JP2002362639A - 自封式逆止弁を備える袋体および緩衝用袋体 - Google Patents

自封式逆止弁を備える袋体および緩衝用袋体

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JP2002362639A JP2001215978A JP2001215978A JP2002362639A JP 2002362639 A JP2002362639 A JP 2002362639A JP 2001215978 A JP2001215978 A JP 2001215978A JP 2001215978 A JP2001215978 A JP 2001215978A JP 2002362639 A JP2002362639 A JP 2002362639A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】見栄えがよくて使用に便利な自封式逆止弁を備
える緩衝用袋体等に好適な袋体を提供し、さらには、自
封式逆止弁を備える緩衝用袋体等に好適な袋体を、製造
容易、かつ、安価に提供できるようにする。[解決手
段]自己密着性を持つフィルムにより形成され袋体1内
の気圧により密着して内部通気路を閉じるパイプ状の自
封式逆止弁4が、その一端開口を袋体1の空気導入口5
に連通する状態で袋体1内に納められて形成され、さら
に、袋体1が自己密着性を持つフィルムよりなり自封式
逆止弁4と連続一体に形成されてなる自封式逆止弁を備
える袋体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の属する技術分野]この発明は、物
品を安定梱包するように物品に当接使用される緩衝用袋
体等の自封式逆止弁を備える袋体に関する。
【0002】[従来の技術]上記自封式逆止弁は自己密
着性を持つフィルムにより形成され周囲の気圧により密
着して内部通気路を閉じるパイプ状のもので、袋体内に
位置してこの自封式逆止弁を通して充填された袋体内空
気の圧力によって閉じ、内部空気が排出されることを防
止して袋体の膨らみを維持するものである。
【0003】そして、この自封式逆止弁はパイプ状のも
のが袋体の開口部分に差し入れられてその途中部分がそ
の開口部分に気密状態に固着されることで設けられてい
る。
【0004】[発明が解決しようとする課題]上記従来
品の場合、まず、袋体から自封式逆止弁の一端が突出し
ているので見栄えが悪く、また、取扱や収納に際しても
その突出部が邪魔な存在となった。さらに、別個の部材
を使用して自封式逆止弁を形成するので製造に手間がか
かるとともにコスト高となり、また、その固着部分の気
密性が悪いと袋体内の空気が漏れてしまうという問題も
あった。とくに、ヒートシールにより自封式逆止弁を固
着する場合、パイプ状のものをそのまま用いるとパイプ
内もヒートシールされるので、それを回避するようにヒ
ートシール時にパイプ内に離形シートを入れる必要があ
り、製造に非常に手間がかかった。
【0005】この発明は、見栄えが良くて使用に便利な
自封式逆止弁を備える緩衝用袋体等に好適な袋体を提供
することを目的とする。さらには、自封式逆止弁を備え
る緩衝用袋体等に好適な袋体を、製造容易、かつ、安価
に提供できるようにすることを目的とする。
【0006】[課題を解決するための手段]この発明で
は、自封式逆止弁を備える袋体を、自己密着性を持つフ
ィルムにより形成され袋体内の気圧により密着して内部
通気路を閉じるパイプ状の自封式逆止弁が、その一端開
口を袋体の空気導入口に連通する状態で袋体内に納めら
れて形成されてなる構成とした。
【0007】上記構成によれば、自封式逆止弁が全て袋
体内に納まり外部に突出しないので見栄えが良く、ま
た、自封式逆止弁が邪魔となることがないので使用時、
非使用時ともその取扱がスムーズに行なえる。
【0008】さらに、袋体が自己密着性を持つフィルム
よりなり自封式逆止弁と連続一体に形成されることで、
自封式逆止弁形成のために別個に部材を用意する必要が
なく、これにより、製造が容易、かつ、安価に行なえ
る。
【0009】さらに、空気導入口が袋体の角位置に角を
落とす状態で設けられてなることで、空気導入口の位置
が分かりやすいとともに、空気が充填されて袋体が膨ら
むと空気導入口が若干開いた状態となり、空気を抜く際
のピン等の空気導入口からの挿し込みが容易に行なえる
利点がある。
