JP2004291171A - アーム式ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】剛性が高く安定した、小型軽量であり、アーム動作の速いシンプルなアーム式ロボットの提供。
【解決手段】一対の支柱11に独自に上下動可能に配設した上下一対の第1昇降体20及び第2昇降体30と、第1昇降体20から前方に延在する左右一対の平行リンクアーム部41a、41bを備えた平行リンク機構40と、第2昇降体30に対して平行リンクアーム部41a、41bに左右方向に回転揺動させる駆動アーム50を有し、平行リンクアーム部41a、41bの先端部に支持されたヘッド部42に自動作業機48を取付ける。支柱11の両側に設置した第1駆動手段60と第2駆動手段70で対応する昇降体20、30を同時或いは独自に昇降させ、第3駆動手段80で駆動アーム50を水平方向に回転揺動させて,ヘッド部42を鉛直姿勢のまま前後左右上下に平行移動させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナットランナーなどの自動作業機を水平な直交二方向(X−Y方向)方向と略鉛直な上下方向(Z方向)のいずれにも自在に移動させるアーム式ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の製造組立ラインで使用されるナットランナーを水平方向と上下方向に自在に移動させるロボットとして一般的なものに、直交ロボットとスカラ型アーム式ロボットがある。前者直交ロボットは、水平な直交二方向に移動するテーブルを使用するため、水平な幅方向に大きな設置スペースを必要として、製造組立ラインでの設置にスペース的な制約が多い。また、後者スカラ型アーム式ロボットの場合も、後述するように幅方向に大きな設置スペースを必要とする。
【0003】
スカラ型アーム式ロボット(例えば、特許文献1参照。)の具体例を、図6に示すと、このロボット1は、略鉛直な主軸2の上端部に第1水平アーム3の後端部を回転可能に連結し、第1水平アーム3の先端部に第2水平アーム4の後端部を回転可能に連結し、第2水平アーム4の先端部の軸受5で垂直軸6を上下動可能に連結している。垂直軸6に自動作業機の例えばナットランナー7が固定され、各水平アーム3、4の各々が独自に水平方向に旋回することで、軸受5と垂直軸6から成るロボット作業用ヘッド部8とナットランナー7が水平方向に移動する。図7に示す製造組立ラインLに沿った搬送体上のワーク9は、図中のP点とQ点で示す複数の被ねじ締め部を有し、これら被ねじ締め部の真上にナットランナー7が順に移動するように、第1水平アーム3と第2水平アーム4が独自に旋回運動する。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−141257号公報(図3、図5)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図7の鎖線で示すように、第1水平アーム3と第2水平アーム4が例えば一直線状の連結状態にあるときにワーク9上の最も離れた1点P’にヘッド部8が移動してねじ締め動作を行い、また、第1水平アーム3と第2水平アーム4が互いに水平方向にく字状に屈曲して最も近い点P1にヘッド部8が移動してねじ締め動作を行うとすると、図6のアーム式ロボット1は、ロボット前方の左右両側方に各水平アーム3、4が屈曲して食み出すだけの大きな幅方向スペースS1を必要とし、この幅方向スペースS1がアーム式ロボット1の床上設置スペースを大きくしていた。また、複数台のアーム式ロボット1を床上に併設する場合、隣接する一対のロボット1、1の間隔を幅方向スペースS1の2倍以上にする必要があって、複数台のロボットを省スペースで併設することが難しい。
【0006】
