JPH05174084A - 寸法編集方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な操作で容易にしかも適切な形態での寸法
文字の引き出し記入を行うことができ、オペレータの操
作の負担を軽減する。 【構成】引き出し線生成部１５は、寸法指示部１３で指
示された寸法文字を、寸法位置指示部１４で指示された
位置に引き出すための引き出し線データを生成する。書
換制御部１７は、ディスプレイ３に表示され且つメモリ
１６に記憶されている図面データ上の寸法のうちの寸法
指示部１３で指示された再配置すべき寸法文字を、引き
出し線生成部１５で生成された引き出し線を伴って、寸
法位置指示部１４で指示された位置に再配置された寸法
データに書き換える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ＣＡＤ（computer-aid
ed design）システムに係り、特にＣＡＤシステムによ
り作成される図面データ中に記載される通常の寸法、角
度寸法、円弧長寸法等における寸法の記入箇所が狭い場
合に、適切な寸法記入を行うための寸法編集方法および
装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】ＣＡＤシステムを使用している際に、Ｃ
ＡＤシステムにより作成される図面データ中に通常の寸
法、すなわち直線的な寸法計測方向に対して寸法補助線
を垂直に引き出す寸法、角度寸法および円弧長寸法等の
寸法記入に際して、寸法値すなわち寸法文字の記入箇所
が狭く見苦しくなる場合に、寸法文字を引き出し線で引
き出して書き込みたいことも少なくない。従来のＣＡＤ
システムにおいて寸法文字を引き出す場合には、簡単な
操作により自動的にもしくは半自動的に寸法文字を引き
出し線にて引き出して記入する機能を持っていなかった
ため、通常の図形および文字と同様にして引き出し線お
よび寸法文字を作図しなければならなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のＣＡＤシステムにおいては、寸法記入における寸法文
字の引き出し記入は、オペレータの操作による作図に頼
っており、オペレータは煩雑な操作を強いられていた。
特に、自動または半自動的な寸法記入機能により、寸法
線を記入した場合にも、寸法を記入した後に引き出し線
および寸法文字の作図記入をマニュアル操作により行わ
ねばならず、合理的ではなかった。

【０００４】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、簡単な操作で容易にしかも適切な形態での寸
法文字の引き出し記入を行うことができ、オペレータの
操作の負担を著しく軽減し得る寸法編集方法および装置
を提供することを目的としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明に係る寸法編集方
法は、図面データ上に記入された寸法データを編集する
にあたり、寸法文字の変更を選択させる選択ステップ
と、前記選択ステップに関連して、寸法文字の変更に際
しての寸法文字の引き出し線の使用を指定させる引き出
し線指定ステップと、変更すべき寸法文字を指示させる
寸法指示ステップと、前記寸法指示ステップにより指示
された寸法文字について、該寸法文字を引き出して配置
すべき位置を指示させる寸法位置指示ステップと、前記
寸法指示ステップで指示された寸法文字データを、前記
寸法位置指示ステップで指示された位置に引き出す引き
出し線データを生成する引き出し線生成ステップと、表
示および記憶されている図面データ上の前記寸法指示ス
テップで指示された寸法文字データを、前記寸法位置指
示ステップで指示された位置に配置し、且つ前記引き出
し線生成ステップで生成された引き出し線を伴った寸法
データとして書き換える書換ステップとを有することを
特徴としている。

【０００６】本発明に係る寸法編集装置は、図面データ
上に記入された寸法データを編集する寸法編集装置にお
いて、寸法文字の変更コマンドを含むコマンドを入力す
るためのコマンド入力手段と、前記コマンド入力手段に
関連して機能し、寸法文字の変更に際しての寸法文字の
引き出し線の使用を指定するための引き出し線指定手段
と、図面上の寸法文字のうち、編集対象となる変更すべ
き寸法文字を指示するための寸法指示手段と、前記寸法
指示手段により指示された寸法文字について、該寸法文
字を引き出して配置すべき位置を指示するための寸法位
置指示手段と、前記寸法指示手段で指示された寸法文字
データを、前記寸法位置指示手段で指示された位置に引
き出す引き出し線データを生成するための引き出し線生
成手段と、表示および記憶されている図面データ上の前
記寸法指示手段により指示された寸法文字データを、前
記寸法位置指示手段により指示された位置に配置し、且
つ前記引き出し線生成手段で生成された引き出し線を伴
った寸法データに書き換えるための書換手段とを具備す
ることを特徴としている。

