JP7291056B2 - ウェーハの研磨方法 - Google Patents
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Description
また、設定されたウェーハの厚みより薄いウェーハをチャックテーブルに保持させた場合に、設定されたウェーハの厚みより僅かに上の高さ位置まで研磨パッドを高速で下降させた後に、例えば5μm/秒という遅い速度で研磨パッドをさらに想定よりも長い距離下降させるため、該研磨パッドの下面をウェーハの上面に接触させるまでに時間が多くかかるという問題がある。
例えば、ウェーハカセット21に収納されているウェーハWは、半導体ウェーハの積層枚数によって約100μmから約200μmの厚み差があり、作業者は該事実を知っている。
また、保持手段30は、カバー39により周囲を囲まれつつ、保持手段30の下方に配設された図示しない回転手段によりZ軸を軸に回転可能となっている。
下面に傾き調整手段36が連結されたテーブルベース33は、例えば、平面視円形板状の二枚のベース板331、ベース板332で構成されている。二枚のベース板331、ベース板332は、固定ボルト333によって一体化されており、上下方向から例えば3つのテーブル荷重センサ38(図2においては、2つのみ図示)を挟んだ状態となっている。
なお、研磨装置1は、ホルダ荷重センサ77とテーブル荷重センサ38との少なくともいずれか一方を備えていればよい。
なお、研磨装置1は、研磨液を用いるCMP(化学的機械研磨)を実施する構成ではなく、ウェーハWをドライ研磨する構成となっていてもよい。
また、研磨装置1は、メモリ等の記憶素子で構成される記憶部90を備えている。
例えば、ホルダ荷重センサ77やテーブル荷重センサ38は、加えられた荷重によりセンサを構成する圧電素子が僅かに変形し、圧電素子には荷重に応じた電位差が発生する。圧電素子に電位差が生じることで、ホルダ荷重センサ77やテーブル荷重センサ38から荷重検出信号が制御手段9に送られる。
以下に、上記図1、2に示す研磨装置1を用いてウェーハWの上面Wbを研磨する場合の、各工程について説明する。
研磨装置1が研磨を実際に行うにあたり、保持手段30の保持面300aから例えば研磨パッド76の下面までのZ軸方向における相対距離を高精度に把握するセットアップがなされる。セットアップの一例としては、研磨手段7を下降させて、研磨パッド76の下面を保持手段30の保持面300aに接触させて、この接触した際の研磨手段7の研磨送り位置から制御手段9が該相対距離を把握して記憶部90に記憶する。なお、セットアップは実施されなくてもよい。
なお、図3に示すグラフF1は、研磨パッド76の高さ位置の変化を示すグラフである。
まず、図示しない搬送手段が、図1に示すウェーハカセット21から一枚のウェーハWを引き出し、保持手段30の中心とウェーハWの中心とが略合致するように、ウェーハWを上面Wbを上に向けた状態で保持面300a上に載置する。この状態で、図示しない吸引源が作動することで生み出された吸引力が保持面300aに伝達されることにより、保持手段30が保持面300a上でウェーハWを吸引保持する。
なお、本実施形態1において、保持手段30に保持されたウェーハWは、例えば、ウェーハカセット21内に収納されているウェーハWの平均的な厚みよりも、厚みが薄いウェーハWであるとする。
そして、図2に示す研磨手段7の研磨パッド76の下面が準備位置Z1に位置付けられ、薄いウェーハWの上面Wbと研磨パッド76の下面との間に所定の隙間が設けられる。該隙間の大きさは、保持されたウェーハWが薄いウェーハWであるので、0.1mmよりも大きな隙間となる。
なお、制御手段9による上記上下動手段5の動作制御の一例として、例えば、上下動手段5のモータ52がサーボモータである場合には、サーボモータのロータリエンコーダは、サーボアンプとしての機能も有する制御手段9に接続されており、制御手段9の出力インターフェイスからサーボモータに対して動作信号が供給された後、サーボモータの回転数をエンコーダ信号として制御手段9の入力インターフェイスに対して出力する。そして、エンコーダ信号を受け取った制御手段9は、研磨パッド76の下面の高さ位置を逐次認識しつつ、上下動手段5によって所望の下降速度で研磨手段7を下降させることができる。
