JP2004316176A - 軒天井の取付け構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】換気効率を高めながら、こうもりのような小動物が侵入するのを防止して且つ外観の低下を防止し、防火することが可能な軒天井の取付け構造を提供する。
【解決手段】見切り縁10の取付片2より一対の垂下片3を垂下させて下端部から軒天井支持片4,スペース片7を延出した。垂下片3に換気口11を形成した。取付片2を野縁1に取付け、軒天井支持片4に軒天井板8を載置して垂下片3との間に第1風路イを形成し、スペース片7を鼻板5に連結して鼻板5との間に第2風路ロを形成した。更に、各垂下片3の下端から覆い片15を延出した。内部が収容凹部34となりその開口幅が幅狭な開口35を有する取着部36を開口方向が大略上記換気口11を向くように設け、収容凹部34に熱膨張部材37を設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】見切り縁10の取付片2より一対の垂下片3を垂下させて下端部から軒天井支持片4,スペース片7を延出した。垂下片3に換気口11を形成した。取付片2を野縁1に取付け、軒天井支持片4に軒天井板8を載置して垂下片3との間に第1風路イを形成し、スペース片7を鼻板5に連結して鼻板5との間に第2風路ロを形成した。更に、各垂下片3の下端から覆い片15を延出した。内部が収容凹部34となりその開口幅が幅狭な開口35を有する取着部36を開口方向が大略上記換気口11を向くように設け、収容凹部34に熱膨張部材37を設けた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軒天井の取付け構造に関し、詳しくは、軒天井の取付け箇所における換気効率を高めながら、こうもりのような小動物が侵入するのを防止し、かつ、外観が低下するのを防止することができるのに加えて、防火することができる軒天井の取付け構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、野縁に見切り縁を介して軒天井板を取付ける軒天井の取付け構造においては、鼻板及び家屋の外壁に見切り縁を取付け、見切り縁に野縁を支持し、軒天井板を野縁に取付けるとともに軒天井板の端部を見切り縁にて覆うのである。
【0003】
この場合、見切り縁に換気口を形成して、風路を形成して軒天井裏の換気を図るものである。
【0004】
ところで、このような換気構成において、良好な換気を図るために換気口を大きくする場合には、こうもりのような小動物が軒天井裏に侵入するという問題があった。そこで、こうもりのような小動物が軒天井裏に侵入しないような軒天井の取付け構造が考え出された(例えば特許文献1参照)。しかしながら、この特許文献1に示すものにあっては、見切り縁に形成した換気口が下方から見えて外観が低下してしまうものであったため、図5に示すような外観が低下しない軒天井の取付け構造が発明された(例えば特許文献2参照)。
【0005】
しかしながら、この特許文献2に示すものにあっては、見切り縁10の垂下片3の下端部から覆い片15を延設して換気口11が下方から見えないようにして外観が低下するのを防止することができるものの、火災の際に換気口11を閉塞することができず、防火処置が施されていないものであった。なお、図中の1は野縁、8は軒天井板、5は鼻板、33は軒先見切り、14は固着具を示す。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−98693号公報
【特許文献2】
特開2001−271467号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、軒天井の取付け箇所における換気効率を高めながら、こうもりのような小動物が侵入するのを防止することができ、かつ、外観が低下するのを防止することができるのに加えて、防火することが可能な軒天井の取付け構造を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1においては、野縁1に見切り縁10を介して軒天井板8を取付ける軒天井の取付け構造であって、見切り縁10における野縁1に対する取付片2より屋内外方向に間隔を隔てて一対の垂下片3,3を垂下させ、一方の垂下片3の下端部から軒天井支持片4を延出し、他方の垂下片3の下端部から鼻板5に連結されるスペース片7を延出し、一対の垂下片3,3に換気口11,11を形成し、取付片2において見切り縁10を野縁1に取付け、軒天井支持片4に軒天井板8を載置して一方の垂下片3と軒天井板8との間に第1風路イを形成し、スペース片7を鼻板5に連結して他方の垂下片3と鼻板5との間に第2風路ロを形成し、更に、各垂下片3、3の下端から対向する垂下片3、3側に向けて覆い片15、15を延出した軒天井の取付け構造において、内部が収容凹部34となりその開口幅が該収容凹部34より幅狭な開口35を有する取着部36を開口方向が大略上記換気口11,11を向くように設け、前記取着部36の収容凹部34に加熱されて膨張した際に上記換気口11,11を閉塞する熱膨張部材37を設けて成ることを特徴とするものである。
