JP2009202424A - 記録紙カバーの開閉機構とこれを備える携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カバー開閉機構は、記録紙カバー20に回動可能に軸着されカム面38a及び該カム面に一端が不連続点138で交差し所定の中心角で切り欠かれた切り欠き面38bを有するカム部38、切り欠き面38bの他端からカム部38の径線方向に突出する係合部40、該係合部に対し所定角度離間して設けられカム面38aから延出するレバー部42、を有する操作カム部材36を有する。さらに、本体フレーム12に配置され、レバー部42の操作に基づく操作カム部材36の回動に伴い、係合部40と係合又は離脱自在な受け部44a及び不連続点138が当接する当接面44bを有し、該当接時の反力でプラテン28に記録ヘッド部30からの解放力を付与するフレーム受け部44を備えている。
【選択図】図4
Description
同図において、この携帯決済端末装置は、装置本体101の表面に、表示部102、キーボード103、プリンタ104、用紙収納部105を有し、用紙収納部105はクラムシェル型の用紙カバー106が採用されている。
一端を本体フレームに回動可能に取り付けられ、他端の自由端側に設けられた記録紙担持体を弾性力で記録ヘッド部に嵌合又は弾性力に抗して離脱させることで、記録紙収納部を開閉可能に覆う記録紙カバーの開閉機構において、
前記記録紙カバーに回動可能に軸着され、カム部、係合部、及びレバー部を有する操作カム部材と、
前記本体フレームに配置され、前記レバー部の操作に基づく前記操作カム部材の回動に伴い、前記係合部と係合又は離脱可能な受け部及び前記カム部が当接可能な当接面を有し、該当接時の反力で前記記録紙担持体に前記記録ヘッド部からの解放力を付与するフレーム受け部と、を備えることを特徴とする。
前記係合部は、前記受け部に係合する爪部を有することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の記録紙カバーの開閉機構において、
前記軸の中心と前記レバー部の先端とを結ぶ距離は、前記軸の中心と前記カム部と前記当接面との当接点を結ぶ距離よりも大きく形成されていることを特徴とする。
前記爪部により、前記係合部と前記受け部とは外部からの衝撃に対して離脱しないように係合されていることを特徴とする。
前記操作カム部材を、前記記録紙の幅方向の少なくとも一方の前記記録紙カバーに配置したことを特徴とする。
情報を入力する入力部と、
該入力部から入力された情報を表示する表示部と、
該表示部に表示された前記入力情報を印字すべく、記録紙カバーに覆われた記録紙を有するプリンタ部と、を備える携帯端末装置において、
前記記録紙カバーには、請求項1〜5に記載の記録紙カバーの開閉機構を備えることを特徴とする。
[第1の実施の形態]
図1は、携帯端末装置としての携帯決済端末装置10の記録紙カバー閉状態の全体の斜視図であり、図2は、記録紙カバー開状態の全体の斜視図である。
図2に示すように、記録紙カバー20はクラムシェル型(二枚貝の様に口が開く)構造になっている。この記録紙カバー20は、一端(基端側)の支点26を中心として本体フレーム12に回動可能に取り付けられている。記録紙カバー20の他端は自由端となっている。この自由端側には、記録紙担持体としてのプラテン28が回転可能に取り付けられている。このプラテン28は、記録紙カバー20を支持する支点26の軸心と略平行に配置されている。
プリンタ部18は、記録紙カバー20の内側に設けられた記録紙収納部34と、記録紙カバー20の閉止状態でプラテン28と対向配置された記録ヘッド部30と、を有している。この記録ヘッド部30は、弾性付勢力でプラテン28側に常時付勢されている。これにより、記録紙カバー20を閉止した状態では、プラテン28は記録ヘッド部30に弾性付勢力で嵌合された状態で保持される。なお、プリンタ部18としては、例えば熱で印字するサーマルプリンタが用いられている。
本実施の形態では、操作カム部材36を、記録紙32の幅方向の一方側(図1の左端側)の記録紙カバー20に配置したものである。
。
本実施形態では、中心軸27の中心をOとすると、中心Oとレバー部42の先端部Sとを結ぶ距離L1と、中心Oと不連続点138とを結ぶ距離L2との比は、およそ4対1に設定されている。これは、所定の大きさの力でレバー部42を操作したとき、不連続点138には略4倍の大きさの操作力を付与するように、てこの原理を応用したものである。
また、本体フレーム12には、受け部44aと当接面44bを有するフレーム受け部44が形成されている。この受け部44aに、操作カム部材36の係合部40の係合凹部40cが係合した状態では、係合部40の先端に形成された爪部40bにより、フレーム受け部44を係合凹部40cが挟み込んだ状態となる。
り大きさ4×Pの操作力が付与される。このときの反力が、プラテン28と記録ヘッド部30との間に付与されて該プラテン28が離脱される。こうして、このプラテン28を自由端側に取り付けている記録紙カバー20が基端側の支点26を中心として回動し、開放される。
なお、本実施形態では、係合部40の先端に設けた爪部40bがフレーム受け部44に係合するとして説明したが、これに限らない。例えば、係合部40の突出片40aに嵌合孔(又は凹部)を設け、この嵌合孔(又は凹部)にフレーム受け部44の受け部44aが嵌入するような構成であってもよい。