図2、3に示す準備位置Z1に研磨パッド76を位置づけた後、制御手段9の制御の下で、上下動手段5を用いて予め設定された距離と速度で研磨パッド76が下降されてから停止する。即ち、例えば、上下動手段5が、予め設定された距離50μm分だけ、予め設定されたエアカット下降速度である下降速度2mm/秒で研磨パッド76を下降させて停止させるステップ送りを実行する。なお、予め設定された下降速度2mm/秒は、従来の研磨方法におけるエアカット時(空切り時)のエアカット下降速度よりも速く設定されている。また、該距離及び該下降速度は、研磨パッド76の種類等によって適宜の値に変更される。また、該距離は、ウェーハWに接触していない研磨パッド76を下降させたことによりウェーハWに接触させた際に、ホルダ荷重センサ77で測定した荷重値が予め設定した閾値より小さくなるように設定されている。つまり、該距離は、研磨パッド76の潰し代以内であればよい。
下降工程により研磨パッド76を停止させた後、例えば、本実施形態1においては図2に示す3つのホルダ荷重センサ77で測定した荷重値が予め設定した閾値以上か否かが判断される。なお、ホルダ荷重センサ77ではなく、テーブル荷重センサ38で測定した荷重値を基に判断工程が実施されてもよい。
例えば、制御手段9の記憶部90には、予め、ウェーハWの研磨に際してホルダ荷重センサ77で測定した荷重値と比較される閾値G1N(図3参照)が記憶されている。この閾値G1Nは、実験的、経験的、又は理論的に選択された値であり、研磨パッド76のウェーハWの上面Wbに対する接触を図1、2に示す制御手段9が備える判断部91が判断するために記憶される荷重値である。
なお、図3に示すグラフF2は、ホルダ荷重センサ77で測定した荷重値の変化を示している。
なお、ホルダ荷重センサ77により荷重を測定中に、研磨パッド76の下降は停止されているが、この下降停止時間は、ホルダ荷重センサ77による測定を安定させるための例えば0.5秒程度と非常に短い時間となる。
1回目の判断工程においてホルダ荷重センサ77で測定した荷重値が閾値G1N未満であると判断されたため、上記下降工程と、上記判断工程とを繰り返す繰り返し工程が実施される。
例えば、上記下降工程と判断工程とが複数回繰り返された後、上下動手段5が、予め設定された距離50μm分だけ、2mm/秒で研磨パッド76を下降させて停止させるステップ送りを実行することで、研磨手段7の研磨パッド76の下面が図3に示す接触高さ位置Z2に位置付けられる。
n回目の下降工程により研磨パッド76を停止させた後、ホルダ荷重センサ77で測定した荷重値が予め設定した閾値G1N以上か否かが判断される。
図3に示すように、n回目の判断工程におけるホルダ荷重センサ77によるn回目の荷重測定において、ホルダ荷重センサ77は、閾値G1N以上の荷重値G4Nを測定する。そして、ホルダ荷重センサ77から送られてくる荷重値G4Nについて情報と閾値G1Nとを比較監視している制御手段9の判断部91が、測定された荷重値G4Nが予め設定した閾値G1N以上であると判断する。そして、判断部91が、研磨パッド76がウェーハWの上面Wbに接触したと判断する。
なお、判断部91は、以下のように、予め設定した距離で研磨パッド76を下降させたことによって、研磨パッド76がウェーハWの上面Wbに既に接触しているがホルダ荷重センサ77で測定した荷重値G4Nが予め設定した閾値G1Nに満たない状態から、下降工程と、判断工程とを実施した後に、ホルダ荷重センサ77で測定した荷重値G4Nが予め設定した閾値G1N以上となった際に研磨パッド76がウェーハWに接触したと判断させてもよい。
n回目の判断工程においてホルダ荷重センサ77で測定した荷重値が閾値G1N以上であると判断されたため、下降工程と、判断工程とを繰り返す繰り返し工程は実施されず、後述する研磨工程が実施される。なお、n回目の判断工程において、3つのホルダ荷重センサ77の全てが、閾値G1N以上の荷重G4Nを測定しなくても、少なくとも1つのホルダ荷重センサ77が閾値G1N以上の荷重G4Nを測定すれば、n回目の繰り返し工程を実施せず、後述する研磨工程に移行してよい。
n回目の判断工程によりホルダ荷重センサ77で測定した荷重値G4Nが閾値G1N以上であると判断されたため、閾値G1Nを含む所定の荷重範囲である上限荷重値G2N~下限荷重値G3N内の荷重をウェーハWに与えつつウェーハWが研磨されていく。