【0009】
このような構成によれば、取付片2から屋内外方向に間隔を隔てて垂下した一対の垂下片3、3の両側において第1風路イ、第2風路ロを形成することができ、従来の一つの風路ハのものに比べて換気効率を倍増することができ、したがって、換気口11を大きくしなくてもよく、こうもりのような小動物が侵入するのを防止することができる。更に、各垂下片3、3の下端から対向する垂下片3、3側に向けて覆い片15、15を延出していて、覆い片15によって下方から見た場合に換気口11を隠すことができ、一対の垂下片3、3に換気口11を形成しながら外観が低下するのを防止することができる。そして、内部が収容凹部34となりその開口幅が該収容凹部34より幅狭な開口35を有する取着部36を開口方向が大略上記換気口11,11を向くように設け、前記取着部36の収容凹部34に加熱されて膨張した際に上記換気口11,11を閉塞する熱膨張部材37を設けたので、火災が発生した際に熱膨張部材37が熱せられると、熱膨張部材37が発泡して開口35を介して収容凹部34から外部に膨張し、換気口11,11を閉塞して通気を遮断すると共に、火炎が換気口11,11から屋根裏へ侵入するのを阻止して延焼を防止することが可能となる。
【0010】
請求項2においては、取付片2の屋内外方向の中央部に該取付片2を野縁1に固着するための固着部を設け、前記固着部を挟んで屋内外方向に対向するように一対の取着部36を取付片2に設け、該取着部36を取付片2から垂下される縦片38と、前記縦片38の下端部からそれぞれ屋内外方向に突設される先端が上方に屈曲した略L字状の載置係止片39とで屋内外方向の両側に開口35及び収容凹部34を有するように形成し、前記一対の取着部36の互いに対向する開口35内の収容凹部34に加熱されて膨張した際に前記固着部を覆う熱膨張部材37を設けると共に、互いに対向する開口35と反対側の開口35内の収容凹部34に加熱されて膨張した際に換気口11,11を閉塞する熱膨張部材37を設けることを特徴とするものである。このような構成によれば、開口35が換気口11,11に対向する収容凹部34内の熱膨張部材37にて換気口11,11が確実に閉塞されるのに加えて、見切り縁10を野縁1に固着する固着部及び固着具14を膨張した熱膨張部材37が覆って見切り縁10が焼け落ちるのを防止することができる。
【0011】
請求項3においては、垂下片3,3の外側に取着部36及び熱膨張部材37を設けることを特徴とするものである。このような構成によれば、垂下片3,3に配設した取着部36及び熱膨張部材37によって第1風路イ及び第2風路ロを閉塞してより一層確実に通気を遮断して火炎が屋根裏へ侵入するのを防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を添付図面に基づいて説明する。
【0013】
図4に示すように、屋内側において固定されている外壁パネル19には壁際廻り縁22をビス23にて固定している。図中の30は屋内側の見切り縁を示す。図3に示すように、屋外側において垂木20の先端部に鼻板下地材21がドリルビス24にて固定されている。壁際廻り縁22と鼻板下地材21とにわたって野縁1を固定している。鼻板下地材21及び野縁1の先端に鼻板5を当接させてビス25にて固定している。更に、鼻板5には軒樋控え具26を当接させてビス27にて共に鼻板下地材21に固定している。軒樋控え具26には軒樋28を支持させて屋根29からの排水を受けるようにしている。
【0014】
見切り縁10は、例えば、アルミニウム等の金属の押出成形品であり、軒天井における野縁1に対する取付片2より屋内外方向に間隔を隔てて一対の垂下片3,3を垂下させている。一方の垂下片3の下端部から軒天井支持片4を延出している。他方の垂下片3の下端部から鼻板5の下端に当接するスペース片7を延出している。軒天井支持片4に取付片2の先端よりも突出する位置に軒天井板8に対する位置決め用のストッパー9を形成している。スペース片7にもストッパー9を設けている。一対の垂下片3,3に換気口11,11を形成している。また、取付片の屋内外方向の中央部には、取付片を野縁に固着するための固着部として固着具挿通孔が形成される。また更に、熱膨張部材37を配設するための取着部36を設けるものであるが、これについては後述する。