また、上記アーム式ロボット1の各水平アーム3、4とヘッド部8は、各々の必要とする機能のために幅、厚さ、径の大きな大形重量物となる傾向が強くて、高速運転させることが難しい。特に、ヘッド部8は垂直軸6を上下動させる動力源などで大径構造となり、例えば図7に示すワーク9上の所定の最小的な間隔W1で接近した2点P1とQ1の被ねじ締め部を2台の同じアーム式ロボットで同時にねじ締めしようとする場合、2台のロボットの各ヘッド部同士が干渉し合って、同時にねじ締めすることができないことがある。そこで、1台のロボットで点P1をねじ締めすると、この点P1に最も接近した他の点Q1にヘッド部8を移動させてねじ締めしているため、接近する2点P1、Q1でのねじ締め作業性を上げることが難しい。また、図示しないが1台のヘッド部に一対のナットランナーを配備して、上記の2点P1、Q1を同時にねじ締めするようにして作業性を上げることことが可能であるが、一対のナットランナーのためにヘッド部の重量と外径が倍増して、水平アームが高剛性の大形重量構造となり、高速運転をさせることが難しくなる。
【0007】
また、上記のようなアーム式ロボットの場合、水平アームの水平方向の旋回でアーム先端部に固定されたヘッド部と、このヘッド部に支持されたナットランナーなどの自動作業機の水平方向の向きが変わり、自動作業機の種類によっては作業不適格となることがある。そこで、水平アームの旋回に関わらず自動作業機の向きを定方向に自動修正する独自の回転手段(θ軸)をヘッド部に装備させることが行なわれているが、これではヘッド部が大形大重量となって、水平アーム回転駆動部のイナーシャが増大し、尚更に高速運転が難しくなる不具合が生じる。
【0008】
本発明の目的は、設置スペースの縮小化が容易であり、アームの小形軽量化で速い動きを可能にして、ねじ締め作業などの作業能率を改善したしたアーム式ロボットを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、略鉛直な定軌道上を昇降する第1昇降体20と、前記定軌道上を第1昇降体20と別に昇降する第2昇降体30と、第1昇降体20に後端部が上下左右方向に回転可能に連結され、先端部がロボット作業用ヘッド部42に上下左右方向に回転可能に連結されて、後端部を基点に略鉛直な平面で上下に平行リンク運動する複数の平行アーム43をそれぞれに備えた複数の平行リンクアーム部41a、…を、第1昇降体20とヘッド部42で水平方向に平行リンク運動可能に連結して成る平行リンク機構40と、第2昇降体30に後端部が上下左右方向に回転可能に連結され、先端部が平行リンク機構40の少なくとも1つの平行リンクアーム部に上下方向に回転可能に連結され、連結された平行リンクアーム部が平行リンク運動する略鉛直な平面で上下揺動する駆動アーム50と、前記定軌道に設置されて第1昇降体20及び第2昇降体30を独自に昇降させる第1駆動手段60及び第2駆動手段70と、第2昇降体30に設置されて駆動アーム50を水平方向に回転揺動させる第3駆動手段80とを具備したことを特徴とする(請求項1の発明)。
【0010】
ここで、略鉛直な定軌道は、略鉛直な支柱11であり、この支柱に固定されたガイドレール、同様な支柱に形成されたガイド溝であり、この定軌道に沿って第1昇降体20と第2昇降体30の一対が、上下二段に分かれて独自に昇降する。平行リンク機構40を構成する複数の平行リンクアーム部41a、…における複数の各平行アーム43は、略鉛直な平面に沿って上下に同時に平行移動する2本又は2本以上の同一長さの鋼性アームで、この複数の各平行アーム43の後端部が第1昇降体20に連結され、先端部がロボット作業用ヘッド部42に連結されて、平行四辺形の平行リンクアーム部41a、…を構成する。複数の平行リンクアーム部41a、…が真上から見て平行四辺形に連結されて、水平な左右方向に平行リンク運動する。この左右の平行リンク運動でヘッド部42が前後左右に平行移動する。ヘッド部42は複数の平行リンクアーム部の平行アーム43で支持されることから安定した高剛性を保持して、ヘッド部42に単機又は複数機のナットランナーなどの自動作業機を安定して保持し、自動作業機を定方向に向けたまま平行移動させる。
【0011】
