JP2004307942A - 極低Ti溶鋼の溶製方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、溶鋼中に含まれる不純物成分であるTiの含有量を低減する溶鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】高炉より出銑された溶銑を用いて極低Ti溶鋼を溶製するに際し、転炉型容器により、吹酸して脱Ti処理を行い、その後一旦出銑・排滓を行った上で、同一転炉あるいは専用の脱炭炉にて脱炭処理を行う極低Ti溶鋼の溶製方法。また、上記された脱Ti処理を行うに際し、脱Ti処理終了時のスラグ組成を、塩基度(CaO/SiO):1.4〜2.5、かつ(%T.Fe):10〜20%の範囲に制御する極低Ti溶鋼の溶製方法。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、溶鋼中に含まれる不純物成分であるTiの含有量を低減する溶鋼の溶製方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、溶鋼中に不純物として含有されるTiは、特殊な鋼製品である軸受鋼や無方向性電磁鋼板などにおいて、加工性や鉄損特性などから低減することが行われている。特に電磁鋼の磁気特性向上を図るためには、溶鋼の低Ti化が必要である。
【0003】
この溶鋼中のTiを低減する方法として、例えば特公平3−79407号公報(特許文献1)に記載されているように、Ti含有量が0.02%を超える溶銑を用いて精錬する際に、脱炭精錬を終了した溶鋼を取鍋に受鋼し、この取鍋のスラグの塩基度が2.0以下になるようにCaO、SiOを含有するフラックスを添加することにより、スラグにTiO酸化物を補足して溶鋼中のTi含有量を低減することが行われており、そして、TiOやTiNなどの微細な介在物の析出を抑制して鋼の再結晶時の組織を改善することが行われている。
【0004】
さらに、特開平5−86413号公報(特許文献2)に記載されているように、取鍋に収容された溶鋼に、Si、およびSiOの混合物からなるフラックスを添加して取鍋内のスラグの塩基度(CaO/SiO)を0.6〜2.0の範囲に調整することにより、スラグ中のSiO濃度を高め、同時にSiの酸化反応による発熱による滓化を促進して取鍋内のスラグの塩基度を効率良く調整でき、しかも、スラグ中へのTi分配比を高めることによって溶鋼中のTi含有量を低減することが行われている。
【0005】
【引用文献】
(1)特許文献1(特公平3−79407号公報)
(2)特許文献2(特開平5−86413号公報)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特許文献1の方法では、溶鋼中のTi含有量を30〜40ppm以下にコントロールすることは可能であるが、取鍋内のスラグの調整のみではTi含有量が20ppm以下の極低Ti溶鋼を溶製することが困難である。また、特許文献2の方法においても、取鍋内のスラグの塩基度調整のみでは脱Ti量に限界があり、取鍋中のスラグのTi分配比のみを高めても目標とするTi含有量が20ppm以下の極低Ti溶鋼を安定して溶製することに限界がある。このように、従来から一般に行われている低Ti溶鋼の溶製は、添加した合成フラックスが完全に溶解して滓化するのに時間を要し、処理時間の延長して生産性が阻害されるなどの問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述したような問題を解消するために、発明者らは鋭意開発を進めた結果、高炉から出銑された溶銑を転炉型容器に受け、この溶銑にフラックスの添加と吹酸を行って、予め溶銑中のTiを生成したスラグにTiOとして補足する脱Ti処理を行い、さらに一旦出銑・排滓を行うことによってスラグ中に移行したTi源(TiO)を排除し、かつ、取鍋処理時に難還元性組成に制御することによって、スラグからのTi還元を防止し、Ti含有量を15ppm以下といった極低Ti溶鋼の溶製を可能とした極低Ti溶鋼の溶製方法を提供することにある。
【0008】
その発明の要旨とするところは、
