JP2627879B2 - 現場打ち法枠工法 - Google Patents

現場打ち法枠工法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば道路や造成地
などの法面を緑化するようなときに使用される現場打ち
法枠工法に関する。
【0002】
【従来の技術】前記現場打ち法枠工法として、例えば特
公昭58−20338号公報に示される「法面安定工
法」がある。この工法は、法面に金網などの網状体を敷
設した後、この網状体上に鉄筋を格子状に配置し、この
鉄筋にモルタルまたはコンクリート(以下、モルタル等
と言う)を吹き付けてモルタル等よりなる格子状法枠を
形成するようにしたものであるので、従来のプレハブ式
や現場打ち法枠工法などに比べて、施工性や強度に優れ
ているとともに、使用する器材が少なく安価であるとい
った利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現行の土木
基準では、前記格子状鉄筋を覆うモルタル等の厚み(こ
れを被り厚と言う)が鉄筋のどの面からも5cm以上で
あることが、所要強度の格子状法枠を得るための品質管
理基準として義務付けられている。しかしながら、前記
現場打ち法枠工法は、型枠を用いない現場打ち法枠工法
であるとともに、モルタル等の吹き付けは、法面上の不
安定な場所で現場作業として行われることから、格子状
鉄筋に対するモルタル等の吹付け厚さや幅が不均一とな
りやすく、所定寸法の格子状法枠を形成するのに相当の
熟練度を要するとともに、格子状法枠の寸法や強度にバ
ラツキを生じることを避けることができなかった。
【0004】また、上記現場打ち法枠工法においては、
鉄筋をアンカーに保持させるなどして網状体からやや浮
かせた状態で設置し、これを中心にしてモルタル等を吹
き付けるが、このモルタル等の吹き付けた後、鉄筋の周
囲を所定の厚みのモルタル等の層が形成されているかを
確認できないため、規格を満たさないモルタル等よりな
る格子状法枠が稀に形成されることがあった。
【0005】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、型枠を用いない現場打ち法枠工法において、
規格通りの寸法および強度を有し、かつ、鉄筋を規格に
定められた位置に確実に配設した状態のモルタル等より
なる格子状法枠を熟練を要することなく簡単に形成する
ことができる現場打ち法枠工法を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この出願の第1の発明は、法面に網状体を敷設した
後、この網状体上に鉄筋を格子状に配置し、この格子状
鉄筋にモルタルまたはコンクリートを吹き付けてモルタ
ルまたはコンクリートよりなる格子状法枠を形成する現
場打ち法枠工法において、鉄筋と網状体とを結束すると
ともに、所定の高さと幅を有する弓状部材と弓状部材ど
うしを連結する連結部材とからなり、弓状部材に横桟を
その一端において回動自在に設けた検測枠を、弓状部材
が前記鉄筋を跨ぐようにして適宜の間隔をおいて配置し
た後、前記横桟を回動してその遊端側を弓状部材の他方
の脚部に係止して水平に架設し、横桟によって鉄筋およ
び網状体を浮設保持した状態で、モルタルまたはコンク
リートを吹き付けることを特徴としている。
【0007】また、この出願の第2の発明は、法面に網
状体を敷設した後、この網状体上に鉄筋を格子状に配置
し、この格子状鉄筋にモルタルまたはコンクリートを吹
き付けてモルタルまたはコンクリートよりなる格子状法
枠を形成する現場打ち法枠工法において、所定の高さと
幅を有する弓状部材と弓状部材どうしを連結する連結部
材とからなり、弓状部材に横桟をその一端において回動
自在に設けた検測枠を、弓状部材が前記鉄筋を跨ぐよう
にして適宜の間隔をおいて配置した後、前記横桟を回動
してその遊端側を弓状部材の他方の脚部に係止して水平
に架設し、横桟によって鉄筋を浮設保持した状態で、モ
ルタルまたはコンクリートを吹き付けることを特徴とし
ている。
【0008】上記いずれの発明においても、弓状部材の
両下端部を折曲して沈み防止部を形成しておいたり、検
測枠を構成する部材として、防錆加工を施した針金を用
いるようにしてもよい。
【0009】
【作用】この発明で用いる検測枠Kは、例えば図4に示
すように、所定の高さH(例えば10cm)と幅W(例
えば30cm)とを有する二つの弓状部材1とこれら二
つの弓状部材1を連結する二つの連結部材2とからなる
とともに、弓状部材1に一端が回動自在に係着された横
桟3を有している。この検測枠Kを構成する弓状部材
1、連結部材2および横桟3は、防錆加工を施した適宜
