JP2004291216A - ダンボール切断機 - Google Patents

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JP2004291216A
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Shizumasa Maeda
静正 前田
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MAEDA MACHINERY SALES
Maeda Kiko Co Ltd
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MAEDA MACHINERY SALES
Maeda Kiko Co Ltd
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Abstract

【課題】切断時における紙粉の発生を抑え、かつ、厚物のダンボールでも容易に切断することのできるダンボール切断機を提供する。
【解決手段】大判のダンボール板Dを所定幅のダンボール片dに切断する切断機であって、外周端部に、略半円状の刃先部1aを複数、均等に設けて構成したスリッター1を、低速回転させながら前方へ低速走行させ、固定台2上に固定したダンボール板Dを、前記刃先部1aで押し切り、ダンボール片dに切断する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切断時における紙粉の発生を抑えることができ、かつ、薄物のみならず厚物のダンボールでも容易に切断することのできるダンボール切断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ダンボールを切断する機械として、チップソーや丸スリッターを使用したものが存在する。チップソーは連続的な高速回転、丸スリッターは回転軸に刃先を接触させ、従動回転により、アッパーカットにて切断する。そのため、厚物のダンボールを切断する場合、材料を押しつぶし、切断が困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、チップソーによるものは、ダンボール切断時に大量の紙粉が発生するので、作業環境が悪化すると共に、多くの清掃作業を必要とし、作業効率が低下するといった問題がある。また、丸スリッターによるものは、厚物のダンボールを切断することができないといった問題がある。
【0004】
本発明はこうした点に鑑み創案されたもので、切断時における紙粉の発生を抑え、かつ、厚物のダンボールでも容易に切断することのできるダンボール切断機を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1乃至図5を参照して説明する。第一の発明に係るダンボール切断機は、大判のダンボール板Dを所定幅のダンボール片dに切断する切断機であって、外周端部に、略半円状の刃先部1aを複数、均等に設けて構成したスリッター1を、低速回転させながら前方へ高速走行させ、固定台2上に固定したダンボール板Dを、前記刃先部1aで押し切り、ダンボール片dに切断してなるものである。
【0006】
第二の発明に係るダンボール切断機は、大判のダンボール板Dを所定幅のダンボール片dに切断する切断機であって、外周端部に、略半円状の刃先部1aを複数、均等に設けたスリッター1を、同一垂直面上に、上下かつ前後にずらして二つ設け、上スリッター1Aおよび下スリッター1B共に低速回転させながら前方へ高速走行させ、固定台2上に固定したダンボール板Dを、下側から前記下スリッター1Bの刃先部1aで押し切ると共に、上側から前記上スリッター1Aの刃先部1aで押し切り、ダンボール片dに切断してなるものである。
【0007】
第三の発明に係るダンボール切断機は、第二の発明において、スリッター1の回転速度(周速)と走行速度を同一(比例制御)にする事により刃物と切断材との間でスリップの発生が抑制され、刃物の発熱が少なく、刃物の耐久性を高めたことを特徴とするものである。
【0008】
第四の発明に係るダンボール切断機は、第二の発明において、スリッター1が同一円周上に小円形の刀先部1aを付設し、ダウンカットにより食い込みを容易にしたことを特徴とするものである。
【0009】
第五の発明に係るダンボール切断機は、第一または第二の発明に、スリッター1に対して進退動自在とし、前進動した状態で、研磨材13aを前記スリッター1の刃先部1aに当接させ、前記スリッター1を回転させることによって、当該スリッター1の刃先部1aを研磨する研磨機構13を設けてなるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係るダンボール切断機の実施形態を、図1乃至図5に示す。これは、大判で厚物のダンボール板Dを所定幅のダンボール片dに切断する切断機であり、二つのスリッター1を設けている。この二つのスリッター1は、それぞれ外周端部に、略半円状の刃先部1aを四片、等間隔で均等に設けて構成し、同一垂直面上において、上下かつ前後にずらして相互に干渉しないように設けている。本実施形態では、下スリッター1Bを前方へ設け、上スリッター1Aをそれより後方に設けている。
【0011】
上スリッター1Aと下スリッター1Bは、スリッター走行モーター7によって回転する駆動スプロケット8とテンション9および両者間に懸架したチェーン10によって前後移動するスライダー5に固定している。このスライダー5はレール6に沿って走行する。また、上スリッター1Aは上スリッターモーター11によって回転し、下スリッター1Bは下スリッターモーター12によって回転する。また、固定台2上に載置したダンボール板Dは、押えシリンダー4によって上下動する押えバー3で固定する。
【0012】
こうした構成において、上スリッター1Aおよび下スリッター1Bを、共に、低速回転させながら前方へ高速走行させ、固定台2上に固定したダンボール板Dを、まず、往路切断の場合、その下側から、下スリッター1Bの刃先部1aで押し切り、続いて、その上側から、上スリッター1Aの刃先部1aで押し切る。これにより、ダンボール板Dを所定幅のダンボール片dに切断する。復路の場合、動きはこの逆になる。スリッターモーターも逆転させ、常にダウンカットにて切断する。
【0013】
このダンボール切断機は、略半円状の刃先部1aを有するスリッター1によってダンボール板Dを押し切るので、紙粉が殆ど発生しない。また、薄物はもとより、厚物のダンボールでも容易に切断することができる。この押し切りという切断方法は、図5に示すように、スリッター1を低速回転させながら、その刃先部1aをダンボール板Dに押し付けて切断するものであり、従来のチップソーのように連続回転するものや、丸スリッターのように、駆動軸に対して従動回転して切断するものとは異なる。
【0014】
また、このダンボール切断機は、ダンボール板Dを、下スリッター1Bと上スリッター1Aの二つのスリッター1によって切断するので、ダンボール片dの上面または下面に切断による返りが発生することもない。
【0015】
なお、本実施形態のダンボール切断機は、上スリッター1Aおよび下スリッター1Bのそれぞれに対応して研磨機構13を設けている。各研磨機構13は、進退動自在であり、研磨材13aが、前進動した状態でスリッター1の刃先部1aに当接する。この状態で、スリッター1を回転させることによって、研磨材13aが当該スリッター1の刃先部1aを研磨する。従って、スリッター1を切断機に取付けたままの状態で、その刃先部1aを研磨することができる。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に係るダンボール切断機は、スリッター1によってダンボール板Dを押し切るので、紙粉の発生を抑えることができる。これにより、作業環境を改善することができ、また、清掃作業を簡素化して作業効率の向上を図ることができる。さらに、この切断機は、押し切りによって切断するので、厚物のダンボールでも容易に切断することができる。
【0017】
請求項2に記載の発明に係るダンボール切断機は、請求項1に記載の発明と同様に、紙粉の発生を抑制して作業環境の改善および作業効率の向上を図ることができる。また、ダンボール板Dを、下スリッター1Bと上スリッター1Aの二つのスリッター1によって切断するので、ダンボール片dの上面または下面に切断による返りが発生しない。従って、外観の見栄えに優れるダンボール片dを提供することができる。
【0018】
請求項3の発明に係るダンボール切断機は、請求項2の発明において、スリッター1の回転速度(周速)と走行速度を同一(比例制御)にする事により刃物と切断材との間でスリップの発生が抑制され、刃物の発熱が少なく、刃物の耐久性を高めたことを特徴とするもので、これにより作業効率を高めることが出来る。
【0019】
請求項4の発明に係るダンボール切断機は、請求項2の発明において、スリッター1が同一円周上に小円形の刃先部1aを付設し、ダウンカットにより食い込みを容易にしたことを特徴とするもので、これにより作業効率を高めることが出来る。
【0020】
請求項5に記載の発明に係るダンボール切断機は、請求項1または2に記載の発明において、進退動して、スリッター1の刃先部1aを研磨する研磨機構13を設けているので、スリッター1を取外すことなく、取付けたままの状態でその刃先部1aを研磨することができる。これにより、作業効率をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダンボール切断機の実施形態を示す側面図である。
【図2】図1に示す切断機の正面図である。
【図3】図1に示す切断機の要部拡大側面図である。
【図4】図1に示す切断機の要部拡大正面図である。
【図5】図1に示す切断機の切断方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 スリッター
1a 刃先部
1A 上スリッター
1B 下スリッター
2 固定台
3 押えバー
4 押えシリンダー
5 スライダー
6 レール
7 スリッター走行モーター
8 駆動スプロケット
9 テンション
10 チェーン
11 上スリットモーター
12 下スリットモーター
13 研磨機構
13a 研磨材
D ダンボール板
d ダンボール片

