋設された枠体の錆の発生が抑えられ、法枠寿命の改善を図ることが可能となる。さらに、張出面が内側に曲げられているため、モルタル吹き付け機材のホースや作業員の命綱が引っ掛かりにくく、作業員の安全性向上も図られる。
【0013】
前記法枠形成用枠体において、前記張出面を、前記立設面の上端部を互いに離反する方向に折り曲げて形成しても良い。これにより、立設面外側の連結部材取付部をセメント系硬化材にて被覆するに際し、張出面がセメント系硬化材吹き付けの目安となる。従って、作業性が向上すると共に、立設面外側の被覆厚の均一化を図ることが可能となる。
【0014】
前記枠体において、前記枠体を法面上に格子状に設置し、セメント系硬化材を打設することにより前記法面上に格子状の法枠梁を形成しても良い。また、前記枠体を法面段部に直列に設置し、セメント系硬化材を打設することにより前記法面段部に排水用の側溝を形成しても良い。
【0015】
一方、前記型枠形成用網部材や、前記法枠形成用枠体の前記網部材をエキスパンドメタルにて形成しても良い。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態1である法枠形成用枠体(以下、枠体と略記する)の構成を示す斜視図、図2は図1の枠体の断面図、図3は図1の枠体を用いて法面上に格子状の法枠を形成する様子を示す説明図である。
【0017】
本発明による枠体1は、図1に示すように、法面上に対向配置される側網(網部材)2a,2bと、側網2a,2bの間に取り付けられる連結部材3とから構成されている。枠体1は、後述するように、法面に格子状に載置されてモルタルが吹き付けられ、法面上に格子状の法枠を構築する。枠体1は、長手方向が1000mm程度以上、幅及び高さが150〜600mmとなっており、法枠を形成する畝状の法枠梁の一辺を形成する。
【0018】
側網2a,2bは、亜鉛メッキが施されたエキスパンドメタルにて形成され、法枠梁の長手方向に沿うように配置される。側網2a,2bは、法面上に載置される立設面4と、立設面4の上端部に形成された側面方向に延びる張出面5とを備えている。張出面5は互いに接近する方向に折り曲げられており、枠体1の内側方向に向かって延設されている。張出面5の幅は、5〜100mm程度、好ましくは5〜10mm程度に形成される。
【0019】
連結部材3は、直径2〜4mm程度の鋼棒(金属線材)によって形成されている。図2に示すように、連結部材3は、側網2a,2bを連結する横棒3aと、横棒3aと直角に取り付けられた縦棒3bとから構成される。横棒3aの両端は側網2a,2bに溶接固定され、横棒3aと縦棒3bの間も溶接にて固定される。縦棒3bは枠体1を法面上に設置すると法面と垂直方向に伸び、横棒3aと縦棒3bの交差点3c近傍には、図2に破線にて示したように鉄筋6が取り付けられる。
【0020】
次に、枠体1を用いた法枠工法について説明する。ここではまず、予め整地された法面11上に菱形金網などの網状体12を敷設する。この網状体12は図示しないアンカーによって適宜法面11に固定される。次に、地面側の2本の鉄筋6aを法面上に載置する。そして、枠体1を網状体12上に縦横格子状に配置し、型枠13を形成する。すなわち、法面上に側網2a,2bを対向設置し、それらの間を連結するように連結部材3を取り付ける。
【0021】
その後、連結部材3に法面上の鉄筋6aを取り付ける。鉄筋6aは地面上から引き上げられ、下側の横棒3aに針金等の図示しない結束部材にて固定される。鉄筋6aを横棒3aに取り付けた後、上方の鉄筋6bを上側の横棒3a上に載置する。鉄筋6の配置後、格子点位置に交点アンカーを打ち込む。交点アンカーは棒状の部材からなり、鉄筋6に針金等の図示しない結束部材にて固定される。なお、図3では、交点アンカーは省略されている。
【0022】
一方、型枠13の内側に合成樹脂製の養生シート14を敷設し、モルタル非吹き付け部分を養生する。そして、鉄筋6および枠体1を埋め込むようにモルタル(セメント系硬化材)15をモルタルガンなどによって吹き付ける。モルタル15の吹き付けは、側網2a,2bの上端を目安にして行われる。この際、側網2a,2bの上端は内側に曲げられ張出面5となっているため、モルタル吹き付け機材のホースや作業員の命綱が引っ掛かりにくく、作業員の安全性向上が図られる。また、側網2a,2bは、張出面5により全体の断面形状が略逆L字形となっているため、単なる金網に比して型枠としての剛性が高い。従って、モルタル吹き付け圧により側網2a,2bが変形してしまうなどのトラブルがなく、作業性の改善が図られる。
【0023】