太さの針金よりなり、連結部材2は、弓状部材1に対し
てその適宜高さ位置において溶接またはハンダ付けによ
って固着されている。
【0010】そして、法面6に所定のモルタル等よりな
る格子状法枠12を形成するに際しては、法面6を整形
した後、図1に示すように、法面6全体に菱形金網など
の網状体7を敷設し、この網状体7上に鉄筋8を格子状
に敷設し、鉄筋8と網状体7とを結束線9を用いて適宜
箇所結束する。そして、前記検測枠Kを、弓状部材1が
鉄筋8を跨ぐようにして適宜の間隔をおいて配置する。
【0011】その後、検測枠Kの弓状部材1の一方の脚
部1aに一端を係着した横桟3をその係着点を中心に回
動させ、鉄筋8の下側を通すようにして、遊端側のフッ
ク部3bを他方の脚部1bに係止させて水平になるよう
に架設する。これにより、鉄筋8は網状体7とともに浮
設され、所定の高さ位置に保持される。この状態で、図
1および図3に示すように、格子状の鉄筋8にモルタル
等11を吹き付けるのである。
【0012】このようにすることにより、鉄筋8が所定
の高さ位置に保持された鉄筋8の周囲に所定厚みのモル
タル等11を吹き付けることができ、所定寸法および強
度を有するモルタル等よりなる格子状法枠12を法面6
に確実に形成することができる。
【0013】
【実施例】図1〜図4は、第1の発明の現場打ち法枠工
法の一例を示すものである。まず、この発明において用
いる検測枠Kについて、図4を参照しながら説明する。
図4に示すように、検測枠Kは、所定の高さH(例えば
10cm)と幅W(例えば30cm)とを有する二つの
弓状部材1とこれら二つの弓状部材1の適宜高さの位置
(例えば高さHの半分の位置、この実施例では5cm)
において弓状部材1間を連結する二つの連結部材2A,
2Bとからなるとともに、両弓状部材1に一端が係着さ
れた横桟3からなる。
【0014】すなわち、上記各部材1〜3は、例えば直
径4mm程度の防錆加工を施した針金からなる。そし
て、この実施例においては、弓状部材1の両下端部は、
適宜長さ(例えば5cm程度)例えば互いに向き合う方
向に折曲して沈み防止部4が形成されている。また、二
つの連結部材2A,2Bは、対向する二つの弓状部材1
の両脚部1a,1a間、1b,1b間をそれぞれ連結す
るよう、その両端部が溶接またははんだ付けされてい
て、弓状部材1とともに一つのフレームを形成してい
る。なお、符号5a,5bは、弓状部材1と連結部材2
A,2Bとの連結点である。
【0015】また、横桟3の一端側には、ループ部3a
が形成され、このループ部3aが弓状部材1の例えば一
方の脚部1aにおける弓状部材1と連結部材2との一方
の連結点5aの直ぐ上位の箇所に、図中矢印で示す方向
に回動できるように、遊嵌状態に係着される。そして、
横桟3の他端側にはフック部3bが形成され、横桟3が
連結部材2Aとほぼ平行な状態である第1状態(図中、
仮想線で示す)から両連結部材2A,2Bと直交する第
2状態(図中、実線で示す)にしたとき、フック部3b
を連結部材2Bに引っ掛け、第2状態を保持できるよう
に構成され、常時は第1状態にある。
【0016】なお、この実施例では、連結部材2A,2
Bは、弓状部材1に対してその高さ方向のほぼ中間位置
に固着されているが、この高さに限られるものではな
い。連結部材2A,2Bの長さLは、網状体7上の鉄筋
8による格子枠の一つの辺の長さよりも短かくてよく、
適宜設定できるが、この実施例では、40〜50cm程
度である。
【0017】次に、上記検測枠Kを用いて行う現場打ち
法枠工法の一例について、図1〜図3をも参照しながら
説明する。図1および図2に示すように、予め整形され
た法面6に目合いが例えば5〜6cm程度の菱形金網な
どの網状体7を敷設する。この網状体7は、固定用アン
カー(図示してない)を用いて適宜法面6に固定され
る。そして、この網状体7上に鉄筋8を格子状に敷設
し、鉄筋8と網状体7とを結束線9を用いて適宜箇所結
束する。
【0018】そして、横桟3が前記第1状態にある検測
枠Kを、その弓状部材1が鉄筋8を跨ぐようにして適宜
の間隔をおいて配置する。その後、検測枠Kの弓状部材
1の一方の脚部1aに一端を係着した横桟3をその係着
点を中心に回動させ、鉄筋8の下側を通すようにして、
遊端側のフック部3bを連結部材2Bに係止させて水平
になるように架設する(図2および図3参照)。これに
より、鉄筋8が網状体7とともに所定の高さ位置(この
場合、弓状部材1の高さの約半分の位置)に保持され
る。そして、鉄筋8を第2状態の横桟3に対して結束線
10を用いて結束する。
【0019】ところで、この発明で用いる検測枠Kは、
モルタル等の吹き付け幅および吹き付け高さの目安にな
