JP2004322247A - 研削装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被加工物にダメージを与えることなく、研削が開始されるまで時間を短縮して生産性を向上する。
【解決手段】被加工物Wを研削する研削ホィール324を備えた研磨ユニット3と、研削ユニット送り機構5とを具備する研削装置であって、研削ユニット位置検出手段6と、接触検出手段4と、制御手段10とを具備している。制御手段10は、研削ユニット送り機構5を作動して研削ユニット3を研削送り方向に移動する際に、研削ホィール324の研削面と被加工物Wとの間隔が所定間隔に達する送り速度変更位置までは第1の送り速度で作動し、第1の送り位置から接触検出手段によって研削ホィールの研削面と加工前の被加工物との接触が検出さるまでは第1の送り速度より遅いが研削送り速度より速い第2の送り速度で作動し、研削ホィール324の研削面と加工前の被加工物Wとの接触が検出されたら研削終了位置まで研削送り速度で作動する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チャックテーブルの載置面上に保持された半導体ウエーハ等の被加工物を研削する研削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列されたストリートと呼ばれる切断ラインによって多数の矩形領域を区画し、該矩形領域の各々に半導体回路を形成する。このように多数の半導体回路が形成された半導体ウエーハをストリートに沿って分離することにより、個々の半導体チップを形成する。半導体チップの小型化および軽量化を図るために、通常、半導体ウエーハをストリートに沿って切断して個々の矩形領域を分離するのに先立って、半導体ウエーハの裏面を研削して所定の厚さに形成している。このような半導体ウエーハの裏面を研削する研削装置は、被加工物を載置する載置面を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルの載置面上に載置されている被加工物を研削するための研削ホィールを備えた研削ユニットと、該研削ユニットを該チャックテーブルの載置面と垂直な方向に研削送りする研磨ユニット送り機構とを具備している。
【0003】
しかるに、半導体ウエーハはシリコン等の脆性材料によって形成されているため、研削ホィールが急激に接触すると損傷する虞がある。そこで従来の研削装置は、研削ユニット送り機構を作動して該研削ユニットを研削送り方向に移動する際に、研削ホィールの研削面と被加工物との間隔が例えば15μmに達するまでは40〜60mm/秒の速い速度で研削ユニット送り機構を作動し、研削ホィールの研削面と被加工物との間隔が例えば15μmに達した後は研削条件と同じ研削送り速度例えば0.3μm/秒の非常に遅い速度で研削ユニット送り機構を作動するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
而して、研削ホィールの研削面と被加工物との間隔が例えば15μmに達したら直ちに研削条件と同じ非常に遅い研削送り速度(例えば0.3μm/秒)で研削ユニット送り機構を作動すると、研削ホィールの研削面が被加工物に接触して実際に研削が開始されるまでに例えば50秒もの時間を要することになり、生産性が悪いという問題がある。
【0005】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は、被加工物にダメージを与えることなく、研削ホィールの研削面が被加工物に接触して実際に研削が開始されるまで時間を短縮して生産性を向上させることができる研削装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物を載置する載置面を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルの載置面上に載置されている被加工物を研削するための研削ホィールおよび該研削ホィールを回転駆動するモータを備えた研磨ユニットと、該研磨ユニットを該チャックテーブルの該載置面と垂直な方向に移動せしめる研削ユニット送り機構と、を具備する研削装置において、
該チャックテーブルの該載置面に対する該研削ユニットの移動位置を検出するための研削ユニット位置検出手段と、
