JP6518533B2 - 金銭処理機 - Google Patents

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Description

本発明は、利用者によって操作されるセルフ店等に設置される金銭処理機に関する。
近年、セルフの店舗、例えばガソリンスタンド等が普及している。かかる店舗では、顧客自身が給油操作、及び金銭処理機を介して支払い操作を行う。金銭処理機は、容器と接客用の外装部とを備えており、外装部には、紙幣や硬貨の投入口及び釣銭用の紙幣、硬貨払出口がそれぞれ設けられている。金銭処理機は、投入された売上としての硬貨や釣銭用硬貨を一括で排出する扉を備えた一括排出部を備え、盗難防止のために営業終了時に店員によって一括で回収されるようにしている。一括排出部にはセキュリティー用のロック構造が設けられている。
特許文献1には、回動することで、デバイスを収容するセキュリティー構造用のデバイス収容部を開閉するカバー体と、カバー体の開放をロックするロック爪を有する昇降操作可能なロックボタンと、ロックボタンの昇降を規制する押し込み型のロック解除ボタンと、カバー体の回動を規制する開放規制ネジとを備えた、ツーアクション方式の開放ロック構造が記載されている。この開放ロック構造では、工具を用いて開放規制ネジを外した後、ロック解除ボタンを押し込みながらロックボタンを押し上げることでカバー体の開放が許容される。そして、ロック状態に戻す際には、カバー体を閉じた後、ロックボタンを押し下げる操作を行うようにしている。
特開2009−277744号公報
ところで、一括排出部の効率的な配置位置を考慮すれば、硬貨払出トレイ部の一部を利用する等して構成することが好ましい。一方、硬貨払出トレイ部は、店員以外の顧客が釣銭をトレイから取り出す部分であるため、取り出しの際に誤って乃至は意図的に一括排出部のロック構造に触ることが考えられることから、顧客の操作では解除されることのないような二重ロック構造等の採用が要請される。特許文献1に記載の開放ロック構造のような、開放規制ネジを採用する態様では構造的に複雑となり、また操作の煩雑を招き、さらに、ツーアクションの態様が2個のボタンの押し込みと押し上げでは片手だけでも操作容易であり、解錠されてしまう虞がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、解錠操作が困難なロック構造を備えた一括排出扉を有する金銭処理機を提供することを目的とする。
本発明は、収容硬貨を一括して排出する、本体側に設けられた開口を備えた金銭処理機において、前記本体側に支持され、前記開口を閉状態と開状態とする間で移動する一括排出扉と、前記一括排出扉に設けられ、前記本体側と係合する施錠位置と前記係合を開放する解錠位置との間で移動するロック部材と、前記ロック部材を前記施錠位置の方向に付勢する第1の付勢部材と、前記ロック部材を前記施錠位置の側から押して前記解錠位置の方向に移動させる、外部から操作可能な第1の操作部材と、前記第1の操作部材の前記解錠方向への移動を規制する規制位置と、前記第1の操作部材の前記解錠方向への移動を開放する開放位置との間で移動する、外部から操作可能な第2の操作部材と、前記第2の操作部材を前記規制位置の方向に付勢する第2の付勢部材とを備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、第2の操作部材は通常状態では規制位置にあり、この状態で第1の操作部材を操作しても、解錠方向に移動させることはできない。一方、第1の操作部材が操作されて開放位置に移動され、この状態で第1の操作部材を操作すると、第1の操作部材は解錠方向に移動し、ロック部材を押して解錠方向に移動させる。そして、ロック部材が、解錠位置に達した状態で、一括排出扉の開放が許容状態とされる。従って、一括排出扉上で、第2の操作部材を移動操作した状態を維持したままで、第1の操作部材の移動操作を行わなければ、開放が許容されないため、一括排出扉の開放操作は容易ではなく、保安性が維持される。
また、前記一括搬出扉は、対向する辺を有し、一方の辺側に前記本体側と回動可能に支持される支持部を備え、対向する他方の辺側に前記ロック部材のロック爪部を備えたことを特徴とする。この構成によれば、解放時に開口の全域が開放される。
