JP2004298007A - 苗運搬用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】比較的大きく成長した苗を、アンダートレーに入れた状態で、外箱に入れて安定して運搬できる、取扱い易い苗運搬用容器を提供する。
【解決手段】アンダートレーと外箱3の間に特殊な形状の内箱2を適用する。この内箱2は、外箱2の内面に沿って適合性よく収納される大きさを有するものであり、その底面5に少なくとも一つの通気孔が設けられていること、前記底面に連なる前後壁6の高さが外箱3の側壁の高さと実質的に同一であること、前記前後壁の上方に、把手となる開口部7が設けられていること、前記前後壁の左右延長部8が外箱3の内壁に沿って折り曲げ可能となっており、かつ前記延長部8の下端が、前記前後壁側で、前記アンダートレーの縁に適合する高さ及び幅に切り欠かれており、かつ、該切り欠き部分9に続く先端部は、前記アンダートレーの高さより下方に突出するものとした。
【選択図】 図1
【解決手段】アンダートレーと外箱3の間に特殊な形状の内箱2を適用する。この内箱2は、外箱2の内面に沿って適合性よく収納される大きさを有するものであり、その底面5に少なくとも一つの通気孔が設けられていること、前記底面に連なる前後壁6の高さが外箱3の側壁の高さと実質的に同一であること、前記前後壁の上方に、把手となる開口部7が設けられていること、前記前後壁の左右延長部8が外箱3の内壁に沿って折り曲げ可能となっており、かつ前記延長部8の下端が、前記前後壁側で、前記アンダートレーの縁に適合する高さ及び幅に切り欠かれており、かつ、該切り欠き部分9に続く先端部は、前記アンダートレーの高さより下方に突出するものとした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
本発明は、野菜や草花などの苗を育苗した育苗ポットを、アンダートレーに入れた状態で、輸送箱に入れて安定して運搬可能な容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
薄く鉢状に形成された育苗ポットは、野菜や草花などの育苗の作業性を高めると同時に、そのままで苗を出荷できる利点があり、広く利用されてきた。通常、育苗ポットが1個づつ収容される収容部が連続して設けられたトレーや、あるいは仕切のない箱、籠状であって、育苗ポットをまとめて納めるトレーに収納して取り扱われる、このような育苗ポットを収納するトレーはアンダートレーと称される。
【0003】
野菜や草花などの苗を育苗した育苗ポットを、出荷や移動のためにアンダートレーに入れた状態で、外箱に入れて、持ち運びする場合、運搬中に振動を受け、 特にトラックからの積み降ろしなどでは強い衝撃を受けて、アンダートレーが上下動して、苗を傷つけることが多く、このようなトラブルが生じると、出荷先は、傷ついた苗だけでなく、アンダートレー全体の苗を引き取らないことが普通である。更に、出荷先に返品された苗は、往復の輸送による傷みが激しく、廃棄処分するしか仕方がない場合が多かった。
【0004】
特にトマトやナスなどの比較的に単価が高い果菜類の苗は、草丈が比較的に高く、約10〜40cmの高さになるくらいまで育苗した後に出荷されるが、このような育苗ポットの苗を箱に収納する場合などは、背の高い輸送箱の中から、苗を有する育苗ポットを載置したまま、底に位置するアンダートレーを、安定して引き上げることは困難であり、苗を傷つけないように注意しながら、箱内に手を差し込み、育苗ポットを一個ずつ取り出したり、箱を壊してアンダートレーを取り出さねばならなかった。また、育苗ポットを納めたアンダートレーを輸送箱に入れる作業も効率的に実施できるものではなかった。
【0005】
そこで、箱内に装入した、苗を有する苗トレーを移動しないように支持して有効に梱包可能とするための梱包具として、薄い支持板体に横方向の突条を設け、該突条を、苗を有する苗トレーの両端側上縁面に当接して箱内に入れるものが提案されている(特許文献1参照)。
【0006】
しかし、この梱包具は、大きく成長した苗を箱に収納する場合などには、適用し難く、また、仮にこれを適用したとしても、背の高い箱の中から、底に位置する苗を有する苗トレーを、安定して引き上げることは困難であり、大きく成長した苗の梱包具としては、実用性のないものであった。