モルタル15は、枠体1が隠れる程度に吹き付けられる。これにより、鉄筋6に対して所定の厚さにてモルタル15の被覆ができ上がる。モルタル15を吹き付けた後、コテ仕上げを行う。この際、側網2a,2bには張出面5が設けられており、立設面4の上端が切れ切れに突出していないため、コテ仕上げを張出面5に沿ってスムーズに行うことができる。従って、コテ仕上げの作業性が向上し、工期短縮を図ることが可能となる。このようなコテ仕上げにより、モルタル15を断面略四角形状に盛り上げた法枠梁16が形成され、この作業を型枠13全体に対して行うことで、法枠梁16が格子状に形成され法枠17が構築される。
【0024】
その後、シート18を取り除き、シート18が敷設されていた養生部分に、芝草等の各種種子や肥料、土壌、保水材などが配合された植生材料を吹き付ける。植生材料は格子状の法枠17にて流失することなく保護され、植生材料中の種子を発芽育成させ、法面の緑化が行われる。
【0025】
一方、このような法枠17では、内部に埋め込まれた枠体1の側網2a,2bには、図8のように外部に突出物が設けられていない。すなわち、張出面5は内側を向いて設けられているため、コテ仕上げの際にはそのガイド役を担って作業性を改善するが、仕上げ後にモルタルの剥離の原因となる部位は形成しない。従って、図10のように法枠梁16の上端角部が剥落することがなく、法枠内の枠体1が錆びる心配もない。
【0026】
(実施の形態2)
次に、実施の形態2として、張出面5が互いに離反する方向に折り曲げられた側網22a,22bを用いた枠体21について説明する。図4は枠体21の構成を示す斜視図、図5は図1の枠体を用いて形成した法枠梁の断面図である。なお、以下の実施の形態では、実施の形態1と同様の部分、部材等については同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0027】
図4に示すように、枠体21では、枠体1と異なり、側網22a,22bの張出面5が両方とも外側に延びている。張出面5の下方には連結部材3の取付部23が配置されている。張出面5は、連結部材取付部23よりも若干外側まで張り出している。
【0028】
このような、側網22a,22bを用いた場合、モルタル15の吹き付けに際し、張出面5が連結部材取付部23をモルタル15にて被覆する目安となる。つまり、張出面5を基準にしてモルタル15を吹き付け、張出面5が隠れるようにすれば、図5に示すように、張出面5よりもやや内側に位置する連結部材取付部23もモルタル15に埋設される。従って、モルタル吹き付け時の作業性が向上すると共に、立設面外側の被覆厚の均一化を図ることが可能となる。
【0029】
(実施の形態3)
さらに、実施の形態3として、側網2a,2bを法面部の排水側溝造成用型枠材として使用した場合について説明する。図6は法面部に形成された排水側溝の断面図、図7はその正面図である。
【0030】
法面部24には、所々に排水用の側溝25が形成されている。側溝25は、モルタル吹き付けにて形成された底面部26と、底面部26の側面に突設された側壁部27とから構成されている。側壁部27は、側網2a,2bを法面部24の段部地表面28に立設して形成した枠体1にモルタルを吹き付けることによって形成されている。なお、底面部26には型枠は使用されていない。
【0031】
このように、側網2a,2b及びそれを用いた枠体1は、法面11上の格子状法枠17のみならず、法面部24の側溝25を形成するためにも使用される。すなわち、枠体1は、地表面上にモルタル製の壁状構造物を形成する場合に広く適用可能である。
【0032】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施の形態では、側網2a,2bをエキスパンドメタルにて形成したものを示したが、それをクリンプ金網、溶接金網等の網部材にて形成することも可能である。例えば、クリンプ金網にて側網2a,2bを形成した場合、張出面5の幅は5〜50mm程度、好ましくは10〜30mm程度に形成する。但し、エキスパンドメタルの場合も含め、張出面5の幅は前述の例には限定されない。また、横棒3aを側網2a,2bに溶接固定する例を示したが、横棒3aの先端をリング状に形成して側網2a,2bに係止したり、別途リングを用いて横棒3aを取り付けたりしても良い。なお、横棒3aの径や材質も前述の例には限定されない。
【0033】
さらに、側網2a,2bの下端部にも上端部と同様の張出面を設け、枠体1を法面上に敷設する際の埋没防止用のストッパとしても良い。このように上下に張出面を形成すると、側網2a,2bの上下の方向性がなくなり、敷設作業性の改善が図られる。なお、前述の実施の形態では型枠13内にモルタル15を打設する例を示したが、型枠13内にコンクリートを打設する場合にも本発明の枠体を適用可能であることは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】