また、前記本体側及び前記ロック爪部の少なくとも一方は、前記一括排出扉が前記閉位置に向けて回動するときの前記ロック爪部と前記本体側との当接部位が回動方向に沿ってテーパ状に形成されていることを特徴とする。この構成によれば、ロック部材は、第1の付勢部材によって第1の操作部材を押して施錠方向に戻る一方、解錠方向へは第1の操作部材とは別に単独で移動可能である。そこで、一括排出扉が閉じられる方向に押されるとき、テーパ形状の面上を摺接しながらロック部材は解錠方向に押し戻されるので、一括排出扉を閉位置まで回動することが可能となる。従って、一括排出扉を、例えば1本の指で単に押し込むという簡易な操作のみで、閉状態とすることが可能となる。
また、前記第2の操作部材は、回動軸を挟んで一方側に規制部を備え、他方側に操作片部を備えたものである。この構成によれば、回動方向への操作で解除位置への設定が可能となる。
また、前記第1の操作部材は、移動方向に直交する左右両側に一対の被規制部を備え、前記第2の操作部材は、前記一対の被規制部に対応して左右両側に一対設けられていることを特徴とする。この構成によれば、2本の指で左右の第2の操作部材を摘むようにして操作するので、この状態で、さらに第1の操作部材を解錠方向へ移動操作させるためには両手が必要となる。
また、前記第1の操作部は、移動方向に直交する左右両側に一対の被規制部を備え、前記第2の操作部材は、前記一対の被規制部に対応して左右両側に一対設けられ、かつそれぞれ回動軸を挟んで一方側に規制部を備え、他方側に操作片部を備えてなり、さらに、前記一対の操作片部を互いに近接する方向に操作したとき、前記一対の規制部が前記開放位置に移動することを特徴とする。この構成によれば、一対の操作片部を互いに近接方向に回動操作することで第1の操作部材を解錠方向へ移動させることが可能となる。
本発明によれば、一括排出扉の開放操作を複雑化乃至は困難化して、不用意等の開放に対する保安性を維持することができる。
本発明に係る金銭処理機の外観構成を説明する外観図である。 金銭処理機の外装部の外観構成を説明する外観図である。 一括排出部の第1実施形態の構成を示す外観図である。 一括排出部の第1実施形態の構成を示す分解外観図である。 一括排出部の開閉操作を説明する図で、(a)は施錠状態にある一括排出部を正面から見た正面図、(b)はその側面図である。 一括排出部の開閉操作を説明する図で、(a)は解錠状態にある一括排出部を正面から見た正面図、(b)は一括排出部が閉じる直前の同正面図である。
図1において、金銭処理機30は、セルフ店やセルフ用として適宜設置され、顧客自身によって金銭支払い処理に供するもので、前面に接客用の外装部10と、その後部の容器20とで構成されている。外装部10は、料金精算として顧客が操作可能なように、紙幣、硬貨の投入操作やお釣りとして払い出された紙幣、硬貨の取り出し操作を行うための各部を備えている。例えば、金銭処理機30が、セルフのガソリンスタンドに設置されている態様では、顧客自身によって給油操作されたガソリン給油量に応じた料金を計算し、その額を報知する。次いで、顧客から紙幣及び硬貨の投入を検知すると、投入金額を識別して、精算処理し、お釣りがある場合、お釣りの払い出しを行う。あるいは、先に必要な金額の支払いを受けて、その金額に応じた給油量を提供する態様でもよい。また、外装部10は、店員(管理者)が行う各種の作業に供する、後述の構成部を備えている。
容器20は、一般的であるので詳細な説明は省略するが、内部には紙幣処理部及び硬貨処理部を備えている。すなわち、容器20は、紙幣や硬貨を金種別に振り分ける振り分け部、それらを収容する収容部、紙幣や硬貨の受領、払出しのための機構部を備えると共に、精算処理及び前記機構部の制御を行う制御部を備えている。
図2に示すように、外装部10は、所定形状、例えば正面視で長方形を有する扉部等の本体フレーム1を備えている。本体フレーム1の正面側には、紙幣投入・払出口2、硬貨投入口3、硬貨払出トレイ部4、一括排出部5、コード表示部6及びインターホン部7が配設されている。
紙幣投入・払出口2は、紙幣投入口21と紙幣払出口22とが隣接して、例えば上下に配設されている。紙幣投入口21は、差し込まれた紙幣を容器20の前述した紙幣処理部に搬入して収容するものであり、紙幣払出口22は、その紙幣処理部からお釣りとしての紙幣を搬出して払い出すものである。硬貨投入口3は、半球状の凹部を有し、その底部に硬貨が投入可能なスリット31を有する。投入された硬貨は、公知のように金種鑑別されて硬貨処理部に金種毎に収容される。
