JP2004319973A - 溶着部材、窓付きキャップ及び光透過窓部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャップ1は、金属シェル11と、その所定の位置に溶着部材20で気密接着された透明な石英面板12を有している。金属シェル11は、筒状部13と、光透過用の窓穴部15が形成された天板部14と、フランジ部16を備え、石英面板12が窓穴部15を塞ぐように、天板部14に溶着部材20により気密接着されている。溶着部材20は、二酸化珪素(SiO2)と、三酸化二硼素(B2O3)と、アルカリ金属酸化物およびアルカリ土類金属酸化物の少なくとも一つと、を含み、溶着部材20の線膨張係数を、金属シュエル11と石英面板12の線膨張係数の中間値とすることによって金属シュエル11と石英面板12の高気密接着ができる。
【選択図】 図1
Description
SiO2:65%、B2O3:30%、K2O:1%、Li2O:1%、CaO:0.5%、Sb2O3:0.5%、Al2O3:2%の組成の溶着部材を調製した。その溶着部材の30℃〜380℃の温度範囲における線膨張係数αとして、32×10−7/℃を得た。
SiO2:65%、B2O3:20%、Na2O:4、K2O:2%、Li2O:1%、Sb2O3:0.5%、Al2O3:6%、その他:1.5%組成の溶着部材を調製した。その溶着部材の30℃〜380℃の温度範囲における線膨張係数αとして、48×10−7/℃を得た。
SiO2:72%、B2O3:10%、Na2O:7%、K2O:1%、CaO:1%、BaO:3%、Al2O3:6%の溶着部材を調製した。その溶着部材の30℃〜380℃の温度範囲における線膨張係数αとして、53×10−7/℃を得た。
SiO2:70%,B2O3:16%,Al2O32.0%,PbO:6.2%、Na2O+K2O:5%、その他:0.8%組成の溶着部材を調製した。その溶着部材の30℃〜380℃の温度範囲における線膨張係数αとして、36×10−7/℃を得た。
SiO2:53%、B2O3:10%、Al2O3:18.2%、CaO:15.4%、BaO:3.2%、その他:0.2%組成の溶着部材を調製した。その溶着部材の30℃〜380℃の温度範囲における線膨張係数αとして、47×10−7/℃を得た。
SiO2:57%、Al2O3:1.5%、PbO:29.4%、Na2O:4.1%、K2O:7.3%、CaO:0.2%、その他:0.5%組成の溶着部材を調製した。その溶着部材の30℃〜380℃の温度範囲における線膨張係数αとして、89×10−7/℃を得た。
SiO2:67.3%、B2O3:2.0%、Al2O3:2.5%、Na2O:14%、ZnO:7%、CaO:7%、その他:0.2%組成の溶着部材を調製した。その溶着部材の30℃〜380℃の温度範囲における線膨張係数αとして、91×10−7/℃を得た。
図8は、本発明の光透過窓部材の第1の実施形態を説明するための模式図でる。図8(a)は平面図、図8(b)は(a)のD−D’線に沿った断面を示す矢視断面図である。また、図8(c)はこの光透過窓部材が組み立てられるときの状態を図8(a)のD−D’線に沿った位置の断面で示す図である。図8を参照すると、本実施形態の光透過窓部材101は、光透過窓穴となる窓部115が形成された金属製支持部材111と、光透過部材である透明な石英面板112と、所定の溶着部材120を備える。そして、石英面板112が窓部115を覆うと共に溶着部材120により金属製支持部材111の枠部116に気密接着されている。又、この溶着部材120の成分構成は、溶着部材20の成分構成と同じものを用いている。
11 金属シェル
12,112 石英面板
13 筒状部
14 天板部
15 窓穴部
16 フランジ部
17 縁部
20,22,120,122 溶着部材
30,32,130,132 溶着部材タブレット
41,43 溶着部材タブレット
41a,43a 第1硝子層
41b,43b 中間硝子層
41c,43c 第2硝子層
71 載置台
73 重り
80,85 位置決め治具
81 第1凹部
83 第2凹部
101,102 光透過窓部材
111,121 金属支持部材
115,125 窓部
116,126 枠部
127 縁部
Claims (21)
- 金属−硝子を接着するための溶着部材であって、二酸化珪素(SiO2)と、三酸化二硼素(B2O3)と、アルカリ金属酸化物およびアルカリ土類金属酸化物の少なくとも一つと、を含むことを特徴とする溶着部材。
- 前記SiO2の含有重量パーセントP1(%)が50%≦P1≦75%、及び前記B2O3の含有量重量パーセントP2(%)が10%≦P2≦35%(ただし、P1+P2<99%)であることを特徴とする請求項1記載の溶着部材。
- 前記アルカリ金属の酸化物として酸化リチウム(Li2O)、酸化ナトリウム(Na2O)および酸化カリウム(K2O)のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の溶着部材。
- 前記アルカリ土類金属の酸化物として酸化カルシウム(CaO)、酸化バリウム(BaO)、酸化マグネシウム(MgO)のうち少なくも一つとを含むことを特徴とする1〜3のいずれか一項に記載の溶着部材。
- さらに酸化アルミニウム(Al2O3)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化鉛(PbO)のうち少なくも一つを含むことを特徴する請求項1〜4のいずれか一項に記載の溶着部材。