(1)高炉より出銑された溶銑を用いて極低Ti溶鋼を溶製するに際し、転炉型容器により、吹酸して脱Ti処理を行い、その後一旦出銑・排滓を行った上で、同一転炉あるいは専用の脱炭炉にて脱炭処理を行うことを特徴とする極低Ti溶鋼の溶製方法。
(2)前記(1)に記載された脱Ti処理を行うに際し、脱Ti処理終了時のスラグ組成を、塩基度(CaO/SiO):1.4〜2.5、かつ(%T.Fe):10〜20%の範囲に制御することを特徴とする極低Ti溶鋼の溶製方法。
【0009】
(3)前記(1)または(2)に記載された極低Ti溶鋼の溶製方法において、転炉出鋼後の取鍋処理において、Siによる先行脱酸を行った後に、Alによる最終脱酸を行い、その後最終成分調整を行うことを特徴とする極低Ti溶鋼の溶製方法。
(4)前記(1)〜(3)に記載された極低Ti溶鋼の溶製方法において、Siによる先行脱酸終了時のスラグ組成がCaO/SiO:0.3〜1.5の範囲であることを特徴とする極低Ti溶鋼の溶製方法。
(5)前記(1)〜(4)に記載の溶鋼が無方向性電磁鋼用の溶鋼であることを特徴とする極低Ti溶鋼の溶製方法である。
【0010】
以下、本発明について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る溶銑予備処理に用いた転炉型容器の一例を示す全体概念図である。この図に示すように、上底吹き転炉1は炉体9の底部に設けられた底吹きノズル2と上方から炉体9に装入された上吹きランス5とを有し、さらに生石灰等の脱燐フラックスを貯蔵するフラックスホッパー6、および酸化鉄やミルスケール等の固体酸化剤を貯蔵する貯蔵ホッパー7と、これらフラックスホッパー6および貯蔵ホッパー7から切り出された材料を炉体9内の溶銑10の上部に形成されるスラグ8に添加するシュート11と出鋼口3を備えている。なお、符号4は炉口を示す。
【0011】
上述したように、高炉から出銑された溶銑を転炉型容器に受け、この溶銑にフラックスの添加と吹酸を行って、溶銑にフラックスの添加と吹酸を行なって脱Ti処理を行ない、一旦生成したスラグを排滓することにより、スラグ中に移行したTi源(TiO)を排除し、かつ取鍋処理時に難還元性組成のスラグに制御することによって、スラグからのTi還元を抑制し、Ti含有量が15ppm以下といった極低Ti溶鋼の溶製を可能とするものである。この場合のTiの酸化(脱Ti)反応式は以下の(1)式で表される。
Ti+2(FeO) → (TiO)+2Fe … (1)
【0012】
上記(1)式を進行させるためには、▲1▼スラグ中の酸素ポテンシャルの高位確保、▲2▼スラグ中(TiO)活量の低位化、のいずれかが重要であるが、数々の実験を行うことにより、▲1▼の重要性を見出した。すなわち、具体的方策としては、転炉型反応容器において脱Ti処理終了時のスラグ組成として、CaO/SiO:1.4〜2.5、かつ、T・Fe%:10〜20%と制御することにある。CaO/SiOが1.4未満ではスラグ自体が過剰にフォーミーとなり、スロッピング発生による作業性が悪化する。また、2.5を超えると平衡論的にT・Feの確保が難しく、脱Tiのための酸素ポテンシャルの維持が困難となる。従って、その範囲を1.4〜2.5とした。
【0013】
さらに、T・Fe%が10%未満では脱Tiのための酸素ポテンシャル自体が不足し、所定の脱Ti処理が困難となり、その後のプックアップ挙動に対して悪影響を及ぼす。また、20%を超えると脱炭反応が促進されてしまうためにスロッピングを招くことから、その範囲を10〜20%とした。 この脱Ti処理は、脱Si、脱Pなどの溶銑予備処理と併せて行うことも可能である。その後、一旦、出銑、排滓を行い、同一炉、あるいは別の脱炭専用炉にて脱炭処理を行うことによって、脱炭処理終了時には、Ti含有量を10ppm以下の極低Ti化の達成が可能となる。
【0014】
また、転炉出鋼後の取鍋精錬においては、スラグや脱ガス槽に付着した地金等からのTiの還元(ピックアップ)を防止することが重要にある。この地金等からのTiピックアップ防止のためには、処理前の脱ガス槽の地金除去を徹底的に行って置くことが重要である。このスラグからのTiの還元は下記(2)式による反応が主体的である。
3(TiO)+4Al → 3Ti+2(Al) … (2)
