JP3352069B2 - 軒天井の取付け構造 - Google Patents

軒天井の取付け構造

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JP3352069B2 JP2000082216A JP2000082216A JP3352069B2 JP 3352069 B2 JP3352069 B2 JP 3352069B2 JP 2000082216 A JP2000082216 A JP 2000082216A JP 2000082216 A JP2000082216 A JP 2000082216A JP 3352069 B2 JP3352069 B2 JP 3352069B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒天井の取付け構
造に関し、詳しくは、軒天井の取付け箇所における換気
効率を高めながら、こうもりのような小動物が侵入する
のを防止し、かつ、このような構成としながら、外観が
低下するのを防止しようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、野縁に見切り縁を介して軒天井板
を取付ける軒天井の取付け構造においては、鼻板及び家
屋の外壁に見切り縁を取付け、見切り縁に野縁を支持
し、軒天井板を野縁に取付けるとともに軒天井板の端部
を見切り縁にて覆うのである。
【0003】この場合、見切り縁に換気口を形成して、
風路を形成して軒天井裏の換気を図るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
換気構成において、良好な換気を図るために換気口を大
きくする場合には、こうもりのような小動物が軒天井裏
に侵入するという問題があった。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、軒天井の取付け箇所における換気効率を高
めながら、こうもりのような小動物が侵入するのを防止
することができ、かつ、このような構成としながら、外
観が低下するのを防止することができる軒天井の取付け
構造を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、野
縁1に見切り縁10を介して軒天井板8を取付ける軒天
井の取付け構造であって、見切り縁10における野縁1
に対する取付片2より屋内外方向に間隔を隔てて一対の
垂下片3,3を垂下させ、一方の垂下片3の下端部から
軒天井支持片4を延出し、他方の垂下片3の下端部から
鼻板5に連結されるスペース片7を延出し、一対の垂下
片3,3に換気口11,11を形成し、取付片2におい
て見切り縁10を野縁1に取付け、軒天井支持片4に軒
天井板8を載置して一方の垂下片3と軒天井板8との間
に第1風路イを形成し、スペース片7を鼻板5に連結し
て他方の垂下片3と鼻板5との間に第2風路ロを形成
し、更に、各垂下片3、3の下端から対向する垂下片
3、3側に向けて覆い片15、15を延出して成ること
を特徴とするものである。
【0007】このような構成によれば、取付片2から屋
内外方向に間隔を隔てて垂下した一対の垂下片3、3の
両側において第1風路イ、第2風路ロを形成することが
でき、従来の一つの風路ハのものに比べて換気効率を倍
増することができ、したがって、換気口11を大きくし
なくてもよく、こうもりのような小動物が侵入するのを
防止することができる。更に、各垂下片3、3の下端か
ら対向する垂下片3、3側に向けて覆い片15、15を
延出していて、覆い片15によって下方から見た場合に
換気口11を隠すことができ、一対の垂下片3、3に換
気口11を形成しながら外観が低下するのを防止するこ
とができる。
【0008】請求項2においては、覆い片15の上に底
面が広く上開口が狭くなる接続溝17を形成しているこ
とを特徴とするものである。このような構成によれば、
接続溝17、17に板状のジョイナー18を挿入するこ
とによって、見切り縁10を容易に接続することができ
て施工性を高めることができる。
【0009】請求項3においては、軒長さ方向において
接続される見切り縁10…のうち一部のものの換気口1
1は閉塞されていることを特徴とするものである。この
ような構成によれば、隣地等との関係で、軒先部におい
て防火措置が必要な場合には、該当箇所において換気口
11が閉塞された見切り縁10bを使用することで対応
することができるものであり、例えば、隣地側から塵埃
や排気が及ぼされる箇所において換気口11が閉塞され