【０００７】

【作用】本発明の寸法編集方法および装置においては、
引き出し線を用いての寸法文字の変更を選択させ、変更
すべき寸法文字を指示させ、寸法文字を引き出して配置
すべき位置を指示させ、前記指示された寸法文字データ
を、前記指示された位置に引き出す引き出し線データを
生成し、表示および記憶されている図面データ上の前記
指示された寸法文字データを、前記指示された位置に配
置し、且つ前記生成された引き出し線を伴った寸法デー
タとして書き換えるようにしたので、簡単な操作で容易
にしかも適切な形態での寸法文字の引き出し記入を行う
ことができ、オペレータの操作の負担を軽減することが
できる。

【０００８】

【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。図１は、本発明の一実施例に係る寸法編集装置
が組み込まれたＣＡＤシステムの概略的な構成を示して
いる。本実施例のＣＡＤシステムでは、図面データを編
集するにあたり、図面データ上に既に記入された寸法を
指示し、且つその寸法を再配置すべき位置を指示するこ
とによって、寸法文字位置を変更するとともに、対応す
る寸法線から再配置された寸法文字への適切な引き出し
線を書き込むことができる。

【０００９】図１に示すＣＡＤシステムは、ＣＡＤ処理
部１、入力装置２、ディスプレイ３、出力装置４および
記憶装置５を備えている。ＣＡＤ処理部１は、ＣＰＵ
（中央処理装置）（図示していない）を含み、寸法編集
処理を含むＣＡＤ処理を実行する。入力装置２は、キー
ボード等の操作入力装置、マウス等のポインティングデ
バイスを含み、オペレータによる操作入力情報およびＣ
ＡＤ処理に必要なその他の外部情報をＣＡＤ処理部１に
入力する。ディスプレイ３は、ＣＡＤ処理部１による処
理画像情報、入力装置２による入力に関連した情報等の
必要な情報を表示する。出力装置４は、プロッタまたは
プリンタ等を含み、ＣＡＤ処理部１による処理画像情報
をハードコピーとして出力する。記憶装置５は、例えば
ハードディスク装置のようなディスク装置等からなり、
ＣＡＤ処理部１と関連して動作して、処理前、処理後お
よび処理中の画像情報等のデータを必要に応じて格納す
る。

【００１０】ＣＡＤ処理部１は、この場合、通常のＣＡ
Ｄ処理を実行するための構成に加えて、本発明実施例に
係る寸法編集処理を実行するための表示制御部１１、コ
マンド入力部１２、寸法指示部１３、寸法位置指示部１
４、引き出し線生成部１５、メモリ１６および書換制御
部１７を含んでいる。

【００１１】表示制御部１１は、ディスプレイ３による
表示を制御する。この表示制御部１１の制御により、デ
ィスプレイ３の画面上に図面データ等が表示される。コ
マンド入力部１２は、例えばディスプレイ３の画面との
対話的操作により、寸法位置の引き出し変更コマンドを
含むコマンドをオペレータにより入力させるための処理
を行う。このため、コマンド入力部１２は必要に応じて
表示制御部１１を制御する。

【００１２】寸法指示部１３は、少なくとも前記寸法位
置の引き出し変更コマンドがコマンド入力部１２により
入力されたときに機能して、例えばディスプレイ３の画
面との対話的操作により、既に作成され記入された寸法
における再配置すべき寸法文字をオペレータにより指示
させるための処理を行う。再配置すべき寸法文字とは、
寸法文字の記入箇所が狭い等の理由で、寸法文字が見苦
しく、寸法文字の位置を変更すれば見易くなる状況にあ
るとオペレータにより判断された寸法文字である。この
ため、寸法指示部１３も必要に応じて表示制御部１１を
制御する。