【0015】
しかして、見切り縁10が取付片2においてビス14からなる固着具にて野縁1に固定され、又、壁際廻り縁材30が壁際廻り縁22に固定させる。見切り縁10の軒天井支持片4と壁際廻り縁材30とにわたって軒天井板8を載設する。軒天井支持片4のストッパー9に軒天井板8の端部が当接して、スペース片7が鼻板5の下面に当接するとともにスぺース片7のストッパー9が鼻板5に当接している。図中33は軒先見切りであり、鼻板5にビス止めされている。
【0016】
このような取付け状態において、軒天井支持片4に軒天井板8を載置して一方の垂下片3と軒天井板8との間に第1風路イを形成するのであり、又、スペース片7を鼻板5当接していて他方の垂下片3と鼻板5との間に第2風路ロを形成している。
【0017】
このように、取付片2から屋内外方向に間隔を隔てて垂下した一対の垂下片3,3の両側において第1風路イ、第2風路ロを形成することができるのであり、従来の一つの風路のものに比べて換気効率を倍増することができ、したがって、換気口11を大きくしなくてもよく、こうもりのような小動物が侵入するのを防止することができるものである。
【0018】
更に述べれば、軒天井支持片4に取付片2の先端よりも突出する位置に軒天井板8に対する位置決め用のストッパー9を形成してあって、第1風路イを確実に形成することができながら、ストッパー9に軒天井板8に当接することで、軒天井板8の位置決めができて施工性を高めることができるものである。
【0019】
更に、各垂下片3、3の下端から対向する垂下片3、3側に向けて覆い片15、15を延出していることから、覆い片15によって下方から見た場合に換気口11を隠すことができるのであり、一対の垂下片3、3に換気口11を形成しながら外観が低下するのを防止することができるものである。
【0020】
そして更に、本発明の軒天井の取付け構造においては、火災の際に換気口11,11を閉塞して防火することが可能な熱膨張部材37を配設するものである。熱膨張部材37は、取着部36を介して見切り縁10に設けるものである。
【0021】
取着部36は、内部が前記熱膨張部材37を収容する収容凹部34となると共に、前記収容凹部34をその外部と連通する開口35を設け、前記開口35の開口方向がほぼ見切り縁10の換気口11,11を向くように設けるものである。本実施形態では取着部36は、取付片2から垂下される縦片38と、前記縦片38の下端部からそれぞれ屋内外方向に突設される先端が上方に屈曲した略L字状の載置係止片39と、前記載置係止片39の先端と対向するように取付片2から垂下される係止片40とからなるもので、上記取付片2の固着部を挟んで屋内外方向に対向するように一対の取着部36が取付片2に設けられて屋内外方向の両側に開口35を有するように形成される。そして、前記一対の取着部36のそれぞれ両側に形成される開口35及び収容凹部34のうち、互いに対向する開口35内の収容凹部34に、加熱されて膨張した際に前記固着部及び固着具14を覆う熱膨張部材37を設け、互いに対向する開口35と反対側の開口35内の収容凹部34に、加熱されて膨張した際に上記換気口11,11を閉塞する熱膨張部材37を設けるものである。
【0022】
熱膨張部材37は、ある一定の温度以上(例えば、150℃以上又は200℃以上)に加熱された際に数倍〜数十倍に膨張して固化することで通気及び延焼を遮断するもので、通常は発泡性グラファイトや熱膨張性黒鉛等の発泡性を有する炭素系の材料からなるが、特に限定されない。
【0023】
熱膨張部材37を取着部36を介して見切り縁10に配設したことで、火災が発生した際に熱せられると、図2に示すように、熱膨張部材37が発泡して取着部36の収容凹部34から開口35を介して膨張し、上述したように開口35が換気口11,11に対向する収容凹部34内の熱膨張部材37にて換気口11,11を閉塞して通気を遮断・火炎の侵入を阻止して延焼を防止する。更に、膨張した熱膨張部材37は、前述のように通気を遮断すると共にアルミニウム等の金属からなる見切り縁10の取付片2、垂下片3、固着具14を覆って見切り縁10の固着部に高熱が伝わるのを遮断し、固着部が溶けて見切り縁10が落下するのを防止する。そして、仮に火炎に晒されて覆い片15が溶け落ちても、取着部36の開口35が収容凹部34より幅狭に(即ち本実施形態では開口35の上下長さが収容凹部34の上下長さよりも短く)形成することで、膨張した熱膨張部材37が開口35を介してその内外で一体的に固化することとなり、収容凹部34内で固化した熱膨張部材37が収容凹部34から抜け落ちるのが防止される(即ちアンカー効果を有する)こととなる。
【0024】
