JP2004290397A - 浴室洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】浴室1に浴槽2内に所定量の湯水があるか否かを検知する浴槽水検知手段を設ける。浴室1又は浴室1外部に湯水を電気分解して電解水を生成する電解水生成装置3を設ける。浴槽2内に所定量の湯水がある場合には浴槽水供給路を介して浴槽2内の湯水を電解水生成装置3に供給し、浴槽2内に所定量の湯水が無い場合には水道又は給湯器4から水道水供給路を介して電解水生成装置3に湯水を供給する湯水供給手段を設ける。浴室1に前記電解水生成装置3にて生成された電解水を浴室1内に噴霧するミストノズル20を設ける。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室の洗浄及び防汚を行う浴室洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
浴室ではカビ、ぬめり、湯垢等の汚れが発生しやすく、従来ではこの汚れの洗浄をブラシや洗浄液を用いて手作業により行っていたが、このように手作業で汚れの洗浄を行った場合多大な労力を要する。
【0003】
そこで近年では、洗剤を含んだ洗浄液や、温水又は水道水からなる洗浄液を浴室に噴出する噴出部を備え、噴出部により自動的に浴室を洗浄できるようにした浴室洗浄装置が利用されてきている(例えば特許文献1)。
【0004】
しかしながら上記特許文献1に示す浴室洗浄装置にあっては、洗剤を含んだ洗浄液が人体に悪影響を与えてしまい、環境衛生上好ましくなく、また単なる水道水を洗浄液として利用した場合には浴室に付いた汚れが取れ難い。
【0005】
また水道や給湯器から直接送られてくる水から酸性の電解水を生成する電解水生成装置と、この生成された酸性の電解水を噴霧するミストノズルとを備えた酸性ミスト発生装置なるものも知られており、このものは入浴後にアルカリ性及び中性となった本来酸性である皮膚にミストノズルから噴霧した酸性水を浴びせることで、皮膚の負担を軽減するものである(例えば特許文献2)。
【0006】
しかしながら上記特許文献2に示す酸性ミスト発生装置は、酸性水を人体に対して噴霧するものであって、積極的に浴室に酸性水を噴霧して洗浄するものではない。さらにはこの酸性ミスト発生装置は、電解水生成用の湯水として給湯器から直接送られてくる湯水を利用するものであって、浴槽内の湯水を電解水生成用の湯水として有効に利用しておらず、電解水生成用の湯水として使用する湯水の利用コストがかかってしまう。
【0007】
【特許文献1】
実開平7−27463号公報
【特許文献2】
特開平3−189号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、洗浄液として人体や浴室環境に悪影響を与える洗剤を含んだ洗浄液を使用せずに浴室の汚れを効率よく洗浄することができ、しかも浴槽内の湯水を電解水生成用の湯水として有効に利用でき利用コストを抑えることができる浴室洗浄装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る浴室洗浄装置は、浴室1に浴槽2内に所定量の湯水があるか否かを検知する浴槽水検知手段を設け、浴室1又は浴室1外部に湯水を電気分解して電解水を生成する電解水生成装置3を設け、浴槽2内と電解水生成装置3とを浴槽水供給路にて連通接続すると共に、水道又は給湯器と電解水生成装置3とを水道水供給路にて連通接続し、浴槽2内に所定量の湯水がある場合には浴槽水供給路を介して浴槽2内の湯水を電解水生成装置3に供給し、浴槽2内に所定量の湯水が無い場合には水道又は給湯器4から水道水供給路を介して電解水生成装置3に湯水を供給する湯水供給手段を設け、浴室1に前記電解水生成装置3にて生成された電解水を浴室1内に噴霧するミストノズル20を設けてなることを特徴とするものである。
【0010】