本発明の型枠形成用網部材によれば、地表面上に載置される立設面の上端に側面方向に延びる張出面を形成したので、当該網部材を用いて型枠を形成しセメント系硬化材を打設した場合のコテ仕上げ作業の作業性を改善することができる。また、網部材の断面形状が略逆L字形となっているため、当該網部材を用いて型枠を形成した場合、型枠の剛性を向上させることが可能となる。
【0035】
一方、本発明の枠体によれば、地表面上に載置される立設面の上端に側面方向に延びる張出面を有する網部材を用いたので、セメント系硬化材打設後のコテ仕上げ作業の作業性を改善することができる。また、網部材の断面形状が略逆L字形となっているため、型枠としての剛性を向上させることが可能となる。
【0036】
また、互いに接近する方向に張出面を折り曲げて形成することより、網部材外部に突出物が生ぜず、コテ仕上げ後にセメント系硬化材の剥離の原因となる部位をなくすことができる。従って、セメント系硬化材の剥落を防止することができ、法枠内に埋設された枠体の錆の発生が抑えられ、法枠寿命の改善を図ることが可能となる。さらに、張出面が内側に曲げられているため、モルタル吹き付け機材のホースや作業員の命綱が引っ掛かりにくく、作業員の安全性向上も図られる。
【0037】
さらに、互いに離反する方向に張出面を折り曲げて形成することにより、立設面外側の連結部材取付部をセメント系硬化材にて被覆するに際し、張出面がセメント系硬化材吹き付けの目安となる。従って、作業性が向上すると共に、立設面外側の被覆厚の均一化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である法枠形成用型枠体の構成を示す斜視図である。
【図2】図1の法枠形成用枠体の断面図である。
【図3】図1の法枠形成用枠体を用いて法面上に格子状の法枠を形成する様子を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態2である法枠形成用型枠体の構成を示す斜視図である。
【図5】図4の枠体を用いて形成した法枠梁の断面図である。
【図6】法面部に形成された排水側溝の断面図である。
【図7】図6の排水側溝の正面図である。
【図8】従来の法枠形成用枠体の構成を示す斜視図である。
【図9】図8の法枠形成用枠体の断面図である。
【図10】図8の法枠形成用枠体を使用した場合におけるモルタルの剥離状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 法枠形成用枠体
2a,2b 側網
3 連結部材
3a 横棒
3b 縦棒
3c 交差点
4 立設面
5 張出面
6 鉄筋
6a 下方の鉄筋
6b 上方の鉄筋
11 法面
12 網状体
13 型枠
14 養生シート
15 モルタル
16 法枠梁
17 法枠
18 シート
21 枠体
22a,22b 側網
23 連結部材取付部
24 法面部
25 側溝
26 底面部
27 側壁部
28 段部地表面
51 枠体
52a,52b 側網
53 連結部材
53a 横棒材
54 鉄筋
55 ガイド材
56 法枠
56a 上端角部
57 モルタル

Claims (8)

  1. 地表面上に設置される型枠形成用の網部材であって、
    前記地表面に沿って延び前記地表面上に載置される立設面と、
    前記立設面の上端に形成され、前記立設面の側面方向に延びる張出面とを有することを特徴とする型枠形成用網部材。
  2. 地表面上に設置され、セメント系硬化材を打設することにより前記地表面上にセメント系硬化材の構造物が突設される枠体であって、
    前記地表面上に載置される立設面と、前記立設面の上端に形成され、前記立設面の側面方向に延びる張出面とを備えてなり、前記地表面上に対向配置される網部材と、
    金属線材によって形成され、前記網部材の間を連結する連結部材とを有することを特徴とする枠体。
  3. 請求項2記載の枠体において、前記張出面は、前記立設面の上端部を互いに接近する方向に折り曲げて形成されることを特徴とする枠体。
  4. 請求項2記載の枠体において、前記張出面は、前記立設面の上端部を互いに離反する方向に折り曲げて形成されることを特徴とする枠体。
  5. 請求項2〜4の何れか1項に記載の枠体において、前記枠体は法面上に格子状に設置され、セメント系硬化材を打設することにより前記法面上に格子状の法枠梁を形成することを特徴とする枠体。
  6. 請求項2〜4の何れか1項に記載の枠体において、前記枠体は法面段部に直列に設置され、セメント系硬化材を打設することにより前記法面段部に排水用の側溝を形成することを特徴とする枠体。
  7. 請求項1記載の型枠形成用網部材において、前記網部材はエキスパンドメタルにて形成されることを特徴とする型枠形成用網部材。
  8. 請求項1〜6の何れか1項に記載の枠体において、前記網部材はエキスパンドメタルにて形成されることを特徴とする枠体。
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