[カード決済の概要]
この携帯決済端末装置10を用いて、レストランなどで販売代金の決済を行う場合、オペレータは携帯決済端末装置10を片手で持った状態で入力部13のキー13aを操作して販売金額を入力する。入力された金額は表示部14に表示される。顧客は、この表示された金額を確認することができる。
[記録紙カバー20の開閉と記録紙32の交換]
説明が一部重複するが、記録紙32の交換などで記録紙カバー20を開放する場合には、図3の状態で、操作者は記録紙32の幅方向の一方(図1の左端側)に配置された操作カム部材36のレバー部42を片方の手の指で把持する。このとき、中心軸37の中心を通る線C’は基準線Cと一致している。
部38の不連続点138がフレーム受け部44の当接面44bに当接する。
次に、図8に示すように、記録紙カバー20を把持して基端側の支点26を中心として大きく開放すると、記録紙収納部34は完全に開放される。この状態では、記録紙カバー20から手を離しても、重心が装置本体の外側に移動しているため開放状態が維持される。そこで、この状態で記録紙収納部34内の記録紙32を交換等することができる。
[第2の実施の形態]
図9〜図12は、操作カム部材36を記録紙の幅方向の両側に配置した場合の実施の形態を示している。
図9は、本実施形態の携帯決済端末装置10の記録紙カバー20を閉じた状態の外観を示す図、図10は、記録紙カバーを開いた状態の外観を示す図である。
図11及び図12に示すように、操作カム部材36は、記録紙32の幅方向に亘って延設された矩形状のレバー部42と、このレバー部42の長手方向の両端部に夫々形成されたカム部38及び係合部40を有している。この操作カム部材36、36が記録紙32の幅方向の両端側に設けられている。
以上において、レバー部42をカバー閉状態から開方向に操作すると、左右2つの操作カム部材36、36が、前述した図4の反時計方向に連動して回動する。そして、夫々の係合部40,40がフレーム受け部44、44から離脱し、次いで操作カム部材36、36の不連続点138,138がフレーム受け部44、44の当接面44b,44bに当接する。
一方、記録紙カバー20を開状態から閉方向に押圧操作すると、操作カム部材36の係合凹部40cがフレーム受け部44の受け部44aに係合する。こうして、記録紙カバー20をスムーズに閉じることができる。
12 本体フレーム
13 入力部
14 表示部
16 非接触型ICカードリーダ
18 プリンタ部
20 記録紙カバー
120 側壁
120a スリット
22 接触型ICカードリーダ
22a ICカード挿入口
24 磁気ストライプリーダ
24a 溝
26 支点
28 プラテン
30 記録ヘッド部
32 記録紙
34 記録紙収納部
36 操作カム部材
37 中心軸
137 突き当て面
38 カム部
38a カム面
38b 切り欠き面
38c 始点
138 不連続点
238 不連続点
40 係合部
40a 突出片
40b 爪部
40c 係合凹部
42 レバー部
44 フレーム受け部
44a 受け部
44b 当接面
Claims (6)
- 一端を本体フレームに回動可能に取り付けられ、他端の自由端側に設けられた記録紙担持体を弾性力で記録ヘッド部に嵌合又は弾性力に抗して離脱させることで、記録紙収納部を開閉可能に覆う記録紙カバーの開閉機構において、
前記記録紙カバーに回動可能に軸着され、カム部、係合部、及びレバー部を有する操作カム部材と、
前記本体フレームに配置され、前記レバー部の操作に基づく前記操作カム部材の回動に伴い、前記係合部と係合又は離脱可能な受け部及び前記カム部が当接可能な当接面を有し、該当接時の反力で前記記録紙担持体に前記記録ヘッド部からの解放力を付与するフレーム受け部と、を備える
ことを特徴とする記録紙カバーの開閉機構。 - 前記係合部は、前記受け部に係合する爪部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の記録紙カバーの開閉機構。 - 前記軸の中心と前記レバー部の先端とを結ぶ距離は、前記軸の中心と前記カム部と前記当接面との当接点を結ぶ距離よりも大きく形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の記録紙カバーの開閉機構。 - 前記爪部により、前記係合部と前記受け部とは外部からの衝撃に対して離脱しないように係合されている
ことを特徴とする請求項2に記載の記録紙カバーの開閉機構。 - 前記操作カム部材を、前記記録紙の幅方向の少なくとも一方の前記記録紙カバーに配置した
ことを特徴とする請求項1に記載の記録紙カバーの開閉機構。 - 情報を入力する入力部と、
該入力部から入力された情報を表示する表示部と、
該表示部に表示された前記入力情報を印字すべく、記録紙カバーに覆われた記録紙を有するプリンタ部と、を備える携帯端末装置において、
前記記録紙カバーには、請求項1〜5に記載の記録紙カバーの開閉機構を備える
ことを特徴とする携帯端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008047188A JP2009202424A (ja) | 2008-02-28 | 2008-02-28 | 記録紙カバーの開閉機構とこれを備える携帯端末装置 |
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