また、第2昇降体30に設置される駆動アーム50は、複数の平行リンクアーム部41a、…の内の少なくとも1本の平行アームに連結される。駆動アーム50は、連結された平行リンクアーム部が上下に平行リンク運動する略鉛直な平面で上下に揺動するように第2昇降体30に連結される。駆動アーム50は複数の平行リンクアーム部の全てに同一構造のものを連結することができ、また、駆動アーム50を連結しない平行リンクアーム部においては、駆動アーム50の駆動で従動的な動作をして対応する平行リンクアーム部を支持(補強)する従動アームを連結することが望ましい。このような駆動アーム50や従動アームは、連結された平行リンクアーム部を補強して、平行アームと駆動アーム50の各アームに構造簡単で軽量なものの適用を可能にする。また、平行リンクアーム部と駆動アーム50を同一の略鉛直な平面で上下揺動させることで、アーム式ロボット10の幅方向スペースが縮小化される。第1昇降体20と第2昇降体30を独自に昇降させる第1駆動手段60と第2駆動手段70、及び、駆動アーム50を水平方向に揺動回転させる第3駆動手段80の各々は、サーボモータやシリンダが適用できる。
【0012】
本発明においては、平行リンク機構40を一対の平行リンクアーム部41a、41bで構成し、この一対の一方に駆動アーム50を連結することができる(請求項2の発明)。この場合、他方の平行リンクアーム部は、上記従動アームを連結して支持することが望ましい。このような従動アームは、駆動アーム50と同期して駆動アーム50と平行な姿勢を維持して平行リンク運動する。
【0013】
また、本発明においては、略鉛直に固設した支柱11の前面に定軌道を配設し、この支柱11の両側面の一方に第1駆動手段60を、他方に第2駆動手段70を配設する(請求項3の発明)。この場合の支柱11は角柱や丸柱が適用でき、支柱11の前面にガイドレールやガイド溝構造の定軌道を固設し、両側面に第1駆動手段60と第2駆動手段70を配設することで、支柱周辺の幅方向スペースが小さくできる。また、支柱11の両側面に設置される第1駆動手段60と第2駆動手段70は、支柱11の両側面に上下方向に設置されたボールねじをサーボモータで正逆回転させる構造が、ロボット設置スペースを縮小する上で有効である。
【0014】
また、本発明においては、ロボット作業用ヘッド部42が、ナットランナーを含む複数の自動作業機を着脱自在に支持する構造のものにすることができる(請求項4の発明)。この場合、ヘッド部42をナットランナー以外のビス止め用電動工具、クリップ立て工具、外観検査機器などの自動作業機を着脱自在に支持する汎用構造にすることで、各種の自動作業機が交換できる汎用ロボットが提供できる。また、1台のヘッド部42に複数の自動作業機を設置した場合、ヘッド部42が前後左右に平行移動するために各自動作業機も平行移動だけして、ねじ締めなどの各自の作業を行なう。この作業は複数の自動作業機で同時に行なわせることができて、作業性の改善を容易なものにする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1乃至図5を参照して説明する。
【0016】
図1〜図4に示すアーム式ロボット10は、床上に略鉛直に固設された左右一対の支柱11と、支柱11の前面で独自に上下運動する上下一対の第1昇降体20及び第2昇降体30と、第1昇降体20から前方に延在する一対の平行リンクアーム部41a、41bを備えた平行リンク機構40と、第2昇降体30から前方に延在する駆動アーム50と、第1昇降体20及び第2昇降体30を独自に上下動させる第1駆動手段60及び第2駆動手段70と、駆動アーム50を水平方向に回転揺動させる第3駆動手段80を備える。
【0017】
左右一対の支柱11は所定間隔で平行に対向する角柱で、下端部に固定した台座12で床上に固定され、各々の上端部が連結体13で連結される。一対の支柱11が並ぶ水平方向をX方向、X方向と直交する水平方向をY方向とし、鉛直方向をZ方向とすると、第1昇降体20と第2昇降体30の各々はX方向に横長の略鉛直な矩形板構造で、Z方向に上下2段に分けて配置される。一対の各支柱11のY方向前面にZ方向にガイドレール14が配設され、一対の各ガイドレール14の上部領域に第1昇降体20のX方向両端部が上下動可能に連結され、各ガイドレール14の下部領域に第2昇降体30のX方向両端部が上下動可能に連結される。一対の各支柱11の上部領域の側方に第1昇降体20の上下位置を検知する複数のセンサー15が設置され、また、図2に示すように支柱11の下部領域の側方に第2昇降体30の上下位置を検知する複数のセンサー16が設置される。