また更に、本実施形態では取着部36を垂下片3,3の外側に設けてある。この垂下片3,3に設ける取着部36は、載置係止片39と係止片40とからなり、その開口35が第1風路イ及び第2風路ロに向くと共に収容凹部34に熱膨張部材37が配設してある。このようにすることで、垂下片3,3に配設した取着部36及び熱膨張部材37によって第1風路イ及び第2風路ロを閉塞してより一層確実に通気を遮断して火炎が屋根裏へ侵入するのを防止することができる。
【0025】
ところで、覆い片15の先端から起立片16を立設し、起立片16とこれに対向する垂下片3とに突片31を延出して覆い片15の上に底面が広く上開口が狭くなる接続溝を形成している。このような、接続溝に板状のジョイナ18を挿入することによって、見切り縁10、10を容易に接続することができて施工性を高めるものである。ジョイナ18には係止突部を形成している。
【0026】
【発明の効果】
請求項1においては、野縁に見切り縁を介して軒天井板を取付ける軒天井の取付け構造であって、見切り縁における野縁に対する取付片より屋内外方向に間隔を隔てて一対の垂下片を垂下させ、一方の垂下片の下端部から軒天井支持片を延出し、他方の垂下片の下端部から鼻板に連結されるスペース片を延出し、一対の垂下片に換気口を形成し、取付片において見切り縁を野縁に取付け、軒天井支持片に軒天井板を載置して一方の垂下片と軒天井板の端面との間に第1風路を形成し、スペース片を鼻板に連結して他方の垂下片と鼻板との間に第2風路を形成し、かつ、各垂下片の下端から対向する垂下片側に向けて覆い片を延出した軒天井の取付け構造において、内部が収容凹部となりその開口幅が該収容凹部より幅狭な開口を有する取着部を開口方向が大略上記換気口を向くように設け、前記取着部の収容凹部に加熱されて膨張した際に上記換気口を閉塞する熱膨張部材を設けてあるから、取付片から屋内外方向に間隔を隔てて垂下した一対の垂下片の側部において第1風路、第2風路を形成することができ、従来の一つの風路のものに比べて換気効率を倍増することができ、したがって、換気口を大きくしなくてもよく、こうもりのような小動物が侵入するのを防止することができ、また、各垂下片の下端から対向する垂下片側に向けて覆い片を延出していることから、覆い片によって下方から見た場合に換気口を隠すことができ、一対の垂下片に換気口を形成しながら外観が低下するのを防止することができる。そして、火災が発生した際に熱膨張部材が熱せられると、熱膨張部材が発泡して開口を介して収容凹部から外部に膨張し、換気口を閉塞して通気を遮断すると共に、火炎が換気口から屋根裏へ侵入するのを阻止して延焼を防止することが可能となる。
【0027】
請求項2においては、取付片の屋内外方向の中央部に該取付片を野縁に固着するための固着部を設け、前記固着部を挟んで屋内外方向に対向するように一対の取着部を取付片に設け、該取着部を取付片から垂下される縦片と、前記縦片の下端部からそれぞれ屋内外方向に突設される先端が上方に屈曲した略L字状の載置係止片とで屋内外方向の両側に開口及び収容凹部を有するように形成し、前記一対の取着部の互いに対向する開口内の収容凹部に加熱されて膨張した際に前記固着部を覆う熱膨張部材を設けると共に、互いに対向する開口と反対側の開口内の収容凹部に加熱されて膨張した際に換気口を閉塞する熱膨張部材を設けているから、開口が換気口に対向する収容凹部内の熱膨張部材にて換気口が確実に閉塞されるのに加えて、見切り縁を野縁に固着する固着部及び固着具を膨張した熱膨張部材が覆って見切り縁が焼け落ちるのを防止することができる。
【0028】
請求項3においては、垂下片の外側に取着部及び熱膨張部材を設けているから、請求項1又は2の効果に加えて、垂下片に配設した取着部及び熱膨張部材によって第1風路及び第2風路を閉塞してより一層確実に通気を遮断して火炎が屋根裏へ侵入するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す断面図である。
【図2】同上において熱膨張部材が膨張した時の断面図である。
【図3】同上の軒天井板の屋外側の端部の支持構造を示す断面図である。
【図4】同上の軒天井板の屋内側の端部の支持構造を示す断面図である。
【図5】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 野縁
2 取付片
3 垂下片
4 軒天井支持片
5 鼻板
7 スペース片
8 軒天井板
10 見切り縁
11 換気口
15 覆い片
34 収容凹部
35 開口
36 取着部
37 熱膨張部材
イ 第1風路
ロ 第2風路
【発明の属する技術分野】