【0007】
【特許文献1】
実開平6−33442号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、比較的大きく成長した苗を、アンダートレーに入れた状態で、輸送箱に入れて安定して輸送でき、しかも苗を有する育苗ポットを載置した状態で、アンダートレーを輸送箱に出し入れし易い、苗運搬用容器を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明では、育苗ポットで生育した苗を、アンダートレーに入れた状態で、外箱(輸送箱)に入れて運搬するに際して、アンダートレーと外箱の間に特殊な形状の内箱を適用することによって、上記課題を解決した。
【0010】
この内箱は、外箱の内面に沿って適合性よく収納される大きさを有するものであり、その底面に少なくとも一つの通気孔が設けられていること、前記底面に連なる前後壁の高さが外箱の側壁の高さと実質的に同一であること、前記前後壁の上方に、把手となる開口部が設けられていること、前記前後壁の左右延長部が外箱の内壁に沿って折り曲げ可能となっており、かつ前記延長部の下端が、前記前後壁側で、前記アンダートレーの縁に適合する高さ及び幅に切り欠かれており、かつ、該切り欠き部分に続く先端部は、前記アンダートレーの高さより下方に突出するようになっていることを特徴とするものである。
【0011】
内箱は、アンダートレーを載置した状態で、前後壁の上方に設けられた開口部を持って、箱内から引き上げることができ、しかも、この際、底に通気孔が存在するため、内箱と外箱の間に空気が入って、引き上げやすくなる。なお、より効率よく引き上げるためには、更に、内箱の底面と前後壁の折り曲げ部分に、少なくとも一個の開口部が設けるのがよい。
【0012】
また、本発明の内箱は、前後壁の高さが外箱の側壁の高さと実質的に同一であり、かつ、前後壁の左右延長部が外箱の内壁に沿って折り曲げ可能となっており、しかも該延長部の下端が、前後壁側で、アンダートレーの縁に適合する高さ及び幅に切り欠かれており、かつ、該切り欠き部分に続く先端部は、前記アンダートレーの高さより下方に突出するようになっているため、該突出部をアンダートレーの内側に入れることによって、アンダートレーの縁を切り欠き部に挟み込んだ状態で、内箱の底面上に、アンダートレーを安定して保持した状態で、外箱内に収納可能となる。
【0013】
なお、内箱の前後壁の高さが、外箱の蓋を閉めた際に、外箱の側壁に沿った状態で、上下動しないように、保持される高さとなっているため、内箱に固定されたアンダートレーは、輸送時に、外箱内で移動することなく、保持されるのである。アンダートレー内に収納される苗を有する育苗ポットは、単体のポットであっても、連結ポットであってもよく、また、アンダートレーは、ポットがアンダートレー内で移動し難いように、上面からポットを支持するための桟を、アンダートレーの縁に沿って移動可能に取付けたものを使用してもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を図面示す一例に従って更に詳しく説明する。
図1の容器は、外箱3及び内箱2共に、ダンボールからなるものであり、外箱3は高さ33cm、長さ59cm、幅39cmの四角い箱であり、内箱2は、長さ高さ32cm、長さ56cm、幅38cmの箱で、前後壁6の中央部には、 上辺から6cmの位置に、3cm×9cmの開口部が把手として設けられている。また、内箱2の前後壁6の左右延長部8が外箱の内壁に沿って折り曲げ可能となっており、かつ前記延長部8の下端は、前記前後壁6側で、高さ9cm、幅3cmに欠かれており、この切り欠き部9の延長部は、該切り欠き部9より下方に1cm下がった突出部10となっている、該突出部10の幅は15cmである。
【0015】
更に、内箱2には、底面5の中央部に、径8cmの通気孔4が設けられており、かつ、底面5と前後壁6の折り曲げ部分にも、直径8cmの通気孔4が前後それぞれ2個ずつ設けられている(図2参照)。
【0016】
かかる内箱2は、図3に示す通り、籠状成型されたプラスチック製のアンダートレー1に装着して使用するものである。すなわち、内箱2の底面5に、アンダートレー1を載置し、前後壁6を立て、前後壁6の左右延長部8の切り欠き部9をアンダートレー1の縁11に当て、それに続く下方に突出した突出部10をアンダートレー1の側壁12内部に入れることにより、アンダートレー1は内箱2に確実に保持されるものとなり、そのまま外箱3に収納・取り出し可能となる。
