JP2004276251A - プリンタカバーの開閉機構を備えたプリンタ - Google Patents

プリンタカバーの開閉機構を備えたプリンタ Download PDF

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Abstract

【課題】携帯可能な小型プリンタに適したプリンタカバーの開閉機構を提供する。
【解決手段】プリンタは、(1)一端に回転中心となるカバー回転支持部材3を、他端にプラテンを含むプラテンユニット4を備えフレームに接続され開閉可能なプリンタカバー2と、(2)フレームに備えられたラッチ11と、(3)一端にプラテンユニット4と係合可能な係合部8を、他端にラッチ11と係合可能なラッチ受部9を備え、フレームに接続され回転可能なアーム6と、(4)ラッチ11を押してラッチ11とラッチ受部9の係合を外す解除部材14と、ラッチ受部9の近傍のアーム6を押し下げる押下げ部材13とを備え、フレームに備えられ往復移動可能なカバー開操作ボタン12と、(5)フレームに備えられプラテンと共に印刷媒体を印刷する印刷ヘッドとを備えて構成される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロール紙等の連続紙に印刷を行うプリンタに関し、更に詳しくは、印刷ヘッドやロール紙収納部が設けられたプリンタ本体に対して、プラテンローラが設けられたプリンタカバーをロック可能なプリンタカバーの開閉機構を備えたプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
ロール紙に印刷を行うプリンタには、ロール紙のセットが簡単に行えるように、印刷ヘッドをプリンタ本体側に、プラテンローラをプリンタカバー側に設け、プリンタカバーを開くと、プラテンローラが印刷ヘッドから分離するよう構成すると共に、ロール紙収納部が全開状態となるよう構成されたものが知られている。この種のプリンタにおいては、プラテンローラの位置決めのために、プリンタカバーのロック機構を備える必要がある。
【0003】
図5は、従来のプリンタカバーのロック機構を備えたプリンタの外形図、図6から図8は、このロック機構を説明するための図である。プリンタフレーム101には、回転支持部材103を介してプリンタカバー102が接続され、回転支持部材103を中心に回転し開閉できるようになっている。プリンタカバー102の先端には、プラテン104が備えられている。また、プリンタカバー102は、回転支点105に回動可能に支持されたアーム106を備え、このアーム106には、一端にレバー107が、他端にラッチ108とカバーリフト109が設けられている。プリンタカバー102は、図6に示すように、ラッチ108とプリンタフレーム101側に設けられたラッチ受部110とが係合することにより固定(ロック)される。
【0004】
プリンタカバー102を開くには、このプリンタカバー102の上面に設けられたレバー107を、図7に示すように、矢印Aの方向に引き上げ操作する。これにより、アーム106は回転支点105を中心に回転し、ラッチ108が矢印Bの方向へ動いてラッチ受部110との係合が解除される。更にレバー107を矢印Aの方向に引いていくと、図8に示すように、カバーリフト109が矢印Bの方向に動き、プリンタ本体側のカバーリフト用土台111を押すことによって、プリンタカバー102はリフトアップされる。その後は、プリンタカバー102を手で持ち上げて、大きく開くことができる。
【0005】
このような構造のロック機構を備えたプリンタは、例えば下記の特許文献に開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−240083号公報(図6、図7)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
