JP2005052596A - 自封式逆止弁を備える袋体 - Google Patents

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Abstract

【課題】自封式逆止弁が外部に突出しなくて見栄えが良いとともに取り扱いが容易で、しかも、製造が容易に行なわれる自封式逆止弁を備える袋体を提供する。
【解決手段】周縁がヒートシールにより密封されて形成されるプラスチックス製の袋体1内に、自己密着性を持つプラスチックス製フィル厶により形成され装着される袋体1内の気圧により密着して内部通気路を閉じるパイプ状の自封式逆止弁4が、その気体充填口5を周縁のヒートシール部分aより内側となる位置に開口するように配置されてなる自封式逆止弁を備える袋体。
【選択図】 図1

Description

発明の詳細な説明
この発明は各種クッション材等として好適に使用される自封式逆止弁を備える袋体に関するものである。
上記自封式逆止弁は自己密着性を持つフィルムにより形成され周囲の気圧により密着して内部通気路を閉じるパイプ状のもので、袋体内に配置されこの自封式逆止弁を通して充填された袋体内気体の圧力によって閉じ、内部気体が排出されることを防止して袋体の膨らみを維持するものである。
そして、この自封式逆止弁はパイプ状のものが袋体の開口部分に差し入れられ、その途中部分がその開口の密封時に一体に気密状態に固着されることで設けられている。
発明が解決しようとする課題
上記従来品の場合、袋体から自封式逆止弁の一端が突出しているので見栄えが悪く、また、取扱や収納に際してもその突出部が邪魔な存在となった。さらに、自封式逆止弁は周縁をヒートシールして袋体を形成する際に一体に取り付けるが、単にヒートシールを行なうと自封式逆止弁内の通気路が閉じてしまうこととなる。そこで、現在では自封式逆止弁内に離形紙を挟む等してヒートシールを行なっており、製造に非常に手間がかかっている。
この発明は、見栄えが良いとともに取り扱いが容易で、しかも製造容易に得られる自封式逆止弁を備える袋体を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
この発明では、周縁がヒートシールにより密封されて形成されるプラスチックス製の袋体内に、自己密着性を持つプラスチックス製フィルムにより形成され装着される袋体内の気圧により密着して内部通気路を閉じるパイプ状の自封式逆止弁が、その気体充填口を前記周縁のヒートシール部分より内側となる位置に開口するように配置されてなることを特徴とする自封式逆止弁を備える袋体を提供する。
上記構成によれば、自封式逆止弁の一部が外部に突出しないので、見栄えが良くて取り扱いが容易な袋体が得られる。また、自封式逆止弁の空気充填口が袋体のヒートシール部分より内側となる位置とされているので、そのヒートシール加工が自封式逆止弁の通気路を遮断することなく行なえ、これによりその通気路遮断の回避に手間をかけることなく製造が容易に行なわれるようになる。
図1はこの発明の自封式逆止弁を備える袋体の外観平面図、図2は自封式逆止弁部分の拡大縦断面図である。
袋体1はヒートシール性及び自己密着性を有する透明のポリプロピレンフィルムやナイロンの両面にポリエチレン層を積層したフィルムよりなる扁平筒状体の上下の点線a、bで示す位置それぞれがヒートシールにより固着されることで全体が袋形状を呈している。4は扁平パイプ構成の自封式逆止弁で、その気体充填口5を袋体1の上部のヒートシール位置aより内側に位置するように袋体1内に設けられている。自封式逆止弁4は袋体1と同様にヒートシール性及び自己密着性を有する透明のフィルムよりなる。
以下、図3から図5に基づき自封式逆止弁4の取り付け工程について説明を行なうとともに、さらに詳しくその構成を説明する。図3において10は自封式逆止弁4の構成部材であり、下端が斜めにカットされた細長いフィル厶が2枚重ねられ、その両側縁の点線cそれぞれで示す位置がヒートシールにより固着されて一体とされている。この構成部材10を取り付ける段階では袋体1は上部が開放している。
