JP2004307058A - 気体充填袋体 - Google Patents
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Abstract
【課題】空気排出が容易に効率良く行なえて再使用に好適な梱包等に使用される気体充填袋体を提供する。
【解決手段】気体が充填されて膨らまし状態とされるプラスチックス製の気体充填袋体において、気体排出パイプ8が一体に備えられ、膨らんだ状態の袋体1の外面に気体排出パイプ8が当接支持されることでその内部通気路が袋体1内の気体圧力で閉じられ、当接支持が解除されることで気体排出パイプ8の内部通気路が開いて袋体1内の気体の排出が行なわれる気体充填袋体。
【選択図】 図4
【解決手段】気体が充填されて膨らまし状態とされるプラスチックス製の気体充填袋体において、気体排出パイプ8が一体に備えられ、膨らんだ状態の袋体1の外面に気体排出パイプ8が当接支持されることでその内部通気路が袋体1内の気体圧力で閉じられ、当接支持が解除されることで気体排出パイプ8の内部通気路が開いて袋体1内の気体の排出が行なわれる気体充填袋体。
【選択図】 図4
Description
この発明は、物品を安定梱包するように物品に当接使用される緩衝用袋体等のプラスチックス製袋体に関する。
この種の袋体は通常使い捨て使用する場合も多いが、最近では繰り返し使用する傾向がある。その際、梱包使用の後にそのまま保管したり返送すると大きな場所を取るので袋体内から気体を排出する必要がある。
したがって、その気体の排出作業に手間がかかる問題がある。気体の排出は気体の導入口から行なわれるが、その導入口の栓を外しそれほど大きく形成されていないその導入口から袋体を押圧しながら気体を排出するのに結構手間がかかる。とくに導入口部分に一体に自封式逆止弁が形成されているものではその気体排出に手間がかかる。
この発明は、上記の事情に鑑みて行なったもので、空気排出が容易に効率良く行なえて再使用に好適な梱包等に使用される気体充填袋体を提供することを目的とする。
この発明では、気体が充填されて膨らまし状態とされるプラスチックス製の気体充填袋体において、気体排出パイプが一体に備えられ、膨らんだ状態の当該袋体の外面に気体排出パイプが当接支持されることでその内部通気路が当該袋体内の気体圧力で閉じられ、その当接支持が解除されることで気体排出パイプの内部通気路が開いて当該袋体内の気体の排出が行なわれることを特徴とする気体充填袋体を提供する。
上記構成によれば、気体排出パイプの袋体外面への当接支持を解除するだけで容易に袋体内の気体を外部に排出できる。排出パイプをある程度大きく設計することでその排出量を大きくできで排出が効率良く行なわれる。
図1から図6はこの発明の実施形態である自封式逆止弁を備える緩衝用袋体に関し、図1は非使用時の外観平面図、図2、図3は要部断面図、図4は使用(膨らみ)時の外観斜視図、図5は空気抜き時の外観斜視図、図6は製造説明図である。
気体充填袋体である緩衝用袋体1は2枚のヒートシール性及び自己密着性を有する透明のポリプロピレンフィルムより形成され、一点鎖線で示す周縁位置がヒートシールにより固着されることで全体が袋形状を呈している。4はパイプ形状の自封式逆止弁で袋体1に連続一体に形成されて緩衝用袋体1内に位置し、その一端開口は緩衝用袋体1の空気導入口5に連通している。自封式逆止弁4は空気導入口5側が幅広となるようにロート状に形成されている。8は袋体1に連続一体に形成される一端開口を袋体1の空気排出口10に連通する気体排出パイプで、この排出パイプ8は袋体1の外面の空気排出口10の近傍に両端が一体に固着された挟持体としての挟持ベルト12により袋体1の外面に折りたたまれた状態で保持されている。
このような構成により、一方では、緩衝用袋体1内に空気導入口5から、図1、図2に示すように、自封式逆止弁4を通してパイプ9により空気が充填されると、図3に示すように、その空気圧で自封式逆止弁4が密着封止されることで内部空気が外部に排出されることが阻止され、これにより、図4に示すように、緩衝用袋体1の膨らみ状態が維持される。上記空気導入口5からの空気の充填は、自封式逆止弁4がロート状に広がり空気導入口5が幅広く形成されているのでパイプが容易に差し込むことができる。自封式逆止弁4全体を幅広く形成すると密着封止機能が損なわれるおそれがある。この緩衝用袋体1は上記のように自封式逆止弁4が全て緩衝用袋体1内に納まり外部に突出しないので見栄えが良く、また、使用時、非使用時ともその取扱がスムーズに行なえる。
他方では、図4に示すような袋体1の膨らみ状態においては、膨らむ袋体1の外面と挟持ベルト12間に折りたたまれた排出パイプ8が押圧された状態で挟持され、内部通気路が閉じられた状態の排出パイプ8から袋体1内の空気が吹き出すことはない。使用が終わり空気を抜く際には、図5に示すように、排出パイプ8の先端を持って挟持ベルト12部分からひっぱり出すと、内部通気路が開くことでその先端から空気が吹き出す。この緩衝用袋体1を再使用するには使用後空気を排出する必要があり、その排出は自封式逆止弁4にパイプ9等を差し込むことによっても行なえるが、上記のように排出パイプ8を設けておけば排出が容易に効率良く行なえる。
図6において2は上記緩衝用袋体1を製造する際に用いるポリプロピレンフィルムであり、自封式逆止弁形成部11、排出パイプ形成部13それぞれが突出形成された2枚のフィル厶2が重ねられた状態において一点鎖線位置がヒートシールにより固着され、その自封式逆止弁形成部11が矢印で示すように両フィルム2間に折り込まれ周縁全体がヒートシールにより固着されて緩衝用袋体1は形成されている。この後にヒートシールによりさらに挟持ベルト12が取り付けられ、図1に示すような袋体1が完成される。
上記のように、自封式逆止弁4、排出パイプ8が緩衝用袋体1に連続一体に形成されていることで別個に部材を用意する必要がなく、これにより、製造が容易、かつ、安価に行なえる。フィル厶の固着は接着剤等を用いて行なってもよいが、ヒートシールを行なうことで容易、かつ、確実な固着が行なえる。とくに、この発明の場合は構造上従来のように離形シートを用いることなくヒートシールによる固着が容易に行なえる利点がある。
この発明によれば、空気排出が容易に、かつ、効率良く行なえる再使用に好適な梱包用等の気体充填袋体が得られる。
1 緩衝用袋体(気体充填袋体)
4 自封式逆止弁
5 空気導入口
8 排出パイプ
4 自封式逆止弁
5 空気導入口
8 排出パイプ
Claims (1)
- 気体が充填されて膨らまし状態とされるプラスチックス製の気体充填袋体において、気体排出パイプが一体に備えられ、膨らんだ状態の当該袋体の外面に前記気体排出パイプが当接支持されることでその内部通気路が当該袋体内の気体圧力で閉じられ、前記当接支持が解除されることで前記気体排出パイプの内部通気路が開いて当該袋体内の気体の排出が行なわれることを特徴とする気体充填袋体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003325245A JP2004307058A (ja) | 2003-08-12 | 2003-08-12 | 気体充填袋体 |
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JP2003325245A JP2004307058A (ja) | 2003-08-12 | 2003-08-12 | 気体充填袋体 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2014069209A1 (ja) * | 2012-11-02 | 2014-05-08 | G.E.S.株式会社 | 空気クッション材 |
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-
2003
- 2003-08-12 JP JP2003325245A patent/JP2004307058A/ja active Pending
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