上記(2)式の反応を抑制するためには、▲1▼(TiO)活量を下げること、▲2▼Al活量を上げることが重要であることが知られており、本発明者等は、▲2▼の効果の方がより優先的であり、このためにスラグ塩基度を下げることが有効であることが知見できた。
【0015】
具体的な指標としては、Al添加(脱酸)前の塩基度(CaO/SiO)範囲として0.3〜1.5で、その効果が最も有効であることを新たに見出した。その理由は、塩基度が0.3未満では、耐火物等からのMgO溶解量が増大し、その結果としてスピネル化合物(MgO・Al)が形成されやすくなり、(Al)の活量低下が起こるためである。また、(Al)活量は(TiO)還元のみならず、(SiO)還元にも大きく影響し、また、塩基度が1.5を超える範囲では、(Al)活量の低下により、Al添加時に(SiO)の還元反応が助長されて過剰に起こり、Al添加後においても所定のスラグ組成制御が困難となるためである。
【0016】
さらに、スラグ組成制御を行っても、滓化が遅れると部分的に高塩基度の領域が生じるため、その部位からのピックアップが起こるため、このスラグ組成制御は極力早期に達成させる必要がある。このためにはAl脱酸を行う前にSi脱酸を行い、発熱反応であるSiOの生成顕熱を利用した早期滓化を達成することが望ましい。さらに、所定のスラグ組成範囲に制御可能なように、事前調整を行って置くことが有効である。このような制御を的確に行うことにより、Ti含有量を15ppmの極低Ti溶鋼の溶製が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図2は、アルミ添加後のスラグ塩基度(CaO/SiO)とTi分配比との関係を示す図である。この図に示すように、低塩基度側であるほど高Ti分配比を示す傾向にあり、特に0.4近傍にて極大値を示し、0.3〜1.5の範囲で最適であることが分かる。図3は、塩基度(CaO/SiO)とAl活量との関係を示す図である。この図に示すように、Al活量は高塩基度化に伴い低下する傾向にあり、特に塩基度(CaO/SiO)が1.5を超える領域で活量が急激に低下することから、Al活量の高い範囲としては、上記同様に、0.3〜1.5の範囲であることが分かる。
【0018】
上述した知見に基づいて、本発明に係る実施の形態について説明する。
高炉から出銑された溶銑を150トン溶銑予備処理用の上底吹き転炉に注入し、生石灰とその他ダストなどの酸化剤を添加し、上吹きランスから酸素を吹き付けて脱Ti処理を行った。そして、脱Ti処理した溶銑を出銑口から取鍋に移し、同時に炉(上底吹き転炉)内に残留した生成スラグを排滓鍋に排出した。その結果、溶銑中のTi濃度(400〜500ppm)を50ppm以下にすることができた。さらに、この転炉での脱Ti処理時のスラグの塩基度を1.4〜2.5、およびT・Feを10〜20にそれぞれ調整して行なう。
【0019】
さらに、脱Ti処理を施した溶銑を脱炭精錬に装入し、生石灰、軟珪石や酸化鉄などを添加し、底吹きによる攪拌と上吹きランスによる吹酸をし、脱炭精錬を行った。そして、脱炭精錬を終了した溶鋼を取鍋に出鋼し、この取鍋を次工程の二次精錬である取鍋精錬に搬送してSi合金を添加してSi先行脱酸を行った後、Al、あるいはAl合金によるAl脱酸処理を行う。このアルミ添加後のスラグ組成が、スラグ塩基度(CaO/SiO)を0.3〜1.5、Al濃度が30〜50質量%となるように、生石灰、Alなどのフラックスを添加して調整して、Al活性を上昇させスラグ中からのTiの戻りを抑制して低Ti化が達成される。その結果、溶鋼中のTi濃度を15ppm以下に低減することができる。
【0020】
【実施例】
以下、本発明について実施例によって具体的に説明する。
図1に示す上底吹き転炉1を用いて、高炉から出銑された溶銑を上底吹き転炉に注入し、生石灰とその他ダストなどの酸化剤を添加し、上吹きランスから酸素を吹き付けて脱Ti処理を行った。この脱Ti処理により溶銑に含有されたTiを酸化させ、TiOとして生成したスラグ中に補足した。その時の塩基度(CaO/SiO)とT・Feを表1に示す。その後、生成した脱Ti処理した溶銑を出銑口から取鍋に移し、同時に炉(上底吹き転炉)内に残留した生成スラグを排滓鍋に排出した。さらに、脱Ti処理を施した溶銑を脱炭精錬に装入し、生石灰、軟珪石、アルミドロスや酸化鉄などを添加し、底吹きによる攪拌と上吹きランスによる吹酸をし、脱炭精錬を行った。その時の取鍋処理時の塩基度(CaO/SiO)と脱炭処理後のTi濃度と最終到達時のTi濃度および脱Ti処理時のスロッピング状態を表1に示す。