該研削ホィールの研削面と該チャックテーブルの載置面上に載置されている被加工物との接触を検出する接触検出手段と、
該研削ユニット位置検出手段および該接触検出手段からの検出信号に基づいて該研削ユニット送り機構を制御する制御手段と、を具備し、
該制御手段は、該チャックテーブルの該載置面上に載置された加工前の被加工物の厚さを記憶する記憶手段を備えており、該研削ユニット送り機構を作動して該研削ユニットを研削送り方向に移動する際に、該研削ホィールの研削面と加工前の被加工物との間隔が所定間隔に達する送り速度変更位置までは第1の送り速度で該研削ユニット送り機構を作動し、該第1の送り位置から該接触検出手段によって該研削ホィールの研削面と加工前の被加工物との接触が検出さるまでは該第1の送り速度より遅いが研削送り速度より速い第2の送り速度で該研削ユニット送り機構を作動し、該研削ホィールの研削面と加工前の被加工物との接触が検出されたら研削終了位置まで研削送り速度で該研削ユニット送り機構を作動せしめる、
ことを特徴とする研削装置が提供される。
【0007】
上記被加工物の厚さを入力する入力手段を備え、加工前の被加工物の厚さは該入力手段によって上記制御手段に入力され、制御手段手段は加工前の被加工物の厚さを上記記憶手段に格納する。また、上記チャックテーブルの載置面の高さおよびチャックテーブルの載置面上に載置された加工前の被加工物の高さを検出する高さ位置検出手段を備え、上記制御手段は高さ位置検出手段によって検出された該チャックテーブルの載置面の高さおよびチャックテーブルの載置面上に載置された加工前の被加工物の高さに基づいて被加工物の厚さを求め、求めた被加工物の厚さ上記記憶手段に格納する。
【0008】
上記接触検出手段は上記研削ホィールを回転駆動するモータに印加する負荷電流値を検出する電流値検出手段からなっており、上記制御手段は該電流値検出手段によって検出された負荷電流値が所定の電流値を越えた際に研削ホィールの研削面と加工前の被加工物とが接触したと判定する。また、上記第2の送り速度は、1.0〜3.0μm/秒に設定されている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に従って構成された研削装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
図1には本発明に従って構成された研削装置の要部斜視図が示されている。
研削装置は、略直方体状の装置ハウジング2を具備している。装置ハウジング2の図1において右上端には、直立壁21が立設されている。この直立壁21の前側面には、上下方向に延びる1対の案内レール211、211が設けられている。この案内レール211、211には研削ユニット3が上下方向に移動可能に装着されている。
【0011】
研削ユニット3は、移動基台31と該移動基台31に装着されたスピンドルユニット32を具備している。移動基台31の後側面には上記一対の案内レール211、211と摺動可能に係合する被案内溝311、311が形成されている。このように直立壁21に設けられた一対の案内レール211、211に摺動可能に装着された移動基台31の前側面には支持部材33が複数個の締結ボルト331によって取り付けられており、この支持部材33の前側面にスピンドルユニット32が装着されている。
【0012】
スピンドルユニット32は、支持部材33に装着されたスピンドルハウジング321と、該スピンドルハウジング321に回転自在に配設された回転スピンドル322と、該回転スピンドル322を回転駆動するための駆動源としてのサーボモータ323(M1)とを具備しており、サーボモータ323(M1)の出力軸が図示しない減速機構を介して回転スピンドル322と伝動連結されている。回転スピンドル322の下端部はスピンドルハウジング321の下端を越えて下方に突出せしめられており、回転スピンドル322の下端には研削ホィール324が装着されている。このように構成されたスピンドルユニット32は、サーボモータ323(M1)が駆動されると研削ホィール324を矢印で示す方向に回転せしめる。図示の実施形態における研削装置は、図2に示すようにサーボモータ323(M1)に印加される負荷電流を検出するための電流値検出手段4(AM)を具備している。この電流値検出手段4(AM)は、後述するように研削ホィール324の研削面と後述するチャックテーブルの載置面上に載置されている被加工物との接触を検出する接触検出手段として機能し、その検出信号を後述する制御手段に送る。