本発明は、軒天井の取付け構造に関し、詳しくは、軒天井の取付け箇所における換気効率を高めながら、こうもりのような小動物が侵入するのを防止し、かつ、外観が低下するのを防止することができるのに加えて、防火することができる軒天井の取付け構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、野縁に見切り縁を介して軒天井板を取付ける軒天井の取付け構造においては、鼻板及び家屋の外壁に見切り縁を取付け、見切り縁に野縁を支持し、軒天井板を野縁に取付けるとともに軒天井板の端部を見切り縁にて覆うのである。
【0003】
この場合、見切り縁に換気口を形成して、風路を形成して軒天井裏の換気を図るものである。
【0004】
ところで、このような換気構成において、良好な換気を図るために換気口を大きくする場合には、こうもりのような小動物が軒天井裏に侵入するという問題があった。そこで、こうもりのような小動物が軒天井裏に侵入しないような軒天井の取付け構造が考え出された(例えば特許文献1参照)。しかしながら、この特許文献1に示すものにあっては、見切り縁に形成した換気口が下方から見えて外観が低下してしまうものであったため、図5に示すような外観が低下しない軒天井の取付け構造が発明された(例えば特許文献2参照)。
【0005】
しかしながら、この特許文献2に示すものにあっては、見切り縁10の垂下片3の下端部から覆い片15を延設して換気口11が下方から見えないようにして外観が低下するのを防止することができるものの、火災の際に換気口11を閉塞することができず、防火処置が施されていないものであった。なお、図中の1は野縁、8は軒天井板、5は鼻板、33は軒先見切り、14は固着具を示す。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−98693号公報
【特許文献2】
特開2001−271467号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、軒天井の取付け箇所における換気効率を高めながら、こうもりのような小動物が侵入するのを防止することができ、かつ、外観が低下するのを防止することができるのに加えて、防火することが可能な軒天井の取付け構造を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1においては、野縁1に見切り縁10を介して軒天井板8を取付ける軒天井の取付け構造であって、見切り縁10における野縁1に対する取付片2より屋内外方向に間隔を隔てて一対の垂下片3,3を垂下させ、一方の垂下片3の下端部から軒天井支持片4を延出し、他方の垂下片3の下端部から鼻板5に連結されるスペース片7を延出し、一対の垂下片3,3に換気口11,11を形成し、取付片2において見切り縁10を野縁1に取付け、軒天井支持片4に軒天井板8を載置して一方の垂下片3と軒天井板8との間に第1風路イを形成し、スペース片7を鼻板5に連結して他方の垂下片3と鼻板5との間に第2風路ロを形成し、更に、各垂下片3、3の下端から対向する垂下片3、3側に向けて覆い片15、15を延出した軒天井の取付け構造において、内部が収容凹部34となりその開口幅が該収容凹部34より幅狭な開口35を有する取着部36を開口方向が大略上記換気口11,11を向くように設け、前記取着部36の収容凹部34に加熱されて膨張した際に上記換気口11,11を閉塞する熱膨張部材37を設けて成ることを特徴とするものである。
【0009】
このような構成によれば、取付片2から屋内外方向に間隔を隔てて垂下した一対の垂下片3、3の両側において第1風路イ、第2風路ロを形成することができ、従来の一つの風路ハのものに比べて換気効率を倍増することができ、したがって、換気口11を大きくしなくてもよく、こうもりのような小動物が侵入するのを防止することができる。更に、各垂下片3、3の下端から対向する垂下片3、3側に向けて覆い片15、15を延出していて、覆い片15によって下方から見た場合に換気口11を隠すことができ、一対の垂下片3、3に換気口11を形成しながら外観が低下するのを防止することができる。そして、内部が収容凹部34となりその開口幅が該収容凹部34より幅狭な開口35を有する取着部36を開口方向が大略上記換気口11,11を向くように設け、前記取着部36の収容凹部34に加熱されて膨張した際に上記換気口11,11を閉塞する熱膨張部材37を設けたので、火災が発生した際に熱膨張部材37が熱せられると、熱膨張部材37が発泡して開口35を介して収容凹部34から外部に膨張し、換気口11,11を閉塞して通気を遮断すると共に、火炎が換気口11,11から屋根裏へ侵入するのを阻止して延焼を防止することが可能となる。
【0010】