このように、浴室1に浴槽2内に所定量の湯水があるか否かを検知する浴槽水検知手段を設け、浴室1又は浴室1外部に湯水を電気分解して電解水を生成する電解水生成装置3を設け、浴槽2内と電解水生成装置3とを浴槽水供給路にて連通接続すると共に、水道又は給湯器と電解水生成装置3とを水道水供給路にて連通接続し、浴槽2内に所定量の湯水がある場合には浴槽水供給路を介して浴槽2内の湯水を電解水生成装置3に供給し、浴槽2内に所定量の湯水が無い場合には水道又は給湯器4から水道水供給路を介して電解水生成装置3に湯水を供給する湯水供給手段を設け、浴室1に前記電解水生成装置3にて生成された電解水を浴室1内に噴霧するミストノズル20を設けることで、単なる湯水よりも浴室1の汚れを綺麗に落とせ且つ環境に悪影響を与えない電解水により浴室1内の汚れを効率良く洗浄することができる。またこの場合、湯水供給手段によって浴槽2内に所定量の湯水がある場合には電解水生成用の湯水として浴槽2内の湯水を利用でき、浴槽2内に所定量の湯水が無い場合には電解水生成用の湯水として水道又は給湯器4からの湯水を利用できる。
【0011】
また請求項2記載の発明は請求項1記載の浴室洗浄装置において、上記電解水生成装置3を酸性及びアルカリ性の両方の電解水を生成するものとし、電解水生成装置3の下流側に電解水生成装置3にて生成された噴霧前の酸性及びアルカリ性の電解水を各別に貯留するタンク5a、5bを設けてなることを特徴とするものである。
【0012】
このように電解水生成装置3を酸性及びアルカリ性の両方の電解水を生成するものとすることで、防カビに効果のある酸性の電解水と、油垢の除去に効果のあるアルカリ性の電解水とでより一層綺麗に浴室1を洗浄することができ、またこの場電解水生成装置3の下流側に電解水生成装置3にて生成された噴霧前の酸性及びアルカリ性の電解水を各別に貯留するタンク5a、5bを設けることで、タンク5a、5bの夫々に噴霧前の酸性の電解水、アルカリ性の電解水を予め貯留することができ、電解水の噴霧時にこのタンク5a、5bに貯留された電解水を利用することで電解水の時間当たりの噴霧量を多くすることができる。
【0013】
また請求項3記載の発明は請求項1又は請求項2記載の浴室洗浄装置において、上記電解水生成装置を酸性及びアルカリ性の両方の電解水を生成するものとし、電解水生成装置3の下流側にミストノズル20から噴霧する電解水を酸性の電解水とアルカリ性の電解水とに切替えられる切替手段を設けてなることを特徴とするものである。
【0014】
このようにミストノズル20から噴霧する電解水を酸性の電解水とアルカリ性の電解水とに切替えられる切替手段を設けることで、切替え手段により浴室1の各種汚れに対応した電解水を噴霧してより効率よく浴室1を洗浄することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。なお以下の実施形態では浴槽2内に所定量の湯水が無い場合に電解水生成装置3に供給される湯水を給湯器4から供給される湯水としたが、水道から直接供給される水であっても良い。
【0016】
本実施形態における浴室洗浄装置は、浴槽2に浴槽2内に所定量の湯水があるか否かを検知する浴槽水検知手段を設け、浴室1又は浴室1外部に、湯水を電気分解して酸性の電解水を生成する電解水生成装置3を設け、浴槽2内と電解水生成装置3とを浴槽水供給路にて連通接続すると共に、給湯器4と電解水生成装置3とを直接水道水供給路にて連通接続し、浴室1又は浴室1外部に、浴槽2内に所定量の湯水がある場合には浴槽水供給路を介して浴槽2内の湯水を電解水生成装置3に供給し、浴槽2内に所定量の湯水が無い場合には給湯器4から水道水供給路を介して直接電解水生成装置3に湯水を供給する湯水供給手段を設け、浴室1に前記電解水生成装置3にて生成された電解水を浴室1内に噴霧するミストノズル20を設けてなるものであって、加えて浴槽2内の湯水を浄化する機能を有している。
【0017】