【００１３】寸法位置指示部１４は、少なくとも前記寸
法位置の引き出し変更コマンドがコマンド入力部１２に
より入力されたときに機能して、例えばディスプレイ３
の画面との対話的操作により、前記再配置すべき寸法文
字の再配置先の位置をオペレータにより指示させるため
の処理を行う。このため、寸法位置指示部１４も必要に
応じて表示制御部１１を制御する。

【００１４】引き出し線生成部１５は、前記寸法指示部
１３および寸法位置指示部１４により再配置すべき寸法
文字および寸法文字の再配置先位置が与えられた状態で
機能し、前記寸法指示部１３で指示された寸法文字を、
前記寸法位置指示部１４で指示された位置に引き出すた
めの引き出し線データを生成する。この引き出し線は、
通常の場合、１点折れの引き出し線、すなわち１点で折
曲された引き出し線が適当であるので、１点折れの引き
出し線データを生成する。

【００１５】メモリ１６は、表示制御部１１により表示
されるべきＣＡＤ図面データを含む情報を記憶する。こ
のメモリ１６の記憶内容は必要に応じて記憶装置５に転
送される。このメモリ１６は、ＣＡＤ処理部１における
通常のＣＡＤ処理において使用されるメモリを共用して
もよい。書換制御部１７は、ディスプレイ３に表示され
且つメモリ１６に記憶されている図面データ上の寸法の
うちの寸法指示部１３で指示された再配置すべき寸法文
字を、引き出し線生成部１５で生成された引き出し線を
伴って、寸法位置指示部１４で指示された位置に再配置
された寸法データに書き換える。

【００１６】次に、このような構成のＣＡＤシステムに
おける特に寸法編集に係る動作を、図２に示すフローチ
ャートを参照して、詳細に説明する。図２に示す処理は
ＣＡＤシステムにおける通常の作図もしくは編集操作中
にコマンド入力による割り込み処理として起動されるも
のとする。まず、ＣＡＤ処理部１のコマンド入力部１２
を介して、オペレータにより寸法編集における寸法位置
の変更コマンドが選択され（ステップＳ１）、さらに寸
法位置変更に際しての引き出し線の使用が指定されると
（ステップＳ２）、システムは寸法位置の引き出し変更
モードに設定される（ステップＳ３）。

【００１７】寸法位置の引き出し変更モードになると、
ＣＡＤ処理部１の寸法指示部１３により、図面上の既に
記入された寸法のうちの位置変更したい寸法文字のオペ
レータによる指示が行われる（ステップＳ４）。寸法指
示部１３による寸法文字の指示は、ディスプレイ３の画
面を介してオペレータによる入力が要求され、オペレー
タがそれに応じて画面上のカーソルを用いた指示操作等
を行うことにより行われる。

【００１８】次に、寸法位置指示部１４により、寸法文
字の再配置先の位置のオペレータによる指示が行われる
（ステップＳ５）。寸法位置指示部１４による測定点の
指示も、ディスプレイ３の画面を介してオペレータによ
る入力が要求され、オペレータがそれに応じて画面上の
カーソルを用いた指示操作等を行うことにより行われ
る。さらに、ステップＳ４で指示された寸法文字の位
置、およびステップＳ５で指示された寸法文字の再配置
先の位置を引き出し線生成部１５で解析して、これらの
位置関係に応じて、前記ステップＳ４で指示された寸法
文字を、前記ステップＳ５で指示された再配置先位置に
引き出すための引き出し線データを引き出し線生成部１
５で生成する（ステップＳ６）。