近年では、電子機器の小型化、軽量化が進み、プリンタにおいても携帯可能な小型プリンタが開発されている。しかし、上述のようなプリンタカバーの開閉機構(ロック機構)においては、開閉機構の主要部材をプリンタカバー側に設置しなければならない。従って、携帯可能な小型プリンタに設置しようとすると、プリンタカバーの大きさに限りがあるので、このような大掛かりな機構を設置するスペースは取ることは困難である。
【0008】
従って、本発明の目的は、携帯可能な小型プリンタに適したプリンタカバーの開閉機構を備えたプリンタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の問題を解決するため、本発明では、プリンタカバーとは別にプリンタ本体側に設置され、プリンタカバーと接続可能な回転可能なアームと、このアームと係合してアームとプリンタカバーの位置を固定するラッチと、このラッチとの係合を外し、プリンタカバーをリフトアップするカバー開操作ボタンと、を備えた、携帯用プリンタに適したプリンタカバーの開閉機構、及び、この開閉機構を備えたプリンタを提供する。
【0010】
本発明のプリンタカバーの開閉機構を備えたプリンタの第1の態様は、一端に回転中心となるカバー回転支持部材と、他端にプラテンを含むプラテンユニットと、を備え、カバー回転支持部材を介してプリンタフレームに接続されたプリンタカバーと、
プリンタフレームに備えられたラッチと、
概略中央部に回転中心となるアーム回転支持部材と、一端にプラテンユニットと係合可能な係合部と、他端にラッチと係合可能なラッチ受部と、を備え、前記アーム回転支持部材を介してプリンタフレームに接続されたアームと、
ラッチを押してラッチとラッチ受部の係合を外す解除部材と、ラッチ受部の近傍のアームを押し下げる押下げ部材と、を備え、往復移動するためのガイドを介してプリンタフレームに備えられたカバー開操作ボタンと、
プリンタフレームに備えられ、プラテンと共に印刷媒体を印刷する印刷ヘッドと、
を備えたプリンタカバーの開閉機構を備えたプリンタである。
【0011】
本実施態様では、プリンタカバーには一端に回転中心となる回転支持部材と、他端にプラテンユニットが備えられ、その他の回転機構や位置の保持機構等は、一切設置されていない。従って、携帯用に適した小型のプリンタにおいても、十分適用が可能である。また、本実施態様のカバー開操作ボタンは、プリンタ本体やプリンタカバーと、形状的に一体にできるので、衣服等が引っかかる恐れもなく、携帯に適している。
【0012】
本発明のプリンタカバーの開閉機構を備えたプリンタの他の態様は、上述のプリンタにおいて、プリンタカバーが開いた位置から閉じられていくと、プラテンユニットと係合部が係合してアームが回転し、ラッチとラッチ受部が係合してプラテンユニットが所定の位置で固定され、
カバー開操作ボタンを押すと、解除部材によってラッチとラッチ受部の係合が外されて固定が解除され、押下げ部材によってアームが回転し、係合部と係合したプラテンユニットが押し上げられて、プリンタカバーがリフトアップされるプリンタカバーの開閉機構を備えたプリンタである。
【0013】
本実施態様では、プリンタカバーを閉じるだけで、プリンタカバーやプラテンの位置が固定され、カバー開操作ボタンを押すだけで上記の固定が解除され、プリンタカバーをリフトアップすることができる。従って、ひとつのカバー開操作ボタンによって、固定解除とリフトアップの2つの機能を果たすことが可能であり、部品点数を減らして、コンパクトなプリンタを実現することができる。
【0014】
また、本発明のプリンタは、連続紙を収納する筐体と、前記筐体に対して開閉可能に支持されたカバーと、前記筐体側に設けられ、前記連続紙に印刷を行う印刷ヘッドと、前記カバー側に回動軸を介して回転自在に設けられるプラテンローラと、閉じ状態にある前記カバーを前記筐体にロックするプリンタカバー開閉機構とを備えたプリンタにおいて、前記プリンタカバー開閉機構は、前記筐体側に設けられ、回動可能に支持されたアーム部材と、前記筐体側に設けられ、前記アーム部材を係止可能なラッチ部材とを備え、前記アーム部材は、その回動支点を挟んで、一方の端部に前記プラテンローラの回動軸と係合可能な係合溝を、他方の端部に前記ラッチ部材に係止される係止部を備えていることを特徴とする。