硬貨払出トレイ部4は、容器20の硬貨収容部と連通しており、お釣りとしての硬貨が払い出される部分で、本実施形態では正面から突出して形成されると共にトレイ形状とすることで、顧客が釣銭を取り出し易くしている。お釣り硬貨の払出し処理は、公知のように容器20内の硬貨処理部によって行われ、お釣りの払出しがある場合には、例えば金種毎に割り振られた硬貨収容部からお釣りとしての硬貨が金種毎に選択されて搬出され、硬貨払出トレイ部4に払い出される。
一括排出部5は、硬貨払出トレイ部4の底部に一部構成を利用して設けられている。硬貨払出トレイ部4の底部中央には、所定形状、例えば長方形状をした開口50Aが穿設されており、普段、この開口50Aは一括排出部5で閉じられている。一方、一括排出部5を操作して、開口50Aを開放することで、硬貨の一括排出の指示を条件にするなどして、容器20の硬貨収容部の硬貨を一括排出部5の開口50Aを通して一括で排出(回収)する。収容硬貨の一括回収作業は、例えば夜間での盗難を防止するために営業終了毎に行われる。なお、一括排出部5の構成の詳細は、後述する。
コード表示部6は、金銭処理機30の各種の状態(例えば異常状態など)をコード情報で表示するもので、通常は蓋で閉ざされており、店員が所持するキーを用いて開成可能になっている。インターホン部7は、操作方法が分からないなどの顧客によってボタン71が押されると、有線又は無線を介して店員に通報して、店員に説明を求めたり、呼び出したりするものである。
図3、図4において、一括排出部5は、硬貨払出トレイ部4の底部を利用し、この底部中央に開口50Aが穿設された構成部分(以下、本体側50(図5参照)という)と、回動用の支持部52を介して本体側50の開口50Aを開閉する板状の排出扉部51とを有する。排出扉部51上には、一の方向、本実施形態では前後方向(図3参照)にスライド可能な板状のロック部材53が支持されている。ロック部材53は、スライドによって本体側50との間で施錠と解錠とを行う部材である。また、排出扉部51上には、ロック部材53を施錠位置と解錠位置との間でスライド操作させる板状の解錠レバー54(第1の操作部材)と、解錠レバー54のスライド操作を規制するための一対の規制レバー55(第2の操作部材)とが備えられている。本実施形態では、排出扉部51及び各部材53〜55は左右対称に構成されている。
排出扉部51は、本実施形態では板状の長方形状を有し、左右対称となる位置に適宜なリブ511が立設され、また、左右中央の適所には柱512が立設されている。また、排出扉部51には、後端側の左右両端に支持部52が形成され、回動軸521を軸支している。なお、支持部52あるいは回動軸521の一方は、本体側50の開口50Aの端縁に回動可能に支持され、それによって、排出扉部51は、回動軸521周りに回動することで、開口50Aの開閉動作を行うようになっている。
ロック部材53は、リブ511等を利用したガイドによって前後方向のある範囲内でスライド可能なように排出扉部51に支持されている。ロック部材53は、前後に延びる板部を有すると共に、前側の適所で下方側(排出扉部51側)への1段分の屈曲部531が形成されている。屈曲部531の前側には、所定寸法のロック爪部532が延設されている。一方、ロック部材53の後側には、左右両辺に突出した一対の当接部533が形成されている。屈曲部531と柱512との間には付勢部材、例えば圧縮バネ56(図4)が介設されている。ロック部材53は、圧縮バネ56によって前方に付勢されている。圧縮バネ56によってロック部材53が前方に付勢されることで、排出扉部51が閉じられた位置では、ロック爪部532が本体側50の溝502(図5(b)参照)に押し込まれて、いわゆる施錠状態となる。
なお、本体側50の溝502の手前には、ロック爪部532を溝502に案内するための面状のガイド部材501が配置されている。ガイド部材501は、図5(b)に示すように、ロック爪部532と摺接する面が、漸次、溝502にガイドするようにテーパ状に形成されている。
