JP2004303143A - 図形処理装置 - Google Patents

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JP2004303143A
JP2004303143A JP2003098008A JP2003098008A JP2004303143A JP 2004303143 A JP2004303143 A JP 2004303143A JP 2003098008 A JP2003098008 A JP 2003098008A JP 2003098008 A JP2003098008 A JP 2003098008A JP 2004303143 A JP2004303143 A JP 2004303143A
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毅 長谷川
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Abstract

【課題】図面に寸法を自動記入して煩雑な寸法記入の手間を省くとともに寸法の追い方を変更したい場合には簡単な操作で変更できるようにして使いやすいCADを提供する。
【解決手段】図面から図形を選択したのち基準線を指定することにより、全寸法記入可能個所に自動的に寸法が記入され、第一の寸法補助線と第二の寸法補助線を選択することにより、二者間の寸法が記入され同時に該第一または該第二の寸法が削除される。その後公差を記入したり各局所寸法を記入したりする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CADシステムで用いられる図形処理装置及び図形処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
第一の従来例として、寸法線を記入する方法としては、どの要素からその要素までといった要素間を指定して寸法を記入する方法が一般的であり、この場合、引きたい寸法線の始点、終点を図形の要素または各要素の交点を指定し、寸法線を引く位置を指定する。ここで寸法値の算出方法としては、任意の二点間の距離を指定する方法や、X軸やY軸に対する距離を指定する方法があり、一般にこれらを選択指定できるようになっている。これにより、指定した要素から二つの引き出し線が引かれ、さらに引き出し線間に矢印を有する寸法線が引かれ、その寸法線の途中に自動的に計算記入される。また、第2、第3の従来例としては、自動寸法記入が出来るようにしたものがあった。これらの例では、寸法線の作成や配置を一括して行ったり、寸法基準を指定することにより、該基準線に対して指定された複数の要素に対して一括して寸法線及び寸法値を付加できる(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−195432号公報
【特許文献2】
特開平09−120411号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
第一の従来例の図形処理装置においては、一般に一図面に寸法線を引きたい要素は数多く存在し、これらの要素間を一つ一つ指定することは、存在する数に応じては大量かつ煩雑な操作が必要で作業時間が長く掛かるため、作業性を改善し操作性を向上させることが要求されている。また、第2、第3の従来例では、寸法の追い方が同一基準からの寸法しか自動記入できないという問題があった。本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、指定した基準線からの寸法線及び寸法値が自動的に記入されて、寸法線及び寸法値が基準線からでなくべつの追い方で記入したい場合にも、容易に変更が出来る操作を提供することにより寸法記入を省力化し、かつ使いやすい図形処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明の図形処理装置及び図形処理方法は、矩形で囲まれた領域で指定された図形について、図形の要素のいずれか一つを基準線として選択し、基準線からの寸法が記入可能なすべての個所に寸法が自動記入されて、自動記入以外の方法で寸法を追いたい場合には、対象となる二つの寸法補助線を指定することにより自動記入寸法線が削除されて、該二つの寸法補助線間の寸法線及び寸法値が記入される様に構成したものである。
【0006】
以上、本発明を整理して要約すれば以下の構成に集約できる。
【0007】
(1)図形情報を入力する手段と、入力した図形情報を表示する手段を有する図形処理装置において、図形を選択指定する手段と、寸法基準線を選択する手段と、該寸法基準線からの寸法を自動記入する手段と、寸法の追い方を変更する手段とを有することを特徴とする図形処理装置。