【0015】
この場合において、前記アーム部材は、前記カバーの開閉動作に伴って、当該カバーと同一方向に回動するよう支持されていることが好ましい。
【0016】
またこの場合において、前記プラテンローラの前記回動軸は、前記カバー側に軸受部材を介して支持され、前記アーム部材の前記係合溝は、前記軸受部材を支持することが好ましい。
【0017】
また、前記筐体側に設けられ、前記カバーのロックを解除し前記カバーを開くためのレバー部材であって、前記ラッチ部材に当接可能な第1の当接部が設けられたものを更に備え、前記ラッチ部材は、前記第1の当接部と当接可能なテーパ部を備え、前記レバー部材の開操作に応じて、前記レバー部材の前記第1の当接部と前記ラッチ部材の前記テーパ部とが当接することにより、前記ラッチ部材による前記アーム部材の係止が解除されることを特徴とする。
【0018】
この場合において、前記ラッチ部材は、弾性体によって形成されていることが好ましい。
【0019】
また、前記レバー部材は、前記アーム部材に当接可能な第2の当接部を備え、前記アーム部材は、前記回動支点と前記係止部との間に設けられ、前記レバー部材の前記第2の当接部と当接可能なリフト部を備え、前記レバー部材の前記第2の当接部と前記アーム部材の前記リフト部とは、前記レバー部材の前記第1の当接部と前記ラッチ部材の前記テーパ部とが当接すると略同時又は当接した後に当接するように設けられており、前記レバー部材の開操作に応じて、前記レバー部材の前記第2の当接部と前記アーム部材の前記リフト部とが当接することにより、前記アーム部材が回動し、前記プラテンローラを介して前記カバーを開かせることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(プリンタ全体の説明)
図1に、本発明の一実施形態に係るプリンタカバーの開閉機構を備えたプリンタの外形図を示す。このプリンタは携帯可能な小型プリンタで、その印刷方式はサーマル方式であって、複数の発熱素子が紙幅方向に配置されたサーマルヘッドにより感熱記録紙であるロール紙(印刷媒体)に印刷を行うものである。尤も、ドットインパクト方式、インクジェット方式等の他の印刷方式であってもよい。図1に示されるように、プリンタフレーム1には、カバー回転支持部材を介してプリンタカバー2が開閉可能に支持されている。このプリンタでは、プリンタカバー2が閉じられた状態で印刷が行われ、印刷媒体を交換する場合には、プリンタカバー2を開くことで容易に行うことができる。
【0021】
また、閉じられたプリンタカバー2はロックされており、これを開けるために、カバー開操作ボタン12が設けられている。このカバー開操作ボタン12を押すことによって、プリンタカバー2のロックを外し、更にプリンタカバー2をリフトアップさせることができる。カバー開操作ボタン12は、プリンタ本体フレーム1やプリンタカバー2と一体化された形状を有している。
(プリンタカバーの説明)
図2を用いて、プリンタカバー開閉機構とプリンタの構造について説明する。図2(a)はプリンタカバー開閉機構を上方から見た斜視図、図2(b)は内部構造を示す側面図である。プリンタカバー2は、その一端にカバー回転支持部材3を備え、このカバー回転支持部材3を介してプリンタフレーム1に接続されている。カバー回転支持部材3は、回転軸と軸受部分からなり、プリンタカバー2は、このカバー回転支持部材3を中心に回転して開閉が行われる。プリンタカバー2の他端には、プラテンユニット4が備えられている。このプラテンユニット4は、搬送ローラ装置5を備えており、搬送ローラ装置5は、プラテンも兼用する搬送ローラ5aが搬送ローラ軸受5bによって支持される構造になっている。搬送ローラ5aは、プリンタフレーム1に備えられた搬送モータによって回転駆動され印刷媒体を搬送する。
【0022】