即ち、図2に示す研磨手段7が上下動手段5により所定の研磨送り速度、即ち、例えば、準備位置Z1から接触高さ位置Z2までの下降速度であるエアカット下降速度よりも遅い速度で下降し、研磨パッド76の下面がウェーハWの上面Wbに当接しつつ研磨加工が行われる。さらに、研磨加工中は、保持手段30が所定の回転速度で回転するのに伴って、保持面300a上に保持されたウェーハWも回転し、研磨パッド76によってウェーハWの上面Wb全面が研磨される。
そして、研磨時間の制御(研磨量の制御)がされつつ、研磨手段7の研磨パッド76の下面が図3に示す研磨終了高さ位置Z3に位置付けられることで、研磨加工が終了し、上下動手段5が研磨手段7を上昇させウェーハWから離間させる。
エアカット時間は、例えば、ウェーハWの厚みが50μmであった場合、従来の研磨方法では、エアカット開始位置Z11であるウェーハWの上面Wbより100μm上から5μm/秒で下降するため20秒かかる。対して、本発明では、エアカット時間は、保持手段30の保持面300aより3.6mm上から2mm/秒で50μmずつステップ移動させ、ステップ送りする度に荷重値の測定するために0.2秒かかり、ステップ回数は71回実施させ、約16秒となる。
以下に、上記図1、2に示す研磨装置1を用いて厚いウェーハWの上面Wbを研磨する場合の、各工程について説明する。
研磨装置1が研磨を実際に行うにあたり、例えば、保持手段30の保持面300aから研磨パッド76の下面までのZ軸方向における相対距離を高精度に把握するセットアップがなされている。
なお、図6に示すグラフF9は、研磨パッド76の高さ位置の変化を示すグラフである。
まず、図示しない搬送手段が、図1に示すウェーハカセット21から一枚のウェーハWを引き出し、さらに、保持手段30の中心とウェーハWの中心とが略合致するようにして、保持手段30が保持面300a上でウェーハWを吸引保持する。なお、本実施形態3において、保持手段30に保持されたウェーハWは、例えば、ウェーハカセット21内に収納されているウェーハWの平均的な厚みよりも厚いウェーハWであるとする。
次に、厚いウェーハWを吸引保持した状態の保持手段30がY軸方向に移動して、研磨手段7の研磨パッド76と保持手段30に保持された厚いウェーハWとの位置合わせが実施形態1と同様になされる。
また、図1に示すモータ72がスピンドル70を回転させるのに伴って、研磨パッド76が、所定の回転速度で回転する。
図2、6に示す準備位置Z1に研磨パッド76を位置づけた後、制御手段9の制御の下で、例えば、上下動手段5が、予め設定された距離50μm分だけ、予め設定されたエアカット下降速度2mm/秒で研磨パッド76を下降させて停止させるステップ送りを実行する。予め設定された下降速度2mm/秒は、従来の研磨方法におけるエアカット時のエアカット下降速度よりも速く設定されている。
下降工程により研磨パッド76を停止させた後、例えば、3つのホルダ荷重センサ77で測定した荷重値が予め設定した閾値以上か否かが判断される。
制御手段9の記憶部90に記憶されている図6に示す閾値G1Nは、例えば、所定の荷重範囲である上限荷重値G2N~下限荷重値G3Nの中間値となっている。そして、1回目の判断工程におけるホルダ荷重センサ77による1回目の荷重測定においては、ホルダ荷重センサ77で測定した荷重値は、閾値G1N以上ではないため、ホルダ荷重センサ77から送られてくる荷重値について情報(例えば、荷重値0N)と閾値G1Nとを比較監視している制御手段9の判断部91が、ホルダ荷重センサ77で測定した荷重値が予め設定した閾値G1N未満であると判断する。
なお、図6に示すグラフF10は、ホルダ荷重センサ77で測定した荷重値の変化を示している。また、ホルダ荷重センサ77により荷重を測定中に、研磨パッド76の下降は一時停止されているが、この下降停止時間は、0.5秒程度と非常に短い時間となる。
1回目の判断工程においてホルダ荷重センサ77で測定した荷重値が閾値G1N未満であると判断されたため、下降工程と、判断工程とを繰り返す繰り返し工程が実施される。