【0018】
第1昇降体20は、左右一対のガイドレール14の前面側を上下動する略鉛直な支持板21と、支持板21の裏面両側にZ方向に設置された複数のガイドローラ22と、支持板21の前面両端部に配設された左右一対のアーム連結用回転軸24を有する。左右一対の各回転軸24は、支持板21の前面両端部の上下両端から前方に突設された軸受板23に水平方向に回転可能に連結される。支持板21の裏面両側の各ガイドローラ22が対応するガイドレール14を両側面から挟持して、支持板21の上下運動をガイドする。左右一対の平行な各回転軸24の上下両端部に一対のブラケット25が突設され、一方の回転軸24の上下のブラケット25にピン26を介して2本の平行な平行アーム43aの後端部が上下方向に回転可能に連結され、他方の回転軸24の上下のブラケット25にピン26を介して2本の平行な平行アーム43bの後端部が上下方向に回転可能に連結される。
【0019】
左右一対の平行リンクアーム部41a、41bは、第1昇降体20からY方向前方へと延在する各上下2本ずつの平行アーム43a、43bを有する。4本の各平行アーム43a、43bは、同一長さの直線状の剛性アームである。一方の回転軸24の上下両端部から延びる2本の平行アーム43aの各先端部が、1台のロボット作業用ヘッド部42の裏面上下両端部に連結される。一方の回転軸24と2本の平行アーム43aとヘッド部42で、鉛直な平面を上下に平行リンク運動する平行リンクアーム部41aが構築される。他方の回転軸24の上下両端部から延びる2本の平行アーム43bの各先端部が、同じロボット作業用ヘッド部42の裏面上下両端部に連結され、この回転軸24と2本の平行アーム43bとヘッド部42で、鉛直な平面を上下に平行リンク運動する平行リンクアーム部41bが構築される。以下、必要に応じて一対の平行リンクアーム部41a、41bを第1平行リンクアーム部41a、第2平行リンクアーム部41bと称する。
【0020】
ロボット作業用ヘッド部42は、X方向に幅を有する鉛直な矩形の取付板49と、取付板49の裏面両端部に突設した鉛直な左右一対の回転式連結軸44と、取付板49の前面に水平に固定した自動作業機装着部45を有する。左右一対の連結軸44の上下両端部に突設したブラケット46にピン47を介して平行アーム43a、43bの先端部が上下方向に回転可能に連結される。ピン47と連結軸44を介することで、各平行アーム43a、43bの先端部に取付板49が上下左右に回転可能に連結される。第1平行リンクアーム部41aと第2平行リンクアーム部41bは真上から見て常に平行四辺形の関係にあり、各平行アーム43a、43bの前後両端部を対応する第1昇降体20とヘッド部42に上下左右に回転自在に連結することで、一対の平行リンクアーム部41a、41bがX方向とY方向、及び、Z方向に平行リンク運動する平行リンク機構40が構築される。
【0021】
ヘッド部42における水平な自動作業機装着部45に一対の自動作業機であるナットランナー48が略鉛直にして着脱自在に装着される。一対の各ナットランナー48は、図3及び図4に示すようにX方向に所定の間隔W1で配列されて、鉛直な姿勢のままヘッド部42と共にX方向、Y方向、Z方向に平行移動して、後述するようなねじ締め動作をする。一対のナットランナー48の間隔W1は、例えば図7のワーク9の2点P1とQ1の最小的な間隔W1に設定される。この間隔は縮小拡大自在とされ、その最大間隔に対応させて左右一対の平行リンクアーム部41a、41bの間隔W2の上限が設定される。つまり、左右一対の平行リンクアーム部41a、41bの間隔W2は、大きくなるほどロボット10の幅方向の設置スペースを大きくし、ロボット10を大形重量物化することから、この間隔W2はロボット10が大形大重量とならないよう考慮して設定される。