請求項2においては、取付片2の屋内外方向の中央部に該取付片2を野縁1に固着するための固着部を設け、前記固着部を挟んで屋内外方向に対向するように一対の取着部36を取付片2に設け、該取着部36を取付片2から垂下される縦片38と、前記縦片38の下端部からそれぞれ屋内外方向に突設される先端が上方に屈曲した略L字状の載置係止片39とで屋内外方向の両側に開口35及び収容凹部34を有するように形成し、前記一対の取着部36の互いに対向する開口35内の収容凹部34に加熱されて膨張した際に前記固着部を覆う熱膨張部材37を設けると共に、互いに対向する開口35と反対側の開口35内の収容凹部34に加熱されて膨張した際に換気口11,11を閉塞する熱膨張部材37を設けることを特徴とするものである。このような構成によれば、開口35が換気口11,11に対向する収容凹部34内の熱膨張部材37にて換気口11,11が確実に閉塞されるのに加えて、見切り縁10を野縁1に固着する固着部及び固着具14を膨張した熱膨張部材37が覆って見切り縁10が焼け落ちるのを防止することができる。
【0011】
請求項3においては、垂下片3,3の外側に取着部36及び熱膨張部材37を設けることを特徴とするものである。このような構成によれば、垂下片3,3に配設した取着部36及び熱膨張部材37によって第1風路イ及び第2風路ロを閉塞してより一層確実に通気を遮断して火炎が屋根裏へ侵入するのを防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を添付図面に基づいて説明する。
【0013】
図4に示すように、屋内側において固定されている外壁パネル19には壁際廻り縁22をビス23にて固定している。図中の30は屋内側の見切り縁を示す。図3に示すように、屋外側において垂木20の先端部に鼻板下地材21がドリルビス24にて固定されている。壁際廻り縁22と鼻板下地材21とにわたって野縁1を固定している。鼻板下地材21及び野縁1の先端に鼻板5を当接させてビス25にて固定している。更に、鼻板5には軒樋控え具26を当接させてビス27にて共に鼻板下地材21に固定している。軒樋控え具26には軒樋28を支持させて屋根29からの排水を受けるようにしている。
【0014】
見切り縁10は、例えば、アルミニウム等の金属の押出成形品であり、軒天井における野縁1に対する取付片2より屋内外方向に間隔を隔てて一対の垂下片3,3を垂下させている。一方の垂下片3の下端部から軒天井支持片4を延出している。他方の垂下片3の下端部から鼻板5の下端に当接するスペース片7を延出している。軒天井支持片4に取付片2の先端よりも突出する位置に軒天井板8に対する位置決め用のストッパー9を形成している。スペース片7にもストッパー9を設けている。一対の垂下片3,3に換気口11,11を形成している。また、取付片の屋内外方向の中央部には、取付片を野縁に固着するための固着部として固着具挿通孔が形成される。また更に、熱膨張部材37を配設するための取着部36を設けるものであるが、これについては後述する。
【0015】
しかして、見切り縁10が取付片2においてビス14からなる固着具にて野縁1に固定され、又、壁際廻り縁材30が壁際廻り縁22に固定させる。見切り縁10の軒天井支持片4と壁際廻り縁材30とにわたって軒天井板8を載設する。軒天井支持片4のストッパー9に軒天井板8の端部が当接して、スペース片7が鼻板5の下面に当接するとともにスぺース片7のストッパー9が鼻板5に当接している。図中33は軒先見切りであり、鼻板5にビス止めされている。
【0016】
このような取付け状態において、軒天井支持片4に軒天井板8を載置して一方の垂下片3と軒天井板8との間に第1風路イを形成するのであり、又、スペース片7を鼻板5当接していて他方の垂下片3と鼻板5との間に第2風路ロを形成している。
【0017】
このように、取付片2から屋内外方向に間隔を隔てて垂下した一対の垂下片3,3の両側において第1風路イ、第2風路ロを形成することができるのであり、従来の一つの風路のものに比べて換気効率を倍増することができ、したがって、換気口11を大きくしなくてもよく、こうもりのような小動物が侵入するのを防止することができるものである。
【0018】
更に述べれば、軒天井支持片4に取付片2の先端よりも突出する位置に軒天井板8に対する位置決め用のストッパー9を形成してあって、第1風路イを確実に形成することができながら、ストッパー9に軒天井板8に当接することで、軒天井板8の位置決めができて施工性を高めることができるものである。
【0019】
更に、各垂下片3、3の下端から対向する垂下片3、3側に向けて覆い片15、15を延出していることから、覆い片15によって下方から見た場合に換気口11を隠すことができるのであり、一対の垂下片3、3に換気口11を形成しながら外観が低下するのを防止することができるものである。