た見切り縁10aを使用することでよく、多様な使用形
態を選択することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を説
明する。図1(a)は軒先部の断面図である。図2は見
切り縁の拡大断面図である。図3は見切り縁の一部破断
した正面図である。図5は屋内側の断面図である。
【0011】屋内側において固定されている外壁パネル
19には壁際廻り縁22をビス23にて固定している。
屋外側において垂木20の先端部に鼻板下地材21がド
リルビス24にて固定されている。壁際廻り縁22と鼻
板下地材21とにわたって野縁1を固定している。鼻板
下地材21及び野縁1の先端に鼻板5を当接させてビス
25にて固定している。更に、鼻板5には軒樋控え具2
6を当接させてビス27にて共に鼻板下地材21に固定
している。軒樋控え具26には軒樋28を支持させて屋
根29からの排水を受けるようにしている。
【0012】見切り縁10は、例えば、金属の押出成形
品であり、軒天井における野縁1に対する取付片2より
屋内外方向に間隔を隔てて一対の垂下片3,3を垂下さ
せている。一方の垂下片3の下端部から軒天井支持片4
を延出している。他方の垂下片3の下端部から鼻板5の
下端に当接するスペース片7を延出している。軒天井支
持片4に取付片2の先端よりも突出する位置に軒天井板
8に対する位置決め用のストッパー9を形成している。
スペース片7にもストッパー9を設けている。一対の垂
下片3,3に換気口11,11を形成している。このよ
うに見切り縁10を形成している。
【0013】しかして、見切り縁10が取付片2におい
てビス14にて野縁1に固定され、又、壁際廻り縁材3
0が壁際廻り縁22に固定させる。見切り縁10の軒天
井支持片4と壁際廻り縁材30とにわたって軒天井板8
を載設する。軒天井支持片4のストッパー9に軒天井板
8の端部が当接して、スペース片7が鼻板5の下面に当
接するとともにスぺース片7のストッパー9が鼻板5に
当接している。図中33は軒先見切りであり、鼻板5に
ビス止めされている。
【0014】このような取付け状態において、軒天井支
持片4に軒天井板8を載置して一方の垂下片3と軒天井
板8との間に第1風路イを形成するのであり、又、スペ
ース片7を鼻板5当接していて他方の垂下片3と鼻板5
との間に第2風路ロを形成している。
【0015】このように、取付片2から屋内外方向に間
隔を隔てて垂下した一対の垂下片3,3の両側において
第1風路イ、第2風路ロを形成することができるのであ
り、従来の一つの風路のものに比べて換気効率を倍増す
ることができ、したがって、換気口11を大きくしなく
てもよく、こうもりのような小動物が侵入するのを防止
することができるものである。
【0016】更に述べれば、軒天井支持片4に取付片2
の先端よりも突出する位置に軒天井板8に対する位置決
め用のストッパー9を形成してあって、第1風路イを確
実に形成することができながら、ストッパー9に軒天井
板8に当接することで、軒天井板8の位置決めができて
施工性を高めることができるものである。
【0017】更に、各垂下片3、3の下端から対向する
垂下片3、3側に向けて覆い片15、15を延出してい
ることから、覆い片15によって下方から見た場合に換
気口11を隠すことができるのであり、一対の垂下片
3、3に換気口11を形成しながら外観が低下するのを
防止することができるものである。
【0018】ところで、覆い片15の先端から起立片1
6を立設し、起立片16とこれに対向する垂下片3とに
突片31を延出して覆い片15の上に底面が広く上開口
が狭くなる接続溝17を形成している。このような、接
続溝17、17に板状のジョイナー18を挿入すること
によって、見切り縁10、10を容易に接続することが
できて施工性を高めるものである。ジョイナー18には
係止突部32を形成している。
【0019】軒長さ方向において接続される見切り縁1
0…のうち一部のものの見切り縁10aの換気口11は
閉塞されているものである。つまり、押出成形品に換気
口11を形成していないものである(図6参照)。しか
して、隣地等との関係で、軒先部において防火措置が必
要な場合には、該当箇所において換気口11が閉塞され
た見切り縁10bを使用することで対応することができ
るものであり、又、隣地側から塵埃や排気が及ばされる
箇所において換気口11が閉塞された見切り縁10bを
使用してもよく、多様な使用形態を選択することができ
るものである。
【0020】
【発明の効果】請求項1においては、野縁に見切り縁を
介して軒天井板を取付ける軒天井の取付け構造であっ