【0022】
第1昇降体20を上下動させる第1駆動手段60は、図2に示すように左右一対の支柱11の右側支柱の外側面にZ方向に設置されたボールねじ61と、ボールねじ61を正逆回転させるモータ62を有する。ボールねじ61の一部にナット部材63が螺装され、ボールねじ61の上下両端部が軸受部材64、65で支柱11に取付けられる。ナット部材63は第1昇降体20の支持板21の片端に一体に連結され、ボールねじ61が非回転状態にあるときはナット部材63が第1昇降体20を左右一対の支柱11の任意の高さ位置に保持し、ボールねじ61をモータ62で正逆回転させるとナット部材63と第1昇降体20が一体となって一対の支柱11の前面側で上下動する。
【0023】
第2昇降体30は、左右一対の支柱11のガイドレール14の前面側を上下動する略鉛直でX方向に幅広な支持板31と、支持板31の裏面両側に設置された複数のガイドローラ32と、支持板31の前面の両端部に設置された左右一対のアーム連結用回転軸34a、34bを有する。各回転軸34a、34bは、支持板31の前面両端部の上下両端から前方に突設された軸受板33、35に水平方向に回転可能に連結される。支持板31の裏面両側の各ガイドローラ32が対応する左右一対のガイドレール14を両側面から挟持して、支持板31の上下運動をガイドする。左右一対の各回転軸34a、34bの中央部にブラケット36が突設され、一方の回転軸34aのブラケット36に1本の駆動アーム50の基端部が上下方向に回転可能に連結され、他方の回転軸34bのブラケット36に従動アーム51の基端部が上下方向に回転可能に連結される。駆動アーム50と従動アーム51は同一構造で、駆動アーム50の先端部が第1平行リンクアーム部41aの下段の平行アーム43aの略中央部に上下方向に回転可能に連結され、従動アーム51の先端部が第2平行リンクアーム部41bの下段の平行アーム43bの略中央部に上下方向に回転可能に連結される。駆動アーム50と従動アーム51は常に平行四辺形の関係にあって、互いに平行リンク運動する。
【0024】
第2昇降体30を上下動させる第2駆動手段70が、図1に示すように左側の支柱11の外側面、つまり、第1駆動手段60と反対の側面に配設される。第2駆動手段70は、支柱11の側面と平行に設置された略鉛直なボールねじ71と、ボールねじ71を正逆回転させるモータ72を有する。ボールねじ71の一部にナット部材73が螺装され、ボールねじ71の上下両端部が軸受部材74、75で支柱11に取付けられる。ナット部材73は第2昇降体30の支持板31と一体で、ボールねじ71が非回転状態にあるときはナット部材73で第2昇降体30が左右一対の支柱11に保持され、ボールねじ71をモータ72で正逆回転させるとナット部材73と第2昇降体30が左右一対のガイドレール14にガイドされて上下動する。
【0025】
第2昇降体30に、駆動アーム50をX方向に回転揺動させる第3駆動手段80が設置される。第3駆動手段80は、支持板31の前面下端部に突設した軸受板37の下面に固定したモータ81と、モータ81の回転出力軸と一方の回転軸34aを一体に連結するコ字状の回転駆動枠82を有し、モータ81の回転力が回転駆動枠82を介して回転軸34aに直接に伝達されて、回転軸34aが水平方向に正逆回転する。モータ81で一方の回転軸34aを水平方向に正逆回転させることで、駆動アーム50とこれに連結された第1平行リンクアーム部41aが同時にX方向に揺動回転し、この回転力で従動アーム51が同期して同方向に揺動回転して、平行リンク機構40が水平方向に平行リンク運動する。
【0026】
駆動アーム50と第1平行リンクアーム部41aが同じ略鉛直平面で上下に回転揺動し、同時に従動アーム51と第2平行リンクアーム部41bが同じ略鉛直平面で上下に回転揺動するため、図4に示すように平行リンク機構40を真上から見ると各平行リンクアーム部41a、41bの各平行アーム43a、43bで駆動アーム50と従動アーム51が常に隠された状態にある。左右一対の平行アーム43a、43bの真上から見た平行リンク運動でヘッド部42は第1昇降体20と常に平行な状態にあり、かつ、常に鉛直な状態にあって、その状態のままY方向に前後平行移動する。