【0017】
内箱2は、上方に把手となる開口部7が設けられているので、この開口部7を持って、安定して、外箱3に出し入れできるのである。また、内箱2の底面5及び底面5と前後壁6の折り曲げ部分に、通気孔4が設けられいるので、この通気孔4を通して、内箱2と外箱3の間の空気が移動し易く、内箱2の外箱3への出し入れが、非常に円滑に実施可能となる。
【0018】
約20cmに成長したトマト苗を有する育苗ポットを40個入れたアンダートレー1を、前述のような方法で、内箱2に装着した状態で、外箱3に入れ、梱包して、輸送したところ、トマト苗はいずれも安定した状態に保たれ、必要に応じて、内箱2の開口部7を把持して、内箱2を持ち上げるだけで、容易に外箱3から取り出すことができ、非常に扱い易いものであった。
【0019】
【発明の効果】
本発明の容器は、比較的大きく成長した苗を有する育苗ポットを、アンダートレー1に入れた状態で、安定して輸送可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一例で使用する外箱と内箱の斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す内箱の展開図である。
【図3】図3は、図1に示す内箱の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 アンダートレー
2 内箱
3 外箱
4 通気孔
5 底面
6 壁
7 開口部
8 延長部
9 切り欠き部
10 突出部
11 縁
12 側壁
本発明は、野菜や草花などの苗を育苗した育苗ポットを、アンダートレーに入れた状態で、輸送箱に入れて安定して運搬可能な容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
薄く鉢状に形成された育苗ポットは、野菜や草花などの育苗の作業性を高めると同時に、そのままで苗を出荷できる利点があり、広く利用されてきた。通常、育苗ポットが1個づつ収容される収容部が連続して設けられたトレーや、あるいは仕切のない箱、籠状であって、育苗ポットをまとめて納めるトレーに収納して取り扱われる、このような育苗ポットを収納するトレーはアンダートレーと称される。
【0003】
野菜や草花などの苗を育苗した育苗ポットを、出荷や移動のためにアンダートレーに入れた状態で、外箱に入れて、持ち運びする場合、運搬中に振動を受け、 特にトラックからの積み降ろしなどでは強い衝撃を受けて、アンダートレーが上下動して、苗を傷つけることが多く、このようなトラブルが生じると、出荷先は、傷ついた苗だけでなく、アンダートレー全体の苗を引き取らないことが普通である。更に、出荷先に返品された苗は、往復の輸送による傷みが激しく、廃棄処分するしか仕方がない場合が多かった。
【0004】
特にトマトやナスなどの比較的に単価が高い果菜類の苗は、草丈が比較的に高く、約10〜40cmの高さになるくらいまで育苗した後に出荷されるが、このような育苗ポットの苗を箱に収納する場合などは、背の高い輸送箱の中から、苗を有する育苗ポットを載置したまま、底に位置するアンダートレーを、安定して引き上げることは困難であり、苗を傷つけないように注意しながら、箱内に手を差し込み、育苗ポットを一個ずつ取り出したり、箱を壊してアンダートレーを取り出さねばならなかった。また、育苗ポットを納めたアンダートレーを輸送箱に入れる作業も効率的に実施できるものではなかった。
【0005】
そこで、箱内に装入した、苗を有する苗トレーを移動しないように支持して有効に梱包可能とするための梱包具として、薄い支持板体に横方向の突条を設け、該突条を、苗を有する苗トレーの両端側上縁面に当接して箱内に入れるものが提案されている(特許文献1参照)。
【0006】
しかし、この梱包具は、大きく成長した苗を箱に収納する場合などには、適用し難く、また、仮にこれを適用したとしても、背の高い箱の中から、底に位置する苗を有する苗トレーを、安定して引き上げることは困難であり、大きく成長した苗の梱包具としては、実用性のないものであった。
【0007】
【特許文献1】