【００１９】そして、書換制御部１７は、ディスプレイ
３に表示され且つメモリ１６に記憶されている図面デー
タ上の寸法のうちのステップＳ４で指示された再配置す
べき寸法文字を、ステップＳ６で生成された引き出し線
を伴って、ステップＳ５で指示された位置に再配置され
た寸法データに書き換える（ステップＳ７）。ステップ
Ｓ７で、寸法データが書き換えられると、寸法位置の引
き出し変更を終了するか否かが判定され（ステップＳ
８）、終了する場合はシステムは寸法位置の引き出し変
更を終了して次の処理へ移行する。ステップＳ８で、寸
法位置の引き出し変更を終了しないと判定された場合
は、ステップＳ４に戻り、上述したステップＳ４〜Ｓ８
の処理を繰り返す。

【００２０】ここで、このシステムにおける具体的な操
作の一例を詳細に説明する。まず、ＣＡＤシステムにお
いて図３に示すような寸法線が既に作成されている状態
で、編集画面上のメニューで、「編集」−「変更」−
「寸法」を逐次選択し、「寸法」を選択する際に、「ス
イッチ」メニューを表示させて、「引き出し線」スイッ
チをオンとして実行する（引き出し線を用いた寸法変更
が選択されたことになる）。これらのメニューの選択お
よびその変更は、コマンド入力部１２の制御により、デ
ィスプレイ３の編集画面を見ながらオペレータが入力装
置２のカーソル移動キーまたはマウスを操作して、メニ
ュー上のカーソルバーを移動させることにより行われ
る。

【００２１】このようにして寸法位置の引き出し変更モ
ードとなると、寸法指示部１３が機能して、画面上にメ
ッセージが表示される等してオペレータに位置を変更す
べき寸法文字の指示が要求される。オペレータがマウス
等を操作して図４に示すようにカーソル等により寸法文
字を指示すると、次には、寸法位置指示部１４が機能し
て、オペレータに寸法文字の移動先の指示が要求され
る。

【００２２】さらに、オペレータがマウス等を操作して
図５に示すように寸法文字の移動先を指示すると、引き
出し線生成部１５により適切な引き出し線データが生成
され、書換制御部１５により、ディスプレイ３に表示さ
れ且つメモリ１６に記憶されている図面データ上の寸法
のうちの前記位置を変更すべき寸法文字が、図６のよう
に引き出し線を伴って、移動先の位置に再配置される。
この場合、図５および図７に示すように、寸法文字の移
動先の指示位置に応じて、図６または図８に示すように
引き出し線の折れ角は、鈍角となったり鋭角となったり
する。

【００２３】なお、寸法文字の移動先の指示に際して、
図９に示すような引き出し線および寸法文字の形態およ
び位置に対応するカーソルを表示させるようにしてもよ
い。この場合には、寸法文字の移動先の指示を行う段階
で、その指示位置に応じてほぼリアルタイムに引き出し
線データを生成させるようにして、それをカーソル表示
に流用する。このとき、寸法文字の位置を表示せず引き
出し線に対応するカーソルを表示するだけでも、そのカ
ーソルから寸法文字位置を類推できるので実用上有効で
ある。さらに、このような引き出し線カーソルの表示・
非表示を選択的に切り換えることができるようにしても
よい。

【００２４】

【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、引
き出し線を用いての寸法文字の変更を選択させ、変更す
べき寸法文字を指示させ、寸法文字を引き出して配置す
べき位置を指示させ、前記指示された寸法文字データ
を、前記指示された位置に引き出す引き出し線データを
生成し、表示および記憶されている図面データ上の前記
指示された寸法文字データを、前記指示された位置に配
置し、且つ前記生成された引き出し線を伴った寸法デー
タとして書き換えるようにすることにより、簡単な操作
で容易にしかも適切な形態での寸法文字の引き出し記入
を行うことができ、オペレータの操作の負担を著しく軽
減し得る寸法編集方法および装置を提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の一実施例に係る寸法編集装置が組み
込まれたＣＡＤシステムの概略的な構成を示すブロック
図である。