て、見切り縁における野縁に対する取付片より屋内外方
向に間隔を隔てて一対の垂下片を垂下させ、一方の垂下
片の下端部から軒天井支持片を延出し、他方の垂下片の
下端部から鼻板に連結するスペース片を延出し、一対の
垂下片に換気口を形成し、取付片において見切り縁を野
縁に取付け、軒天井支持片に軒天井板を載置して一方の
垂下片と軒天井板の端面との間に第1風路を形成し、ス
ペース片を鼻板に連結して他方の垂下片と鼻板との間に
第2風路を形成し、更に、各垂下片の下端から対向する
垂下片側に向けて覆い片を延出してあるから、取付片か
ら屋内外方向に間隔を隔てて垂下した一対の垂下片の側
部において第1風路、第2風路を形成することができ、
従来の一つの風路のものに比べて換気効率を倍増するこ
とができ、したがって、換気口を大きくしなくてもよ
く、こうもりのような小動物が侵入するのを防止するこ
とができるという利点がある。それでいて、各垂下片の
下端から対向する垂下片側に向けて覆い片を延出してい
ることから、覆い片によって下方から見た場合に換気口
を隠すことができ、一対の垂下片に換気口を形成しなが
ら外観が低下するのを防止することができるという利点
がある。
【0021】請求項2においては、覆い片の上に底面が
広く上開口が狭くなる接続溝を形成しているから、請求
項1の効果に加えて、接続溝に板状のジョイナーを挿入
することによって、見切り縁を容易に接続することがで
きて施工性を高めることができるという利点がある。
【0022】請求項3においては、軒長さ方向において
接続される見切り縁のうち一部のものの換気口は閉塞さ
れているから、請求項1又は2の効果に加えて、隣地等
との関係で、軒先部において防火措置が必要な場合に
は、該当箇所において換気口が閉塞された見切り縁を使
用することで対応することができるものであり、例え
ば、隣地側から塵埃や排気が及ばされる箇所において換
気口が閉塞された見切り縁を使用することでよく、多様
な使用形態を選択することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す断面図である。
【図2】同上の見切り縁の拡大断面図である。
【図3】同上の見切り縁の一部破断した正面図である。
【図4】同上のジョイナーを示し、(a)は正面図、
(b)は平面図である。
【図5】同上の軒天井板の屋内側の端部の支持構造を示
す断面図である。
【図6】同上の見切り縁の他例を示す一部破断した正面
図である。
【符号の説明】
1 野縁 2 取付片 3 垂下片 4 軒天井支持片 5 鼻板 7 スペース片 8 軒天井板 9 ストッパー 10 見切り縁 11 換気口
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−117447(JP,A) 特開 平11−81544(JP,A) 特開 平9−203133(JP,A) 特開 平9−203134(JP,A) 特開 平7−292904(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 13/158 501 E04B 9/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 野縁に見切り縁を介して軒天井板を取付
    ける軒天井の取付け構造であって、見切り縁における野
    縁に対する取付片より屋内外方向に間隔を隔てて一対の
    垂下片を垂下させ、一方の垂下片の下端部から軒天井支
    持片を延出し、他方の垂下片の下端部から鼻板に連結さ
    れるスペース片を延出し、一対の垂下片に換気口を形成
    し、取付片において見切り縁を野縁に取付け、軒天井支
    持片に軒天井板を載置して一方の垂下片と軒天井板の端
    面との間に第1風路を形成し、スペース片を鼻板に連結
    して他方の垂下片と鼻板との間に第2風路を形成し、か
    つ、各垂下片の下端から対向する垂下片側に向けて覆い
    片を延出して成ることを特徴とする軒天井の取付け構
    造。
  2. 【請求項2】 覆い片の上に底面が広く上開口が狭くな
    る接続溝を形成して成ることを特徴とする請求項1記載
    の軒天井の取付け構造。
  3. 【請求項3】 軒長さ方向において接続される見切り縁
    のうち一部のものの換気口は閉塞されていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の軒天井の取付け構造。
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