【0008】
(2)前記寸法の追い方を変更する手段が、第一の寸法補助線を選択指定したのち、第二の寸法補助線を選択指定することにより、2者間の寸法を記入し同時に該第一の寸法補助線までの寸法を削除することを特徴とする前記(1)に記載の図形処理装置。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第一の実施例)
本発明の第一実施例の図形処理装置を図1乃至図12を用いて説明する。
【0010】
図1は本発明の一実施の形態における図形処理装置を示す装置ブロック図である。101は情報の演算及び処理、制御等を行う中央処理装置、102はオペレーティングシステム、ウィンドウシステム等の実行中のプログラムを一時的に記憶する主記憶装置、103は図形処理プログラムやデータ等を記憶保存する二次記憶装置、104は文字、数値及び位置等のデータを入力するキーボード、タブレット、マウス等からなる入力装置、105はウィンドウ、図形要素及び文字等の表示を行う表示装置である。
【0011】
103において、103aは対象図形指定手段で、処理対象の図形を選択する。103bは寸法基準線選択手段で、選択された図形の中でX方向、Y方法それぞれに対して基準線を選択する。103cは自動寸法記入手段で、103bにより選択された寸法基準線からの寸法補助線、全寸法記入可能個所からの寸法補助線、前記2者間の寸法線、寸法値が自動的に記入される。103dは第一寸法補助線選択手段で、自動記入された寸法のうち寸法の追い方を変更したい場合に、その第一の寸法補助線を選択してやる手段である。103eは第二寸法補助線選択手段で、103dで選択した寸法補助線とペアになって寸法線が記入される第二の寸法補助線を選択してやる。103fは修正寸法記入手段で、103d、103eで選択された寸法補助線間の寸法線と寸法値を記入する。103gは局所寸法記入手段で、局所の寸法(R寸法等)を記入する。
【0012】
図2は本発明の実施例における寸法記入方法を示すフローチャートで、S1は対象図形選択ステップで、寸法記入を行う対象の図形を選択する。S2は自動寸法記入ステップで、図形のなかでX方向、Y方向それぞれに対して基準線を選択し、選択された基準線に対する全寸法記入可能個所に対して寸法が自動的に記入される。S3は修正寸法記入ステップで、自動記入された寸法に対して寸法記入方法を変更する場合に、その対象の第一の寸法補助線及び第二の寸法補助線を選択し、選択された寸法補助線間の寸法を記入する。S4は局所寸法記入ステップで、自動記入された寸法、修正寸法以外の局所の寸法を記入する。
【0013】
図3は本発明の実施例における対象図形選択ステップにおける対象図形選択方法を説明するためのフローチャートで、S11ステップでは図面から例えばマウスで左上と右下をクリックする等の方法で矩形を作成する。S12ステップではS11で作成された矩形に含まれる図形を選択キーを押下する等の方法で処理対象として指定する。
【0014】
図4は本発明の実施例における矩形選択方法を説明する図で、左上、右下をマウス等でクリックして矩形を作成して図形を囲んで選択する様子を示した図であり対象図形が完全に覆われるように矩形を作成する必要がある。
【0015】
図5は本発明の実施例において寸法基準線を指定した後に全寸法記入可能個所に自動的に寸法を記入するフローチャートで、S21においては対象図形から寸法基準線をX方向、Y方向に対して指定した後、S22において該寸法基準線からの寸法を記入可能な全ての個所に対して自動的に寸法を記入する。
【0016】
図6は本発明の実施例において対象図形から寸法基準線を選択指定する方法を説明する図で、図においてはマウスやタブレット等でY方向における寸法基準線となる線を選択して指定している。
【0017】
図7は本発明の実施例において選択されたY方向の寸法基準に対する全寸法記入可能個所への寸法が自動記入された様子を示している図である。
【0018】
図8は本発明の実施例において修正寸法記入ステップS3を説明するフローチャートで、S31で寸法修正個所の第一の寸法補助線を指定する。S32で寸法修正個所の第二の寸法補助線を指定する。S33で該二者間の寸法を記入するとともに、寸法基準線から該第一または該第二の寸法補助線までの寸法のいずれかを削除する。S34で記入した寸法に対してキーボードから寸法公差を記入する。
【0019】
図9は本発明の実施例においてマウス等で第一の寸法補助線を選択する様子を示した図である。
【0020】