【0020】
そして更に、本発明の軒天井の取付け構造においては、火災の際に換気口11,11を閉塞して防火することが可能な熱膨張部材37を配設するものである。熱膨張部材37は、取着部36を介して見切り縁10に設けるものである。
【0021】
取着部36は、内部が前記熱膨張部材37を収容する収容凹部34となると共に、前記収容凹部34をその外部と連通する開口35を設け、前記開口35の開口方向がほぼ見切り縁10の換気口11,11を向くように設けるものである。本実施形態では取着部36は、取付片2から垂下される縦片38と、前記縦片38の下端部からそれぞれ屋内外方向に突設される先端が上方に屈曲した略L字状の載置係止片39と、前記載置係止片39の先端と対向するように取付片2から垂下される係止片40とからなるもので、上記取付片2の固着部を挟んで屋内外方向に対向するように一対の取着部36が取付片2に設けられて屋内外方向の両側に開口35を有するように形成される。そして、前記一対の取着部36のそれぞれ両側に形成される開口35及び収容凹部34のうち、互いに対向する開口35内の収容凹部34に、加熱されて膨張した際に前記固着部及び固着具14を覆う熱膨張部材37を設け、互いに対向する開口35と反対側の開口35内の収容凹部34に、加熱されて膨張した際に上記換気口11,11を閉塞する熱膨張部材37を設けるものである。
【0022】
熱膨張部材37は、ある一定の温度以上(例えば、150℃以上又は200℃以上)に加熱された際に数倍〜数十倍に膨張して固化することで通気及び延焼を遮断するもので、通常は発泡性グラファイトや熱膨張性黒鉛等の発泡性を有する炭素系の材料からなるが、特に限定されない。
【0023】
熱膨張部材37を取着部36を介して見切り縁10に配設したことで、火災が発生した際に熱せられると、図2に示すように、熱膨張部材37が発泡して取着部36の収容凹部34から開口35を介して膨張し、上述したように開口35が換気口11,11に対向する収容凹部34内の熱膨張部材37にて換気口11,11を閉塞して通気を遮断・火炎の侵入を阻止して延焼を防止する。更に、膨張した熱膨張部材37は、前述のように通気を遮断すると共にアルミニウム等の金属からなる見切り縁10の取付片2、垂下片3、固着具14を覆って見切り縁10の固着部に高熱が伝わるのを遮断し、固着部が溶けて見切り縁10が落下するのを防止する。そして、仮に火炎に晒されて覆い片15が溶け落ちても、取着部36の開口35が収容凹部34より幅狭に(即ち本実施形態では開口35の上下長さが収容凹部34の上下長さよりも短く)形成することで、膨張した熱膨張部材37が開口35を介してその内外で一体的に固化することとなり、収容凹部34内で固化した熱膨張部材37が収容凹部34から抜け落ちるのが防止される(即ちアンカー効果を有する)こととなる。
【0024】
また更に、本実施形態では取着部36を垂下片3,3の外側に設けてある。この垂下片3,3に設ける取着部36は、載置係止片39と係止片40とからなり、その開口35が第1風路イ及び第2風路ロに向くと共に収容凹部34に熱膨張部材37が配設してある。このようにすることで、垂下片3,3に配設した取着部36及び熱膨張部材37によって第1風路イ及び第2風路ロを閉塞してより一層確実に通気を遮断して火炎が屋根裏へ侵入するのを防止することができる。
【0025】
ところで、覆い片15の先端から起立片16を立設し、起立片16とこれに対向する垂下片3とに突片31を延出して覆い片15の上に底面が広く上開口が狭くなる接続溝を形成している。このような、接続溝に板状のジョイナ18を挿入することによって、見切り縁10、10を容易に接続することができて施工性を高めるものである。ジョイナ18には係止突部を形成している。
【0026】
【発明の効果】
請求項1においては、野縁に見切り縁を介して軒天井板を取付ける軒天井の取付け構造であって、見切り縁における野縁に対する取付片より屋内外方向に間隔を隔てて一対の垂下片を垂下させ、一方の垂下片の下端部から軒天井支持片を延出し、他方の垂下片の下端部から鼻板に連結されるスペース片を延出し、一対の垂下片に換気口を形成し、取付片において見切り縁を野縁に取付け、軒天井支持片に軒天井板を載置して一方の垂下片と軒天井板の端面との間に第1風路を形成し、スペース片を鼻板に連結して他方の垂下片と鼻板との間に第2風路を形成し、かつ、各垂下片の下端から対向する垂下片側に向けて覆い片を延出した軒天井の取付け構造において、内部が収容凹部となりその開口幅が該収容凹部より幅狭な開口を有する取着部を開口方向が大略上記換気口を向くように設け、前記取着部の収容凹部に加熱されて膨張した際に上記換気口を閉塞する熱膨張部材を設けてあるから、取付片から屋内外方向に間隔を隔てて垂下した一対の垂下片の側部において第1風路、第2風路を形成することができ、従来の一つの風路のものに比べて換気効率を倍増することができ、したがって、換気口を大きくしなくてもよく、こうもりのような小動物が侵入するのを防止することができ、また、各垂下片の下端から対向する垂下片側に向けて覆い片を延出していることから、覆い片によって下方から見た場合に換気口を隠すことができ、一対の垂下片に換気口を形成しながら外観が低下するのを防止することができる。