【0013】
図1に戻って説明を続けると、図示の形態における研削装置は、上記移動基台31即ち研削ユニット3を案内レール211、211に沿って移動させ研削ホイール324を後述するチャックテーブルの載置面と垂直な方向に研削送りする研削ユニット送り機構5を具備している。研削ユニット送り機構5は、図2に示すように直立壁21の後側面に平行に上下方向に配設された雄ねじロッド51と、直立壁21の後側面上部に装着され雄ねじロッド51を回転駆動するためのパルスモータ52(M2)と、直立壁21の後側面下部に装着され雄ねじロッド51の下端部を回転可能に支持する軸受ブロック53と、上記移動基台31に装着され雄ねじロッド51と螺合する雌ねじブロック54を具備しており、パルスモータ52(M2)を正転駆動することにより研削ユニット3を下方に移動し、パルスモータ52(M2)を逆転駆動することにより研削ユニット3を上方に移動せしめる。なお、上記直立壁21には、雌ねじブロック54の移動を許容する長穴が形成されている。
【0014】
図示の実施形態における研削装置は、図2に示すように研削ユニット3即ち研削ホイール324の後述するチャックテーブルの載置面に対する移動位置を検出するための研削ユニット位置検出手段6を具備している。研削ユニット位置検出手段6は、上記雄ねじロッド51と平行に配設され直立壁21に固定されたリニヤスケール61と、上記雌ねじブロック54に取り付けられリニヤスケール61の被検出線を検出する検出器62(LS)とからなっている。なお、検出器62(LS)は、それ自体周知の光電式検出器でよく、上記リニヤスケール61の被検出線(例えば1μm間隔で形成されている)の検出に応じてパルス信号を生成し、このパルス信号を後述する制御手段に送る。
【0015】
図示の実施形態における研削装置は、上記直立壁21の前側において装置ハウジング2の上面と略面一となるように配設されたターンテーブル7を具備している。このターンテーブル7は、図1に示すように比較的大径の円盤状に形成されており、図示しない回転駆動機構によって矢印で示す方向に適宜回転せしめられる。ターンテーブル7には、図示の実施形態の場合180度の位相角をもって2個のチャックテーブル8が水平面内で回転可能に配置されている。このチャックテーブル8は、上面に被加工物を載置する載置面81を有し、図示しない回転駆動手段によって矢印で示す方向に回転せしめられるようになっている。なお、チャックテーブル8は、多孔質セラミッックスの如き適宜の多孔性材料から構成されており、図示しない吸引手段に接続されている。従って、チャックテーブル8を図示しない吸引手段に選択的に連通することにより、載置面81上に載置された被加工物を吸引保持する。なお、上記ターンテーブル7は、2個のチャックテーブル8を被加工物搬入・搬出域8aと上記研削ユニット3の下方位置である研削加工域8bに交互に位置付けるようになっている。被加工物搬入・搬出域8aに位置付けられたチャックテーブル8の載置面81上に加工前の被加工物としての半導体ウエーハWが図示しない被加工物搬入手段によって載置される。図示の実施形態における研削装置は、チャックテーブル8の載置面81の高さおよびチャックテーブル8の載置面81上に載置された加工前の被加工物としての半導体ウエーハWの高さを検出する高さ位置検出手段としてのハイトゲージ9(HG)を具備している。このハイトゲージ9(HG)は、その検出信号を後述する制御手段に送る。
【0016】
図示の実施形態における研磨装置は、図2に示すように制御手段10を具備している。制御手段10はマイクロコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)101と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)102と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)103と、入力インターフェース104および出力インターフェース105とを備えている。なお。ランダムアクセスメモリ(RAM)103は、チャックテーブル8の載置面81の高さ位置ZC、チャックテーブル8の載置面81上に載置された加工前被加工物の高さ位置ZW、加工前被加工物の厚さt1、被加工物の仕上がり厚さt2等を記憶する記憶手段として機能する。このように構成された制御手段10の入力インターフェース104には、上記電流値検出手段4(AM)、研削ユニット位置検出手段6の検出器62(LS)、ハイトゲージ9(HG)、被加工物の厚さ等を入力する入力手段110(ID)等からの信号が入力される。また、出力インターフェース105からは、上記サーボモータ323(M1)、パルスモータ52(M2)等に制御信号を出力する。