図1に本実施形態における浴室洗浄装置の全体構成図を示し、図2に湯水の流れを説明する説明図を示す。浴槽2の下部には、給湯口6と、吸込口7及び吹出口8が設けてある。浴槽水検知手段は浴槽2に設けてあって、浴室1又は浴室1外部に設けた制御部10に接続されている。ここで浴槽水検知手段としては吸込口7と同じレベルもしくは吸込口7よりもやや上方位置に設けた湯水があるか否かを検知する湯水検知センサ(図示せず)を利用しており、この所定高さに配置された湯水検知センサによって浴槽2内に所定量の湯水があるか否かを検知している。なお、浴槽2の底面に吸込口7を設けると共に湯水検知センサ7を浴槽2の底面よりも下方に設ける等して、浴槽水検知手段を浴槽2内に湯水があるか否かを検知するものとしても良いものとする。
【0018】
浴槽2の吸込口7と吹出口8とは循環水路9によって連通接続されている。循環水路9には図2に示すように吸込口7側(上流側)から順に、浴槽2内の湯水を吸込口7から吸い込んで下流側に送る循環ポンプ11、弁12、吸込口7から吸い込まれた浴槽2内の湯水をろ過して浄化するろ過槽13、ろ過された湯水を電気分解して酸性の電解水を生成する電解水生成装置3、を設けている。循環水路9は電解水生成装置3の上流側の循環用配管9aと、下流側の循環用配管9bとで構成されており、本実施形態においてはこの循環用配管9aを浴槽水供給路としている。また上記のろ過槽13及び電解水生成装置3はユニット化されており、浴槽2と浴室1の壁16との隙間17に配され、浴槽2によって覆い隠されている。
【0019】
ここで電解水生成装置3について詳述すると、図3に示すように電解水生成装置3は電解槽14と1対の電極15、15とからなり、両電極間15に電圧を印加することで供給された湯水を電気分解して、湯水内に次亜塩素酸(HClO)を発生させ、これにより洗浄液としての酸性の電解水を生成するものである。なお本実施形態の電解水生成装置3は図3に示すように両電極15、15間に隔膜を介さず所謂無隔膜式のものとするが、両電極15、15間に隔膜を有する隔膜式であっても良いものとし、この場合は電気分解によって生成されたアルカリ性の電解水は捨てられるものとする。
【0020】
循環用配管9bには電解水分岐配管18の上流側端部を連通接続しており、またこの分岐点Aには弁部19a(電解水生成装置3側)、19b(ミストノズル20側)、19c(浴槽2側)を備えた三方弁19を設けている。電解水分岐配管18の下流側には電解水生成装置3にて生成された電解水を霧状にして浴室1内側に噴霧するミストノズル20が複数連通接続してあって、各ミストノズル20は、浴室1全体に電解水を噴霧できるように壁16の上部もしくは天井21に設けられている。そして本実施形態では分岐点Aよりも上流側の循環用配管9bと電解水分岐配管18とで、電解水生成装置3とミストノズル20とを連通接続する電解水流路を構成している。ここで各ミストノズル20は噴霧する電解水の霧化粒度が300μm以下となるように設定されており、これによりミストノズル20から噴霧される電解水の浴室1内面への塗着性を向上でき、且つ微粒化することで構造体の細部にまで電解水を行き渡らせることができる。
【0021】
また浴室1外部には水道から供給された水を加熱する給湯器4が設けてあって、該給湯器4は給湯用ポンプ22を備えている。そしてこの給湯器4は前述した浴槽2の給湯口6に給湯用配管23を介して連通接続されている。給湯用配管23にはその下流側端部が循環用配管9bのろ過槽13よりも下流側に連通接続された水道水分岐配管24の上流側端部を連通接続しており、この分岐点Bには弁部25a(給湯器4側)、25b(電解水生成装置3側)、25c(浴槽2側)を備えた三方弁25を設けている。そして本実施形態ではこの分岐点Bよりも上流側の給湯用配管23と、水道水分岐配管24と、水道水分岐配管24との合流点よりも下流側の循環用配管9aとで水道水供給路を構成している。
【0022】
上記三方弁19の各弁部19a、19b、19c、三方弁25の各弁部25a、25b、25c、弁12、循環ポンプ11、給湯器用ポンプ22、の夫々は制御部10に接続されて以下のように制御されている。