解錠レバー54は、ロック部材53と略同一の左右寸法を有するもので、ロック部材53の上面に重畳して配設されている。解錠レバー54は、リブ511及びロック部材53によって前後方向にスライド可能にされている。解錠レバー54は、前後に延びる板部を有すると共に、前端を上下に折り曲げることで上方に突出した操作突片541が形成され、前後方向の前側適所の左右位置には左右に突出する当接片542が形成され、さらに、前後方向の後側適所の左右位置には下方に屈曲した当接片543が形成されている。操作突片541は、店員によって後方に操作される部位である。当接片543は、ロック部材53の当接部533に当接するものである。
解錠レバー54が後方にスライドされる際に、当接片543が当接部533に当接してロック部材53を後方側に一体的にスライドさせる。一方、ロック部材53は解錠レバー54に対して相対的に後側にスライドする際には、規制を受けない。すなわち、ロック部材53は、解錠レバー54の解錠方向へのスライド時には係合してスライドする一方、単独で解錠方向にスライドする時には規制を受けない。
従って、開放状態にある排出扉部51の上面を閉じる方向に手で押すなどした場合、ロック爪部532の先端がガイド部材501の表面を摺接しながら、すなわちロック部材53が排出扉部51に対して圧縮バネ56の付勢力に抗して後側にスライドさせられながら、最終的にロック爪部532が溝502と対向する位置まで閉じられると、圧縮バネ56の付勢力でロック爪部532が溝502に押し込まれる。このように、施錠操作は排出扉部51の上面を閉じる方向に手で押すだけでよく、容易となる。
規制レバー55は、解錠レバー54を挟んで左右側に対称に配置されている。規制レバー55は、排出扉部51に立設された回動軸551を有し、回動軸551周りに回動可能にされている。規制レバー55は、回動軸551を挟んで後側に操作片部552を、前側に規制部553を有する。
規制レバー55は、リブ511と前側適所との間に介設された付勢部材、例えば圧縮バネ57によって規制部553が解錠レバー54側に付勢され、自由状態では規制部553と当接片542とが干渉するようになっている。すなわち、解錠レバー54を施錠位置から後側にスライド、すなわち解錠方向にスライドさせる場合、当接片542の後端542aが規制部553と当接(干渉)して解錠レバー54のスライド操作(解錠のための操作)を規制する。一方、圧縮バネ57の付勢力に抗して、一対の操作片部552を互いに近接する方向に回動操作させると、規制部553と当接片542との干渉が解除される。かかる干渉解除状態では、解錠レバー54を施錠位置から後側にスライド、すなわち解錠方向にスライドさせることができる。
なお、規制レバー55が規制位置にあるとき、一対の操作片部552は先端側が互いに離れる方向に広がっており、この状態から両操作片部552を2本の指で閉じるように操作することで、解錠レバー54の規制を解除状態にすることができる。
続いて、図5、図6を用いて、施錠状態からの解錠状態への操作、次いで施錠状態へ戻す操作について説明する。なお、図5,6は、一括排出部5を正面(すなわち図1,2の下方)から見た状態を基準にした図である。
(1)施錠状態(図5)
規制レバー55は未操作状態、すなわち規制部553は規制位置にある。この状態では、解錠レバー54の操作突片541を後方に押し下げることはできない。従って、例えば片手で硬貨払出トレイ部4の底部を触る程度までであり、排出扉部51の解錠操作を、特に片手かつ短時間で行うことは容易ではなく、通常状態では、開口50Aを開口することは極めて困難となる。
(2)施錠状態からの解錠状態への操作(図6(a))
図5の状態に対して、店員が左右一対の規制レバー55の操作片部552を2本の指で摘むようにして操作片部552を閉じる(近接する)ようにすると、規制部553は圧縮バネ56に抗して、解錠レバー54から離反する方向に回動し、解除位置に変移する。この状態を維持しながら、解錠レバー54の操作突片541を他方の手の指で後方に押し下げる操作を行うことで、解錠が可能となる。この操作状態を維持したままで、さらに排出扉部51を回動軸521周りに回動操作することで、排出扉部51が開放される。従って、収容硬貨の一括回収が可能となる。
(3)施錠状態へ戻す(移行する)操作(図6(b))