【0027】
鉛直なヘッド部42の裏面左右上下の4箇所が左右一対の平行リンクアーム部41a、41bの計4本の平行アーム43a、43bで支持され、かつ、左右一対の平行リンクアーム部41a、41bの各々が駆動アーム50と従動アーム51で補強されるように支持されるため、ヘッド部42の支持強度、剛性が常に高く確保されて、ヘッド部42に一対のナットランナー48を安定して取付けることができる。また、ヘッド部42に取付けるナットランナー48などから発生する反力が4本の平行アーム43a、43bと2本のアーム50、51に分配されることで、ヘッド部42を含む平行リンク機構40の高剛性化が実現され、後述するような運転の高速化、安定化が実現される。
【0028】
以上のアーム式ロボット10は、第1〜第3の各駆動手段60〜80をコンピュータ制御によって同時に、或いは、異なる時間帯で独自に作動させて、一対のナットランナー48を略鉛直な姿勢のまま、かつ、X方向の配列を変えることなくX方向、Y方向、Z方向の上下左右前後に平行移動させる。一対のナットランナー48は、例えば図7に示す製造組立ラインLにおけるワーク9の各一対の2点P1、Q1、…を順に移動して、2点同時のねじ締め動作を順に行う。
【0029】
例えば、図1及び図2の静止状態において、第3駆動手段80のモータ81だけを作動させて第2昇降体30の回転軸34aを正逆いずれかの方向に回転させると、回転軸34aと共に駆動アーム50と第1平行リンクアーム部41aが一体的に水平方向に揺動回転し、この回転力で従動アーム51と第2平行リンクアーム部41bが一体的に揺動回転する。この左右一対の平行リンクアーム部41a、41bの左右方向の平行リンク運動で、図4の鎖線で示すようにヘッド部42がX方向に平行な鉛直姿勢のまま、同じ高さでX−Y方向に平行移動し、一対のナットランナー48がX方向の配列のまま、同じ高さでX−Y方向に平行移動する。
【0030】
また、図2の静止状態において、第1駆動手段60のモータ62だけを作動させてボールねじ61を例えば正方向回転させると、ナット部材63を介して第1昇降体20が上昇動作をし、この上昇動作に応じて左右一対の平行リンクアーム部41a、41bが駆動アーム50と従動アーム51で下方に引っ張られて下方に揺動し、ヘッド部42と一対のナットランナー48が支柱11に近付くように平行移動する。逆に、モータ62でボールねじ61を逆方向回転させると、ナット部材63を介して第1昇降体20が下降動作し、この下降動作に応じて左右一対の平行リンクアーム部41a、41bが駆動アーム50と従動アーム51で上方に突き上げられて上方に揺動し、ヘッド部42と一対のナットランナー48が支柱11から遠ざかるように平行移動する。この間、ヘッド部42とナットランナー48は鉛直で、かつ、X方向に平行な姿勢は変わらない。
【0031】
また、図1及び図2の静止状態において、第1駆動手段60と第2駆動手段70を同時に作動させて第1昇降体20と第2昇降体30を同時に同速度で上昇させると、平行リンク機構40の全体が上昇する。この上昇の途中で第2昇降体30の上昇と止めると、ヘッド部42が支柱11に近付くように平行移動を始める。このようなヘッド部42の上下左右前後の平行移動は、通常のアーム式では2軸の関数演算をしないと直線運動をさせられないが、本発明の場合は関数演算しなくても直線運動をするため、ティーチングやプログラミングする場合に有利である。
【0032】
図5に示すように、鉛直なヘッド部42における一対のナットランナー48は、ワーク9の隣接する2点P1、Q1の被ねじ締め部に下降して同時にねじ締め動作をする。2点P1、Q1でねじ締め動作の終了した一対のナットランナー48を真上に上昇させる場合、第1駆動手段60と第2駆動手段70を同時に作動させて第1昇降体20と第2昇降体30を同時に同速度で上昇させる。2点P1、Q1の真上に上昇した一対のナットランナー48を次の2点P2,Q2の真上にY方向前進移動させる場合は、第1駆動手段60と第3駆動手段80を同時に作動させる。第1〜第3駆動手段60〜80をコンピュータ制御することで、一対のナットランナー48はワーク9の2点間を予め設定された最短距離で移動して、高能率でねじ締め動作を行う。