実開平6−33442号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、比較的大きく成長した苗を、アンダートレーに入れた状態で、輸送箱に入れて安定して輸送でき、しかも苗を有する育苗ポットを載置した状態で、アンダートレーを輸送箱に出し入れし易い、苗運搬用容器を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明では、育苗ポットで生育した苗を、アンダートレーに入れた状態で、外箱(輸送箱)に入れて運搬するに際して、アンダートレーと外箱の間に特殊な形状の内箱を適用することによって、上記課題を解決した。
【0010】
この内箱は、外箱の内面に沿って適合性よく収納される大きさを有するものであり、その底面に少なくとも一つの通気孔が設けられていること、前記底面に連なる前後壁の高さが外箱の側壁の高さと実質的に同一であること、前記前後壁の上方に、把手となる開口部が設けられていること、前記前後壁の左右延長部が外箱の内壁に沿って折り曲げ可能となっており、かつ前記延長部の下端が、前記前後壁側で、前記アンダートレーの縁に適合する高さ及び幅に切り欠かれており、かつ、該切り欠き部分に続く先端部は、前記アンダートレーの高さより下方に突出するようになっていることを特徴とするものである。
【0011】
内箱は、アンダートレーを載置した状態で、前後壁の上方に設けられた開口部を持って、箱内から引き上げることができ、しかも、この際、底に通気孔が存在するため、内箱と外箱の間に空気が入って、引き上げやすくなる。なお、より効率よく引き上げるためには、更に、内箱の底面と前後壁の折り曲げ部分に、少なくとも一個の開口部が設けるのがよい。
【0012】
また、本発明の内箱は、前後壁の高さが外箱の側壁の高さと実質的に同一であり、かつ、前後壁の左右延長部が外箱の内壁に沿って折り曲げ可能となっており、しかも該延長部の下端が、前後壁側で、アンダートレーの縁に適合する高さ及び幅に切り欠かれており、かつ、該切り欠き部分に続く先端部は、前記アンダートレーの高さより下方に突出するようになっているため、該突出部をアンダートレーの内側に入れることによって、アンダートレーの縁を切り欠き部に挟み込んだ状態で、内箱の底面上に、アンダートレーを安定して保持した状態で、外箱内に収納可能となる。
【0013】
なお、内箱の前後壁の高さが、外箱の蓋を閉めた際に、外箱の側壁に沿った状態で、上下動しないように、保持される高さとなっているため、内箱に固定されたアンダートレーは、輸送時に、外箱内で移動することなく、保持されるのである。アンダートレー内に収納される苗を有する育苗ポットは、単体のポットであっても、連結ポットであってもよく、また、アンダートレーは、ポットがアンダートレー内で移動し難いように、上面からポットを支持するための桟を、アンダートレーの縁に沿って移動可能に取付けたものを使用してもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を図面示す一例に従って更に詳しく説明する。
図1の容器は、外箱3及び内箱2共に、ダンボールからなるものであり、外箱3は高さ33cm、長さ59cm、幅39cmの四角い箱であり、内箱2は、長さ高さ32cm、長さ56cm、幅38cmの箱で、前後壁6の中央部には、 上辺から6cmの位置に、3cm×9cmの開口部が把手として設けられている。また、内箱2の前後壁6の左右延長部8が外箱の内壁に沿って折り曲げ可能となっており、かつ前記延長部8の下端は、前記前後壁6側で、高さ9cm、幅3cmに欠かれており、この切り欠き部9の延長部は、該切り欠き部9より下方に1cm下がった突出部10となっている、該突出部10の幅は15cmである。
【0015】
更に、内箱2には、底面5の中央部に、径8cmの通気孔4が設けられており、かつ、底面5と前後壁6の折り曲げ部分にも、直径8cmの通気孔4が前後それぞれ2個ずつ設けられている(図2参照)。
【0016】
かかる内箱2は、図3に示す通り、籠状成型されたプラスチック製のアンダートレー1に装着して使用するものである。すなわち、内箱2の底面5に、アンダートレー1を載置し、前後壁6を立て、前後壁6の左右延長部8の切り欠き部9をアンダートレー1の縁11に当て、それに続く下方に突出した突出部10をアンダートレー1の側壁12内部に入れることにより、アンダートレー1は内箱2に確実に保持されるものとなり、そのまま外箱3に収納・取り出し可能となる。