るとともに、鉄筋8を網状体7とともに浮設保持するた
めのスペーサとなるものであるから、鉄筋8によって形
成される格子枠の辺に少なくとも一つ設けてあればよ
く、この実施例のように、辺の長さが1〜2m、検測枠
Kの長さLが40〜50cmのときは、各辺に一つの検
測枠Kを設けるだけでよい。また、前記辺の長さがより
大きくなったときは、前記寸法の検測枠Kを2以上設け
てもよいが、検測枠Kの長さLをより大きく(例えば
1.3〜1.5m程度)設定してもよい。さらに、検測
枠Kを辺全長に亘って設けてもよい。
【0020】以上のように構成して浮設された鉄筋8
に、例えば含水率が7〜8%程度の低スランプのモルタ
ル等11をモルタルガン機などの土木用吹付機(図示し
てない)によって吹き付ける。この場合、鉄筋8によっ
て形成される格子枠の各辺には、モルタル等11の吹き
付け幅および吹き付け高さの目安となる検測枠Kが設け
てあるので、この検測枠Kにしたがってモルタル等11
の吹き付けを行うだけで、所定寸法のモルタル等よりな
る格子状法枠12を形成することができる。すなわち、
この実施例においては、下端幅30〜35cm、高さ1
0〜15cm程度のモルタル等よりなる格子状法枠12
を容易に形成することができ、所定寸法および所定強度
のモルタル等よりなる格子状法枠1を確実に形成でき
るのである。なお、図1および図3において、符号13
はモルタル等11を吹き付けるためのノズルである。
【0021】そして、格子枠を構成する鉄筋8は、網状
体7とともに検測枠Kの横桟3によって浮設保持される
ことにより、網状体7とともに法面6から所定高さだけ
浮いた状態に保持され、その周囲が所定厚み所定幅のモ
ルタル等11によって囲まれた状態になる。したがっ
て、鉄筋7の周囲を規格通りにモルタル等11によって
囲んだモルタル等よりなる格子状法枠12を容易にしか
も確実に形成することができる。
【0022】そして、上記検測枠Kは、その横桟3が回
動自在であり、非使用時には横桟3を連結部材2Aとほ
ぼ平行な状態にしておくことができ、したがって、嵩張
ることなく収容できるといった利点がある。
【0023】以上のようにして法面6に形成されたモル
タル等よりなる格子状法枠12内に、土壌、有機質材、
保水材(土壌改良材)などと芝草、野草、低木類などの
種子とを混合してなる植生材料を動力吹付け機などを用
いて吹き付けて植生層14(図1参照)を形成したり、
また、これに代えて、前記植生材料を粗目の袋体に充填
した植生袋(図示してない)を配置するなどして、従来
不可能とされていた岩盤法面などにも植生を導入するこ
とが可能となり、法面の景観の向上および植物の根や茎
などによる法面の恒久的安定に寄与するところが大き
い。
【0024】図5は、第2の発明を示すもので、この発
明においては、網状体7と鉄筋8とを結束せず、横桟3
によって鉄筋8のみを浮設保持するものである。この発
明においては、鉄筋8は所定の高さ位置(例えば5c
m)に保持され、網状体7はこれより低い位置にある。
このように構成することにより、鉄筋8のまわりには所
定の被り厚のモルタル等よりなる層が形成されるととも
に、前記植生材料の吹き付け厚さが5cm以下であった
場合、網状体7が吹き付けられた植生材料のほぼ中間に
位置し、その流亡を効果的に防止することができる。
【0025】この発明は、上述の実施例に限られるもの
ではなく、例えば検測枠Kを図6に示すように構成して
もよい。すなわち、この図6に示す検測枠Kにおいて
は、横桟3に、鉄筋8を保持する上向きの凹部3cを形
成している。このようにした検測枠Kにおいては、鉄筋
8をより確実に所定の状態に浮設することができる。
【0026】そして、上記いずれの実施例においても、
検測枠Kをプラスチックによって一体成形によって形成
してもよい。そして、弓状部材1は3以上設けてあって
もよい。また、一つの辺に設けられる鉄筋は必ずしも
1本でなくても複数本でもよく、その場合、鉄筋の交点
付近に4本の長目のアンカーを法面に打ち込み、鉄筋
を井桁状に支承結束し、これを一段あるいは数段重ねる
ようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明におい
ては、法面に網状体を敷設した後、この網状体上に鉄筋
を格子状に配置し、この格子状鉄筋にモルタルまたはコ
ンクリートを吹き付けてモルタルまたはコンクリートよ
りなる格子状法枠を形成する現場打ち法枠工法におい
て、鉄筋と網状体とを結束するとともに、所定の高さと
幅を有する弓状部材と弓状部材どうしを連結する連結部
材とからなり、弓状部材に横桟をその一端において回動
自在に設けた検測枠を、弓状部材が前記鉄筋を跨ぐよう