また、プリンタフレーム1側には、印刷ヘッドが備えられている。プリンタカバー2が閉じられた状態では、プラテンを兼ねる搬送ローラ5aが印刷ヘッドと近接対向する位置に設置され、搬送ローラ5aによって搬送される印刷媒体が、この搬送ローラ5aと印刷ヘッドの間を通過するときに、印刷ヘッドにより印刷が行なわれる。印刷された印刷媒体は更に上方へ搬送され排出される。
(アームの説明)
プリンタフレーム1には、アーム6が設けられている。アーム6の略中央部分にアーム回転支持部材7が設けられ、このアーム回転支持部材7を介して、アーム6はプリンタフレーム1に接続されている。アーム回転支持部材7は回転軸と軸受部分からなり、アーム6はこのアーム回転支持部材7を中心に回転することができる。
【0023】
アーム6の一端には、プリンタカバー2に備えられた搬送ロ―ラ軸受5bと係合可能な溝部を有する係合部8が備えられている。プリンタカバー2を閉じて行くと、プリンタカバー2に備えられた搬送ロ―ラ軸受5bは、アーム6に設けられた係合部8の溝部に入り、更にプリンタカバー2を閉じて行くと、搬送ロ―ラ軸受5bで押されてアーム6も回転する。そして、搬送ロ―ラ軸受5bは、この係合部8の溝部の上下の壁に挟まれる形となり、両者は係合する。ただし、搬送ロ―ラ軸受5bは、係合部8の溝部の中で回転ができるようになっている。
【0024】
従って、プリンタカバー2を閉じて行くと、アーム6は、アーム回転支持部材7を中心に、反時計回りに回転する。また、逆にアーム6を時計回りに回転させると、係合部8と搬送ロ―ラ軸受5bが係合しているため、プリンタカバー2はリフトアップされることになる。
【0025】
なお、本実施形態では、アーム6の係合部8と搬送ロ―ラ軸受5bとが係合した構造を取っているが、アーム6とプラテンユニットを係合させるには、搬送ロ―ラ軸受5bを利用しなくとも、例えば他に受け部材を設けることも可能であり、その他様々な方法が考えられる。
(ラッチの説明)
また、アーム6のもう一方の端には、プリンタ本体フレーム1に接続されたラッチ11と係合可能なラッチ受部9が備えられている。本実施形態において、ラッチ11は板バネを図2(b)に示すような形状に折り曲げて成形されている。
【0026】
ラッチ11の先端部は、傾斜部分と水平部分を有する楔型になっている。アーム6を、反時計周りに回転させると、ラッチ受部9は、ラッチ11の先端部の傾斜部分に当たる。ラッチ11は弾性があるのでたわみ、ラッチ受部9はこの傾斜部分に当たりながら上昇し、ラッチ受部9とラッチ11の先端部が係合する。一度係合すると、ラッチ受部9の形状とラッチ11の先端部の形状から、ラッチをたわませて強制的に係合を解除しない限り、外すことはできない。従って、アーム6は固定され、アーム6に係合された搬送ローラ5aを含むプラテンユニット4も位置が固定される。従って、安定した印刷を行うことができる。
【0027】
(カバー開閉操作ボタンの説明)
この係合を外すために、カバー開操作ボタン12が設けられている。カバー開操作ボタン12は、プリンタフレーム1側に設けられ、上下に往復移動できる構造になっている。このカバー開操作ボタン12には、ラッチ受部9とラッチ11の先端部の係合を外すための解除部材14が設けられ、更に、アーム6を押してプリンタカバー2をリフトアップするための押下げ部材13が備えられている。つまり、カバー開操作ボタン12は、一つの部材で2つの機能を果たすようになっている。また、カバー開操作ボタン12だけで、ラッチ11の解除とプリンタカバー2のリフトアップが可能であるので、部品点数も少なく小型化に適する。
【0028】
(開閉方法の説明)
次に、図3から図4を用いながら、閉じられているプリンタカバー2を開けて行く手順を説明する。図3は、ラッチが解除される様子を示す図であり、図3(a)は上方から見た斜視図、図3(b)は内部構造を示す側面図である。カバー開操作ボタン12を下方に押すと、カバー開操作ボタン12に設けられた解除部材14がラッチ11に当接する。ラッチ11の解除部材14と当接する部分は、図3(b)に示されるように傾斜が付いている。従って、カバー開操作ボタン12を押して解除部材14を下げていくと、ラッチ11は横方向にたわみ、ラッチ受部9とラッチ11の係合が外れる。更に、カバー開操作ボタン12を押し下げると、押下げ部材13がアーム6に当接する。図3(b)は、この状態を示している。