【0010】さらに、袋体に空気導入口の位置を示す目
印が設けられてなることで、空気導入口の位置が分かり
やすく、空気の導入、排出が容易に行なえる利点があ
る。
【0011】この発明の自封式逆止弁を備える袋体は、
梱包用の緩衝用袋体等として好適に使用できる。
【0012】[発明の実施の形態]図1から図3はこの
発明の自封式逆止弁を備える緩衝用袋体の第1の実施形
態に関し、図1は外観斜視図、図2は図1のA−A断面
図、図3は製造説明図である。
【0013】緩衝用袋体1は、2枚のヒートシール性及
び自己密着性を有する透明のポリプロピレンフィルムよ
り形成され、周縁位置がヒートシールにより固着される
ことで全体が袋形状を呈している。4はパイプ形状の自
封式逆止弁で緩衝用袋体1内に位置し、その一端開口は
緩衝用袋体1の空気導入口5に連通している。自封式逆
止弁4は空気導入口5側が幅広となるようにロート状に
形成されている。また、緩衝用袋体1表面の空気導入口
5に対応する位置には導入位置目印である矢印シール7
が付されている。
【0014】このような構成により、緩衝用袋体1内に
空気導入口5から自封式逆止弁4を通してパイプにより
空気が充填されると、その空気圧で自封式逆止弁4が密
着封止されることで内部空気が外部に排出されることが
阻止され、これにより緩衝用袋体1の膨らみ状態が維持
される。上記空気導入口5からの空気の充填は、自封式
逆止弁4がロート状に広がることで空気導入口5が幅広
く形成され、しかも、そこに目印7が付記されているの
で容易に行なえる。自封式逆止弁4全体を幅広く形成す
ると、密着封止機能が損なわれるおそれがある。また、
自封式逆止弁4が全て緩衝用袋体1内に納まり外部に突
出しないので見栄えが良く、また、使用時、非使用時と
もその取扱がスムーズに行なえる。
【0015】図3において、2それぞれは上記緩衝用袋
体1を製造する際に用いるポリプロピレンフィルムであ
り、その自封式逆止弁形成部8それぞれが突出形成され
た2枚のフィルムが重ねられた状態において点線位置そ
れぞれがヒートシールにより固着されることで自封式逆
止弁4が形成され、さらにその自封式逆止弁4がその間
に位置するようにフィルム2それぞれが矢印方向に折り
返されて重ねられてその周縁がヒートシールにより固着
されて図1に示す緩衝用袋体1は形成されている。
【0016】上記のように、自封式逆止弁4が緩衝用袋
体1に連続一体に形成されていることで別個に部材を用
意する必要がなく、これにより、製造が容易、かつ、安
価に行なえる。フィルムの固着は接着剤等を用いて行な
ってもよいが、ヒートシールを行なうことで容易、か
つ、確実な固着が行なえる。とくに、この発明の場合は
構造上従来のように離形シートを用いることなくヒート
シールによる固着が容易に行なえる利点がある。
【0017】図4から図7はこの発明の自封式逆止弁を
備える緩衝用袋体の第2の実施形態に関し、図4は外観
斜視図、図5から図7は製造工程説明図である。
【0018】この実施形態では緩衝用袋体1内の上縁部
に沿って自封式逆止弁4が設けられ、空気導入口5は緩
衝用袋体1の角位置に角を落とす状態で設けられてい
る。
【0019】第2の実施形態の自封式逆止弁4も第1の
実施形態の自封式逆止弁4と同様の弁機能を発揮する。
また、自封式逆止弁4が全て緩衝用袋体1内に納まり外
部に突出せず、また、自封式逆止弁4が緩衝用袋体1に
連続一体に形成されている点においても、第1の実施形
態のものと同様の利点を有する。とくに、第2の実施形
態のものでは、空気導入口5を緩衝用袋体1の角位置に
角を落とす状態で設けられていることで空気導入口5の
位置が分かりやすいとともに、空気が充填されて緩衝用
袋体1が膨らむと空気導入口5が若干開いた状態となる
ので、空気を抜く際のピン等の空気導入口5からの挿し
込みが容易に行なえる利点がある。
【0020】第2の実施形態の自封式逆止弁4の製造に
ついて、図5から図7を参照して説明する。
【0021】図5に示すものは上下方向において連通す
るパイプ形状のポリプロピレンフィルムよりなる基材2
0であり、長尺のポリプロピレンフィルムパイプ材が上
下方向において所定幅寸法に裁断されたものである。次
に、図5に示すものを点線位置で切除して図6に示す形
状とし、一点鎖線X、一点鎖線Yで示す両位置をヒート
シールする。次に、図6の斜めの点線で示す位置で凹み
状態に折って矢印で示すように自封式逆止弁形成部8を