にして適宜の間隔をおいて配置した後、前記横桟を回動
してその遊端側を弓状部材の他方の脚部に係止して水平
に架設し、横桟によって鉄筋および網状体を浮設保持し
た状態で、モルタルまたはコンクリートを吹き付けるよ
うにしており、また、第2の発明においては、法面に網
状体を敷設した後、この網状体上に鉄筋を格子状に配置
し、この格子状鉄筋にモルタルまたはコンクリートを吹
き付けてモルタルまたはコンクリートよりなる格子状法
枠を形成する現場打ち法枠工法において、所定の高さと
幅を有する弓状部材と弓状部材どうしを連結する連結部
材とからなり、弓状部材に横桟をその一端において回動
自在に設けた検測枠を、弓状部材が前記鉄筋を跨ぐよう
にして適宜の間隔をおいて配置した後、前記横桟を回動
してその遊端側を弓状部材の他方の脚部に係止して水平
に架設し、横桟によって鉄筋を浮設保持した状態で、モ
ルタルまたはコンクリートを吹き付けるようにしてい
る。
【0028】したがって、上記第1の発明によれば、モ
ルタル等の吹き付けムラがなくなるとともに、鉄筋およ
び網状体を所定の高さ位置に保持することができ、鉄筋
のまわりに所定の被り厚を有する規格通りの寸法および
強度を有するモルタル等よりなる格子状法枠を容易に法
面に形成することができる。
【0029】そして、上記第2の発明によれば、第1の
発明の効果の他に、植生材料の吹き付け厚さが5cm以
下のとき、網状体が吹き付けられた植生材料の流亡を効
果的に防止するといった効果を奏する。
【0030】そして、前記弓状部材に沈み防止部を形成
した場合には、法面が盛土で形成されているような場合
であっても、検測枠の沈みを防止でき、前記モルタル等
よりなる格子状法枠を所定寸法に確実に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の現場打ち法枠工法の一例を示す図
である。
【図2】前記工法の要部を示す図である。
【図3】前記工法の要部を示す正面図である。
【図4】前記工法で用いる検測枠の一例を示す斜視図で
ある。
【図5】第2の発明の現場打ち法枠工法の要部を示す正
面図である。
【図6】検測枠の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…弓状部材、2A,2B…連結部材、3…横桟、4…
沈み防止部、6…法面、7…網状体、8…鉄筋、11…
モルタルまたはコンクリート、12…格子状法枠、K…
検測枠。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 法面に網状体を敷設した後、この網状体
    上に鉄筋を格子状に配置し、この格子状鉄筋にモルタル
    またはコンクリートを吹き付けてモルタルまたはコンク
    リートよりなる格子状法枠を形成する現場打ち法枠工法
    において、鉄筋と網状体とを結束するとともに、所定の
    高さと幅を有する弓状部材と弓状部材どうしを連結する
    連結部材とからなり、弓状部材に横桟をその一端におい
    て回動自在に設けた検測枠を、弓状部材が前記鉄筋を跨
    ぐようにして適宜の間隔をおいて配置した後、前記横桟
    を回動してその遊端側を弓状部材の他方の脚部に係止し
    て水平に架設し、横桟によって鉄筋および網状体を浮設
    保持した状態で、モルタルまたはコンクリートを吹き付
    けることを特徴とする現場打ち法枠工法。
  2. 【請求項2】 法面に網状体を敷設した後、この網状体
    上に鉄筋を格子状に配置し、この格子状鉄筋にモルタル
    またはコンクリートを吹き付けてモルタルまたはコンク
    リートよりなる格子状法枠を形成する現場打ち法枠工法
    において、所定の高さと幅を有する弓状部材と弓状部材
    どうしを連結する連結部材とからなり、弓状部材に横桟
    をその一端において回動自在に設けた検測枠を、弓状部
    材が前記鉄筋を跨ぐようにして適宜の間隔をおいて配置
    した後、前記横桟を回動してその遊端側を弓状部材の他
    方の脚部に係止して水平に架設し、横桟によって鉄筋を
    浮設保持した状態で、モルタルまたはコンクリートを吹
    き付けることを特徴とする現場打ち法枠工法。
  3. 【請求項3】 弓状部材の両下端部を折曲して沈み防止
    部を形成してなる請求項1または2に記載の現場打ち法
    枠工法。
  4. 【請求項4】 検測枠を構成する部材が防錆加工を施し
    た針金からなる請求項1〜3のいずれかに記載の現場打
    ち法枠工法。
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