例えば、上記下降工程と判断工程とが複数回繰り返し工程によって繰り返された後、上下動手段5が、予め設定された距離50μm分だけ、2mm/秒で研磨パッド76を下降させて停止させるステップ送りを実行することで、研磨手段7の研磨パッド76の下面が図6に示す厚いウェーハWの接触高さ位置Z6に位置付けられる。
n回目の下降工程により研磨パッド76を停止させた後、ホルダ荷重センサ77で測定した荷重値が予め設定した閾値G1N以上か否かが判断される。図6に示すように、n回目の判断工程におけるホルダ荷重センサ77によるn回目の荷重測定において、ホルダ荷重センサ77は、閾値G1N以上の荷重値G4Nを測定する。そして、ホルダ荷重センサ77から送られてくる荷重値G4Nについて情報と閾値G1Nとを比較監視している制御手段9の判断部91が、測定された荷重値G4Nが予め設定した閾値G1N以上であると判断し、研磨パッド76が、ウェーハWの上面Wbに接触したと判断する。なお、判断部91は、以下のように、予め設定した距離で研磨パッド76を下降させたことによって、研磨パッド76がウェーハWの上面Wbに既に接触しているがホルダ荷重センサ77で測定した荷重値G4Nが予め設定した閾値G1Nに満たない状態から、下降工程と、判断工程とを実施した後に、ホルダ荷重センサ77で測定した荷重値G4Nが予め設定した閾値G1N以上となった際に研磨パッド76がウェーハWに接触したと判断させてもよい。
n回目の判断工程においてホルダ荷重センサ77で測定した荷重値が閾値G1N以上であると判断されたため、後述する研磨工程が実施される。
n回目の判断工程によりホルダ荷重センサ77で測定した荷重値G4Nが閾値G1N以上であると判断されたため、閾値G1Nを含む所定の荷重範囲である上限荷重値G2N~下限荷重値G3N内の荷重をウェーハWに与えつつウェーハWが研磨されていく。
即ち、研磨手段7が上下動手段5により所定の研磨送り速度で下降し、研磨パッド76の下面がウェーハWの上面Wbに当接することで研磨加工が行われる。また、保持手段30が回転するとともに、研磨液供給源79からスラリーがウェーハWと研磨パッド76との接触部位に供給される。
そして、研磨時間の制御がされつつ、研磨手段7の研磨パッド76の下面が図6に示す研磨終了高さ位置Z7に位置付けられることで、研磨加工が終了し、上下動手段5が研磨手段7を上昇させウェーハWから離間させる。
1:研磨装置 10:装置ベース 11:コラム
21:ウェーハカセット 215:棚部
30:保持手段 300a:保持面 39:カバー
34:Y軸移動手段 340:ボールネジ 342:モータ 343:可動板
36:傾き調整手段 33:テーブルベース 38:テーブル荷重センサ
5:上下動手段 50:ボールネジ 52:モータ 53:昇降板
7:研磨手段 70:スピンドル 71:ハウジング 72:モータ 73:マウント
76:研磨パッド 75:ホルダ 75b:底板 75c:側板 77:ホルダ荷重センサ 773:固定ボルト
9:制御手段 90:記憶部 91:判断部
Claims (1)
- 保持面でウェーハを保持する保持手段と、該保持手段に保持されたウェーハの上面に研磨パッドの下面を接触させウェーハを研磨する研磨手段と、該研磨手段を該保持面に垂直な上下方向に移動させる上下動手段と、該保持面に保持されたウェーハに該研磨パッドを押し付けた荷重を測定する荷重センサと、を備えた研磨装置を用いたウェーハの研磨方法であって、
該保持面に保持されたウェーハの上面と該研磨パッドの下面との間に隙間を設けた準備位置に該研磨パッドを位置づける準備位置位置づけ工程と、
該準備位置に該研磨パッドを位置づけた後、該上下動手段を用いて予め設定された距離と速度で該研磨パッドを下降させて停止する下降工程と、
該下降工程により該研磨パッドを停止させた後、該荷重センサで測定した荷重値が予め設定した閾値以上か否かを判断する判断工程と、
該判断工程により該荷重センサで測定した荷重値が該閾値以上であると判断されるまで該下降工程と、該判断工程とを繰り返す繰り返し工程と、
該判断工程により該荷重センサで測定した荷重値が該閾値以上であると判断されたら、該閾値を含む所定の荷重範囲内の荷重を該ウェーハに与えつつ該ウェーハを研磨する研磨工程と、を備えるウェーハの研磨方法。
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