次に、図4に示すように、構成部材10をその上部13を少し外部に突出する状態で袋体1の上部の一方側内に上方から差し入れ、その表側のフィルム表面を袋体1の表側のフィルム裏面にエリアdに示す斜め点線の領域においてヒートシールにより固着する。
次に、図5に示すように、上記固着したエリアd部分を切り欠いて切り欠き部12を形成する。切り欠き部12の縦寸法Xは後に行なわれる点線aのヒートシール位置を越え、しかも、袋体1の気体漏れが生ずることとないようにエリアdのヒートシール領域の下部は残すように設計されている。
次に、図5において点線eそれぞれで示す位置において構成部材10の2枚のフィルムと袋体1の表側のフィルムとをヒートシールにより一体に固着し、その後袋体1内から突出する構成部材10の上部13を切除し、さらに点線aで示す位置で袋体1の上縁をヒートシールして、図1、図2に示す自封式逆止弁4が内部に配置された袋体1を得る。
このように構成された袋体1は、図1に示すように、パイプPが気体充填口5から自封式逆止弁4内に差し入れられ、このパイプPを通して気体が充填される。パイプPから送り込まれる気体は自封式逆止弁4内を通ってその他端の開放部分16から袋体1内に入りこれにより緩衝用袋体1は膨らむ。膨らんだ状態でパイプPが抜かれると自封式逆止弁4は袋体1内部の気体圧により両面から押されることでそのフィルム内面どうしが密着し、これにより内部通気路が閉じる。その結果、袋体1内の気体は外部に流出することはなくて袋体1の膨らみ状態が維持されて多機能を発揮するクッション材として使用される。内部気体の排出は気体充填時と同様に自封式逆止弁4にパイプPを差し入れることで行なう。
上記構成によれば、自封式逆止弁4の気体充填口5部分が従来のように袋体1の外部に突出せず、また、自封式逆止弁4の空気充填口5が袋体1のヒートシール部分aより内側となる位置とされているので、そのヒートシール加工が自封式逆止弁4の通気路を遮断することなく行なえる。
図6は他の実施形態を示し、このものでは空気充填用のパイプPを袋体1に一体に装着している。図7は装着されるパイプPを示し2枚の若干厚めのポリプロピレンフィル厶が2箇所f、gでヒートシールされることで剛性を持つパイプ形状とされたもので、袋体1の自封式逆止弁4の途中部分まで差し入れられた位置でその縁部15が点線h位置でヒートシールされて一体に取り付けられている。このような構成によれば、空気充填の際に別途パイプを用いる必要がなく便利である。
発明の効果
この発明によれば、自封式逆止弁が外部に出ないので、見栄えが良くて取り扱いが容易な自封式逆止弁を備える袋体が得られる。また、袋体密封のためのヒートシール加工が自封式逆止弁の通気路を遮断することなく行なえることで、離形紙等を持ちいることなく製造が容易に行なえる利点がある。
この発明の第1の実施形態である袋体の外観平面図 この発明の第1の実施形態である袋体の自封式逆止弁取り付け部分の拡大断面図 この発明の第1の実施形態である袋体の製造説明図 この発明の第1の実施形態である袋体の製造部分説明図 この発明の第1の実施形態である袋体の製造部分説明図 この発明の第2の実施形態である袋体の外観平面図 この発明の第2の実施形態で用いるパイプの外観斜視図
符号の説明
1 袋体
4 自封式逆止弁
5 気体充填口
a ヒートシール部分

Claims (1)

  1. 周縁がヒートシールにより密封されて形成されるプラスチックス製の袋体内に、自己密着性を持つプラスチックス製フィルムにより形成され装着される袋体内の気圧により密着して内部通気路を閉じるパイプ状の自封式逆止弁が、その気体充填口を前記周縁のヒートシール部分より内側となる位置に開口するように配置されてなることを特徴とする自封式逆止弁を備える袋体。
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