【0029】
図4は、プリンタカバー2がリフトアップされる様子を示す図であり、図4(a)は上方から見た斜視図、図4(b)は内部構造を示す側面図である。図3に示す状態から、更にカバー開操作ボタン12を押し下げて行くと、押下げ部材13によってアーム6は時計回りに回転し、係合部8が持ち上がり、係合部8に係合している搬送ロ―ラ軸受5bを有するプラテンユニット4が持ち上げられる。従って、プリンタカバー2もリフトアップされることになる。
【0030】
このように、カバー開操作ボタン12を下方に押すことにより、プリンタカバー2の固定(ロック)を外し、リフトアップすることができる。リフトアップの後は、係合部8の溝部の上部は空いているため、プリンタカバー2は、手で持ち上げて更に大きく開くことができる。
【0031】
また、プリンタカバー2を閉じる場合には、上述の手順の逆が行われる。プリンタカバー2を閉じて行くと、プラテンユニット4に備えられた搬送ローラ軸受5bとアーム6先端の係合部8の溝部が係合する。更にプリンタカバー2を閉じるにつれて、アーム6が反時計回りに回転し、アーム6の他端のラッチ受部9とラッチ11が当接し、両者が係合して回転がロックされる。これによって、図2(b)に示す状態に戻る。
【0032】
以上、本発明のプリンタカバーの開閉機構を備えたプリンタの実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、更に様々な実施形態が考えられる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、プリンタカバー側に開閉機構(ロック機構)部材を設置することなく、プリンタ本体フレーム側に設けるようにしたので、従来のようにプリンタカバーからロックレバーが突出することがなく、プリンタカバーの開閉に際してロックレバーが邪魔になる不都合を解消することができ、特に携帯型の小型プリンタに適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプリンタカバーの開閉機構を備えたプリンタの外形図である。
【図2】プリンタカバー開閉機構の構造を示す図であり、プリンタカバーが閉じた状態を示している。
【図3】プリンタカバー開閉機構の構造を示す図であり、ラッチ解除時の状態を示している。
【図4】プリンタカバー開閉機構の構造を示す図であり、プリンタカバーのリフトアップ時の状態を示している
【図5】従来のプリンタカバーの開閉機構を備えたプリンタの外形図である。
【図6】従来のプリンタカバー開閉機構の構造を示す図であり、プリンタカバーが閉じた状態を示している。
【図7】従来のプリンタカバー開閉機構の構造を示す図であり、ラッチ解除時の状態を示している。
【図8】従来のプリンタカバー開閉機構の構造を示す図であり、プリンタカバーをリフトアップ時の状態を示している。
【符号の説明】
1 プリンタフレーム 2 プリンタカバー
3 カバー回転支持部材 4 プラテンユニット
5 搬送ローラ装置 5a 搬送ローラ
5b 搬送ローラ軸受 6 アーム
7 アーム回転支持部材 8 係合部
9 ラッチ受部 11 ラッチ
12 カバー開操作ボタ 13 押下げ部材
14 解除部材
101 プリンタフレーム 102 プリンタカバー
103 カバー回転支持部材 104 プラテン
105 回転支点 106 アーム
107 レバー 108 ラッチ
109 カバーリフト 110 ラッチ受部
111 カバーリフト用土台

Claims (8)

  1. 一端に回転中心となるカバー回転支持部材を、他端にプラテンを含むプラテンユニットを備え、前記カバー回転支持部材を介してプリンタフレームに接続されたプリンタカバーと、