そして、火災が発生した際に熱膨張部材が熱せられると、熱膨張部材が発泡して開口を介して収容凹部から外部に膨張し、換気口を閉塞して通気を遮断すると共に、火炎が換気口から屋根裏へ侵入するのを阻止して延焼を防止することが可能となる。
【0027】
請求項2においては、取付片の屋内外方向の中央部に該取付片を野縁に固着するための固着部を設け、前記固着部を挟んで屋内外方向に対向するように一対の取着部を取付片に設け、該取着部を取付片から垂下される縦片と、前記縦片の下端部からそれぞれ屋内外方向に突設される先端が上方に屈曲した略L字状の載置係止片とで屋内外方向の両側に開口及び収容凹部を有するように形成し、前記一対の取着部の互いに対向する開口内の収容凹部に加熱されて膨張した際に前記固着部を覆う熱膨張部材を設けると共に、互いに対向する開口と反対側の開口内の収容凹部に加熱されて膨張した際に換気口を閉塞する熱膨張部材を設けているから、開口が換気口に対向する収容凹部内の熱膨張部材にて換気口が確実に閉塞されるのに加えて、見切り縁を野縁に固着する固着部及び固着具を膨張した熱膨張部材が覆って見切り縁が焼け落ちるのを防止することができる。
【0028】
請求項3においては、垂下片の外側に取着部及び熱膨張部材を設けているから、請求項1又は2の効果に加えて、垂下片に配設した取着部及び熱膨張部材によって第1風路及び第2風路を閉塞してより一層確実に通気を遮断して火炎が屋根裏へ侵入するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す断面図である。
【図2】同上において熱膨張部材が膨張した時の断面図である。
【図3】同上の軒天井板の屋外側の端部の支持構造を示す断面図である。
【図4】同上の軒天井板の屋内側の端部の支持構造を示す断面図である。
【図5】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 野縁
2 取付片
3 垂下片
4 軒天井支持片
5 鼻板
7 スペース片
8 軒天井板
10 見切り縁
11 換気口
15 覆い片
34 収容凹部
35 開口
36 取着部
37 熱膨張部材
イ 第1風路
ロ 第2風路
Claims (3)
- 野縁に見切り縁を介して軒天井板を取付ける軒天井の取付け構造であって、見切り縁における野縁に対する取付片より屋内外方向に間隔を隔てて一対の垂下片を垂下させ、一方の垂下片の下端部から軒天井支持片を延出し、他方の垂下片の下端部から鼻板に連結されるスペース片を延出し、一対の垂下片に換気口を形成し、取付片において見切り縁を野縁に取付け、軒天井支持片に軒天井板を載置して一方の垂下片と軒天井板の端面との間に第1風路を形成し、スペース片を鼻板に連結して他方の垂下片と鼻板との間に第2風路を形成し、かつ、各垂下片の下端から対向する垂下片側に向けて覆い片を延出した軒天井の取付け構造において、内部が収容凹部となりその開口幅が該収容凹部より幅狭な開口を有する取着部を開口方向が大略上記換気口を向くように設け、前記取着部の収容凹部に加熱されて膨張した際に上記換気口を閉塞する熱膨張部材を設けて成ることを特徴とする軒天井の取付け構造。
- 取付片の屋内外方向の中央部に該取付片を野縁に固着するための固着部を設け、前記固着部を挟んで屋内外方向に対向するように一対の取着部を取付片に設け、該取着部を取付片から垂下される縦片と、前記縦片の下端部からそれぞれ屋内外方向に突設される先端が上方に屈曲した略L字状の載置係止片とで屋内外方向の両側に開口及び収容凹部を有するように形成し、前記一対の取着部の互いに対向する開口内の収容凹部に加熱されて膨張した際に前記固着部を覆う熱膨張部材を設けると共に、互いに対向する開口と反対側の開口内の収容凹部に加熱されて膨張した際に換気口を閉塞する熱膨張部材を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の軒天井の取付け構造。
- 垂下片の外側に取着部及び熱膨張部材を設けて成ることを特徴とする請求項1又は2記載の軒天井の取付け構造。
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