【0021】
【表1】
Figure 2004307942
【0022】
表1に示すように、No.1〜8は本発明例であり、No.9〜16は比較例である。比較例No.9は脱Ti処理時の塩基度(CaO/SiO)が低いために、脱Ti処理時のスロッピングが発生し、また、比較例No.10は脱Ti処理時の塩基度(CaO/SiO)が高いために、脱Tiのための酸素ポテンシャルの維持が困難となり、脱炭処理後のTi濃度が高い。比較例No.11は脱Ti処理時のT・Feが低いために、脱Tiのための酸素ポテンシャル自体が不足し、脱炭処理後のTi濃度が高い。比較例No.12は脱Ti処理時のT・Feが高いために、脱Ti処理時のスロッピングが発生する。
【0023】
比較例No.13は取鍋処理時の塩基度(CaO/SiO)が低いために、Alの活性低下が起こり、最終到達時のTi濃度の目標値が達成できない。比較例No.14は取鍋処理時の塩基度(CaO/SiO)が高いために、同じくAlの活性の低下により、最終到達時のTi濃度の目標値が達成できない。比較例No.15および比較例No.16は、いずれも脱Ti処理時の塩基度(CaO/SiO)および脱Ti処理時のT・Feの管理がされていないため、脱炭炉装入Ti濃度、および脱炭処理後のTi濃度が高く、最終到達時のTi濃度の目標値が達成できないことが分かる。これに対し、本発明例No.1〜8のいずれも最終到達時のTi濃度の目標値15ppm以下を達成することができた。
【0024】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明により安定した溶鋼の低Ti処理が可能になり、無方向性電磁鋼板の磁気特性の改善やその他鋼の物性を良好にすることができる。、また、スラグからの溶鋼への復Tiを抑制でき、溶鋼中のTi濃度をより低減することができると共に短期間での処理により脱Ti処理を行うことができ、耐火物、フラックスなどの低コスト化が図られる極めて優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る溶銑予備処理に用いた転炉型容器の一例を示す全体概念図、
【図2】アルミ添加後のスラグ塩基度(CaO/SiO)とTi分配比との関係を示す図、
【図3】塩基度(CaO/SiO)とAl活量との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 上底吹き転炉
2 底吹きノズル
3 出鋼口
4 炉口
5 上吹きランス
6 フラックスホッパー
7 貯蔵ホッパー
8 スラグ
9 炉体
10 溶銑
11 シュート

Claims (5)

  1. 高炉より出銑された溶銑を用いて極低Ti溶鋼を溶製するに際し、転炉型容器により、吹酸して脱Ti処理を行い、その後一旦出銑・排滓を行った上で、同一転炉あるいは専用の脱炭炉にて脱炭処理を行うことを特徴とする極低Ti溶鋼の溶製方法。
  2. 請求項1に記載された脱Ti処理を行うに際し、脱Ti処理終了時のスラグ組成を、塩基度(CaO/SiO):1.4〜2.5、かつ(%T.Fe):10〜20%の範囲に制御することを特徴とする極低Ti溶鋼の溶製方法。
  3. 請求項1または2に記載された極低Ti溶鋼の溶製方法において、転炉出鋼後の取鍋処理において、Siによる先行脱酸を行った後に、Alによる最終脱酸を行い、その後最終成分調整を行うことを特徴とする極低Ti溶鋼の溶製方法。
  4. 請求項1〜3に記載された極低Ti溶鋼の溶製方法において、Siによる先行脱酸終了時のスラグ組成がCaO/SiO:0.3〜1.5の範囲であることを特徴とする極低Ti溶鋼の溶製方法。
  5. 請求項1〜4に記載の溶鋼が無方向性電磁鋼用の溶鋼であることを特徴とする極低Ti溶鋼の溶製方法。
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