【0017】
図示の実施形態における研削装置は以上のように構成されており、以下その研削加工動作について説明する。
なお、研削加工に先立って上記チャックテーブル8の載置面81の高さ位置(ZC)が予め制御手段10のランダムアクセスメモリ(RAM)103に格納される。即ち、チャックテーブル8を研削加工域8bに位置付け、研削ユニット送り機構5を作動して研削ユニット3を徐々に下降させていき、研削ホィール324の研削面(下面)がチャックテーブル8の載置面81に接触した状態における研削ユニット位置検出手段6の検出器62(LS)から出力された位置信号を、制御手段10はチャックテーブル8の載置面81の高さ位置(ZC)即ち研削ユニット3の原点位置としてランダムアクセスメモリ(RAM)103に格納する。また、被加工物としての半導体ウエーハWについては、加工前の設計上の厚さt1および設計上の仕上がり厚さt2が入力手段110(ID)から制御手段10に入力され、この入力データが制御手段10のランダムアクセスメモリ(RAM)103に格納される。
【0018】
加工前の半導体ウエーハWは、図示しない被加工物搬入手段によって被加工物搬入・搬出域8aに位置付けられているチャックテーブル8の載置面81上に載置される。チャックテーブル8の載置面81上に載置された加工前半導体ウエーハWは、図示しない吸引手段によってチャックテーブル8上に吸着保持される。そして、ターンテーブル7を図示しない回転駆動機構によって矢印で示す方向に180度回動せしめて、加工前半導体ウエーハWを載置したチャックテーブル8を研削加工域8bに位置付ける。研削加工域8bにチャックテーブル8が位置付けられたならば、ハイトゲージ9(HG)によってチャックテーブル8の載置面81の高さ(H1)およびチャックテーブル8の載置面81上に載置された加工前半導体ウエーハWの高さ(H2)が検出され、その検出信号が制御手段10に入力されてランダムアクセスメモリ(RAM)103に一時格納される。そして、制御手段10は上記(H1)と(H2)に基づいて半導体ウエーハWの加工前厚さt1を求め(t1=H2−H1)、この半導体ウエーハWの加工前厚さt1をランダムアクセスメモリ(RAM)103に格納する。なお、この加工前半導体ウエーハWの厚さt1は、上述したように入力手段110(ID)によって入力してもよいが、加工前半導体ウエーハWの厚さのバラツキ等を考慮すると、その都度チャックテーブル8の載置面81の高さ(H1)およびチャックテーブル8の載置面81上に載置された加工前半導体ウエーハWの高さ(H2)とを検出してその差によって求めるのが望ましい。
【0019】
上述したように加工前半導体ウエーハWを載置したチャックテーブル8が研削加工域8bに位置付けられると、チャックテーブル8は図示しない回転駆動機構によって矢印で示す方向に回転せしめられ、一方、研削ユニット3のサーボモータ323(M1)が駆動され研削ホイール324が矢印で示す方向に回転せしめられる。そして、研削ユニット送り機構5のパルスモータ52(M2)が正転駆動することにより研削ユニット3が研削送り方向である下方に作動し、研削ホィール324の研削面がチャックテーブル8上に載置された加工前半導体ウエーハWに接触して研削加工が施される。
【0020】
ここで、研削ユニット送り機構5の送り制御について、図3に示すフローチャートをも参照して説明する。
研削ユニット送り機構5の研削送り方向(下方向)への作動開始時には、研削ユニット3はチャックテーブル8の所定量上方位置(ホームポジション:Z0)に位置付けられている。制御手段10は、先ずステップS1において研削ユニット送り機構5のパルスモータ52(M2)を正転駆動し、研削ユニット3即ち研削ホィール324の送り速度(ZV)を第1の送り速度V1(例えば40〜60mm/秒)の速い速度で下降せしめる。
【0021】