【0023】
まず通常、浴槽2を使用する場合について説明する。給湯器4から浴槽2内に湯水を供給する場合は、図示しない浴室1もしくは浴室1外部に設けた給湯用スイッチを操作して行う。給湯用スイッチの操作により制御部10は三方弁25の弁部25a、25cを開くと共に、弁部25bを閉じ、同時に給湯用ポンプ22を運転する。これにより給湯器4からの湯水は給湯用配管23を通って給湯口6から噴出される。
【0024】
また、浴槽2内の湯水を排水する際等に浴槽2や配管経路の浄化を行ったり、入浴に使用された浴槽2内の湯水を浄化して再度入浴用の湯水として利用する(所謂24時間風呂として利用する)場合には、図示しない浄化スイッチを操作することで行う。浄化スイッチを操作することで、制御部10は弁12、三方弁19の弁部19a、19cを開くと共に、三方弁19の弁部19b、三方弁25の弁部25bを閉じ、同時に循環ポンプ11を運転すると共に、電解水生成装置3の両電極15、15間に電圧を印加する。これにより浴槽2内の湯水は吸込口7から循環用配管9内に流入し、ろ過槽13にて浄化された後、電解水生成装置3にてさらに浄化され、この後吹出口8より浴槽2内に噴出される。
【0025】
そして入浴後等に浴室1内の洗浄及び防汚を行う場合は、図示しない洗浄スイッチを操作することで行う。使用者が洗浄スイッチを操作すると、図4に示すように電解水生成装置3の両電極15、15間に電圧を印加して電解槽14内で酸性の電解水の生成を開始する。そして浴槽水検知手段にて浴槽2内に所定量の湯水があるか否かを判定し、この判定結果に基づいて制御部10は以下の制御を行う。
【0026】
すなわち浴槽2内に所定量の湯水がある場合は、弁12、三方弁19の弁部19a、19bを開くと共に、三方弁19の弁部19c、三方弁25の弁部25bを閉じ、同時に循環ポンプ11を運転する。これにより浴槽2内の湯水は、吸込口7から循環用配管9内に流入して循環ポンプ11を通った後、ろ過槽13にて浄化され、この浄化された湯水は電解水生成装置3にて酸性の電解水となる。そしてこの生成された酸性の電解水は電解水流路を通って各ミストノズル20から浴室1内に噴霧される。
【0027】
一方、浴槽水検知手段にて浴槽2内に所定量の湯水がない場合は、三方弁25の弁部25a、25b、三方弁19の弁部19a、19bを開くと共に、弁12、三方弁25の弁部25c、三方弁19の弁部19cを閉じ、同時に給湯用ポンプ12を運転する。これにより給湯器4から供給される湯水は、水道水供給路を通って電解水生成装置3に流入し、この後電解水生成装置3にて酸性の電解水となる。そしてこの生成された酸性の電解水は電解水流路を通って各ミストノズル20から浴室1内に噴霧される。
【0028】
すなわち本実施形態における湯水供給手段は、弁12、三方弁19、三方弁25、循環ポンプ11、給湯用ポンプ22、これらを上記のように制御する制御部10とで構成されている。
【0029】
そしてこのようにミストノズル20から噴霧された酸性の電解水は浴室1全体(床面26、天井21、壁16、浴槽2等)に付着し、この付着した電解水により浴室1全体に発生したカビ、ぬめり、湯垢等の浴室1の汚れを洗浄すると共に浴室1の防汚を行うことができ、従って浴室1の洗浄作業を従来のように手作業により行わずにすみ洗浄作業の負担を軽減できる。
【0030】
なお上記では電解水の噴霧時において、三方弁19の弁部19cを閉じて、ミストノズル20からのみ電解水の噴霧を行ったが、例えば三方弁19の弁部19a、19b、19cを開いて、ミストノズル20からの噴霧と浴槽2内の湯水の浄化とを同時に行えるようにしても良いものとする。また上記では洗浄スイッチを操作することで自動的に電解水生成装置3をONにするようにしたが、洗浄用スイッチとは別に電解水生成装置3用のスイッチを別に設け、電解水生成装置3のON・OFFを手動で切り替えられるようにしても良い。また上記では給湯用ポンプ22及び循環ポンプ11にて電解水を噴霧するようにしたが、例えば電解水流路に噴霧用のポンプを別に設けても良いものとし、さらには本実施形態における弁やポンプの配置や設置数は適宜設計変更可能なものである。