- 30℃〜380℃の温度範囲における線膨張係数αが、10×10−7/℃〜60×10−7/℃であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の溶着部材。
- 形状が環状に成型された請求項1〜6のいずれか一項に記載の溶着部材。
- 線膨張係数αが異なる複数の硝子層を有し、形状が環状に成型された溶着部材であって、前記複数の硝子層の少なくとも1層が請求項1〜6のいずれか一項に記載の溶着部材を含むことを特徴とする溶着部材。
- 前記溶着部材で前記金属と接着する前記硝子が石英硝子であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の溶着部材。
- 前記溶着部材で前記硝子と接着する前記金属がニッケル(Ni),銅(Cu),鉄(Fe),ステンレススチール,タングステン(W),モリブデン(Mo),鉄−ニッケル−コバルト合金および鉄−ニッケル合金から選ばれた一つであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の溶着部材。
- 金属製シェルと透明石英面板が、一つの硝子リングを介して気密接着されていることを特徴とする窓付きキャップ。
- 前記硝子リングの材料が請求項1〜6のいずれか一項に記載の溶着部材からなることを特徴とする請求項11に記載の窓付きキャップ。
- 金属製シェルが光透過用の窓穴を有する天板部と筒状部を備え、石英硝子からなる光透過部材が前記窓穴を塞ぐように前記天板部に所定の溶着部材で気密接着された窓付きキャップであって、前記所定の溶着部材が請求項1〜8のいずれか一項に記載の溶着部材からなることを特徴とする窓付きキャップ。
- 前記光透過部材が前記天板部の内面側に前記窓穴を覆うように気密接着されていることを特徴とする請求項13記載の窓付きキャップ。
- 前記光透過部材が前記天板部の外面側に前記窓穴を覆うように気密接着されていることを特徴とする請求項13記載の窓付きキャップ。
- 前記金属製シェルは、ニッケル(Ni),銅(Cu),鉄(Fe),ステンレススチール,タングステン(W),モリブデン(Mo),鉄−ニッケル−コバルト合金および鉄−ニッケル合金から選ばれた一つの材料からなることを特徴とする請求項11〜15のいずれか一項に記載の窓付きキャップ。
- 光透過窓穴が形成された平板状の金属製支持部材と、石英硝子からなる光透過部材とが、前記光透過窓穴が前記光透過部材により塞がれるように一つの硝子リングを介して気密接着されていることを特徴とする光透過窓部材。
- 前記硝子リングの材料が請求項1〜8のいずれか一項に記載の溶着部材と同じ材料からなることを特徴とする請求項17に記載の窓付きキャップ。
- 光透過窓穴が形成された平板状の金属製支持部材と、石英硝子からなる光透過部材とが、前記光透過窓穴が前記光透過部材により塞がれるように請求項1〜8のいずれか一項に記載の溶着部材で気密接着されていることを特徴とする光透過窓部材。
- 光透過窓穴が形成された平板状の金属製支持部材と、石英硝子からなる光透過部材と、所定の溶着部材を備え、前記光透過部材が前記光透過窓穴を覆うと共に前記所定の溶着部材により前記金属製支持部材に気密接着された光透過窓部材であって、前記所定の溶着部材が請求項1〜8のいずれか一項に記載の溶着部材と同じ材料からなることを特徴とする光透過窓部材。
- 前記金属製支持部材は、ニッケル(Ni),銅(Cu),鉄(Fe),ステンレススチール,タングステン(W),モリブデン(Mo),鉄−ニッケル−コバルト合金および鉄−ニッケル合金から選ばれた一つの材料からなることを特徴とする請求項17〜20のいずれか一項に記載の光透過窓部材。
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JP2004060842A JP2004319973A (ja) | 2003-03-28 | 2004-03-04 | 溶着部材、窓付きキャップ及び光透過窓部材 |
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JP2003090706 | 2003-03-28 | ||
JP2004060842A JP2004319973A (ja) | 2003-03-28 | 2004-03-04 | 溶着部材、窓付きキャップ及び光透過窓部材 |
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JP2004319973A true JP2004319973A (ja) | 2004-11-11 |
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JP2016115480A (ja) * | 2014-12-12 | 2016-06-23 | 京セラ株式会社 | 窓部材およびランプ装置 |
JP2016216300A (ja) * | 2015-05-20 | 2016-12-22 | 株式会社ノリタケカンパニーリミテド | 接合材及びその利用 |
CN115108736A (zh) * | 2022-07-27 | 2022-09-27 | 苏州大学 | 一种添加ZnO实现玻璃与不锈钢的激光封接方法 |
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2004
- 2004-03-04 JP JP2004060842A patent/JP2004319973A/ja active Pending
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