ステップS1において研削ユニット3即ち研削ホィール324を第1の送り速度V1(例えば40〜60mm/秒)で下降せしめたならば、制御手段10はステップS2に進んで研削ユニット位置検出手段6の検出器62(LS)によって検出された移動位置(Z)が送り速度変更位置Z1に達したか否かをチェックする。この送り速度変更位置Z1は、チャックテーブル8の載置面81上に載置された加工前半導体ウエーハWの上面即ち加工前半導体ウエーハWの高さ位置ZW(ZC+t1)から研削ホィール323の研削面(下面)までの間隔が所定距離Lに相当する位置に設定されている。この所定距離Lは、研削ユニット3が第1の送り速度V1(例えば40〜60mm/秒)で下降している状態で送り速度(ZV)を急激に減速したとき、その慣性力による各部材の撓みに起因して研削ホィール324の研削面(下面)が加工前半導体ウエーハWに当接しない長さ、例えば10〜20μmに設定されている。従って、送り速度変更位置Z1は、チャックテーブル8の載置面81の高さ位置ZCと加工前半導体ウエーハWの厚さt1と上記所定距離Lを加算した値(Z1=ZC+t1+L)となる。
【0022】
ステップS2において移動位置(Z)が送り速度変更位置Z1に達していなければ、制御手段10は上記ステップS1に戻って研削ユニット3の第1の送り速度V1(例えば40〜60mm/秒)での下降を継続して実行する。一方、ステップS2において移動位置(Z)が送り速度変更位置Z1に達したならば、制御手段10はステップS3に進んで研削ユニット送り機構5のパルスモータ52(M2)の正転駆動の回転速度を低下させ、研削ユニット3即ち研削ホィール324の送り速度(ZV)を第1の送り速度V1(例えば40〜60mm/秒)より遅いが研削送り速度V3(例えば0.2〜0.4μm/秒)より速い第2の送り速度V2に低下せしめる。なお、第2の送り速度V2は、研削ホィール324の研削面(下面)が加工前半導体ウエーハWに当接しても半導体ウエーハWに損傷が生じない速度、例えば1.0〜3.0μm/秒に設定されている。図示の実施形態においては、第2の送り速度V2は安全を考慮して2.0μm/秒に設定されている。
【0023】
ステップS3において研削ユニット3即ち研削ホィール324を第2の送り速度V2(例えば1.0〜3.0μm/秒)で下降せしめたならば、制御手段10はステップS4に進んで研削ホィール324の研削面(下面)が半導体ウエーハWに接触したか否かをチェックする。この接触の検出は、上記電流値検出手段4(AM)から送られる研削ユニット3のサーボモータ323(M1)に印加される負荷電流値(AL)の変化によって判定する。即ち、サーボモータ323(M1)に印加される負荷電流値(AL)は、図4に示すように研削ホィール324の研削面(下面)が半導体ウエーハWに接触するまではその値が小さく例えば5.0Aであるが、研削ホィール324の研削面(下面)が半導体ウエーハWに接触して負荷が増加するとその値は増大する。従って、負荷電流値(AL)が研削ホィール324の研削面(下面)と半導体ウエーハWが接触していない状態での値(例えば5.0A)に所定の閾値を加算した電流値A1(例えば5.5A)に達したら、制御手段10は研削ホィール324の研削面(下面)が半導体ウエーハWに接触したと判定する。なお、図示の実施形態においては、研削ホィール324の研削面(下面)と半導体ウエーハWとの接触を検出する接触検出手段として研削ユニットのサーボモータ323(M1)に印加される負荷電流を検出するための電流値検出手段4(AM)を用いた例を示したが、接触検出手段としてはチャックテーブル8に作用する荷重をを検出するキスラー動力計等の荷重検出手段を用いてもよい。
【0024】
ステップS4において研削ユニット3のサーボモータ323(M1)に印加される負荷電流値(AL)が上記電流値A1(例えば5.5A)に達していなければ、制御手段10は研削ホィール324の研削面(下面)が半導体ウエーハWに接触していないと判断し、上記ステップS3に戻って研削ユニット3の第2の送り速度V2(例えば0.2μm/秒)での下降を継続して実行する。一方、ステップS4においてサーボモータ323(M1)に印加される負荷電流値(AL)が上記電流値A1(例えば5.5A)に達したならば、制御手段10は研削ホィール324の研削面(下面)が半導体ウエーハWに接触したと判断し、ステップS5に進んで研削ユニット送り機構5のパルスモータ52(M2)の正転駆動の回転速度を更に低下させ、研削ユニット3即ち研削ホィール324の送り速度(ZV)を研削条件と同じ研削送り速度V3(例えば0.2〜0.4μm/秒)に変更して研削送りする。