【0031】
このように、浴室1に浴槽2内に所定量の湯水があるか否かを検知する浴槽水検知手段を設け、浴室1又は浴室1外部に湯水を電気分解して電解水を生成する電解水生成装置3を設け、浴槽2内に所定量の湯水がある場合には浴槽水供給路を介して浴槽2内の湯水を電解水生成装置3に供給し、浴槽2内に所定量の湯水が無い場合には水道又は給湯器4から水道水供給路を介して電解水生成装置3に湯水を供給する湯水供給手段を設け、浴室1に前記電解水生成装置3にて生成された電解水を浴室1内に噴霧するミストノズル20を設けることで、洗浄液として、単なる湯水よりも浴室1の汚れを綺麗に落とせ且つ人体や環境に悪影響を与えない酸性の電解水により浴室1内の汚れを効率良く洗浄することができる。またこの場合、湯水供給手段によって浴槽2内に所定量の湯水がある場合には電解水生成用の湯水として浴槽2内の湯水を利用でき、浴槽2内に所定量の湯水が無い場合には電解水生成用の湯水として水道又は給湯器4からの湯水を利用でき、結果、入浴等に使用された浴槽2内の湯水を効率よく電解水生成用の湯水として再利用でき、浴室洗浄装置の利用コストを抑えられる。
【0032】
ところで本発明者らは上記のように浴室1の洗浄及び防汚を行うにあたって、アルカリ性の電解水が湯垢を効果的に除去できることを発見した。すなわち、アルカリ性の電解水はマイナスイオンを帯びており、壁16等の浴室1内面と汚れの物質が持つ夫々のプラスイオンのみを引き寄せ、結果、浴室1内面も汚れの物質もマイナスイオンのみが残され、同極同士が反発し合って、汚れ物質が分離するのであって、この場合特にカルシウム等ではなく脂肪酸(人の体から出た油分、石鹸等)系の物質に特に有効に働くものである。
【0033】
そこで上記実施形態とは異なる実施形態について説明する。なお、本実施形態においては電解水生成装置3を酸性及びアルカリ性の両方の電解水を生成するものとし、電解水生成装置3の下流側、すなわち電解水生成装置3の陰極室30及び陽極室31とミストノズル20とを連通接続する電解水流路の途中に、電解水生成装置3にて生成された噴霧前の酸性及びアルカリ性の電解水を各別に貯留するタンク5a、5bと、酸性の電解水の噴霧とアルカリ性の電解水の噴霧とを切替えられる切替手段とを設けた点に特徴があり、上記実施形態と同一の構成については同一の番号を付与してあり、重複する説明については説明を省略する。なお本実施形態では上記実施形態における電解水分岐配管18及び三方弁19は設けていないものとする。
【0034】
図5に本実施形態における浴室洗浄装置の湯水の流れを説明する説明図、図6に電解水生成装置3における湯水の流れを説明する説明図を示す。電解水生成装置3は、図6に示すように両電極15、15間に介在する隔膜38により電解槽14を陰極室30と陽極室31とに区切った所謂隔膜式であって、陰極室30にてアルカリ性の電解水を生成し、陽極室31にて酸性の電解水を生成するものである。
【0035】
循環用配管9bはその上流側端部が図6に示すように陽極室31に連通接続しており、また循環用配管9aの水道水分岐配管24との合流点よりも下流側が分岐して、この分岐した夫々の下流側端部が陽極室31、陰極室30に連通接続してある。またこの循環用配管9bには弁37を設けてあり、この弁37は制御部10に接続されている。
【0036】
さらには陰極室30と陽極室31には、アルカリ水用配管32の上流側端部、酸性水用配管33の上流側端部が夫々連通接続されており、アルカリ水用配管32と酸性水用配管33の下流側端部は合流しており、この合流点Cには合流配管35の上流側端部が接続されている。合流配管35の下流側は各ミストノズル20に連通接続してある。すなわち本実施形態においては、電解水流路をアルカリ水用配管32、酸性水用配管33、合流配管35で構成している。またこの合流点Cには切替手段として弁部34a(陰極室30側)、34b(ミストノズル20側)、34c(陽極室31側)を備えた三方弁34を設けてあり、三方弁34の各弁部34a、34b、34cは制御部10に接続されている。