フィルム基材20間に挟み込み、図7で示す一点鎖線Z
で示す位置をヒートシールして緩衝用袋体1内の上縁部
に沿って自封式逆止弁4が設けられた緩衝用袋体1を得
る。
【0022】上記の製造方法によれば、自封式逆止弁4
が自封式逆止弁形成部8を折り込んで袋体形成のための
ヒートシールをするだけで形成でき、製造が容易に行な
える。一点鎖線Y位置でのヒートシールは必ずしも必要
でないが、自封式逆止弁4の密着による弁性能を高める
ためには行なうことが好ましい。また、一点鎖線Z位置
でのヒートシールはさらに自封式逆止弁4を緩衝用袋体
1内の上縁に固定するもので、この固定により自封式逆
止弁4の位置が安定して見栄えが良く、また、空気の導
入や排出の作業も容易に行なえる。
【0023】[発明の効果]この発明によれば、自封式
逆止弁が外方に突出しないことで、見栄えが良くて使用
に便利な自封式逆止弁を備える緩衝用袋体等に好適な袋
体が得られるようになる。さらには、自封式逆止弁が袋
体に連続一体に設けられたことで、自封式逆止弁を備え
る緩衝用袋体等に好適な袋体を、製造容易、かつ、安価
に得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態における自封式逆止
弁を備える緩衝用袋体の外観斜視図
【図2】図1のA−A断面図
【図3】この発明の第1の実施形態における自封式逆止
弁を備える緩衝用袋体の製造説明図
【図4】この発明の第1の実施形態における自封式逆止
弁を備える緩衝用袋体の外観斜視図
【図5】この発明の第2の実施形態における自封式逆止
弁を備える緩衝用袋体の製造工程説明図
【図6】この発明の第2の実施形態における自封式逆止
弁を備える緩衝用袋体の製造工程説明図
【図7】この発明の第2の実施形態における自封式逆止
弁を備える緩衝用袋体の製造工程説明図
【符号の説明】
1 緩衝用袋体 4 自封式逆止弁 5 空気導入口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己密着性を持つフィルムにより形成さ
    れ袋体内の気圧により密着して内部通気路を閉じるパイ
    プ状の自封式逆止弁が、その一端開口を前記袋体の空気
    導入口に連通する状態で前記袋体内に納められて形成さ
    れてなることを特徴とする自封式逆止弁を備える袋体。
  2. 【請求項2】 前記袋体が自己密着性を持つフィルムよ
    りなり、前記自封式逆止弁と連続一体に形成されてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の自封式逆止弁を備える
    袋体。
  3. 【請求項3】 前記空気導入口が、前記袋体の角位置に
    角を落とす状態で設けられてなることを特徴とする請求
    項1または2記載の自封式逆止弁を備える袋体。
  4. 【請求項4】 前記袋体に前記空気導入口の位置を示す
    目印が設けられてなることを特徴とする請求項1、2ま
    たは3記載の自封式逆止弁を備える袋体。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載の自封式
    逆止弁を備える袋体よりなる梱包用の緩衝用袋体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008095886A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Daishin:Kk 中空体及び中空体の製造方法
CN100467359C (zh) * 2006-08-15 2009-03-11 赖宏斌 可自我充气的气体包装袋
JP4885315B1 (ja) * 2011-01-13 2012-02-29 和弘プラスチック工業株式会社 逆止弁作用のある気道を形成した合成樹脂フィルム製の風船体
US8720943B1 (en) 2012-12-04 2014-05-13 Ford Global Technologies, Llc Active bolster with active vent for load management
JP2014137138A (ja) * 2013-01-17 2014-07-28 Morita Enterprise:Kk 逆止弁付きバンバンスティック

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