    前記プリンタフレームに備えられたラッチと、
    一端に前記プラテンユニットと係合可能な係合部を、他端に前記ラッチと係合可能なラッチ受部を備え、略中央部に形成されたアーム回転支持部材を介して前記プリンタフレームに接続されたアームと、
    前記ラッチを押して前記ラッチと前記ラッチ受部の係合を外す解除部材と、前記ラッチ受部の近傍の前記アームを押し下げる押下げ部材とを備え、往復移動するためのガイドを介して前記プリンタフレームに備えられたカバー開操作ボタンと、
    前記プリンタフレームに備えられ、前記プラテンと共に印刷媒体を印刷する印刷ヘッドとを備えたプリンタカバーの開閉機構を備えたプリンタ。
  2. 前記プリンタカバーが開いた位置から閉じられていくと、前記プラテンユニットと前記係合部が係合して前記アームが回転し、前記ラッチと前記ラッチ受部が係合して前記プラテンユニットが所定の位置で固定され、
    前記カバー開操作ボタンを押すと、前記解除部材によって前記ラッチと前記ラッチ受部の係合が外されて前記固定が解除され、前記押下げ部材によって前記アームが回転し、前記係合部と係合した前記プラテンユニットが押し上げられて、前記プリンタカバーがリフトアップされるべく構成されたことを特徴とする請求項1に記載プリンタ。
  3. 連続紙を収納する筐体と、
    前記筐体に対して開閉可能に支持されたカバーと、
    前記筐体側に設けられ、前記連続紙に印刷を行う印刷ヘッドと、
    前記カバー側に回動軸を介して回転自在に設けられるプラテンローラと、
    閉じ状態にある前記カバーを前記筐体にロックするプリンタカバー開閉機構とを備えたプリンタにおいて、
    前記プリンタカバー開閉機構は、
    前記筐体側に設けられ、回動可能に支持されたアーム部材と、
    前記筐体側に設けられ、前記アーム部材を係止可能なラッチ部材とを備え、
    前記アーム部材は、その回動支点を挟んで、一方の端部に前記プラテンローラの回動軸と係合可能な係合溝を、他方の端部に前記ラッチ部材に係止される係止部を備えていることを特徴とするプリンタ。
  4. 前記アーム部材は、前記カバーの開閉動作に伴って、当該カバーと同一方向に回動するよう支持されていることを特徴とする請求項3記載のプリンタ。
  5. 前記プラテンローラの前記回動軸は、前記カバー側に軸受部材を介して支持され、
    前記アーム部材の前記係合溝は、前記軸受部材を支持することを特徴とする請求項3記載のプリンタ。
  6. 前記筐体側に設けられ、前記カバーのロックを解除し前記カバーを開くためのレバー部材であって、前記ラッチ部材に当接可能な第1の当接部が設けられたものを更に備え、
    前記ラッチ部材は、前記第1の当接部と当接可能なテーパ部を備え、
    前記レバー部材の開操作に応じて、前記レバー部材の前記第1の当接部と前記ラッチ部材の前記テーパ部とが当接することにより、前記ラッチ部材による前記アーム部材の係止が解除されることを特徴とする請求項3記載のプリンタ。
  7. 前記ラッチ部材は、弾性体によって形成されていることを特徴とする請求項6記載のプリンタ。
  8. 前記レバー部材は、前記アーム部材に当接可能な第2の当接部を備え、
    前記アーム部材は、前記回動支点と前記係止部との間に設けられ、前記レバー部材の前記第2の当接部と当接可能なリフト部を備え、
    前記レバー部材の前記第2の当接部と前記アーム部材の前記リフト部とは、前記レバー部材の前記第1の当接部と前記ラッチ部材の前記テーパ部とが当接すると略同時又は当接した後に当接するように設けられており、
    前記レバー部材の開操作に応じて、前記レバー部材の前記第2の当接部と前記アーム部材の前記リフト部とが当接することにより、前記アーム部材が回動し、前記プラテンローラを介して前記カバーを開かせることを特徴とする請求項6記載のプリンタ。
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