【0037】
そしてこの電解水流路の途中である、アルカリ水用配管32及び酸性水用配管33には、夫々噴霧前の電解水を貯留する酸性水貯留タンク5a、アルカリ水貯留タンク5bを設けている。また合流配管35には、タンク5a、5bに貯留された電解水をミストノズル20側に送り出す噴霧用ポンプ36を設けており、該噴霧用ポンプ36は制御部10に接続されている。
【0038】
浴槽2内の湯水を排水する際等に浴槽2や配管経路の浄化を行ったり、入浴に使用された浴槽2内の湯水を浄化して再度入浴用の湯水として利用する場合には、浄化スイッチを操作することで行う。浄化スイッチを操作することで、制御部10は弁12、弁37を開くと共に、三方弁25の弁部25b、三方弁34の弁部34a、34cを閉じ、同時に循環ポンプ11を運転すると共に、電解水生成装置3の両電極15、15間に電圧を印加する。これにより浴槽2内の湯水は吸込口7から循環用配管9a内に流入し、ろ過槽13にて浄化された後、電解水生成装置3にて酸性の電解水となってさらに浄化され、この後循環用配管9bを通って吹出口8より浴槽2内に噴出される。またこの場合、電解水生成装置3にて生成された酸性及びアルカリ性の電解水は夫々、アルカリ水用配管32、酸性水用配管33、に流入してタンク5a、5bに貯留される。
【0039】
そして浴室1内の洗浄及び防汚を行う場合は、図示しない酸性水洗浄スイッチ、アルカリ水洗浄スイッチのうちどちらか一方を操作することで行う。使用者がどちらか一方の洗浄スイッチを操作すると、図7に示すように電解水生成装置3の両電極15、15間に電圧が印加され電解槽14内で酸性の電解水とアルカリ性の電解水の生成を始める。そして浴槽水検知手段にて浴槽2内に所定量の湯水があるか否かを判定し、この判定結果に基づいて制御部10は以下の制御を行う。
【0040】
すなわち浴槽2内に所定量の湯水があり且つ酸性水洗浄スイッチが操作された場合は、弁12、三方弁34の弁部34b、34cを開くと共に、弁37、三方弁34の弁部34a、三方弁25の弁部25bを閉じ、同時に循環ポンプ11、噴出用ポンプ36を運転する。これにより浴槽2内の湯水は、吸込口7から循環用配管9a内に流入して循環ポンプ11を通った後、ろ過槽13にて浄化され、この浄化された湯水は分岐して電解水生成装置3の陰極室30内及び陽極室31内に流入して夫々が酸性及びアルカリ性の電解水となる。そしてこの電解水のうち陽極室31内の酸性の電解水は酸性水用配管33に流入した後酸性水貯留タンク5aに送られて貯留され、この貯留された酸性の電解水は酸性水用配管33を通って合流配管35に流入し、噴出用ポンプ36を通って各ミストノズル20から浴室1内に噴霧される。またこの場合陰極室31内のアルカリ性の電解水はアルカリ水用配管32に流入してアルカリ水貯留タンク5bに貯留される。
【0041】
また浴槽2内に所定量の湯水があり且つアルカリ水洗浄スイッチが操作された場合は、弁12、三方弁34の弁部34a、34bを開くと共に、弁37、三方弁34の弁部34c、三方弁25の弁部25bを閉じ、同時に循環ポンプ11、噴出用ポンプ36を運転する。これにより浴槽2内の湯水は、吸込口7から循環用配管9a内に流入して循環ポンプ11を通った後、ろ過槽13にて浄化され、この浄化された湯水は分岐して夫々が陰極室内30及び陽極室31内に流入して電解水生成装置3にて酸性及びアルカリ性の電解水となる。そしてこの生成された電解水のうち、陰極室30内のアルカリ性の電解水はアルカリ水用配管32に流入した後アルカリ水貯留タンク5bに貯留され、この貯留されたアルカリ性の電解水はアルカリ水用配管32を通って合流配管35に流入し、噴出用ポンプ36を通って各ミストノズル20から浴室1内に噴霧される。またこの場合、陽極室31内の酸性の電解水は酸性水用配管33に流入した後酸性水貯留タンク5aに貯留される。