排出扉部51が解錠された状態では、解錠のための前記(2)の操作は不要となり、両手を一括排出部5から離してもよい。そして、例えば一括回収のコード設定を介して収容硬貨の一括回収作業が終了すると、店員は、指で排出扉部51を閉じる方向に押す操作だけでよい。この操作によって排出扉部51が回動されて、閉じる位置に近づくと、ロック爪部532がテーパ状のガイド部材501に摺接しながら、最終的に溝502に嵌り込む。
なお、前記第1実施形態では、規制レバー55を回動軸551を備えて回動式としたが、第2実施形態として、スライド式でもよい。例えば、一対のスライド式の規制レバーを左右方向に互いに接離するようにスライド可能に構成され、離反方向への付勢方向に抗して2本の指で互いに接近させた状態で、規制レバーの一部が当接片542の後端542aに当接して、後方への移動を規制するようにすればよい。なお、スライド方向は、左右の他、前後あるいは斜め方向でもよく、さらには例えば円弧状のように曲線的にスライドさせてもよい。さらに、解除レバー54の操作方向と規制レバー55の操作方向とが、排出扉部51の面上において異なる方向であれば、その分操作困難性が高められることから好ましい。
また、第1、第2実施形態では、左右一対の規制レバーを採用したが、第3実施形態として、左右一方のみであってもよいし、あるいは設置箇所を問わず、1個であってもよい。
また、第1、第2実施例において、規制レバーの操作をスライド域内の途中のある範囲内でのみ、規制が解除されるように構成しても操作の難度を確保してもよい。また、ガイド部材501に代えて、ロック爪部532の先端部位にテーパ形状を採用してもよい。
また、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 金銭処理機
4 硬貨払出トレイ部
5 一括排出部
50 本体側
50A 開口
501 ガイド部材(当接部位)
502 溝
51 排出扉部(一括排出扉)
52 支持部
53 ロック部材
531 屈曲部
532 ロック爪部
533 当接部
54 解錠レバー(第1の操作部材)
541 操作突片
542 当接片
543 当接片
55 規制レバー(第2の操作部材)
551 回動軸
552 操作片部
553 規制部
56,57 圧縮バネ(第1、第2の付勢部材)

Claims (3)

  1. 収容硬貨を一括して排出する、本体側に設けられた開口を備えた金銭処理機において、
    前記本体側に支持され、前記開口を閉状態と開状態とする間で移動する一括排出扉と、
    前記一括排出扉に設けられ、前記本体側と係合する施錠位置と前記係合を開放する解錠位置との間で移動するロック部材と、
    前記ロック部材を前記施錠位置の方向に付勢する第1の付勢部材と、
    前記ロック部材を前記施錠位置の側から押して前記解錠位置の方向に移動させる、外部から操作可能な第1の操作部材と、
    前記第1の操作部材の前記解錠位置の方向への移動を規制する規制位置と、前記第1の操作部材の前記解錠位置の方向への移動を開放する開放位置との間で移動する、外部から操作可能な第2の操作部材と、
    前記第2の操作部材を前記規制位置の方向に付勢する第2の付勢部材とを備え
    前記第1の操作部材は、移動方向に直交する左右両側に一対の被規制部を備え、
    前記第2の操作部材は、前記一対の被規制部に対応して左右両側に一対設けられ、かつそれぞれ回動軸を挟んで一方側に規制部を備え、他方側に操作片部を備えてなり、さらに、前記一対の操作片部を互いに近接する方向に操作したとき、前記一対の規制部が前記開放位置に移動することを特徴とする金銭処理機。
  2. 前記一括出扉は、対向する辺を有し、一方の辺側に前記本体側と回動可能に支持される支持部を備え、対向する他方の辺側に前記ロック部材のロック爪部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の金銭処理機。
  3. 前記本体側及び前記ロック爪部の少なくとも一方は、前記一括排出扉が閉位置に向けて回動するときの前記ロック爪部と前記本体側との当接部位が回動方向に沿ってテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の金銭処理機。
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