【図２】 図１のＣＡＤシステムの概略的な動作を説明
するためのフローチャートである。

【図３】 図１のＣＡＤシステムの概略的な動作を説明
するための表示画面の様子を模式的に示す図である。

【図４】 図１のＣＡＤシステムの概略的な動作を説明
するための表示画面の様子を模式的に示す図である。

【図５】 図１のＣＡＤシステムの概略的な動作を説明
するための表示画面の様子を模式的に示す図である。

【図６】 図１のＣＡＤシステムの概略的な動作を説明
するための表示画面の様子を模式的に示す図である。

【図７】 図１のＣＡＤシステムの概略的な動作を説明
するための表示画面の様子を模式的に示す図である。

【図８】 図１のＣＡＤシステムの概略的な動作を説明
するための表示画面の様子を模式的に示す図である。

【図９】 本発明の他の実施例に係るＣＡＤシステムの
概略的な動作を説明するための表示画面の様子を模式的
に示す図である。

【符号の説明】

１…ＣＡＤ処理部、２…入力装置、３…ディスプレイ、
４…出力装置、５…記憶装置、１１…表示制御部、１２
…コマンド入力部、１３…寸法指示部、１４…寸法位置
指示部、１５…引き出し線生成部、１６…メモリ、１７
…書換制御部。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 図面データ上に記入された寸法データを
   編集するにあたり、 寸法文字の変更を選択させる選択ステップと、 前記選択ステップに関連して、寸法文字の変更に際して
   の寸法文字の引き出し線の使用を指定させる引き出し線
   指定ステップと、 変更すべき寸法文字を指示させる寸法指示ステップと、 前記寸法指示ステップにより指示された寸法文字につい
   て、該寸法文字を引き出して配置すべき位置を指示させ
   る寸法位置指示ステップと、 前記寸法指示ステップで指示された寸法文字データを、
   前記寸法位置指示ステップで指示された位置に引き出す
   引き出し線データを生成する引き出し線生成ステップ
   と、 表示および記憶されている図面データ上の前記寸法指示
   ステップで指示された寸法文字データを、前記寸法位置
   指示ステップで指示された位置に配置し、且つ前記引き
   出し線生成ステップで生成された引き出し線を伴った寸
   法データとして書き換える書換ステップとを有すること
   を特徴とする寸法編集方法。
2. 【請求項２】 位置指示ステップは、寸法文字の引き出
   し線の形状に対応する引き出し線カーソルを図面に重畳
   して画面上に表示して、寸法文字の引き出し位置を指示
   させるステップであることを特徴とする請求項１に記載
   の寸法編集方法。
3. 【請求項３】 引き出し線カーソルの表示・非表示を選
   択指定するステップをさらに含むことを特徴とする請求
   項２に記載の寸法編集方法。
4. 【請求項４】 図面データ上に記入された寸法データを
   編集する寸法編集装置において、 寸法文字の変更コマンドを含むコマンドを入力するため
   のコマンド入力手段と、 前記コマンド入力手段に関連して機能し、寸法文字の変
   更に際しての寸法文字の引き出し線の使用を指定するた
   めの引き出し線指定手段と、 図面上の寸法文字のうち、編集対象となる変更すべき寸
   法文字を指示するための寸法指示手段と、 前記寸法指示手段により指示された寸法文字について、
   該寸法文字を引き出して配置すべき位置を指示するため
   の寸法位置指示手段と、 前記寸法指示手段で指示された寸法文字データを、前記
   寸法位置指示手段で指示された位置に引き出す引き出し
   線データを生成するための引き出し線生成手段と、 表示および記憶されている図面データ上の前記寸法指示
   手段により指示された寸法文字データを、前記寸法位置
   指示手段により指示された位置に配置し、且つ前記引き
   出し線生成手段で生成された引き出し線を伴った寸法デ
   ータに書き換えるための書換手段とを具備することを特
   徴とする寸法編集装置。
5. 【請求項５】 寸法位置指示手段は、寸法文字の引き出
   し線の形状に対応する引き出し線カーソルを図面に重畳
   して画面上に表示して、寸法文字の引き出し位置を指示
   するための手段であることを特徴とする請求項４に記載
   の寸法編集装置。
6. 【請求項６】 引き出し線カーソルの表示・非表示を選
   択指定するための手段をさらに含むことを特徴とする請
   求項５に記載の寸法編集装置。