【0042】
一方、浴槽水検知手段にて浴槽2内に所定量の湯水がなく且つ酸性水洗浄スイッチが操作された場合は、三方弁25の弁部25a、25b、三方弁34の弁部34b、34cを開くと共に、弁12、弁37、三方弁25の弁部25c、三方弁34の弁部34aを閉じ、同時に給湯用ポンプ12、噴出用ポンプ36を運転する。これにより給湯器4から供給される湯水は、給湯用配管23、水道水分岐配管24を通って、循環用配管9aに流入し、この後分岐して夫々が陰極室内30及び陽極室31内に流入して電解水生成装置3にて酸性及びアルカリ性の電解水となる。そしてこの生成された電解水のうち、陽極室31内の酸性の電解水は、酸性水用配管33を通って合流配管35に流入し、噴出用ポンプ36を通って各ミストノズル20から浴室1内に噴霧される。またこの場合陰極室30内のアルカリ性の電解水はアルカリ水用配管32に流入した後アルカリ水貯留タンク5bに貯留される。
【0043】
また浴槽水検知手段にて浴槽2内に所定量の湯水がなく、且つアルカリ水洗浄スイッチが操作された場合は、三方弁25の弁部25a、25b、三方弁34の弁部34a、34bを開くと共に、弁12、弁37、三方弁25の弁部25c、三方弁34の弁部34cを閉じ、同時に給湯用ポンプ12、噴出用ポンプ36を運転する。これにより給湯器4から供給される湯水は、給湯用配管23、水道水分岐配管24を通って循環用配管9aに流入し、この後分岐して夫々が陰極室内30及び陽極室31内に流入して電解水生成装置3にて酸性及びアルカリ性の電解水となる。そしてこの生成された電解水のうち、陰極室30内のアルカリ性の電解水は、アルカリ水用配管32を通って合流配管35に流入し、噴出用ポンプ36を通って各ミストノズル20から浴室1内に噴霧される。またこの場合陽極室31内の酸性の電解水は酸性水用配管33に流入した後酸性水貯留タンク5aに貯留される。
【0044】
すなわち本実施形態における湯水供給手段は、弁12、弁37、三方弁25、循環ポンプ11、給湯用ポンプ22、これらを上記のように制御する制御部10とで構成されている。
【0045】
このように電解水生成装置3を酸性及びアルカリ性の両方の電解水を生成するものとすることで、防カビに効果のある酸性の電解水と、油垢を効果的に除去できるアルカリ性の電解水とでより一層効果的に浴室1を洗浄することができる。また電解水生成装置3の下流側に電解水生成装置3にて生成された噴霧前の酸性及びアルカリ性の電解水を各別に貯留するタンク5a、5bを設けることで、浴槽2内の湯水を浄化する際及び電解水を噴霧する際において、酸性水貯留タンク5a、アルカリ水貯留タンク5bの夫々に、噴霧前の酸性の電解水及びアルカリ性の電解水を貯留することができ、これにより電解水の噴霧時にこのタンク5a、5bに貯留された電解水を噴霧することで電解水生成装置3の電解水生成能力が低くとも電解水の単位時間当たりの噴霧量を多くすることができ、結果、電解水生成装置3のコストを削減できる。さらに言うと、従来から公知の隔膜式の電解水生成装置を備えた所謂24時間風呂においては浴槽2内の湯水を浄化する際にアルカリ性の電解水を捨てていたが、この場合アルカリ性の電解水を洗浄水として有効に利用することができる。
【0046】
また、ミストノズル20から噴霧する電解水を、酸性の電解水とアルカリ性の電解水とに切替えられる切替手段(三方弁34)を設けることで、切替え手段により浴室1の各種汚れに対応した電解水を噴霧することが可能となる。またこの場合、上記したように酸性もしくはアルカリ性の電解水のうち、どちらか一方の電解水を使用している間は、他方の電解水をタンク5に貯留することができ、従ってタンク5に貯留される電解水の量を多くできる。さらにはこのタンク5は浴槽2内の湯水の浄化の際においても電解水を貯留できるため、より一層タンク5に貯留される電解水の量を多くできる。