【0025】
ステップS5において研削ユニット3即ち研削ホィール324を研削送り速度V3(例えば0.2〜0.4μm/秒)で研削送りを開始したならば、制御手段10はステップS6に進んで半導体ウエーハWが所定の仕上がり厚さt2まで研削されたか否かをチェックする。この半導体ウエーハWが仕上がり厚さt2まで研削されたか否かの判定は、研削ユニット位置検出手段6の検出器62(LS)によって検出された移動位置(Z)が研削終了位置Z2に達したか否かによって行う。即ち、研削終了位置Z2は、チャックテーブル8の載置面81の高さ位置ZCと半導体ウエーハWの仕上がり厚さt2を加算した値(Z2=ZC+t2)に設定されている。
【0026】
ステップS6において研削ユニット3即ち研削ホィール324の移動位置(Z)が研削終了位置Z2に達していなければ、制御手段10は半導体ウエーハWが仕上がり厚さt2まで研削されていないと判断し、上記ステップS5に戻って研削ユニット3の研削送り速度V3(例えば0.2〜0.4μm/秒)での研削送りを継続して実行する。一方、ステップS6において研削ユニット3即ち研削ホィール324の移動位置(Z)が研削終了位置Z2に達したならば、制御手段10は半導体ウエーハWが仕上がり厚さt2まで研削されたと判断し、ステップS7に進んで研削ユニット送り機構5のパルスモータ52(M2)を逆転駆動する。この結果、研削ユニット送り機構5は研削ユニット3即ち研削ホィール324を上昇せしめる。なお、研削ユニット3を上昇させる移動速度は、上記第1の送り速度V1(例えば40〜60mm/秒)と同等または速い速度でよい。
【0027】
ステップS7においてパルスモータ52(M2)を逆転駆動したならば、制御手段10はステップS8に進んで研削ユニット位置検出手段6の検出器62(LS)によって検出された移動位置(Z)が上記ホームポジション(Z0)に達したか否かをチェックする。ステップS8においてホームポジション(Z0)に達していなければ、制御手段10は上記ステップS7に戻ってパルスモータ52(M2)の逆転駆動を継続する。ステップS8において移動位置(Z)がホームポジション(Z0)に達したならば、制御手段10は研削ユニット3が所定のホームポジション(Z0)に達したと判断し、ステップS9に進んで研削ユニット送り機構5のパルスモータ52(M2)を停止(OFF)する。
【0028】
なお、ステップS7において研削ユニット送り機構5のパルスモータ52(M2)を逆転駆動し研削ユニット3を上昇させたら、制御手段10は上記研削ユニット3のサーボモータ323(M1)の駆動を停止するとともに、チャックテーブル8の回転駆動を停止する。そして、ターンテーブル7を矢印で示す方向に180度回動せしめて、加工後半導体ウエーハWを載置したチャックテーブル8を被加工物搬入・搬出域8aに位置付ける。
【0029】
以上のように図示の実施形態においては、研削加工時に研削ユニット3をホームポジション(Z0)から第1の送り速度V1(例えば40〜60mm/秒)で作動し、研削ホィール324の研削面(下面)がチャックテーブル8の載置面81に載置された加工前半導体ウエーハWの上面から所定距離L(例えば15μm)上方の送り速度変更位置Z1に達したら、研削ホィール324の研削面(下面)が加工前半導体ウエーハWに接触するまでは研削ホィール324の研削面(下面)が加工前半導体ウエーハWに当接しても半導体ウエーハWに損傷が生じない第2の送り速度V2(例えば2.0μm/秒)で作動するため、研削ホィール324を研削に関与しない上記送り速度変更位置Z1から研削ホィール324の研削面(下面)が加工前半導体ウエーハWに接触するまで移動させるために要する時間を大幅に短縮することができる。即ち、従来のように上記送り速度変更位置Z1に達したら研削ユニット3を研削速度V3(例えば0.3μm/秒)で作動する場合には、上記送り速度変更位置Z1から研削ホィール324の研削面(下面)が加工前半導体ウエーハWに接触するまで(例えば15μm)移動するのに50秒もの時間を要していた。これに対して上記実施形態においては、上記送り速度変更位置Z1から研削ホィール324の研削面(下面)が加工前半導体ウエーハWに接触するまで(例えば15μm)は第2の送り速度V2(例えば2.0μm/秒)で作動するため、研削ホィール324を上記所定距離(例えば15μm)移動するのに要する時間が7.5秒となった。このように上記実施形態においては、半導体ウエーハWにダメージを与えることなく、研削に関与しない時間を従来と比較して1/6以下に短縮することができる。