【0017】
内箱2は、上方に把手となる開口部7が設けられているので、この開口部7を持って、安定して、外箱3に出し入れできるのである。また、内箱2の底面5及び底面5と前後壁6の折り曲げ部分に、通気孔4が設けられいるので、この通気孔4を通して、内箱2と外箱3の間の空気が移動し易く、内箱2の外箱3への出し入れが、非常に円滑に実施可能となる。
【0018】
約20cmに成長したトマト苗を有する育苗ポットを40個入れたアンダートレー1を、前述のような方法で、内箱2に装着した状態で、外箱3に入れ、梱包して、輸送したところ、トマト苗はいずれも安定した状態に保たれ、必要に応じて、内箱2の開口部7を把持して、内箱2を持ち上げるだけで、容易に外箱3から取り出すことができ、非常に扱い易いものであった。
【0019】
【発明の効果】
本発明の容器は、比較的大きく成長した苗を有する育苗ポットを、アンダートレー1に入れた状態で、安定して輸送可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一例で使用する外箱と内箱の斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す内箱の展開図である。
【図3】図3は、図1に示す内箱の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 アンダートレー
2 内箱
3 外箱
4 通気孔
5 底面
6 壁
7 開口部
8 延長部
9 切り欠き部
10 突出部
11 縁
12 側壁
Claims (2)
- 野菜や草花などの苗を育苗した育苗ポットを、アンダートレーに入れた状態で、外箱に入れて運搬するものであって、アンダートレーと外箱の間に内箱を適用し、該内箱が、外箱の内面に沿って適合性よく収納される大きさを有するものであり、前記内箱の底面に少なくとも一つの通気孔が設けられていること、前記底面に連なる前後壁の高さが外箱の側壁の高さと実質的に同一であること、前記前後壁の上方に、把手となる開口部が設けられていること、前記前後壁の左右延長部が外箱の内壁に沿って折り曲げ可能となっており、かつ前記延長部の下端が、前記前後壁側で、前記アンダートレーの縁に適合する高さ及び幅に切り欠かれており、かつ、該切り欠き部分に続く先端部は、前記アンダートレーの高さより下方に突出するようになっていることを特徴とする苗運搬用容器。
- 前記内箱の底面と前後壁の折り曲げ部分に、少なくとも一個の通気孔が設けられていることを特徴とする請求項1の苗運搬用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003091655A JP2004298007A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | 苗運搬用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003091655A JP2004298007A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | 苗運搬用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004298007A true JP2004298007A (ja) | 2004-10-28 |
Family
ID=33404976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003091655A Pending JP2004298007A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | 苗運搬用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004298007A (ja) |
-
2003
- 2003-03-28 JP JP2003091655A patent/JP2004298007A/ja active Pending
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