図10は本発明の実施例においてマウス等で第二の寸法補助線を選択した様子を示した図であり、第二の寸法補助線が選択されると寸法bがb′になり対象個所、寸法値とも変更される。
【0021】
図11は本発明における局所寸法記入ステップのフローチャートで、S41で図形から寸法記入する対象を選択し、S42で寸法を記入する。
【0022】
図12は本発明における局所寸法が記入された例を示す図で、図中ではRが寸法記入されている。なお、それぞれ記入された寸法の公差は別途寸法値編集モードで寸法値を編集して記入したり、記入を省略した場合には前もって定めてある一般公差が適用されるように取り決めてある。
【0023】
(第二の実施例)
図13は本発明による第二の実施例を説明するための図で、図において第一の実施例との違いは、自動寸法記入ステップで記入された寸法が累進寸法になっている点が異なっている。
【0024】
図14は本発明による第二の実施例を説明するための図で、図においてマウス等により寸法修正個所の一番目の寸法補助線を指定する様子を示している。図15は本発明による第二の実施例を説明するための図で、図においてマウス等により寸法修正個所の二番目の寸法補助線を指定する様子を示しており、指定した後に寸法が修正されてb′に変わっている。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば多くの寸法を自動記入し、寸法の追い方を変えたい場合にはその対象の寸法補助線を選択することにより、対象寸法を変更することが可能となり、また局部寸法も後から記入することができるので、寸法記入の負荷を大幅に減少させることが出来て、設計の効率を大幅に高めることが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における図形処理装置を示す装置ブロック図
【図2】本発明の実施例における寸法記入方法を示すフローチャート
【図3】本発明の実施例における対象図形選択ステップにおける対象図形選択方法を説明するためのフローチャート
【図4】本発明の実施例における矩形選択方法を説明する図
【図5】本発明の実施例において寸法基準線を指定した後に全寸法記入可能個所に自動的に寸法を記入するフローチャート
【図6】本発明の実施例において対象図形から寸法基準線を選択指定する方法を説明する図
【図7】本発明の実施例において選択されたY方向の寸法基準に対する全寸法記入可能個所への寸法が自動記入された様子を示している図
【図8】本発明の実施例において修正寸法記入ステップS3を説明するフローチャート
【図9】本発明の実施例においてマウス等で第一の寸法補助線を選択する様子を示した図
【図10】本発明の実施例においてマウス等で第二の寸法補助線を選択した様子を示した図
【図11】本発明における局所寸法記入ステップのフローチャート
【図12】本発明における局所寸法が記入された例を示す図
【図13】本発明による第二の実施例を説明するための図
【図14】本発明による第二の実施例を説明するための図
【図15】本発明による第二の実施例を説明するための図
【符号の説明】
101 情報の演算及び処理、制御等を行う中央処理装置
102 オペレーティングシステム、ウィンドウシステム等の実行中のプログラムを一時的に記憶する主記憶装置
103 図形処理プログラムやデータ等を記憶保存する二次記憶装置
104 文字、数値及び位置等のデータを入力するキーボード、タブレット、マウス等からなる入力装置
105 ウィンドウ、図形要素及び文字等の表示を行う表示装置

Claims (2)

  1. 図形情報を入力する手段と、入力した図形情報を表示する手段を有する図形処理装置において、図形を選択指定する手段と、寸法基準線を選択する手段と、該寸法基準線からの寸法を自動記入する手段と、寸法の追い方を変更する手段とを有することを特徴とする図形処理装置。
  2. 前記寸法の追い方を変更する手段が、第一の寸法補助線を選択指定したのち、第二の寸法補助線を選択指定することにより、2者間の寸法を記入し同時に該第一の寸法補助線までの寸法を削除することを特徴とする請求項1に記載の図形処理装置。
JP2003098008A 2003-04-01 2003-04-01 図形処理装置 Withdrawn JP2004303143A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012018517A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Nsk Ltd 図面作成支援装置

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