【0047】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、単なる湯水よりも浴室の汚れを綺麗に落とせ且つ環境に悪影響を与えない電解水により浴室内の汚れを効率良く洗浄することができる。またこの場合、湯水供給手段によって浴槽内に所定量の湯水がある場合には電解水生成用の湯水として浴槽内の湯水を利用でき、浴槽内に所定量の湯水が無い場合には電解水生成用の湯水として水道又は給湯器からの湯水を利用でき、結果、入浴等に使用された浴槽内の湯水を効率よく電解水生成用の湯水として再利用でき、浴室洗浄装置の利用コストを抑えられる。
【0048】
また請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、電解水生成装置を酸性及びアルカリ性の両方の電解水を生成するものとすることで、防カビに効果のある酸性の電解水と、油垢を効果的に除去できるアルカリ性の電解水とでより一層効果的に浴室を洗浄することができ、また電解水生成装置の下流側に電解水生成装置にて生成された噴霧前の酸性及びアルカリ性の電解水を各別に貯留するタンクを設けることで、夫々のタンクに噴霧前の酸性の電解水、アルカリ性の電解水を予め貯留することができ、これにより電解水の噴霧時にこのタンクに貯留された電解水を噴霧することで電解水生成装置の電解水生成能力が低くとも電解水の時間当たりの噴霧量を多くすることができ、電解水生成装置のコストを削減できる。
【0049】
また請求項3記載の発明にあっては、上記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、ミストノズルから噴霧する電解水を酸性の電解水とアルカリ性の電解水とに切替えられる切替手段を設けることで、切替え手段により浴室の各種汚れに対応した電解水を噴霧してより効率よく浴室を洗浄することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、浴室洗浄装置の全体構成図である。
【図2】同上の湯水の流れを説明する説明図である。
【図3】同上の電解水生成装置における湯水の流れを説明する説明図である。
【図4】同上のフロー図である。
【図5】異なる実施の形態の一例を示し、浴室洗浄装置の湯水の流れを説明する説明図である。
【図6】同上の電解水生成装置における湯水の流れを説明する説明図である。
【図7】同上のフロー図である。
【符号の説明】
1 浴室
2 浴槽
3 電解水生成装置
4 給湯器
5 タンク
20 ミストノズル
Claims (3)
- 浴室に浴槽内に所定量の湯水があるか否かを検知する浴槽水検知手段を設け、浴室又は浴室外部に湯水を電気分解して電解水を生成する電解水生成装置を設け、浴槽内と電解水生成装置とを浴槽水供給路にて連通接続すると共に、水道又は給湯器と電解水生成装置とを水道水供給路にて連通接続し、浴槽内に所定量の湯水がある場合には浴槽水供給路を介して浴槽内の湯水を電解水生成装置に供給し、浴槽内に所定量の湯水が無い場合には水道又は給湯器から水道水供給路を介して電解水生成装置に湯水を供給する湯水供給手段を設け、浴室に前記電解水生成装置にて生成された電解水を浴室内に噴霧するミストノズルを設けてなることを特徴とする浴室洗浄装置。
- 上記電解水生成装置を酸性及びアルカリ性の両方の電解水を生成するものとし、電解水生成装置の下流側に電解水生成装置にて生成された噴霧前の酸性及びアルカリ性の電解水を各別に貯留するタンクを設けてなることを特徴とする請求項1記載の浴室洗浄装置。
- 上記電解水生成装置を酸性及びアルカリ性の両方の電解水を生成するものとし、電解水生成装置の下流側にミストノズルから噴霧する電解水を酸性の電解水とアルカリ性の電解水とに切替えられる切替手段を設けてなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の浴室洗浄装置。
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