Claims (5)

  1. 大判のダンボール板(D)を所定幅のダンボール片(d)に切断する切断機であって、外周端部に,略半円状の刃先部(1a)を複数,均等に設けて構成したスリッター(1)を,低速回転させながら前方へ高速走行させ,固定台(2)上に固定したダンボール板を,前記刃先部で押し切り,ダンボール片に切断してなるダンボール切断機。
  2. 大判のダンボール板(D)を所定幅のダンボール片(d)に切断する切断機であって、外周端部に,略半円状の刃先部(1a)を複数,均等に設けて構成したスリッター(1)を,同一垂直面上に,上下かつ前後にずらして二つ設け,上スリッター(1A)および下スリッター(1B)共に低速回転させながら前方へ高速走行させ,固定台(2)上に固定したダンボール板を,下側から前記下スリッターの刃先部で押し切ると共に,上側から前記上スリッターの刃先部で押し切り,ダンボール片に切断してなるダンボール切断機。
  3. スリッター1の回転速度(周速)と走行速度を同一(比例制御)にする事により刃物と切断材との間でスリップの発生が抑制され、刃物の発熱が少なく、刃物の耐久性を高めたことを特徴とする請求項1記載のダンボール切断機。
  4. スリッター1が同一円周上に小円形の刃先部1aを付設し、ダウンカットにより食い込みを容易にしたことを特徴とする請求項2記載のダンボール切断機。
  5. スリッター(1)に対して進退動自在とし、前進動した状態で、研磨材(13a)を前記スリッターの刃先部(1a)に当接させ、前記スリッターを回転させることによって、該スリッターの刃先部を研磨する研磨機構(13)を設けてなる請求項1または2に記載のダンボール切断機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100480039C (zh) * 2005-09-21 2009-04-22 浙江工业大学 切割蜂窝纸芯的装置
JP2012030310A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Wintech Shizuoka:Kk ダンボール包装ブランクの製造装置

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