【0033】
図5で分かるように、平行リンク機構40の一対の平行リンクアーム部41a、41bはアーム長さ方向に変位するが、X方向のアーム幅方向にく字状に屈曲するといった変位をしないため、ロボット10の床上設置上に必要とされる幅方向スペースS2は、ワーク9の幅で決まる必要最小限のスペースで済み、ロボットの設置スペースの縮小化が図れる。
【0034】
また、ヘッド部42を支持する一対の平行リンクアーム部41a、41bの平行アーム43a、43bを下方から駆動アーム50と従動アーム51で補強した構造のため、各アームに構造簡単な軽量物が使用できて、各アームの上下左右前後の動きを速くすることが容易に可能となり、一対のナットランナー48によるねじ締め動作をより高能率で行うことができる。
【0035】
また、ロボット10に対するヘッド部42の左右横移動は、支柱11を含むロボット全体を横に回転させる、又は、支柱11に支持された昇降体20、30のようなアーム支持用台座部を横に回転させることでも可能であるが、このような重量物を回転させずに軽量なアームだけを回転させることで、各アームの速い動きが実現でき、また、アーム回転駆動源である第3駆動手段80に構造簡単で小形、安価なものが適用できる。
【0036】
また、1台のヘッド部42を2台の平行リンクアーム部41a、41bで支持するために、ヘッド部42を含む平行リンク機構40を高剛性構造体とすることが容易になり、ヘッド部42に単機のみならず複数機の自動作業機を搭載させても剛性的に問題なく、汎用性に優れたロボットが構築できる。上記実施の形態のように、1台のヘッド部42に一対のナットランナー48を搭載して、ワークに2点ずつ多数点設けられた被ねじ締め部を2点ずつ同時にねじ締めすることで、多数点全てのねじ締めが短時間で行なえるようになる。
【0037】
なお、図示しないが仮に1台のヘッド部を単機の平行リンクアーム部だけで支持して平行移動させるようにした場合、高い剛性の確保が難しいと共に、単機の平行リンクアーム部の平行リンク先端に連結されたヘッド部が平行リンクの左右の回転揺動で回転することになり、ヘッド部に搭載された自動作業機の水平方向の向きが変わる。そのため、1台のヘッド部に複数機の自動作業機を搭載させた場合に、複数機の自動作業機の配列方向の変化となって現れる不具合が発生する。本発明においては、一対の平行リンクアーム部が1台のヘッド部を常に鉛直かつX方向に平行に姿勢を保持して、平行移動させるため、ヘッド部に複数機の自動作業機を搭載しても各自動作業機は常に鉛直姿勢を保ち、各作業機間の配列方向が変わらず、ワークの被ねじ締め部ような複数点の同時ねじ締めなどの作業を容易にする。
【0038】
なお、本発明のアーム式ロボットは、上記実施の形態に限らず、例えば、平行リンク機構における平行リンクアーム部は一対が実用的であるが、ヘッド部に搭載する自動作業機の種類、数によっては3以上を平行に配列して構成してもよい。また、複数の平行リンクアーム部のうちの1つに駆動アームを連結して、他の全てを従動アームで補強する以外に、全ての平行リンクアーム部の各々に駆動アームを連結することも可能である。さらに、支柱に配設する第1昇降体と第2昇降体の位置関係を上下逆にして、下部の第1昇降体から延びる平行リンクアーム部に上方から第2昇降体から延びる駆動アームや従動アームを連結するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、自動作業機のヘッド部を支持する平行リンク機構を、一対以上の平行リンクアーム部で構成したので、ヘッド部を含む平行リンク機構の剛性が高く安定して、ヘッド部に支持される単数或いは複数の自動作業機の支持強度が増し、高速運転が可能となる。また、平行リンクアーム部を構成する平行アームやこれを左右揺動させる駆動アームの各アームが同一の略鉛直な平面で上下揺動するため、平行リンク機構が幅方向に屈曲せずにロボットの幅方向スペースが必要最小限まで縮小でき、複数台のロボットを接近させて省スペースで併設することが可能となる。さらに、平行リンクアーム部の平行アームが駆動アームで補強されて、各アームに構造簡単で軽量なものが適用でき、これにより各アームの速い動きが可能となって、ロボット作業の高能率化が図れる。