【0030】
【発明の効果】
本発明による研磨装置は以上のように構成されているので、被加工物にダメージを与えることなく、研削ホィールの研削面が被加工物に接触して実際に研削が開始されるまで時間を短縮して生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって構成された研削装置の一実施形態を示す要部斜視図。
【図2】本発明によって構成された研削装置の概略構成図。
【図3】図2に示す研磨装置に装備される制御手段の動作手順を示すフローチャート。
【図4】図2に示す研磨装置に装備される研削ユニットのサーボモータに印加される負荷電流の変化を示す説明図。
【符号の説明】
2:装置ハウジング
31:移動基台
32:スピンドルユニット
33:支持部材
321:スピンドルハウジング
322:回転スピンドル
323:サーボモータ(M1)
324:研削ホィール
3:研削ユニット
4:電流値検出手段(AM)
5:研削ユニット送り機構
51:雄ねじロッド
52:パルスモータ(M2)
53:軸受ブロック
54:雌ねじブロック
6:研削ユニット位置検出手段
61:リニヤスケール
62:検出器(LS)
7:ターンテーブル
8:チャックテーブル
9:ハイトゲージ(HG)
10:制御手段
110:入力手段(ID)

Claims (5)

  1. 被加工物を載置する載置面を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルの載置面上に載置されている被加工物を研削するための研削ホィールおよび該研削ホィールを回転駆動するモータを備えた研磨ユニットと、該研磨ユニットを該チャックテーブルの該載置面と垂直な方向に移動せしめる研削ユニット送り機構と、を具備する研削装置において、
    該チャックテーブルの該載置面に対する該研削ユニットの移動位置を検出するための研削ユニット位置検出手段と、
    該研削ホィールの研削面と該チャックテーブルの載置面上に載置されている被加工物との接触を検出する接触検出手段と、
    該研削ユニット位置検出手段および該接触検出手段からの検出信号に基づいて該研削ユニット送り機構を制御する制御手段と、を具備し、
    該制御手段は、該チャックテーブルの該載置面上に載置された加工前の被加工物の厚さを記憶する記憶手段を備えており、該研削ユニット送り機構を作動して該研削ユニットを研削送り方向に移動する際に、該研削ホィールの研削面と加工前の被加工物との間隔が所定間隔に達する送り速度変更位置までは第1の送り速度で該研削ユニット送り機構を作動し、該第1の送り位置から該接触検出手段によって該研削ホィールの研削面と加工前の被加工物との接触が検出さるまでは該第1の送り速度より遅いが研削送り速度より速い第2の送り速度で該研削ユニット送り機構を作動し、該研削ホィールの研削面と加工前の被加工物との接触が検出されたら研削終了位置まで研削送り速度で該研削ユニット送り機構を作動せしめる、
    ことを特徴とする研削装置。
  2. 被加工物の厚さを入力する入力手段を備え、加工前の被加工物の厚さは該入力手段によって該制御手段に入力され、該制御手段は加工前の被加工物の厚さを該記憶手段に格納する、請求項1記載の研削装置。
  3. 該チャックテーブルの載置面の高さおよび該チャックテーブルの載置面上に載置された加工前の被加工物の高さを検出する高さ位置検出手段を備え、該制御手段は該高さ位置検出手段によって検出された該チャックテーブルの載置面の高さおよび該チャックテーブルの載置面上に載置された加工前の被加工物の高さに基づいて被加工物の厚さを求め、該求めた被加工物の厚さを該記憶手段に格納する、請求項1記載の研削装置。
  4. 該接触検出手段は該研削ホィールを回転駆動する該モータに印加する負荷電流値を検出する電流値検出手段からなっており、該制御手段は該電流値検出手段によって検出された負荷電流値が所定の電流値を越えた際に該研削ホィールの研削面と加工前の被加工物とが接触したと判定する、請求項1記載の研削装置。
  5. 該第2の送り速度は、1.0〜3.0μm/秒に設定されている、請求項1記載の研削装置。
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