【0040】
また、前面に定軌道を構成する支柱の両側面に第1駆動手段と第2駆動手段を配設することで、支柱の前方に複数の平行リンクアーム部で平行リンク機構を配備しても、駆動手段でロボット幅方向スペースが増大せず、高剛性のロボットを省スペースで併設することが容易になる。
【0041】
また、複数の平行リンクアーム部で支持されるヘッド部の剛性が増すことから、ヘッド部にナットランナーを含む自動作業機の複数機を着脱自在に取付けることが容易になり、このようにヘッド部に複数の自動作業機を取付けて同時動作をさせることで、ロボットによる自動作業の高能率化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すアーム式ロボットの斜視図である。
【図2】図1のロボットの角度を変えた方向からの斜視図である。
【図3】図1のロボットの正面図である。
【図4】図1のロボットの平面図である。
【図5】図1のロボットとワークの概要を示す平面図である。
【図6】従来のアーム式ロボットの斜視図である。
【図7】図6のアーム式ロボットとワークの概要を示す平面図である。
【符号の説明】
10 ロボット
11 支柱
14 ガイドレール
20 第1昇降体
30 第2昇降体
40 平行リンク機構
41a 平行リンクアーム部
41b 平行リンクアーム部
42 ロボット作業用ヘッド部
43a 平行アーム
43b 平行アーム
45 自動作業機装着部
48 自動作業機、ナットランナー
50 駆動アーム
51 従動アーム
60 第1駆動手段
62 モータ
70 第2駆動手段
72 モータ
80 第3駆動手段
81 モータ

Claims (4)

  1. 略鉛直な定軌道上を昇降する第1昇降体と、
    前記定軌道上を前記第1昇降体と別に昇降する第2昇降体と、
    前記第1昇降体に後端部が上下左右方向に回転可能に連結され、先端部がロボット作業用ヘッド部に上下左右方向に回転可能に連結されて、後端部を基点に略鉛直な平面で上下に平行リンク運動する複数の平行アームをそれぞれに備えた複数の平行リンクアーム部を、第1昇降体とヘッド部で水平方向に平行リンク運動可能に連結して成る平行リンク機構と、
    前記第2昇降体に後端部が上下左右方向に回転可能に連結され、先端部が前記平行リンク機構の少なくとも1つの平行リンクアーム部に上下方向に回転可能に連結され、連結された平行リンクアーム部が平行リンク運動する略鉛直な平面で上下揺動する駆動アームと、
    前記定軌道に設置されて前記第1昇降体及び第2昇降体を独自に昇降させる第1駆動手段及び第2駆動手段と、
    前記第2昇降体に設置されて前記駆動アームを水平方向に回転揺動させる第3駆動手段と、
    を具備したことを特徴とするアーム式ロボット。
  2. 前記平行リンク機構を一対の平行リンクアーム部で構成し、この一対の平行リンクアーム部の一方に前記駆動アームを連結したことを特徴とする請求項1記載のアーム式ロボット。
  3. 前記定軌道を略鉛直に固設した支柱の前面に配設し、この支柱の両側面の一方に前記第1駆動手段を、他方に前記第2駆動手段を配設したことを特徴とする請求項1又は2記載のアーム式ロボット。
  4. 前記ロボット作業用ヘッド部が、ナットランナーを含む複数の自動作業機を着脱自在に支持することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアーム式ロボット。
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